JPH07101810A - 殺菌組成物及びこれを含有する石鹸 - Google Patents
殺菌組成物及びこれを含有する石鹸Info
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- JPH07101810A JPH07101810A JP5286062A JP28606293A JPH07101810A JP H07101810 A JPH07101810 A JP H07101810A JP 5286062 A JP5286062 A JP 5286062A JP 28606293 A JP28606293 A JP 28606293A JP H07101810 A JPH07101810 A JP H07101810A
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- C11D—DETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
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- C11D—DETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
- C11D9/00—Compositions of detergents based essentially on soap
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- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01N—PRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
- A01N41/00—Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing organic compounds containing a sulfur atom bound to a hetero atom
- A01N41/02—Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing organic compounds containing a sulfur atom bound to a hetero atom containing a sulfur-to-oxygen double bond
- A01N41/10—Sulfones; Sulfoxides
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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- C11D17/00—Detergent materials or soaps characterised by their shape or physical properties
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 異なる種類の微生物に対して殺菌力を有し、
殆ど無害であることが知られた殺菌物質を混合した殺菌
組成物と、前記殺菌組成物を原料として使用し、微生物
に対して優秀な成長抑制効果及び殺菌力を有する石鹸と
を提供する。 【構成】 下記式Ｉと式II及び／又は下記式III の化合
物と、前記化合物が溶解される溶媒とからなる殺菌組成
物。 【化１】 （前記式III のＲはジアセテート、ジグルコナート又は
ジヒドロクロライドである。）
殆ど無害であることが知られた殺菌物質を混合した殺菌
組成物と、前記殺菌組成物を原料として使用し、微生物
に対して優秀な成長抑制効果及び殺菌力を有する石鹸と
を提供する。 【構成】 下記式Ｉと式II及び／又は下記式III の化合
物と、前記化合物が溶解される溶媒とからなる殺菌組成
物。 【化１】 （前記式III のＲはジアセテート、ジグルコナート又は
ジヒドロクロライドである。）
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は殺菌組成物及びこれを含
有する石鹸に関するもので、詳しくは人体に無害で広範
囲な殺菌スペクトルを有する殺菌組成物と、これを石鹸
に添加することにより、皮膚に寄生して各種皮膚疾患を
誘発する微生物の発育を抑制し殺菌し得る石鹸に関する
ものである。
有する石鹸に関するもので、詳しくは人体に無害で広範
囲な殺菌スペクトルを有する殺菌組成物と、これを石鹸
に添加することにより、皮膚に寄生して各種皮膚疾患を
誘発する微生物の発育を抑制し殺菌し得る石鹸に関する
ものである。
【０００２】微生物とは、その大きさがあまりに小さい
ので肉眼で観察されず、適宜な栄養分、水分及び温度条
件下で自ら成長、繁殖する生物体をいい、ビールス（Vi
rus）、細菌（Bacteria）、酵母（Yeast ）、黴（Fungi
）及び藻類（Algae ）等を総称する。このような微生
物は我々の生活周辺に常に存在する。これらは生態系の
物質循環に主要な役割を担当するか、あるいは、医薬又
は食品加工等のように産業的に重要な工程に用いられ
る。しかし、ある微生物は人体又は他の動植物に侵入し
て疾病を起こしたり、生活周辺の木材、繊維、飲食物等
を腐敗させて生活環境の質を低下させる原因になる。人
体の皮膚には、１ｃｍ2 当たり１０4 程度の群落単位
（colony forming unit ；以下、ｃｆｕという）の微生
