JPH069998A - 漂白洗浄剤組成物 - Google Patents

漂白洗浄剤組成物

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JPH069998A
JPH069998A JP3036526A JP3652691A JPH069998A JP H069998 A JPH069998 A JP H069998A JP 3036526 A JP3036526 A JP 3036526A JP 3652691 A JP3652691 A JP 3652691A JP H069998 A JPH069998 A JP H069998A
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JP
Japan
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polyoxyethylene
salt
agent
sulfate ester
alkyl
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Application number
JP3036526A
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English (en)
Inventor
Yoshiichi Tokuoka
由一 徳岡
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ST Chemical Co Ltd
Original Assignee
ST Chemical Co Ltd
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D3/00Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
    • C11D3/395Bleaching agents
    • C11D3/3956Liquid compositions
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B41/00After-treatment of mortars, concrete, artificial stone or ceramics; Treatment of natural stone
    • C04B41/45Coating or impregnating, e.g. injection in masonry, partial coating of green or fired ceramics, organic coating compositions for adhering together two concrete elements
    • C04B41/50Coating or impregnating, e.g. injection in masonry, partial coating of green or fired ceramics, organic coating compositions for adhering together two concrete elements with inorganic materials
    • C04B41/5025Coating or impregnating, e.g. injection in masonry, partial coating of green or fired ceramics, organic coating compositions for adhering together two concrete elements with inorganic materials with ceramic materials

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) [構成] 次亜塩素酸塩と、ポリオキシエチレンアルキ
ルエーテル硫酸エステル塩、ポリオキシエチレンノニル
フェニルエーテル硫酸エステル塩、ポリオキシエチレン
セカンダリーアルキル硫酸エステル塩、芳香族りん酸エ
ステル塩、アルキルアルコール硫酸エステル・トリエタ
ノールアミン塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニル
エーテル、ポリオキシエチレンポリスチリルフェニルエ
ーテル、ポリオキシエチレンポリプロピレングリコー
ル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ト
リアルキルアミンオキサイド、多核フェノールエトキシ
レート、アルキルアミドベタインおよびアルキルジメチ
ルベンジルアンモニウム塩からなる群より選ばれた界面
活性剤を含有することを特徴とする漂白洗浄剤組成物。 [効果] この漂白洗浄剤組成物は、優れた漂白効果を
有し、衣料用漂白剤、台所用漂白剤、カビ取り剤、トイ
レ用洗浄剤、排水パイプ用洗浄剤、消毒用洗浄剤等とし
て有利に使用することができる。 また、誤って酸性洗
浄剤と混合しても有害ガスをほとんど発生しないもので
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は漂白洗浄剤組成物に関
し、更に詳細には、酸性洗浄剤と混合してもほとんど有
毒、有害ガスを発生しない漂白洗浄剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】次亜塩素酸ナトリウム等の次亜塩素酸塩
は、その優れた漂白力を生かし、衣料用漂白剤、台所用
漂白剤、カビ取り剤、トイレ用洗浄剤、排水パイプ用洗
