JPH07101195A - 書込みボード - Google Patents

書込みボード

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Publication number
JPH07101195A
JPH07101195A JP5273136A JP27313693A JPH07101195A JP H07101195 A JPH07101195 A JP H07101195A JP 5273136 A JP5273136 A JP 5273136A JP 27313693 A JP27313693 A JP 27313693A JP H07101195 A JPH07101195 A JP H07101195A
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JP
Japan
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board body
board
stand
writing
state
Prior art date
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Application number
JP5273136A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Ogasawara
務 小笠原
Yasuhiko Saka
康彦 坂
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Ricoh Elemex Corp
Original Assignee
Ricoh Elemex Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 書込み面を有するボード本体をスタンドで支
持した書込みボードにおいて、その移動を容易にする。 【構成】 スタンド10の係合部18とボード本体11
の係合部50を互いに係合し、ボード本体11を立てた
状態と倒した図示状態とに回動自在にスタンド10で支
持するとともに、止めねじを緩めてボード本体11をス
タンド10に対して取り外し可能とする。そして、立て
た状態のボード本体11をスタンド10から取り外すと
きは、止めねじ19・19を緩めてそのねじ込みを解除
する。倒した状態のボード本体11を取り外すときは、
止めねじ43・43を緩めてそのねじ込みを解除する。
しかして、移動したり保管するときに、全体をスタンド
10とボード本体11の2つに分割して取り扱う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、たとえばシートを張
り渡してその表側に書込み面を形成し、その書込み面に
筆記具を使って書き込みを行う書込みボードに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の書込みボードの中には、
たとえば図27に示すように、図中符号1で示すスタン
ドでボート本体2を支持したものがある。ボード本体2
には、シートを張り渡してその表側に書込み面3を形成
し、また、その下側に、プリンタ4と、書込み面3から
落ちる書込み粉の粉受け5を備えていた。
【0003】そして、この書込みボードを使用するとき
は、書込み面3に水性ペン等の筆記具で書き込みを行っ
て後、ボード本体2内の駆動手段でシートを回動し、ボ
ード本体2内の読取装置で書込み内容を読み取ってプリ
ンタ4により記録を行い、用紙Pを排出していた。
【0004】しかして、この書込みボードを別のところ
へ移すときは、そのボードを押し、スタンド1に付いた
キャスタ6を回転して移動していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来、書込
みボードの高さが高いために、それを移動するとき、高
さの低い出入口では、該書込みボードをいちいち傾けな
ければならず不便であり、また、書込みボードの重心も
高いため、その移動中に倒れやすい等の弊害があった。
【0006】そこで、この発明の目的は、そのような書
込みボードの移動を容易にすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】そのため、この発明は、
たとえば以下の図示実施例のように、書込み面Aを有す
るボード本体11とそれを支持するスタンド10とを有
する書込みボードにおいて、前記スタンド10に対して
前記ボード本体11を取り外し可能としてなる、ことを
特徴とする。
【0008】請求項2に記載のものは、たとえば以下の
図示実施例のように、請求項1に記載の書込みボードに
おいて、前記ボード本体11に、それを取り外すときに
持つ把手部材41・85を設けてなる、ことを特徴とす
