JPH07102327B2 - 玄米加湿装置 - Google Patents
玄米加湿装置Info
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- JPH07102327B2 JPH07102327B2 JP23464687A JP23464687A JPH07102327B2 JP H07102327 B2 JPH07102327 B2 JP H07102327B2 JP 23464687 A JP23464687 A JP 23464687A JP 23464687 A JP23464687 A JP 23464687A JP H07102327 B2 JPH07102327 B2 JP H07102327B2
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- rice
- tank
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は米粒、特に玄米粒を加湿するための玄米加湿
装置に関する。
装置に関する。
籾米等、穀物の乾燥機が普及した昨今では、米の生産者
は、乾燥機に装着された籾米の水分計によって効率的な
乾燥作業を行っている。にもかかわらず、彼らは、政府
の水分検査基準である15%を超過するのを懸念して、過
乾燥気味の玄米に調製して供出するきらいがある、過乾
燥の米粒(玄米)は貯蔵性は向上するが、反面、食味の
面では著しく劣る。すなわち、含水率14%を下回った米
粒(精白米)は、洗米時に水中龜(き)裂(花咲き現
象)を生じてべとつき、とても米飯に適するものではな
く、また、過乾燥の度合いによっては、脆(ぜい)弱と
なり、搗(とう)精時に砕米の多発を惹(ひ)き起こす
原因となる。
は、乾燥機に装着された籾米の水分計によって効率的な
乾燥作業を行っている。にもかかわらず、彼らは、政府
の水分検査基準である15%を超過するのを懸念して、過
乾燥気味の玄米に調製して供出するきらいがある、過乾
燥の米粒(玄米)は貯蔵性は向上するが、反面、食味の
面では著しく劣る。すなわち、含水率14%を下回った米
粒(精白米)は、洗米時に水中龜(き)裂(花咲き現
象)を生じてべとつき、とても米飯に適するものではな
く、また、過乾燥の度合いによっては、脆(ぜい)弱と
なり、搗(とう)精時に砕米の多発を惹(ひ)き起こす
原因となる。
そこで、玄米に加湿する方法が特開昭49−18647号公報
等で提案されているが、単に霧状の微細な水滴で米粒表
面を濡らして、撹拌・吸水させるだけでは玄米温度が低
下し、特に冬場及び寒冷地においては米温低下が顕著と
なり、そのため、米粒組織が極度に収縮・硬化して精米
能率を激減させるので、実用的なものとは言い難いもの
である。
等で提案されているが、単に霧状の微細な水滴で米粒表
面を濡らして、撹拌・吸水させるだけでは玄米温度が低
下し、特に冬場及び寒冷地においては米温低下が顕著と
なり、そのため、米粒組織が極度に収縮・硬化して精米
能率を激減させるので、実用的なものとは言い難いもの
である。
一方、特公昭55−8215号公報には、第5図に示すよう
に、上部に結露防止手段101を下部に脱臭気手段102を備
え且つ対流手段103を内部に備えたサイロ104と、該サイ
ロ104へ取付けられサイロ104内の上方空所Sへの水分を
噴霧する加湿手段105及びサイロ104内に組込まれた加温
手段106と、上記サイロ104内にあって粉粒体の水分値と
温度を検出する水分センサー107と温度センサー108とか
らなり、サイロ104内で米・麦等の粉粒体を対流せしめ
つつサイロ104内上方で水分を供給し勝つ中央部で加温
するとともに両センサー107,108にてその加湿、加温状
態を検出制御する粉粒体の調質装置が開示されている。
に、上部に結露防止手段101を下部に脱臭気手段102を備
え且つ対流手段103を内部に備えたサイロ104と、該サイ
ロ104へ取付けられサイロ104内の上方空所Sへの水分を
噴霧する加湿手段105及びサイロ104内に組込まれた加温
手段106と、上記サイロ104内にあって粉粒体の水分値と
温度を検出する水分センサー107と温度センサー108とか
らなり、サイロ104内で米・麦等の粉粒体を対流せしめ
つつサイロ104内上方で水分を供給し勝つ中央部で加温
するとともに両センサー107,108にてその加湿、加温状
態を検出制御する粉粒体の調質装置が開示されている。
ところで、前述の粉粒体の調質装置は、対流手段(スク
リュー)103によって米粒等を対流するとともに、加温
手段106によって加温しつつサイロ104内上方の空所Sに
充満する霧状の水分によって加湿を行うのであるが、サ
イロ104内の米粒は、空所Sとの境界面に至った時点で
のみ水分添加を施され、しかも、その後、サイロ104底
部に移動して再び対流手段103で揚送されるまでは撹拌
作用を受けることがない。そのため、空所Sとの境界面
においてその粒子表面の一部に水分が付着した米粒は加
温作用を受けたとしても、粒子の一部、例えば腹側から
のみ水分の滲(しん)透が進み、その結果、背と腹との
水分差により胚乳部に歪(ひずみ)が起こり、胴割れが
発生する危険性をはらんでいた。
リュー)103によって米粒等を対流するとともに、加温
手段106によって加温しつつサイロ104内上方の空所Sに
充満する霧状の水分によって加湿を行うのであるが、サ
イロ104内の米粒は、空所Sとの境界面に至った時点で
のみ水分添加を施され、しかも、その後、サイロ104底
部に移動して再び対流手段103で揚送されるまでは撹拌
作用を受けることがない。そのため、空所Sとの境界面