浄剤、消毒用洗浄剤等の漂白剤に用いられている。しか
し、この次亜塩素酸塩は酸の作用により有毒な塩素ガス
を発生するので、酸性洗浄剤と組み合わせ使用すると非
常に危険であった。事実、カビ取り剤と酸性洗浄剤の混
用による事故が何件か報告され、現在では、次亜塩素酸
ナトリウム等を含む漂白洗浄剤に「まぜるな危険」とい
う表示を行なうことが義務づけられている。
【0003】そこで、次亜塩素酸塩に代えて次亜臭素酸
塩を利用する漂白洗浄剤も検討されているが、次亜臭素
酸塩は不安定であり、しかもこのものも酸を混合したと
きに有害な臭素ガスを発生するという問題があり、従来
の次亜塩素酸塩を含有する漂白洗浄剤に代わりうるとい
うものではなかった。
【0004】
【本発明が解決しようとする課題】従って、酸と混合し
ても塩素ガスや臭素ガス等の有毒、有害なガスを発生す
ることなく、かつ、漂白洗浄力の強い漂白洗浄剤の開発
が切望されていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決すべく、特に、次亜臭素酸塩を利用する漂白洗浄
剤について鋭意検討を行なった結果、漂白洗浄剤中に特
定の界面活性剤を存在させることにより、酸と混合した
ときに臭素ガスの発生は、極めて抑制されることを見出
し、本発明を完成した。
【0006】すなわち本発明は、次亜臭素酸塩とポリオ
キシエチレンアルキルエーテル硫酸エステル塩、ポリオ
キシエチレンアルキルフェニルエーテル硫酸エステル
塩、ポリオキシエチレンセカンダリーアルキル硫酸エス
テル塩、芳香族りん酸エステル、アルキルアルコール硫
酸エステル・トリエタノールアミン塩、ポリオキシエチ
レンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンポ
リスチリルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンポリ
プロピレングリコール、ポリオキシエチレンソルビタン
脂肪酸エステル、トリアルキルアミンオキサイド、多核
フェノールエトキシレート、アルキルアミドベタインお
よびアルキルジメチルベンジルアンモニウム塩からなる
群より選ばれた界面活性剤を含有することを特徴とする
漂白洗浄剤組成物を提供するものである。
【0007】本発明の漂白洗浄剤に配合される次亜臭素
酸塩としては、次亜臭素酸ナトリウム、次亜臭素酸カリ
ウム等が挙げられ、これは組成物中で0.02〜0.5m
ol/l、好ましくは0.05〜0.25mol/l程度
配合される。 次亜臭素酸塩の配合量が0.02mol/
l以下の場合はカビ取り効果が著しく低下し、また、
0.5mol/l以上添加してもそれ以上の効果は認め
られないので経済性の面から不利である。
【0008】この次亜臭素酸塩は通常の条件下で容易に
分解されるので、用時にこれが生成するようにすること
が好ましい。 用時に次亜臭素酸塩を生成させるための
手段の例としては、臭化物を含有する第1剤と次亜塩素
酸塩を含有する第2剤をそれぞれ別個に調製し、これを
用時に混合することにより速やかに次亜臭素酸塩を生成
せしめる方法が挙げられる。 この方法において用いる
ことのできる次亜塩素酸塩としては、次亜塩素酸ナトリ
ウム、次亜塩素酸カリウム等が、臭化物としては、臭化
ナトリウム、臭化カリウム等がそれぞれ挙げらる。これ
らは混合後の組成物中で前記した量の次亜臭素酸塩を生
成せしめる量を配合することが好ましい。 すなわち、
混合前の第2剤中で、次亜塩素酸塩は0.05〜1.0m
ol/l、好ましくは0.1〜0.5mol/l程度で、
また、第1剤中の臭化物は、次亜塩素酸塩と等モル量以
上、例えば混合前の組成物中で0.02〜0.6mol/
l、好ましくは0.05〜0.25mol/l程度となる
よう配合することが望ましい。
【0009】一方、本発明において用いられる界面活性
剤のうち、ポリオキシエチレン(以下、「POE」と略
す)アルキルエーテル硫酸エステル塩の例としては、そ
のアルキル鎖長が6〜20のものが挙げられ、具体的に
はPOE(3)ラウリルエーテル硫酸エステル・ナトリ
ウム等が例示される。 また、POEアルキルフェニル
エーテル硫酸エステル塩もそのアルキル鎖長が6〜20
のものが例示され、具体的にはPOE(3)ノニルフェ
ニルエーテル硫酸エステル・ナトリウム等が挙げられ
る。 更に、POEセカンダリーアルキル硫酸エーテル
およびPOEアルキルフェニルエーテルも、そのアルキ
ル鎖長が6〜20のものが例示され、具体的には、PO
E(3)セカンダリーラウリル硫酸エステルおよびPO
E(10)ノニルフェニルエーテル等が挙げられる。
更にまた、POEポリスチリルフェニルエーテル、PO
EポリプロピレングリコールおよびPOEソルビタン脂
肪酸エステルの具体例としては、POE(24)スチリ
ルフェニルエーテル等;オキシエチレンオキシプロピレ
ンブロックポリマー等およびPOE(20)ソルビタン
モノラウレート等がそれぞれ例示される。
【0010】一方、芳香族りん酸エステル、アルキルア
ルコール硫酸エステル・トリエタノールアミン塩、トリ
アルキルアミンオキサイドおよび多核フェノールエトキ
シレートの具体例としては、POE(10)ノニルフェ
ニルりん酸エステル等;ラウリルアルコール硫酸エステ
ル・トリエタノールアミン塩等;ラウリルジメチルアミ
ンオキサイド等およびナフトールエトキシレート等が挙
げられる。また、アルキルアミドベタインの具体例とし
ては、ラウリルアミドベタイン等が挙げられ、更に、ア
ルキルジメチルベンジルアンモニウム塩の具体例として
は、ラウリルジメチルアンモニウム・クロライド等が例
示される。
【0011】これらの界面活性剤は組成中に0.5〜2
0%、好ましくは5〜15%配合される。 配合量が0.
5%以下の場合は、臭素ガス抑制作用が充分でなく、ま
た、20%を越えた場合は水溶液がゲル化することがあ
るので何れも好ましくない。なお、前記の2剤のシステ
ムを用いるときには、これらの界面活性剤は第1剤およ
び第2剤の何れか一方のみまたは双方に入れて良いが、
第1剤に入れるほうが好ましい。 また、この時の配合
量は、混合後の組成物に対して上記した範囲の量とすれ
ば良い。
【0012】本発明のカビ取り組成物のpHは9以上、
特に11以上が好ましく、水酸化ナトリウム、炭酸ナト
リウム、水酸化カリウム等のアルカリ剤を用いることに
より調整される。本発明のカビ取り組成物中には、更に
必要により公知の各種任意成分を配合することができ
る。 このような成分の例としては、浸透剤(界面活性
剤)、研磨剤、増粘剤、香料、染料等が挙げられる。
【0013】本発明の漂白洗浄剤組成物を利用する漂白
洗浄剤の好ましい実施態様としては、同一容器内に、隔
壁を設けて臭化物を含有する第1剤と、次亜塩素酸塩を
含有する第2剤を別々に、かつ、第2剤は直接流出しな
いように充填し、この第1剤もしくは第2剤の何れか一
方または両方に前記界面活性剤を含有せしめ、更に前記
隔壁を破壊する手段を設けてこれにより、用時に第1剤
と第2剤を混合可能とし、しかも次亜塩素酸塩の状態で
は容器外に流出しないようにした漂白洗浄剤が挙げられ
る。 より具体的には、例えば図1ないし図6に示すよ
うなカビ取り剤が挙げられる。
【0014】図1および図2に示す漂白洗浄剤は、突き
刺し棒 3 を押し込むことにより、第1剤 5 と第2剤
6 の間の隔壁 4 を突き破り、これにより第1剤と第
2剤が混合され、本発明の漂白洗浄剤組成物が生成する
ものである。 また、図3に示される漂白洗浄剤は、隔
壁 4 としてポリマー等の袋を用い、突き刺し棒 3を
押し込むことによりこの袋を破り、第1剤と第2剤を混
合して漂白洗浄剤組成物を生成せしめるものである。
更に、図4に示される漂白洗浄剤は、第2剤を保持して
いる容器 7 を上部に押し上げることにより隔壁 4 を
突き破り、第1剤と混合せしめて漂白洗浄剤組成物を生
成するものである。 更にまた、図5に示される漂白洗
浄剤は、下部容器に金属等で形成されている球 8 を入
れ、用時にこれを激しく降ることにより第1剤と第2剤
を隔てている隔壁 4 を破壊し、これらを混合して漂白
洗浄剤組成物を生成せしめるものである。 図6に示す
漂白洗浄剤は、全体が高分子のシート等の可撓性材料で
形成されており、第1剤と第2剤の間は他の部分より弱
くシールされ、使用時に第2剤部分に圧力を加えてシー
ル部を破り、第1剤と第2剤を混合して漂白洗浄剤組成
物を生成せしめるものであり、図7はその断面である。
【0015】
【発明の効果】本発明の漂白洗浄剤組成物は、これを酸
と混合使用しても有害なガスの発生がほとんど認められ
ないので、家庭用の漂白洗浄剤として安全で有利なもの
である。
【0016】
【実施例】次に実施例を挙げ、本発明を更に詳しく説明
する。 実 施 例 1 第1表に示す界面活性剤を10%含む、0.27mol
/lの臭化ナトリウム水溶液を調製し、これを第1剤と
した。 一方、0.27mol/lの次亜塩素酸ナトリウ
ム水溶液を調製し、これを第2剤とした。 この第1剤
および第2剤よりなる漂白洗浄剤についてその漂白効果
および臭素発生量を測定した。
【0017】( 漂白効果 )漂白力は、一般に酸化還元
電位で示されることが知られている(日本繊維製品消費
科学会編,新版 繊維製品消費科学ハンドブック,P.
495,光生館)。そこで、第1剤100mlと第2剤
100mlを混合して漂白洗浄剤を調製し、この漂白洗
浄剤の酸化還元電位を測定した。 ここで、比較品とし
て4%(0.56mol/l)次亜塩素酸ナトリウム水
溶液を用いた。
【0018】( 臭素発生量 )容量20lの図8に示す
ような装置を用い、臭素の発生量を測定した。 図8の
E で示されるビーカーに10%塩酸を3ml取り、こ
の中に0.27mol/lの臭化ナトリウムを含有する
第1剤と0.27mol/lの次亜塩素酸ナトリウムを
含有する第2剤を混合して得たカビ取り組成物 3ml
を加え、直ちに蓋をし、マグネティックスターラー F
で撹拌する。 また、容器中はファン Dにより下方に送
風した。 5分経過後、臭素検知管 B を備えたガス採
取器 Cによりガスを吸引し、容器中の臭素ガス濃度を
測定した。
【0019】( 結 果 )0.27mol/lの臭化
ナトリウムを含有する第1剤と0.27mol/lの次
亜塩素酸ナトリウムを含有する第2剤を混合して得た漂
白洗浄剤の酸化還元電位は814mVであった。 この
結果、本発明漂白洗浄剤の漂白力は、4%次亜塩素酸ナ
トリウムより低濃度でありながら、4%次亜塩素酸ナト
リウムの漂白力に十分匹敵することが明かとなった。
【0020】また、第1剤に添加した界面活性剤と発生
臭素の関係(臭化ナトリウム 0.27mol/l;次亜
塩素酸ナトリウム0.27mol/l)は次の第1表の
通りである。 * 使用界面活性剤は次のものである。(1) アクチノール
SL−3;松本油脂製薬(株)製 (2) ペネロール S
N;松本油脂製薬(株)製 (3) ノニポール 110;三
洋化成工業(株)製(4) ペネロールSP−24;松本油
脂製薬(株)製 (5) アクチノール P−3035;松本
油脂製薬(株)製 (6) アクチノール SF−3K;松本
油脂製薬(株)製 (7) シルバン T−20;松本油脂製
薬(株)製 (8) K−20;ヘキストジャパン(株)製
(9) アデカトール PC−13;旭電化工業(株)製
(10) アデカコール CS−141E;旭電化工業(株)
製 (11)ラバノール LT;松本油脂製薬(株)製 (12)
GEM;三洋化成工業(株)製 (13) ビスター CA
P;松本油脂製薬(株)製
【0021】この結果から、従来の漂白洗浄剤に配合さ
れている界面活性剤では臭素ガスの発生を抑えることは
できないが、本発明の界面活性剤を用いることによって
臭素ガスの発生を抑制しうることが明かとなった。
【0022】実 施 例 2 第1剤として、10%のPOEアルキルフェニルエーテ
ル(商品名;ノニポール 110)を含有する0.27m
ol/lの臭化ナトリウム水溶液を用い、第2剤の次亜
塩素酸ナトリウム濃度を変化(0.13mol/lおよ
び0.27mol/l)させ、カビ取り効果および臭素
発生量に対する影響を調べた。カビ取り効果は、第1剤
100mlと第2剤100mlを混合して調製したカビ
取り組成物を、黒カビを培養した1片が3cmの木片に
散布し、これが漂白される程度を観察することにより判
定した。 比較品としては、実施例1で用いた4%次亜
塩素酸ナトリウム水溶液を用いた。 また、臭素濃度
は、実施例1と同様にして測定した。 この結果を第2
表に示す。 ( 結 果 )0.27mol/lの次亜塩素酸ナトリ
ウムを含有する第2剤を用いた場合、散布後5分で木片
が漂白された。 この作用は、既製カビ取り剤で用いら
れる4%次亜塩素酸ナトリウム水溶液とほぼ同程度であ
った。 また、0.13 mol/lの臭化ナトリウムを
含有する第1剤と0.13mol/lの次亜塩素酸ナト
リウムを含有する第2剤を混合して得たカビ取り組成物
を用いた場合、散布後15分で木片が漂白された。 この結果から、第1剤の次亜塩素酸の濃度を1/2にす
ると臭素の発生量は1/10と著しく減少することが明
かとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】〜
【図5】本発明漂白洗浄剤の構成を示す図面である。
【図6】可撓性材料で調製される本発明漂白洗浄剤の構
成を示す図面である。
【図7】図6の漂白洗浄剤の断面を示す図面である。
【図8】臭素濃度を測定するために用いる装置を示す図
面である。
【符号の説明】 1 漂白洗浄剤容器 2 キャップ 6 第2剤 3 突き刺し棒 7 下部容器 4 隔壁 8 球 5 第1剤 9 蛇腹 10 排出口 A 測定容器 11 シール部 B 臭素ガス検知管 12 密着辺 C ガス採取器 D 撹拌用ファン E ビーカー F スターラービーズ G マグネティックスターラー
【手続補正書】
【提出日】平成3年2月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の詳細な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】本発明の漂白洗浄剤に配合される次亜臭素
酸塩としては、次亜臭素酸ナトリウム、次亜臭素酸カリ
ウム等が挙げられ、これは組成物中で0.02〜0.5m
ol/l、好ましくは0.05〜0.25mol/l程度
配合される。 次亜臭素酸塩の配合量が0.02mol/
l以下の場合は漂白効果が著しく低下し、また、0.5
mol/l以上添加してもそれ以上の効果は認められな
いので経済性の面から不利である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の詳細な説明
【補正方法】変更
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の詳細な説明
【補正方法】変更
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の詳細な説明
【補正方法】変更 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年3月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の詳細な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】( 結 果 )0.27mol/lの臭化
ナトリウムを含有する第1剤と0.27mol/lの次
亜塩素酸ナトリウムを含有する第2剤を混合して得た漂
白洗浄剤の酸化還元電位は814mVであった。 一
方、4%次亜塩素酸ナトリウムの酸化還元電位は775
mVであった。 この結果、本発明漂白洗浄剤の漂白力
は、4%次亜塩素酸ナトリウムより低濃度でありなが
ら、4%次亜塩素酸ナトリウムの漂白力に十分匹敵する
ことが明かとなった。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年6月17日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】本発明の漂白洗浄剤に配合される次亜臭素
酸塩としては、次亜臭素酸ナトリウム、次亜臭素酸カリ
ウム等が挙げられ、これは組成物中で0.02〜0.5
mol /l、好ましくは0.05〜0.25mol/
l程度配合される。 次亜臭素酸塩の配合量が0.02
mol/l以下の場合は漂白効果が著しく低下し、ま
た、0.5mol/l以上添加してもそれ以上の効果は
認められないので経済性の面から不利である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】本発明の漂白洗浄剤組成物のpHは9以
上、特に11以上が好ましく、水酸化ナトリウム、炭酸
ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリ剤を用いるこ
とにより調整される。本発明の漂白洗浄剤組成物中に
は、更に必要により公知の各種任意成分を配合すること
ができる。このような成分の例としては、浸透剤(界面
活性剤)、研磨剤、増粘剤、香料、染料等が挙げられ
る。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】本発明の漂白洗浄剤組成物を利用する漂白
洗浄剤の好ましい実施態様としては、同一容器内に、隔
壁を設けて臭化物を含有する第1剤と、次亜塩素酸塩を
含有する第2剤を別々に、かつ、第2剤は直接流出しな
いように充填し、この第1剤もしくは第2剤の何れか一
方または両方に前記界面活性剤を含有せしめ、更に前記
隔壁を破壊する手段を設けてこれにより、用時に第1剤
と第2剤を混合可能とし、しかも次亜塩素酸塩の状態で
は容器外に流出しないようにした漂白洗浄剤が挙げられ
る。 より具体的には、例えば図1ないし図6に示すよ
うな漂白洗浄剤が挙げられる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】(臭素発生量)容量201の図8に示すよ
うな装置を用い、臭素の発生量を測定した。図8のE
で示されるビーカーに10%塩酸を3ml取り、この中
に0.27mol/lの臭化ナトリウムを含有する第1
剤と0.27mol/lの次亜塩素酸ナトリウムを含有
する第2剤を混合して得た漂白洗浄剤組成物 3mlを
加え、直ちに蓋をし、マグネティックスターラー Fで
攪拌する。また、容器中はファンDにより下方に送風し
た。5分経過後、臭素検知管B を備えたガス採取器C
によりガスを吸引し、容器中の臭素ガス濃度を測定し
た。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年6月17日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】( 結果 )0.27mol/lの臭化ナ
トリウムを含有する第1剤と0.27mol/lの次亜
塩素酸ナトリウムを含有する第2剤を混合して得た漂白
洗浄剤の酸化還元電位は814mVであった。一方、4
%次亜塩素酸ナトリウムの酸化還元電位は775飢Vで
あった。この結果、本発明漂白洗浄剤の漂白力は、4%
次亜塩素酸ナトリウムより低濃度でありながら、4%次
亜塩素酸ナトリウムの漂白力に十分匹敵することが明か
となった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C11D 1:42 1:68 1:72 1:74 1:75 1:90 7:54)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次亜臭素酸塩と、ポリオキシエチレンア
    ルキルエーテル硫酸エステル塩、ポリオキシエチレンア
    ルキルフェニルエーテル硫酸エステル塩、ポリオキシエ
    チレンセカンダリーアルキル硫酸エステル塩、芳香族り
    ん酸エステル、アルキルアルコール硫酸エステル・トリ
    エタノールアミン塩、ポリオキシエチレンアルキルフェ
    ニルエーテル、ポリオキシエチレンポリスチリルフェニ
    ルエーテル、ポリオキシエチレンポリプロピレングリコ
    ール、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、
    トリアルキルアミンオキサイド、多核フェノールエトキ
    シレート、アルキルアミドベタインおよびアルキルジメ
    チルベンジルアンモニウム塩からなる群より選ばれた界
    面活性剤を含有することを特徴とする漂白洗浄剤組成
    物。
  2. 【請求項2】 次亜臭素酸塩が用時調製されるものであ
    る請求項第1項記載の漂白洗浄剤組成物。
  3. 【請求項3】 臭化物を含有する第1剤と次亜塩素酸塩
    を含有する第2剤からなり、第1剤もしくは第2剤の何
    れか一方または両方にポリオキシエチレンアルキルエー
    テル硫酸エステル塩、ポリオキシエチレンアルキルフェ
    ニルエーテル硫酸エステル塩、ポリオキシエチレンセカ
    ンダリーアルキル硫酸エステル塩、芳香族りん酸エステ
    ル、アルキルアルコール硫酸エステル・トリエタノール
    アミン塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテ
    ル、ポリオキシエチレンポリスチリルフェニルエーテ
    ル、ポリオキシエチレンポリプロピレングリコール、ポ
    リオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、トリアル
    キルアミンオキサイド、多核フェノールエトキシレー
    ト、アルキルアミドベタインおよびアルキルジメチルベ
    ンジルアンモニウム塩からなる群より選ばれた界面活性
    剤を含有せしめたことを特徴とする漂白洗浄剤キット。
  4. 【請求項4】 同一容器内に、隔壁を設けて、臭化物を
    含有する第1剤と次亜塩素酸塩を含有する第2剤を別々
    に充填し、この第1剤もしくは第2剤の何れか一方また
    は両方にポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エス
    テル塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル
    硫酸エステル塩、ポリオキシエチレンセカンダリーアル
    キル硫酸エステル塩、芳香族りん酸エステル、アルキル
    アルコール硫酸エステル・トリエタノールアミン塩、ポ
    リオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキ
    シエチレンポリスチリルフェニルエーテル、ポリオキシ
    エチレンポリプロピレングリコール、ポリオキシエチレ
    ンソルビタン脂肪酸エステル、トリアルキルアミンオキ
    サイド、多核フェノールエトキシレート、アルキルアミ
    ドベタインおよびアルキルジメチルベンジルアンモニウ
    ム塩からなる群より選ばれた界面活性剤を含有せしめ、
    更に前記隔壁を破壊する手段を設けこれにより、用時に
    第1剤と第2剤を混合可能とした漂白洗浄剤。
  5. 【請求項5】 同一可撓性容器内に、シール部を設け
    て、臭化物を含有する第1剤と次亜塩素酸塩を含有する
    第2剤を別々に充填し、この第1剤もしくは第2剤の何
    れか一方または両方にポリオキシエチレンアルキルエー
    テル硫酸エステル塩、ポリオキシエチレンアルキルフェ
    ニルエーテル硫酸エステル塩、ポリオキシエチレンセカ
    ンダリーアルキル硫酸エステル塩、芳香族りん酸エステ
    ル、アルキルアルコール硫酸エステル・トリエタノール
    アミン塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテ
    ル、ポリオキシエチレンポリスチリルフェニルエーテ
    ル、ポリオキシエチレンポリプロピレングリコール、ポ
    リオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、トリアル
    キルアミンオキサイド、多核フェノールエトキシレー
    ト、アルキルアミドベタインおよびアルキルジメチルベ
    ンジルアンモニウム塩からなる群より選ばれた界面活性
    剤を含有せしめ、使用時に前記シール部を破壊し、第1
    剤と第2剤を混合可能とした漂白洗浄剤。
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