物が棲息している。これらはノーマルフロラ（normal f
lora）と称され、通常、人体に無害であり、むしろ有害
な微生物が皮膚に感染することを妨害する有益な機能を
有している。これらの数は、皮膚分泌物中のリゾチーム
（lysozyme）等の微生物破壊酵素の作用、皮膚分泌物中
のトランスフェリン（transferin）又は微生物自体の生
産物の作用により一定に維持される。しかし、人体の免
疫機能が弱くなるか又は汚染物質との接触等により特定
病原性微生物が異常繁殖すると、殺菌性又は黴生疾患を
病むことになる。生活周辺の木材、繊維、紙、又は飲食
物等は微生物の繁殖に理想的な環境を提供するので、こ
れにより汚染される場合が多い。さらに、微生物は繁殖
の悪い環境では耐熱性、耐乾燥性に強い胞子状態に変換
され、より良い成長条件に変わるまで生存することもあ
る。従って、人体は汚染された床、壁紙、衣服、布巾又
は飲食物等を通じて微生物により感染される可能性を常
に有している。感染性疾患の大部分（米国の場合、全体
病院患者の５〜１０％）は病院等の保健機関を通じて伝
播されると知られている（Hospital-acquired Infectio
n ）。これは、多数の患者と接触する医療従事員又は機
構等を媒介として患者間に相互伝播されるためであり、
さらに手術又は薬物の投与等による免疫機能の弱化によ
り感染に対した抵抗性が低下して状態の患者の場合は大
変深刻な状態まで発展することになる。従って、軟膏剤
形態又は大韓民国特許公報第９０−２９３５号のような
殺菌性洗浄剤等が開発されているが、微生物に対する広
範囲な殺菌能力が疑わしく、かつ生活周辺のどこでも場
所にかかわらずいつでも易しく使用し得る形態の殺菌物
質は未だ開発されなかった。このような要求に応じて、
感染性微生物による生活周辺の汚染及び人体の感染を防
ぎ、ひいては感染された部位の消毒及び治療に効果があ
るとともに人及び動植物の周囲で使用しても安全な殺菌
組成物の開発が必要であった。
ので肉眼で観察されず、適宜な栄養分、水分及び温度条
件下で自ら成長、繁殖する生物体をいい、ビールス（Vi
rus）、細菌（Bacteria）、酵母（Yeast ）、黴（Fungi
）及び藻類（Algae ）等を総称する。このような微生
物は我々の生活周辺に常に存在する。これらは生態系の
物質循環に主要な役割を担当するか、あるいは、医薬又
は食品加工等のように産業的に重要な工程に用いられ
る。しかし、ある微生物は人体又は他の動植物に侵入し
て疾病を起こしたり、生活周辺の木材、繊維、飲食物等
を腐敗させて生活環境の質を低下させる原因になる。人
体の皮膚には、１ｃｍ2 当たり１０4 程度の群落単位
（colony forming unit ；以下、ｃｆｕという）の微生
物が棲息している。これらはノーマルフロラ（normal f
lora）と称され、通常、人体に無害であり、むしろ有害
な微生物が皮膚に感染することを妨害する有益な機能を
有している。これらの数は、皮膚分泌物中のリゾチーム
（lysozyme）等の微生物破壊酵素の作用、皮膚分泌物中
のトランスフェリン（transferin）又は微生物自体の生
産物の作用により一定に維持される。しかし、人体の免
疫機能が弱くなるか又は汚染物質との接触等により特定
病原性微生物が異常繁殖すると、殺菌性又は黴生疾患を
病むことになる。生活周辺の木材、繊維、紙、又は飲食
物等は微生物の繁殖に理想的な環境を提供するので、こ
れにより汚染される場合が多い。さらに、微生物は繁殖
の悪い環境では耐熱性、耐乾燥性に強い胞子状態に変換
され、より良い成長条件に変わるまで生存することもあ
る。従って、人体は汚染された床、壁紙、衣服、布巾又
は飲食物等を通じて微生物により感染される可能性を常
に有している。感染性疾患の大部分（米国の場合、全体
病院患者の５〜１０％）は病院等の保健機関を通じて伝
播されると知られている（Hospital-acquired Infectio
n ）。これは、多数の患者と接触する医療従事員又は機
構等を媒介として患者間に相互伝播されるためであり、
さらに手術又は薬物の投与等による免疫機能の弱化によ
り感染に対した抵抗性が低下して状態の患者の場合は大
変深刻な状態まで発展することになる。従って、軟膏剤
形態又は大韓民国特許公報第９０−２９３５号のような
殺菌性洗浄剤等が開発されているが、微生物に対する広
範囲な殺菌能力が疑わしく、かつ生活周辺のどこでも場
所にかかわらずいつでも易しく使用し得る形態の殺菌物
質は未だ開発されなかった。このような要求に応じて、
感染性微生物による生活周辺の汚染及び人体の感染を防
ぎ、ひいては感染された部位の消毒及び治療に効果があ
るとともに人及び動植物の周囲で使用しても安全な殺菌
組成物の開発が必要であった。
【０００３】しかしながら、殺菌物質の開発にあって当
面する難点は微生物の多様性及び人体に対する安全性の
問題である。微生物は、その細胞の微細構造の差に応じ
て、細菌類は原核生物に、酵母及び黴類は真核生物に分
類される。又、細菌類は細胞壁の構造差に応じてグラム
陽性菌とグラム陰性菌に大別される。微生物は一般に殺
菌物質に対して大変多様な反応を見せる。グラム陽性菌
に対する殺菌力を有する物質であっても、グラム陰性菌
に対しては効果がない場合が多い。さらに、二種の細菌
に対して効果的な殺菌物であっても、真核生物である酵
母又は黴に対しては有効な殺菌力を有しない場合も多く
見られる。本発明は、このような問題点を解決するため
に、種々の微生物の成長を抑制するか死滅させ得る殺菌
組成物を発見し、この発見に基づいて完成された。従っ
