JPH07100909B2 - 材料ウェブ特に織物ウェブの処理方法および装置 - Google Patents

材料ウェブ特に織物ウェブの処理方法および装置

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JPH07100909B2
JPH07100909B2 JP2512340A JP51234090A JPH07100909B2 JP H07100909 B2 JPH07100909 B2 JP H07100909B2 JP 2512340 A JP2512340 A JP 2512340A JP 51234090 A JP51234090 A JP 51234090A JP H07100909 B2 JPH07100909 B2 JP H07100909B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は請求項1の上位概念に記載の材料ウェブとくに
織物ウェブの処理方法に関するものである。このような
処理方法はとくに染料,サイズ剤およびその他の処理剤
の残渣を除去するために織物ウェブを洗浄する際に使用
される。しかしながらこの方法は,たとえば浸漬などの
ような材料ウェブの洗浄以外の他の目的のためにも使用
可能である。本発明はまたこの方法の実施のために適し
た装置にも関するものである。
洗浄水が材料ウェブの幅全体にわたり伸長するノズル装
置から材料ウェブに対して噴霧されるところのこれに匹
敵するこの種の方法ないし装置は既知である。たとえば
欧州特許公開第43 083号は,材料ウェブの両側に相互に
間隔を有してそれぞれ洗浄ノズル装置が設けられ,該洗
浄ノズルが箱形本体からなるところの長尺ウェブの洗浄
装置を開示する。ノズルは洗浄すべき織物ウェブと協働
して室状のくぼみを形成し,これによりウェブはきわめ
て強力に新鮮な洗浄水で処理される。ドイツ特許公開第
14 60 174号には,液体による織物ウェブの連続湿式処
理方法および装置が記載されている。できるだけ少ない
液量で高い効率を得るために,ウェブは2つの連絡する
室を通過して供給され,この場合室内には高い流れ速度
が形成され,一方ポンプにより一方の室から液が吸引さ
れて速い速度でタンジェンシャルノズルを介して他方の
室に導入される。
この既知の方法および装置は原則として,いかにして液
状処理媒体がとくに材料ウェブ上に有効に吹き付け可能
かないしはそれが再び排出可能かのみに関与するもので
ある。使用水の節約および排水処理の問題については従
来は十分に考慮されていなかった。したがってたとえ
ば,洗浄効率は物体1kg当たりの供給水の量の関数でも
ある。所定の効率を得るために,従来はかなりの水量が
使用されなければならなかった。しかしながらフレッシ
ュ水の使用量が増加するとコスト高の原因となり,この
場合に汚水処理の問題も考慮されなければならない。
したがって,処理媒体の使用量をできるかぎり節約して
高い処理効率が得られかつとくに織物ウェブが少ないフ
レッシュ水供給のもとに簡単かつ技術的に容易に制御可
能な手段を用いて洗浄可能な冒頭記載の種類の方法を提
供することが,本発明の課題である。したがって排水処
理すべき洗浄液の濃度はきわめて高くなり,したがって
場合によってはその中に含まれる物質の回収も可能であ
る。この課題は本発明により請求項1の特徴を有する方
法により解決される。
狭い立通路(シャフト)はそれ自身実際的にノズルを形
成し,該ノズル内において処理媒体が強力にかつ十分な
長さの時間をかけて材料ウェブに作用可能である。大気
圧に対して過圧を維持することは立通路の方向に比較的
大きな速度の乱流を発生させる。蒸気状ないしはガス状
の処理媒体を使用することにより,液状処理媒体の使用
をできるだけ少なくすることが可能であるという利点を
有する。蒸気によって材料ウェブから引き離された物質
は液状成分内に高い濃度を形成して落下し,一方蒸気は
容易に吸引されかつ処理プロセスを経過したのちに再び
新たに供給可能である。材料ウェブにはさらに別のノズ
ル装置から液状処理媒体を吹き付けてもよい。飽和水蒸
気および/または空気および洗浄液の使用もまた可能で
あり,この場合各媒体は別々のノズル装置から室内に供
給されるかないしは材料ウェブ上に吹き付けられる。材
料ウェブ上に吹き付けられた洗浄液はたとえばそのあと
でガス状媒体により再び吹き飛ばされるかないしは部分
的に蒸発され,これにより洗浄水を絞り取るための特殊
の絞り取りローラは必要としない。処理媒体の吹き付け
はとくに材料ウェブの両側でおよび/または運動方向に
相前後して行われる。しかしながら,材料ウェブの片側
