JPH07101255B2 - 結像素子及び光プリントヘッド - Google Patents

結像素子及び光プリントヘッド

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JPH07101255B2
JPH07101255B2 JP13725491A JP13725491A JPH07101255B2 JP H07101255 B2 JPH07101255 B2 JP H07101255B2 JP 13725491 A JP13725491 A JP 13725491A JP 13725491 A JP13725491 A JP 13725491A JP H07101255 B2 JPH07101255 B2 JP H07101255B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、結像素子及び光プリントヘッド
に関し、より詳細には、複写機、ファクシミリ、プリン
タ等に用いられる等倍結像素子としてのルーフミラーレ
ンズアレイ(以下、RMLAと記す)、および、アレイ
化光源とRMLAを用いたLEDアレイプリンタ、液晶
シャッタアレイプリンタ等の固定走査型光プリントヘッ
ドに関する。
【0002】
【従来技術】現在、アレイ化光源と等倍結像素子として
のSLA(セルフォックスレンズアレイ)を組み合わせ
た固体走査型の光プリントヘッドは、LEDアレイプリ
ンタ、液晶シャッタアレイプリンタなどの光書込ヘッド
として実用化(製品化)されている。一方、同じく等倍
結像素子であるRMLAは、読み取りスキャナなどの結
像素子として実用化されつつある。例えば、特開平2−
195337号公報に記載されている「結像素子」は、
一対のレンズアレイに形成した光軸に平行な貫通穴に、
絞り板に形成した突起を挿入することにより、一対のレ
ンズアレイの対称配置を容易に高精度で行うようにした
ものである。また、特開平2−195321号公報に記
載されている「結像素子及び画像読み取り装置」は、物
体面からの光束をルーフミラーに向けて反射させるとと
もにこのルーフミラーにおいて2回反射されて戻った光
束を像面に向けて反射させる光路分離ミラーを設け、前
記光路分離ミラーと前記ルーフミラーとの間に同一条件
で作成した一対のレンズを配置するとともに前記一対の
レンズを前記ルーフミラーの稜線と光軸とともに直交す
る軸を回転対称軸として対称的に配置したものである。
【0003】また、RMLAをLEDアレイ、「蛍光
管」等のアレイ化光源と組み合わせた光プリントヘッド
が開発されている。例えば、特開昭58−223242
号公報に記載されている「記録装置」は、記録媒体と、
該記録媒体に情報像を記録するために主走査方向に発光
パターンを形成する走査記録素子と、発光パターンを結
像光として記録媒体に結像投与する結像素子とを備えた
ものである。また、特開平2−111571号公報に記
載されている「固体走査型光ヘッド」は、結像素子アレ
イの結像素子の配列ピッチに伴うアレイ方向の周期的な
光量ムラを補正するものである。また、実開平1−16
9257号公報に記載されている「自己走査型露光装
置」は、主走査方向にアレイ配列された多数の発光セグ
メントからの発光束を、フレア防止用の遮光部材に形成
されているスリットを通して感光体上に照射、露光する
ようにしたものである。
【0004】「蛍光管」とは上記公報に詳細に示された
様に、発光セグメントとしての微小な蛍光体ドットをア
レイ状に配列したアレイ化光源である。上記蛍光体ドッ
トは、ガラス基板上に列設された短冊状の多数のセグメ
ント電極(アノード)の上に、電着などの適宜の方法で
形成される。個々の蛍光体ドットのアレイ方向のピッチ
(P)は書込み密度に対応し、例えば、300dpiに
おいては、P〜85μmに設定される。また、蛍光体ド
ットのアレイ方向の大きさ(Dx)は、Dx=0.6〜
0.9P程度とされる。すなわち、蛍光体ドットの配列
を最も簡単な一列の構造とした時には、原理的にDx≧
Pとするのは困難であり、また、各セグメント間には電
気的独立を保持する(絶縁する)ための間隙が必要であ
