JPH07104533B2 - Ec防眩ミラ−の反射率自動制御駆動方法およびその駆動回路 - Google Patents

Ec防眩ミラ−の反射率自動制御駆動方法およびその駆動回路

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JPH07104533B2
JPH07104533B2 JP62023455A JP2345587A JPH07104533B2 JP H07104533 B2 JPH07104533 B2 JP H07104533B2 JP 62023455 A JP62023455 A JP 62023455A JP 2345587 A JP2345587 A JP 2345587A JP H07104533 B2 JPH07104533 B2 JP H07104533B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はエレクトロクロミック素子(以下EC素子と云
う)を自動車防眩ミラーに使用したEC防眩ミラーの反射
率自動制御駆動方法およびそれを実施する駆動回路に関
する。
[従来の技術] EC防眩ミラーに使用したEC素子の着色濃度を制御して任
意の反射率を得る方法としては、EC素子の着消色用の駆
動印加電圧の印加時間をスイッチング操作またはタイマ
で制御するか、または印加直流電圧値を変えることによ
り着色濃度を制御する方法が用いられている。
[発明が解決しようとする課題] 防眩ミラーに使用されるEC素子の着消色は、その都度極
性を反転した直流電圧を適当な時間だけ印加することに
より行なわれており、EC素子を無色より所定着色濃度ま
で着色濃度をあげ、以後自動車の運転環境の変化に応じ
て着色濃度を連続的に、または自動的に制御して防眩ミ
ラーの反射率を適度の値に維持することは困難であっ
た。即ち、防眩ミラーに使用されるEC素子の着色濃度を
上げ、防眩ミラーの反射率を下降させる場合は前記した
ようにEC素子に印加する印加電圧を適宜上げるか、また
は印加時間を適宜長くすることにより連続制御はある程
度可能であったが、しかし、EC素子の着色濃度を下げ、
防眩ミラーの反射率を上げる場合はEC素子への印加電圧
の極性を逆にして、所要着色濃度になるまで消色する操
作が必要で連続制御は困難で、自動制御は勿論困難であ
った。また、前記したようにEC防眩ミラーに使用される
EC素子の着色濃度の制御手段はスイッチまたはタイマ等
で行っており、前記したようにたとえ一部連続制御が可
能であっても応答性の点充分に機能するものでなかっ
た。
一方、自動車用ミラーには、 a、反射率の不規則且つ急激な変化は最小限に止める。
b、走行中に遭遇する周囲のさまざまな光の態様の変化
に対し、反射率を連続的に変化させて対応する。
c、眩しさを最小限に押さえるとともに、反射率をでき
るだけ高く取り良好な視界を得るようにする。
等の事項が要求され、特に、上記用件のうち、防眩ミラ
ーの駆動方法に要求される用件としては上記a、bの2
項で、反射率の不規則且つ急激な変化を押さえ連続的に
制御変化させることが厳しく求められている。
本発明は前記した従来のEC防眩ミラーの駆動方法では困
難であったEC素子の着色濃度の連続自動制御を可能と
し、特にEC防眩ミラーへの入射光の光量に合わせて該ミ
ラーの反射率を連続的に自動制御するとともに、上記自
動車用ミラーとして所要要件を満たすことのできる、EC
防眩ミラーの反射率自動制御駆動方法およびそれの駆動
回路を提供するにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本発明は、所定印加電圧を持
つ着消色用の直流駆動電源と周波数およびデューティ比
を入射光により連続可変自在とした交番方形波信号とに
より、連続可変自在の前記周波数およびデューティ比を
持つパルス状交番矩形波電圧を発生させ、該交番矩形波
電圧を前記エレクトロクロミック素子の駆動用印加電圧
として該素子に印加し交互に着消色をなし、前記入射光
により着色濃度を連続的に自動制御を可能としたもので
ある。
また、本発明は、発振周波数およびデューティ比を光電
セルにより連続可変自在として交番方形波信号を出力す
る低周波発振回路と、所定駆動印加電圧を持つ着消色用