においてその粒子表面の一部に水分が付着した米粒は加
温作用を受けたとしても、粒子の一部、例えば腹側から
のみ水分の滲(しん)透が進み、その結果、背と腹との
水分差により胚乳部に歪(ひずみ)が起こり、胴割れが
発生する危険性をはらんでいた。
この発明は前記問題点を考え合わせ、精米能率を激減さ
せず、かつ胴割れ発生の危険性のない玄米加湿装置を提
供することを技術的課題とする。
せず、かつ胴割れ発生の危険性のない玄米加湿装置を提
供することを技術的課題とする。
前記問題点を解決するため本発明は、投入部と排出部と
に穀温検出器を装着したタンク内に、下部には前記投入
部に連絡する供給口を、上部には前記排出部に連絡する
吐出口を各々設けるとともにその周壁を多孔壁で形成し
た加湿筒を立設し、この加湿筒内には一端を開口して中
空状に形成するとともにその周壁には多数の通気孔を設
けた軸を有するスクリューを内装してあり、霧発生器及
び気体加温装置に連結した送風機の吐出管端部と前記タ
ンク壁に穿設した開口部又は送風機の吐出管とスクリュ
ーの軸の開口端部とを接続し、前記排出部の穀温検出器
での検出値を前記投入部の穀温検出器での検出値以上と
するよう、各穀温検出器を比較回路に電気的に連結し、
この比較回路を制御回路を介して前記気体加温装置に連
絡する、という技術的手段を講じた。
に穀温検出器を装着したタンク内に、下部には前記投入
部に連絡する供給口を、上部には前記排出部に連絡する
吐出口を各々設けるとともにその周壁を多孔壁で形成し
た加湿筒を立設し、この加湿筒内には一端を開口して中
空状に形成するとともにその周壁には多数の通気孔を設
けた軸を有するスクリューを内装してあり、霧発生器及
び気体加温装置に連結した送風機の吐出管端部と前記タ
ンク壁に穿設した開口部又は送風機の吐出管とスクリュ
ーの軸の開口端部とを接続し、前記排出部の穀温検出器
での検出値を前記投入部の穀温検出器での検出値以上と
するよう、各穀温検出器を比較回路に電気的に連結し、
この比較回路を制御回路を介して前記気体加温装置に連
絡する、という技術的手段を講じた。
また、第2の発明は、投入部と排出部とに穀温検出器を
装着したタンク内に、下部には前記投入部に連絡する供
給口を、上部には前記排出部に連絡する吐出口を各々設
けるとともにその周壁を多孔壁で形成した加湿筒を立設
し、この加湿筒内には一端を開口して中空状に形成する
とともにその周壁には多数の通気孔を設けた軸を有する
スクリューを内装してあり、霧発生器及び気体加温装置
に連絡した送風機の吐出管端部と前記タンク壁に穿設し
た開口部、又は送風機の吐出管とスクリューの軸の開口
端部とを接続し、前記排出部の穀温検出器での検出値を
前記投入部の穀温検出器での検出値以上とするよう、各
穀温検出器を比較回路に電気的に連結し、この比較回路
を制御回路を介して前記気体加温装置に連絡し、さら
に、除糠金網内に精白転子を内装してなる精米機の供給
口と前記タンクの排出部とを米粒流路を介して連結す
る、という技術的手段を講じた。
装着したタンク内に、下部には前記投入部に連絡する供
給口を、上部には前記排出部に連絡する吐出口を各々設
けるとともにその周壁を多孔壁で形成した加湿筒を立設
し、この加湿筒内には一端を開口して中空状に形成する
とともにその周壁には多数の通気孔を設けた軸を有する
スクリューを内装してあり、霧発生器及び気体加温装置
に連絡した送風機の吐出管端部と前記タンク壁に穿設し
た開口部、又は送風機の吐出管とスクリューの軸の開口
端部とを接続し、前記排出部の穀温検出器での検出値を
前記投入部の穀温検出器での検出値以上とするよう、各
穀温検出器を比較回路に電気的に連結し、この比較回路
を制御回路を介して前記気体加温装置に連絡し、さら
に、除糠金網内に精白転子を内装してなる精米機の供給
口と前記タンクの排出部とを米粒流路を介して連結す
る、という技術的手段を講じた。
第1の発明において、タンクの投入部から加湿筒の供給
口に流入する米粒は、加湿筒に内装するスクリューによ
って撹拌・揚送される。一方、気体加温装置及び霧発生
器で生成される温湿風が、送風機によってタンク壁の開
口部から加湿筒の多孔壁を経て米粒に供給されるか、又
はスクリューの軸端部からその周壁の通気孔を経て米粒
に供給される。これにより、米粒の粒子全面に均等に水
分を付着せしめるとともに加温することによって、米粒
組織を収縮・硬化させることなく、粒子全面から均等に
その内部へ吸水する。さらに、タンクの投入部と排出部
とにおける各米粒温度を比較器によって比較するととも
に、排出部における米温が供給部のそれ以上とするよ
う、気体加温装置に連結した制御回路によって温湿風の
温度を制御する。
口に流入する米粒は、加湿筒に内装するスクリューによ
って撹拌・揚送される。一方、気体加温装置及び霧発生
器で生成される温湿風が、送風機によってタンク壁の開
口部から加湿筒の多孔壁を経て米粒に供給されるか、又
はスクリューの軸端部からその周壁の通気孔を経て米粒
に供給される。これにより、米粒の粒子全面に均等に水
分を付着せしめるとともに加温することによって、米粒
組織を収縮・硬化させることなく、粒子全面から均等に
その内部へ吸水する。さらに、タンクの投入部と排出部
とにおける各米粒温度を比較器によって比較するととも
に、排出部における米温が供給部のそれ以上とするよ
う、気体加温装置に連結した制御回路によって温湿風の
温度を制御する。
また、第2の発明においては、第1の発明と同様、玄米
粒は加湿筒内で撹拌・揚送される間に、タンク壁の開口
部又はスクリュー軸の通気孔から噴出する温湿風により
加湿加温され、排出部における米温が供給のそれ以上に
保持された状態で、米粒流路を経て精米機の供給口に流
