JPH07101675B2 - 縦型拡散・cvd装置 - Google Patents

縦型拡散・cvd装置

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JPH07101675B2
JPH07101675B2 JP3130390A JP13039091A JPH07101675B2 JP H07101675 B2 JPH07101675 B2 JP H07101675B2 JP 3130390 A JP3130390 A JP 3130390A JP 13039091 A JP13039091 A JP 13039091A JP H07101675 B2 JPH07101675 B2 JP H07101675B2
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JP
Japan
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load lock
chamber
boat
lock chamber
cassette
Prior art date
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JP3130390A
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Inventor
幹雄 田辺
文秀 池田
修一 中村
修 笠原
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Hitachi Ltd
Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Kokusai Electric Inc
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Publication date
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  • Electrodes Of Semiconductors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は2 ガスで空気と置換
することができるロードロック室 (気密容器),即ちロ
ードロック機能を有し、このロードロック室内を低酸素
雰囲気にすることができる縦型拡散・CVD装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体デバイスにおいて高集積化
が進む中でウェーハ上に形成される自然酸化膜をできる
だけ少なくし、できればなくすことが必要である。特に
16Mbit DRAM以上のデバイスにおいては自然
酸化膜厚さが5Å以下であることが必須であり、そのた
めウェーハは大気にさらされることなしに膜形成を行う
ことができるようにN2 ガスまたは真空雰囲気中を搬送
することができる装置の需要が高まっている。
【0003】従来のロードロック付き縦型拡散・CVD
装置は、図面を参照して説明すると、カセット室2,ロ
ードロック室5とも真空ガス置換ができる気密容器で構
成されており、カセット室2とロードロック室5間及び
ロードロック室5と反応室とはそれぞれ仕切弁8,9を
介して接続されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来装置における
真空ガス置換ができる気密カセット室2とロードロック
室5はスペースファクターを向上させるために矩形に
し、大気圧に耐えるために剛性のあることが必要で、特
にロードロック室5は保守以外の通常使用時は大気圧状
態で使用するにもかかわらず、保守後真空ガス置換し室
5内を低酸素化するためにだけ剛性のある室5とするこ
とが必要であり、非常に高価な装置となり、また装置重
量が非常に重くなるという課題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明装置は上記の課題
を解決するため、図示のように複数枚のウェーハを収納
したカセット1を収容し、ウェーハの出し入れを行
密カセット室2と、このカセット室2内のカセット1と
ボート3との間でウェーハを移載する移載機4を有する
ロードロック室5と、このロードロック室5内のボート
3が搬入出される反応室6を備え、気密カセット室2と
ロードロック室5間及びロードロック室5と反応室6間
をそれぞれ仕切弁8,9を介して接続してなる縦型拡散
・CVD装置において、ロードロック室5は真空排気せ
ず、N 2 ガスにより該ロードロック室5内の雰囲気を置
換することを特徴とするものである。
【0006】
【作用】本発明装置はこのような構成であるから、カセ
ット室2のみ真空ガス置換ができる気密容器として装置
内への酸素の混入をシャッタアウトし、N2ガスを充満
させたロードロック室5内の圧力は大気圧のために薄板
構造として軽量化でき、かつ気密構造でN2 ガスで充満
されているために酸素の混入を防止することができ、従
来の全ての容器が真空ガス置換ができる容器で構成され
たものと同等の低酸素濃度化が図られ、自然酸化膜の形
成を最小にすることができるばかりでなく、装置の軽量
化が図られるとともに低価格化が図れることになる。
【0007】
【実施例】以下図面に基づいて本発明の実施例を説明す
る。図1は本発明装置の1実施例の構成の概要を示す簡
略平面図、図2は同じくその簡略正断面図である。本実
施例は、多数枚のウェーハを収納したカセット1を収容
し、ウェーハの出し入れを行い、真空N2 ガス置換がで
きる気密カセット室2と、このカセット室2内のカセッ
ト1とボート3との間でウェーハを載置する移載機4及
び移載機エレベータ11を有し、真空排気せず、大気圧
の下で、高純度のN2 ガスで空気置換ができるロード
ロック室5と、このロードロック室5内のボート3がボ
ートエレベータ10により搬入出される反応室6とより
なり、気密カセット室2とロードロック室5間及びロー
