JPH07103089A - 内燃機関の蒸発燃料制御装置 - Google Patents

内燃機関の蒸発燃料制御装置

Info

Publication number
JPH07103089A
JPH07103089A JP26800993A JP26800993A JPH07103089A JP H07103089 A JPH07103089 A JP H07103089A JP 26800993 A JP26800993 A JP 26800993A JP 26800993 A JP26800993 A JP 26800993A JP H07103089 A JPH07103089 A JP H07103089A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
passage
internal combustion
combustion engine
control valve
end side
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26800993A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Mukai
武 向井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP26800993A priority Critical patent/JPH07103089A/ja
Publication of JPH07103089A publication Critical patent/JPH07103089A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Supplying Secondary Fuel Or The Like To Fuel, Air Or Fuel-Air Mixtures (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 内燃機関の始動時及び再始動時にキャニスタ
から大気に蒸発燃料が放出されることを防止する。 【構成】 内燃機関2の運転状態に応じてキャニスタ2
4の蒸発燃料を吸気通路4に放出させるべく導圧制御弁
36及びパージ制御弁38を開閉制御する制御手段を設
け、前記キャニスタに一端側を連通する大気通路の他端
側を分岐点で分岐して第1分岐通路44及び第2分岐通
路46に形成して設け、前記第1分岐通路の他端側を前
記内燃機関のエアクリーナ6に連通するとともに前記第
2分岐通路の他端側を大気に開放して設け、これら第1
分岐通路及び第2分岐通路の途中に夫々第1開閉制御弁
48及び第2開閉制御弁50を設け、前記内燃機関の始
動時に前記導入通路の開放と同時に前記第2分岐通路を
閉じるとともに前記第1分岐通路を開いて始動時に燃料
タンク20から前記キャニスタに導入される蒸発燃料を
エアクリーナに放出させるべく開閉制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は蒸発燃料制御装置に係
り、特に内燃機関の始動時及び再始動時にキャニスタか
ら大気に蒸発燃料が放出されることを防止し得る内燃機
関の蒸発燃料制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両等に搭載される内燃機関において
は、燃料タンク等に発生する蒸発燃料が大気中に漏洩す
ると、蒸発燃料中に炭化水素(HC)が多量に含まれる
ことから大気汚染の原因の一つとなり、また、燃料の損
失にもつながることになる。そこで、このように問題を
解消するための手段として、内燃機関には、活性炭など
の吸着剤を収容したキャニスタに燃料タンク等に発生す
る蒸発燃料を一旦吸着保持させ、このキャニスタに吸着
保持された蒸発燃料を内燃機関の運転時に離脱放出させ
て燃焼させる蒸発燃料制御装置を備えたものがある。
【0003】このような蒸発燃料制御装置としては、例
えば図7に示すものがある。図7において、302は内
燃機関、304は吸気通路、306はエアクリーナ、3
08はスロットルバルブ、310はサージタンク、31
2は燃焼室、314は排気通路、316は燃料タンクで
ある。この内燃機関302は、蒸発燃料制御装置318
を設けている。
【0004】蒸発燃料制御装置318は、燃料タンク3
16に一端側を連通するとともに他端側をキャニスタ3
20に連通する導入通路322を設け、前記キャニスタ
320に一端側を連通するとともに他端側を前記内燃機
関302のスロットルバルブ308下流側の吸気通路3
04に連通する放出通路324を設け、前記キャニスタ
320に一端側を連通するとともに他端側を大気に開放
する大気通路326を設けている。
【0005】前記導入通路322の途中には、燃料タン
ンク316内の圧力を設定圧に調整する圧力調整弁32
8(TPCV:TANK PRESSURE CONT
ROL VALVE)を設け、この圧力調整弁328に
一端側を連通するとともに他端側をスロットルバルブ3
08下流側の吸気通路304に連通する導圧通路330
を設けている。前記放出通路324の途中には、吸気通
路304に放出される蒸発燃料を調整するパージ制御弁
332を設けている。パージ制御弁332は、制御手段
