JPH07104379B2 - 信号電力検出回路 - Google Patents

信号電力検出回路

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JPH07104379B2
JPH07104379B2 JP61301344A JP30134486A JPH07104379B2 JP H07104379 B2 JPH07104379 B2 JP H07104379B2 JP 61301344 A JP61301344 A JP 61301344A JP 30134486 A JP30134486 A JP 30134486A JP H07104379 B2 JPH07104379 B2 JP H07104379B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は複数波のかつ占有帯域の異なる信号電力を検出
するための信号電力検出回路に関する。
〔従来の技術〕
従来、入力された相互の搬送波周波数が異なりまた占有
帯域幅の異なる複数チャンネルの入力信号電力を検出す
る方法として、入力信号を所定の中間周波数に変換し、
中間周波数帯にて帯域フィルタを用いて信号電力の全て
又は一部を通過させ、検波器により検出する手段が用い
られている。この場合、入力信号の中間周波数への変換
は、入力信号を周波数変換器において所定の局部発振信
号と混合することにより行っている。
一方、占有帯域が異なる入力信号の選択に際しては、入
力信号の最小占有帯域幅に同等かそれ以下の帯域幅を有
する1個の帯域フィルタにより信号を選択し、この選択
した入力信号は検波器により信号電力の一部が検出され
る。そして、最後にこの検出電力に帯域フィルタの帯域
幅と入力信号の占有帯域幅の帯域換算を行って求める入
力信号電力が得られる。これは、帯域幅の異なる帯域フ
ィルタを夫々の入力信号の帯域幅に応じて用意すること
は物理的に限界があることが理由とされている。
実際に運用されている例としては、インテルサットの場
合のIDR,IBSシステムにおいては、4ΦPSK波で64Kbpsか
ら44Mbpsのデータまで20数種類の占有帯域幅の異なる搬
送波がある。このPSK波のスペクトラムは平坦で一様に
分布しているため、帯域内の一部の電力を検出し、後に
帯域換算する方法により実際の信号電力が検出される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述したような信号電力検出装置では、その検波回路は
最も簡単な検波器と負荷抵抗及び積分器で構成されるピ
ーク検出回路が用いられる。この構成による場合、前記
した例では帯域フィルタは64Kbpsのデータの占有帯域幅
かそれ以下にする必要があり、検波器に入力される信号
電力が減少する。減少した信号電力に対し検波器出力に
所定の検波電圧を得ようとした場合、負荷抵抗を高くす
る必要がある。
すなわち、44Mbpsのデータの場合、検波器に入力される
信号電力は64Kbps/44Mbps=0.00145となり、負荷抵抗は
1/0.00145=689(倍)としなければならない。
一般に、負荷抵抗が高くなると検波電圧の立ち上がり時
間は長くかかるため、信号の占有帯域幅に対応した帯域
フィルタを有している場合に比較して1つの帯域フィル
タを有し、帯域換算により信号電力を検出する方法は測
定時間が長くなる。
本発明は、一定時間以内に信号電力を検出することので
きる信号電力検出回路を提供することを目的としてい
る。
〔問題点を解決するための手段〕
入力信号を所定の中間周波数に変換し、帯域フィルタを
通して検波し、信号電力を検出する信号電力検出回路に
おいて、周波数変換器と外部からの制御信号により局部
発振周波数を変更する局部発振器とにより入力信号を所
定の中間周波数に変換する手段と、帯域の異なる複数の
帯域フィルタと、外部からの制御信号により前記各帯域
フィルタを切替えるための切替回路と、複数の入力信号
の入力周波数と占有帯域幅に基づいて前記局部発振器と
切替回路へ周波数選択信号及び帯域フィルタ選択信号を
送出する論理部とを有している。
