JPH07102553B2 - 床柱及び床柱の製造装置及び床柱の製造方法 - Google Patents

床柱及び床柱の製造装置及び床柱の製造方法

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JPH07102553B2
JPH07102553B2 JP1718592A JP1718592A JPH07102553B2 JP H07102553 B2 JPH07102553 B2 JP H07102553B2 JP 1718592 A JP1718592 A JP 1718592A JP 1718592 A JP1718592 A JP 1718592A JP H07102553 B2 JPH07102553 B2 JP H07102553B2
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肇 上条
正明 野島
宗泰 島津
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、円柱状の集成材の外周
面に化粧板を貼設して形成された人工の床柱及び該床柱
を製造するための床柱の製造装置及び該床柱を製造する
ための床柱の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自然木に代わる床柱として、従来、集成
材を芯材として用い、これを円柱形状に加工し、その外
周に化粧単板を巻いた人工の床柱が知られている(例え
ば実願昭56ー111860号)。
【0003】これは、例えば、図26に示すような構造
である。すなわち、これは、円柱状に加工形成された集
成材よりなる芯材1の外周に、芯材1の周囲を被覆する
化粧単板2を接着接合したもので、この床柱の表面は、
ローラにより押圧されて3〜5mmの凹凸模様Mが付け
られ、自然木の木肌に似た形態をなすように施されてい
る。
【0004】このような床柱によれば、高さ寸法等を全
て規格化して製造することができるので、現場での取り
付け作業等の作業性を向上することができ、また、自然
木に比してコストを低下することができる利点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した床
柱においては、化粧単板2は、木材をシート状にスライ
スした表面材2aと、不織布等の裏打ち材2bとから形
成さている。そして、この裏打ち材2bは、表面材2a
の補強のために設けられたものである。このような構成
の化粧単板2においては、上記表面材2aに用いられる
木材の材質によって、以下のような問題が生じる可能性
があった。
【0006】例えば、表面材2aとして弾力性に富んだ
復元性の強い木材を用いた場合には、床柱の表面を押圧
することにより凹凸模様を形成する際に、化粧単板が集
成材から浮いてしまう可能性があり、きれいな凹凸模様
を形成するのに手間がかかった。また、表面材2aとし
て弾力性が乏しく復元性のない木材を用いた場合には、
床柱の表面を押圧することにより凹凸模様を形成する際
に、化粧単板に亀裂等が入らないようにするのに熟練し
た技術を要した。
【0007】さらに、上記床柱の製造においては、四角
柱状の集成材から上記床柱を製造する工程が、従来、手
加工を主体に行なわれており、品質を一定化することが
困難であった。また、手加工を主体とした、従来の床柱
の製造方法は、必ずしも床柱の製造工程の機械化に適し
たものではなかった。
【0008】本発明は上記事情に鑑みて提案されたもの
で、その目的とするところは、床柱の凹凸模様の形成を
容易なものとし、かつ、床柱の製造おける作業性の向上
及び床柱の品質の安定化を図ることができると共に、床
柱の製造の機械化を容易なものとする床柱及び床柱の製
造装置及び床柱の製造方法を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の床柱は、円柱状
に加工した集成材と、該集成材の外周面に貼設された化
粧板とからなるものであり、上記化粧板は、シート状に
形成された木材からなる表面化粧板と、シート状に形成
され、かつ上記木材とは異なる材質の木材からなる裏打
ち単板と、これら表面化粧板と裏打ち単板との間に挟ま
れた不織布とからなり、上記集成材は、化粧板を貼設さ
れた状体で、その表面に凹凸模様が形成されていること
を上記課題の解決手段とした。
【0010】また、本発明の床柱の製造装置は、 円柱
状に加工した集成材と、該集成材の外周面に貼設された
化粧板とからなる床柱を製造するためのものであり、四
角柱状の上記集成材の4つの角を上記集成材の長さ方向
に沿って切断し、集成材を八角柱状に加工する八角柱加
工手段と、八角柱状に加工された上記集成材を、周方向
に回転させながらその外周面をカッターにより切削して
円柱状に加工する円柱加工手段と、円柱状に加工された
上記集成材の外周面に化粧板を接着する際に、上記集成
材の外周面に化粧板を巻いた状体で、化粧板を集成材の
中心軸方向に押圧して圧着する化粧板圧着手段と、上記
化粧板を圧着された上記集成材の外周面に、自然木の木
肌に似た凹凸模様を刻設する凹凸模様刻設手段とを具備
してなることを上記課題の解決手段とした。
【0011】また、本発明の床柱の製造方法は、円柱状
に加工した集成材と、該集成材の外周面に貼設された化
粧板とからなる床柱を製造するための物であり、予め長
尺な矩形板状に形成された板体を複数枚重ね合わせて、
一体に接着して四角柱状の集成材を製造する工程と、次
いで、該集成材の4つの角を、該集成材の長さ方向に沿
って切断し、該集成材を八角柱状に加工する工程と、次
いで、八角柱状に加工された集成材を周方向に回転させ
ながら、該集成材の外周面を切削して円柱状に加工する
工程と、次いで、円柱状に加工された集成材の外周面に
化粧板を貼設する工程と、次いで、化粧板を貼設された
集成材の外周面を該集成材の中心方向に向かって押圧し
て、集成材に化粧板を圧着する工程と、次いで、化粧板
を圧着された集成材の外周面に、自然木の木肌に似た凹
凸模様を刻設する工程とを具備してなることを上記課題
の解決手段とした。
【0012】
【作用】上記構成によれば、本発明の床柱は、化粧板が
互いに材質の異なる表面化粧板及び裏打ち単板と、これ
ら表面化粧板及び裏打ち単板に挟まれた不織布との三層
構造となっていることにより、床柱の外周面に凹凸模様
を形成する際に、化粧板を構成する木材の材質により、
化粧板が集成材から浮いたり、化粧板に亀裂ができる可
能性が減少し、容易に床柱の表面に凹凸模様を形成する
ことができる。
【0013】また、本発明の床柱の製造装置及び床柱の
製造方法によれば、予め製造された集成材を、八角柱加
工手段により八角柱状に加工してから円柱加工手段によ
り集成材を円柱状に加工する。次に、円柱状に加工され
た集成材の外周面に接着剤により化粧板を貼設し、次い
で化粧板圧着手段により、化粧板を集成材の中心方向に
向かって押圧することにより、集成材と化粧板とを圧着
する。そして、凹凸模様刻設手段により、床柱の外周面
を押圧することで、床柱の外周面に自然木の木肌と同様