入し、適正米温での搗精作用を受ける。
粒は加湿筒内で撹拌・揚送される間に、タンク壁の開口
部又はスクリュー軸の通気孔から噴出する温湿風により
加湿加温され、排出部における米温が供給のそれ以上に
保持された状態で、米粒流路を経て精米機の供給口に流
入し、適正米温での搗精作用を受ける。
以下、第1図乃至第3図に基づいて第1の発明の実施態
様における好適な実施例について説明する。第1図は本
実施例の一部破断正断面、第2図は第1図のA−A断面
図である。
様における好適な実施例について説明する。第1図は本
実施例の一部破断正断面、第2図は第1図のA−A断面
図である。
玄米加湿装置1は加圧タンク2、加圧タンク2下部のス
カート部3、加圧タンク2への供給装置4、同排出装置
5、霧発生器(ネブライザー)、送風機7及び操作盤8
その他からなる。加圧タンク2の天井壁201と底壁202と
の間には加湿筒203A〜203Hが加圧タンク2の周壁に沿っ
て並設してあり、加湿筒203A〜203Hは孔部を多数設けた
多孔壁によって形成されるとともに下部には供給口204
を、上部には吐出口205を各々設け、その内部にはスク
リュー206を各々回転可能に立設してある。すなわち、
天井壁201から突出したスクリュー軸207の軸端にはスプ
ロケット208が軸着され、このスプロケット208と加圧タ
ンク2周壁面に固着した減速電動機209のスプロケット2
10とはチェーン211によって連動連結してある。また、
スクリュー軸207はその下端を開口するとともに中空軸
となし、軸の周壁には多数の通気孔212を穿設する。な
お、隣設する加湿筒、つまり加湿筒203Aの吐出口205と
同203Bの供給口204、加湿筒203Bとの吐出口205と同203C
の供給口204及び加湿筒203Cの吐出口205と同203Dの供給
口204は各々連絡シュート管213によって連絡され、同様
に、加湿筒203E〜203Hの間もシュート管213により連結
される。そして、始端側の加湿筒203A及び203Eの供給口
204は、一端を空気遮断弁である供給側ロータリーバル
ブ401に連結した供給管402A及び402Bによって接続さ
れ、一方、終端側の加湿筒203D及び203Hの各吐出口205
は、その一端を排出側ロータリーバルブ501の供給部に
接続した排出ホッパー502の上方に臨ませた排出管503A
及び503Bの他端にそれぞれ接続される。
カート部3、加圧タンク2への供給装置4、同排出装置
5、霧発生器(ネブライザー)、送風機7及び操作盤8
その他からなる。加圧タンク2の天井壁201と底壁202と
の間には加湿筒203A〜203Hが加圧タンク2の周壁に沿っ
て並設してあり、加湿筒203A〜203Hは孔部を多数設けた
多孔壁によって形成されるとともに下部には供給口204
を、上部には吐出口205を各々設け、その内部にはスク
リュー206を各々回転可能に立設してある。すなわち、
天井壁201から突出したスクリュー軸207の軸端にはスプ
ロケット208が軸着され、このスプロケット208と加圧タ
ンク2周壁面に固着した減速電動機209のスプロケット2
10とはチェーン211によって連動連結してある。また、
スクリュー軸207はその下端を開口するとともに中空軸
となし、軸の周壁には多数の通気孔212を穿設する。な
お、隣設する加湿筒、つまり加湿筒203Aの吐出口205と
同203Bの供給口204、加湿筒203Bとの吐出口205と同203C
の供給口204及び加湿筒203Cの吐出口205と同203Dの供給
口204は各々連絡シュート管213によって連絡され、同様
に、加湿筒203E〜203Hの間もシュート管213により連結
される。そして、始端側の加湿筒203A及び203Eの供給口
204は、一端を空気遮断弁である供給側ロータリーバル
ブ401に連結した供給管402A及び402Bによって接続さ
れ、一方、終端側の加湿筒203D及び203Hの各吐出口205
は、その一端を排出側ロータリーバルブ501の供給部に
接続した排出ホッパー502の上方に臨ませた排出管503A
及び503Bの他端にそれぞれ接続される。
次に、供給装置4及び排出装置5についてさらに詳述す
れば、供給側ロータリーバルブ401は、サーボ機構付き
の電動機403によって任意の速度で回転可能に形成さ
れ、供給側ロータリーバルブ401の供給部には供給ホッ
パー404の下端が接続されるとともにその壁面には穀温
検出器405を装着する。他方、排出側ロータリーバルブ5
01は、サーボ機構付きの電動機504によって任意の速度
で回転可能に形成され、その排出部にはスクリューコン
ベヤー505の供給部が接続されるとともに、スクリュー
コンベヤー505の排出部はバケットエレベーター506の供
給部に連結してある。また、排出ホッパー502の壁面に
は穀温検出器507が装着される。
れば、供給側ロータリーバルブ401は、サーボ機構付き
の電動機403によって任意の速度で回転可能に形成さ
れ、供給側ロータリーバルブ401の供給部には供給ホッ
パー404の下端が接続されるとともにその壁面には穀温
検出器405を装着する。他方、排出側ロータリーバルブ5
01は、サーボ機構付きの電動機504によって任意の速度
で回転可能に形成され、その排出部にはスクリューコン
ベヤー505の供給部が接続されるとともに、スクリュー
コンベヤー505の排出部はバケットエレベーター506の供
給部に連結してある。また、排出ホッパー502の壁面に
は穀温検出器507が装着される。
次に、霧発生器6及び送風機7であるが、霧発生器6は
超音波振動素子601及び水槽602を備えるとともに、一端
を送風機7の吐出部に連結した吐出管701の中途に介在
