JPH071043U - カラーフォアハース - Google Patents
カラーフォアハースInfo
- Publication number
- JPH071043U JPH071043U JP3484593U JP3484593U JPH071043U JP H071043 U JPH071043 U JP H071043U JP 3484593 U JP3484593 U JP 3484593U JP 3484593 U JP3484593 U JP 3484593U JP H071043 U JPH071043 U JP H071043U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- zone
- color
- stirring
- forehearth
- glass
- Prior art date
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- Pending
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- Glass Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ガラス成形機に安定した色ガラス素地を供給
するカラーフォアハースにおいての色替え時に起こる色
スジ、脱色スジを減らすようにすることである。 【構成】 着色剤投入ゾーンと着色剤撹拌ゾーンとクー
リングゾーンとコンディショニングゾーン及びスパウト
を有するフォアハースにおいて、クーリングゾーンの一
部に少なくとも第2撹拌ゾーンを設けるとともに、該第
2撹拌ゾーンーンの底部のフォアハースの構造は、テー
パー形状のダムを第2撹拌ゾーンの上流側に設置したも
のである。
するカラーフォアハースにおいての色替え時に起こる色
スジ、脱色スジを減らすようにすることである。 【構成】 着色剤投入ゾーンと着色剤撹拌ゾーンとクー
リングゾーンとコンディショニングゾーン及びスパウト
を有するフォアハースにおいて、クーリングゾーンの一
部に少なくとも第2撹拌ゾーンを設けるとともに、該第
2撹拌ゾーンーンの底部のフォアハースの構造は、テー
パー形状のダムを第2撹拌ゾーンの上流側に設置したも
のである。
Description
【0001】
本考案は、ガラス成形において色素地のガラス製品を製造するためのカラーフ ォアハースで色替え後に残る色スジあるいは脱色スジと呼ばれるガラス欠点を解 消するためのものである。この欠点は着色剤撹拌装置の劣化及び能力不足によっ て慢性的に発生する色ムラとは異なった原因によって生じるものである。
【0002】
従来から、均一な温度のガラスをフィーダーに供給するためのフォアハースで あって、色素地のガラス製品を製造するためのカラーフォアハースが知られてい る。このカラーフォアハースにおいて、現生産製品から次生産製品へ色替えを行 うときにそれが淡色から濃色への色替えの場合は脱色スジと呼ばれる欠点が成形 品に出てしまい、逆に濃色から淡色への色替えの場合には色スジと呼ばれる欠点 が成形品に出てしまうので、低品質の製品となってしまうことがあり、問題とな っていた。特に(流出量/保有量)の小さいフォアハースにおいては、前のガラ ス素地の置換に時間がかかり問題があった。これは、通常、着色剤撹拌ゾーンか らスパウト迄の間のフォアハースの底部に残留するガラス素地に起因するもので あるということがわかっている。従来は、新しい色ガラスを多量に流し、前ガラ スの残留素地を洗い流すことによってしか対処する方法がなく、非常に時間がか かっていた。
【0003】
本考案は上記した従来の問題点を解決して、色替え時の脱色スジ、色スジによ るガラス欠点をなくすことにより色替え時間の短縮及び品質の良化を可能とする ものである。従来色替えの時に必要であったボトムに残留している前ガラス素地 の完全洗い出しを実施しなくても良い為、色替えにかかる時間の短縮及び色替え に必要なガラス量の削減を実施し、かつ色スジの無い高品質ガラスを提供する為 に開発したものである。
【0004】
上記の課題を解決するために完成された本考案のカラーフォアハースは、着色 剤投入ゾーンと着色剤撹拌ゾーンとクーリングゾーンとコンディショニングゾー ン及びスパウトを有するフォアハースにおいて、クーリングゾーンの一部に少な くとも第2撹拌ゾーンを設けるとともに、該第2撹拌ゾーンーンの底部のフォア ハースの構造は、テーパー形状のダムを第2撹拌ゾーンの上流側に設置したこと を特徴とするものである。
【0005】
次に本考案の実施例を図面により更に詳しく説明することとする。 図1は、本考案のカラーフォアハースを表したものであり、それぞれ(a)は 、本実施例のカラーフォアハースの平面図を、(b)は、本実施例のカラーフォ アハースの中央縦断面図を示している。図中、1はガラス用カラーフォアハース であり、2は溶解炉で溶融されたガラス素地である。このガラス素地2がカラー フォアハース1内に導かれると、まず溶融ゾーン3で着色剤溶融に必要な温度条 件に調整し、着色剤投入口11より着色剤を投入する。投入された着色剤は、溶 融され、次に着色剤とベースガラスを均質に混合する為第1撹拌ゾーン4におい て十分に撹拌する。なお、図面では、スターラーを代表的に示したが、本考案で は撹拌装置であれば、パドラーでも良い。又、ブレンダー、ローター等が付加さ れていても良い。
【0006】 次にガラス素地2は、クーリングゾーン5に導かれる。ここで、ガラス素地2 はより安定したガラスとなるように副射発信器等により温度の測定を行い、その 結果が温度記録調節計に記録されることとなる。この計器に希望値を設定するこ とにより、調節計の出力が加熱装置の燃焼量をコントロールしている。本考案で は、クーリングゾーン5の流れ方向の終端に、又はコンディショニングゾーン7 に、更に色スジ撹拌ゾーンとして第2撹拌ゾーン6が設けられている。第2撹拌 ゾーンの手前がダムのような役割を果たしており、ボトム素地を一度上昇させる 為撹拌効果を更に上げている。
【0007】 色スジとベースガラスが均一に撹拌されたガラス素地2はスパウト8内に入り 、プランジャ9の上下動に従い、スパウト8の下端部よりガラスゴブとしてガラ ス成形機に供給されることとなる。
【0008】
以上に詳細に説明したように、本考案のカラーフォアハースによれば、底部に 残留し、なかなか置換され難い前のガラス素地を効率よく撹拌し、流動させるた め、(流出量/保有量)が小さいフィーダでの不良期間を短縮できるものである 。また、色スジ、脱色スジ等により従来生じていた欠点をなくすことにより品質 のアップを計ることができる。その上、着色剤撹拌ゾーンの撹拌装置の劣下など による故障あるいは停止などにより一時的に修理しているときでも、第2撹拌ゾ ーンのバックアップ効果も期待できる。 よって、本考案は、種々の効果を有するカラーフォアハースとして、ガラス業 界に寄与するところは、極めて大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)実施例のフォアハースの平面図である。 (b)実施例のフォアハースの中央縦断面図である。
1 カラーフォアハース 5 クーリング
ゾーン 3 溶融ゾーン 6 第2撹拌ゾ
ーン 4 第1撹拌ゾーン 10 テーパー部
ゾーン 3 溶融ゾーン 6 第2撹拌ゾ
ーン 4 第1撹拌ゾーン 10 テーパー部
Claims (1)
- 【請求項1】 着色剤投入ゾーンと着色剤撹拌ゾーンと
クーリングゾーンとコンディショニングゾーン及びスパ
ウトを有するフォアハースにおいて、クーリングゾーン
の一部に少なくとも第2撹拌ゾーンを設けるとともに、
該第2撹拌ゾーンーンの底部のフォアハースの構造は、
テーパー形状のダムを第2撹拌ゾーンの上流側に設置し
たことを特徴とするカラーフォアハース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3484593U JPH071043U (ja) | 1993-06-02 | 1993-06-02 | カラーフォアハース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3484593U JPH071043U (ja) | 1993-06-02 | 1993-06-02 | カラーフォアハース |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH071043U true JPH071043U (ja) | 1995-01-10 |
Family
ID=12425531
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3484593U Pending JPH071043U (ja) | 1993-06-02 | 1993-06-02 | カラーフォアハース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH071043U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20000059836A (ko) * | 1999-03-09 | 2000-10-05 | 서두칠 | 유리용융로 |
KR20140000208A (ko) * | 2010-12-02 | 2014-01-02 | 아사히 가라스 가부시키가이샤 | 유리 용융로, 유리 소지의 변성 방법, 용융 유리의 제조 방법, 유리 제품의 제조 방법 및 유리 제품의 제조 장치 |
CN108821544A (zh) * | 2018-08-15 | 2018-11-16 | 安徽鑫民玻璃股份有限公司 | 一种彩色玻璃制品生产线 |
-
1993
- 1993-06-02 JP JP3484593U patent/JPH071043U/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20000059836A (ko) * | 1999-03-09 | 2000-10-05 | 서두칠 | 유리용융로 |
KR20140000208A (ko) * | 2010-12-02 | 2014-01-02 | 아사히 가라스 가부시키가이샤 | 유리 용융로, 유리 소지의 변성 방법, 용융 유리의 제조 방법, 유리 제품의 제조 방법 및 유리 제품의 제조 장치 |
CN108821544A (zh) * | 2018-08-15 | 2018-11-16 | 安徽鑫民玻璃股份有限公司 | 一种彩色玻璃制品生产线 |
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