る。
【0009】請求項3に記載のものは、たとえば図24
および図25に示す実施例のように、請求項1に記載の
書込みボードにおいて、前記ボード本体11に、それを
前記スタンド10から取り外して単独で設置するときそ
のボード本体11を支持する足部83を設けてなる、こ
とを特徴とする。
【0010】請求項4に記載のものは、たとえば図8・
図13・図17に示す実施例のように、請求項1に記載
の書込みボードにおいて、前記スタンド10から取り外
して前記ボード本体11を倒立した状態で使用するとき
前記書込み面Aから落ちる書込み粉tの粉受け63を該
ボード本体11に設けてなる、ことを特徴とする。
【0011】請求項5に記載のものは、たとえば図21
および図22に示す実施例のように、請求項1に記載の
書込みボードにおいて、前記ボード本体11の操作パネ
ル68を180度回動可能としてなる、ことを特徴とす
る。
【0012】
【作用】そして、この発明では、たとえば書込みボード
を移動するとき、スタンド10からボード本体11を取
り外す。
【0013】請求項2に記載のものでは、把手部材41
・41を持ってボード本体11をスタンド10から取り
外す。
【0014】請求項3に記載のものでは、ボード本体1
1をスタンド10から取り外して単独で設置するとき、
そのボード本体11を足部83で支持する。
【0015】請求項4に記載のものでは、スタンド10
から取り外してボード本体11を倒した状態で使用する
とき、書込み面Aから落ちる書込み粉tを粉受け63で
受ける。
【0016】請求項5に記載のものでは、たとえばスタ
ンド10から取り外してボード本体11を倒した状態で
使用するとき、ボード本体11の操作パネル68を18
0度回動する。
【0017】
【実施例】以下、図面を参照しつつ、この発明の実施例
について説明する。図2は、この発明の一実施例である
書込みボードを示す。
【0018】この書込みボードは、図2中符号10で示
すスタンドと、そのスタンド10で支持するボード本体
11とからなる。
【0019】スタンド10は、図3に示すように、図3
中左右にフレーム12・13を備える。その左右フレー
ム12・13は、それぞれ下側の水平な足部12a・1
3aと、その上に立てる垂直な支柱部12b・13b
と、それらに掛け渡す斜めの補強部12c・13cとを
有する。そして、足部12a・13a間中央で上下に2
本の横フレーム14・15をねじ止めし、下側の横フレ
ーム15の図中後方に後フレーム16をねじ止めしてな
る。
【0020】左右フレーム12・13は、各支柱部12
b・13bの上端に係合部18を設ける。係合部18に
は、上向きの凹部18aを形成してなる。また、係合部
18の下側には、図3および図4に示すように、それぞ
れ対向する2つの貫通孔12d・12d、13d・13
dをあけ、その貫通孔に止めねじ19・19を挿入して
なる。止めねじ19・19は、図4に示すように、先端
側に雄ねじ部19aを有し、基端側に摘み部19bを有
する。そして、軸部19eの外周に溝19cを設け、そ
こに抜け止め用のリング20を取り付けてなる。リング
20は、フレーム12・13にあけた取付用孔19dを
通して取り付ける。また、左右フレーム12・13は、
図3に示すように、それぞれ足部12a・13aの両端
下側にキャスタ22を取り付けてなる。各キャスタ22
には、つまみ21を回してキャスタ22の回転を規制す
るストッパを備える。さらに、足部12a・13aの両
端には、保護キャップ23を取り付けてある。
【0021】スタンド10において、左フレーム12に
は、止めねじ19近くの内側にロック機構25を設け
る。ロック機構25は、図5に示すように、左フレーム
12の支柱部12bにねじ止めしたベース板26と、そ
のベース板26で支持した縦軸27と、その縦軸27に
回動可能に取り付けたアーム28と、そのアーム28に
一端を掛け他端をベース板26に掛けたねじりコイルバ
ネ29とで構成する。そして、ねじりコイルバネ29で
常時アーム28を図5中矢示方向に付勢してなる。アー
ム28は、先端に爪状のフック部28aを設け、基端に
つまみ部28bを形成してなる。
【0022】さらに、左右フレーム12・13には、図
3に示すように、補強部12c・13cの上側に、たと
えばゴム製の緩衝部材30を上向きに取り付けてなる。
また、補強フレーム17・17には、それぞれ緩衝部材
30の若干上方で互いに対向する内側に、図6に示すよ
うに、たとえばバーリング加工により内向きに円筒部1
7bを形成し、その円筒部17bの内周に雌ねじ孔17
aを形成してなる。
【0023】他方、以上のスタンド10で支持するボー
ド本体11には、図7に示すように、内側の筐体35
と、その筐体35を被う外側の外装ケース36と、左右
両側でそれらで挟む支持枠37とを備える。
【0024】支持枠37は、図8に示すように、角パイ