て、本発明の目的は異なる種類の微生物に対して殺菌力
を有し、殆ど無害であることが知られた殺菌物質を混合
した殺菌組成物を提供することである。本発明の他の目
的は前記殺菌組成物を原料として使用して、微生物に対
して優秀な成長抑制及び殺菌力を有する石鹸を提供する
ことである。
面する難点は微生物の多様性及び人体に対する安全性の
問題である。微生物は、その細胞の微細構造の差に応じ
て、細菌類は原核生物に、酵母及び黴類は真核生物に分
類される。又、細菌類は細胞壁の構造差に応じてグラム
陽性菌とグラム陰性菌に大別される。微生物は一般に殺
菌物質に対して大変多様な反応を見せる。グラム陽性菌
に対する殺菌力を有する物質であっても、グラム陰性菌
に対しては効果がない場合が多い。さらに、二種の細菌
に対して効果的な殺菌物であっても、真核生物である酵
母又は黴に対しては有効な殺菌力を有しない場合も多く
見られる。本発明は、このような問題点を解決するため
に、種々の微生物の成長を抑制するか死滅させ得る殺菌
組成物を発見し、この発見に基づいて完成された。従っ
て、本発明の目的は異なる種類の微生物に対して殺菌力
を有し、殆ど無害であることが知られた殺菌物質を混合
した殺菌組成物を提供することである。本発明の他の目
的は前記殺菌組成物を原料として使用して、微生物に対
して優秀な成長抑制及び殺菌力を有する石鹸を提供する
ことである。
【０００４】前記目的を達成するための本発明の組成物
は下記式Ｉと式II及び／又は下記式III の化合物と、前
記化合物が溶解される溶媒とから構成される。
は下記式Ｉと式II及び／又は下記式III の化合物と、前
記化合物が溶解される溶媒とから構成される。
【化３】 前記式III のＲはジアセテート(Diacetate) 、ジグルコ
ナート(digluconate)又はジヒドロクロライド(dihydroc
hloride) である。
ナート(digluconate)又はジヒドロクロライド(dihydroc
hloride) である。
【０００５】実施例 以下、本発明をより具体的に説明する。本発明の殺菌組
成物は下記式Ｉと式II及び／下記式III の化合物と、前
記化合物が溶解される溶媒とから構成される。
成物は下記式Ｉと式II及び／下記式III の化合物と、前
記化合物が溶解される溶媒とから構成される。
【化４】 前記式III のＲはジアセテート(Diacetate) 、ジグルコ
ナート(digluconate)又はジヒドロクロライド(dihydroc
hloride) である。本発明にあって、前記式Ｉとして表
現されるジヨードメチル−パラ−トリルスルホン（diio
domethyl-p-tolyl sulfone）はグラム陽性菌、酵母及び
黴類に対しては優秀な殺菌力を有しているが、グラム陽
性菌に対する殺菌効果は微弱である。本発明では、グラ
ム陽性菌に対する殺菌効果が優れた前記式IIとして表現
される５−アミノ−１，３−ビス（２−エチルヘキシ
ル）−５−メチル−ヘキサヒドロピリミジン [5-amino-
1,3-bis(2-ethylhexyl)-5-methyl-hexahydropyrimidin
e] を添加するか、又はグラム陰性菌に対して殺菌効果
を有するとともに前記式IIの化合物よりグラム陽性菌と
黴に対して良好な殺菌効果を有する前記式III として表
現されるクロロヘキシジン〔1,1'-hexamethylene-bis[5
-(4-chlorophenyl)biguanide] 〕ジアセテート、クロロ
ヘキシジンジグルコナート又はクロロヘキシジンジヒド
ロクロライドを添加するか、又は前記式IIと式III とし
て表現される化合物を同時に添加し得る。ここで、添加
される前記式Ｉ、式II、式III の化合物の重量比は、式
Ｉの化合物：式II又は式Ｉの化合物：式III の化合物が
１：１、式Ｉの化合物：式IIの化合物：式III の化合物
が１：１：１である。本発明では、前述したように混合
することにより微生物種類に対して優秀な殺菌力を有す
る殺菌組成物を製造することになる。本発明の殺菌組成
物に使用される溶媒はアルコールが望ましい。
ナート(digluconate)又はジヒドロクロライド(dihydroc
hloride) である。本発明にあって、前記式Ｉとして表
現されるジヨードメチル−パラ−トリルスルホン（diio
domethyl-p-tolyl sulfone）はグラム陽性菌、酵母及び
黴類に対しては優秀な殺菌力を有しているが、グラム陽
性菌に対する殺菌効果は微弱である。本発明では、グラ
ム陽性菌に対する殺菌効果が優れた前記式IIとして表現
される５−アミノ−１，３−ビス（２−エチルヘキシ
ル）−５−メチル−ヘキサヒドロピリミジン [5-amino-
1,3-bis(2-ethylhexyl)-5-methyl-hexahydropyrimidin
e] を添加するか、又はグラム陰性菌に対して殺菌効果
を有するとともに前記式IIの化合物よりグラム陽性菌と
黴に対して良好な殺菌効果を有する前記式III として表
現されるクロロヘキシジン〔1,1'-hexamethylene-bis[5
-(4-chlorophenyl)biguanide] 〕ジアセテート、クロロ
ヘキシジンジグルコナート又はクロロヘキシジンジヒド
ロクロライドを添加するか、又は前記式IIと式III とし
て表現される化合物を同時に添加し得る。ここで、添加
される前記式Ｉ、式II、式III の化合物の重量比は、式
Ｉの化合物：式II又は式Ｉの化合物：式III の化合物が
１：１、式Ｉの化合物：式IIの化合物：式III の化合物
が１：１：１である。本発明では、前述したように混合