そして、帯域フィルタをとおされた信号の信号電力を検
出するための検波を行う検波器は、入力電力が高いほど
電圧変化量に対する電流変化量の割合が大きくなるダイ
オード、即ち入力電力が高いほどその等価抵抗が小さく
なるダイオードと、このダイオードを通して充電される
コンデンサとを含んで構成され、また論理部は複数の入
力信号を検出するための周波数選択信号と、複数の帯域
フィルタの中から入力信号の占有帯域幅よりは狭いが帯
域フィルタの中で最も広い帯域を有する帯域フィルタを
選択する選択信号を同時に送出し、信号の占有帯域幅に
対して帯域フィルタを切り替えて前記検波器に高い信号
電力を供給するように構成している。
〔実施例〕
次に、本発明を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図である。図
に示すように信号電力検出回路は、入力端子1から入力
される変調信号を局部発振器3の局部発振信号を混合し
て周波数変換器2で中間周波数に周波数変換し、これを
帯域フィルタ5を通した上で検波器7で検波し、A/D変
換器8でA/D変換して論理部9に入力するように構成し
ている。そして、この論理部9ではその入力値に基づい
て実際の信号電力を算出して表示する。また、帯域フィ
ルタ5は、帯域が夫々異なる複数個(N個)の帯域フィ
ルタ51〜5Nを並列に接続し、論理部9の指定により切替
回路4,6を駆動していずれか1つが選択される構成とな
っている。
詳細に説明すると、搬送周波数が異なり占有帯域幅の異
なる複数の入力信号が入力端子1に入力されると、周波
数変換器2において局部発振器3から送られてくる局部
発振信号と混合されて中間周波信号に周波数変換され
る。局部発振器3は外部から出力周波数の設定ができる
周波数シンセサイザで構成されており、論理部9により
指定された周波数を局部発振信号として出力することに
より、複数の入力信号の中から論理部9で指定された入
力信号が所定の中間周波数に周波数変換される。
中間周波信号は、論理部9で指定されて切替回路4,6に
よって選択された帯域フィルタ51〜5Nのいずれかを通過
し、検波器7に入力される。このとき、論理部9は指定
の入力信号の占有帯域幅より狭い一方で、帯域フィルタ
の中で最も広い帯域を有する帯域フィルタを選択する。
この選択された帯域フィルタを通して入力信号の全て或
いは一部の電力が検波器7に注入され検出される。
検波器7の回路は第2図(a)に示す回路が用いられ
る。11はダイオード、12は負荷抵抗、13はコンデンサで
あり、この等価回路は第2図(b)に示される。なお、
この等価回路において14はダイオードの等価抵抗であ
る。前記した検波器7に入力された信号電力は、等価抵
抗14を通してコンデンサ13にチャージされる。ここで、
入力電力が高いほど後述するようにダイオード11の電圧
変化量に対する電流変化量の割合の逆数の値が小さくな
るため、検波器7としてのダイオード11の等価抵抗14は
少なく、コンデンサ13の充電時間は短くなり信号電力の
迅速な検出が可能である。
ここで、前記ダイオードの等価抵抗は、電圧変化に対す
る電流変化の割合の逆数で示される。第4図はその一例
であり、ダイオード1S953(NEC製)の特性曲線を示して
おり、横軸は電圧、縦軸は電流を示している。ただし、
縦軸は対数目盛りである。同図から、順電圧が高くなる
と順電流も増加して入力電力が高くなり、かつこの入力
電力の増加に対応して電圧変化に対する電流変化の割合
の逆数(=電圧変化/電流変化の値)、即ちダイオード
の等価抵抗が小さくなることが判る。例えば、Ta=100
℃において、 ΔVF(0.4−0.2)/ΔIF=0.2/(0.5−0.01)≒408Ω ΔVF(0.6−0.4)/ΔIF=0.2/(10−0.5)≒21Ω であり、入力電力が大きい領域ではその等価抵抗が小さ
くなることが判る。
したがって、本発明においては、このように、入力電力
に応じて等価抵抗が小さくなるダイオードを採用するこ
とになる。
第3図は帯域フィルタ5に入力される入力信号スペクト
ラム22と帯域フィルタの帯域幅21の関係を示しており、
信号スペクトラム22は占有帯域において平坦であり、帯