な凹凸模様を形成する。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は、本実施例の床柱10を示す図面であっ
て、図2ないし図24は、本実施例の床柱の製造装置を
示す図面であって、図25は、本実施例の床柱の製造方
法により加工される集成材の加工工程を示す図面であ
る。
【0015】図1に示すように、本実施例の床柱10
は、円柱状に加工された集成材11と、該集成材11の
外周面に貼設された化粧板12とからなるものである。
上記集成材11は、比較的に弾力性に乏しく、押圧する
ことにより凹凸模様Mをを刻設した場合に、該凹凸模様
Mが復元しにくい材質の木材、例えば桐、檜、ポプラ等
からなるものである。
【0016】そして、集成材11は、上記木材からなる
長尺な矩形板状の板体11aを、複数重ね合わせた状体
で接着して四角柱状に形成し、この四角柱状にされたも
のを、円柱状に加工したものである。上記化粧板12
は、シート状に形成された木材からなる表面化粧板12
aと、同じくシート状に形成された木材からなる裏打ち
単板12bと、これら表面化粧板12aと裏打ち単板1
2bの間に挟まれた不織布12cとからなるものであ
る。
【0017】上記表面化粧板12aは、集成材11と同
様に押圧されて凹凸模様Mを刻設された場合の復元性に
乏しい、桐、檜等の木材からなるものである。そして、
表面化粧板12aは、上記木材を厚さが0.2mm〜
0.25mm程度のシート状にスライスすることにより
形成されたものである。上記裏打ち単板12bは、比較
的復元性を有するラワン等の木材からなるものである。
そして、裏打ち単板12bは、上記木材を厚さが0.2
mm〜0.25mm程度のシート状にスライスすること
により形成されたものである。そして、床柱10は、円
柱状の上記集成材11の表面に上記化粧板12が接着材
により接着されたものである。
【0018】次に、上記床柱10を製造するための床柱
の製造装置について説明するが、その前に、床柱10の
製造方法について簡単に説明する。図25に示すよう
に、床柱の製造方法は、矩形板状の板体11aを重ね合
わせた状体で接着し(図25(a))、四角柱状の集成
材11bを製造する工程(図25(b))と、四角柱状
の集成材11bの4つの角を、集成材11bの長さ方向
に沿って切断し、八角柱状の集成材11cを製造する工
程(図25(c))と、八角柱状の集成材11cの外周
面を回転させながら切削することにより円柱状の集成材
11を製造する工程(図25(d))と、円柱状の集成
材11に化粧板12を貼設する工程(図25(e))
と、化粧板12を集成材11の中心方向に押圧して圧着
する工程(図示略)と、化粧板12を貼設された集成材
11の表面を押圧して凹凸模様Mを刻設する工程(図2
5(f))とからなるものである。
【0019】そして、本実施例の床柱の製造装置は、四
角柱状の集成材11bを八角柱状に加工する八角柱加工
機20と、八角柱状の集成材11cを円柱状に加工する
円柱加工機40と、化粧板12を貼設された円柱状の集
成材11の表面を集成材11の中心方向に押圧して、化
粧板12と集成材11とを圧着する化粧板圧着機78
と、化粧板12を圧着された集成材11の表面に、凹凸
模様Mを形成する凹凸模様刻設機79とを主体として構
成されるものである。
【0020】図2ないし図8に示す上記八角柱加工機2
0は、四角柱状の集成材11bを円柱状の芯材11に加
工するに際して、まず、断面正方形の集成材11bの4
つの角を、集成材11bの長さ方向に沿って切断して断
面八角形の集成材11cに加工するものである。
【0021】図2及び図3に示すように、八角柱加工機
20は、長尺な矩形板状の作業台21と、該作業台21
の中央部に設けられた切断部22と、上記作業台21上
の切断部22より該作業台21の一端側に設けられ、か
つ、切断部22に搬入される集成材11bを支持する搬
入部23と、上記作業台21上の切断部22より他端側
に設けられ、切断部22から搬出された集成材11bを
支持すると共に、集成材11bを90度回転させる回転
部24とを主体として構成されたものである。
【0022】上記作業台21は、その上面の切断部22
の前後に、それぞれ搬入部23と回転部24が設けられ
ており、各搬入部23、回転部24、切断部22は、集
成材11bを搬入部から回転部24まで、集成材11b
の長さ方向に沿って一直線上で移動することが可能に配
置されている。
【0023】また、作業台21の回転部24の後方側に
は、回転部24内の集成材11bを切断部22側に押圧
するためのシリンダー25が配置されている。該シリン
ダー25は、作業台21の後端部から上方に延出する延
出部25aにより支持されている。そして、シリンダー
25は、ピストン25bを作業台21の長さ方向と平行
かつ作業台21の前方に向けた状態で配置されている。
【0024】上記切断部22には、図5に示すように2
つの電動鋸26、26が配置されている。上記2つの電
動鋸26、26は、電動モーター26a、26aを外側
にし、先端の円盤状の刃26b、26bを対向させた状
態で配置されている。 また、上記刃26b、26b
は、所定の間隔をあけて互いに平行に配置されると共
に、その側面を垂直かつ作業台21の長さ方向と平行に
配置されている。また、刃26b、26b同士間の間隔
は、集成材11bの幅により決定されるもので、集成材
11bの断面を正八角形に形成した際の集成材11bの
平行な側面同士間の距離と略同じ間隔となっている。
【0025】このような構成のもとに、中心軸まわりに
45度回転させた状態の集成材11b、すなわち、端面
の一方の対角線を水平にした状態の集成材11bを、刃
26b、26b同士の間に通過させることにより、上記
一方の対角線上の二つの角a、aを切断するようになっ
ている。
【0026】また、切断部22には、上記電動鋸26、
26の近傍の後方側に4つの搬送用ローラー27…が設
けられている。そして、搬送用ローラー27…は、電動
鋸26、26を通過した集成材11bの左右側方からそ
れぞれ上下2段に、集成材11bに向かって作業台21
の長さ方向に対して直角に延出すると共に、左右の搬送
用ローラー27…が対向するように配置されている。ま
た、これら搬送用ローラー27…は、その先端部が、中
心軸まわりに45度回転された状態の集成材11bの4
つの側面にそれぞれ当接するように配置されている。
【0027】そして、搬送用ローラー27…の先端部2
7aは、円錐台状に形成されており、その外周面の傾斜
角度が、集成材11bの4つの側面のそれぞれの傾斜角
度と対応して、集成材11bの側面に先端部の外周面が
当接するようになっている。また、先端部の外周面に
は、スプライン状の溝27b…が滑り止めとして設けら
れている。そして、各搬送用ローラー27は、図示しな
いギア及び電動モーターからなる周知の駆動機構によ
り、同方向に同じ回転速度で回転するようになってい
る。
【0028】また、搬送用ローラー27の後端は、図1
に示すシリンダー27c、27cのピストン27d、2
7dに図示しない接続板を介して接続されている。そし