のみに吹き付けたり,ないしは種々の処理媒体を種々の
側に吹き付けたり,ないしは立通路の種々の位置で吹き
付けを行うこともまた可能であろう。
材料の上昇区間および下降区間がそれぞれ別個の立通路
によって案内されることがとくに有利であり,この場合
処理媒体の吹き付けは両方の立通路の上端部において行
われ,またこの場合両方の立通路は上端部において相互
に連絡されかつ処理媒体は両方の立通路の下端部におい
て排出される。しかしながら,相互に並列にまたは上下
に配置されかつそれぞれ上端部において処理媒体の吹き
付けが行われかつ下端部において処理媒体が排出される
ところの複数のほぼ垂直な立通路を材料ウェブが通過す
るようにしてもよい。
各チャネルの下端部において処理媒体の液状成分は槽
(バス)内に受け入れられ,該槽はまた浸漬槽として形
成してもよい。しかしながら,液体はまた直接立通路か
ら排出してもよい。立通路において受け取られた液体
は,1つ前の立通路のノズル装置に向流として供給される
ことがとくに有利である。この向流の原理はとくに洗浄
装置の場合によく利用され,この場合洗浄段が進むにつ
れて常によりきれいな洗浄水が吹き付けられる。最終処
理領域の液状処理媒体はこの場合フレッシュ水となる。
供給される処理媒体の圧力および/または量はとくに各
媒体ごとに別々に制御される。したがって材料ウェブの
特性ごとにそれぞれ処理領域内で種々の条件を形成する
ことが可能である。
この方法は,請求項9の特徴を備えた装置によりとくに
簡単かつ有利に実施可能である。別個の導管を備えた別
々のノズル装置の場合,立通路には,液状,ガス状また
は場合により粒状の固体処理媒体が供給可能である。し
たがってたとえば,特定の表面作用を得るために材料ウ
ェブに流動性研磨砂を吹き付けることも可能であろう。
そのあとに設けられた空気ノズルはさらに固着した砂粒
子を再び吹き飛ばすであろう。
処理領域をできるだけフレキシブルに形成するために,
別々のヘッダ管の形状を有する少なくとも3つのノズル
装置が1つのユニットに相互に結合されることが有利で
ある。このようにすれば複数の種々の処理媒体が相互に
順次に使用可能であるばかりでなく,必要に応じてヘッ
ダ管の各々を遮断することもまた可能である。このこと
は,該装置がきわめて種々の目的に対して費用のかかる
改造を行うことなく使用されることを可能にする。とく
に,材料ウェブの両側に対向するノズル装置が存在す
る。したがって圧力がかかっても,相互に対向して流れ
る媒体の該圧力は相互に相殺されるので,材料ウェブが
曲がりを形成することは防止される。
材料ウェブとノズル装置との間の距離は調節可能である
ので有利である。したがって材料ウェブはこすれ合う場
所が存在することなしに狭いスリットの処理領域内を通
過可能である。ノズル装置として使用可能なヘッダ管
は,これらの管がとくに1つのユニットに結合可能なよ
うに長方形の断面を有するので有利である。相互に結合
されたヘッダ管はとくに,取外し可能および/または移
動可能な処理領域の気密の壁部分を形成する。この構造
は既知の処理領域に対して,ノズル装置の周りにガス気
密の室を形成する必要はないという利点を有する。ヘッ
ダ管に対する接続は外側から直接行うことができるの
で,追加の導管またはパッキンは必要ではない。
ヘッダ管ないしは処理領域は,材料ウェブのそれぞれの
任意の相対位置のところに配置させることができる。場
所の点から複数の垂直立通路はとくに相互に並列に配置
され,この場合各立通路の下側に別個の室が存在する。
冒頭に記載の向流の原理の実現のために,少なくとも1
つの室がポンプの吸込導管に接続され,該ポンプの圧力
導管は前段の立通路に付属するヘッダ管に通じている。
このヘッダ管は,その流線ないしは流れ平面が材料ウェ
ブの走行平面に対し傾斜しているノズルを備えることが
可能である。しかしながら,この流線ないしは流れ平面
は材料ウェブに対し直角に配置してもよい。最後に,隣
接するヘッダ管の流線ないしは流れ平面が交差してもよ
く,この場合には交点は材料ウェブの上または材料ウェ
ブの後ろに位置してもよい。
立通路内の内圧は大気圧よりも高いので,壁平面が比較
的大きい場合には高い機械的応力が発生することがあ
る。立通路の分割幅がきわめて小さい場合には,織物ウ
ェブとの摩擦位置の形成を避けるために,熱的および機
械的応力がかかる場合であっても相互に絶対に平行な平
面で走行するようにすることもまた重要である。この問
題はとくに,各立通路が断面において中空側壁を備えて
いることおよび側壁を貫通して加熱流体が導入可能であ
ることにより簡単に解決可能である。この場合側壁は相