域フィルタ5を介して一部の電力を検出しても占有帯域
と帯域フィルタの帯域幅の帯域換算を行うことにより、
実際の信号電力検出が可能であることを示している。
このように検出された信号電力はA/D変換器8によりデ
ィジタルデータに変換され論理部9に入力される。
論理部9はマイクロプロセッサをベースにしたディジタ
ル回路であり、入力されたディジタルデータに信号の占
有帯域幅と帯域フィルタの帯域幅との帯域換算値を加
え、実際の信号電力を算出して表示する。
したがって、論理部9が信号の占有帯域幅に対応して帯
域フィルタ5を切替ることにより、すなわち広い占有帯
域幅を有する信号に対しては広い帯域幅を有する帯域フ
ィルタを用いることにより、検波器へ高い信号電力を供
給してコンデンサの充電時間を短縮し、狭い帯域幅を有
する帯域フィルタを用いた場合に比較して測定時間を短
縮することができる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明は、入力信号の周波数と占有
帯域幅に基づいて、論理部からの周波数選択信号及び帯
域フィルタ選択信号により入力信号を所定の中間周波数
に変換し、かつ入力電力が高いほど等価抵抗が小さい状
態でコンデンサへのチャージを行う検波器により検波を
行って信号電力を検出するように構成しているので、実
際の信号に対してより低い帯域幅を有する帯域フィルタ
に切り替えることができ、信号電力の検出時間を短縮す
ることができる効果がある。
特に、本発明では、帯域フィルタの選択に際して、入力
信号の占有帯域幅よりは狭いが、帯域フィルタの中で最
も広い帯域を有する帯域フィルタを選択することによ
り、検波器により高い電圧を入力させることが可能とな
り、検波器の等価抵抗を小さくして信号電力の検出時間
を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のブロック図、第2図(a)
は検波回路の回路図、第2図(b)はその等価回路図、
第3図は帯域フィルタに入力される信号スペクトラムと
帯域フィルタの帯域の関係を示す図である。示す図、第
4図はダイオードの等価抵抗を説明するための電圧−電
流特性図である。 1……入力端子、2……周波数変換器、3……局部発振
器、4……切替回路、5,51〜5N……帯域フィルタ、6…
…切替回路、7……検波器、8……A/D変換器、9……
論理部、11……ダイオード、12……負荷抵抗、13……コ
ンデンサ、14……等価抵抗、21……帯域フィルタ帯域
幅、22……入力信号スペクトラム。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力信号を所定の中間周波数に変換し、帯
    域フィルタを通して検波し、信号電力を検出する信号電
    力検出回路において、周波数変換器と外部からの制御信
    号により局部発振周波数を変更する局部発振器とにより
    入力信号を所定の中間周波数に変換する手段と、帯域の
    異なる複数の帯域フィルタと、外部からの制御信号によ
    り前記各帯域フィルタを切替えるための切替回路と、複
    数の入力信号の入力周波数と占有帯域幅に基づいて前記
    局部発振器と切替回路へ周波数選択信号及び帯域フィル
    タ選択信号を送出する論理部とを有し、前記検波を行う
    検波器は、入力電力が高いほど電圧変化量に対する電流
    変化量の割合の逆数、即ち等価抵抗が小さくなるダイオ
    ードと、このダイオードを通して充電されるコンデンサ
    とを含んで構成され、前記論理部は複数の入力信号を検
    出するための周波数選択信号と、複数の帯域フィルタの
    中から入力信号の占有帯域幅よりは狭いが帯域フィルタ
    の中で最も広い帯域を有する帯域フィルタを選択する選
    択信号を同時に送出し、信号の占有帯域幅に対して帯域
    フィルタを切り替えて前記検波器に高い信号電力を供給
    するように構成したことを特徴とする信号電力検出回
    路。
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