て、搬送ローラー27は、シリンダー27cにより、搬
送用ローラー27…の軸方向に沿って僅かに前後動する
ようになっていると共に、集成材11bを搬送する際
に、搬送用ローラー27…の先端部27a…が集成材1
1bの側面を押圧した状態で回転するようになってい
る。
【0029】そして、これら電動鋸26の刃26bと搬
送用ローラー27…とは、四角箱状のカバー22a(図
1及び図2に図示)により覆われており、切断時の紛塵
が飛散しないようになっている。このカバー22aの前
部及び後部側面は、カバー22a内に集成材11bを挿
通させるために開口している。そして、このカバー22
aの天板22bには、集塵装置のチューブ22cが接続
されており、切断時の紛塵を集塵するようになってい
る。
【0030】また、このカバー22aの前方側には、カ
バー22aに隣接して四角箱状の前部カバー22dが設
けられてる。そして、その前部及び後部側面は、集成材
11bを前部カバー22d及びカバー22a内に搬入す
るように開口している。また、カバー22a前部と前部
カバー22d後部は、紛塵が外部に飛散しないように接
続されている。そして、前部カバー22dの前部側面の
開口は、集成材11bを挿通させるための穴が形成され
た柔軟性を有する合成樹脂性の膜22e(図3に図示)
により閉塞されている。そして、前部カバー22dに
は、その一側面に、集塵装置のチューブ22fが接続さ
れており、前部カバー22d内の紛塵を集塵するように
なっている。
【0031】上記搬入部23は、集成材11bをその中
心軸まわりに45度回転させた状態で支持するものであ
って、2枚の長尺な支持板23a、23aを、挟角90
度で断面V字状に長さ方向に沿って接合し、アングル鋼
状に形成したものである。そして、各支持板23a、2
3aは、作業台21上面に対して45度の角度で支柱2
3b、23b(図2に図示)により支持されている。ま
た、搬入部23は、上記集成材11bの中心軸が、上記
電動鋸26、26の刃26b、26bの切断方向に平行
になると共に2枚の刃26b、26bの中間に位置する
ように、集成材11bを案内するようになっている。
【0032】上記回転部24は、図3と図6ないし図8
に示すように、長尺な箱状のフレーム28と、該フレー
ム28の両端面にそれぞれ、同軸芯上で回動自在に対向
配置された円板29、29と、両端を該円板29、29
に接続された上部及び下部案内板30、31とを主体と
して構成されたものである。
【0033】上記フレーム28は、前後の端面を構成す
る略正方形の板体28a、28a(図6及び図7に図
示)の4つの頂点同士をアングル鋼28b…でつないだ
骨組み状のものとなっている。そして、フレーム28
は、上記作業台の切断部より後方側の左右両側縁部に、
作業台の長さ方向と平行に設けられたガイドレール21
a、21a(図6及び図7に図示)に沿って、前後動自
在に配置されている。そして、フレーム28の両端部の
左右両側面の下部には、それぞれ、上記ガイドレール2
1a、21a上をガイドレール21a、21aに案内さ
れながら転動する車輪28c…が設けられている。
【0034】また、図2及び図3に示すように、フレー
ム28の後端面の下部には、作業面上に作業台21の長
さ方向に沿って固定されたシリンダー21bのピストン
21cの先端が接続されており、該シリンダー21b
が、作業台上のフレーム28を前後動させるようになっ
ている。
【0035】また、図6及び図7に示すように、上記フ
レーム28の両端面を構成する板体28a、28aに
は、円形の開口部28d、28dがそれぞれ形成されて
いる。また、板体28a、28a内面の開口部28d、
28d側の側縁部には、開口部28d、28dの周縁に
沿って等間隔に三つのガイドローラー28e…(図6に
二つだけ図示)が、板体28a、28aに平行な平面内
で回動自在に板体28a、28aに取り付けられてい
る。そして、各ガイドローラー28eは、その外周部が
僅かに開口部内に突出するようになっている。そして、
ガイドローラー28e…の外周面には、ガイドローラー
28e…の円周方向に沿って一周する溝28fが設けら
れている。
【0036】このような構成に基づいて、三つのガイド
ローラー28e…は、その溝28fに、円板29の外周
縁を嵌合させた状態で、3方向から円板29を回動自在
に支持するようになっている。
【0037】上記2枚の円板29、29は、図8等に示
すように、互いに4本の丸棒状の接続部材29a…によ
り一体に回転するように接合されている。上記接続部材
29a…は、その両端がそれぞれ円板29、29の外周
縁の内面側に外周に沿って等間隔で接続されている。ま
た、図6に示すように、フレーム28の後端側の円板2
9は、その外周面に多数の歯が、形成されたギアとなっ
ており、図示しない電動モーター(図5に図示する箱体
内部に収納されている)とチェーン29bによって接続
されており、電動モーターを作動させることにより回転
するようになっている。
【0038】また、円板29、29には、図8に示すよ
うに、円板29、29の中心を中心とする略正方形状の
開口部29c、29cが設けられている。そして、円板
29は、上記電動モーターにより、開口部29cの4つ
の角のうちの一つの角bが鉛直方向を向いた状態から、
上記一つの角bに隣接する角cが、鉛直方向を向くま
で、90度回転させるようになっている。
【0039】なお、円板29、29には、図示しないス
トッパーが設けられており、円板29、29が90度以
上回動しないようになっていると共に、それぞれの位置
に周知のリミットスイッチ(図示略)が設けられてお
り、円板29、29が上記ストッパーにより停止させら
れた位置で、上記電動モーターが停止するようになって
いる。
【0040】そして 円板29、29には、開口部の一
つの角を鉛直方向に向けた状態で、鉛直方向を向いた状
態の角bの部分に断面V字状の下部案内板31が設けら
れている。この下部案内板31は、その両端部を円板2
9、29の開口部29c、29c側の周縁に固定されて
支持されている。また、円板29、29には、鉛直方向
を向いた開口部29c、29cの角bに対向する開口部
29c、29cの角dの部分に、断面逆V字状の上部案
内板30が設けられている。この上部案内板30は、そ
の両端を円板29、29の開口部29c、29c側の周
縁に固定されて支持されている。
【0041】上記上部及び下部案内板30、31は、挟
角90度に接合された2枚の側板30a、30a、31
a、31aから形成されている。そして、下部案内板3
1の側板31a、31aは、開口部29cの側辺と略同
じ幅に形成され、該側辺に沿って、円板29、29に固
定されている。
【0042】また上部案内板30の側板30a、30a
は、開口部29cの側辺の略半分の幅に形成され、該側
辺に沿って円板29、29に固定されている。従って、
上部案内板30の側板30aの側縁と下部案内板31の
側板31aの側縁との間には、開口部29c側辺の略半
分の幅の隙間ができるようになっている。そして、上部
案内板30と下部案内板31とに囲まれた部分が、集成
材11bを挿通する空間となっている。