することにより微生物種類に対して優秀な殺菌力を有す
る殺菌組成物を製造することになる。本発明の殺菌組成
物に使用される溶媒はアルコールが望ましい。
【０００６】本発明の殺菌組成物は、例えば、枯草菌
（Bacillus subtilis）、大腸菌（Escherichia col
i）、肺炎肝菌（Klebsiella pneumonia ）、球菌（Mic
rococcusmulticida ）、放線菌（Mycobacterium tuberc
ulosis）、変形菌（Proteus vulgaris）、赤痢菌（Shie
gella dysenteria）、葡萄状球菌（Staphylococcus au
reus）、表皮葡萄状球菌（Staphylococcus epidermis
）、連鎖球菌（Streptococcus faecalis）のような細
菌に対して有効である。又、麺菌（Aspergillus s
p.）、好気菌（Aerobacidium pullulans ）、カンディ
ダ（Candida sp. ）、表皮糸状菌（Epidermophyton s
p.）、子襄菌（Fusarium sp.）、小胞子菌（Microsporu
m sp. ）、緻風菌（Malassezia furfur）、青黴（Peni
cillium citrinum）、白癬菌（Trichophyton sp.）のよ
うな代表的な酵母又は黴の成長を阻害する。
（Bacillus subtilis）、大腸菌（Escherichia col
i）、肺炎肝菌（Klebsiella pneumonia ）、球菌（Mic
rococcusmulticida ）、放線菌（Mycobacterium tuberc
ulosis）、変形菌（Proteus vulgaris）、赤痢菌（Shie
gella dysenteria）、葡萄状球菌（Staphylococcus au
reus）、表皮葡萄状球菌（Staphylococcus epidermis
）、連鎖球菌（Streptococcus faecalis）のような細
菌に対して有効である。又、麺菌（Aspergillus s
p.）、好気菌（Aerobacidium pullulans ）、カンディ
ダ（Candida sp. ）、表皮糸状菌（Epidermophyton s
p.）、子襄菌（Fusarium sp.）、小胞子菌（Microsporu
m sp. ）、緻風菌（Malassezia furfur）、青黴（Peni
cillium citrinum）、白癬菌（Trichophyton sp.）のよ
うな代表的な酵母又は黴の成長を阻害する。
【０００７】本発明の殺菌組成物は種々の物質に添加し
得る。例えば、本発明の殺菌組成物は殺菌石鹸を製造す
るために後述するように牛脂に混合し得る。又、効果的
な外科用消毒液を製造するためにエタノールのような溶
媒に添加し得る。本発明の殺菌組成物及び殺菌石鹸は微
生物の成長を抑制させる効果が卓越しているので、ビニ
ール、壁、床、テーブル等のように生活周辺の固い部分
の軽い掃除、消毒又は衣服の殺菌洗濯に用いることもで
きる。特に、本発明の殺菌組成物及び殺菌石鹸は、湿
疹、水虫、白癬及び頑癬等の黴性皮膚疾患の原因菌とし
て知られた鷲口瘡カンディダ（Candida albicans）、白
癬菌（Trichophyton mentagrophytes）、表皮糸状菌
（Epidermophyton floccosum ）等のように人体に対す
る侵入性の強い酵母及び黴類（Antrophylic Fungi ）に
対して卓越した殺菌力を有することが本発明の実施例に
より発見された。従って、湿疹、水虫、白癬等の微生物
皮膚疾患の予防及び治療にも効果がある。
得る。例えば、本発明の殺菌組成物は殺菌石鹸を製造す
るために後述するように牛脂に混合し得る。又、効果的
な外科用消毒液を製造するためにエタノールのような溶
媒に添加し得る。本発明の殺菌組成物及び殺菌石鹸は微
生物の成長を抑制させる効果が卓越しているので、ビニ
ール、壁、床、テーブル等のように生活周辺の固い部分
の軽い掃除、消毒又は衣服の殺菌洗濯に用いることもで
きる。特に、本発明の殺菌組成物及び殺菌石鹸は、湿
疹、水虫、白癬及び頑癬等の黴性皮膚疾患の原因菌とし
て知られた鷲口瘡カンディダ（Candida albicans）、白
癬菌（Trichophyton mentagrophytes）、表皮糸状菌
（Epidermophyton floccosum ）等のように人体に対す
る侵入性の強い酵母及び黴類（Antrophylic Fungi ）に
対して卓越した殺菌力を有することが本発明の実施例に
より発見された。従って、湿疹、水虫、白癬等の微生物
皮膚疾患の予防及び治療にも効果がある。
【０００８】以下、実施例に基づいて本発明をより具体
的に説明するが、本発明は下記の実施例に限定されるも
のではない。又、下記の実施例に添加する成分量は必要
に応じて加減し得ることを明記しておく。 実施例１：殺菌組成物の製造 先ず、純度９９％のエタノール１９８０ｍｌにジヨード
メチル−パラ−トリルスルホン２０ｇを入れて溶解させ
る。ここに５−アミノ−１，３−ビス（２−エチルヘキ
シル）−５−メチル−ヘキサヒドロピリミジン２０ｍｌ
とクロロヘキシジンジグルコナート２０ｇを投入し、五
分間激しく攪拌して混合する。本発明の殺菌組成物は三
種の殺菌物質がそれぞれ２０，０００ｐｐｍずつ包含さ
れたエタノール溶液であり、用途に応じて三種の物質の
濃度を変えることができる。
的に説明するが、本発明は下記の実施例に限定されるも
のではない。又、下記の実施例に添加する成分量は必要
