JPH07104465B2 - ノンメタリツク光ケ−ブル - Google Patents
ノンメタリツク光ケ−ブルInfo
- Publication number
- JPH07104465B2 JPH07104465B2 JP59024642A JP2464284A JPH07104465B2 JP H07104465 B2 JPH07104465 B2 JP H07104465B2 JP 59024642 A JP59024642 A JP 59024642A JP 2464284 A JP2464284 A JP 2464284A JP H07104465 B2 JPH07104465 B2 JP H07104465B2
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- Japan
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- metallic
- tensile strength
- optical
- optical fiber
- cable
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-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/44—Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
- G02B6/4401—Optical cables
- G02B6/4429—Means specially adapted for strengthening or protecting the cables
- G02B6/443—Protective covering
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
- Insulated Conductors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は送電線用鉄塔間に吊架するノンメタリック光ケ
ーブルに関するものである。
ーブルに関するものである。
従来より電力送電線用の鉄塔間に、発電所と変電所間の
連絡用等に使用する目的で光ケーブルを吊下することが
行なわれている。この光ケーブルとしては落雷を避ける
ためや誘導電圧の影響を受けないようにノンメタリック
光ケーブルであることが望ましく、さらに、鉄塔間隔が
約300mと長いことから、風による異常振動や風雪による
張力増加にも耐え得ることが必要である。以上のような
要求に対して既に第1図のようなノンメタリック光ケー
ブルが知られている。これは、被覆を有する光ファイバ
と非金属抗張力体、例えば、ガラス繊維強化プラスチッ
ク(以下FRPと称す。)との集合体に保護被覆を設けて
なる光ユニット2を、所定間隔に設けてなる非金属製の
プレハンガー4を介して、しかも特定のたるみ量lを持
たせて、FRPのロッド等からなる非金属抗張力体3に吊
り下げるものである。しかしながら、この構造のものは
布設張力や風雪による張力増加に対しては、光ユニット
2に添設した非金属抗張力体3や光ユニット2に持たせ
たたるみ量lの効果により充分耐え得るが、構造的にみ
て、光ユニット2と非金属抗張力体3が別々なためドラ
ムへの巻取りや布設時の作業性が悪い等取扱い上問題が
ある。一方、取扱いという点からは、前記非金属抗張力
体3と光ユニット2とを一体化した方が好ましく例え
ば、第2図の如く、FRPからなるロッド状の抗張力体5
とそのまわりに設けてなる光ファイバ6との集合体にプ
ラスチックテープまたはプラスチックの押出被覆体より
なる保護被覆7を設けてなる光ユニット2の周囲に、FR
Pのロッドを層状に撚り合せてなる抗張力体層9を設
け、該抗張力体層9の外側にポリエチレンやポリ塩化ビ
ニル等からなる外部被覆10を設けたものがある。しか
し、この構造のものは抗張力体層9としてFRPのロッド
を用いているため各ロッド間に空隙部が多く、その結
果、相対的に抗張力体層9の断面積を大きくせざるを得
なくなり、ケーブル外径、すなわち、外部被覆外径が大
きくなる。そのため光ユニットと非金属抗張力体を一体
化したことにより、形状的には異常振動は生じにくくな
るものの、ケーブル外径が大きくなることにより風雪に
よる張力を受け易くなる。さらに、FRP製のロッドは硬
く可撓性に乏しいため、ケーブル全体も可撓性が乏しく
なり、その結果、ケーブル製造時の巻取り作業やケーブ
ル布設作業が困難になるという問題もある。
連絡用等に使用する目的で光ケーブルを吊下することが
行なわれている。この光ケーブルとしては落雷を避ける
ためや誘導電圧の影響を受けないようにノンメタリック
光ケーブルであることが望ましく、さらに、鉄塔間隔が
約300mと長いことから、風による異常振動や風雪による
張力増加にも耐え得ることが必要である。以上のような
要求に対して既に第1図のようなノンメタリック光ケー
ブルが知られている。これは、被覆を有する光ファイバ
と非金属抗張力体、例えば、ガラス繊維強化プラスチッ
ク(以下FRPと称す。)との集合体に保護被覆を設けて
なる光ユニット2を、所定間隔に設けてなる非金属製の
プレハンガー4を介して、しかも特定のたるみ量lを持
たせて、FRPのロッド等からなる非金属抗張力体3に吊
り下げるものである。しかしながら、この構造のものは
布設張力や風雪による張力増加に対しては、光ユニット
2に添設した非金属抗張力体3や光ユニット2に持たせ