【0043】また、下部案内板31の側板31a、31
aの側縁には、複数箇所に図示しない切欠部が設けら
れ、該切欠部に集成材11bの切断された角aの部分を
案内するローラー32…が、図7に示すように、回転部
24内の集成材11bの左右に複数配置されている。該
ローラー32は、両端を上記接続部材29aに取り付け
られて、上記隙間に臨み、かつ、フレーム28の長さ方
向に対して直角に配置された丸棒状の軸32aと、該軸
32aの中央部に回動自在に外挿されたローラー部32
b、32bとからなるものである。
【0044】そして、軸32aの両端部には、軸32a
に対して直角に挿通孔(図示略)が設けられている。そ
して、上記接続部材29a…には、接続部材29a…か
ら外側に向かって接続部材29a…に直角かつ水平に延
出する丸棒状の軸取付部材29b…が設けられている。
そして、軸32aの両端部の挿通孔に取付部材29b、
29bを挿通させることにより、軸32aが接続部材2
9aに、取付部材29bに沿って移動自在に取り付けら
れている。また、軸32aは、取付部材29bに外挿さ
れたコイルスプリング29cにより、フレーム28の中
心に向かって付勢された状態になっている。
【0045】図9ないし図15に示す円柱加工機40
は、上記八角柱加工機20により加工された八角柱状の
集成材11cを円柱状に加工するものである。
【0046】図中符号41は、円柱加工機40の外殻を
成すハウジングであり、概略、前後方向(図9及び図1
0では左右方向)に細長い矩形枠状に組まれた支持脚部
42と、該支持脚部42の上に固定され、集成材11c
を切削加工する機能を搭載した架台部43とを主体とし
て構成されている。架台部43は、支持脚部42の上
に、前後方向に渡されて互いに平行に固定された細長い
内部中空の角柱形状を有する2本の底版44、44と、
該底版44、44の上でハウジング41の前端位(図9
及び図10では右端位)及び後端位(図9及び図10では
左端位)にそれぞれ設けられた支持版(前端位支持版45
a、後端位支持版45b)とから概略構成されている。
【0047】2つの支持版45a、45bの上には、ク
ランプ機構46が設けられている。クランプ機構46
は、先端をハウジング41内側に向けた状態で前端位支
持版45aの上に設けられた第1のクランプ部47と、
先端をハウジング41内側に向けた状態で、上記後端位
支持版45bの上に設けられた第2のクランプ部48と
を主体として構成され、これら第1及び第2のクランプ
部47、48の間に、被切削物である集成材11cを水
平状態に配した状態で挾持して固定できるようになって
いる。
【0048】第1のクランプ部47は、略円筒形状を有
し、その先端が円錘形に尖った爪片47aとされてい
る。そして、この爪片47aと集成材(被切削物)11c
の端面との間には、爪片47aと集成材11cとのずれ
防止のために、鉄製のスペーサ49が介在せしめられて
いる。スペーサ49は、略円板形状を有しており、集成
材11cの端面に当接される側の面には、集成材11c
端面に突き刺さる針(図示略)が多数本突設され、また第
1のクランプ部47先端の爪片47aに当接される側の
面のほぼ中央部には、該爪片47aの先端が嵌入される
円錘形の穴(図示略)が設けられている。
【0049】第2のクランプ部48は、第1のクランプ
部47と同様に略円筒形状を有し、その先端には、円板
状の固定金具50が取り付けられている。固定金具50
には、集成材11c端面に突き刺さって集成材11cの
ずれを防止する針(図示略)が数本突設されている。
【0050】第1のクランプ部47は、上記前端位支持
版45aの上に設置された摺動部51に取り付けられて
いる。摺動部51は、前端位支持版45aの上を前後方
向(図9及び図10の左右方向)に摺動可能とされ、かつ
この摺動部51は、エアシリンダ52に接続されてい
る。そして、エアシリンダ52の駆動によって摺動部5
1が前端位支持版45aの上を摺動すると、それに伴っ
て、第1のクランプ部47が、集成材11cの長さ方向
に移動可能とされている。また、第1のクランプ部47
は、周回するベルト53を介して第1の回転モータ54
に接続されており、この第1の回転モータ54の回転駆
動によって、第1のクランプ47の前後方向の移動が微
調整可能とされている。
【0051】また、第2のクランプ部48は、ハウジン
グ41の後端位支持版45bの上に設置された第2の回
転モータ(回転機構)55に取り付けられており、この第
2の回転モータ55の回転駆動によって回転可能とされ
ている。そして、この第2のクランプ部48の回転に伴
って、第1及び第2のクランプ部47、48間に挾持さ
れた集成材11cは、その周方向の回転が可能とされて
いる。
【0052】第1のクランプ部47の下方でかつ上記2
本の底版44、44の上には、集成材11cの外周面を
その両側から切削加工する切削機構70が設けられてい
る。切削機構70は、後述するように、集成材11cの
両側に配置されかつ該集成材11cの外周面に臨むドラ
ム型切削刃60a、60aを有してなる一対のカッター
60、60と、該カッター60、60を支持する一対の
可動台56、56を具備している。
【0053】可動台56、56には、該可動台56、5
6をそれぞれ底版44、44の長さ方向に沿って移動可
能とする移動装置41が設けられている。すなわち、各
可動台56の底面には、先端を上記底版44内部へ貫通
した状態に、雌螺子部材57が取り付けられ、この雌螺
子部材57の先端には、底版44の長さ方向に向けて貫
通する雌螺子孔が設けられている。一方、底版44内部
には、この雌螺子部材57の雌螺子孔に螺合するように
して、螺子軸58が、底版44の長さ方向に延びて配設
されている。螺子軸58の一端には、該螺子軸58の回
転操作を行うための操作部29が設けられている。こう
して、螺子軸58と雌螺子部材57とによって、上記可
動台56を集成材11cの長さ方向に移動させる移動装
置41が構成されている。すなわち、螺子軸58の一端
に設けられた操作部29の操作により螺子軸58を回転
させることによって、該螺子軸58と上記雌螺子部材5
7との螺合の深さが調整され、これに伴って雌螺子部材
57に固定された上記可動台56が、底版44の長さ方
向に沿って該底版44上を移動するように構成されてい
るのである。
【0054】2つの可動台56、56の互いに対向する
側の面には、図11ないし図13に示すように、それぞ
れカッター60、60が取り付けられている。一方の可
動台56に取り付けられたカッター60は、上方に漸次
拡径する断面台形状のドラム型切削刃60aを有し、ま
た他方の可動台56に取り付けられたカッター60は、
下方に漸次拡径する断面台形状のドラム型切削刃60a
を有している。そして、これらのカッター60の切削刃
60aは、集成材11cの外周面に臨んで設けられ、か
つ可動台56の移動とともに集成材11cの外周面上を
滑り、この集成材11cの外周面をそれぞれ両側から切
削するように構成されている。
【0055】またさらに、これら可動台56、56の上
部には、これら可動台56、56の間の隙間を上方より