直流駆動電源と、低周波発振回路より出力される交番方
形波信号を反転させる反転回路と、前記交番方形波信号
とそれの反転出力により作動してエレクトロクロミック
素子に前記着消色用直流駆動電源よりパルス状交番矩形
波電圧を印加通電するコンプリメンタリに接続されたト
ランジスタよりなるスイッチング回路と、エレクトロク
ロミック素子とにより、EC防眩ミラーの反射率自動制御
駆動回路を構成させたものである。
[作用] 本発明の駆動方法は、上記したようにEC素子に印加する
駆動印加電圧としては、EC素子を正負の矩形波電圧によ
り交互に着消色するパルス状交番矩形波電圧を用意し、
またそのパルス状交番矩形波電圧は周波数およびデュー
ティ比を制御信号、特に連続的に変化する入射光量に追
従して連続可変自在の構成としたため、EC素子に印加す
るパルス状矩形波電圧はパルス巾、即ち印加時間は入射
光量により制御され、EC素子の着色濃度の連続自動制御
を可能とし、EC防眩ミラーの反射率をミラーへの入射光
量に応じて適宜コントロールする。また駆動回路は前記
した構成としたため、従来のEC防眩ミラーの駆動回路に
みられた制御パルス回路、着消色切換信号回路等の回路
は不必要となり、回路を簡素化でき、素子の数も減少さ
せることができる。
[実施例] 第1図は本発明によるEC防眩ミラーの反射率を自動制御
する駆動方法の実施例を示すEC素子の駆動印加電圧波形
図で、第2図は本発明のEC防眩ミラーの反射率自動制御
駆動方法を実施する駆動回路を示す。
第1図に於て、1は着色用の矩形波電圧、2は消色用の
矩形波電圧、aは前記矩形波電圧1のパルス幅、bは前
記矩形波電圧2のパルス幅である。
第1図には着色用印加矩形波電圧1のパルス幅a、すな
わち印加時間を一定値10msecに設定して消色用矩形波電
圧2のパルス幅bを入射光量により連続自動制御させた
場合の着色、消色時の値を示す(実線矢印は着色、点線
矢印は消色を示す)。
本発明の駆動方法にあっては、第1図に見るように、波
高値+1.35V、パルス幅aを持つ着色用矩形波電圧1と
パルス幅bを持つ消色用矩形波電圧2よりなるパルス状
交番矩形波電圧をEC素子に印加して交互に着消色をな
し、入射光を光電セルに受けてその抵抗値を連続的に変
化する入射光量に追従して変化させ、パルス状交番矩形
波電圧の周波数およびデューティ比を連続自動制御でき
るようにし、例えば第1図の場合着色矩形波電圧のパル
ス幅aを一定(10msec)としたとき、消色用矩形波電圧
のパルス幅bを0.5〜5msecまで変化させて着色濃度の連
続制御できる構成とした。
また、本発明の駆動方法を実施する駆動回路を第2図に
示す。
図において、3は低周波発振回路、4は反転回路、5は
スイッチング回路、6はEC素子、7は着消色用直流駆動
電源、8は周囲光のごときアナログ信号である。低周波
発振回路3はオペアンプを使用した無安定マルチバイブ
レータよりなり、内蔵する積分回路の負帰還抵抗に並列
に光電セルCdSを接続し、連続的に変化する入射光量に
追従してその抵抗値を連続的に変え、着色用矩形波電圧
のデューティ比および周波数を連続的に自動制御する構
成にしてある。
スイッチング回路5は、トランジスタTr1とTr3およびTr
2とTr4とをそれぞれコンプリメンタリに接続したもので
ある。低周波発振回路3からは交番方形波信号を出力
し、該信号は直接トランジスタTr1とTr3のベースに入力
されるとともに、反転回路4を経由してその反転出力が
Tr2とTr4のベースに入力される。
低周波発振回路3よりの出力が「H」のときに、トラン
ジスタTr1、Tr4が作動し、「L」のときにTr2、Tr3が作
動する。Tr1、Tr4の作動により着消色用直流駆動電源7
はEC素子6に着色用矩形波電圧1を印加し、Tr2、Tr3
作動により着消色用直流駆動電源7はEC素子6に消色用
矩形波電圧2を印加し、EC素子6は交互に着消色され
る。
なお、トランジスタTr1、Tr4とTr2、Tr3のベースに入力
される前記交番方形波信号の「H」「L」のパルス幅だ
けTr1、Tr4とTr2、Tr3はそれぞれ作動し、着色用矩形波
電圧1のパルス幅aおよび消色用矩形波電圧2のパルス
幅bは前記「H」「L」のパルス幅によりそれぞれ設定
される。
以下本発明の作動状況を実施例に基づき第1図の場合に