させ、吐出管701を流れる空気内に霧を混入するよう形
成され、さらに、吐出管701には気体加温装置(ヒータ
ー)705を介装させるとともに、この気体加温装置705は
制御回路801を介し、前記各穀温検出器405及び507を連
絡する比較回路802と連絡される。吐出管701の他端は、
加圧タンク2の天井壁201に開口した給風口214に連結さ
れ、一方、送風機7の吸気口には弁704を備えた吸気管7
02の一端が接続されるとともに、吸気管702の他端部は
リング状に形成して各スクリュー軸207の下端開口部に
連結する。また、送風機7には駆動用の電動機703が設
けられる。
超音波振動素子601及び水槽602を備えるとともに、一端
を送風機7の吐出部に連結した吐出管701の中途に介在
させ、吐出管701を流れる空気内に霧を混入するよう形
成され、さらに、吐出管701には気体加温装置(ヒータ
ー)705を介装させるとともに、この気体加温装置705は
制御回路801を介し、前記各穀温検出器405及び507を連
絡する比較回路802と連絡される。吐出管701の他端は、
加圧タンク2の天井壁201に開口した給風口214に連結さ
れ、一方、送風機7の吸気口には弁704を備えた吸気管7
02の一端が接続されるとともに、吸気管702の他端部は
リング状に形成して各スクリュー軸207の下端開口部に
連結する。また、送風機7には駆動用の電動機703が設
けられる。
最後に操作盤8であるが、操作盤8には各種操作ボタン
及び加圧タンク2内の圧力を表示するゲージその他を備
えるとともに、供給側、排出側のロータリーバルブ40
1、402を駆動させる電動機403、504及び霧発生器6の超
音波振動素子601の各駆動回路、気体加温装置705の制御
回路801並びに穀温検出器405、507と接続した比較器802
を内蔵する。
及び加圧タンク2内の圧力を表示するゲージその他を備
えるとともに、供給側、排出側のロータリーバルブ40
1、402を駆動させる電動機403、504及び霧発生器6の超
音波振動素子601の各駆動回路、気体加温装置705の制御
回路801並びに穀温検出器405、507と接続した比較器802
を内蔵する。
以下に、上記実施例における具体的作動について説明す
る。前行程の玄米タンク(図示せず)等から供給ホッパ
ー404内に投入される玄米粒は、穀温検出器405によって
その穀温、例えば10℃を検出されるとともに、供給側ロ
ータリーバルブ401の駆動により、一定量ずつ供給管402
Aを経て加湿筒203Aの供給口204に流入する。なお、同時
に供給管402Bを経て加湿筒203Eの供給口204にも流入す
るが、以下の説明は加湿筒203A〜203D側についてのみ行
う。加湿筒203Aの供給口204に流入した米粒は、スクリ
ュー206によって撹拌されながら揚送される。
る。前行程の玄米タンク(図示せず)等から供給ホッパ
ー404内に投入される玄米粒は、穀温検出器405によって
その穀温、例えば10℃を検出されるとともに、供給側ロ
ータリーバルブ401の駆動により、一定量ずつ供給管402
Aを経て加湿筒203Aの供給口204に流入する。なお、同時
に供給管402Bを経て加湿筒203Eの供給口204にも流入す
るが、以下の説明は加湿筒203A〜203D側についてのみ行
う。加湿筒203Aの供給口204に流入した米粒は、スクリ
ュー206によって撹拌されながら揚送される。
一方、送風機7から吐出される風は、気体加温装置705
及び霧発生器6を通過する間に、霧発生器6で発生する
微粒子の水分を多量に含んだ温湿風となり、加圧タンク
2天井壁201の給風口214から流入する。この温湿風は、
加湿筒203Aの筒周壁に設けた多数の孔から筒内に進入
し、スクリュー206によって撹拌・揚送される各米粒粒
子に接触し、米温を徐々に上昇させながら全面に結露す
る。そして、水分及び熱を失った風はスクリュー軸207
の通気孔212からその中空部に流入し、スクリュー軸207
下端から吸気管702を経て送風機7の吸気口へ戻される
のであるが、吸気管702に設けた弁704によって加圧タン
ク2からの排気流量が制限され、そのため、加圧タンク
2内はしだいに高圧状態(ゲージ圧0.3〜0.5気圧)とな
る。加圧タンク2内が高圧状になると、加湿筒203Aの米
粒粒子全面に付着した水分は、粒子全面から均等に、し
かも急速に内層部へ滲透する。また、米粒どうしが撹拌
されて粒々摩擦を生じることによって米温を保持するこ
とができる。
及び霧発生器6を通過する間に、霧発生器6で発生する
微粒子の水分を多量に含んだ温湿風となり、加圧タンク
2天井壁201の給風口214から流入する。この温湿風は、
加湿筒203Aの筒周壁に設けた多数の孔から筒内に進入
し、スクリュー206によって撹拌・揚送される各米粒粒
子に接触し、米温を徐々に上昇させながら全面に結露す
る。そして、水分及び熱を失った風はスクリュー軸207
の通気孔212からその中空部に流入し、スクリュー軸207
下端から吸気管702を経て送風機7の吸気口へ戻される
のであるが、吸気管702に設けた弁704によって加圧タン
ク2からの排気流量が制限され、そのため、加圧タンク
2内はしだいに高圧状態(ゲージ圧0.3〜0.5気圧)とな
る。加圧タンク2内が高圧状になると、加湿筒203Aの米
粒粒子全面に付着した水分は、粒子全面から均等に、し
かも急速に内層部へ滲透する。また、米粒どうしが撹拌
されて粒々摩擦を生じることによって米温を保持するこ
とができる。
こうして、多孔壁加湿筒203A内を撹拌・揚送され吐出口
205に至った米粒は、連絡シュート管213内を流下し、隣
設する加湿筒203Bの供給口204内に流入する。そして、