プで構成し、左右に垂直に設ける垂直杆38・39と、
それらにねじ止めてそれらの下端を結ぶ水平杆40を有
する。垂直杆38・39は、上端から把手部材41・4
1、下端から係合部50をそれぞれ後向きにのばす。
【0025】把手部材41・41は、先端に、図9に示
すように、段付孔42を横向きにあける。その段付孔4
2には、中間に外向き段部42aを設ける。そして、そ
の段付孔42に、内方から止めねじ43を挿入する。
【0026】止めねじ43は、凹部43cを有する摘み
部43bと、その凹部43cの中心から外向きにのびる
先端に円周溝43eを有する軸部43dと、その軸部4
3dと同心でその先端からのびる小径のねじ部43a
と、そのねじ部43a先端のガイド突起とからなる。そ
して、軸部43dをコイルスプリング44内に入れてか
らワッシャ45に通し、コイルスプリング44の一端を
凹部43c内に収納するる。その後、段付孔42内に内
側から軸部43dを挿入し、ワッシャ45を把手部材4
1に押し当ててコイルスプリング44を圧縮し、段付孔
42を通り過ぎた軸部43dの先端円周溝43eにリン
グ46を入れ、止めねじ43を抜け止めする。
【0027】垂直杆38・39の係合部50は、図10
に示すように、支持フレーム38・39に固定したコ状
のブラケット50aと、そのブラケット50aに取り付
けた短軸50bとからなる。
【0028】さらに、垂直杆38・39は、この係合部
50の下方で後側に、図11に示すように、たとえばバ
ーリング加工により円筒部48を形成し、その円筒部4
8の内周に雌ねじ孔49を形成してなる。なお、図8中
左側の垂直杆38には、この雌ねじ孔49近くの内側に
角孔38aをあけてなる。
【0029】そして、上述の支持枠37では、その水平
杆40に、図2で示した前記粉受け33およびサーマル
プリンタ34を取り付けてなる。サーマルプリンタ34
は、図12に示すように、箱形のケース53の前側(図
12中左側)に、用紙Pを排出する排出口53aを設け
る。しかして、その排出口53aにカッタ部53bを設
けてなる。カッタ部53bは、排出口53aでその図中
上下の対向側縁にそれぞれ設けてある。また、ケース5
3内には、排出口53aの近くに、プラテン54および
それに押し当てたサーマルヘッド55を備える。そし
て、記録時に、ガイドローラ56で案内して用紙Pをプ
ラテン54とサーマルヘッド55間に導くとともに、図
示省略した駆動手段でサーマルヘッド55を往復動し、
用紙Pにサーマルヘッド55により熱を加えて記録を行
う。しかして、その用紙Pを一定量送ってから排出口5
3aから外部へと排出し、その排出した用紙Pを持って
引っ張り、カッタ53bにより任意の位置で該用紙Pを
適宜長さにカットする。
【0030】次に、ボード本体11の外装ケース36
は、たとえばプラスチック製であり、図2に示すよう
に、図中左右の横枠ケース部58・59と、図中上下の
上枠ケース部60・下枠ケース部61とを、4つのコー
ナー部62で一体的に連結してなる。そして、それらの
内側に矩形の開口36aを形成してなる。
【0031】そして、上枠ケース部60内には、図8に
示すように、その長手方向に粉受け63を設ける。粉受
けは、図13に示すように、断面半円状の受け部64
と、その受け部64の両端に取り付けた細長な掛け止め
部材65とからなる。掛け止め部材65には、その上端
をリング形に曲げて掛け止め用のフック部65aを形成
してなる。そして、フック部65aを、図8に示すよう
に、両端を上側のコーナー部62で支持した支柱66に
引っ掛けて粉受け63を回動自在に吊り下げてなる。
【0032】また、外装ケース36は、図2に示すよう
に、横枠ケース部59の図中前側に操作パネル68を取
り付けてなる。
【0033】支持枠37内には、図7に示すように、垂
直杆38・39で挟み水平杆40上に乗せて筐体35を
取り付ける。筐体35は、両側を図中手前に向けて折り
曲げてなる。
【0034】そして、その筐体35内で、互いに平行な
一対の駆動ローラ71および従動ローラ72を回転自在
に支持する。しかして、それらローラ71・72間に、
たとえばプラスチックフィルムからなるエンドレスのシ
ートSを掛け回してなる。そうして、たとえば従動ロー
ラ72を図示省略した付勢手段で付勢してシートSをロ
ーラ71・72間で張り渡してなる。また、張り渡した
シートSの裏側には、スクリーンボード73を取り付け
てなる。そして、外装ケース36の開口36a内でシー
トSの表側に書込み面Aを形成してなる。
【0035】さらに、筐体35内には、図7中符号75
で示す読取装置を設置する。読取装置75は、蛍光灯7
6とミラー77とレンズ78と光学変換素子79等の光
学系部品を備えてなる。
【0036】さて、上述したボード本体11をスタンド
10に取り付けるときは、各つまみ部21を回してキャ
スタ22の回転をロックする。そして、把手部材41・