手たる図示しない制御部に接続されている。制御部は、
内燃機関2の運転状態に応じて蒸発燃料を吸気通路30
4に放出させるように、パージ制御弁332を開閉制御
する。
【0006】蒸発燃料制御装置318は、内燃機関30
2の停止時に、圧力調整弁328が導入通路322を閉
じ、パージ制御弁332が放出通路324を閉じてい
る。蒸発燃料制御装置318は、内燃機関302を始動
すると、導圧通路330により導かれる吸気負圧によっ
て圧力調整弁328が開放動作され、導入通路322を
開く。燃料タンク316の蒸発燃料は、導入通路322
によりキャニスタ3320に導入される。キャニスタ3
20の蒸発燃料は、内燃機関2の運転状態に応じて開閉
制御されるパージ制御弁332により放出通路324を
介して吸気通路304に放出され、燃焼室312におい
て燃焼され、排気通路314により排出される。
【0007】このような蒸発燃料制御装置の故障を診断
する故障診断装置としは、特開平4−362264号公
報に開示されるものがある。この公報に開示される蒸発
燃料制御装置の故障診断装置は、キャニスタの空気通路
に故障診断用制御弁を設け、機関始動直後で且つ機関温
度が所定値以下のときに、故障診断用制御弁を閉じ且つ
パージ制御弁を開いて導入通路に吸気負圧を導入した後
に故障診断用制御弁を閉じて一定時間保持し、この一定
時間内での圧力値の変化により故障を検出を行うもので
ある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の前記
図7に示す蒸発燃料制御装置318においては、内燃機
関302の停止時に、圧力調整弁328が導入通路32
2を閉じ、パージ制御弁332が放出通路324を閉じ
ている。燃料タンク316内の圧力は、圧力調整弁32
8により設定圧に調整されている。
【0009】蒸発燃料制御装置318は、内燃機関30
2を始動すると、吸気負圧によって圧力調整弁328が
開放動作され、導入通路322を開く。この導入通路3
22の開放は、燃料タンク316内の圧力を急速に開放
し、燃料タンク316内の蒸発燃料を導入通路322に
よりキャニスタ320に導入させることになる。
【0010】このとき、燃料タンク316から放出され
る蒸発燃料は、キャニスタ320の吸着状態が高い状態
にあると、すべてを吸着し得ない場合がある。パージ制
御弁332は、内燃機関302の始動時のアイドル運転
を安定させるために、一般的に閉じられている。
【0011】このため、内燃機関2の始動時や再始動時
には、燃料タンク318からキャニスタに導入される蒸
発燃料を吸着し得ずに、キャニスタ320の大気通路3
26から大気に漏れる場合がある。特に、燃料タンク3
18に蒸発燃料が発生し易い内燃機関302の高温時の
始動時や暖機時の再始動時は、燃料タンク316からキ
ャニスタ320に多量に導入される蒸発燃料を吸着し得
ず、キャニスタ320の大気通路326から大気に漏れ
る場合がある。
【0012】
【課題を解決するための手段】そこで、上述不都合を除
去するために、この発明は、内燃機関の燃料タンクに一
端側を連通するとともに他端側をキャニスタに連通する
導入通路を設け、前記キャニスタに一端側を連通すると
ともに他端側を前記内燃機関の吸気通路に連通する放出
通路を設け、前記キャニスタに一端側を連通するととも
に他端側を大気に開放する大気通路を設け、前記導入通
路の途中に燃料タンク内の圧力を調整する圧力調整弁を
設け、この圧力調整弁に一端側を連通するとともに他端
側を前記内燃機関の吸気通路に連通する導圧通路を設
け、この導圧通路の途中に導圧制御弁を設け、前記放出
通路の途中に前記吸気通路に放出される蒸発燃料を調整
するパージ制御弁を設け、前記内燃機関の運転状態に応
じて蒸発燃料を吸気通路に放出させるべく前記導圧制御
弁及びパージ制御弁を開閉制御する制御手段を設け、前
記キャニスタに一端側を連通する大気通路の他端側を分
岐点で分岐して第1分岐通路及び第2分岐通路に形成し
て設け、前記第1分岐通路の他端側を前記内燃機関のエ
アクリーナに連通するとともに前記第2分岐通路の他端
側を大気に開放して設け、これら第1分岐通路及び第2
分岐通路の途中に夫々第1開閉制御弁及び第2開閉制御
弁を設け、前記内燃機関の始動時に前記導入通路の開放
と同時に前記第2分岐通路を閉じるとともに前記第1分
岐通路を開いて前記内燃機関の始動時に前記燃料タンク
から前記キャニスタに導入される蒸発燃料を前記エアク
リーナに放出させるべく前記導圧制御弁と前記第1開閉
制御弁及び第2開閉制御弁とを開閉制御する制御機能を
前記制御手段に付加して設けたことを特徴とする。
【0013】また、この発明は、前記キャニスタと前記
圧力調整弁との間の導入通路に一端側を連通するととも
に他端側を前記内燃機関のエアクリーナに連通する分岐
通路を設け、この分岐通路の途中に開閉制御弁を設け、
前記内燃機関の始動時に前記導入通路の開放と同時に前
記分岐通路を設定時間だけ開いて前記内燃機関の始動時
に前記燃料タンクから前記キャニスタに導入される蒸発
燃料を前記エアクリーナに放出させるべく前記導圧制御
弁と前記開閉弁制御とを開閉制御する制御機能を前記制
御手段に付加して設けたことを特徴とする。
【0014】さらに、この発明は、前記内燃機関の始動