互に水平に積み重ねられた中空室の形状によって形成さ
れ,その端部が正面側で密閉されかつ上下に開口によっ
て接続されている。これによりとくに安定でかつねじれ
に強い立通路構造を得ることができる。中空壁の加熱
は,壁構造の外側が織物ウェブに向く内側の温度とほぼ
同じ温度を備えるように作用する。温度の影響による位
置変化はこれにより排除される。さらに側壁の加熱は,
蒸気状の処理媒体があまりにも速く凝縮することがない
ように作用する。ノズル装置として使用されるヘッダ管
は,側壁と同じ中空箱形状により形成可能である。した
がって側壁は,ノズル装置が一体に形成されたコンパク
トなユニットを形成する。各立通路の隙間幅がとくに調
節装置により調節可能であり,これにより個々の場合に
最適隙間幅が選択可能である。
本発明のその他の個々の特徴および利点が以下に説明し
かつ図面に示した実施態様から明らかになろう。ここ
で: 図1は本発明の特徴を備えた高性能洗浄機の断面図; 図2は図1の中の処理領域の拡大図; 図3は図2の平面I−Iによる段付断面図; 図4は図2による処理領域の配管図; 図5は処理媒体の吹き付けを示す概略図; 図6は向流配管を備えた洗浄機の拡張態様図; 図7は上昇材料ウェブに2つの処理領域を備えた変更態
様図; 図8aは中空立通路側壁を備えた洗浄機の変更態様の部分
断面図; 図8bは立通路側壁が開かれた状態の図8aに類似の図; 図9は図8aの機械の部分断面図;および 図10は図8aにおける立通路の正面端部の部分断面図であ
る。
図1は高性能洗浄区画1を示し,該高性能洗浄区画1は
いわゆるローラ槽の原理にしたがって形成されかつ該高
性能洗浄区画1は1個の上部ローラ2と2つの下部ロー
ラ3aおよび3bを備えている。後者の2つの下部ローラ3a
および3bは1つの槽4内に配置され,該槽4は洗浄区画
の使用目的にしたがってそれぞれ仕切り5を有したり,
または仕切り5なしで形成可能であり,あるいは向流配
管を備えたりまたは向流配管なしで供給される。槽4は
たとえば室7を空にするための排出口6および洗浄液の
供給または排出のためのポンプ接続口8を有する。向流
配管が備えられているかぎり,洗浄液は向流入口9から
供給され向流出口10から再び排出される。
槽4は蓋板11ないしは蓋12により蒸気漏れがないように
気密に形成され,この場合織物ウェブ15は入口開口13を
介して槽4内に浸漬されまた出口開口14を介して槽4か
ら引き出される。複数の高性能洗浄区画1の組合せの場
合,織物出口開口14はそれぞれ後続の洗浄区画の織物入
口開口13と立通路形状で接続され,これにより蒸気の漏
れは防止される(たとえば図6を参照)。
槽4の上方に2つの立通路16および17が配置され,した
がって上部ローラ2の周りに案内された織物ウェブの上
昇および下降区間はそれぞれ別々の立通路内を走行す
る。立通路16および17には外側に側蓋18が設けられ,該
側蓋18は織物ウェブ15の引き込みを容易にしかつ材料ウ
ェブの観察を可能にする。前述のように,上部部分19内
に回転可能に配置された上部ローラ2は織物ウェブ15を
ほぼ180°転向させる。しかしながら,両方の下部ロー
ラ3aおよび3bの配置によっては他の転向角も可能であ
り,この場合両方の立通路16および17をそれに応じて傾
斜させなければならない。立通路16および17と同様に上
部部分19もまた蓋20により密閉され,これにより織物ウ
ェブはすべての側からよくアクセスすることができる。
上部部分19は室を形成し,該室19は両方の立通路16およ
び17を相互に気密に接続する。
両方の立通路16および17の上端に個々のヘッダ管からな
るヘッダ21aないし21dが配置され,該ヘッダ21aないし2
1dは立通路と一体になっている。これらの部分の詳細は
図2および図3から明らかである。各ヘッダ21aないし2
1dは断面が長方形の3つのヘッダ管33,34および35から
なる。管は正確な正方形で形成してもよい。管は相互に
気密に溶接され,この場合最上部管33および最下部管35
にはそれぞれ固定部材27ないし28が溶接されている。個
々のヘッダはこのように直接立通路の気密の壁部分とし
て形成されている。ヘッダはさらにそれぞれ立通路16な
いし17と上部部分19との間の結合壁を形成する。最も簡
単な方法でヘッダを横に移動可能にするために,中間部
材22および23が組み込まれている。
これらの中間部材はフランジを有するように形成され,
これにより立通路16,17ないし上部部分19とボルトで固
定されている。ヘッダ側のフランジ部分に長孔31ないし
32が設けられ,該長孔31ないし32を貫通して固定ボルト