塞ぐ蓋体61が設けられている。蓋体61は、一方の可
動台56の上面に回動自在に取り付けられたことによっ
て開閉可能とされている。この蓋体61の下面のほぼ中
央部は、集成材11cの外周面に沿う曲率でへこみ形成
されており、このへこみ部分に沿ってやすり板62が取
り付けられている。
【0056】また、可動台56、56には、該可動台5
6、56を集成材11cの径方向に移動させて、両可動
台56、56間の距離を調整可能とする調整装置72が
設けられている。すなわち、可動台56、56には、そ
れぞれ、このハウジング41の幅方向に延びて貫通する
螺子孔63、63が設けられており、該螺子孔63、6
3には、2つの可動台56、56を連結する1本の螺子
棒64が螺合されている。この螺子棒64の外周に形成
された螺子山は、該螺子棒64のほぼ中央部付近で連結
を断たれ、しかもこの部分を境とする両側で、螺子山の
向きが反対方向に形成されている。
【0057】螺子棒64の一端には、この螺子棒64の
回転操作を行うためのハンドル部65が設けられてい
る。こうして、上記螺子孔63、63と螺子棒64とに
よって、両可動台56、56間の距離を調整可能とする
調整装置72が構成されている。すなわち、ハンドル部
65の操作によって螺子棒64を一方向に回転させるこ
とにより、2つの可動台56、56は該螺子棒64に沿
って互いに反対方向に移動して、両可動台56、56の
間の距離を広げたり縮めたりと、調整可能なように構成
されているのである。
【0058】また、第1のクランプ部47、第2の回転
モータ55と第2のクランプ部48は、それぞれケーシ
ング66、67で囲われている。
【0059】さらに、上記2つの可動台56、56とそ
れに取り付けられたカッター60、60、やすり板62
等の切削機構70は、底版44、44の長さ方向に沿っ
て移動可能に設けられた可動式のケーシング69内に収
められている。この可動式のケーシング69の上面に
は、2本の吸引管(図示略)が接続されており、可動台5
6、56に取り付けられたカッター60、60で集成材
11cの外周面を切削加工した際に出た削りかす等は、
このケーシング69から吸引管を通じて排出されるよう
に構成されている。
【0060】図16ないし図19に示す上記化粧板圧着
機78は、円柱状の集成材11の外周面に化粧板12を
接着剤により貼り付ける際に、化粧板12を集成材11
に押圧して圧着するものである。
【0061】上記化粧板圧着機78は、図16及び図1
7に示すように、上記集成材1を収納する円筒状のケー
ス3と、該ケース3内に設けられた袋状の弾力を有する
エアーバック4と、該エアーバック4内にエアーを送り
込むエアーコンプレッサー(図示略)とを主体として構
成されたものである。
【0062】上記ケース73は、円筒状の鋼管を、その
長さ方向の中心線に沿って分割した形状の蓋部73aと
底部73bとからなるものである。これらの蓋部73a
と底部73bとは、その断面がそれぞれ半円弧状となっ
ており、また、その左右両端面にそれぞれ半円状の側板
73cが固定されて閉塞されている。また、上記底部7
3bには、ケース73を作業のしやすい高さに固定する
ための脚(図示略)が設けられている。
【0063】そして、蓋部73aと底部73bとは、そ
れらの長さ方向に沿った一側縁が、該一側縁73d、7
3dに沿って複数設けられたヒンジ金物(図示略)によ
り開閉自在に結合されている。また、蓋部73aと底部
73bとには、その他側縁73e、73eを合わせて閉
塞した状態で、蓋部73aと底部73bとを固定できる
ように、図18もしくは図19に示す二周類の止め金具
75、76が取付られている。これら、止め金具75、
76は、ケース73の長さ方向に沿って間隔をあけて複
数個が設けられている。
【0064】図18に示すように、止め金具75、76
は、周知のものであり、蓋部73aの他側縁73eの近
傍の外周面から突出する突出片75aと、該突出片75
aに掛止される矩形リング状の掛け金75bと、該掛け
金75bを支持すると共に、締め付けるレバー75c
と、該レバー75cを底部73bの他側縁73e側近傍
に取付けるための断面V字状の取付部材75dとからな
るものである。
【0065】上記レバー75cは、その一端が、取付部
材75dから突出する支持片75eに、ケース73の長
さ方向と交差する平面内で回動自在にピン結合されてい
る。また、掛け金75bは、レバー75cのピン結合さ
れた一端より他端側に、上記平面内で回動自在に結合さ
れている。このような構成のもとに、止め金具75は、
突出片75aに掛け金75bを掛けた状態で、レバー7
5cを、蓋部73aの反対方向に回動させることによ
り、蓋部73aと底部73bとを閉めた状態で固定でき
るようになっている。
【0066】図19に示すように、止め金具76は、周
知のものであり、蓋部73aと底部73bとのそれぞれ
に、蓋部73aもしくは底部73bの円周方向に沿って
設けられたリブ76a、76aと、該リブ76a、76
aと一体に、蓋部73aと底部73bとのそれぞれの他
側縁部73eに、蓋部73aと底部73bを閉めた状態
で互いに隣接するように設けられた突出部76b、76
cと、底部73b側の突出部76cに、一端を、ケース
73の長さ方向と交差する平面内で回動自在にピン結合
された側面視して矩形状の止め具76dと、該止め具7
6dの他端側に、止め具76dの長さ方向に沿って螺合
されたボルト76eとからなるものである。
【0067】上記止め具76dは、2枚の側板76f、
76fと接続板76gとから正面視してH字状に形成さ
れており、該接続板76gにボルト76eが螺合される
ようになっている。また、ケース73を閉めた状態で、
隣接する底部73bの突出部76cと蓋部73aの突出
部76bが、止め具76dの側板76f、76f同士の
間の接続板76gの下に挿入されるようになっており、
この状態でボルト76eを締め付けることにより、突出
部76b、76c同士を押しつけて、蓋部73aと底部
73bとを閉めた状態に固定できるようになっている。
【0068】上記エアーバック74は、矩形袋状に形成
された弾性を有するゴム製の袋である。そして、エアー
バック74には、エアーコンプレッサーのチューブ(図
示略)が接続されており、エアーバック74内にエアー
を送り込むことにより、エアーバック74が膨張するよ
うになっている。なお、エアーバック74は、ゴム製に
限らず弾性を有する合成樹脂製でも良く、またゴム製と
した場合には、天然ゴムまたは合成ゴムのどちらでも良
い。
【0069】そして、エアーバック74は、ケース73
の内周面に沿った略円筒状にされた状態で、ケース73
内に収納されるようになっている。そして、エアーバッ
ク74の両側縁74a、74aが、それぞれ、上に来る
ように丸められている。また、この両側縁74a、74
aには、両側縁74a、74aの方向に沿って複数のマ
ジックテープ74b、74cが取付けられおり、エアー
バック74を円筒状にした状態で、止められるようにな
っていると共に、マジックテープ74b、74cを外す
ことにより、エアーバック74の内周側に集成材11を