に応じて加減し得ることを明記しておく。 実施例１：殺菌組成物の製造 先ず、純度９９％のエタノール１９８０ｍｌにジヨード
メチル−パラ−トリルスルホン２０ｇを入れて溶解させ
る。ここに５−アミノ−１，３−ビス（２−エチルヘキ
シル）−５−メチル−ヘキサヒドロピリミジン２０ｍｌ
とクロロヘキシジンジグルコナート２０ｇを投入し、五
分間激しく攪拌して混合する。本発明の殺菌組成物は三
種の殺菌物質がそれぞれ２０，０００ｐｐｍずつ包含さ
れたエタノール溶液であり、用途に応じて三種の物質の
濃度を変えることができる。
【０００９】実施例２ 実施例１により製造された殺菌組成物の種々の微生物に
対する成長抑制効果を測定した。ここで、成長抑制効果
は、種々の濃度の殺菌組成物を包含させた適当な液体培
地に微生物を所定数接種し、所定温度で所定時間培養し
た後、微生物が成長し得ないことになる殺菌組成物の最
小濃度（Minimum Inhibitory Concentratrion ；以下、
ＭＩＣという）を意味する値として表すことができる。
微生物を成長させるための培地の組成は下記の表１及び
表２に記載したとおりである。
対する成長抑制効果を測定した。ここで、成長抑制効果
は、種々の濃度の殺菌組成物を包含させた適当な液体培
地に微生物を所定数接種し、所定温度で所定時間培養し
た後、微生物が成長し得ないことになる殺菌組成物の最
小濃度（Minimum Inhibitory Concentratrion ；以下、
ＭＩＣという）を意味する値として表すことができる。
微生物を成長させるための培地の組成は下記の表１及び
表２に記載したとおりである。
【表１】
【表２】 ＊平板培地の製造時は、寒天を1.５％になるように添加
【００１０】培地の成分は従来の方法により１２１℃で
１５分間減菌した後使用する。微生物のストック（stoc
k ）液を製造する方法は次のようである。細菌と酵母は
従来の方法のように平板培地上でストリーキング（stre
aking ）し、３０℃で２〜３日間培養した後、単一群落
（２〜３）をループ（loop）で掻いて0.９％ＮａＣｌ溶
液（以下、生理的食塩水）に懸濁させる。黴の場合は、
平板培地上で胞子が生ずるまで３０℃で５〜７日間培養
した後、ツイーン（tween ）８０を５％包含する生理的
食塩水溶液１０ｍｌを平板培地上に注ぎ、ループで掻い
て胞子懸濁液を作る。このように製造した微生物ストッ
ク液は、従来の方法のように、総細菌数を測定した後、
種々の殺菌組成物を包含する液体培地に接種する。接種
量は約１０4 ｃｆｕ／ｍｌを維持すべきである。接種
後、培養容器を３０℃で１５０ｒｐｍの速度で攪拌し、
細菌は４８時間後、黴は７２時間後に成長程度を調べて
ＭＩＣを決定する。前記方法により決定された各微生物
に対する実施例１の殺菌組成物のＭＩＣ値は下記の表３
に示すとおりである。
１５分間減菌した後使用する。微生物のストック（stoc
k ）液を製造する方法は次のようである。細菌と酵母は
従来の方法のように平板培地上でストリーキング（stre
aking ）し、３０℃で２〜３日間培養した後、単一群落
（２〜３）をループ（loop）で掻いて0.９％ＮａＣｌ溶
液（以下、生理的食塩水）に懸濁させる。黴の場合は、
平板培地上で胞子が生ずるまで３０℃で５〜７日間培養
した後、ツイーン（tween ）８０を５％包含する生理的
食塩水溶液１０ｍｌを平板培地上に注ぎ、ループで掻い
て胞子懸濁液を作る。このように製造した微生物ストッ
ク液は、従来の方法のように、総細菌数を測定した後、
種々の殺菌組成物を包含する液体培地に接種する。接種
量は約１０4 ｃｆｕ／ｍｌを維持すべきである。接種
後、培養容器を３０℃で１５０ｒｐｍの速度で攪拌し、
細菌は４８時間後、黴は７２時間後に成長程度を調べて
ＭＩＣを決定する。前記方法により決定された各微生物
に対する実施例１の殺菌組成物のＭＩＣ値は下記の表３
に示すとおりである。
【００１１】実施例３ 実施例１により製造された殺菌組成物の種々の微生物に
対する殺菌効果を測定した。ここで、殺菌効果は、微生
物を種々の濃度の殺菌組成物を包含させた適当な液体培
地に所定数接種し、所定温度で所定時間培養した後、生
存している微生物の数が最初接種した微生物数の0.１％
以下に減少することになる殺菌組成物の最小濃度（MIni
mum Biocidal Concentration; 以下、ＭＢＣという）値
として表すことができる。この値は、実施例２により実
験を行った後、微生物の成長が起こらなかった液体培地
上に生存している残存微生物数を従来の方法（Total Vi
able Cell Count ）により測定することにより決定され
る。前記方法により決定された各微生物に対する実施例
１の殺菌組成物のＭＢＣ値は下記の表３に示すとおりで
ある。
対する殺菌効果を測定した。ここで、殺菌効果は、微生
物を種々の濃度の殺菌組成物を包含させた適当な液体培
地に所定数接種し、所定温度で所定時間培養した後、生
存している微生物の数が最初接種した微生物数の0.１％
以下に減少することになる殺菌組成物の最小濃度（MIni
mum Biocidal Concentration; 以下、ＭＢＣという）値
として表すことができる。この値は、実施例２により実
験を行った後、微生物の成長が起こらなかった液体培地
上に生存している残存微生物数を従来の方法（Total Vi
able Cell Count ）により測定することにより決定され
る。前記方法により決定された各微生物に対する実施例
１の殺菌組成物のＭＢＣ値は下記の表３に示すとおりで
ある。
【表３】