41を持ってボード本体11を持ち上げ、図14に示す
ように、係合部50の短軸50bと係合部18の凹部1
8aとを互いに回動自在に係合する。しかして、そのま
ま把手部材41・41を持ってボード本体11を短軸5
0bを支点として回動し、該ボード本体11をスタンド
10上で立てた直立状態とする。その直立状態とすると
き、図15に示すように、回動する垂直杆38の角孔3
8aにアーム28のフック部28aが係合してボード本
体11の回動をロックする。そして、図16に示すよう
に、摘み部19bを摘んで止めねじ19を回し、雄ねじ
部19aを垂直杆38の雌ねじ孔49にねじ込む。ま
た、同様に、垂直杆39の雌ねじ孔49にも他方の止め
ねじ19をねじ込む。そして、スタンド10にボード本
体11を固定する。したがって、この書込みボードで
は、止めねじ19・19のねじ込みを解除することによ
り、ボード本体11はスタンド10に対して取り外し可
能である。
【0037】また、この書込みボードを使用するとき
は、ボード本体11の前側から、たとえば水性ペンで書
込み面Aに書込みを行う。その書込み後、操作パネル6
8を適宜操作し、駆動ローラ71を駆動してシートSを
回動し、そのシートSに蛍光灯76から光を当ててその
反射光をミラ−77で反射し、レンズ78を通して光電
変換素子79に結像し、書き込み内容を読み取り、その
読取内容を図示しない画像処理部で適宜画像処理し、そ
の画像情報をサーマルプリンタ34で用紙Pに記録を行
う。
【0038】ところで、たとえば書込みボードを別の所
へ移すときは、図16で示した止めねじ19・19を緩
めてそのねじ込みを解除する。そして、図15で示した
アーム28のつまみ部28bを持ってねじりコイルバネ
29に抗してアーム28を回動し、フック部28aを角
孔38aから外してボード本体11のロック状態を解除
する。しかして、把手部材41・41を持ってボード本
体11を後側へ回動し、図1に示すように倒した状態と
する。そして、ボード本体11を回動したとき、垂直杆
38・39がそれぞれ緩衝部材30・30に当たったと
き、該緩衝部材30・30で衝撃を吸収する。これによ
り、ボード本体11に備える光学系部品等が破損するこ
とを防止する。また、図17に示すように、支柱66を
中心として粉受け63も回動し、受け部64が上向きの
状態を保持する。しかして、図18に示すように、摘み
部43bを摘んで止めねじ43を圧縮コイルスプリング
44に抗して押しながら回し、雄ねじ部43aを一方の
補強部12cの雌ねじ孔17aにねじ込む。また、同様
に、他方の補強部13cの雌ねじ孔17aにも止めねじ
43をねじ込む。しかして、ボード本体11を、図1で
示した倒した状態でスタンド10に固定する。そうし
て、キャスタ22のロック状態を解除してから、高さと
重心を低くした書込みボードを押して移動する。
【0039】さてまた、上述した書込みボードは、ボー
ド本体11を、倒した状態にしてたとえば御座敷などで
座ったまま使用することもできる。その場合、書込みを
行ったりその書込み内容を消去したときに、図17に示
すように、書込み面Aから落下し、さらにその書込み面
Aと上枠ケース部60間の隙間dを通って入ってくる書
込み粉tを、粉受け63で受ける。また、ボード本体1
1が倒した状態にあっても、サーマルプリンタ34には
排出口53aの対向側縁にそれぞれカッタ53bを備え
るから、排出した用紙Pをカットするとき、該用紙を上
方に引っ張っても下方に引っ張っても切ることができ、
作業性を向上させることができる。
【0040】ところで、上述した書込みボードにおい
て、立てた状態でスタンドに取り付けたボード本体11
を取り外すときは、止めねじ19・19をそれぞれ緩め
てそのねじ込みを解除し、ロック機構25によるボード
本体11のロック状態を解除してから、把手部材41・
41を持ってボード本体11を持ち上げてスタンド10
から分離する。そして、たとえば別のところへ移すとき
は、スタンド10とボード本体11とに分割して運ぶ。
また、倒した状態でスタンド10に取り付けたボード本
体11を取り外すときは、止めねじ43・43をそれぞ
れ緩めてそのねじ込みを解除してから、把手部材41・
41を持ってボード本体11を持ち上げてスタンド10
から分離する。
【0041】さらに、上述した書込みボードは、ボード
本体11を、それをスタンド10から取り外して単独で
設置して使用することもできる。たとえばボード本体1
1を適宜壁などに立てかけて使用する。
【0042】ところで、上述したこの発明の書込みボー
ドでは、その全体を平面的に見たとき、スタンド10の
外形形状内にボード本体11の外形形状を備えるように
構成するとよい。その場合、たとえば図19に示すよう
に、ボード本体11を倒立した状態としたときでも該ボ
ード本体11がスタンド10より外側に突出しないよう
