JPH07100884B2 - 低融点繊維 - Google Patents

低融点繊維

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JPH07100884B2
JPH07100884B2 JP61139751A JP13975186A JPH07100884B2 JP H07100884 B2 JPH07100884 B2 JP H07100884B2 JP 61139751 A JP61139751 A JP 61139751A JP 13975186 A JP13975186 A JP 13975186A JP H07100884 B2 JPH07100884 B2 JP H07100884B2
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JP
Japan
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melting point
fiber
low melting
melt flow
weight
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JP61139751A
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茂 五井
滋 平林
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JNC Corp
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Chisso Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はニードルパンチカーペツト等のバインダーとし
て使用される低融点繊維に関する。
従来の技術とその問題点 合繊繊維ウエブをニードルパンチ処理して得られるニー
ドルパンチカーペツトで代表される不織布敷物の製造に
際し、各構成繊維の結合を強固にする目的で合成繊維ウ
エブに低融点樹脂からなるバインダー繊維を混合し熱処
理する方法が多用されており、実公昭55-47897号公報は
その1例である。バインダ繊維はその融点が低いほど熱
接着工程を低温にでき経済的であり、高密度ポリエチエ
ン繊維(融点130〜137℃)がその代表である。しかし高
密度ポリエチレンは熱による分子運動が比較的緩慢で融
点にまで加熱されても完全に融解するまでに長時間を要
するため、充分な接着強度を得るためには加工速度を遅
くするとか、加工温度を145℃以上にする等の対策が必
要であり、より一層低温で使用できるバインダー繊維が
要求されている。
低密度ポリエチレン(以下LDPEと記すことがある)は融
点が110〜117℃でありバインダー繊維として好ましい特
性を有しているが、可紡性が悪るく細繊度の繊維を高速
で製造することができない。LDPEの最大延伸倍率はせい
ぜい2倍程度にすぎず、紡糸温度が180℃程度では紡糸
口金直下で団子状に膨張した樹脂は、これに張力を加え
ると容易に切断して延伸することができない。流動性を
改善し紡糸口金直下での膨張を防ぐため200℃以上の高
温で紡糸しようとすると押出機内で架橋反応が起りゲル
状物が生成したり、押出機への喰込不良によるサージン
グが起つたりして、やはり安定した紡糸ができない。
低融点のバインダー樹脂としてエチレン酢酸ビニル共重
合体(以下EVAと記すことがある)が知られているが、
このものも可紡性が悪いため溶液、エマルジヨンあるい
は押出コーテイング法によつて使用されており、エネル
ギーコストの上昇やカーペツト等の主材繊維との混合が
不均一になる等の問題を有する。
LDPEやEVAをポリエステルやポリプロピレン等の高融点
の繊維形成性の熱可塑性樹脂と複合紡糸した熱接着性複
合繊維も公知であり嵩高不織布等の分野で多用されてい
る。しかし、このような複合繊維をニードルパンチカー
ペツト等のバインダーとして使用すると、熱処理後のカ
ーペツト中に高融点成分が繊維形状を保つたまま残るた
め、カーペツトの色調・風合を損うという問題を有す
る。
問題を解決するための手段 本発明者らは熱処理により完全に融解するバインダー繊
維であつて従来より更に低融点のものを得るべく鋭意検
討の結果、メルトフローレートが40(g/10min)以上の
低密度ポリエチレン20〜80%(重量)と、メルトフロー
レートが40(g/10min)以上のエチエン酢酸ビニル共重
合体80〜20%(重量)からなる混合物は融点が低く、か
ついずれも単独では紡糸が困難であつたこれらの樹脂を
混合することにより細繊度の紡糸が可能であるという驚
くべき事実を発見し本発明を完成するに到つた。
本発明で用いるLDPEは高圧法で製造される通常のLDPEで
