JPH07103725A - 直径計測装置 - Google Patents

直径計測装置

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JPH07103725A
JPH07103725A JP24702793A JP24702793A JPH07103725A JP H07103725 A JPH07103725 A JP H07103725A JP 24702793 A JP24702793 A JP 24702793A JP 24702793 A JP24702793 A JP 24702793A JP H07103725 A JPH07103725 A JP H07103725A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circle
distance
diameter
image
boundary
Prior art date
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Pending
Application number
JP24702793A
Other languages
English (en)
Inventor
Chikaki Nagai
哉樹 長井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyobo Co Ltd
Original Assignee
Toyobo Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyobo Co Ltd filed Critical Toyobo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 阻止円等に代表される略円形像を、目視によ
るバラツキをなくし、重なり等による計測障害を解決す
る略円形像の直径を簡便に測定する装置を提供する。 【構成】 略円形像の撮像装置、撮像を記憶する装置、
円の中心位置から円の周囲までの複数の方向の距離を測
定する装置、該測定値から平均と標準偏差を用いて該円
の直径を決定する装置とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、略円形の形状である像
の大きさを表示するところの直径値を測定するための装
置に関するものであり、そのうちでも代表的な例として
薬効の評価を行うために阻止円直径を計測する装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】抗生物質などの薬効の評価を行うための
手段として、シャーレー上に菌体を均一に植え付け、そ
の上に薬剤を置いて培養し、菌体の発育が阻止された部
分すなわち阻止円の直径を計測するという方法が広く行
われている。阻止円直径は、ノギスや投影機により目視
で計測するか、自動計測装置を用いて計測されている。
自動計測装置の場合、阻止円の面積から、直径=2×
(面積/π)1/2 により計測する方法、あるいは、15
゜おきに12本の直径を計測し、それらの平均値を阻止
円直径とする方法が用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】目視による計測の場
合、どこまでを阻止円の境界とするかが、計測者毎に異
なるため、計測結果が計測者間でばらつくという問題が
ある。また、前記した自動計測装置による計測方法の場
合、阻止円どうしが重なり合って発育すると、重なり部
分においては各阻止円の境界が限定できず、個々の阻止
円の直径を計測することは不可能であった。さらに、シ
ャーレーのエッジにかかった場合は、エッジにかかった
部分が歪むため阻止円が真円にならず、計測精度が悪く
なるという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、略円形像(以下、円と表記する)を撮像
する撮像装置と、撮像された画像を記憶する記憶装置
と、各円の中心位置から円の境界までの距離を全方向に
わたって計測する装置と、それらの距離値の平均と標準
偏差から円直径を決定する装置とを備えたことを特徴と
する円直径計測装置を提供するものである。さらに、円
を撮像する撮像装置と、撮像された画像を記憶する記憶
装置と、各円の中心位置から円の境界までの距離を、指
定した方向の近傍について計測する装置と、それらの距
離値の平均と標準偏差から円直径を決定する装置とを備
えたことを特徴とする円直径計測装置を提供するもので
ある。
【0005】本発明の請求項1の装置は、まず、撮像さ
れた円の画像の中心位置から円の境界までの距離を全方
向にわたって計測する。こうして得られた距離値を円直
径を決定する装置に入力する。そこでは、まず、その距
離の集団の変動係数(標準偏差/平均値)を計算する。
そして、変動係数が予め設定した値より大きければ、平
均値から標準偏差分離れた距離を異常値として取り除
き、残った距離値の変動係数を計算する。この処理を変
動係数が予め設定した値より小さくなるまで繰り返す。
こうして最後まで残った距離の平均値の2倍を円直径と
して出力する。本発明の請求項2の装置は、まず、撮像
された円の画像の中心位置から円の境界までの距離を、
指定した方向の近傍について計測する。こうして得られ
た距離値を円直径を決定する装置に入力する。そこで
は、まず、その距離の集団の変動係数(標準偏差/平均
値)を計算する。そして、変動係数が予め設定した値よ
り大きければ、平均値から標準偏差分離れた距離を異常
値として取り除き、残った距離値の変動係数を計算す
る。この処理を変動係数が予め設定した値より小さくな
るまで繰り返す。こうして最後まで残った距離の平均値
の2倍を円直径として出力する。
【0006】
【実施例】
実施例1 図1に本発明を実施するための実施例1の基本構成のブ
ロック図を示す。CCDカメラ等の撮像装置(1)と、
撮像された画像を記憶する記憶装置(2)と、撮像され
た画像から阻止円画像のみ抽出する2値化処理装置
(3)と、各阻止円の中心位置から境界までの距離を全
方向にわたって計測する装置(4)と、そこで得られた
距離値から阻止円直径を決定する装置(5)と、結果を
表示するモニタ(6)とから構成される。図2は、2個
の阻止円が重なり合って発育している画像の2値化後の
画像である。図3(a)は、この画像の中心位置を示
す。阻止円の中心位置は、薬剤を置いた位置であり、自
動装置で薬剤を置く場合はその座標を用いることも可能
であるし、モニタを見ながらマウスやライトペン等で指
定することも可能である。また、ディスク法による阻止
円のように薬剤をしみ込ませたディスクが画像上で判別
できる場合は、ディスクの重心位置を計算し、阻止円の
中心としてもよい。