に、後フレーム16をボード本体11の後側(図19中
右側)に設ける構成とする。これにより、書込みボード
を移動するとき、たとえば図20に示すように、ボード
本体11より外側の後フレーム16で該ボード本体11
が他部材80に直接衝突することを阻止し、光学系部品
など壊れやすい部品を備えるボード本体11を保護する
ことができる。
【0043】また、この発明の書込みボードでは、たと
えば図21中矢示する如く、操作パネル68を180度
回動可能とする構成とするとよい。その場合、操作パネ
ル68は、たえば図22に示すように、その背面中央に
電気コード81を通す円筒部68aを設け、背面上下両
側に突起68b・68bを設けてなる。そして、この操
作パネル68を、円筒部68aを中心として180度回
動可能に横枠ケース部59に取り付ける。しかして、円
筒部68aの外周にはコイルスプリング82を巻き付
け、そのコイルスプリング82で付勢して操作パネル6
8を横枠ケース部59に密着させてなる。そうして、突
起68b・68bを、横枠ケース部59上に設ける係合
凹部59a・59aにはめ込んでなる。そして、書込み
ボードを、ボード本体11を倒した状態で使用するとき
に、操作パネル68を引き出して突起68b・68bを
係合凹部59a・59aから外してから、180度回動
して上下反転させる。しかして、その反転状態で、突起
68b・68bを係合凹部59a・59aにはめ込む。
【0044】上述した実施例では、ボード本体11の操
作パネル68を回動可能としたが、その操作パネル68
をボード本体11から取り外し可能としてもよい。その
場合、たとえば図23に示すように、横枠ケース部59
に操作パネル68の形状に合わせて縦長な凹部59bを
設け、その凹部59bに取り外し可能に操作パネル68
を取り付ける。そして、書込みボードの使用時、操作パ
ネル68を取り外してボード本体11を遠隔操作可能と
する。これにより、操作パネル68を操作するとき、ボ
ード本体11がいま立てた状態にあるか又は倒した状態
にあるかに影響されることがない。
【0045】また、この発明の書込みボードでは、たと
えば図24に示すように、垂直杆38・39の上下端部
を、それぞれ外装ケース36の各コーナー部62から突
出して設け、その突出した部分を足部83とする構成と
してもよい。そして、たとえば図25に示すように、ボ
ード本体11をスタンド10から取り外して単独で設置
したとき、そのボード本体11を足部83で支持する。
これにより、ボード本体11の外装ケース36を床84
等の上に直接載せたりして外装ケース36を破損するこ
とを防止することができる。
【0046】さらに、上述の図示実施例では、ボード本
体11を倒したとき左右フレーム12・13に突当てる
部材である垂直杆38・39の把手部材41・41に、
ボード本体11を回動したりスタンド10から取り外す
ときに持つ把手も兼ねさせる構成とした。しかし、たと
えば図26に示すように、この把手部材41・41に代
えて、ボード本体11の上枠ケース部60に専用の把手
部材85・85を図中矢示する上下方向に出し入れ自在
に設ける構成としてもよい。
【0047】なお、上述した図示実施例では、緩衝部材
30・30を、スタンド10の補強部12c・13c上
に設けたが、ボード本体11側に設ける構成としてもよ
い。
【0048】
【発明の効果】したがって、この発明によれば、書込み
面を有するボード本体をスタンドで支持する書込みボー
ドにおいて、ボード本体をスタンドから取り外して全体
の高さを低くし、重心も低くすることを可能とし、これ
により、低い出入口でも通すことができ、また移動中に
倒れることがなく、書込みボードを容易に移動すること
ができる。また、ボード本体とスタンドとの2つに分割
できるから、狭いところや天井の低いところでも、有効
に収納することができる。
【0049】請求項2に記載のものによれば、ボード本
体に、それを取り外すときに持つ把手部材を設け、これ
により、ボード本体の取り外しを容易にすることができ
る。
【0050】請求項3に記載のものによれば、ボード本
体に、それをスタンドから取り外して単独で設置すると
きボード本体を支持する足部を設け、これにより、その
ボード本体の設置時に外装ケース等が破損することを防
止することができる。
【0051】請求項4に記載のものによれば、スタンド
から取り外してボード本体を倒した状態で使用すると
き、書込み面から落ちる書込み粉の粉受けをボード本体
に設ける構成とし、これにより、書込み粉がこほれ落ち
て床などを汚すことを防止することができる。
【0052】請求項5に記載のものによれば、ボード本
体の操作パネルを180度回動可能とし、これにより、
ボード本体を立てた状態または倒した状態で使用すると
き、操作パネルを常に見やすい状態に置くことがことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例である書込みボードを、ボ