ドロック室5と反応室6間をそれぞれ仕切弁8,9を介
して接続してなる。
【0008】ロードロック室5は移載機4及び移載機エ
レベータ11を収容する移載部14と、ボート3及びボ
ートエレベータ10を収容したボート部15とよりな
り、両者間はゲート弁16で仕切られている。
【0009】7はカセット室2に設けられた仕切弁で、
カセット1を入出する時に開操作される。12,13は
それぞれロードロック室5の移載部14及びボート部1
5に設けられた保守用扉である。
【0010】上記の構成においてカセット室2内のカセ
ット1に収められたウェーハは仕切弁8が開にされロー
ドロック室5を構成する移載部14内の移載機4及び移
載機エレベータ11により移載部14内に移され、仕切
弁8が閉じられる。
【0011】次いでゲート弁16が開かれ、ロードロッ
ク室5を構成するボート部15内のボート3にゲート弁
16の開で移載されゲート弁16が閉じられる。ウェー
ハの移載されたボート3は仕切弁9が開にされボートエ
レベータ10により反応室6内に搬入され仕切弁9が閉
じられる。
【0012】反応室6内に搬入されたボート3に移載さ
れたウェーハは反応室6内で拡散・CVD膜が生成され
る。この拡散・CVD膜が生成されボート3に載置され
たウェーハは上記とは逆の過程を得て取り出されること
になる。
【0013】カセット室2のみ真空ガス置換ができる気
密容器として装置内への酸素の混入をシャッタアウト
し、N2 ガスを充満させたロードロック室5内の圧力は
大気圧のために薄板構造として軽量化でき、かつ気密構
造でN2 ガスで充満されているために酸素の混入を防止
することができ、従来の全ての容器が真空ガス置換がで
きる容器で構成されたものと同等の低酸素濃度化が図ら
れ、自然酸化膜の形成を最小にすることができるばかり
でなく、装置の軽量化が図られるとともに低価格化が図
れることになる。
【0014】即ち、本実施例によれば、装置重量を30
〜40%軽量化でき、価格を10〜20%安価にでき
る。またロードロック室5内の酸素濃度を2ppm 以下に
でき、真空ガス置換方式の場合の1ppm 以下と比較して
問題にならない。
【0015】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、N2 ガス
で充満させたロードロック室5内の圧力は大気圧のため
薄板構造にでき、装置全体の軽量化と低価格化を図るこ
とができるばかりでなく、ロードロック室5は気密構造
でN2 ガスで充満されているため、酸素の混入を防止す
ることができ、従来の全ての容器を真空ガス置換した場
合と同等の低酸素濃度化を図ることができ、自然酸化膜
の形成を最小にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の1実施例の構成の概要を示す簡略
平面図図である。
【図2】同じくその簡略正断面図である。
【符号の説明】
1 カセット 2 気密カセット室 3 ボート 4 移載機 5 ロードロック室 6 反応室 7〜9 仕切弁 10 ボートエレベータ 11 移載機エレベータ 12,13 保守用扉 14 移載部 15 ボート部 16 ゲート弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 修一 東京都港区虎ノ門二丁目3番13号 国際電 気株式会社内 (72)発明者 笠原 修 東京都青梅市今井2326番地 株式会社日立 製作所デバイス開発センタ内 (56)参考文献 特開 平3−218017(JP,A)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 反応室と、複数枚のウェーハを保持する
    ボートと、前記ボートとカセットとの間でウェーハを移
    載する移載機とを収容したロードロック室と、複数枚の
    ウェーハを収納した前記カセットを収容した気密カセッ
    ト室を備え、前記反応室とロードロック室間およびロー
    ドロック室と気密カセット室間をそれぞれ仕切弁を介し
    て接続してなる縦型拡散・CVD装置において、前記ロ
    ードロック室は真空排気せず、大気圧の下でN2 ガスに
    より該ロードロック室内の雰囲気を置換する事を特徴と
    する縦型拡散・CVD装置。
  2. 【請求項2】 前記ロードロック室は、移載機および移
    載機エレベータを収容する移載部と、ボートおよびボー
    トエレベータとを収容するボート部とからなり、前記移
    載部と前記ボート部との間はゲート弁で仕切られている
    事を特徴とする請求項1に記載の縦型拡散・CVD装
    置。
JP3130390A 1991-05-01 1991-05-01 縦型拡散・cvd装置 Expired - Lifetime JPH07101675B2 (ja)

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JPH04329630A JPH04329630A (ja) 1992-11-18
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH05315273A (ja) * 1992-05-13 1993-11-26 Nec Yamagata Ltd 縦型熱処理装置
JPH11186257A (ja) 1997-12-24 1999-07-09 Asahi Kasei Micro Syst Co Ltd 半導体装置の製造方法

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JP2909481B2 (ja) * 1989-07-25 1999-06-23 東京エレクトロン株式会社 縦型処理装置における被処理体の処理方法
JP2759368B2 (ja) * 1990-01-23 1998-05-28 東京エレクトロン株式会社 縦型熱処理装置

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