29ないし30を固定部材27ないし28内にねじ込むことが可
能である。したがって,ヘッダは孔31,32の長さに応じ
て矢印方向26に走行する材料ウェブの運動方向に対し直
角に移動可能であることは明らかであり,これにより2
つの隣接するヘッダ21aおよび21bの間の間隔25は調節可
能である。特定の場合,ヘッダを固定した構造とするこ
ともまた可能であることは明らかであろう。
両方のヘッダの間の横側の気密のためにそれぞれ側壁56
aないし56bが設けられ,該側壁56aないし56bはヘッダに
気密に圧着されている。この場合これらの側壁は個々の
ヘッダ管を直接側部でシールすることが可能である。固
定側壁の代わりに,ヘッダはまた側部において蛇腹また
はたとえばゴムなどのたわみ壁を用いてシールすること
も可能である。各ヘッダ管33ないし35は別々の接続ノズ
ル36,37および38を備え,この場合各接続ノズルはヘッ
ダ管のほぼ中央に配置されている。これにより幅全体に
わたり均一な分配が確保される。しかしながら場合によ
っては,ヘッダ管の全長にわたり複数の接続ノズルを分
配してもよい。
処理媒体の圧力作用による管の変形を防止するために,
特定の間隔で補強ボルト42を管の中に組み込んで溶接し
てもよい。
織物ウェブ15の方向に向けられたノズルはすべて異なる
形状に形成してもよい。したがってたとえば管33および
34は複数の出口開口39および40を設け,供給された処理
媒体は該出口開口39および40を通過して,ある角度41を
なして織物ウェブ15に斜めに噴出することが可能であ
る。ヘッダ管35内には小さな出口開口の代わりに大きな
出口開口43が配置され,該出口開口43は織物ウェブ15に
対し直角に向けられている。しかしながら,これらは同
様に織物ウェブに対して傾斜していてもよい。個々の開
口の代わりに,ヘッダ管の全長にわたりスリットノズル
が伸長していてもよい。
図2に示すこのような実施態様においては,ヘッダ管3
3,34および35のノズルは織物ウェブ15に平行に走行する
平面上に配置されている。ヘッダの個々のヘッダ管を別
々に調節可能にすることもまた明らかに可能であり,こ
れによりノズルを織物ウェブに対し種々の間隔で配置す
ることができる。個々の管のノズルが織物ウェブに対し
異なる間隔を備えるように個々のヘッダ管が相互にずれ
て接続されるようにすることもまた可能であろう。最後
に,ノズル断面がスライダプラグなどを用いて外から変
化させたりまたは同様に個々のノズル開口を完全に遮蔽
したりすることが可能なようにすることも可能であろ
う。
接続ノズル36を介してたとえば飽和蒸気のような特定の
圧力と特定の温度の蒸気44が供給されかつ出口開口39を
介して織物ウェブ15に対しある角度41をなして吹き付け
られる。同様に接続ノズル37から特定の温度と特定の圧
力の空気45が供給されかつ出口ノズル40を介して織物ウ
ェブ15に対しある角度41をなして吹き付けられる。最後
に,接続ノズル38から特定の温度と特定の圧力を有する
特定品質の洗浄水46が供給されかつ出口開口43を介して
織物ウェブ15に対し直角に噴出される。この場合洗浄水
46に,洗浄プロセスを助ける化学薬品をさらに混合して
もよい。
出口開口39および40の直径は約1mmの範囲内にありかつ
出口開口43の直径は約4mmの範囲内にある。立通路16お
よび17の立通路壁の間の間隔は原則として,ヘッダ21a
および21bの間ないしは21cおよび21dの間の間隔25とほ
ぼ同じで同様に約4mmであり,この場合前述のように個
々のヘッダ管の間の間隔を異なる値とすることも可能で
ある。しかしながらこの間隔は40ミリまで広げることが
可能である。織物ウェブ15がきわめて接近して配置され
たヘッダ管33ないし35により損傷されないようにするた
めに,これらのヘッダ管33ないし35は角部において比較
的大きな丸みを備えている。これらはさらに埋込相互溶
接を可能にし,この場合突出する溶接継目は形成されな
い。
供給される蒸気はたとえば105−110°Cの温度を備えて
いてもよい。この場合,立通路内ないしは上部部分19内
に約0.8バールの圧力を形成してもよい。蒸気状の媒体
は比較的高い速度で乱流をなして立通路内を下に向かっ
て流出し,この場合該蒸気は洗浄水と部分的に混合され
かつ洗浄水は蒸発する。下の方向に流出する処理媒体は
高い負荷度合を備え,この場合槽4内に受け取られた液
は高い濃度を有する。蒸気および/または空気は立通路
の下端部において吸引されかつ内部循環系統内で再利用
可能である。空気の吹き込みは,たとえば個々の物質の
酸化のような特定の化学反応を開始させるように働くこ