ード本体を倒した状態において示す斜視図である。
【図2】その書込みボードの立てた状態の斜視図であ
る。
【図3】その書込みボードのスタンドの斜視図である。
【図4】そのスタンドの左右フレームにおける止めねじ
を係合した部分の縦断面図である。
【図5】そのスタンドの左フレームにおけるロック機構
を設けた部分の拡大斜視図である。
【図6】そのスタンドの左右フレームの補強部における
雌ねじ孔を有する部分の横断面図である。
【図7】ボード本体の内部機構を示す概略構成図であ
る。
【図8】そのボード本体の支持枠および粉受けを示す斜
視図である。
【図9】その支持枠における把手部材の止めねじを係合
した先端側の部分拡大断面図である。
【図10】その支持枠の垂直杆における係合部を有する
部分の斜視図である。
【図11】その垂直杆の雌ねじ孔を有する部分の拡大縦
断面図である。
【図12】ボード本体に備えるサーマルプリンタの部分
概略断面図である。
【図13】そのボード本体に備える粉受けとそれを吊り
下げる支柱の分解斜視図である。
【図14】スタンドの係合部にそのボード本体の係合部
を係合する状態を示す斜視図である。
【図15】そのスタンドのロック機構のフック部を掛け
てボード本体の回動をロックした状態を示す部分斜視図
である。
【図16】そのスタンドの止めねじをねじ込んで立てた
状態のボード本体をスタンドに固定した状態を示す部分
縦断面図である。
【図17】倒した状態のボード本体の書込み面から落ち
る書込み粉を粉受けで受ける状態を示す概略断面図であ
る。
【図18】把手部材の止めねじをねじ込んで倒した状態
のボード本体をスタンドに固定した状態を示す部分断面
図である。
【図19】この発明の他の実施例である書込みボード
を、倒した状態において示す側面図である。
【図20】その書込みボードを移動したときの他部材と
の衝突状態を示す概略斜視図である。
【図21】操作パネルを回動可能とした実施例における
書込みボードのボード本体の部分斜視図である。
【図22】その操作パネルの取付構造を示す断面図であ
る。
【図23】操作パネルを取り外し可能とした実施例にお
ける書込みボードのボード本体と、それから取り外した
操作パネルの部分斜視図である。
【図24】ボード本体に足部を設けた実施例における書
込みボードのボード本体を、上下反転させた状態で示す
斜視図である。
【図25】そのボード本体をスタンドから取り外して単
独で床上に設置した状態を示す状態説明図である。
【図26】ボード本体の上側に専用の把手部材を設けた
実施例における書込みボードの概略背面図である。
【図27】従来の書込みボードの斜視図である。
【符号の説明】
10 スタンド 11 ボード本体 41・85 把手部材 63 粉受け 68 操作パネル 83 足部 A 書込み面

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 書込み面を有するボード本体とそれを支
    持するスタンドとを有する書込みボードにおいて、前記
    スタンドに対して前記ボード本体を取り外し可能として
    なる、書込みボード。
  2. 【請求項2】 前記ボード本体に、それを取り外すとき
    に持つ把手部材を設けてなる、請求項1に記載の書込み
    ボード。
  3. 【請求項3】 前記ボード本体に、それを前記スタンド
    から取り外して単独で設置するときそのボード本体を支
    持する足部を設けてなる、請求項1に記載の書込みボー
    ド。
  4. 【請求項4】 前記スタンドから取り外して前記ボード
    本体を倒立した状態で使用するとき前記書込み面から落
    ちる書込み粉の粉受けを該ボード本体に設けてなる、請
    求項1に記載の書込みボード。
  5. 【請求項5】 前記ボード本体の操作パネルを180度
    回動可能としてなる、請求項1に記載の書込みボード。
JP5273136A 1993-10-05 1993-10-05 書込みボード Pending JPH07101195A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016018018A (ja) * 2014-07-07 2016-02-01 株式会社オーエスエム ディスプレイハンガー
CN111746180A (zh) * 2020-06-28 2020-10-09 铜仁职业技术学院 一种教育用宣传工具

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CN111746180B (zh) * 2020-06-28 2021-07-16 铜仁职业技术学院 一种教育用宣传工具

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