【0007】図3(b)は、左側の阻止円について中心
位置から境界までの距離を示したものである。図1の
(4)阻止円中心位置から境界までの距離を全方向にわ
たって計測する装置においてこの距離を計測する。例で
は、15゜毎に計測しているが、この角度を細かくする
ほど計測精度は向上するが、処理速度は低下する。次
に、こうして得られた距離値を、阻止円直径を決定する
装置(5)へ入力する。ここでは、図4に示すような手
順によって処理され、直径が出力される。すなわち、ま
ず得られた距離値の集団から変動係数(標準偏差/平均
値)を計算する。そして、この値が予め設定した値(例
えば10%)より大きければ、平均から標準偏差分離れ
た距離値を異常データであるとして取り除く。そして、
残った距離値で変動係数を求め、設定値以上であれば、
さらに、異常データを取り除く。この処理を変動係数が
設定値以下になるまで繰り返す。ここで、この設定値
は、大きすぎると計測精度が悪化し、小さすぎると全て
の距離値が取り除かれてしまう危険性があるため、10
%程度が望ましい。こうして残った距離値の平均の2倍
を阻止円直径として出力する。右側の阻止円についても
同様の処理を行う。図3の画像に対する計測結果を表1
に示す。
【0008】
【表1】
【0009】実施例2 図5に本発明を実施するための実施例2の基本構成のブ
ロック図を示す。CCDカメラ等の撮像装置(7)と、
撮像された画像を記憶する記憶装置(8)と、撮像され
た画像から阻止円画像のみ抽出する2値化処理装置
(9)と、各阻止円直径の計測方向を指定する装置(1
0)と、各阻止円の中心位置から境界までの距離を(1
0)で指定した方向の周囲ある範囲について計測する装
置(11)と、そこで得られた距離値から阻止円直径を決
定する装置(12)と、結果を表示するモニタ(13)とか
ら構成される。図6は、阻止円がシャーレーのエッジに
かかってエッジ側が歪んでいる画像の2値化後の画像で
ある。この画像に対して、計測する方法について説明す
る。図7は、この阻止円の中心を通り、歪のない方向を
示している。この方向は、図5の(10)計測方向を指定
する装置によって指定する。これには、モニタを見なが
らマウスやライトペン等で指定することが可能である。
また、薬剤の置く位置および薬剤の個数によって計算で
求めることも可能である。次に、その指定した方向につ
いて、中心から境界までの距離を装置(11)によって、
計測する。ここで、計測する距離は、指定した方向1箇
所だけでなく、その周囲についても計測する。これは、
指定した方向にゴミなどが偶然付着していた場合に誤差
となるのを防ぐためである。例では、指定した方向の周
り±18゜について3゜毎に24本の距離を計測した。
こうして得られた24本の距離を、阻止円直径を決定す
る装置(12)へ入力し、図4に示すような手順によって
処理し、直径を出力する。図6の画像に対する計測結果
を表1に示す。
【0010】
【発明の効果】本発明によれば、目視検査での測定者に
よる計測結果ばらつきを排除し、かつ、統計的処理を取
り入れたため、阻止円が重なり合っていても正確に直径
を計測することができる。また、阻止円がシャーレーの
エッジにかかって一部が歪んでいる場合でも正確に計測
できるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装置の基本構成のブロック図。
【図2】阻止円の画像(2値化後)
【図3】(a):画像の中心位置 (b):中心から境界までの距離
【図4】直径を決定する手順を示す図。
【図5】本発明の装置の基本構成のブロック図。
【図6】阻止円の画像(2値化後)を示す図。
【図7】計測方向の指定を示す図。
【符号の説明】
14:阻止円の中心 15:中心から境界までの距離 16:シャーレー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略円形像を撮像する撮像装置と、撮像さ
    れた画像を記憶する記憶装置と、各略円形像の中心位置
    から略円形像の境界までの距離を複数方向にわたって計
    測する装置と、それらの距離値の平均と標準偏差から略
    円形像直径を決定する装置とを備えたことを特徴とする
    略円形像直径計測装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の直径計測装置において、さら
    に直径の計測方向を指定する装置と、略円形像の中心位
    置から略円形像の境界までの距離を指定した方向の近傍
    について計測する装置とを備えたことを特徴とする略円
    形像直径計測装置。
JP24702793A 1993-10-01 1993-10-01 直径計測装置 Pending JPH07103725A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24702793A JPH07103725A (ja) 1993-10-01 1993-10-01 直径計測装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24702793A JPH07103725A (ja) 1993-10-01 1993-10-01 直径計測装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07103725A true JPH07103725A (ja) 1995-04-18

Family

ID=17157320

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24702793A Pending JPH07103725A (ja) 1993-10-01 1993-10-01 直径計測装置

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JP (1) JPH07103725A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102072707A (zh) * 2011-01-12 2011-05-25 河南理工大学 数字图像中圆的中心与半径快速检测方法
CN105300302A (zh) * 2015-09-21 2016-02-03 湖北航天技术研究院计量测试技术研究所 布氏硬度压痕圆直径的测量方法

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CN102072707A (zh) * 2011-01-12 2011-05-25 河南理工大学 数字图像中圆的中心与半径快速检测方法
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