入れられるようになっている。
【0070】また、エアーバック74の内周側には、矩
形状のゴムマット77が、エアーバック74の内周面に
沿って配置されている。上記エアーコンプレッサーは、
周知の一般に用いられているエアーコンプレッサーであ
る。
【0071】凹凸模様刻設機79は、化粧板12が圧着
された集成材11に凹凸模様Mを刻設するための作業台
となる作業テーブル80と、前記集成材11の端面に喰
い付いてこれを保持する保持機構81と、前記集成材を
その周方向に回転させる回転機構82と、上記保持機構
81及び回転機構82をそれぞれ支持する支持用スライ
ダー83と、この支持用スライダー83を往復動させる
移動機構84と、上記集成材11の外表面に凹凸模様M
を付ける押圧ローラ85とを主体として構成されてい
る。
【0072】上記作業用テーブル80は、図20及び図
21にその詳細を示すように、支持脚80aと、この支
持脚80a間に架け渡された梁部80bとにより組まれ
て成り、テーブルの左半分(図1左半分)に化粧板12
を圧着された集成材11を滑動自在に支持する支持ロー
ラ86が取り付けられ、またテーブルの右半分に支持用
スライダー83の走行路Rが備えられた基本構造となっ
ている。
【0073】なお、支持ローラ86は、図21に明らか
なように、自身の中央部が端部よりも縮径した形状とさ
れ、支持ローラ86の中央部に円柱状の上記集成材11
を安定して支持することができるようになっている。
【0074】上記保持機構81は、図22に具体的に示
すように、集成材11の端面に喰い付く喰付き部81a
を備えかつ回転機構82の回転軸82a先端に設けられ
た喰付き板81Aと、この喰付き板81Aの中心より突
出して集成材11の中にねじ込まれるねじ軸81Bと、
このねじ軸81Bを回転駆動させる駆動機構81Cとを
主体として構成される。
【0075】そして、上記駆動機構81Cは、上記回転
機構82の回転軸82a内に挿入されかつ先端がねじ軸
81Bに取り付けられた駆動軸81bと、この駆動軸8
1bを回転させる駆動モータ81dとを主体として構成
されており、また、駆動モータ81dと駆動軸81bと
は、図20及び図21に示すように、駆動軸81bの端
部に設けられた駆動輪81eに駆動モータ81dの軸8
1fをレバー81gの操作によって当接させることによ
り、駆動力が伝達されるようになっている。
【0076】一方、上記回転機構82は、集成材11の
端面に取り付けられる喰付き板81Aを回転させること
により、集成材を喰付き板81A毎回転させるもので、
先端に喰付き板81Aを備えた回転軸82aと、この回
転軸82aを回転させる駆動モータ82bとを主体とし
て構成されている。
【0077】なお上記駆動モータ82bとしては、シリ
ンダ装置が適用されており、シリンダ装置のロッド先端
に設けられたラック82cと、このラック82cに噛み
合う噛合ギア82dとによって、駆動力を回転軸82a
に伝達するようになっている。
【0078】一方、上記保持機構81及び回転機構82
を支持する支持用スライダー83は、作業テーブル80
の上面を移動自在に取り付けられており、より具体的に
は、作業テーブル80に備えられたガイドレール上を摺
動するようになっている。
【0079】一方、この支持用スライダー83を往復動
させる移動機構84としては、図20に示すように、ベ
ルトコンベア84aと、このベルトコンベア84aを駆
動させる駆動モータ84bとを主体として構成され、ベ
ルトコンベア84aに支持用スライダー83下面より突
出する取付部84cを固定することにより、ベルトコン
ベア84aの動きに合わせて支持用スライダー83を移
動させることができるようになっている。
【0080】次に、集成材11の外表面に凹凸模様Mを
刻設する押圧ローラ85について説明を補足すると、こ
れは、図23及び図24に示すように、全体が板厚の円
板状に形成されたものであって、押圧ローラ85の外周
面85aは円柱状をした集成材の外周面に沿って内側に
凹んだ形態とされ、またこの外周面85aには形成すべ
き凹凸模様Mの形態に応じて形成された凸条85bが押
圧ローラ85の周方向に沿って形成されている。
【0081】なお、上記押圧ローラ85は、回転軸85
dを中心に回転自在に支持されるとともに、回転軸85
dの偏心機構85cにより、相互に接近離間するように
構成されている。
【0082】上記本実施例の床柱10の作用について説
明する。上記床柱10は、その化粧板が表面化粧板12
aと、裏打ち単板12bと、これら表面化粧板12aと
裏打ち単板12bとに挟持された不織布12cとから構
成され、かつ表面化粧板12aが比較的復元性に乏しい
木材からなるとともに、裏打ち単板12bが比較的復元
性に富んだ木材からなることにより、上記復元性に富ん
だ木材と復元性に乏しい木材との性質を、合わせ持つと
共に、不織布12cにより補強されることで、凹凸模様
刻設機79により、化粧板12を貼設された集成材11
の表面を押圧して、凹凸模様Mを刻設する際に、化粧板
12に亀裂が生じたり、化粧板12が集成材11から浮
いてしまったりする可能性が減少する。
【0083】以下、本実施例の床柱10の製造方法にて
いて説明する。まず、周知の方法により、比較的復元性
に乏しい板体11aを重ね合わせて接着し、集成材11
bを製造する。
【0084】次に、八角柱加工機20用いて、四角柱状
の集成材11bから八角柱状の集成材11cを製造する
方法について説明する。まず、集成材11bを搬入部2
3上に載置し、集成材11bの一端を、集成材11bの
側面を支持板23a、23aに沿わせた状態で、切断部
22の前部カバー22dを通して、カバー22a内に押
し込む。この際に集成材11bは、集成材11bの長さ
方向に沿った中心軸まわりに45度傾いた状態で搬入部
23に支持されているので、集成材11bの一端は、そ
の左右の角a、aが垂直に配置された電動鋸26、26
の刃26b、26bにより切断されていく。
【0085】そして、さらに集成材11bを作業台21
の長さ方向に押し込むと、集成材11bの一端が、搬送
手段の搬送用ローラー27…の位置に達する。そして、
搬送ローラー27を、そ長さ方向に沿ってシリンダー2
7cにより押圧すると共に、回転させることにより、集
成材11bが、4つの搬送ローラー27…により挟持さ
れた状態で、回転部24側に搬送される。そして、集成
材11bの左右の角a、aは、集成材11bの移動に伴
って、集成材11bの長さ方向に沿って切断されてい
く。
【0086】この際に、集成材11bが搬入部23に4
5度の角度で支持されると共に、電動鋸26、26の刃
26b、26bが垂直に配置されているので、集成材1
1bの左右の角a、aは、集成材11bの側面に対し
て、45度の角度で切断されることになる。
【0087】次に、左右の角a、aを切断された集成材
11bは、搬送用ローラー27…により移動させられ
て、回転部24の下部案内板31上に載せられることに
なる。次に回転部24のフレーム28の後端に接続され
たシリンダー21bのピストン21cを後退させること
により、フレーム28を切断部22から引き離す。フレ
ーム28を切断部22から引き離すことにより、集成材
11bの他端部が、搬送用ローラー27…から離れるこ
とになり、集成材11bを回転する際に、集成材11b
の他端に搬送用ローラー27…が干渉することがない。
この状態で、回転部24の円板29、29を90度回転
することにより、集成材11bを90度回転させる。
【0088】次に、シリンダー3のピストン21cを前
進させることによりフレーム28を切断部22に近付け
る。そして、作業台21の後端部のシリンダー25のピ
ストン25bを前進させることにより、集成材11bの
他端部を搬送用ローラー27…の位置まで押し込む。
【0089】そして、前述のように、集成材11bは、
搬送用ローラー27…により移動差せられると共に、電
動鋸26、26の刃26b、26bにより、90度回転
して新たに左右の位置に来た角が切断されていく。
【0090】この際に、下部案内板31の切欠部の位置
に設けられたローラー32が、最初に切断された左右の
角a、aの部分をフレーム28の中心側に押圧した状態
で案内する。従って、切断された角a、aの部分は、集
成材11bに押圧されることになり、集成材11bの切
断面の摩擦力で、集成材11bと一緒に、搬入部23側
に移動することになる。そして、集成材11bは、4つ
の角を切断されて八角柱状に加工された状態で、搬入部
23上に戻される。
【0091】次に、このような構成の円柱加工機40を
用いて、円柱状の集成材11を製造する方法について、
図14及び図15を参照して説明する。
【0092】八角柱状の集成材11cを円柱加工機40
にセットする。すなわち、集成材11cを水平に配した
状態で、長さ方向の両端部をクランプ機構46の第1及
び第2のクランプ部47、48間に挾持して固定する。
この時、集成材11cの長さによっては、エアシリンダ
52を作動させることにより第1のクランプ部47を移
動させて、第1及び第2のクランプ部47、48間距離
を調整するとよい。
【0093】あるいは、必要によっては、第1の回転モ
ータ54の駆動によって、第1のクランプ部47の微妙
な位置調整を行うこともできる。第1のクランプ部47
と集成材11c端面との間には、スペーサ49を介在さ
せ、スペーサ49に突設された多数本の針(図示略)を集
成材11c端面に突き刺すことによって、これら第1の
クランプ部47と集成材11cとの間のずれを防止す
る。また、第2のクランプ部48の先端には、固定金具
50が取り付けられているので、同様に第2のクランプ
部48と集成材11cとの間のずれも防止される。
【0094】こうして集成材11cがクランプ機構46
に固定された後、第2の回転モータ(回転機構)25を回
転駆動させて、該集成材11cをその周方向に一定速度
で回転させる。この時、集成材11cとカッター60、
60との位置関係は、図14に示す通りである。
【0095】この状態で、切削加工を開始するが、切削
加工に先だち、まず図15に示すように、調整装置72
によって、カッター60、60の切削刃60a、60a
を集成材11c外周面に当て付ける作業を行う。すなわ
ち、ハンドル部65を操作して螺子棒64を回転させ
て、可動式ケーシング69内の2つの可動台56、56
を移動させ、これによって、2つの可動台56、56に
取り付けられたカッター60、60の切削刃60a、6
0aが、それぞれ集成材11cの外周面に当たるよう
に、可動台56、56の位置調整を行う。この時、可動
台56、56上部の蓋体61は開けておく。次いで、移
動装置41により可動台56、56を移動させ、切削加
工を開始する。
【0096】すなわち、底版44、44内の操作部2
9、29を操作して螺子軸58、58を一定速度で回転
させ、これによって可動台56、56を集成材11cの
長さ方向に沿って移動させる。集成材11cは一定速度
で回転しているので、その外周面上をカッター60、6
0の切削刃30a、30aが滑りながら移動していくこ
とで、この集成材11cの八隅は切り取られ、概ね円柱
形状に粗削りされる。
【0097】可動台56、56が集成材11cの他端ま
で移動した後、ハンドル部65の操作によって可動台5
6、56間距離を広げて、カッター60、60を集成材
11c外周面から離し、その代わりに、可動台56、5
6上部に設けられた蓋体61を閉めて、蓋体61下面に
取り付けられたやすり板62を集成材11c外周面に当
て付ける。この状態で、上記操作部29、29を操作し
て螺子軸58、58を先と反対方向に回転させ、可動台
56、56を元の位置に戻る方向に移動させる。集成材
11cは一定速度で回転しており、その外周面上をやす
り板62がこすりながら移動していくことで、この集成
材11cは、次第に滑らかな丸みを持った円柱形状に仕
上げ加工されていく。
【0098】次に、化粧板圧着機78用いて集成材11
の外周面に化粧板12を圧着する方法について説明す
る。まず、ケース73を開け、エアーバック74のマジ
ックテープ74b、74cを外した状態で、外周面に化
粧板12を貼り付けたばかりの集成材11をエアーバッ
ク74の内周側のゴムマット77の内周側に入れる。そ
して、集成材11をゴムマット77で包み、さらにその
まわりをエアーバック74で包む。そして、エアーバッ
ク74の両側縁74a、74aをマジックテープ74
b、74cで止めて、エアーバック74を円筒状にす
る。次に、ケース73の蓋部73aを閉めて止め金76
で止める。
【0099】次に、エアーコンプレッサーにより、エア
ーバック74内にエアーを挿入して、エアーバック74
を膨張させる。そして、この状態で、接着剤の養生期間
が終わるまでエアーバック74にエアーによる圧をかけ
ておく。この間に、エアーバック74に覆われた化粧板
12は、エアーバック74により、全面に渡って均等に
集成材11の中心軸方向に押圧されることになる。そし
て、化粧板12が均等に押圧されることにより、接着剤
の塗りむらが均等にされてなくなると共に、化粧板12
の内面の全面が集成材11の外周面に接着されることに
なる。
【0100】次に、凹凸模様刻設機79を用いて、化粧
板12を圧着された集成材11の外周面に凹凸模様Mを
刻設する方法について説明する。この刻設装置により、
集成材11に凹凸模様Mを付けるには、作業テーブル8
0の上に床柱用半製品である化粧板12を圧着された集
成材11を載せ、保持機構81により集成材11の端面
を喰い付かせる。
【0101】この操作は集成材11の一端面を保持機構
81の喰付き板81Aに臨ませ、ねじ軸81Bを回転さ
せて集成材11の端面にねじ込むとともに喰付き板81
Aの喰付き部81aを集成材11の端面に喰い付かせる
ことにより行なう。なお、ねじ軸81Bを回転させるに
は、駆動軸81bの端部に設けられた駆動輪81eに駆
動モータ81dの軸81fをレバー81gの操作によっ
て当接させ、駆動モータ81dの駆動力をねじ軸81B
に伝達させる。
【0102】集成材11のセット後、支持用スライダー
83を動かし、押圧ローラ85の間に集成材11を通し
つつ押圧ローラ85を回転させて集成材11を軸方向に
移動させると、集成材11の外周における押圧ローラ8
5との当接面には、押圧ローラ85による凹凸模様Mが
刻設される。
【0103】上記本実施例の床柱10によれば、床柱1
0の表面に凹凸模様Mを形成する際に、化粧板12に亀
裂が生じたり、化粧板12が集成材11から浮いてしま
ったりする可能性が低いので、凹凸模様Mを容易に形成
することができ、従って、凹凸模様Mの刻設の機械化を
容易なものとすることができる。
【0104】また、本実施例の床柱の製造装置によれ
ば、手加工をほとんど必要とせずに床柱10を製造する
ことが可能となり、床柱10製造の作業性を向上させる
ことができると共に、床柱10の品質を安定化すること
ができる。
【0105】また、本実施例の床柱の製造方法によれ
ば、上記床柱の製造装置を用いて、床柱10の製造工程
の大部分を機械化することが可能となる。また、化粧板
12を集成材11に圧着してから凹凸模様Mの刻設を行
なうことにより、化粧板12と集成材11の接着におけ
る養生期間を短縮することが可能となり、床柱10の製
造期間の短縮が図れる。さらに、集成材11に化粧板1
2を圧着してから、凹凸模様Mを刻設することにより、
刻設作業中に、化粧板12が集成材から剥がれることが
ない。なお、本発明の床柱10及び床柱の製造装置及び
床柱の製造方法は、上記実施例に限られるものではな
く、各部材の形状、寸法、材質等の具体的構成要件は、
実施に当たり適宜変更可能である。
【0106】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明の床
柱によれば、床柱の外周面に凹凸模様を刻設する際に、
化粧板に亀裂が生じたり、化粧板が集成材から浮いたり
する可能性がなく、容易に床柱に凹凸模様を形成するこ
とができ、床柱の製造の機械化を容易に図ることができ
る。また、本発明の床柱の製造装置によれば、手加工を
ほとんど必要とせずに床柱を製造することが可能とな
り、床柱の作業性を向上させることができると共に、床
柱の品質を安定化することができる。また、本発明の床
柱の製造方法によれば、床柱の製造の機械化を容易に図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】上記実施例の床柱を示す一部を切り欠いた斜視
図である。
【図2】上記実施例の床柱の製造装置の八角柱加工機を
示す平面図である。
【図3】上記八角柱加工機を示す側面図である。
【図4】上記八角柱加工機の搬入部等を示す要部斜視図
である。
【図5】上記八角柱加工機の切断部の概略を示す要部斜
視図である。
【図6】上記八角柱加工機の回転部を示す要部斜視図で
ある。
【図7】上記回転部を示す要部斜視図である。
【図8】上記回転部のガイドローラー等を示す断面図で
ある。
【図9】上記床柱の製造装置の円柱加工機を示す側面図
である。
【図10】上記円柱加工機を示す平面図である。
【図11】上記円柱加工機のクランプ機構と切削機構を
示す斜視図である。
【図12】上記円柱加工機の切削機構を示す平面図であ
る。
【図13】上記切削機構を示す側面図である。
【図14】上記切削機構によって集成材を切削加工する
前の状体を示す断面図である。
【図15】上記切削機構によって集成材を切削加工する
際の作業状体を示す断面図である。
【図16】上記実施例の化粧板圧着機を示す斜視図であ
る。
【図17】上記化粧板圧着機を示す断面図である。
【図18】上記化粧板圧着機の止め金具を示す断面図で
ある。
【図19】上記化粧板圧着機の止め金具を示す断面図で
ある。
【図20】上記実施例の凹凸模様刻設機を示す正面図で
ある。
【図21】上記凹凸模様刻設機を示す平面図である。
【図22】上記凹凸模様刻設機の保持機構の詳細を示す
斜視図である。
【図23】上記凹凸模様刻設機の押圧ローラにより集成
材に凹凸模様を刻設している状体を示す断面図である。
【図24】上記押圧ローラを示す斜視図である。
【図25】上記実施例の床柱の製造方法によって加工さ
れる集成材を示す斜視図である。
【図26】上記従来の技術において、床柱を説明するた
めに示した斜視図である。
【符号の説明】
10 柱体 11 円柱状の集成材 11a 板体 11b 四角柱状の集成材 11c 八角柱状の集成材 12 化粧板 12a 表面化粧板 12b 裏打ち単板 12c 不織布 20 八角柱加工機(八角柱加工手段) 40 円柱加工機(円柱加工手段) 78 化粧板圧着機(円柱加工手段) 79 凹凸模様刻設機(凹凸模様刻設手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円柱状に加工した集成材と、該集成材の
    外周面に貼設された化粧板とからなる床柱であって、 上記化粧板は、シート状に形成された木材からなる表面
    化粧板と、シート状に形成されかつ上記木材とは異なる
    材質の木材からなる裏打ち単板と、これら表面化粧板と
    裏打ち単板との間に挟まれた不織布とからなり、上記集
    成材は、化粧板を貼設された状体で、その表面に凹凸が
    形成されていることを特徴とする床柱。
  2. 【請求項2】 円柱状に加工した集成材と、該集成材の
    外周面に貼設された化粧板とからなる床柱を製造するた
    めの床柱の製造装置であって、 四角柱状の上記集成材の4つの角を上記集成材の長さ方
    向に沿って切断し、集成材を八角柱状に加工する八角柱
    加工手段と、 八角柱状に加工された上記集成材を、周方向に回転させ
    ながらその外周面をカッターにより切削して円柱状に加
    工する円柱加工手段と、 円柱状に加工された上記集成材の外周面に化粧板を接着
    する際に、上記集成材の外周面に化粧板を巻いた状体
    で、化粧板を集成材の中心軸方向に押圧して圧着する化
    粧板圧着手段と、 上記化粧板を圧着された上記集成材の外周面に、自然木
    の木肌に似た凹凸模様を刻設する凹凸模様刻設手段とを
    具備してなることを特徴とする床柱の製造装置。
  3. 【請求項3】 円柱状に加工した集成材と、該集成材の
    外周面に貼設された化粧板とからなる床柱を製造するた
    めの床柱の製造方法であって、 予め長尺な矩形板状に形成された板体を複数枚重ね合わ
    せて、一体に接着して四角柱状の集成材を製造する工程
    と、 次いで、該集成材の4つの角を、該集成材の長さ方向に
    沿って切断し、該集成材を八角柱状に加工する工程と、 次いで、八角柱状に加工された集成材を周方向に回転さ
    せながら、該集成材の外周面を切削して円柱状に加工す
    る工程と、 次いで、円柱状に加工された集成材の外周面に化粧板を
    貼設する工程と、 次いで、化粧板を貼設された集成材の外周面を該集成材
    の中心方向に向かって押圧して、集成材に化粧板を圧着
    する工程と、 次いで、化粧板を圧着された集成材の外周面に、自然木
    の木肌に似た凹凸模様を刻設する工程とを具備してなる
    ことを特徴とする床柱の製造方法。
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