【００１２】実施例４：殺菌石鹸の製造 石鹸が使用される時、各成分がどの程度希釈されるかを
知れば石鹸に包含されるべきその成分濃度を決定し得
る。石鹸に包含された成分が石鹸の性質に及ぼす影響を
分析したヨーロッパ特許第 0 363 215 (A2) 号に使用さ
れた実験方法を参照した。即ち、一般的に石鹸が使用さ
れる時、石鹸の成分が１００倍に希釈されると仮定し
た。本発明では、表３に提示された全ての微生物に対し
て殺菌力を有する石鹸を製造するために、石鹸に殺菌組
成物の濃度を２５％以上になるように添加して製造し
た。石鹸１００ｇ当たり添加される物質の組成は次のと
おりである。 殺菌石鹸の製造工程は、先ず５分間ミリング（Milling
）して牛脂を完全に粉砕した後、掻き混ぜながら殺菌
組成物と他の添加剤を添加する。エタノールが完全に蒸
発し水分含量が５％以下になるまで乾燥させる。再び、
１５分間ミリングして添加成分を完全に混合する。３２
〜３７℃を維持しながらステファンベックプロダー（St
ephan Beck Plodder）を使用してプロディング（ploddi
ng）した後、前記混合物をリボン形態に射出する。射出
された混合物をミドゲットマルチプレス（Midget Multi
press ）を使用して圧着して適当な形態の石鹸に製造す
る。殺菌石鹸の製造時、エタノール溶液状態の殺菌組成
物を使用せずに、殺菌物質を牛脂に対してそれぞれ０．
５％の濃度で混入させた後、前記方法により製造するこ
ともできる。
知れば石鹸に包含されるべきその成分濃度を決定し得
る。石鹸に包含された成分が石鹸の性質に及ぼす影響を
分析したヨーロッパ特許第 0 363 215 (A2) 号に使用さ
れた実験方法を参照した。即ち、一般的に石鹸が使用さ
れる時、石鹸の成分が１００倍に希釈されると仮定し
た。本発明では、表３に提示された全ての微生物に対し
て殺菌力を有する石鹸を製造するために、石鹸に殺菌組
成物の濃度を２５％以上になるように添加して製造し
た。石鹸１００ｇ当たり添加される物質の組成は次のと
おりである。 殺菌石鹸の製造工程は、先ず５分間ミリング（Milling
）して牛脂を完全に粉砕した後、掻き混ぜながら殺菌
組成物と他の添加剤を添加する。エタノールが完全に蒸
発し水分含量が５％以下になるまで乾燥させる。再び、
１５分間ミリングして添加成分を完全に混合する。３２
〜３７℃を維持しながらステファンベックプロダー（St
ephan Beck Plodder）を使用してプロディング（ploddi
ng）した後、前記混合物をリボン形態に射出する。射出
された混合物をミドゲットマルチプレス（Midget Multi
press ）を使用して圧着して適当な形態の石鹸に製造す
る。殺菌石鹸の製造時、エタノール溶液状態の殺菌組成
物を使用せずに、殺菌物質を牛脂に対してそれぞれ０．
５％の濃度で混入させた後、前記方法により製造するこ
ともできる。
【００１３】実施例５ 実施例４により製造された殺菌石鹸の種々の微生物に対
する微生物組成物阻害効果を測定した。ここで、殺菌石
鹸の微生物成長阻害効果は、殺菌組成物を包含する石鹸
の水溶液が殺菌組成物を包含しない石鹸の水溶液に比べ
て微生物の成長程度を阻害する程度を相対的に表す成長
阻害度（％）として表され、次のように測定された。約
１０００ｃｆｕ／ｍｌの微生物を包含する種々の微生物
のストック液0.５ｍｌを２％石鹸液（石鹸２ｇを減菌さ
れた蒸留水１００ｍｌに懸濁させた溶液）0.５ｍｌと混
合させた後、平板培地に注ぎ、３０℃で細菌は４８時
間、酵母と黴は７２時間培養する。各平板培地上に現れ
た微生物の群落数を計数し、殺菌組成物を包含しない石
鹸液で処理した場合に比べて殺菌組成物を包含する石鹸
液で処理した場合の平板培地上で成長しなかった微生物
群落数を成長阻害度（％）として表す。その結果を下記
の表４に記載する。
する微生物組成物阻害効果を測定した。ここで、殺菌石
鹸の微生物成長阻害効果は、殺菌組成物を包含する石鹸
の水溶液が殺菌組成物を包含しない石鹸の水溶液に比べ
て微生物の成長程度を阻害する程度を相対的に表す成長
阻害度（％）として表され、次のように測定された。約
１０００ｃｆｕ／ｍｌの微生物を包含する種々の微生物
のストック液0.５ｍｌを２％石鹸液（石鹸２ｇを減菌さ
れた蒸留水１００ｍｌに懸濁させた溶液）0.５ｍｌと混
合させた後、平板培地に注ぎ、３０℃で細菌は４８時
間、酵母と黴は７２時間培養する。各平板培地上に現れ
た微生物の群落数を計数し、殺菌組成物を包含しない石
鹸液で処理した場合に比べて殺菌組成物を包含する石鹸
液で処理した場合の平板培地上で成長しなかった微生物
群落数を成長阻害度（％）として表す。その結果を下記
の表４に記載する。
【表４】 ＊石鹸Ａは牛脂のみを包含する石鹸 ＊石鹸Ｂは実施例４により製造された石鹸
【００１４】実施例６ 実施例４により製造された殺菌石鹸の種々の微生物に対
する微生物殺菌効果を測定した。ここで、殺菌石鹸の微
生物殺菌効果は、殺菌組成物を包含する石鹸の水溶液が
殺菌組成物を包含しない石鹸の水溶液に比べて微生物を
殺菌させる程度を相対的に表す殺菌率（％）として表す
ことができ、次のように測定された。約１０００ｃｆｕ
／ｍｌの微生物を包含する種々の微生物のストック液0.
５ｍｌを２％石鹸液（石鹸２ｇを減菌された蒸留水１０
０ｍｌに懸濁した溶液）0.５ｍｌとマイクロセントリフ
ュージチューブ（Microcentrifuge tube）で混合した
後、３０℃で１０分間放置して石鹸液と微生物とが接触
するようにする。遠心分離し（８０００ｒｐｍ、５
分）、注意深く上澄液を除去した後、沈殿した微生物に
生理食塩水１ｍｌを注いで石鹸液を洗い上げる。この過
程を２〜３階反復し、沈殿した微生物に生理的食塩水液
１ｍｌを注いで懸濁した後、平板培地に注ぎ、細菌は４
８時間、酵母と黴は７２時間３０℃で培養する。微生物
殺菌効果は各平板培地上に現れた微生物の群落数を計数
し、殺菌組成物を包含しない石鹸液で処理した場合に比
べて殺菌組成物を包含する石鹸液で処理した場合に減少
した微生物数を相対的に表す殺菌率（％）として表示す
る。
する微生物殺菌効果を測定した。ここで、殺菌石鹸の微
生物殺菌効果は、殺菌組成物を包含する石鹸の水溶液が
殺菌組成物を包含しない石鹸の水溶液に比べて微生物を
殺菌させる程度を相対的に表す殺菌率（％）として表す
ことができ、次のように測定された。約１０００ｃｆｕ
／ｍｌの微生物を包含する種々の微生物のストック液0.
５ｍｌを２％石鹸液（石鹸２ｇを減菌された蒸留水１０
０ｍｌに懸濁した溶液）0.５ｍｌとマイクロセントリフ
ュージチューブ（Microcentrifuge tube）で混合した
後、３０℃で１０分間放置して石鹸液と微生物とが接触
するようにする。遠心分離し（８０００ｒｐｍ、５
分）、注意深く上澄液を除去した後、沈殿した微生物に
生理食塩水１ｍｌを注いで石鹸液を洗い上げる。この過
程を２〜３階反復し、沈殿した微生物に生理的食塩水液
１ｍｌを注いで懸濁した後、平板培地に注ぎ、細菌は４
８時間、酵母と黴は７２時間３０℃で培養する。微生物
殺菌効果は各平板培地上に現れた微生物の群落数を計数
し、殺菌組成物を包含しない石鹸液で処理した場合に比
べて殺菌組成物を包含する石鹸液で処理した場合に減少
した微生物数を相対的に表す殺菌率（％）として表示す
る。
【表５】 ＊石鹸Ａは牛脂のみを包含する石鹸 ＊石鹸Ｂは実施例４により製造された石鹸
【００１５】以上説明したように、本発明による殺菌組
成物及び殺菌石鹸を使用すると、酵母及び黴等の有害な
微生物から皮膚感染を防止することができ、すでに感染
された部位の治療効果も期待し得る。
成物及び殺菌石鹸を使用すると、酵母及び黴等の有害な
微生物から皮膚感染を防止することができ、すでに感染
された部位の治療効果も期待し得る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｃ１１Ｄ 3/28 3/34 (72)発明者 崔 相洛 大韓民国、キョンサンナムド、ウルサン、 ナムグ、ダルドン、サムサンスンキュンア パート ６−109 (72)発明者 許 ▲しん▼ 大韓民国、キョンサンナムド、ウルサン、 ナムグ、シンジェオンドン 1154−２
Claims (7)
- 【請求項１】 下記式Ｉと式II及び／又は下記式III の
化合物と、前記化合物が溶解される溶媒とからなること
を特徴とする殺菌組成物。 【化１】 （前記式III のＲはジアセテート、ジグルコナート又は
ジヒドロクロライドである。） - 【請求項２】 前記溶媒がアルコールであることを特徴
とする請求項１記載の殺菌組成物。 - 【請求項３】 前記式Ｉと式IIと式III の化合物のう
ち、式Ｉの化合物：式II又は式III の化合物の重量比が
１：１、式Ｉの化合物：式IIの化合物：式IIIの化合物
が１：１：１であることを特徴とする請求項１記載の殺
菌組成物。 - 【請求項４】 下記式Ｉと式II及び／又は下記式III の
化合物により構成された組成物を含有することを特徴と
する石鹸。 【化２】 （前記式III のＲはジアセテート、ジグルコナート又は
ジヒドロクロライドである。） - 【請求項５】 前記組成物が牛脂に直接添加されること
を特徴とする請求項４記載の石鹸。 - 【請求項６】 前記組成物がアルコールに溶解されて牛
脂に添加されることを特徴とする請求項４記載の石鹸。 - 【請求項７】 前記アルコールがエタノールであること
を特徴とする請求項６記載の石鹸。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| KR1019920019277A KR960004500B1 (ko) | 1992-10-20 | 1992-10-20 | 살균조성물 및 이를 함유하는 비누 |
| KR92-19277 | 1992-10-20 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07101810A true JPH07101810A (ja) | 1995-04-18 |
Family
ID=19341449
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5286062A Pending JPH07101810A (ja) | 1992-10-20 | 1993-10-20 | 殺菌組成物及びこれを含有する石鹸 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07101810A (ja) |
| KR (1) | KR960004500B1 (ja) |
| CN (1) | CN1096921A (ja) |
| BR (1) | BR9304037A (ja) |
| FR (1) | FR2696903B1 (ja) |
| GB (1) | GB2271719B (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008528595A (ja) * | 2005-01-28 | 2008-07-31 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | 液体溶媒中における分散粒子としてのジヨードメチル−ｐ−トリルスルホン |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5829442A (en) | 1996-06-12 | 1998-11-03 | Medical Concepts Development, Inc. | Antimicrobial containing solventless hot melt adhesive composition |
| FR2822070B1 (fr) * | 2001-03-15 | 2006-01-06 | Andre Salkin | Utilisation d'un derive de biguanide et d'une pyrimidine pour la fabrication d'une composition de soin cosmetique |
| CN101336637B (zh) * | 2008-08-27 | 2011-12-07 | 广州中大药物开发有限公司 | 一种复合型广谱消毒剂及应用 |
| CN114097815A (zh) * | 2021-11-25 | 2022-03-01 | 兰州大学 | 具脒类骨架的医用化合物在抗植物病原细菌中的用途 |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4185120A (en) * | 1978-10-02 | 1980-01-22 | Abbott Laboratories | Topical treatment of fungal or yeast infections using p-tolyl diiodomethyl sulfone |
| US4326977A (en) * | 1980-11-10 | 1982-04-27 | Basf Wyandotte Corporation | Liquid antiseptic cleaners with improved foaming properties |
| JPS59163474A (ja) * | 1983-03-04 | 1984-09-14 | 旭化成株式会社 | 抗菌性を有するポリアミド系繊維製品の製造法 |
| JPS59179877A (ja) * | 1983-03-31 | 1984-10-12 | 旭化成株式会社 | 抗菌性を有する塩化ビニル基または塩化ビニリデン基を含有する重合体繊維の製造法 |
| FR2552305B1 (fr) * | 1983-09-22 | 1985-12-20 | Salkin Andre | Composition a pouvoir bactericide eleve contenant un biguanide et une pyrimidine |
| GB8907298D0 (en) * | 1989-03-31 | 1989-05-17 | Ici Plc | Composition and use |
| GB9024133D0 (en) * | 1990-11-06 | 1990-12-19 | Ici Plc | Aqueous composition |
-
1992
- 1992-10-20 KR KR1019920019277A patent/KR960004500B1/ko not_active IP Right Cessation
-
1993
- 1993-10-19 GB GB9321537A patent/GB2271719B/en not_active Expired - Fee Related
- 1993-10-20 FR FR9312498A patent/FR2696903B1/fr not_active Expired - Fee Related
- 1993-10-20 BR BR9304037A patent/BR9304037A/pt not_active Application Discontinuation
- 1993-10-20 CN CN93120240A patent/CN1096921A/zh active Pending
- 1993-10-20 JP JP5286062A patent/JPH07101810A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008528595A (ja) * | 2005-01-28 | 2008-07-31 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | 液体溶媒中における分散粒子としてのジヨードメチル−ｐ−トリルスルホン |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| GB2271719B (en) | 1996-05-22 |
| FR2696903A1 (fr) | 1994-04-22 |
| GB9321537D0 (en) | 1993-12-08 |
| KR940008673A (ko) | 1994-05-16 |
| BR9304037A (pt) | 1994-06-07 |
| GB2271719A (en) | 1994-04-27 |
| CN1096921A (zh) | 1995-01-04 |
| FR2696903B1 (fr) | 1995-11-03 |
| KR960004500B1 (ko) | 1996-04-06 |
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