時に前記導入通路の開放と同時に前記放出通路を空燃比
フィードバック制御中止中の設定時間だけ開いて前記内
燃機関の始動時に前記燃料タンクから前記キャニスタに
導入される蒸発燃料を前記吸気通路に放出させるべく前
記導圧制御弁と前記パージ制御弁とを開閉制御する制御
機能を前記制御手段に付加して設けたことを特徴とす
る。
【0015】
【作用】この発明の構成によれば、内燃機関の始動時に
は、燃料タンクからキャニスタに導入される蒸発燃料を
吸気系のエアクリーナあるいは吸気通路に放出させ、燃
焼室において燃焼させることができる。これにより、内
燃機関の始動時に、燃料タンクからキャニスタに多量に
導入される蒸発燃料を吸着し得ない場合にも、蒸発燃料
がキャニスタの大気通路から大気に漏れることがない。
【0016】
【実施例】以下図面に基づいて、この発明の実施例を説
明する
【0017】図1〜図2は、この発明の第1実施例を示
すものである。図1において、2は内燃機関、4は吸気
通路、6はエアクリーナ、8はスロットルバルブ、10
はサージタンク、12は燃焼室、14は排気通路、16
は燃料噴射弁、18はO2 センサ、20は燃料タンクで
ある。この内燃機関2は、蒸発燃料制御装置22を設け
ている。
【0018】蒸発燃料制御装置22は、燃料タンク20
に一端側を連通するとともに他端側をキャニスタ24に
連通する導入通路26を設け、前記キャニスタ24に一
端側を連通するとともに他端側を内燃機関2のスロット
ルバルブ8下流側の吸気通路4たるサージタンク10に
連通する放出通路28を設け、前記キャニスタ24に一
端側を連通する大気通路30を設けている。
【0019】前記導入通路26の途中には、燃料タンン
ク20内の圧力を設定圧に調整する圧力調整弁32(T
PCV:TANK PRESSURE CONTROL
VALVE)を設けている。この圧力調整弁32に
は、一端側を連通するとともに他端側をスロットルバル
ブ8下流側の吸気通路4たるサージタンク10に連通す
る導圧通路34を設けている。この導圧通路34の途中
には、導圧制御弁36を設けている。
【0020】前記放出通路28の途中には、吸気通路4
に放出される蒸発燃料を調整するパージ制御弁38を設
けている。
【0021】前記導圧制御弁36及びパージ制御弁38
は、制御手段たる制御部40に接続されている。制御部
40は、内燃機関2の運転状態に応じて蒸発燃料を吸気
通路4に放出させるべく、導圧制御弁36及びパージ制
御弁38を開閉制御する。なお、この制御部40は、O
2 センサ18の検出信号により燃料噴射弁16を動作制
御し、空燃比フィードバック制御を行っている。
【0022】蒸発燃料制御装置22は、内燃機関2の運
転時に、導圧制御弁36を開放動作して導圧通路34に
より圧力調整弁32に吸気負圧を導き、圧力調整弁32
を開放動作させて導入通路26を開く。また、蒸発燃料
制御装置22は、運転状態に応じてパージ制御弁38を
デューティ制御により開閉動作させる。これにより、蒸
発燃料制御装置22は、運転状態に応じてパージ制御弁
38により放出通路28を介して吸気通路4にキャニス
タ24の蒸発燃料を放出し、燃焼室12において燃焼さ
せ、排気通路14により排出する。
【0023】この第1実施例の蒸発燃料装置22は、前
記キャニスタ24に一端側を連通する大気通路30の他
端側を分岐点42で分岐して、第1分岐通路44及び第
2分岐通路46に形成して設けている。前記第1分岐通
路44は、他端側を内燃機関2のエアクリーナ6に連通
して設けている。前記第2分岐通路46は、他端側を大
気に開放して設けている。
【0024】これら第1分岐通路44及び第2分岐通路
46の途中には、夫々第1開閉制御弁48及び第2開閉
制御弁50を設けている。第1開閉制御弁48及び第2
開閉制御弁50は、前記制御部40に接続されている。
制御部40には、内燃機関2の始動時に燃料タンク20
からキャニスタ24に導入される蒸発燃料をエアクリー
ナ6に放出させるべく第1開閉制御弁48及び第2開閉
制御弁50を開閉制御する制御機能を付加して設けてい
る。
【0025】即ち、制御部40には、内燃機関2の運転
状態に応じて蒸発燃料を吸気通路4に放出させるべく導
圧制御弁36及びパージ制御弁38を開閉制御する前記
制御機能に併せて、さらに、内燃機関2の始動時に導入
通路26の開放と同時に第2分岐通路46を閉じるとと
もに第1分岐通路44を開いて、内燃機関2の始動時に
燃料タンク20からキャニスタ24に導入される蒸発燃
料をエアクリーナ6に放出させるべく、導圧制御弁36
と第1開閉制御弁48及び第2開閉制御弁50とを開閉
制御する制御機能を付加して設けている。
【0026】次に作用について説明する。
【0027】蒸発燃料制御装置22は、内燃機関2の停
止時に、導圧制御弁36が閉鎖動作されて導圧通路34
に大気を導入し、圧力調整弁32を閉鎖動作させて導入
通路26を閉じ、また、パージ制御弁38が閉鎖動作さ
れて放出通路28を閉じている。
【0028】蒸発燃料制御装置22は、内燃機関2の始
動時に、図2に示す如く、始動を開始してから所定時間
t1が経過すると、導圧制御弁36を開放動作して導圧
通路34により圧力調整弁32に吸気負圧を導き、圧力
調整弁32を開放動作させて導入通路26を開く。ま
た、蒸発燃料制御装置22は、導圧制御弁36の開放動
