JPH07103469A - 燃焼機器の不完全燃焼検出装置 - Google Patents

燃焼機器の不完全燃焼検出装置

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JPH07103469A
JPH07103469A JP24517893A JP24517893A JPH07103469A JP H07103469 A JPH07103469 A JP H07103469A JP 24517893 A JP24517893 A JP 24517893A JP 24517893 A JP24517893 A JP 24517893A JP H07103469 A JPH07103469 A JP H07103469A
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sensor
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Masaaki Nakaura
雅昭 中浦
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和基次 杉本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 COセンサの耐用年数を長くするようにした
不完全燃焼検出装置を提供する。 【構成】 燃焼機器Aの排気側にCOセンサ20を設け
る。COセンサ20の出力により燃焼機器Aの不完全燃
焼を判定する不完全燃焼判定手段24を設ける。不完全
燃焼判定手段24の判定に基づいて燃焼機器Aの燃焼状
態を制御する燃焼制御手段22を設ける。COセンサ2
0の動作時にはその動作に必要となる正規の通電量をC
Oセンサ20に通電し、COセンサ20の不動作時には
動作時の通電量より少ない通電量をCOセンサ20に通
電するCOセンサ制御手段23を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、燃焼機器、特に給湯器
におけるCOセンサを利用した不完全燃焼検出装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置においては給湯器の
燃焼室に接続される排気通路にCOセンサを設け、CO
センサの出力により不完全燃焼状態を検出している。C
Oセンサは燃焼機器の電源コードが電源に接続されると
同時にCOセンサにも電源が投入される。COセンサは
センサ中にこれを加熱するヒータを備え、CO濃度を検
出するために400℃程度の高温度に加熱される。
【0003】このため、COセンサは常時高温度に加熱
されているので、通常、耐用年数は3年程度であり、燃
焼機器の耐用年数よりその寿命が短い。従って、燃焼機
器の使用が可能なうちにCOセンサが使用できなくな
り、COセンサを度々取り替える必要があるという不都
合がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる不都合
を解消するためになされたものであり、COセンサの耐
用年数を長くするようにした不完全燃焼検出装置を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明は、燃焼室内に設けられたバーナと、該バー
ナに燃料を供給する燃料供給手段と、前記バーナに着火
する着火手段と、前記燃焼室の下流側に設けられた排気
通路とを備える燃焼機器に設けられ、内部にヒータを備
えて前記排気通路内に設けられたCOセンサと、該CO
センサの出力により前記燃焼機器の不完全燃焼を判定す
る不完全燃焼判定手段と、該不完全燃焼判定手段の判定
に基づいて前記燃焼機器の燃焼状態を制御する燃焼制御
手段とを備える不完全燃焼検出装置において、前記CO
センサの動作時にはその動作に必要となる正規の通電量
を該COセンサに通電し、該COセンサの不動作時には
動作時の通電量より少ない通電量を該COセンサに通電
するCOセンサ制御手段を設けたことを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明は、COセンサ制御手段によりCOセン
サの不動作時には動作時の通電量より少ない通電量を該
COセンサに通電する。これにより、例えば、ヒータに
よって作動時に400℃程度に加熱されるCOセンサの
温度を、その不動作時には動作時よりも低くする。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図を参照して説明
する。図1は本実施例を設けた給湯器の説明的断面図で
あり、図2は本実施例の作動を説明するためのフローチ
ャート図である。
【0008】図1に示すように、強制燃焼式ガス給湯器
Aは、燃焼ハウジング1内に燃焼を行うガスバーナー2
を配し、送風ファン3で燃焼ハウジング1にガスバーナ
ー2の燃焼用空気Xを供給している。また、給湯器A
は、燃焼制御装置4によりガスバーナー2へのガス供
給、ガスバーナー2の点火、送風ファン3の制御がなさ
れる。
【0009】燃焼ハウジング1は、下方に燃焼用空気X
の導入口5を、上方に燃焼排ガスZを外部に排出する排
出口6をそれぞれ設けている。また、燃焼ハウジング1
内のガスバーナー2の上方には熱交換器7が配設されて
いる。
【0010】ガスバーナー2は、炎を形成するバーナー
群8と、バーナー群8の下方に位置し噴出口9を有する
ノズル管10とからなる。また、このガスバーナー2に
はガス管11を通して燃料ガスYが供給される。送風フ
ァン3はターボ型の羽根を備える。
【0011】燃焼制御装置4は、水量調整器12、水量
センサ13、湯温サーミスター14、元ガス電磁弁1
5、主電磁弁16、ガバナ式ガス比例電磁弁17、点火
器18、フレームロッド19、COセンサ20とこれら
を制御するコントローラ21とからなる。本発明の不完
全燃焼検出装置は、COセンサ20とコントローラ21
とから構成される。コントローラ21は、燃焼制御手段
22、COセンサ制御手段23、不完全燃焼判定手段2
4を備えるマイクロコンピュータである。
【0012】次に、燃焼制御装置4のコントローラ21
の基本的作動を説明する。
【0013】コントローラ21は、給湯栓(図示せず)
の開状態を水量センサ13により検知し、燃焼制御手段
22により、元ガス電磁弁15、主電磁弁16、比例電
磁弁17を開くように制御し、ガスバーナー2に燃料ガ
スを供給させ、送風ファン3を駆動し、ガスバーナー2
を燃焼させる。
【0014】また、コントローラ21は給湯栓が閉状態
になると、水量センサ13によりこれを検知して、燃焼
制御手段22により、元ガス電磁弁15、主電磁弁1
6、比例電磁弁17を閉じるように制御し、送風ファン
3を駆動停止してガスバーナー2は消火する。
【0015】コントローラ21は、ガスバーナー2の燃
焼中にCOセンサ20が所定の基準によりCO濃度を検
出したときには、不完全燃焼判定手段24により燃焼制
御手段22を動作させ、元ガス電磁弁15、主電磁弁1
6、比例電磁弁17を閉じるように制御し、送風ファン
3を駆動停止してガスバーナー2は消火する。
【0016】更に、不完全燃焼検出装置の作動を図2を
参照して説明する。
【0017】先ず、電源プラグをコンセントに差し込む
ことにより、COセンサ20に通電が開始される。この
とき、COセンサ制御手段は、CO濃度を検出するため
に必要となる正規の通電量の約1/2をCOセンサ20
に通電する。これにより、COセンサ20の内部ヒータ
(図示せず)はCOセンサ20自身を約200℃程度に
加熱する。次いで、運転スイッチをONし、給湯栓を開
けることにより、燃焼制御手段22が水量センサ13、
燃焼ファン3、イグナイタ18、元ガス電磁弁15、主
電磁弁16、比例電磁弁17を順次ONする。次いで、
フレームロッド19によってガスバーナー2上の炎検知
を行う。炎が検知されなかった場合には、燃焼が行われ
なかったので、燃焼制御手段22はイグナイタ18、元
ガス電磁弁15、主電磁弁16、比例電磁弁17、燃焼
ファン3をOFFして運転を停止する。
【0018】炎が検知された場合には燃焼が開始された
ので、燃焼制御手段22がイグナイタ18をOFFし、
比例電磁弁17によるガス量比例制御を行う。次いで、
COセンサ制御手段は、CO濃度を検出するために必要
となる正規の通電量をCOセンサ20に通電する。この
とき、COセンサ20の内部ヒータはCOセンサ20自
身を約400℃程度に加熱する。COセンサ20が約4
00℃程度に加熱されることにより、CO濃度の検出が
可能となるので、不完全燃焼判定手段24により不完全
燃焼状態の判定が行われる。
【0019】そして、給湯栓を閉じたとき、水量センサ
13がOFFしたことにより燃焼制御手段22が元ガス
電磁弁15、主電磁弁16、比例電磁弁17を閉じるよ
うに制御し、燃焼ファン3を駆動停止してガスバーナー
2は消火する。その後、COセンサ制御手段は、正規の
通電量の約1/2をCOセンサ20に通電した状態とす
る。このとき、COセンサ20の内部ヒータはCOセン
サ20の温度を約200℃程度に低下させる。
【0020】尚、上記実施例では、COセンサへの通電
量を正規の通電量に変更するタイミングを炎が検知され
た場合としたが、炎を検知して所定時間経過してから変
更してもよく、また、水量センサ13からON信号が出
力されたときに変更してもよい。
【0021】
【発明の効果】以上のことから明らかなように、本発明
は、COセンサ制御手段によりCOセンサの不動作時に
は動作時の通電量より少ない通電量を該COセンサに通
電しておくので、動作に必要となる正規の通電量を常に
COセンサに通電しておく場合と比較して、不動作時の
内部ヒータによるCOセンサの加熱温度が低温となり、
加熱温度の低い状態が設けられてCOセンサの寿命を延
長することができる。
【0022】また、不動作時に通電をOFFにする場合
と比較してヒートサイクルの温度差が小さいのでCOセ
ンサの耐久性が向上する。
【0023】従って、本発明によれば、COセンサの耐
用年数を長くして燃焼機器の耐用年数に近づけることが
できるようにした不完全燃焼検出装置を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を設けた給湯器の説明的断面
図。
【図2】本実施例の作動を説明するためのフローチャー
ト図である。
【符号の説明】
A…給湯器(燃焼機器)、1…燃焼ハウジング(燃焼
室)、2…ガスバーナー(バーナー)、17…比例電磁
弁(燃料供給手段)、18…イグナイタ(着火手段)、
20…COセンサ、22…燃焼制御手段、23…COセ
ンサ制御手段、24…不完全燃焼判定手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】燃焼室内に設けられたバーナと、該バーナ
    に燃料を供給する燃料供給手段と、前記バーナに着火す
    る着火手段と、前記燃焼室の下流側に設けられた排気通
    路とを備える燃焼装置に設けられ、 内部にヒータを備えて前記排気通路内に設けられたCO
    センサと、該COセンサの出力により前記燃焼装置の不
    完全燃焼を判定する不完全燃焼判定手段と、該不完全燃
    焼判定手段の判定に基づいて前記燃焼装置の燃焼状態を
    制御する燃焼制御手段とを備える不完全燃焼検出装置に
    おいて、 前記COセンサの動作時にはその動作に必要となる正規
    の通電量を該COセンサに通電し、該COセンサの不動
    作時には動作時の通電量よりも少ない通電量を該COセ
    ンサに通電するCOセンサ制御手段を設けたことを特徴
    とする燃焼機器の不完全燃焼検出装置。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61174462A (ja) * 1985-01-29 1986-08-06 チッソ株式会社 不織布

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS61174462A (ja) * 1985-01-29 1986-08-06 チッソ株式会社 不織布

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