JPH0710414A - 油圧式エレベーターの過荷重検出装置 - Google Patents

油圧式エレベーターの過荷重検出装置

Info

Publication number
JPH0710414A
JPH0710414A JP15313393A JP15313393A JPH0710414A JP H0710414 A JPH0710414 A JP H0710414A JP 15313393 A JP15313393 A JP 15313393A JP 15313393 A JP15313393 A JP 15313393A JP H0710414 A JPH0710414 A JP H0710414A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
car
cylinder
pressure
hydraulic oil
pressure switch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP15313393A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Nagasawa
寿之 長沢
Yuji Matsuzaki
裕二 松崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Otis Elevator Co
Original Assignee
Otis Elevator Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Otis Elevator Co filed Critical Otis Elevator Co
Priority to JP15313393A priority Critical patent/JPH0710414A/ja
Publication of JPH0710414A publication Critical patent/JPH0710414A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Types And Forms Of Lifts (AREA)
  • Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 圧力された作動油によってかご1を移動させ
るとともにこのかご1の全荷重を受けるシリンダー3
と、このシリンダー3に作動油を圧送するためのパワー
ユット8と、このパワーユット8から圧送される作動油
を前記シリンダー3へ導入するための配管11と、この
配管11の途中に介装され作動油の圧力が所定圧を超え
たことを検出する圧力スイッチ12とを備えた。 【効果】 乗客がかごに固まって乗ったとしても、定員
以内ならば圧力スイッチを誤作動させるようなことはな
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、油圧式エレベーターの
かごにかかる過荷重を検出するための過荷重検出装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の油圧式エレベーターの過荷重検出
装置として、例えば図2に示すようなものがある。同図
において、符号101は建物の昇降路内を上下移動する
エレベーターのかごであり、このかご101は昇降路に
設置されたシリンダー102のプランジャー103に設
けられている。シリンダー102には機械室104に設
置されたパワーユニット105から作動油が配管106
を介して圧送され、このパワーユニット105の駆動は
制御盤107によって制御される。パワーユニット10
5からシリンダー102内に作動油が圧送されると、シ
リンダー102の作動によってかご101は上昇する。
【0003】また、プランジャー103の先端には受け
台板108が取り付けられ、この受け台板108の上に
はラバー109を介してかご101が設けられ、このか
ご101の床面部101aと受け台板108との間には
マイクロスイッチ110が介装されている。乗客がかご
101に乗って定員をオーバーすると、かご101の重
みによってこの床面101aが受け台板108に近づき
マイクロスイッチ110を作動させて定員オーバーであ
ると検知する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の油圧式エレベーターの過荷重検出装置にあっ
ては、マイクロスイッチ110が受け台板108とかご
101との間に介装されていたので、かご101に乗っ
た乗客が定員以下であってもこの床面部101aに固ま
って乗ったりすると、この床面部101が撓み、マイク
ロスイッチ110を誤作動させてしまうという問題点が
あった。
【0005】本発明は、乗客がかごに固まって乗っても
誤作動しない油圧式エレベーターの過荷重検出装置を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るめたに、本発明にあっては、圧送された作動油によっ
てかごを移動させるとともにこのかごの全荷重を受ける
シリンダと、このシリンダに作動油を圧送するためのパ
ワーユニットと、このパワーユニットから圧送される作
動油を前記シリンダへ導入するための配管と、この配管
の途中に介設され作動油の圧力が所定圧を超えたことを
検出する圧力スイッチとを備えた構成とした。
【0007】
【作用】かごに乗った乗客が定員をオーバーすると、か
ごの全荷重はシリンダーにかかる。すなわち、シリンダ
ーのプランジャーはかごの全荷重を受け、シリンダー内
の作動室に流入している作動油はプランジャーによって
押圧される。このとき、前記作動油の圧力は静止流体で
ある配管内の全作動油に同じ強さで伝わる。そうする
と、圧力スイッチが定員オーバーを検出し、この信号が
制御盤へ出力される。制御盤からの信号によってブザー
が鳴り、定員オーバーであると警告する。
【0008】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。図
1は本発明に係る油圧式エレベーターの過荷重検出装置
の一実施例を示す図である。
【0009】図1において、符号1は建物の昇降路2内
を上下移動するかごであり、このかご1の両側にはガイ
ドレール(図示せず)が立設されている。また、昇降路
2下方のピット室にはかご1を上下移動させるためのシ
リンダー3が設置されている。シリンダー3にはプラン
ジャー4が上下方向に摺動自在に収納されており、この
プランジャー4の先端には受け台板5が取り付けられて
いる。受け台板5の上にはラバー6を介してかご1が設
けられている。
【0010】一方、機械室7には作動油をシリンダー3
内の作動室3aへ圧送するためのパワーユニット8が設
置されている。パワーユニット8は作動油を吐出するポ
ンプ9や必要に応じて作動油を排出するためのコントロ
ールバルブ10等を有している。パワーユニット8とシ
リンダー3とは鋼管製の配管11によって接続され、パ
ワーユニット8から圧送される作動油はこの配管11を
通ってシリンダー3の作動室3aへ導入される。
【0011】配管11の途中には、作動油の圧力が所定
圧力を超えると、電気接点を作動させる圧力スイッチ1
2が介設されている。圧力スイッチ12から出力される
信号は、パワーユニット8の駆動等を制御する制御盤1
3に出力される。
【0012】制御盤13からの指示に基づいてポンプ9
が作動させられると、作動油は配管11を通ってシリン
ダー3の作動室3aへ圧送され、プランジャー4によっ
てかご1は上昇させられる。制御盤13からの指示に基
づいてコントロールバルブ10が開けられると、作動室
3a内の作動油は配管11を通って排出され、かご1は
下降する。
【0013】かご1に乗った乗客が定員をオーバーする
と、かご1の全荷重はシリンダー3にかかる。すなわ
ち、シリンダー3のプランジャー4はかご1の全荷重を
受け、シリンダー3内の作動室3aに流入している作動
油はプランジャー4によって押圧される。このとき、前
記作動油の圧力は静止流体である配管11内の全作動油
に同じ強さで伝わる。そうすると、圧力スイッチ12が
定員オーバーを検出し、この信号が制御盤13へ出力さ
れる。制御盤13からの信号によってブザーが鳴り、定
員オーバーであると警告する。なお、乗客が1人だけ定
員オーバーした場合であってもこの1人の乗客の重さは
約60kgはあるので、圧力スイッチ12を確実に作動
させることができる。
【0014】ところで、かご1に乗った乗客が定員内で
あっても、かご1に固まって乗ったりすると、この床面
部1aは撓んでしまう。しかし、定員オーバーを検出す
るのに、従来のようにかご1の床面部1aと受け台板5
との間にマイクロスイッチ等を介装するのではなく、配
管11の途中に介設した圧力スイッチ12によって行う
ので、かごの全荷重がプランジャー4にかかりさえすれ
ばよく、かご1の床面部1aが撓んでも定員以内ならば
圧力スイッチ12を誤作動させるようなことはない。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
パワーユニットから圧送される作動油をシリンダーへ導
入するための配管の途中に圧力スイッチを介設したの
で、乗客がかごに固まって乗ったとしても、定員以内な
らば圧力スイッチを誤作動させるようなことはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る油圧式エレベーターの過荷重検出
装置の一実施例を示す全体概略図。
【図2】従来の油圧式エレベーターの過荷重装置を示す
全体概略図。
【符号の説明】
1…かご 3…シリンダー 8…パワーユット 11…配管 12…圧力スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松崎 裕二 千葉県山武郡芝山町小池字水口2700−1 日本オーチス・エレベータ株式会社 芝山 工場内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧送された作動油によってかごを移動さ
    せるとともにこのかごの全荷重を受けるシリンダと、こ
    のシリンダに作動油を圧送するためのパワーユニット
    と、このパワーユニットから圧送される作動油を前記シ
    リンダへ導入するための配管と、この配管の途中に介設
    され作動油の圧力が所定圧を超えたことを検出する圧力
    スイッチとを備えたことを特徴とする油圧式エレベータ
    ーの過荷重検出装置。
JP15313393A 1993-06-24 1993-06-24 油圧式エレベーターの過荷重検出装置 Withdrawn JPH0710414A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15313393A JPH0710414A (ja) 1993-06-24 1993-06-24 油圧式エレベーターの過荷重検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15313393A JPH0710414A (ja) 1993-06-24 1993-06-24 油圧式エレベーターの過荷重検出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0710414A true JPH0710414A (ja) 1995-01-13