作と同時に、第2開閉制御弁50を閉鎖動作して第2分
岐通路46を閉じるとともに第1開閉制御弁48を開放
動作させて第1分岐通路44を開く。
【0029】前記燃料タンク20内の圧力は、内燃機関
2の停止時に、圧力調整弁32により設定圧に調整され
ている。この燃料タンク20内の圧力は、内燃機関2の
始動時に吸気負圧により圧力調整弁32が開放動作され
て導入通路26が開かれると急速に開放され、燃料タン
ク20内の蒸発燃料が導入通路26によりキャニスタ2
4に導入されることになる。
【0030】この燃料タンク20から放出される蒸発燃
料は、キャニスタ24の吸着状態が高い状態にあると、
すべてを吸着し得ずにキャニスタ24の大気通路30か
ら大気に漏れる場合がある。
【0031】この蒸発燃料制御装置22は、前記の如
く、内燃機関2の始動時に、導圧制御弁36の開放動作
と同時に第2開閉制御弁50を閉鎖動作するとともに第
1開閉制御弁50を開放動作させ、大気通路30に連通
する第2分岐通路46を閉じるとともに第1分岐通路4
4を開いている。
【0032】したがって、蒸発燃料制御装置22は、内
燃機関2の始動時に、燃料タンク20からキャニスタ2
4に導入されて大気通路30から漏れようとする蒸発燃
料を吸気系のエアクリーナ6に放出させ、燃焼室12に
おいて燃焼させることができる。
【0033】これにより、蒸発燃料制御装置22は、内
燃機関2の始動時に、燃料タンク20からキャニスタ2
4に多量に導入される蒸発燃料を吸着し得ない場合に
も、蒸発燃料がキャニスタ24の大気通路30から大気
に漏れることがなく、燃焼室12において燃焼させるこ
とができる。
【0034】このため、この蒸発燃料装置22は、内燃
機関2の始動時、特に、燃料タンク20に蒸発燃料が発
生し易い内燃機関2の高温時の始動時や暖機時の再始動
時に、燃料タンク20からキャニスタ24に多量に導入
される蒸発燃料を吸着し得ない場合にも、吸着し得ない
蒸発燃料がキャニスタ24の大気通路30から大気に漏
れる不都合を防止することができる。
【0035】なお、この蒸発燃料制御装置22は、内燃
機関2の運転時に、第1分岐通路44が開かれているこ
とにより、この第1分岐通路44から導入する大気によ
ってキャニスタ24に吸着保持された蒸発燃料を離脱さ
せることができる。
【0036】また、この蒸発燃料制御装置22は、内燃
機関2の始動時に、導圧制御弁36の開放動作と同時
に、第2開閉制御弁50を設定時間t2だけ閉鎖動作し
て第2分岐通路46を閉じるとともに第1開閉制御弁4
8を設定時間t2だけ開放動作させて第1分岐通路44
を開き、前記設定時間t2が経過したら第2開閉制御弁
50を開放動作して第2分岐通路46を開くとともに第
1開閉制御弁48を閉鎖動作させて第1分岐通路44を
閉じることもできる。これにより、内燃機関2の運転時
には、第2分岐通路46が開かれていることにより、こ
の第2分岐通路46から導入する大気によってキャニス
タ24に吸着保持された蒸発燃料を離脱させることがで
き、第1分岐通路44からエアクリーナ6に徒に蒸発燃
料が放出されることがない。
【0037】図3〜図4は、この発明の第2実施例を示
すものである。なお、この第2実施例においては、第1
実施例と同一機能を果たす箇所に、図1の符号を100
番台とした符号を付して説明する。
【0038】図3において、102は内燃機関、104
は吸気通路、106はエアクリーナ、108はスロット
ルバルブ、110はサージタンク、112は燃焼室、1
14は排気通路、116は燃料噴射弁、118はO2
センサ、120は燃料タンク、122は蒸発燃料制御装
置、124はキャニスタ、126は導入通路、128は
放出通路、130は大気通路、132は圧力調整弁、1
34は導圧通路、136は導圧制御弁、138はパージ
制御弁、140は制御部である。
【0039】前記蒸発燃料制御装置122は、内燃機関
102の運転時に、導圧制御弁136を開放動作して導
圧通路134により圧力調整弁132に吸気負圧を導
き、圧力調整弁132を開放動作させて導入通路126
を開く。また、蒸発燃料制御装置122は、運転状態に
応じてパージ制御弁138をデューティ制御により開閉
動作させる。これにより、蒸発燃料制御装置122は、
運転状態に応じてパージ制御弁138により放出通路1
28を介して吸気通路104にキャニスタ124の蒸発
燃料を放出し、燃焼室112において燃焼させ、排気通
路114により排出する。なお、この制御部140は、
2 センサ118の検出信号により燃料噴射弁116を
動作制御し、空燃比フィードバック制御を行っている。
【0040】この第2実施例の蒸発燃料制御装置122
は、キャニスタ124と圧力調整弁132との間の導入
通路126に一端側を連通するとともに他端側を内燃機
関102のエアクリーナ106に連通する分岐通路15
2を設けている。この分岐通路152の途中には、開閉
制御弁154を設けている。開閉制御弁154は、前記
制御部140に接続されている。制御部140には、内
燃機関102の始動時に燃料タンク120からキャニス
タ124に導入される蒸発燃料をエアクリーナ106に
放出させるべく開閉制御弁154を開閉制御する制御機
能を付加して設けている。
【0041】即ち、制御部140には、内燃機関102