たたるみ量lの効果により充分耐え得るが、構造的にみ
て、光ユニット2と非金属抗張力体3が別々なためドラ
ムへの巻取りや布設時の作業性が悪い等取扱い上問題が
ある。一方、取扱いという点からは、前記非金属抗張力
体3と光ユニット2とを一体化した方が好ましく例え
ば、第2図の如く、FRPからなるロッド状の抗張力体5
とそのまわりに設けてなる光ファイバ6との集合体にプ
ラスチックテープまたはプラスチックの押出被覆体より
なる保護被覆7を設けてなる光ユニット2の周囲に、FR
Pのロッドを層状に撚り合せてなる抗張力体層9を設
け、該抗張力体層9の外側にポリエチレンやポリ塩化ビ
ニル等からなる外部被覆10を設けたものがある。しか
し、この構造のものは抗張力体層9としてFRPのロッド
を用いているため各ロッド間に空隙部が多く、その結
果、相対的に抗張力体層9の断面積を大きくせざるを得
なくなり、ケーブル外径、すなわち、外部被覆外径が大
きくなる。そのため光ユニットと非金属抗張力体を一体
化したことにより、形状的には異常振動は生じにくくな
るものの、ケーブル外径が大きくなることにより風雪に
よる張力を受け易くなる。さらに、FRP製のロッドは硬
く可撓性に乏しいため、ケーブル全体も可撓性が乏しく
なり、その結果、ケーブル製造時の巻取り作業やケーブ
ル布設作業が困難になるという問題もある。
前記問題に鑑み本発明の目的は、風雪による張力増加に
耐え、かつ布設作業の容易なノンメタリック光ケーブル
を提供することにある。
耐え、かつ布設作業の容易なノンメタリック光ケーブル
を提供することにある。
前記目的を達成すべく本発明のノンメタリック光ケーブ
ルは、光ファイバ径より大きい内径を有するプラスチッ
クパイプ内に光ファイバをゆるい状態で収納してなる光
ファイバパイプ心線と非金属抗張力体との集合体に非金
属製の保護被覆を設けてなる光ユニットと、該光ユニッ
トのまわりに設けてなる非金属製の繊維からなる抗張力
体層と、該抗張力体層のまわりに設けてなる非金属製の
外部被覆とからなることを特徴とするものである。
ルは、光ファイバ径より大きい内径を有するプラスチッ
クパイプ内に光ファイバをゆるい状態で収納してなる光
ファイバパイプ心線と非金属抗張力体との集合体に非金
属製の保護被覆を設けてなる光ユニットと、該光ユニッ
トのまわりに設けてなる非金属製の繊維からなる抗張力
体層と、該抗張力体層のまわりに設けてなる非金属製の
外部被覆とからなることを特徴とするものである。
本発明の実施例を図を参照して詳細に説明する。第3図
は本発明の一実施例を示す。第3図が示すように本発明
のノンメタリック光ケーブルは、FRP等の非金属抗張力
体5のまわりに、光ファイバ11を該光ファイバ11の外径
より大きい内径を有するプラスチックパイプ12内にゆる
い状態で収納してなる光ファイバパイプ心線13を複数本
集合しポリエチレンやポリ塩化ビニルからなる非金属製
のテープまたは押出被覆体による保護被覆7を設け光ユ
ニット2を形成し、該光ユニット2のまわりにポリアラ
ミド繊維等よりなる、いわゆる非金属製の抗張力繊維か
らなる非金属抗張力体層14を設け、最外層にポリエチレ
ンまたはポリ塩化ビニル等からなる非金属製の外部被覆
10を設けるものである。なお、降雪地に吊架する場合は
難着雪用ヒレ15が設けられる。また、光ファイバパイプ
心線13のプラスチックパイプ12内にジェリー状の充填材
を注入し、光ファイバ11とプラスチックパイプ12の内壁
との摩擦を軽減してもよい。
は本発明の一実施例を示す。第3図が示すように本発明
のノンメタリック光ケーブルは、FRP等の非金属抗張力
体5のまわりに、光ファイバ11を該光ファイバ11の外径
より大きい内径を有するプラスチックパイプ12内にゆる
い状態で収納してなる光ファイバパイプ心線13を複数本
集合しポリエチレンやポリ塩化ビニルからなる非金属製
のテープまたは押出被覆体による保護被覆7を設け光ユ
ニット2を形成し、該光ユニット2のまわりにポリアラ
ミド繊維等よりなる、いわゆる非金属製の抗張力繊維か
らなる非金属抗張力体層14を設け、最外層にポリエチレ
ンまたはポリ塩化ビニル等からなる非金属製の外部被覆
10を設けるものである。なお、降雪地に吊架する場合は
難着雪用ヒレ15が設けられる。また、光ファイバパイプ
心線13のプラスチックパイプ12内にジェリー状の充填材
を注入し、光ファイバ11とプラスチックパイプ12の内壁
との摩擦を軽減してもよい。
このようにしてなる本発明のノンメタリック光ケーブル
においては、パイプ内で光ファイバが比較的自由に動け
るという特性、すなわち、伸び緩和効果に優れた光ファ
イバパイプ心線を用いていること、また、非金属製の抗
張力繊維からなる非金属抗張力体層を有していることか
ら布設張力や風雪による張力増加に充分耐え得ると共
に、前記非金属抗張力体層に繊維状の抗張力体を用いて
いるため、従来のFRP製ロッドを用いた第2図のものに
比べて比較的密な状態で前記非金属抗張力体層を形成で
きるのでケーブル外径を小さくできる。その結果、風雪
による張力増加を少なくできるという効果もある。
においては、パイプ内で光ファイバが比較的自由に動け
るという特性、すなわち、伸び緩和効果に優れた光ファ
イバパイプ心線を用いていること、また、非金属製の抗
張力繊維からなる非金属抗張力体層を有していることか
ら布設張力や風雪による張力増加に充分耐え得ると共
に、前記非金属抗張力体層に繊維状の抗張力体を用いて
いるため、従来のFRP製ロッドを用いた第2図のものに
比べて比較的密な状態で前記非金属抗張力体層を形成で
きるのでケーブル外径を小さくできる。その結果、風雪
による張力増加を少なくできるという効果もある。
さらに、前述の如く、非金属抗張力体層が繊維で形成さ
れているので可撓性にも優れており、ケーブル製造時及
びケーブル布設時の作業も容易である。加えて、抗張力
体の部分と光ユニット部分が一体化されているので形状
的に風による異常振動は起りにくいし、一体であるが故
に布設も簡単である。
れているので可撓性にも優れており、ケーブル製造時及
びケーブル布設時の作業も容易である。加えて、抗張力
体の部分と光ユニット部分が一体化されているので形状
的に風による異常振動は起りにくいし、一体であるが故
に布設も簡単である。
以上の如く本発明によれば、風雪による張力増加に耐
え、かつ、風よる異常振動を生じにくく、また、布設作
業等が容易なノンメタリック光ケーブルを得ることがで
きる。
え、かつ、風よる異常振動を生じにくく、また、布設作
業等が容易なノンメタリック光ケーブルを得ることがで
きる。
第1図は従来のノンメタリック光ケーブルの斜視図、第
2図も従来のノンメタリック光ケーブルの別の例を示す
横断面図、第3図は本発明のノンメタリック光ケーブル
の一実施例を示す拡大横断面図である。 2……光ユニット、3、5……非金属抗張力体、7……
保護被覆、10……外部被覆、13……光ファイバパイプ心
線、14……非金属抗張力体層
2図も従来のノンメタリック光ケーブルの別の例を示す
横断面図、第3図は本発明のノンメタリック光ケーブル
の一実施例を示す拡大横断面図である。 2……光ユニット、3、5……非金属抗張力体、7……
保護被覆、10……外部被覆、13……光ファイバパイプ心
線、14……非金属抗張力体層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小粥 幹夫 千葉県市原市八幡海岸通6 古河電気工業 株式会社千葉電線製造所内 審査官 北川 清伸 (56)参考文献 特開 昭58−11904(JP,A) 特開 昭57−27204(JP,A) 特開 昭58−11908(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】光ファイバ径より大きい内径を有するプラ
スチックパイプ内に光ファイバをゆるい状態で収納して
なる光ファイバパイプ心線と非金属抗張力体との集合体
に非金属製の保護被覆を設けてなる光ユニットと、該光
ユニットのまわりに設けてなる非金属製の繊維からなる
抗張力体層と、該抗張力体層のまわりに設けてなる非金
属製の外部被覆とからなることを特徴とするノンメタリ
ック光ケーブル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59024642A JPH07104465B2 (ja) | 1984-02-13 | 1984-02-13 | ノンメタリツク光ケ−ブル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59024642A JPH07104465B2 (ja) | 1984-02-13 | 1984-02-13 | ノンメタリツク光ケ−ブル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60168107A JPS60168107A (ja) | 1985-08-31 |
JPH07104465B2 true JPH07104465B2 (ja) | 1995-11-13 |
Family
ID=12143787
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59024642A Expired - Fee Related JPH07104465B2 (ja) | 1984-02-13 | 1984-02-13 | ノンメタリツク光ケ−ブル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07104465B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6396610A (ja) * | 1986-10-14 | 1988-04-27 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 海底光フアイバケ−ブル |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5727204A (en) * | 1980-06-12 | 1982-02-13 | Bayer Ag | Optical communication cable |
JPS5811908A (ja) * | 1981-07-15 | 1983-01-22 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | ノンメタル光ケ−ブルユニツト |
JPS5811904A (ja) * | 1981-07-16 | 1983-01-22 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 光ケ−ブル |
-
1984
- 1984-02-13 JP JP59024642A patent/JPH07104465B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60168107A (ja) | 1985-08-31 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |