JPH07103004A - 作業機の調速装置 - Google Patents

作業機の調速装置

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JPH07103004A
JPH07103004A JP24899793A JP24899793A JPH07103004A JP H07103004 A JPH07103004 A JP H07103004A JP 24899793 A JP24899793 A JP 24899793A JP 24899793 A JP24899793 A JP 24899793A JP H07103004 A JPH07103004 A JP H07103004A
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JP
Japan
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engine
speed
holding
stopping
actuator
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Pending
Application number
JP24899793A
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English (en)
Inventor
Nobuya Harada
選也 原田
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 エンジン停止をするための停止用アクチュエ
ータの小型化や小出力化を図ることのできる作業機の調
速装置を提供する。 【構成】 調速用操作具8と、エンジン4の調速機構7
とを機械的に連係するとともに、調速用操作具8を姿勢
保持する保持機構11を備え、かつ、エンジン4を停止
させる状態に調速機構7を駆動操作する停止用アクチュ
エータ18を備え、停止用アクチュエータ18をエンジ
ン停止がわに操作する指令に基づいて、保持機構11の
姿勢保持状態を解除する解除機構19を設けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば農作業機や、建
設機械等の作業機の調速装置に関し、詳しくは、調速用
操作具と、エンジンの調速機構とを機械的に連係すると
ともに、前記調速用操作具を姿勢保持する保持機構を備
え、かつ、前記エンジンを停止させる状態に前記調速機
構を駆動操作する停止用アクチュエータを備えた作業機
の調速装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記この種の作業機の調速装置と
しては、例えば作業機の一例としての芝刈機において、
刈取作業装置を駆動しての作業をする場合、エンジン回
転数を最高速度等に設定した状態で走行するものであ
り、その状態でエンジン停止する場合、停止用アクチュ
エータを一定時間調速機構を停止状態にするよう、調速
用操作具をエンジン停止位置に強制的に移動させるもの
が周知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構造のものにあっては、調速用操作具を所定のエンジ
ン調速位置に保持した状態のものを強制的にエンジン制
止位置に移動させるので、停止用アクチュエータの駆動
力をその調速用操作具の保持力に抗するような大きなも
のにしなければなければならない。このため、その停止
用アクチュエータには、比較的大型の高出力のものを用
いており、その停止用アクチュエータの設置がコンパク
トにならないとともに、停止用アクチュエータの駆動エ
ネルギが大となり発熱し易い等の不具合があった。本発
明は、上記実情に鑑みてなされたものであって、エンジ
ン停止をするための停止用アクチュエータの小型化や小
出力化を図ることのできる作業機の調速装置の提供を目
的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる作業機の
調速装置は、上記目的を達成するために、冒記構造のも
のにおいて、前記停止用アクチュエータをエンジン停止
がわに操作する指令に基づいて、前記保持機構の姿勢保
持状態を解除する解除機構を設けてあることを特徴構成
とする。かかる特徴構成による作用・効果は次の通りで
ある。
【0005】
【作用】即ち、解除機構によって、停止用アクチュエー
タをエンジン停止がわに操作する指令に基づいて、調速
用操作具を姿勢保持している保持機構の姿勢保持状態が
解除されるから、エンジン停止作動する際には、停止用
アクチュエータは保持機構の作動していない調速用操作
具をエンジン停止位置に移動するよう作動させることに
なる。
【0006】
【発明の効果】従って、保持機構の姿勢保持作用の働い
ていない状態で調速用操作具をエンジン停止位置に移動
させることができるので、その移動負荷は小さなものと
なって、停止用アクチュエータの作動負荷も小さくて済
むこととなるため、停止用アクチュエータには小型小出
力のものを用いることができ、よって、その停止用アク
チュエータの設置構造がコンパクトなものとなるととも
に、停止用アクチュエータの作動に関して省力化や、信
頼性を向上できるに至った。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図3に、作業機の一例としての乗用型芝刈機を示
している。この乗用型芝刈機は、走行車体1を前後の車
輪2,3で走行可能に支持するとともに、走行車体1に
は、エンジン4、搭乗操縦部5、芝刈装置6を設けて構
成している。
【0008】上記エンジン4はディーゼルエンジンであ
って、燃料供給量を制御調節してエンジン回転数を制御
する調速機構7(ガバナ)を設けている。図1及び図2
に示すように、この調速機構7は、搭乗操縦部5に設け
た調速用操作具としての調速用手動操作レバー8で調速
操作できるように、調速機構7におけるコントロールラ
ックに連係した操作軸10と調速用手動操作レバー8と
を操作ワイヤ9を介して連係している。そして、前記調
速用手動操作レバー8の揺動支持軸8aには、保持機構
としての摩擦保持機構11を設けている。詳述すると、
この摩擦保持機構11は、前記揺動支持軸8aを挿通状
態で支持する支持体21に固定した固定摩擦板12と、
この固定摩擦板12に対して軸芯方向に遠近移動自在に
前記揺動支持軸8aに設けた可動摩擦板13と、これら
固定摩擦板12と可動摩擦板13との間に位置する状態
で、かつ揺動支持軸8aを挿通させた状態の調速用手動
操作レバー8の基端部8bと、前記可動摩擦板13を固
定摩擦板12がわに弾性付勢するための圧縮スプリング
22と、電磁ソレノイド14で前記揺動支持軸8aの軸
芯周りで回動操作されるカム機構15とで構成してい
る。
【0009】このカム機構15は、前記支持体21に固
定された固定カム部材15aと、前記揺動支持軸8aに
遊嵌された状態で前記電磁ソレノイド14で前記軸芯周
りで回動操作される可動カム部材15bとで構成され、
可動カム部材15bの傾斜カム面の固定カム部材15a
の傾斜カム面に対する接当位置を電磁ソレノイド14で
変更することにより、図2に示すように、圧縮スプリン
グ22の可動摩擦板13に対する付勢力を変更できるも
のとなっている。そして、電磁ソレノイド14が作動し
ていないときには、圧縮スプリング22の弾性付勢力で
摩擦保持状態にするように、可動カム部材15bを固定
カム部材15aから離れるがわに付勢するスプリング2
4を可動カム部材15bに連設したアーム23に設けて
いる。すなわち、通常電磁ソレノイド14に通電してい
ないときはスプリング24により、可動カム部材15b
が固定カム部材15aから離れるように回動して、図2
(ロ)に示すように、揺動支持軸8aを右方に移動させ
て、圧縮スプリング22を縮め、それにより、圧縮スプ
リング22による調速用手動操作レバー8の基端部8b
を強く摩擦保持することになる。一方、その摩擦保持力
を弱めるときは、前記電磁ソレノイド14に通電してス
プリング24に抗して可動カム部材15bを回動するこ
とで、可動カム部材15bが固定カム部材15aに近接
して揺動支持軸8aを圧縮スプリング8aの弾性付勢力
が弱く成る向き、つまり図2(イ)に示すように、揺動
支持軸8aを左方に移動させるように操作する。これに
よって、圧縮スプリング8aの弾性付勢力が弱くなるの
で、調速用手動操作レバー8の揺動トルクが小さなもの
となる。尚、摩擦保持機構11により姿勢保持された状
態の調速用手動操作レバー8をその姿勢保持力に抗して
手動で調速操作することは可能となっている。
【0010】前記電磁ソレノイド14は、図1に示すよ
うに、走行車体1に備えた制御装置16からの信号によ
り駆動操作されるようにしている。そして、制御装置1
6は、エンジン4のキースイッチ17とも接続されてい
るとともに、このキースイッチ17がエンジン起動位置
に操作されているとき、前記電磁ソレノイド14を非駆
動で摩擦保持機構12が調速用手動操作レバー8を摩擦
保持する状態にし、キースイッチ17がエンジン停止位
置に操作されているとき、前記電磁ソレノイド14を駆
動して摩擦保持機構12の摩擦保持を解除するように切
り換える制御を行っている。そして、図1に示すよう
に、エンジン4の潤滑油供給油路には、潤滑油が流動し
ているか、その流動が停止しているかを検出するための
オイルスイッチ20を配設している。エンジン4が駆動
されているときにはエンジン4に連動するポンプが潤滑
油を流動させるため、オイルスイッチ20は、エンジン
4が駆動状態か否かの検出手段を構成することになると
ともに、このオイルスイッチ20からの検出信号は制御
装置16に入力している。さらに、前記調速機構7にお
けるコントロールラックに連係した操作軸10には、こ
の操作軸10に対してコントロールラックを停止位置に
強制的に移動させる操作力を与える停止用アクチュエー
タとしての停止操作用電磁ソレノイド18を設けてい
る。この停止操作用電磁ソレノイド18は前記制御装置
16からの駆動信号で駆動操作される。さらに、制御装
置16では、芝刈装置6やエンジン4の駆動負荷を検出
する負荷検出手段からのその負荷検出情報を入力するよ
うにしている。従って、制御装置16においては、キー
スイッチ17がエンジン4の停止位置に操作されるこ
と、又は、前記負荷検出情報の所定以上の負荷があるこ
とに基づいて、エンジン4を強制的に停止させる指令を
前記停止操作用電磁ソレノイド18に出力するのであ
り、この出力が成されるときには、制御装置16から前
記電磁ソレノイド14にも摩擦保持機構11の摩擦保持
を解除する信号を出力する。さらに、前記停止操作用電
磁ソレノイド18を停止位置に作動させる信号は、前記
オイルスイッチ20からの検出信号で潤滑油の流動が停
止したこと、つまりエンジン4が停止したことが入力さ
れるまで継続させて出力し、さらにその停止検出信号が
入力された後一定時間継続して出力して、その後、その
出力を停止する。尚、前記キースイッチ17をエンジン
4の停止位置に操作しても制御装置16やオイルスイッ
チ20の作動は所定時間の間維持されるようにしてあ
る。ここで、制御装置16及び電磁ソレノイド14は解
除機構19を構成している。
【0011】上記構成により、エンジン4の停止操作が
なされるときには、摩擦保持機構11の摩擦保持が解除
された状態で、停止操作用電磁ソレノイド18を停止が
わに操作することになるので、この停止操作用電磁ソレ
ノイド18は出力の小さい小型のものを使用できる利点
がある。
【0012】本発明は、次のように実施しても良い。 (イ)停止用アクチュエータをエンジンの停止位置に操
作する時間を予め設定された所定時間継続するようにす
ること。 (ロ)保持機構を、摩擦保持する構造にかえて噛み合い
クラッチ式の構造等を用いること。 (ハ)ガソリンエンジンに適用すること。 (ニ)停止用アクチュエータを調速用操作具を停止がわ
に弾性付勢するスプリングで構成すること。
【0013】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】調速装置を調速操作するための構造等を示す概
略説明図
【図2】調速用手動操作レバーとその摩擦保持機構を示
す一部破断平面図
【図3】乗用型芝刈機を示す全体側面図
【図4】エンジンを停止操作するときの調速装置を停止
させる作動の流れを示すフローチャート
【符号の説明】
4 エンジン 7 調速機構 8 調速操作具 11 保持機構 18 停止用アクチュエータ 19 解除機構

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 調速用操作具(8)と、エンジン(4)
    の調速機構(7)とを機械的に連係するとともに、前記
    調速用操作具(8)を姿勢保持する保持機構(11)を
    備え、かつ、前記エンジン(4)を停止させる状態に前
    記調速機構(7)を駆動操作する停止用アクチュエータ
    (18)を備えた作業機の調速装置であって、前記停止
    用アクチュエータ(18)をエンジン停止がわに操作す
    る指令に基づいて、前記保持機構(11)の姿勢保持状
    態を解除する解除機構(19)を設けてある作業機の調
    速装置。
JP24899793A 1993-10-05 1993-10-05 作業機の調速装置 Pending JPH07103004A (ja)

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JP24899793A JPH07103004A (ja) 1993-10-05 1993-10-05 作業機の調速装置

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