の運転状態に応じて蒸発燃料を吸気通路104に放出さ
せるべく導圧制御弁136及びパージ制御弁138を開
閉制御する前記制御機能に併せて、さらに、内燃機関1
02の始動時に導入通路126の開放と同時に分岐通路
152を設定時間t2だけ開いて、内燃機関102の始
動時に燃料タンク120からキャニスタ124に導入さ
れる蒸発燃料をエアクリーナ106に放出させるべく、
導圧制御弁136と開閉制御弁154とを開閉制御する
制御機能を付加して設けている。
【0042】次に作用について説明する。
【0043】蒸発燃料制御装置122は、内燃機関10
2の停止時に、導圧制御弁136が閉鎖動作されて導圧
通路134に大気を導入し、圧力調整弁132を閉鎖動
作させて導入通路126を閉じ、また、パージ制御弁1
38が閉鎖動作されて放出通路128を閉じている。
【0044】蒸発燃料制御装置122は、内燃機関10
2の始動時に、図4に示す如く、始動を開始してから所
定時間t1が経過すると、導圧制御弁136を開放動作
して導圧通路134により圧力調整弁132に吸気負圧
を導き、圧力調整弁132を開放動作させて導入通路1
26を開く。また、蒸発燃料制御装置122は、導圧制
御弁136の開放動作と同時に、開閉制御弁154を設
定時間t2だけ開放動作させて分岐通路152を開く。
【0045】前記内燃機関102の停止時に圧力調整弁
132により設定圧に調整されている燃料タンク120
内の圧力は、内燃機関102の始動時に吸気負圧により
圧力調整弁132が開放動作されて導入通路126が開
かれると急速に開放され、燃料タンク120内の蒸発燃
料が導入通路126によりキャニスタ124に導入され
ることになる。この燃料タンク120から放出される蒸
発燃料は、キャニスタ124の吸着状態が高い状態にあ
ると、すべてを吸着し得ずにキャニスタ124の大気通
路130から大気に漏れる場合がある。
【0046】この蒸発燃料制御装置122は、前記の如
く、内燃機関102の始動時に、導圧制御弁136の開
放動作と同時に開閉制御弁154を設定時間t2だけ開
放動作させ、キャニスタ124と圧力調整弁132との
間の導入通路126に一端側を連通するとともに他端側
を内燃機関102のエアクリーナ106に連通する分岐
通路152を開いている。
【0047】したがって、蒸発燃料制御装置122は、
内燃機関102の始動時に、燃料タンク120からキャ
ニスタ124に導入されて大気通路130から漏れよう
とする蒸発燃料を吸気系のエアクリーナ106に放出さ
せ、燃焼室112において燃焼させることができる。
【0048】これにより、蒸発燃料制御装置122は、
内燃機関102の始動時に、燃料タンク120からキャ
ニスタ124に多量に導入される蒸発燃料を吸着し得な
い場合にも、蒸発燃料がキャニスタ124の大気通路1
30から大気に漏れることがなく、燃焼室112におい
て燃焼させることができる。
【0049】このため、この蒸発燃料制御装置122
は、内燃機関102の始動時、特に、燃料タンク120
に蒸発燃料が発生し易い内燃機関102の高温時の始動
時や暖機時の再始動時に、燃料タンク120からキャニ
スタ124に多量に導入される蒸発燃料を吸着し得ない
場合にも、吸着し得ない蒸発燃料がキャニスタ124の
大気通路130から大気に漏れる不都合を防止すること
ができる。
【0050】なお、この蒸発燃料制御装置122は、内
燃機関102の始動時に、導圧制御弁136の開放動作
と同時に、開閉制御弁154を設定時間t2だけ開放動
作させて分岐通路152を開き、設定時間t2が経過し
たら開閉制御弁154を閉鎖動作させて分岐通路152
を閉じている。これにより、内燃機関102の運転時に
は、分岐通路152が閉じられていることにより、この
分岐通路152からエアクリーナ106に徒に蒸発燃料
が放出されることがなく、大気通路130から導入する
大気によってキャニスタ124に吸着保持された蒸発燃
料を離脱させることができる。
【0051】図5〜図6は、この発明の第3実施例を示
すものである。なお、この第3実施例においては、第1
実施例と同一機能を果たす箇所に、図1の符号を200
番台とした符号を付して説明する。
【0052】図5において、202は内燃機関、204
は吸気通路、206はエアクリーナ、208はスロット
ルバルブ、210はサージタンク、212は燃焼室、2
14は排気通路、216は燃料噴射弁、218はO2
ンサ、220は燃料タンク、222は蒸発燃料制御装
置、224はキャニスタ、226は導入通路、228は
放出通路、230は大気通路、232は圧力調整弁、2
34は導圧通路、236は導圧制御弁、238はパージ
制御弁、240は制御部である。
【0053】前記蒸発燃料制御装置222は、内燃機関
202の運転時に、導圧制御弁236を開放動作して導
圧通路234により圧力調整弁232に吸気負圧を導
き、圧力調整弁232を開放動作させて導入通路226
を開く。また、蒸発燃料制御装置222は、運転状態に
応じてパージ制御弁238をデューティ制御により開閉
動作させる。これにより、蒸発燃料制御装置222は、
運転状態に応じてパージ制御弁238により放出通路2
28を介して吸気通路204にキャニスタ224の蒸発
燃料を放出し、燃焼室212において燃焼させ、排気通
路214により排出する。なお、この制御部240は、
2 センサ218の検出信号により燃料噴射弁216を
動作制御し、空燃比フィードバック制御を行っている。
【0054】この第2実施例の蒸発燃料制御装置222
は、前記制御部140に、内燃機関202の始動時に燃
料タンク220からキャニスタ224に導入される蒸発
燃料を吸気通路204に放出させるべくパージ制御弁2
38を開閉制御する制御機能を付加して設けている。
【0055】即ち、制御部240には、内燃機関202
の運転状態に応じて蒸発燃料を吸気通路204に放出さ
せるべく導圧制御弁236及びパージ制御弁238を開
閉制御する前記制御機能に併せて、さらに、内燃機関2
02の始動時に導入通路226の開放と同時に放出通路
228を空燃比フィードバック制御中止中の設定時間t
2だけ設定デューティ値により開いて、内燃機関202
の始動時に燃料タンク220からキャニスタ224に導
入される蒸発燃料を吸気通路204に放出させるべく、
導圧制御弁236とパージ制御弁238とを開閉制御す
る制御機能を付加して設けている。
【0056】次に作用について説明する。
【0057】蒸発燃料制御装置222は、内燃機関20
2の停止時に、導圧制御弁236が閉鎖動作されて導圧
通路234に大気を導入し、圧力調整弁232を閉鎖動
作させて導入通路226を閉じ、また、パージ制御弁2
38が閉鎖動作されて放出通路228を閉じている。
【0058】蒸発燃料制御装置222は、内燃機関20
2の始動時に、図6に示す如く、始動を開始してから所
定時間t1が経過すると、導圧制御弁236を開放動作
して導圧通路234により圧力調整弁232に吸気負圧
を導き、圧力調整弁232を開放動作させて導入通路2
26を開く。また、蒸発燃料制御装置222は、導圧制
御弁236の開放動作と同時に、パージ制御弁238を
設定時間t2だけ開放動作させて放出通路228を開
く。このとき、空燃比フィードバック制御は、中止され
ている。
【0059】前記内燃機関202の停止時に圧力調整弁
232により設定圧に調整されている燃料タンク220
内の圧力は、内燃機関202の始動時に吸気負圧により
圧力調整弁232が開放動作されて導入通路226が開
かれると急速に開放され、燃料タンク220内の蒸発燃
料が導入通路226によりキャニスタ224に導入され
ることになる。この燃料タンク220から放出される蒸
発燃料は、キャニスタ224の吸着状態が高い状態にあ
ると、すべてを吸着し得ずにキャニスタ224の大気通
路230から大気に漏れる場合がある。
【0060】この蒸発燃料制御装置222は、前記の如
く、内燃機関202の始動時に、導圧制御弁236の開
放動作と同時に、パージ制御弁238を空燃比フィード
バック制御中止中の設定時間t2だけ設定デューティ値
により開放動作させ、キャニスタ224に一端側を連通
するとともに他端側を吸気通路204に連通する放出通
路228を開いている。
【0061】したがって、蒸発燃料制御装置222は、
内燃機関202の始動時に、燃料タンク220からキャ
ニスタ224に導入されて大気通路230から漏れよう
とする蒸発燃料を吸気系の吸気通路204に放出させ、
燃焼室212において燃焼させることができる。
【0062】これにより、蒸発燃料制御装置222は、
内燃機関202の始動時に、燃料タンク220からキャ
ニスタ224に多量に導入される蒸発燃料を吸着し得な
い場合にも、蒸発燃料がキャニスタ224の大気通路2
30から大気に漏れることがなく、燃焼室212におい
て燃焼させることができる。
【0063】このため、この蒸発燃料制御装置222
は、内燃機関202の始動時、特に、燃料タンク220
に蒸発燃料が発生し易い内燃機関202の高温時の始動
時や暖機時の再始動時に、燃料タンク220からキャニ
スタ224に多量に導入される蒸発燃料を吸着し得ない
場合にも、吸着し得ない蒸発燃料がキャニスタ224の
大気通路230から大気に漏れる不都合を防止すること
ができる。また、この蒸発燃料制御装置222は、制御
部240のプログラムの変更のみで実施することがで
き、コスト的に有利実施し得るものである。
【0064】なお、この蒸発燃料制御装置222は、内
燃機関202の始動時に、導圧制御弁236の開放動作
と同時にパージ制御弁238を空燃比フィードバック制
御中止中の設定時間t2だけ設定デューティ値により開
放動作させて放出通路228を開き、設定時間t2が経
過して空燃比フィードバック制御の開始と同時にパージ
制御弁238を閉鎖動作させて放出通路228を閉じて
いる。これにより、空燃比フィードバック制御の安定へ
の悪影響を回避し得て、アイドル回転が不安定(ラフア
イドル)になることを防止することができる。
【0065】また、上述各実施例の蒸発燃料制御装置
は、運転中に車両から排出される蒸発燃料の漏れの測定
を要求する規制に対応し得て、実用上有利である。
【0066】
【発明の効果】このように、この発明によれば、内燃機
関の始動時に、燃料タンクからキャニスタに導入される
蒸発燃料がキャニスタの大気通路から大気に漏れること
がなく、吸気系のエアクリーナあるいは吸気通路に放出
させることができ、燃焼室において燃焼させることがで
きる。
【0067】このため、内燃機関の始動時、特に、燃料
タンクに蒸発燃料が発生し易い内燃機関の高温時の始動
時や暖機時の再始動時に、燃料タンクからキャニスタに
多量に導入される蒸発燃料を吸着し得ない場合にも、吸
着し得ない蒸発燃料がキャニスタの大気通路から大気に
漏れる不都合を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例を示す蒸発燃料制御装置
の概略構成図である。
【図2】第1実施例の蒸発燃料制御装置の作用を示すタ
イミングチャートである。
【図3】この発明の第2実施例を示す蒸発燃料制御装置
の概略構成図である。
【図4】第2実施例の蒸発燃料制御装置の作用を示すタ
イミングチャートである。
【図5】この発明の第3実施例を示す蒸発燃料制御装置
の概略構成図である。
【図6】第3実施例の蒸発燃料制御装置の作用を示すタ
イミングチャートである。
【図7】従来例を示す蒸発燃料制御装置の概略構成図で
ある。
【符号の説明】
2 内燃機関 4 吸気通路 6 エアクリーナ 8 スロットルバルブ 10 サージタンク 12 燃焼室 14 排気通路 16 燃料噴射弁 18 O2 センサ 20 燃料タンク 22 蒸発燃料制御装置 24 キャニスタ 26 導入通路 28 放出通路 30 大気通路 32 圧力調整弁 34 導圧通路 36 導圧制御弁 38 パージ制御弁 40 制御部 42 分岐点 44 第1分岐通路 46 第2分岐通路 48 第1開閉制御弁 50 第2開閉制御弁
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年11月17日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【図3】
【図1】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関の燃料タンクに一端側を連通す
    るとともに他端側をキャニスタに連通する導入通路を設
    け、前記キャニスタに一端側を連通するとともに他端側
    を前記内燃機関の吸気通路に連通する放出通路を設け、
    前記キャニスタに一端側を連通するとともに他端側を大
    気に開放する大気通路を設け、前記導入通路の途中に燃
    料タンク内の圧力を調整する圧力調整弁を設け、この圧
    力調整弁に一端側を連通するとともに他端側を前記内燃
    機関の吸気通路に連通する導圧通路を設け、この導圧通
    路の途中に導圧制御弁を設け、前記放出通路の途中に前
    記吸気通路に放出される蒸発燃料を調整するパージ制御
    弁を設け、前記内燃機関の運転状態に応じて蒸発燃料を
    吸気通路に放出させるべく前記導圧制御弁及びパージ制
    御弁を開閉制御する制御手段を設け、前記キャニスタに
    一端側を連通する大気通路の他端側を分岐点で分岐して
    第1分岐通路及び第2分岐通路に形成して設け、前記第
    1分岐通路の他端側を前記内燃機関のエアクリーナに連
    通するとともに前記第2分岐通路の他端側を大気に開放
    して設け、これら第1分岐通路及び第2分岐通路の途中
    に夫々第1開閉制御弁及び第2開閉制御弁を設け、前記
    内燃機関の始動時に前記導入通路の開放と同時に前記第
    2分岐通路を閉じるとともに前記第1分岐通路を開いて
    前記内燃機関の始動時に前記燃料タンクから前記キャニ
    スタに導入される蒸発燃料を前記エアクリーナに放出さ
    せるべく前記導圧制御弁と前記第1開閉制御弁及び第2
    開閉制御弁とを開閉制御する制御機能を前記制御手段に
    付加して設けたことを特徴とする内燃機関の蒸発燃料制
    御装置。
  2. 【請求項2】 内燃機関の燃料タンクに一端側を連通す
    るとともに他端側をキャニスタに連通する導入通路を設
    け、前記キャニスタに一端側を連通するとともに他端側
    を前記内燃機関の吸気通路に連通する放出通路を設け、
    前記キャニスタに一端側を連通するとともに他端側を大
    気に開放する大気通路を設け、前記導入通路の途中に燃
    料タンク内の圧力を調整する圧力調整弁を設け、この圧
    力調整弁に一端側を連通するとともに他端側を前記内燃
    機関の吸気通路に連通する導圧通路を設け、この導圧通
    路の途中に導圧制御弁を設け、前記放出通路の途中に前
    記吸気通路に放出される蒸発燃料を調整するパージ制御
    弁を設け、前記内燃機関の運転状態に応じて蒸発燃料を
    吸気通路に放出させるべく前記導圧制御弁及びパージ制
    御弁を開閉制御する制御手段を設け、前記キャニスタと
    前記圧力調整弁との間の導入通路に一端側を連通すると
    ともに他端側を前記内燃機関のエアクリーナに連通する
    分岐通路を設け、この分岐通路の途中に開閉制御弁を設
    け、前記内燃機関の始動時に前記導入通路の開放と同時
    に前記分岐通路を設定時間だけ開いて前記内燃機関の始
    動時に前記燃料タンクから前記キャニスタに導入される
    蒸発燃料を前記エアクリーナに放出させるべく前記導圧
    制御弁と前記開閉弁制御とを開閉制御する制御機能を前
    記制御手段に付加して設けたことを特徴とする内燃機関
    の蒸発燃料制御装置。
  3. 【請求項3】 内燃機関の燃料タンクに一端側を連通す
    るとともに他端側をキャニスタに連通する導入通路を設
    け、前記キャニスタに一端側を連通するとともに他端側
    を前記内燃機関の吸気通路に連通する放出通路を設け、
    前記キャニスタに一端側を連通するとともに他端側を大
    気に開放する大気通路を設け、前記導入通路の途中に燃
    料タンク内の圧力を調整する圧力調整弁を設け、この圧
    力調整弁に一端側を連通するとともに他端側を前記内燃
    機関の吸気通路に連通する導圧通路を設け、この導圧通
    路の途中に導圧制御弁を設け、前記放出通路の途中に前
    記吸気通路に放出される蒸発燃料を調整するパージ制御
    弁を設け、前記内燃機関の運転状態に応じて蒸発燃料を
    吸気通路に放出させるべく前記導圧制御弁及びパージ制
    御弁を開閉制御する制御手段を設け、前記内燃機関の始
    動時に前記導入通路の開放と同時に前記放出通路を空燃
    比フィードバック制御中止中の設定時間だけ開いて前記
    内燃機関の始動時に前記燃料タンクから前記キャニスタ
    に導入される蒸発燃料を前記吸気通路に放出させるべく
    前記導圧制御弁と前記パージ制御弁とを開閉制御する制
    御機能を前記制御手段に付加して設けたことを特徴とす
    る内燃機関の蒸発燃料制御装置。
JP26800993A 1993-09-30 1993-09-30 内燃機関の蒸発燃料制御装置 Pending JPH07103089A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26800993A JPH07103089A (ja) 1993-09-30 1993-09-30 内燃機関の蒸発燃料制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26800993A JPH07103089A (ja) 1993-09-30 1993-09-30 内燃機関の蒸発燃料制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07103089A true JPH07103089A (ja) 1995-04-18

Family

ID=17452644

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26800993A Pending JPH07103089A (ja) 1993-09-30 1993-09-30 内燃機関の蒸発燃料制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07103089A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100311162B1 (ko) * 1999-02-09 2001-11-02 이계안 차량용 연료 증발가스 제어장치
JP2017067003A (ja) * 2015-09-30 2017-04-06 マツダ株式会社 蒸発燃料処理装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100311162B1 (ko) * 1999-02-09 2001-11-02 이계안 차량용 연료 증발가스 제어장치
JP2017067003A (ja) * 2015-09-30 2017-04-06 マツダ株式会社 蒸発燃料処理装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH06249087A (ja) 蒸発燃料制御装置
JPH07103089A (ja) 内燃機関の蒸発燃料制御装置
JP3235296B2 (ja) 内燃機関の蒸発燃料制御装置
JP3074808B2 (ja) エバポシステム
JPH05180095A (ja) 車両の蒸発燃料制御装置
JPS62203039A (ja) 空燃比制御システムの自己診断装置
JPH05180103A (ja) 車両の蒸発燃料制御装置
KR100401844B1 (ko) 차량용 엔진의 증발가스 제어 방법
JP2000045886A (ja) 内燃機関の蒸発燃料供給方法
JPH0759908B2 (ja) エンジンの空燃比制御装置
JP2003278594A (ja) 酸素濃度センサのヒータ制御装置
JPH0313566Y2 (ja)
JPH1136998A (ja) 内燃機関の蒸発燃料処理装置
JP3074840B2 (ja) 蒸発燃料処理装置
JPH11200961A (ja) 内燃機関のエバポパージ制御方法
JPH07180621A (ja) 火花点火式内燃機関の蒸発燃料処理装置
JPS61258963A (ja) 自動二輪車用内燃機関の燃料蒸発抑制装置
JPH04353255A (ja) エバポエミッションシステム
JPH051387B2 (ja)
JPH05332207A (ja) 内燃機関の空燃比制御装置
JPH0330618Y2 (ja)
JP3147416B2 (ja) パージコントロール装置
KR100250320B1 (ko) 증발가스 처리장치 및 그 방법
JPH0765547B2 (ja) エンジンの蒸発燃料処理装置
KR19980022220A (ko) 연료탱크의 증발가스 제어장치