つき説明する。
ミラーへ入射光8が入ると、低周波発振回路3に内蔵し
た積分回路の負帰還抵抗に並列に接続された光電セルCd
Sの抵抗値は小となり、低周波発振回路3より出力され
る交番方形波信号のデューティ比は大となり発振周波数
は大となる。その結果、Tr2、Tr3の作動期間は短かくな
り、EC素子6に印加される消色用矩形波電圧2のパルス
幅bは小となり、EC素子の着色濃度は上がり、EC防眩ミ
ラーの反射率は降下する。
上記したように低周波発振回路3の積分回路の光電セル
は連続的に変化する入射光量に追従してその抵抗値を連
続的に変え、低周波発振回路3より出力される交番方形
波信号の周波数およびデューティ比は変り、EC素子に印
加されるパルス状交番矩形波電圧のパルス幅も変り、EC
素子の着色濃度を連続的に自動的に制御できる。
[発明の効果] 上記のように本発明は、EC素子にパルス状交番矩形波電
圧を印加して交互に着消色をなし、且つパルス状交番矩
形波電圧の周波数およびデューティ比を防眩ミラーへの
連続変化しながら入射される入射光量の変化に追従して
連続自動制御する構成としたため、交互に着消色するパ
ルス状交番矩形波電圧の周波数及びデューティ比を連続
加減してEC素子の着色濃度を連続自動制御を可能とし、
EC防眩ミラーの反射率を不規則且つ急激な変化を伴うこ
と無く連続自動制御して所定反射率に維持できる反射率
自動制御駆動方法を提供でき、併せて従来方法では不可
能であった自動車用ミラーとしての本来の要求機能を発
揮させることができる。
またその駆動回路も低周波発振回路、スイッチング回
路、着消色用直流駆動電源、EC素子だけで構成でき、従
来これら駆動回路にみられた着消色切換信号回路、タイ
マ等よりなる制御パルス回路等は不要となり、回路構成
の簡単な駆動回路を提供できた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のEC防眩ミラーの反射率を連続的に自動
制御する駆動方法の実施例を示す駆動印加電圧波形図、
第2図は前記駆動方法を実施する駆動回路図である。1
……着色用矩形波電圧、2……消色用矩形波電圧、3…
…低周波発振回路、4……反転回路、5……スイッチン
グ回路、6……EC素子、7……着消色用直流駆動電源、
8……入射光。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エレクトロクロミック素子を用いた防眩ミ
    ラーの駆動方法であって、所定印加電圧を持つ着消色用
    直流駆動電源と周波数およびデューティ比を入射光量に
    より連続可変自在とした交番方形波信号とにより、前記
    連続可変自在の周波数およびデューティ比を持つパルス
    状交番矩形波電圧を発生させ、該交番矩形波電圧を前記
    エレクトロクロミック素子の駆動用印加電圧として該素
    子に印加し交互に着消色をなし、前記入射光により着色
    濃度を連続的に自動制御することを特徴としたEC防眩ミ
    ラーの反射率自動制御駆動方法。
  2. 【請求項2】エレクトロクロミック素子を用いた防眩ミ
    ラーの駆動回路であって、 発振周波数およびデューティ比を光電セルにより連続可
    変自在とした交番方形波信号を出力する低周波発振回路
    と、所定駆動印加電圧を持つ着消色用直流駆動電源と、
    低周波発振回路より出力される交番方形波信号を反転さ
    せる反転回路と、前記交番方形波信号とそれの反転出力
    により作動してエレクトロクロミック素子に前記着消色
    用直流駆動電源よりパルス状交番矩形波電圧を印加通電
    するスイッチング回路とよりなるEC防眩ミラー反射率自
    動制御駆動回路。
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JPS547954A (en) * 1977-06-20 1979-01-20 Canon Inc Display driving system
JPS58135722U (ja) * 1982-03-05 1983-09-12 旭硝子株式会社 Ec調光装置

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