あつてメルトフローレートが40以上のものである。メル
トフローレートが40未満であると可紡性が悪くなり好ま
しくない。
また、本発明で用いるEVAはメルトフローレートが40以
上のものである。メルトフローレートが40未満であると
可紡性がわるくなり好ましくない。
これらLDPEとEVAは重量比80/20〜20/80の範囲で混合使
用される。重量比がこの範囲を外れると細繊度の紡糸が
困難となる。混合は、LDPEのゲル化を防ぐため、紡糸の
ための押出装置内で溶融混練する方法が好ましい。
実施例によつて本発明を更に具体的に説明する。各例に
おいて用いた紡糸条件および物性評価方法を一括して以
下に示す。
紡糸条件:孔径1mm、孔数240個の紡糸口金を用い、紡糸
温度180℃、吐出量140g/min、引取速度438m/minで紡糸
して12d/fの未延伸糸トウを得、このトウを2.2倍に延伸
し、8山/25mmの機械捲縮を与えた後、繊維長64mmに切
断してスフとする。
メルトフローレート:JIS K 6730(EVA)、同K 6760(LD
PE) 融点:差動熱量計(DSC)による融解ピークの頂点 完全融解温度:顕微鏡付融点測定装置を用い2℃/分の
昇温速度で加熱し、完全融解が観測された時の温度 摩耗試験:試料繊維とポリプロピレン短繊維(18d×64m
m)とを1:9の比率(重量)で混合したカードウエブ(目
付1kg/m2)をフオークニードルでのニードルパンチ処理
した後、上面をシャーリング処理し、110℃の熱風オー
ブン中で3分間加熱してニードルパンチカーペツトとす
る。このカーペツトを用い、JIS L 1021に準じてテーパ
ー型摩耗試験器による厚み減少率および重量減少率を測
定した。測定条件は、摩耗輪No.H−38、荷重1kg、回転
回数1000、圧力40g/cm2、加圧時間30秒 接着硬さ:試料繊維と羊毛とを1:9の比率(重量)で混
合したカードウエブ(目付1kg/cm2)を110℃の熱風オー
ブン中で10分間加熱して得られたフエルトを手でもみほ
ぐすようにし、繊維の脱落あるいはフエルトの変形を生
じたものを軟(不良)、そうでないものを硬(良)と判
定する。
実施例1〜3、比較例1〜5 メルトフローレートの異る各種のポリエチレンと各種の
エチレン酢酸ビニル共重合体を第1表に示した組み合せ
で紡糸した。比較例1、2および4では紡糸中に糸切れ
が多発し、満足な繊維は得られなかつた。実施例1〜3
および比較例3、5で得られたスフの物性評価の結果を
第1表に併せて表示した。
実施例1、2、3で得られた繊維は完全融解温度が低
く、これを用いたカーペツトおよびフエルトではいずれ
も低融点繊維が完全に融解して下面に沈降し、美麗な表
面を呈しており、摩耗試験および接着硬度も満足なもの
であつた。
比較例3、5で得られた繊維は完全融解温度が高く、こ
れを用いたカーペツトおよびフエルト中には繊維状のま
まで残存するものがあり美観を損わない、さらに接着力
不足のため摩耗試験および接着硬度においても劣つたも
のであつた。
発明の効果 熱処理により完全に融解する熱接着性繊維の融点は従来
はLDPEの130〜137℃であり、これをカーペツト製造に用
いる際の熱処理温度は145℃以上であつた。本発明は110
℃という低い熱処理温度でのカーペツト製造を可能とす
る低融点の熱接着性繊維を提供するものであり、カーペ
ツト製造時のエネルギコストの低下に大きく寄与するも
のである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】メルトフローレートが40(g/10min)以上
    の低密度ポリエチレン80〜20%(重量)とメルトフロー
    レートが40(g/min)以上のエチレン酢酸ビニル共重合
    体20〜80%(重量)とを混合紡糸したことを特徴とする
    低融点繊維。
JP61139751A 1986-06-16 1986-06-16 低融点繊維 Expired - Lifetime JPH07100884B2 (ja)

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JP61139751A JPH07100884B2 (ja) 1986-06-16 1986-06-16 低融点繊維

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Publication Number Publication Date
JPS62299515A JPS62299515A (ja) 1987-12-26
JPH07100884B2 true JPH07100884B2 (ja) 1995-11-01

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