加湿筒203Bにおいても、加湿筒203Aと同様に、スクリュ
ー206によって米粒が撹拌・揚送される間に、温湿風を
浴びせられるとともに、米粒内層部への吸水作用が行わ
れ、次いで、加湿筒203C及び同203Dでも同様に米粒への
加湿が行われる。
205に至った米粒は、連絡シュート管213内を流下し、隣
設する加湿筒203Bの供給口204内に流入する。そして、
加湿筒203Bにおいても、加湿筒203Aと同様に、スクリュ
ー206によって米粒が撹拌・揚送される間に、温湿風を
浴びせられるとともに、米粒内層部への吸水作用が行わ
れ、次いで、加湿筒203C及び同203Dでも同様に米粒への
加湿が行われる。
終端側の加湿筒203D及び同203Hの上端に至った米粒は、
各々の吐出口205から排出管503A及び503Bを経て排出ホ
ッパー502内に落下し、排出側ロータリーバルブ501の駆
動によってスクリューコンベヤー505に供給されるとと
もに、バケットエレベーター506に搬送されて図外の製
品タンク等に投入される。
各々の吐出口205から排出管503A及び503Bを経て排出ホ
ッパー502内に落下し、排出側ロータリーバルブ501の駆
動によってスクリューコンベヤー505に供給されるとと
もに、バケットエレベーター506に搬送されて図外の製
品タンク等に投入される。
ところで、米粒が供給側ロータリーバルブ401から供給
されて排出側ロータリーバルブ501を排出される時間を3
0分とした場合、30分間に添加可能な水分量、例えば1
%に相当する霧を霧発生器6によって発生させるべく、
操作盤8(制御回路)から超音波振動素子601の振動数
を変化させるなどして調節するとともに、供給ホッパー
404に装着した穀温検出器405及び排出ホッパー502に装
着した穀温検出器507からの検出値が各々比較回路802に
取り込まれ、排出側の穀温検出器507の検出値が供給側
の穀温検出器405の検出値よりも高くなるよう、例えば
その差が10℃程度となるよう、制御回路801を介して気
体加温装置705を制御する。すなわち、本実施例では、
供給ホッパー404での穀温が10℃であるので、排出ホッ
パー502での穀温を約20℃に保持する。
されて排出側ロータリーバルブ501を排出される時間を3
0分とした場合、30分間に添加可能な水分量、例えば1
%に相当する霧を霧発生器6によって発生させるべく、
操作盤8(制御回路)から超音波振動素子601の振動数
を変化させるなどして調節するとともに、供給ホッパー
404に装着した穀温検出器405及び排出ホッパー502に装
着した穀温検出器507からの検出値が各々比較回路802に
取り込まれ、排出側の穀温検出器507の検出値が供給側
の穀温検出器405の検出値よりも高くなるよう、例えば
その差が10℃程度となるよう、制御回路801を介して気
体加温装置705を制御する。すなわち、本実施例では、
供給ホッパー404での穀温が10℃であるので、排出ホッ
パー502での穀温を約20℃に保持する。
第3図は本発明の別の実施例を示し、任意の加湿筒、例
えば始端側の加湿筒203A及び203Eの下部加湿筒203A及び
2には霧発生器としての噴霧ノズル603及び気体加湿装
置705Aが複数設けられる。すなわち、気体加温装置705A
を介在させたエヤー管604と水道管605とに接続した二流
体噴射型の噴霧ノズル603のノズル部先端を前記加湿筒2
03A及び03E内に臨ませ、供給口204から供給されて上送
する米粒に温湿風を添加する。近距離から微粒水分を全
面に浴びた米粒は、その穀温を徐々に上昇させるととも
に加圧下において順次、加湿筒203B〜203D及び203E〜20
3Hを各々撹拌・流動する間に、霧発生器6からの水分添
加及び送風機7からの温風送風によっても全粒面から均
等、かつ急速な水分滲透及び米温上昇が行われる。
えば始端側の加湿筒203A及び203Eの下部加湿筒203A及び
2には霧発生器としての噴霧ノズル603及び気体加湿装
置705Aが複数設けられる。すなわち、気体加温装置705A
を介在させたエヤー管604と水道管605とに接続した二流
体噴射型の噴霧ノズル603のノズル部先端を前記加湿筒2
03A及び03E内に臨ませ、供給口204から供給されて上送
する米粒に温湿風を添加する。近距離から微粒水分を全
面に浴びた米粒は、その穀温を徐々に上昇させるととも
に加圧下において順次、加湿筒203B〜203D及び203E〜20
3Hを各々撹拌・流動する間に、霧発生器6からの水分添
加及び送風機7からの温風送風によっても全粒面から均
等、かつ急速な水分滲透及び米温上昇が行われる。
なお、上記各実施例においては、供給側ロータリーバル
ブ401から繰り出される米粒を、加湿筒203A〜203Dと同2
03E〜203H側の2系列に分けて加湿するように形成した
が、これを加湿筒203Aから203Dへ、さらに203H→203G→
203F→203Eと順次通過させ、先の実施例に対し2倍の1
時間の行程で2%加湿するように形成する場合もある。
また、送風機7の吐出管701端部とタンク壁の開口部214
とを接続し、加湿筒203の周囲から玄米粒に対して加温
・加湿する場合についてだけ説明したが、この場合は、
前記吐出管701とスクリューの軸207の開口端部とを接続
し、スクリューの通気孔212から玄米粒に対して加温・
加湿する場合に比し、米粒と温湿風との接触面の大きい
分、米粒全体にむらなく、かつ迅速に加温・加湿を施す
ことができる。
ブ401から繰り出される米粒を、加湿筒203A〜203Dと同2
03E〜203H側の2系列に分けて加湿するように形成した
が、これを加湿筒203Aから203Dへ、さらに203H→203G→