とができる。しかしながら,比較的簡単に発生可能な高
温の圧縮空気は蒸気の消費を減少することのみを目的に
利用することができよう。
図4にヘッダ21aないし21dへの配管経路が略図で示され
ている。蒸気D44,空気L45および2つの異なる品質の水W
1およびW2 46の各媒体に対してそれぞれ別個の流量計47
が設けられ,そのあとに手動流量調節用手動操作弁48が
続く。手動操作弁48のあとでは配管は個々のヘッダ管33
ないし35への配管に分割され,この場合各ヘッダ管は同
様にさらにそれぞれ手動操作弁49を設けてもよい。図を
見やすくするために内側に存在するヘッダ21bおよび21c
に通ずる配管は図示されていない。
この装置を用いれば,個々の処理媒体を所定量に計量し
たりまたは場合により完全に遮断することも可能であ
る。とくにガス状の処理媒体の場合に適切な圧力調節弁
を用いてそれぞれの圧力を設定することが可能である。
最適処理作用を用いた合理的な運転に対しては,個々の
処理媒体の供給はとくに自動的に制御され,この場合希
望値は目標値設定器において設定可能である。洗浄プロ
セスを助けるための特定の添加剤の混合を制御に一緒に
組み込んでもよい。
実施態様で説明した装置においては,空気および/また
は蒸気の使用により水の消費量を著しく減少することお
よび織物に対する洗浄効果を改善しかつ加速することの
考え方が基礎になっている。織物ウェブ15に強く吹き付
けることは汚れの迅速な分離を行わせ,この場合ヘッダ
管におけるノズルの作用は高い織物ウェブ速度によって
さらに助けられる。比較的少ない供給水量により,たと
えば強力サイズ剤または染料のような洗浄された構成成
分は高い濃度で下に落ち,該高い濃度は排水処理を容易
にする。汚れた洗浄水による織物ウェブの着色もまた心
配する必要はない。
図5には洗浄段における流れの関係がもう一度原理図で
示されている。しかしながら,同様なまたは類似の関係
はたとえばサイズの除去,浸漬または圧力後処理におけ
るような他の処理プロセスにおいてもまた存在しえよ
う。上部ローラ2の方向へ上方に走行する織物ウェブ15
の区間50はまずわずかな量の水46ですすがれる。水噴流
に続いて直ちに空気45ないしは蒸気44の強力な噴流が重
ねられ,これにより水46との混合が行われる。下方に走
行する区間51においても同様な関係が存在し,この場合
個々の処理媒体の吹き付けは逆の順序で行われる。蒸気
44に対し空気45をさらに供給することは,きわめて多く
のエネルギーを必要とする蒸気44を最小量に減少しうる
という利点を有する。特定の場合,液状処理媒体のほか
はただ空気だけを用いて処理することもまた可能であ
り,この空気は場合により特定の温度に加熱される。下
方に走行する区間51においてもまた,同様に送り方向に
まず水46,次に空気45およびさらに蒸気44が吹き付けら
れるように順序を変更してもよいことは明らかである。
図6には複数の洗浄区画を構えた本発明の代替態様が示
されている。個々の洗浄区画は図1に示したのとほぼ同
様に形成可能である。結合は,2つの洗浄区画を蒸気漏れ
のないように相互に気密に結合する中間室54により行わ
れる。中間室54内には同様に上部ローラが配置されてい
る。空気および蒸気の供給はほぼ図4の系統図にしたが
って個々の処理領域に直接行われる。一方洗浄水の供給
はとくに向流で行われている。この場合たとえば2つの
区画の最後の室7dからポンプ52により液体が排出され,
向流配管53を介して第2の区画1bのヘッダ21aに供給さ
れる。そこから洗浄液は立通路を通過してヘッダ21aに
付属する第2の区画1bの室7cに流れまたポンプ接続口8
からポンプにより再び吸引されて第1の区画1aのヘッダ
21dに供給される。第1の区画1aの室7bから液体は再び
排出されて第1の区画のヘッダ21aに供給され,ついに
は液体は第1の室7aから排出口6を介して全部排出され
る。中間ポンプを設けなくても液面は接続口9および10
を介して室7bおよび7cの間で均衡させることが可能であ
る。
図6に示す実施態様から,フレッシュ水供給管55を介し
てフレッシュ水が第2の区画1bのヘッダ21d内に供給さ
れることもまた明らかである。しかしながら同様に,フ
レッシュ水は第2の区画1bの上部ローラにも供給され,
したがって室7d内の液の汚染度は低くなる。
最後にさらに図7に織物ウェブの走行が示されている
が,この場合ヘッダ21は上昇区間においてのみ配置され
ている。この場合第1の立通路58は第1の転向ローラ60
へ走行する。そこから織物ウェブは下のほうに存在する
第2の転向ローラ61の方向に案内されかつ同時に中間槽
