JPH07104530B2 - Ec防眩ミラ−駆動方法およびその駆動回路 - Google Patents

Ec防眩ミラ−駆動方法およびその駆動回路

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JPH07104530B2
JPH07104530B2 JP2345287A JP2345287A JPH07104530B2 JP H07104530 B2 JPH07104530 B2 JP H07104530B2 JP 2345287 A JP2345287 A JP 2345287A JP 2345287 A JP2345287 A JP 2345287A JP H07104530 B2 JPH07104530 B2 JP H07104530B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はエレクトロクロミック素子(以後EC素子とい
う)の電気化学的現象を利用したEC防眩ミラー駆動方法
に関するもので、特に全固体型EC素子を使用した自動車
用防眩ミラーの駆動方法およびその駆動回路に関する。
[従来の技術] 全固体型EC素子を用いたEC防眩ミラーは、ガラス基板
と、透明電極と、誘電体膜または固体電解膜からなる絶
縁層と、一層以上のEC層と対向電極(A1反射膜)より形
成され、電極間に電圧が印加されることにより電気化学
反応がおき、着色または消色する。EC層に、例えばWO3
を用いた場合における着消色機構は、次式で表される酸
化還元反応式により説明される。
WO3+xH++xe-HxWO3 上式のように、素子内部の絶縁層に吸収されているH2O
よりプロトンH+が供給されタングステンブロンズHxWO3
の形成により着色するが、印加電圧を逆にすれば消色状
態になる。
EC素子は上記着色の際絶縁層における電解質の電気分解
によって発生されるH+およびOH-の量が必要以上になっ
た場合、ガスの発生を伴い劣化の原因を形成すると云わ
れている。また消色時には、H+とOH-の反応によりH2Oが
発生し、H2Oは透明電極であるITOや対向電極であるAl反
射膜を酸化させるため、電極表面に絶縁膜が形成され、
電極の抵抗値を上げることになり、素子の応答性を著し
く悪化させる。この現象はEC素子の駆動印加電圧の連続
印加の場合には印加電圧の電圧値にもよるが、顕著に起
きるものである。
EC素子を用いたEC防眩ミラーの従来の駆動方法は、着色
時には駆動最大印加電圧である1.35vの直流電圧を所定
時間印加し、その後引き続きその着色濃度を維持するた
め、着色維持電圧1.2V(反射率約17%に維持)を連続的
に印加している。また、消色時には着色時の印加電圧の
逆極性の0.5〜1.35vの直流電圧を連続印加する。この場
合、所定着色濃度に達する時間帯と、着色より消色にす
る時間帯と、着色濃度を維持する時間帯とを比較する
と、着消色維持の時間帯がその大部分を占め、この時間
帯における駆動印加電圧の連続印加が劣化の大きな要素
と考えられる。
[発明が解決しようとする課題] 自動車用EC素子防眩ミラーは、その使用状況によって
は、EC素子を着色から消色へ、また消色から着色へとの
一連の反転操作を繰り返し行なうことが屡々必要であ
る。着色から消色させるとき印加電圧の極性を反転させ
る方式により構成された従来の駆動回路では、反転切換
時の大きな立上り電流がその都度電源回路に繰返し流さ
れるため、電源部トランジスタの発熱劣化をまねき、し
たがって使用部品にも容量の大きなものが要求され、ま
た、印加電圧の極性反転用のスイッチング回路等も必要
であり、回路も煩雑であった。さらに、自動車用防眩ミ
ラーにおいては、EC素子の劣化および着消色の頻繁なる
切換による関連素子特に電源回路やスイッチング回路の
パワートランジスタ等の発熱劣化等回路保守の点からも
問題があった。本発明の目的はこれら従来の駆動方法に
よって起きたEC素子の劣化および関連素子の劣化を防
ぎ、その寿命を延ばすことにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本発明においては劣化の発生
過程を、電圧印加より着色までの着色始動過程と、着色
始動過程と消色過程との間に行なわれる着色維持過程
と、消色過程とに分け、それぞれの過程における劣化を
最小限にとどめるようにしたものである。すなわち本発
明における駆動方法は、印加当初の応答性に対応する高
印加電圧より通電電流飽和後の低印加電圧へ段階的に降
下する段階矩形波電圧と、前記低印加電圧と同じ極性と
同じ電圧波高値を持つパルス状断続電圧とを着色用駆動
印加電圧として用意し、着色始動過程においては、前記
段階矩形波電圧を、所定時間連続印加し、消色過程にお
いては、EC素子の両端子を短絡し、前記着色始動過程と
消色過程との間の着色維持過程においては、前記パルス
状断続電圧を断続印加することを特徴とする。
また、EC素子を着消色させる主回路と、着消色用の補助
回路と、着色維持用の補助回路とで上記方法を実現でき
るEC防眩ミラーの駆動回路を構成させる。
前記主回路は、安定化電源回路と、前記着色用段階矩形
波電圧とパルス状断続電圧とよりなる段階状直流電圧を
供給する段階状直流電圧供給回路と、前記段階状直流電
圧をEC素子に印加して着色し、着色維持し、またはEC素
子を回路より分離開放するか、または両端子を短絡させ
ることにより消色させるスイッチング回路とからなる。
前記着消色用の補助回路は、駆動スイッチの入力の都度
作動し着消色のトリガパルスを出力して、前記段階状直
流電圧供給回路を作動させる着消色トリガパルス回路
と、前記トリガパルスの入力により作動して、着色始動
過程と着色維持過程の着色信号と消色過程の消色信号と
を交互に切換え出力する着消色切換信号回路と、前記ト
リガパルスの入力により作動して、前記着色信号または
消色信号の出力に対応する所定着色時間または所定消色
時間をそれぞれ規定する制御パルスを出力する制御パル
ス回路と、前記所定着色時間を規定する制御パルスと前
記着色信号とにより作動し、スイッチング回路を介して
着色用段階矩形波電圧を連続印加する着色用段階矩形波
電圧の印加信号回路と、前記消色信号と前記所定消色時
間を規定する制御パルスとにより作動し、スイッチング
回路を介してEC素子の両端子を所定消色時間の間短絡す
る消色用短絡信号回路とからなる。
前記着色維持用の補助回路は、前記パルス状断続電圧の
パルス幅とパルス間隔を規定するパルス発振回路と、該
回路の出力と前記制御パルス回路の出力との反転論理和
を形成するNOR回路と、該NOR回路の出力と前記着色信号
とにより作動し、スイッチング回路を介してパルス状断
続電圧の断続印加を可能とするパルス状断続電圧の印加
信号回路とからなるものである。
さらに、主回路における前記段階状直流電圧供給回路
は、単安定マルチバイブレータと、該マルチバイブレー
タの出力により基準電圧を変更して出力電圧を規制する
オペアンプと、オペアンプの出力側に接続したトランジ
スタとで構成した直列形定電圧回路だることを特徴とす
る。
[作用] 着色始動過程においては、電圧印加当初には高印加電圧
を持ち通電電流の飽和後は低印加電圧に段階的に下降す
る着色用段階矩形波電圧によって連続的に印加させるた
め、素子の応答性を高める。また、着色後の着色維持過
程においては、従来の連続印加の代わりにパルス状断続
電圧の断続印加し、更に消色過程にはEC素子の両端子を
短絡することにより、素子の劣化を最小限にとどめEC素
子の寿命を長くすることができ、また、消色用印加電圧
の切換時の突入電流はなくなり、EC素子の劣化防止は勿
論パワートランジスタ等の関連素子の過熱劣化を防止で
きる。
また上記のように、EC素子を着消色させる主回路と、着
消色用の補助回路と、着色維持用の補助回路とで上記方
法を実現できるEC防眩ミラーの駆動回路を構成させたた
め、所定の着色濃度に達するまでは着消色用の補助回路
により着色用段階矩形波電圧の連続印加を行ない、その
後は着色維持用の補助回路によりパルス状電圧による断
続印加を行ない、消色時には前記着消色用の補助回路に
よりEC素子の短絡を行なう。そのため、駆動用印加電圧
の連続印加は少なくとも必要と思われる着色始動過程に
止めることができ、EC素子の劣化を最小限に押さえるこ
とができる。特に消色時はEC素子を短絡することにより
従来見られた消色切換時の突入電流もなくなり、電源回
路素子の劣化防止およびスイッチング回路の簡素化がで
き、確実な作動を可能とする。
[実施例] 第1図は本発明によるEC防眩ミラーの駆動方法の実施例
を示す駆動印加電圧波形図である。第1図において、1
は着色始動過程TCにおける段階矩形波電圧、2は着色維
持過程TDにおけるパルス状断続電圧、T1は着色期間を指
し、着色時印加電圧をEC素子に連続ないし断続印加を開
始してより、次の消色時にEC素子を短絡する時までの時
間を指す。
着色始動過程TCでは、駆動印加電圧を高印加電圧VDより
低印加電圧VSに段階的に降下させた着色用段階矩形波電
圧1を印加する。印加の当初は高印加電圧VDを印加して
応答性に対応させ、時間tc1が経過して着色がある程度
進み通電電流が飽和した後は、時間tc2の間、印加電圧
を低印加電圧VSに下げ、所定着色時間TC(=tc1+tc2
で所定の着色濃度に達するようにする。
次に所定着色濃度に達した後は、前記低印加電圧VSの電
圧波高値を持ち、パルス幅TD2、パルス間隔TD1を持つパ
ルス状断続電圧2を、着色維持過程であるTDの間、断続
印加する。ついで、消色過程ではEC素子の両端子を所定
消色時間T2だけ短絡する。
なお、上記時間及び電圧の設定値は、例えば下記のとお
りである。
tc1=5sec、tc2=5sec TC=tc1+tc2=10sec、TC=T2、 1sec≦TD1≦20sec、10<TD1/TD2<20 VD=1.35ボルト、VS=1.2ボルト 第2図は本発明EC防眩ミラーの駆動方法を実施する駆動
回路のブロック図であり、第3図は第2図のブロック図
を具体的に示す回路図である。
図示の駆動回路は、EC素子29を着消色させる主回路と、
着消色用の補助回路と、着色維持用の補助回路とで構成
されている。
主回路は、安定化電源回路10と、前記着色用段階矩形波
電圧とパルス状断続電圧とよりなる段階状直流電圧を供
給する段階状直流電圧供給回路11と、前記段階状直流電
圧をEC素子29に印加して着色し、着色維持し、またはEC
素子を回路より分離開放するか、または両端子を短絡さ
せることにより消色させるスイッチング回路28とからな
る。
着消色用の補助回路は、駆動スイッチSWの入力の都度作
動し着消色のトリガパルスを出力して、前記段階状直流
電圧供給回路11を作動させる着消色トリガパルス回路20
と、前記トリガパルスの入力により作動して、着色始動
過程と着色維持過程の着色信号と消色過程の消色信号と
を交互に切換え出力する着消色切換信号回路22と、前記
トリガパルスの入力により作動して、前記着色信号また
は消色信号の出力に対応する所定着色時間または所定消
色時間をそれぞれ規定する制御パルスを出力する制御パ
ルス回路21と、前記所定着色時間を規定する制御パルス
と前記着色信号とにより作動し、スイッチング回路28を
介して着色用段階矩形波電圧を連続印加する着色用段階
矩形波電圧の印加信号回路23と、前記消色信号と前記所
定消色時間を規定する制御パルスとにより作動し、スイ
ッチング回路28を介してEC素子29の両端子を所定消色時
間の間短絡する消色用短絡信号回路24とからなる。
前記着色維持用の補助回路は、前記パルス状断続電圧の
パルス幅とパルス間隔を規定するパルス発振回路25と、
該回路の出力と制御パルス回路21の出力との反転論理和
を形成するNOR回路26と、該NOR回路の出力と着色信号と
により作動し、スイッチング回路28を介してパルス状断
続電圧の断続印加を可能とするパルス状断続電圧の印加
信号回路27とからなる。
さらに、主回路における前記段階状直流電圧供給回路11
は、単安定マルチバイブレータ4と、該マルチバイブレ
ータ4の出力により基準電圧を変更して出力電圧を規制
するオペアンプ3と、オペアンプの出力側に接続したト
ランジスタとで構成された直列形定電圧回路である。
段階状直流電圧供給回路11は、単安定マルチバイブレー
タ4により所定時間(tc1)だけオペアンプ3を使った
直列形定電圧回路の基準電圧を上昇させて高印加電圧VD
を供給し、tc1経過後は低印加電圧VSの電圧波形を持つ
段階状直流電圧(第1図)を、着消色トリガパルスによ
り前記単安定マルチバイブレータ4を作動させることに
より発生させて、スイッチング回路28へ供給する。
制御パルス回路21は単安定マルチバイブレータ5よりな
り、着消色トリガパルス回路20よりのトリガパルスによ
りTC=T2(本実施例ではTC=T2と設定してある)だけパ
ルスを出力し、着色始動過程の印加時間である所定着色
時間または消色過程の短絡時間である所定消色時間T2
規定する。
着消色切換信号回路22は、R-S-D-FF(SR入力付きDフィ
リップフロップ)6よりなり、着消色トリガパルス回路
20よりのトリガパルスによりパルスの入力する都度着色
信号又は消色信号を継続出力する。パルス発振回路25は
オペアンプ7による無安定マルチバイブレータよりな
り、前記パルス状断続電圧のパルス間隔およびパルス幅
を規定する。スイッチング回路28はトランジスタによ
る、EC素子29への、着色時の駆動印加電圧の連続印加お
よび断続印加と、消色時のEC素子の両端子短絡および開
放の切換スイッチング回路である。
以下本発明の駆動回路の作動につき説明する。着消色用
トリガパルスが着消色トリガパルス回路20より出力され
ると、該トリガパルスは段階状直流電圧供給回路11、制
御パルス回路21、着消色切換信号回路22に同時に入力
し、段階状直流電圧供給回路11によりtc1だけ高印加電
圧VDを持ち、前記tc1経過後のtc2は低印加電圧VSを持つ
段階矩形波電圧(第1図)をスイッチング回路28へ供給
する。
着色始動過程では、制御パルス回路21は同時入力された
前記トリガパルスにより、所定着色時間TCを規定する制
御パルスを出力し、該信号と着消色切換信号回路22より
前記トリガパルスにより同時に出力される着色信号とに
より、着色用段階矩形波電圧の印加信号回路23において
選択され、着色用段階矩形波電圧の印加信号を所定着色
時間TCだけスイッチング回路28へ出力する。またNOR回
路26は、発振回路25より出力されるパルスと制御パルス
回路21より出力されるパルスとを組合せ、パルス状断続
電圧の印加信号回路27を経て着色過程終了後の着色維持
過程の印加電圧であるパルス状断続電圧の印加信号を着
色信号が継続出力されている時間間TDだけ、スイッチン
グ回路28へ出力する。
消色過程では、前記着消色トリガパルス回路20より出力
する消色用のトリガパルスにより、制御パルス回路21よ
り所定消色時間T2を規定する制御パルスを出力させ、ま
た着消色切換信号回路22からは消色信号を出力させ、消
色用短絡信号回路24において選択され、短絡信号を前記
T2だけスイッチング回路28へ出力する。
このようにして、スイッチング回路28は内蔵するトラン
ジスタによりスイッチング作用を行い、EC素子29へ、着
色用段階矩形波電圧による所定着色時間TCの間の連続印
加を行い、または前記パルス状断続電圧によるTDの間の
断続印加を行い、または所定消色時間T2の間の両端子短
絡等の消色を行なう。なお、スイッチグ回路28に内蔵す
るトランジスタ回路はトランジスタのベースへの前記印
加信号がないときは、EC素子29を回路より開放し、前記
着色維持状態や消色状態で電圧が印加されないときはEC
素子を開放状態とする。
[発明の効果] 上記のように、本発明によれば、印加当初に作動する高
印加電圧と印加後暫時にして作動する低印加電圧とを持
つ着色用段階矩形波電圧と、パルス状断続電圧とを用意
し、着色始動過程(電圧印加より所定着色濃度までに着
色する)には前者の着色用段階矩形波電圧を時間TCだけ
連続印加し、そのあとの着色維持過程には前者と同じ極
性の低印加電圧を持つパルス状断続電圧を時間TDだげ断
続印加するようにしたため、電圧印加より着色消色まで
の過程においては素子の応答性を高め、また着色維持過
程および消色過程において、駆動印加電圧による連続印
加による劣化が除去でき、素子の寿命を延ばすことがで
きる。
また、主回路、着消色用の補助回路及び着色維持用の補
助回路によって駆動回路を構成したため、確実に着色で
きるほか、EC素子の両端子を一定時間だけ短絡するだけ
で消色できるので消色切換時の突入電流はなくなり、パ
ワートランジスタ等の関連素子の過熱劣化を防止でき、
スイッチング回路も簡素化できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のEC防眩ミラー駆動方法の実施例を示す
駆動印加電圧波形図、第2図は本発明のEC防眩駆動ミラ
ー駆動方法を実施するための駆動回路のブロック図、第
3図は第2図のブロック図を具体的に示す駆動回路図で
ある。 1……着色用段階矩形波電圧、2……着色維持用のパル
ス状断続電圧、3、7……オペアンプ、4、5……単安
定マルチバイブレータ、6……R-S-D-FF、10……安定化
電源回路、11……段階状直流電圧供給回路、20……着消
色トリガパルス回路、21……制御パルス回路、22……着
消色切換信号回路、23……着色用段階矩形波電圧の印加
信号回路、24……消色用短絡信号回路、25……パルス発
振回路、26……NOR回路、27……パルス状断続電圧の印
加信号回路、28……スイッチング回路、29……EC素子。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エレクトロクロミック素子を用いた防眩ミ
    ラーの駆動方法にあって、印加当初の応答性に対応する
    高印加電圧より通電電流飽和後の低印加電圧へ段階的に
    下降する段階矩形波電圧と、前記低印加電圧と同じ極性
    と同じ電圧波高値を持つパルス状断続電圧とを着色用駆
    動印加電圧として用意し、 着色始動過程においては、前記段階矩形波電圧を、所定
    時間連続印加し、 消色過程においては、エレクトロクロミック素子の両端
    子を短絡し、 前記着色始動過程と消色過程との間の着色維持過程にお
    いては、前記パルス状断続電圧を断続印加することを特
    徴とするEC防眩ミラー駆動方法。
  2. 【請求項2】エレクトロクロミック素子を着消色させる
    主回路と、着消色用の補助回路と、着色維持用の補助回
    路とを備えたEC防眩ミラーの駆動回路であって; 前記主回路は、 安定化電源回路と、着色用段階矩形波電圧とパルス状断
    続電圧とよりなる段階状直流電圧を供給する段階状直流
    電圧供給回路と、前記段階状直流電圧をエレクトロクロ
    ミック素子に印加して着色し、着色維持し、またはエレ
    クトロクロミック素子を回路より分離開放するか、また
    は両端子を短絡させることにより消色させるスイッチン
    グ回路とからなり; 前記着消色用の補助回路は、 駆動スイッチの入力の都度作動し着消色のトリガパルス
    を出力して、前記段階状直流電圧供給回路を作動させる
    着消色トリガパルス回路と、前記トリガパルスの入力に
    より作動して、着色始動過程と着色維持過程の着色信号
    と消色過程の消色信号とを交互に切換え出力する着消色
    切換信号回路と、前記トリガパルスの入力により作動し
    て、前記着色信号または消色信号の出力に対応する所定
    着色時間または所定消色時間をそれぞれ規定する制御パ
    ルスを出力する制御パルス回路と、前記所定着色時間を
    規定する制御パルスと前記着色信号とにより作動し、ス
    イッチング回路を介して着色用段階矩形波電圧を連続印
    加する着色用段階矩形波電圧の印加信号回路と、前記消
    色信号と前記所定消色時間を規定する制御パルスとによ
    り作動し、スイッチング回路を介してEC素子の両端子を
    所定消色時間の間短絡する消色用短絡信号回路とからな
    り; 前記着色維持用の補助回路は、 前記パルス状断続電圧のパルス幅とパルス間隔を規定す
    るパルス発振回路と、該回路の出力と前記制御パルス回
    路の出力との反転論理和を形成するNOR回路と、該NOR回
    路の出力と前記着色信号とにより作動し、スイッチング
    回路を介してパルス状断続電圧の断続印加を可能とする
    パルス状断続電圧の印加信号回路とからなる、 ことを特徴とするEC防眩ミラー駆動回路。
  3. 【請求項3】段階状直流電圧供給回路は、単安定マルチ
    バイブレータと、該マルチバイブレータの出力により基
    準電圧を変更して出力電圧を規制するオペアンプと、オ
    ペアンプの出力側に接続したトランジスタとで構成した
    直列形定電圧回路であることを特徴とする特許請求の範
    囲第2項記載のEC防眩ミラー駆動回路。
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