203F→203Eと順次通過させ、先の実施例に対し2倍の1
時間の行程で2%加湿するように形成する場合もある。
また、送風機7の吐出管701端部とタンク壁の開口部214
とを接続し、加湿筒203の周囲から玄米粒に対して加温
・加湿する場合についてだけ説明したが、この場合は、
前記吐出管701とスクリューの軸207の開口端部とを接続
し、スクリューの通気孔212から玄米粒に対して加温・
加湿する場合に比し、米粒と温湿風との接触面の大きい
分、米粒全体にむらなく、かつ迅速に加温・加湿を施す
ことができる。
以下、第4図に基づいて第2の発明の実施態様における
代表的な実施例について説明する。このものは、先の発
明の実施例における玄米加湿装置1の排出装置5に接続
して精米機9を配設したものであって、横設した多角筒
状の除糠金網901内に、図外の電動機に連動連結した主
軸902を軸支するとともに主軸902には、撹拌突起904を
形成した精白転子903を軸着してある。そして、精白転
子903と除糠金網901の間隙(げき)を主要部とする精白
室905を形成し、精白室905の一側端部の供給口906には
供給樋907を設けてともに供給口906を直下には主軸902
に軸着したねじロール(図示せず)を設ける。精白室90
5の他側端部の排出口908には外部抵抗装置909を装着す
るとともに排出樋910を設ける。また、除糠金網901の下
方には糠ホッパー911を設けるとともに、糠ホッパー911
の下端部は集糠ファン912に連結される。さらに、供給
樋907の上端には供給ホッパー913を設け、この供給ホッ
パー913と玄米加湿装置1のバケットエレベーター506の
吐出部とはシュートパイプ508によって連結してある。
代表的な実施例について説明する。このものは、先の発
明の実施例における玄米加湿装置1の排出装置5に接続
して精米機9を配設したものであって、横設した多角筒
状の除糠金網901内に、図外の電動機に連動連結した主
軸902を軸支するとともに主軸902には、撹拌突起904を
形成した精白転子903を軸着してある。そして、精白転
子903と除糠金網901の間隙(げき)を主要部とする精白
室905を形成し、精白室905の一側端部の供給口906には
供給樋907を設けてともに供給口906を直下には主軸902
に軸着したねじロール(図示せず)を設ける。精白室90
5の他側端部の排出口908には外部抵抗装置909を装着す
るとともに排出樋910を設ける。また、除糠金網901の下
方には糠ホッパー911を設けるとともに、糠ホッパー911
の下端部は集糠ファン912に連結される。さらに、供給
樋907の上端には供給ホッパー913を設け、この供給ホッ
パー913と玄米加湿装置1のバケットエレベーター506の
吐出部とはシュートパイプ508によって連結してある。
叙上のように構成した本実施例の作用を次に説明する。
前述した第1の発明の実施例における玄米加湿装置1に
よって、投入時よりも高温かつ高湿となった玄米粒は、
排出側ロータリーバルブ501によって順次排出され、ス
クリューコンベヤー505、バケットエレベーター506及び
シュートパイプ508といった流路を経て精米機9の供給
ホッパー913に投入される。
前述した第1の発明の実施例における玄米加湿装置1に
よって、投入時よりも高温かつ高湿となった玄米粒は、
排出側ロータリーバルブ501によって順次排出され、ス
クリューコンベヤー505、バケットエレベーター506及び
シュートパイプ508といった流路を経て精米機9の供給
ホッパー913に投入される。
供給ホッパー913内の玄米は供給樋907を経て供給口906
まで流下し、ねじロールによって前送力を付与されなが
ら、精白転子903の撹拌突起904によって精白作用を受け
る。すなわち外部抵抗装置909によって精白室905内は適
度に高圧状態となり前工程の玄米加湿装置1により高温
かつ高湿となった玄米粒は、精白室905内で撹拌・流動
させられる間に粒々摩擦作用が生じ、搗精に適した米温
となった玄米粒の表面の糠層を取り除く(擦離)。この
際、玄米粒は前工程により高室状態となっているので玄
米表層が比較的軟らかく、擦離作用を受けやすい。ま
た、搗精中に発生する熱によって水分が失われるが、加
湿装置1による加湿を施されているので、外部抵抗装置
906に抗して排出される時点で適正な含水率に仕上げる
ことができる。一方、精白室905内で発生した糠は、除
糠金網901から漏出して糠ホッパー911内に落下し、集糠
ファン912によって図外のバックフィルター等に搬送さ
れる。
まで流下し、ねじロールによって前送力を付与されなが
ら、精白転子903の撹拌突起904によって精白作用を受け
る。すなわち外部抵抗装置909によって精白室905内は適
度に高圧状態となり前工程の玄米加湿装置1により高温
かつ高湿となった玄米粒は、精白室905内で撹拌・流動
させられる間に粒々摩擦作用が生じ、搗精に適した米温
となった玄米粒の表面の糠層を取り除く(擦離)。この
際、玄米粒は前工程により高室状態となっているので玄
米表層が比較的軟らかく、擦離作用を受けやすい。ま
た、搗精中に発生する熱によって水分が失われるが、加
湿装置1による加湿を施されているので、外部抵抗装置
906に抗して排出される時点で適正な含水率に仕上げる
ことができる。一方、精白室905内で発生した糠は、除
糠金網901から漏出して糠ホッパー911内に落下し、集糠
ファン912によって図外のバックフィルター等に搬送さ
れる。
なお、精米機としては、本実施例のように、いわゆる摩
擦式精米機に限らず、研削式精米機、竪軸型精米機又は
これらの組み合わせであってもよい。また、第1の発明
における実施態様と同様に、本発明においても加湿筒及