る。一方、前記間隙が大きすぎると蛍光体ドットの面積
が小さくなり、光量的に不利となる。なお、蛍光体ドッ
トのアレイ方向と垂直な方向の大きさ(Dy)は、通
常、Dxとほぼ同等かやや小さめに設定される。
【0005】また、同様にLEDアレイ、液晶シャッタ
アレイなどの他のアレイ化光源においても、発光セグメ
ントのアレイ方向の大きさ(Dx)と発光セグメントの
ピッチ(P)の関係は通常、少なくとも、Dx<P、具
体的には、Dx=0.4〜0.9P程度である(図10
(a))。以上述べたように、発光セグメントをアレイ
状に配列したアレイ化光源においては、個々の発光セグ
メントのアレイ方向の大きさが発光セグメントのピッチ
よりも小さいために通常、発光セグメントのアレイ方向
において発光セグメントのピッチに従った周期的な発光
強度むらが生じてしまう(図10(b))。従って、前
記アレイ化光源からの発生光を等倍結像素子により像担
持体上に結像させた時に同じ周期の光量むらを生じてし
まう(図10(c))。
【0006】図11,図12,図13に従来のRMLA
の基本構成を示す。図11は斜視図、図12はY−Z断
面図、図13はX−Z断面図(X:アレイ方向、Y,Z
は図11に示した通り)である。図中、31は物体面、
32は光路分離ミラー(必要に応じて設ける)、33は
光線、34はレンズアレイ、35は個々のレンズ、36
はルーフミラーアレイ、37はルーフミラー、38は反
射面、39は像面である。なお、図13においては、便
宜上、光路分離ミラーを省いてある。
【0007】ルーフミラーアレイ36はレンズアレイの
個々のレンズに対向配置された屋根型反射面Hi(i=
1,…,n;nはレンズアレイのレンズの個数)がアレ
イ状に形成されたものであり、また、個々の屋根型反射
面(ルーフミラー)Hi(i=1,…,n)は、直角の
角度(θi=90°,i=1,…,n)で2枚の反射面
i,Gi(i=1,…,n)が向い合って形成されたも
のである。必然的に図13で示したように隣接の屋根型
反射面Fi-1,Gi(i=2,…,n)がなす角度も直
角、すなわち、θ′i=90°,i=2,…,nであ
る。
【0008】物体面31上の点Pからの光は光路分離ミ
ラー32の上側の反射面38により反射され、レンズア
レイ34を通過して、ルーフミラーアレイ36の屋根型
反射面Hiに入射し、2枚の反射面Fi,Giにそれぞれ
1回ずつ反射されることにより、X−Z断面(図13)
において屋根型反射面Hiに入射時と平行で向きが反対
の光線とされた後、再びレンズアレイ34を通過して、
光路分離ミラー32の下側の反射面38により反射され
ることにより、像面39上の点Pと共役な点Qに結像さ
れる。すなわち、RMLAはルーフミラーアレイ36を
対称反射面とした再帰光学系を構成している。
【0009】
【目的】本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされた
もので、発光セグメントをアレイ状に配列したアレイ化
光源と組み合わせたときに発光セグメントのピッチに従
った周期的な光量むらを補正する結像素子、および、上
記アレイ化光源と結像素子を備え上記周期的な光量むら
が補正された光プリントヘッドを提供することを目的と
してなされたものである。
【0010】
【構成】本発明は、上記目的を達成するために、(1)
レンズが直線状に多数個連続して形成されたレンズアレ
イと、該レンズアレイを構成する個々のレンズに対向配
置された屋根型反射面を有するルーフミラーアレイとを
有する結像素子において、前記ルーフミラーアレイの各
々の屋根型反射面の直角度を所定の微小量ずらして設定
、像面における結像をアレイ方向に所定量離れた2重
像の重ね合せとしたこと、或いは、発光セグメントをア
レイ状に配列したアレイ化光源と、レンズが直線状に多
数個連続して形成されたレンズアレイと、該レンズアレ
イを構成する個々のレンズに対向配置された屋根型反射
面を有するルーフミラーアレイとを有する結像素子とか
ら成る光プリントヘッドにおいて、前記アレイ化光源の
発光セグメントの配列ピッチに従った周期的な光量むら
を補正するように前記ルーフミラーアレイの各々の屋根
型反射面の直角度を所定の微小量ずらして設定したこと
を特徴としたものである。以下、本発明の実施例に基づ
いて説明する。
【0011】図1(a),(b)は、本発明による結像
素子の一実施例を説明するための構成図で、図中、1は
物体面、2は像面、3はレンズアレイ、4はルーフミラ
ーアレイである。まず、上記屋根型反射面(ルーフミラ
ー)Hi(i=1,…,n)を形成する向い合った2枚
の反射面Fi,Gi(i=1,…,n)のなす角度を直角
から所定の微小量Δθずらして設定したときの作用につ
いて詳細に説明する。
【0012】 θi=90°+Δθ,θ′i=90°−Δθ(i=1,…,n) …(1) と設定したとき、図1に示した様に、点Pから発して、
レンズアレイ3を通過し、ルーフミラーアレイ4の屋根
型反射面Hiに入射した光は、2枚の反射面FiとGi
それぞれ1回ずつ反射されることにより、X−Z断面に
おいて入射した時と、2・Δθだけ平行からずらされた
光線とされ(図中、破線で示した)、再びレンズアレイ
3の方向に向かう。この時、2枚の反射面のうち最初に
iに入射し、光線と、逆に、最初にGiに入射した光線
では、平行からずらされる方向が異なるので、再びレン
ズアレイ3に向かう光線の角度は、両者で4・Δθだけ
異なったものとなる。従って、再びレンズアレイ3を通
過して像面上に結像する時、両者の結像点Q1,Q2の
位置はX方向(アレイ方向)において、Δdだけずれる
ことになる。
【0013】ΔθとΔd間の関係はレンズアレイの焦点
距離f、レンズアレイとルーフミラーアレイ4の距離な
どによって決定されるが、Δθが十分小さければ、およ
そ、Δd〜4・|Δθ|[ラジアン]・fまたは、 Δd[μm]〜1.2・|Δθ|[分]・f[mm] …(2) となる。例えば、f=10[mm]の時には、ルーフミ
ラーの直角度からのずれ量(Δθ)1分に対応する結像
点のずれ量(Δd)は約12μmである。このように、
ルーフミラーの直角度をΔθずらすことにより、像面に
おける結像をアレイ方向に(2)式に従ったΔdだけ離
れた2重像の重ね合わせた状態とすることができる。
【0014】なお、Δθの符号は+,−のどちらも取り
得るが、どちらかに設定すれば良い。また、図1におい
てはi番目のレンズアレイおよびルーフミラーしか結像
に寄与していないかの如く描かれているが、実際は複数
(2〜3)のレンズアレイおよびルーフミラーが結像に
寄与しているため、物体面上の点PのX方向の位置に寄
らず、点Pの2つの結像点Q1,Q2における像強度は
ほぼ同等である。さらに、ルーフミラーの直角度が微小
量ずれても、Y−Z断面における結像状態にはほとんど
影響を与えない。すなわち、副走査方向の結像性能は劣
化しない。また、光路分離ミラーは必要に応じて設けら
れる。
【0015】ここで、アレイ化光源からの発生光を以上
に述べた結像素子により像面(像担持体上)に結像させ
た時を考える。Δd=0の場合、図2(a)に示すよう
に、発光セグメントの1つを発光させたときの像担持体
上におけるアレイ方向における光量分布をガウス分布で
近似し、このときのビーム径w(ガウス分布を有する強
度分布のピークに対し、1/e2の位置における断面形
状で定義される。)が、w=Pであるときの、図2
(b)に示すように、すべての発光セグメント(また
は、互いに隣接した数個以上の発光セグメント)を発光
させたときの像面上の光量分布は図のように大きな光量
むらを生じる。この時、光量むらSを、光量Iの最大値
maxと最小値Iminにより、 S≡1−Imin/Imax …(3) また、光量の均一度Rを、 R≡Imin/Imax …(4) と定義すると、S=0.73,R=0.27となる。
【0016】一方、ルーフミラーの直角度を(2)式に
従う所定の微小量ΔθずらしてΔd=0.5Pとし、レ
ンズアレイ等の他の構成は同一としたとき、図3(a)
に示すように発光セグメントの1つを発光させたときの
像担持体上におけるアレイ方向における光量分布は、前
記2重像に対応してΔd=0.5Pだけアレイ方向に分
離した2つのガウス分布(各々、w=P、図中点線で示
した)の重ね合わせたものになる(図中実線で示し
た)。また、図3(b)に示すように、すべての発光セ
グメント(または、互いに隣接した数個以上の発光セグ
メント)を発光させたときの像面上の光量分布は図に示
されたように非常に均一なものとなっている。この時、
S=0.03,R=0.97であり、その効果は明らかで
ある。ここでは、w=P、Δd=0.05Pの時につい
てのみ述べたが、以下の実施例においてビーム径wが、
w=0.6P,0.8P,P,1.2Pである時の効果が
示される。
【0017】実施例1を図4(a),(b)に基づいて
説明する。 ビーム径:w=1.2Pの時、(Δd=0.2P〜0.6
P,Δd=0は比較用)図(a)は、すべての発光セグ
メント(または、互いに隣接した数個以上の発光セグメ
ント)を発光させた時の像面上のアレイ方向の光量分布
を示す。図(b)は、発光セグメントを1つおきに発光
させた時の像面上のアレイ方向の光量分布を示す。 実施例2を図5(a),(b)に基づいて説明する。 ビーム径:w=Pの時、(Δd=0.2P〜0.6P,Δ
d=0は比較用)図(a)は、すべての発光セグメント
(または、互いに隣接した数個以上の発光セグメント)
を発光させた時の像面上のアレイ方向の光量分布を示
す。図(b)は、発光セグメントを1つおきに発光させ
た時の像面上のアレイ方向の光量分布を示す。
【0018】実施例3を図6(a),(b)に基づいて
説明する。 ビーム径:w=0.8Pの時、(Δd=0.2P〜0.5
P,Δd=0は比較用)図(a)は、すべての発光セグ
メント(または、互いに隣接した数個以上の発光セグメ
ント)を発光させた時の像面上のアレイ方向の光量分布
を示す。図(b)は、発光セグメントを1つおきに発光
させた時の像面上のアレイ方向の光量分布を示す。 実施例4を図7(a),(b)に基づいて説明する。 ビーム径:w=0.6Pの時、(Δd=0.2P〜0.5
P,Δd=0は比較用)図(a)は、すべての発光セグ
メント(または、互いに隣接した数個以上の発光セグメ
ント)を発光させた時の像面上のアレイ方向の光量分布
を示す。図(b)は、発光セグメントを1つおきに発光
させた時の像面上のアレイ方向の光量分布を示す。
【0019】以上の実施例1〜4における結果を図8に
示す(光量の均一度RとΔd/Pの関係)。各実施例の
図(a)、および図8より、少なくとも0.3P≦Δd
≦0.5Pにおける効果は明らかであり、0<Δd<0.
6Pの範囲で光量むらは補正され得る。すなわち、これ
らの値に従って、(2)式よりΔθの適切な値を設定す
れば良い。なお、像の分離により発生した光量むらは、
w=0.6PかつΔd≧0.5Pの時のみ目立つが、他は
問題がない。また、各実施例の1ドットおきに発光させ
た時のコントラストは十分に確保されており、従って、
必要な解像力を保持している。
【0020】図9は、本発明の光プリントヘッドの具体
的な構成例を示す図である。図中、11は蛍光管の基
板、12は像担持体、13は光プリントヘッド、14は
アレイ化光源としての蛍光管、15はルーフミラーレン
ズアレイ、15aはルーフミラーアレイであり、前述し
たように設定されている。15bはレンズアレイ、16
はハウジング、17は穴部、18は弾性部材、19はネ
ジ、20は支持板、21はミラー、22はスリット、2
3は押え板、24は発光セグメントとしての蛍光体ドッ
ト、25はフェイスガラスである。
【0021】光書込ヘッド13の支持板20上には必要
に応じて弾性部材18を介して蛍光管14が配置されて
おり、支持板20には所定の剛性が与えられているとと
もに、蛍光管14はその基板11を支持板20とハウジ
ング16とにより挟み込まれるようにしてネジ19に保
持されている。ハウジング16には穴部17が形成され
ており、蛍光管14の蛍光体24から発せられてフェイ
スガラス25を透過した光は上記穴部17を通って上方
に発せられ、ミラー21により約90°の角度で反射さ
れてルーフミラーレンズアレイ15に入射する。ルーフ
ミラーレンズアレイ15により反射、収束された光はミ
ラー21の下方の透明部を通り、さらにフレア防止用の
スリット22を介して像担持体12上に収束するように
して照射される。
【0022】
【効果】以上の説明から明らかなように、本発明による
と、以下のような効果がある。 (1)請求項1に対する効果;レンズが直線状に多数個
連続して形成されたレンズアレイと、該レンズアレイを
構成する個々のレンズに対向配置された屋根型反射面を
有するルーフミラーアレイとを有する結像素子におい
て、前記ルーフミラーアレイの各々の屋根型反射面の直
角度を所定の微小量ずらして設定したので、像面におけ
る結像をアレイ方向に微小量離れた2重像の重ね合わせ
た状態とすることができる。従って、この結像素子を、
発光セグメントをアレイ状に配列したアレイ化光源と組
み合わせたときに発光セグメントのピッチに従った周期
的な光量むらを補正することができる。 (2)請求項2に対する効果;発光セグメントをアレイ
状に配列したアレイ化光源と、レンズが直線状に多数個
連続して形成されたレンズアレイと、該レンズアレイを
構成する個々のレンズに対向配置された屋根型反射面を
有するルーフミラーアレイとを有する結像素子とを備え
た光プリントヘッドにおいて、前記ルーフミラーアレイ
の各々の屋根型反射面の直角度を所定の微小量ずらして
設定したので、像面における各々の発光セグメントの結
像状態を、アレイ方向に所定の微小量離れた2つの光ビ
ームの重ね合わせとすることができ、必要な解像力を保
持した状態で、アレイ化光源の発光セグメントの配列ピ
ッチに従った周期的な光量むらが良好に補正された光プ
リントヘッドを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による結像素子の一実施例を説明する
ための構成図である。
【図2】 アレイ化光源からの発生光を結像素子により
像面に結像させた時の様子を示す図である。
【図3】 ルーフミラーの直角度を所定の微小量ずらせ
た時の様子を示す図である。
【図4】 実施例1を説明するための図である。
【図5】 実施例2を説明するための図である。
【図6】 実施例3を説明するための図である。
【図7】 実施例4を説明するための図である。
【図8】 実施例1〜4における微小量のずれに対する
光量の均一度を示す図である。
【図9】 光プリントヘッドの構成図である。
【図10】 発光セグメントのピッチと発光強度むら及
び光量むらを示す図である。
【図11】 従来のRMLAの構成を示す斜視図であ
る。
【図12】 図11のY−Z断面図である。
【図13】 図11のX−Z断面図である。
【符号の説明】
1…物体面、2…像面、3…レンズアレイ、4…ルーフ
ミラーアレイ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/036 A B

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンズが直線状に多数個連続して形成さ
    れたレンズアレイと、該レンズアレイを構成する個々の
    レンズに対向配置された屋根型反射面を有するルーフミ
    ラーアレイとを有する結像素子において、前記ルーフミ
    ラーアレイの各々の屋根型反射面の直角度を所定の微小
    量ずらして設定し、像面における結像をアレイ方向に所
    定量離れた2重像の重ね合せとしたことを特徴とする結
    像素子。
  2. 【請求項2】 発光セグメントをアレイ状に配列したア
    レイ化光源と、レンズが直線状に多数個連続して形成さ
    れたレンズアレイと、該レンズアレイを構成する個々の
    レンズに対向配置された屋根型反射面を有するルーフミ
    ラーアレイとを有する結像素子とから成る光プリントヘ
    ッドにおいて、前記アレイ化光源の発光セグメントの配
    列ピッチに従った周期的な光量むらを補正するように前
    記ルーフミラーアレイの各々の屋根型反射面の直角度を
    所定の微小量ずらして設定したことを特徴とする光プリ
    ントヘッド。
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