Family

ID=15555723

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15313393A Withdrawn JPH0710414A (ja) 1993-06-24 1993-06-24 油圧式エレベーターの過荷重検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0710414A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS63106289A (ja) 流体圧エレベ−タ
CN101511716A (zh) 电梯装置
KR102674870B1 (ko) 엘리베이터 시스템의 엘리베이터 카의 이동 제어
EP1167268A4 (en) PROTECTIVE DEVICE TO WORK ON A LIFT CABIN
EP1828506B1 (en) Elevator platform for motor vehicles and materials, and operating installation
US4438831A (en) Elevator system
EP0551513A4 (en) HYDRAULIC ACTUATING SYSTEM FOR CONSTRUCTION MACHINES.
JPH0710414A (ja) 油圧式エレベーターの過荷重検出装置
JPH11171423A (ja) エレベーターの地震時自動復帰装置
US6971496B1 (en) Escalator braking with multiple deceleration rates
US10479660B2 (en) Windlass system and method with attenuated stop function
CN206767358U (zh) 具有异常运行监控制动的链条导轨式升降作业平台
US7509701B2 (en) Lifting system
JPH08301556A (ja) エレベーター
WO2003078291A1 (en) A gravity elevator
JP2004175560A (ja) エレベータの運転制御装置
JP2000053337A (ja) 油圧式エレベーター
JP3343003B2 (ja) 油圧エレベータ装置
JPH0524697Y2 (ja)
KR100756533B1 (ko) 엘리베이터용 에어식 로프스토퍼의 제어방법
JPH0459582A (ja) エレベータの点検用安全装置
JPH10218515A (ja) 油圧エレベータ装置
JPH0637271B2 (ja) 油圧エレベ−タの安全制御装置
JP3284024B2 (ja) 油圧エレベータ制御システム
JPH04303399A (ja) 二柱式リフトの安全装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20000905