62内に浸漬される。続いて織物ウェブは再び第2の立通
路59の中を上昇し,該第2の立通路59においても同様に
ヘッダが配置されている。中間槽62は排出口を備えてお
り,該排出口はたとえばポンプの吸込配管として形成し
てもよい。
図8aおよび図9に示す実施態様は,図1に示す装置とプ
ロセス上は同様に作動するが他の構造を有する装置を示
す。上昇立通路63および下降立通路64は実際にすべて中
空側壁により形成される。図8aおよび図8bにおいて,そ
れぞれ左半分は上昇立通路63の断面図を示し,一方右半
分は側面図を示す。内側側壁66aおよび66bは相互に固定
接続されかつ支柱71の2つの正面に保持されている。一
方外側側壁65aおよび65bは,以下にさらに詳細に示すよ
うに移動させたりないしは開いたりすることができる。
これにより各立通路の隙間幅は適当に調節することがで
き,したがって立通路の準備作業ないしは清掃作業がし
やすくなる。
側壁は実質的に相互に積み重ねられた中空箱成形材68で
形成され,該中空箱成形材68の正面は密閉されている。
いちばん上の3つの中空箱成形材76,77および78は,こ
の場合立通路の方向に向けられた噴出ノズル95を備えた
ヘッダ管を形成する。このヘッダ管の接続方法およびそ
の作用は既に述べたとおりである。しかしながらこの実
施態様においてはさらに,中空壁全体を加熱することが
可能である。この目的のために各側壁に接続ノズル74が
設けられ,該接続ノズル74を介してたとえば水蒸気が供
給可能である。中空箱成形材は,図9において矢印で示
すように加熱用蒸気が蛇行しながら下に流れるように上
下に相互に開口で接続されている。排出ノズル75におい
て蒸気ないしコンデンセートが排出される。この手段に
より,中空側壁内に均一な温度が達成され,これにより
好ましくない曲がりが発生することはない。立通路の下
端部に出てきた蒸気は蒸気出口84から排出され,一方液
状成分は槽83内に流れる。
両方の外側側壁65aおよび65bは,支柱71ないしは両方の
支柱を接続する横桁において両側にてそれぞれの油圧シ
リンダ82で吊下げられている。しかしながら同時に,外
側側壁は横においてヒンジ継手レバー81を介して支柱71
に接続されている。このようにして側壁は図8bに示すよ
うに平行四辺形を保ちながら矢印aの方向に開くことが
できる。油圧シリンダ82はこの場合もっぱら,側壁を固
定支持しないしは開き度合を規定することのみに働く。
内側側壁と外側側壁との間の接続すなわち締付圧力は特
殊な締付装置により行われる。その詳細は図10から明ら
かである。支柱71に特定の間隔で締付ボルト79が固定さ
れ,該締付ボルト79はヒンジ継手86の周りに矢印bの方
向に横に揺動させることが可能である。締付ボルトはね
じ部を備え,該ねじ部上に締付レバーまたはハンドルが
ねじ込まれている。内側側壁66aおよび66bが支柱71の間
に固定して配置されている一方.外側側壁65aおよび65b
は横に突出する当接部材92を備え,該当接部材92におい
て締付ボルト79は横開きのスリット94から挿入可能であ
る。締付レバー80は当接部材に当接し,これにより外側
側壁は内側側壁に締付可能である。
立通路64の横側のシールは正確に加工されたシール面87
により行われる。このシール面はたとえば横側が支柱71
に溶接された部材により形成される。支柱はこの場合実
際に立通路64に対する正面壁を形成する。シール面87に
おいてシール部材88により弾性パッキン89が圧着され
る。シール部材は一定間隔に長孔93を備え,該長孔93を
貫通して締付ボルト91が側部品90内に係合する。したが
ってシール部材88は側部分90に対ししたがって外側側壁
65bに対し矢印cの方向に移動可能であり,これにより
立通路64の隙間幅が調節可能である。
外側側壁65bを開くためないしは隙間幅を新たに設定す
るために,存在するすべての締付レバー80が緩められ,
これにより締付ボルト79は図10において1点鎖線で示す
ように横方向へ揺動可能である。続いて油圧シリンダ82
が作動される。立通路を閉めるためには,以上とは逆の
方法を行えばよい。外側側壁を移動可能にするには,他
の機械的手段を用いて行うこともまた明らかに可能であ
ろう。
両方の立通路63および64は上端部において室67を介して
相互に連絡している。この室の上方は蓋69が境界を形成
している。室内に転向ローラ72が配置され,この場合さ
らに幅広げローラ73を設けてもよい。転向領域は両側に
おいて丸窓70から観察可能である。
外側側壁の高さ全体にわたり補強型材85が伸長する。さ
らに外側側壁は,熱損失をできるだけ小さく保持するた
めに,外側にさらに断熱層を設けてもよい。
槽83内の液のための供給ないしは排出はここでは詳細に
示されてない。その方法については前の実施態様に示さ
れている。

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】処理領域内における材料ウェブとくに織物
    ウェブ(15)の処理方法であって,この場合材料ウェブ
    がとくに伸長されながら処理領域内を案内されかつこの
    領域内において幅全体にわたり分配されたノズル装置か
    ら材料ウェブに処理媒体が吹き付けられるところの該処
    理方法において: 材料ウェブが少なくとも1つの立通路(16,17)により
    案内され,該立通路(16,17)の側壁が材料ウェブ(1
    5)を比較的狭く包囲することと;および 立通路内に乱流が発生するように材料ウェブに少なくと
    も1つの蒸気状ないしはガス状の処理媒体が立通路内に
    吹き込まれ,この場合立通路内の圧力は大気圧以上であ
    ることと; を特徴とする材料ウェブとくに織物ウェブの処理方法。
  2. 【請求項2】材料ウェブに別のノズル装置からさらに液
    状の処理媒体が吹き付けられることを特徴とする請求項
    1の方法。
  3. 【請求項3】材料ウェブに別々のノズル装置からそれぞ
    れ飽和蒸気および/または空気および洗浄液が吹き付け
    られることを特徴とする請求項1または2の方法。
  4. 【請求項4】材料ウェブに直接順次に種々の処理媒体が
    吹き付けられることを特徴とする請求項2または3のい
    ずれかの方法。
  5. 【請求項5】処理媒体の吹き付けが材料ウェブの両側で
    行われることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか
    の方法。
  6. 【請求項6】材料ウェブの上昇区画および下降区画がそ
    れぞれ別個の立通路により案内されることと;および 処理媒体の吹き付けが両方の立通路の上端部において行
    われ,この場合両方の立通路の上端部において相互に連
    絡しかつ処理媒体が両方の立通路の下端部において排出
    されることと; を特徴とする請求項1ないし5のいずれかの方法。
  7. 【請求項7】材料ウェブがほぼ垂直な複数の立通路内を
    走行し,該立通路の上端部において処理媒体の吹き付け
    が行われかつ該立通路の下端部において処理媒体が排出
    されることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかの
    方法。
  8. 【請求項8】各立通路の下端部において処理媒体の液体
    成分が受け取られかつ1つ前の立通路のノズル装置へ向
    流をなして供給されることを特徴とする請求項7の方
    法。
  9. 【請求項9】処理領域における材料ウェブとくに織物ウ
    ェブ(15)の処理装置であって,該処理装置内を材料ウ
    ェブがとくに伸長されながら案内されることが可能であ
    りまた該処理装置が少なくとも1つのノズル装置を備
    え,該ノズル装置が材料ウェブの幅全体にわたり分配さ
    れかつ該ノズル装置から材料ウェブに処理媒体を吹き付
    け可能であるところの該処理装置において: 該処理領域が少なくとも1つの立通路(16,17)により
    形成され,該立通路(16,17)の側壁が材料ウェブ(1
    5)を比較的狭く包囲することと; 立通路の側壁内に少なくとも1つのノズル装置が組み込
    まれ,該ノズル装置を介して蒸気状ないしはガス状の処
    理媒体を立通路内に供給可能であることと;および 大気圧より高い圧力が形成されかつ実質的に一方方向の
    流れが形成されるように立通路の一端が他端よりも気密
    構造に形成されていることと; を特徴とする材料ウェブとくに織物ウェブの処理装置。
  10. 【請求項10】立通路に少なくとも2つの分離したノズ
    ル装置が存在し,該分離したノズル装置の各々が別個の
    供給配管を備えていることを特徴とする請求項9の装
    置。
  11. 【請求項11】別々のヘッダ管の形状をなす少なくとも
    3つのノズル装置が一体ユニットに相互に接続されてい
    ることを特徴とする請求項10の装置。
  12. 【請求項12】立通路の両側において上下に重なって配
    置されたノズル装置が存在することを特徴とする請求項
    9ないし11のいずれかの装置。
  13. 【請求項13】材料ウェブの走行平面とノズル装置との
    間の間隔が調節可能であることを特徴とする請求項9な
    いし12のいずれかの装置。
  14. 【請求項14】各ノズル装置はヘッダ管により形成さ
    れ,該ヘッダ管は立通路の気密構造部分を形成すること
    を特徴とする請求項9ないし12のいずれかの装置。
  15. 【請求項15】立通路はほぼ垂直に配置されていること
    と;および ノズル装置が立通路の上端部に配置されていることと; を特徴とする請求項9ないし14のいずれかの装置。
  16. 【請求項16】立通路の下側に処理媒体のうちの蒸気状
    ないしガス状成分を吸引するための吸引装置および処理
    媒体のうちの液状成分を受け取るための槽が設けられて
    いることを特徴とする請求項15の装置。
  17. 【請求項17】複数の立通路が相互に直列に配置されて
    いることと;および 少なくとも1つの槽がポンプの吸込配管に接続され,該
    ポンプの吐出配管が1つ手前に存在する立通路に付属す
    るノズル装置に向流をなして接続されていることと; を特徴とする請求項16の装置。
  18. 【請求項18】材料ウェブの上昇区間および下降区間の
    各々に対する2つの立通路(16,17)がそれらの上端部
    において気密室(19)を介して相互に接続されているこ
    とと;および 該室内に材料ウェブ用の転向手段(2)が設けられてい
    ることと; を特徴とする請求項9ないし17のいずれかの装置。
  19. 【請求項19】各立通路の断面が中空側壁を備えている
    ことと;および 該側壁内に加熱媒体を導通可能であることと; を特徴とする請求項9ないし18のいずれかの装置。
  20. 【請求項20】側壁が上下に重ねられた水平方向中空箱
    成形材により形成され,該中空箱成形材の端部が正面側
    で密閉されかつ上下に相互に開口で接続されていること
    を特徴とする請求項19の装置。
  21. 【請求項21】ノズル装置が側壁と同じ中空箱成形材に
    より形成されることを特徴とする請求項20の装置。
  22. 【請求項22】各立通路の隙間幅が調節装置により調節
    可能であることを特徴とする請求項9ないし21のいずれ
    かの装置。
  23. 【請求項23】処理領域が2つの平行に配置されたほぼ
    垂直な立通路により形成され,該立通路が材料ウェブを
    比較的狭く包囲しかつ該立通路がその一方の端部におい
    て気密構造の室を介して接続され,該室内に材料ウェブ
    用の転向手段が設けられていることと;および 2つの立通路の該室に向くほうの側において材料ウェブ
    の両側に少なくとも1つのノズル装置が存在すること
    と; を特徴とするとくに請求項9に記載の材料ウェブの処理
    装置。
  24. 【請求項24】2つの立通路の側壁が相互に水平に積み
    重ねられた中空箱成形材により形成されることと;およ
    び 各ノズル装置がヘッダ管を備え,該ヘッダ管が中空箱成
    形材の1つにより形成されることと; を特徴とする請求項23の装置。
  25. 【請求項25】両方の立通路の両方の隣接する内側側壁
    が機械本体に固定して配置され,該機械本体が側壁の両
    方の正面側にそれぞれ支柱を備えていることと;および 両方の外側側壁が締付装置により内側側壁に締付可能で
    あり,この場合支柱が締付装置のための当接部材を形成
    することと; を特徴とする請求項23または24の装置。
  26. 【請求項26】支柱が正面側の立通路壁を形成すること
    と;および 両方の外側側壁が支柱におけるそれぞれのシール面に対
    し圧着可能であることと; を特徴とする請求項25の装置。
  27. 【請求項27】外側側壁がヒンジ継手レバーを介して支
    柱に固定され,したがって該外側側壁は締付装置を解放
    することにより平行四辺形の形状に開くことが可能であ
    ることを特徴とする請求項25または26の装置。
  28. 【請求項28】外側側壁が油圧シリンダに吊り下げられ
    ていることと;および 外側側壁が該外側側壁に付属の締付装置を解放したとき
    に下へおろすことが可能であることと; を特徴とする請求項27の装置。
  29. 【請求項29】立通路の隙間幅が10mmより小さいことを
    特徴とする請求項9ないし28のいずれかの装置。
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