びスクリューを複数並設して一貫行程に形成すること
(第2図参照)、加湿筒の下部に噴霧ノズルを臨ませる
こと(第3図参照)及び前記噴霧ノズルには気体加温装
置を連絡すること(第3図参照)が行われ、それぞれ第
1の発明と同様の作用を呈する。
擦式精米機に限らず、研削式精米機、竪軸型精米機又は
これらの組み合わせであってもよい。また、第1の発明
における実施態様と同様に、本発明においても加湿筒及
びスクリューを複数並設して一貫行程に形成すること
(第2図参照)、加湿筒の下部に噴霧ノズルを臨ませる
こと(第3図参照)及び前記噴霧ノズルには気体加温装
置を連絡すること(第3図参照)が行われ、それぞれ第
1の発明と同様の作用を呈する。
以上述べたように、第1の発明によれば、玄米粒が加湿
筒内のスクリューによって撹拌・揚送される間に温湿風
を浴び、米粒全表面から均等に水分を滲透させるととも
に、供給時よりも排出時の方が米温が高くなるよう、送
風機に連絡した気体加温装置を制御するので、精米に適
した米温及び含水率にすることができ、この玄米を調整
タンク等でしばらく放置しても粒々間の空気によってそ
の温度、含水率を保持できる。
筒内のスクリューによって撹拌・揚送される間に温湿風
を浴び、米粒全表面から均等に水分を滲透させるととも
に、供給時よりも排出時の方が米温が高くなるよう、送
風機に連絡した気体加温装置を制御するので、精米に適
した米温及び含水率にすることができ、この玄米を調整
タンク等でしばらく放置しても粒々間の空気によってそ
の温度、含水率を保持できる。
また、第2の発明においては、上記第1の発明で加温・
加湿処理された玄米粒を、米粒流路を介して精米機へ供
給するので、精米効率が向上するとともに搗精後の精白
米を適正含水率にすることができ、砕米発生の防止、電
力消費量の抑制及び製品価値の向上その他の利点があ
り、前述の問題点を解消することができる。
加湿処理された玄米粒を、米粒流路を介して精米機へ供
給するので、精米効率が向上するとともに搗精後の精白
米を適正含水率にすることができ、砕米発生の防止、電
力消費量の抑制及び製品価値の向上その他の利点があ
り、前述の問題点を解消することができる。
第1図は第1の発明に係る実施例の一部破断正面図、第
2図は第1図のA−A断面図、第3図は別の実施例を示
す一部拡大正断面図、第4図は第2の発明に係る実施例
の一部破断正面図、第5図は従来例の正断面図である。 1……玄米加湿装置、2……加圧タンク、3……スカー
ト部、4……供給装置、5……排出装置、6……霧発生
器、7……送風機、8……操作盤、101……結露防止手
段、102……脱臭気手段、103……対流手段、104……サ
イロ、105……加湿手段、106……加温手段、107……水
分センサー、108……温度センサー、201……天井壁、20
2……底壁、203A〜203H……多孔壁加湿筒、204……供給
口、205……吐出口、206……スクリュー、207……スク
リュー軸、208……スプロケット、209……減速電動機、
210……スプロケット、211……チェーン、212……通気
孔、213……連絡シュート管、214……給風口、401……
供給側ロータリーバルブ、402A,402B……供給管、403…
…電動機、404……供給ホッパー、405……穀温検出器、
501……排出側ロータリーバルブ、502……排出ホッパ
ー、503A,503B……排出管、504……電動機、505……ス
クリューコンベヤー、506……ボケットエレベーター、5
07……穀温検出器、508……シュートパイプ、601……超
音波振動素子、602……水槽、603……噴霧ノズル、701
……吐出管、702……吸気管、703……電動機、704……
弁、705……気体加温装置、、801……制御回路、802…
…比較回路、9……精米機、901……除糠金網、902……
主軸、903……精米転子、904……撹拌突起、905……精
白室、906……供給口、907……供給樋、908……排出
口、、909……外部抵抗装置、910……排出樋、911……
糠ホッパー、912……集糠ファン、913……供給ホッパ
ー。
2図は第1図のA−A断面図、第3図は別の実施例を示
す一部拡大正断面図、第4図は第2の発明に係る実施例
の一部破断正面図、第5図は従来例の正断面図である。 1……玄米加湿装置、2……加圧タンク、3……スカー
ト部、4……供給装置、5……排出装置、6……霧発生
器、7……送風機、8……操作盤、101……結露防止手
段、102……脱臭気手段、103……対流手段、104……サ
イロ、105……加湿手段、106……加温手段、107……水
分センサー、108……温度センサー、201……天井壁、20
2……底壁、203A〜203H……多孔壁加湿筒、204……供給
口、205……吐出口、206……スクリュー、207……スク
リュー軸、208……スプロケット、209……減速電動機、
210……スプロケット、211……チェーン、212……通気
孔、213……連絡シュート管、214……給風口、401……
供給側ロータリーバルブ、402A,402B……供給管、403…
…電動機、404……供給ホッパー、405……穀温検出器、
501……排出側ロータリーバルブ、502……排出ホッパ
ー、503A,503B……排出管、504……電動機、505……ス
クリューコンベヤー、506……ボケットエレベーター、5
07……穀温検出器、508……シュートパイプ、601……超
音波振動素子、602……水槽、603……噴霧ノズル、701
……吐出管、702……吸気管、703……電動機、704……
弁、705……気体加温装置、、801……制御回路、802…
…比較回路、9……精米機、901……除糠金網、902……
主軸、903……精米転子、904……撹拌突起、905……精
白室、906……供給口、907……供給樋、908……排出
口、、909……外部抵抗装置、910……排出樋、911……
糠ホッパー、912……集糠ファン、913……供給ホッパ
ー。
Claims (10)
- 【請求項1】投入部と排出部とに穀温検出器を装着した
タンク内に、下部には前記投入部に連絡する供給口を、
上部には前記排出部に連絡する吐出口を各々設けるとと
もにその周壁を多孔壁で形成した加湿筒を立設し、この
加湿筒内には一端を開口して中空状に形成するとともに
その周壁には多数の通気孔を設けた軸を有するスクリュ
ーを内装してあり、霧発生器及び気体加温装置に連絡し
た送風機の吐出管端部と前記タンク壁に穿設した開口
部、又は送風機の吐出管とスクリューの軸の開口端部と
を接続し、前記排出部の穀温検出器での検出値を前記投
入部の穀温検出器での検出値以上とするよう、各穀温検
出器を比較回路に電気的に連結し、この比較回路を制御
回路を介して前記気体加温装置に連絡したことを特徴と
する玄米加湿装置。 - 【請求項2】上記タンク内を加圧状態とするため、送風
機の吐出管端部とタンク壁の開口部とを接続したときは
送風機の吸気管と上記スクリューの軸の開口端部とを連
結し、吐出管とスクリュー軸の開口端部とを接続したと
きは送風機の吸気管端部とタンク壁の開口部とを連結す
るとともに、各吸気管には風量調節弁を設けてなる特許
請求の範囲第(1)項記載の玄米加湿装置。 - 【請求項3】上記加湿筒及びスクリューを複数並設する
とともに、隣設する加湿筒の吐出口と供給口とを順次連
結して一貫行程に形成してなる特許請求の範囲第(1)
項又は第(2)項記載の玄米加湿装置。 - 【請求項4】上記加湿筒の下部には噴霧ノズルを臨ませ
てなる特許請求の範囲第(1)項、第(2)項又は第
(3)項記載の玄米加湿装置。 - 【請求項5】上記噴霧ノズルには気体加温装置を連絡し
てなる特許請求の範囲第(4)項記載の玄米加湿装置。 - 【請求項6】投入部と排出部とに穀温検出器を装着した
タンク内に、下部には前記投入部に連絡する供給口を、
上部には前記排出部に連絡する吐出口を各々設けるとと
もにその周壁を多孔壁で形成した加湿筒を立設し、この
加湿筒内には一端を開口して中空状に形成するとともに
その周壁には多数の通気孔を設けた軸を有するスクリュ
ーを内装してあり、霧発生器及び気体加温装置に連絡し
た送風機の吐出管端部と前記タンク壁に穿設した開口
部、又は送風機の吐出管とスクリューの軸の開口端部と
を接続し、前記排出部の穀温検出器での検出値を前記投
入部の穀温検出器での検出値以上とするよう、各穀温検
出器を比較回路に電気的に連結し、この比較回路を制御
回路を介して前記気体加温装置に連絡し、さらに、除糠
金網内に精白転子を内装してなる精米機の供給口と前記
タンクの排出部とを米粒流路を介して連結したことを特
徴とする玄米加湿装置。 - 【請求項7】上記タンク内を加圧状態とするため、送風
機の吐出管端部とタンク壁の開口部とを接続したときは
送風機の吸気管と上記スクリューの軸の開口端部とを連
結し、吐出管とスクリュー軸の開口端部とを接続したと
きは送風機の吸気管端部とタンク壁の開口部とを連結す
るとともに、各吸気管には風量調節弁を設けてなる特許
請求の範囲第(6)項記載の玄米加湿装置。 - 【請求項8】上記加湿筒及びスクリューを複数並設する
とともに、隣設する加湿筒の吐出口と供給口とを順次連
結して一貫行程に形成してなる特許請求の範囲第(6)
項又は第(7)項記載の玄米加湿装置。 - 【請求項9】上記加湿筒の下部には噴霧ノズルを臨ませ
てなる特許請求の範囲第(6)項、第(7)項又は第
(8)項記載の玄米加湿装置。 - 【請求項10】上記噴霧ノズルには気体加温装置を連絡
してなる特許請求の範囲第(9)項記載の米粒加湿装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23464687A JPH07102327B2 (ja) | 1987-09-17 | 1987-09-17 | 玄米加湿装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23464687A JPH07102327B2 (ja) | 1987-09-17 | 1987-09-17 | 玄米加湿装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6475043A JPS6475043A (en) | 1989-03-20 |
JPH07102327B2 true JPH07102327B2 (ja) | 1995-11-08 |
Family
ID=16974285
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23464687A Expired - Fee Related JPH07102327B2 (ja) | 1987-09-17 | 1987-09-17 | 玄米加湿装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07102327B2 (ja) |
-
1987
- 1987-09-17 JP JP23464687A patent/JPH07102327B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6475043A (en) | 1989-03-20 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |