JPH0699522A - 段ボール箱の製造方法及び製造装置 - Google Patents

段ボール箱の製造方法及び製造装置

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JPH0699522A
JPH0699522A JP4276818A JP27681892A JPH0699522A JP H0699522 A JPH0699522 A JP H0699522A JP 4276818 A JP4276818 A JP 4276818A JP 27681892 A JP27681892 A JP 27681892A JP H0699522 A JPH0699522 A JP H0699522A
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JP
Japan
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rivet
rivet material
traveling
plate
manufacturing
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JP4276818A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Mano
利行 真野
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NIKKI KOGYO KK
Original Assignee
NIKKI KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 段ボール箱の製造において、接合箇所の接着
工程を容易にする。 【構成】 ホッパー41に供給されたプラスティック製
のリベット材aを一列状に走行させる走行機構4と、走
行するリベット材aを検知して押出部61内へ搬送する
搬送機構5と、押出部61内に搬送されたリベット材a
の頭部を押し出して板材に打ち込む押出機構6と、打ち
込まれたリベット材aの貫通先端を熱溶融させて潰し加
工する熱溶融機構7とを装備させた打ち込み装置1によ
り、板材bの所定箇所にリベット材aを打ち込むと共に
熱融着させて所定箇所を接着させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、箱体を形成する板材の
所定箇所にプラスティック製のリベット材を打ちこんで
熱融着させることにより所定箇所を接着させるようにし
た段ボールの製造方法及び製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、段ボール箱は紙製或いはプラ
スティック製のものがあるが、シート状の板材を所定形
状に裁断し、これを箱体を形成するように折曲加工し、
例えば一部を重合させて、その重合部分を一体状に接合
させて作製していた。上記接合方法としては、紙製のも
のは通常金属製のホッチキス針を打ちこむことにより行
われ、プラスティック製のものは金属製のリベット材を
打ちこむことにより行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、物資の
再利用が種々の分野で図られる近年においては、上記従
来の段ボール箱を回収して再利用しようとしても、金属
製のホッチキス針、リベット材を使用しているために、
処理加工或いは廃棄加工が極めて面倒且つ高価なものと
なっていた。また一方、接着剤を介在させることにより
接合させる方法も考えられるが、この場合、特にシート
材がポリプロピレン製である場合等には、特殊で高価な
接着剤を使用しなくては高い接着強度を得ることができ
ないという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記に鑑み提案
されたもので、ホッパーに供給されたプラスティック製
のリベット材を一列状に走行させる走行機構と、走行す
るリベット材を検知して押出部内へ搬送する搬送機構
と、押出部内に搬送されたリベット材の頭部を押し出し
て板材に打ち込む押出機構と、打ち込まれたリベット材
の貫通先端を熱溶融させて潰し加工する熱溶融機構とを
装備させた打ち込み装置により、板材の所定箇所にリベ
ット材を打ち込むと共に熱融着させて所定箇所を接着さ
せるようにしたことを特徴とする段ボール箱の製造方法
に関するものである。
【0005】また、本発明は、上記打ち込み装置に穿孔
装置を臨ませ、各装置を往復移動可能にし、上記各装置
により、板材の所定箇所に貫通孔を形成させた後、リベ
ット材を打ち込むと共に熱融着させて所定箇所を接着さ
せるようにしたことを特徴とする段ボール箱の製造方法
及び製造装置をも提案するものである。
【0006】
【実施例】以下に、本発明を図面の実施例に基づいて説
明する。
【0007】図1〜5に示す装置は概略すると、プラス
ティック製のリベット材aを板材bに打ち込んで熱融着
させる打ち込み装置1と、板材bに貫通孔を穿設するこ
とができる穿孔装置2とを併設し、軸3により回動方向
に往復移動可能に構成されている。
【0008】上記打ちこみ装置1は、リベット材aを一
列状に走行させる走行機構4と、走行するリベット材a
を検知して押出部61内へ搬送する搬送機構5と、押出
部61内に搬送されたリベット材aの頭部を押し出して
板材bに打ち込む押出機構6と、打ち込まれたリベット
材aの先端を熱溶融させて潰し加工する熱溶融機構7と
を装備し、基端を軸3に回動可能に固定されている。
【0009】走行機構4は、図示実施例ではホッパ41
ーにランダムに供給されるリベット材aを垂直状の孔に
形成した長尺な走行路42に導く構成である。搬送機構
5は、上記走行路41の下端に図示しない検知部を臨ま
せてこの下端に到達したリベット材aを一個づつ略水平
に押し出し、略弧状に形成された平行状の搬送路51内
に臨ませる構成である。この搬送路51の巾はリベット
材aの頭部より小さく、且つその脚部よりも僅かに大き
く形成され、リベット材aは自重で搬送路51に沿って
下降し、搬送路51の下端に形成された押圧部61内に
搬送される。この押圧部61は高さ調節が可能であり、
また、図示しない駆動機構によりその内部空間の大きさ
を調節することができる割型であり、リベット材aを挟
圧保持する。また、この押圧部61は押出機構6の一部
であり、その上方からシリンダー62に接続されたピス
トン頭部63が臨み、シリンダー62の駆動によりピス
トン頭部63は押出部61内の内部空間に上方から挿入
し、リベット材aを下方へ押し出す構成である。さら
に、押出部61の下方には熱溶融機構7が臨み、図示し
ない加温機構により温度調整される当接部71が上下動
可能に構成されている。そして、前記ピストン頭部6
3、押圧部61(リベット材a)及び当接部71は同一
軸上に配置される。
【0010】一方、穿孔装置2は汎用のドリルを使用す
ることができ、打ち込み装置1に隣接して取り付けら
れ、打ちこみ装置1と同様に軸3に対して回動可能であ
る。
【0011】このような構成を有する装置を使用して段
ボール箱を製造するのであるが、適用する板材bは、紙
製でもプラスティック製でも良い。例えばこの板材b並
びにリベット材aが共にポリプロピレン製とした場合に
は、再利用の際に極めて処理加工が容易となる。したが
って、段ボール箱は空間を有するように作製される所謂
段ボールシート材のみからなる場合と、隅部等硬質の枠
材で補強してなる場合とがあるが、上記再利用の際の処
理加工を容易とする目的においては、板材bとしてポリ
プロピレン製の段ボールシート材、或いは必要に応じて
硬質ポリプロピレン製の枠材を使用すれば良い。
【0012】本発明は、段ボール箱の製造工程におい
て、板材bを重合させてプラスティック製のリベット材
aを打ち込むと共に熱融着させるものである。まず、接
着しようとする板材bを前記装置に臨ませて固定し、穿
孔装置2を回動させてドリル先端を穿孔位置に配置し、
所定箇所に穿孔する。この穿孔工程は、段ボールシート
材を重合させて接合する場合にはリベット材aとして先
端の鋭利なもの(例えば図6のリベット材a1 )を使用
すれば、特に必要なく、省略することができる。即ち、
この穿孔工程は硬質の枠材同士、或いは硬質の枠材と段
ボールシート材とを重合させて接合する場合に通常適用
し、その際のリベット材aは先端が鋭利でなくても(例
えば、図7のリベット材a2 )良い。このように板材b
は段ボールシート材である場合と、硬質の枠材である場
合とを含むものである。
【0013】次に、打ち込み装置1を回動させて所定箇
所の上方に押圧部61を、下方に当接部71を臨ませ
る。そして、走行機構4、搬送機構5をそれぞれ制御し
て押出部61内にリベット材aを移動させ、押出機構6
のシリンダー62を駆動させてピストン頭部63により
リベット材aを押し出して板材bを貫通させると共に当
接部71を上方へ突出させてリベット材aの脚部下端を
押圧する。したがって、リベット材aはピストン頭部6
3及び当接部71により上下から押圧され、しかも当接
部71はリベット材aの軟化温度より高い温度に調整さ
れているので、リベット材aの下端は熱溶融して略平坦
状に潰され、充分に潰し加工が行われた後、ピストン頭
部63及び当接部71はそれぞれ上方、下方へ戻る。
尚、この作動の時間は、リベット材aの熱特性や当接部
71(熱溶融機構7)の設定温度により異なるものであ
るが、通常数秒単位或いは1秒以内の極めて短い時間で
行われる。
【0014】尚、段ボールシート材である板材bを折曲
加工等して箱体に組み立てる工程、或いは必要に応じて
硬質の枠材である板材bを取り付ける工程などは、説明
を省略する。
【0015】以上本発明を実施例に基づいて説明した
が、本発明は前記した実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載した構成を変更しない限りど
のようにでも実施することができる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の段ボール
の製造方法はプラスティック製のリベット材を適宜に走
行、搬送して板材に打ちこむと共に熱融着させるもので
あり、極めて簡単に且つ確実に所定箇所を接着すること
ができる。
【0017】また、板材並びにリベット材として同一の
材質、例えばポリプロピレン製のものを使用すれば、回
収後に再利用を図る際にも処理加工が極めて簡単であ
り、且つ安価に行うことができる。
【0018】さらに、打ちこみ装置と穿孔装置とを往復
移動可能にした装置を使用した場合には、例えば硬質の
枠材を接着する場合にも適用することができる。即ち、
この場合には、強度の高い段ボール箱を製造することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製造装置の一実施例の正面図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】図1の装置の打ち込み装置を示す側断面であ
る。
【図4】図1の装置の打ち込み装置を示す正面図であ
る。
【図5】図1の装置における打ち込み、熱融着の機構を
示す断面図である。
【図6】本発明に使用するリベット材の一実施例を示す
平面図である。
【図7】本発明に使用するリベット材の他の一実施例を
示す平面図である。
【符号の説明】
1 打ち込み装置 2 穿孔装置 3 軸 4 走行機構 41 ホッパー 5 搬送機構 6 押出機構 61 押出部 7 熱溶融機構 a リベット材 b 板材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホッパーに供給されたプラスティック製
    のリベット材を一列状に走行させる走行機構と、走行す
    るリベット材を検知して押出部内へ搬送する搬送機構
    と、押出部内に搬送されたリベット材の頭部を押し出し
    て板材に打ち込む押出機構と、打ち込まれたリベット材
    の貫通先端を熱溶融させて潰し加工する熱溶融機構とを
    装備させた打ち込み装置により、板材の所定箇所にリベ
    ット材を打ち込むと共に熱融着させて所定箇所を接着さ
    せるようにしたことを特徴とする段ボール箱の製造方
    法。
  2. 【請求項2】 板材、及びリベット材は、共にポリプロ
    ピレン製であることを特徴とする請求項1に記載の段ボ
    ール箱の製造方法。
  3. 【請求項3】 ホッパーに供給されたプラスティック製
    のリベット材を一列状に走行させる走行機構と、走行す
    るリベット材を検知して押出部内へ搬送する搬送機構
    と、押出部内に搬送されたリベット材の頭部を押し出し
    て板材に打ち込む押出機構と、打ち込まれたリベット材
    の先端を熱溶融させて潰し加工する熱溶融機構とを装備
    させた打ち込み装置に穿孔装置を臨ませ、各装置を往復
    移動可能にし、上記各装置により、板材の所定箇所に貫
    通孔を形成させた後、リベット材を打ち込むと共に熱融
    着させて所定箇所を接着させるようにしたことを特徴と
    する段ボール箱の製造方法。
  4. 【請求項4】 板材の一部は、硬質プラスティック製の
    枠材であることを特徴とする請求項3に記載の段ボール
    箱の製造方法。
  5. 【請求項5】 ホッパーに供給されたプラスティック製
    のリベット材を一列状に走行させる走行機構と、走行す
    るリベット材を検知して押出部内へ搬送する搬送機構
    と、押出部内に搬送されたリベット材の頭部を押し出し
    て板材に打ち込む押出機構と、打ち込まれたリベット材
    の先端を熱溶融させて潰し加工する熱溶融機構とを装備
    させた打ち込み装置に、板材に貫通孔を穿設することが
    できる穿孔装置を臨ませてなることを特徴とする段ボー
    ル箱の製造装置。
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Cited By (3)

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CN105666949A (zh) * 2016-04-12 2016-06-15 宝艺新材料股份有限公司 一种环保型瓦楞纸箱钉箱设备
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CN114179439A (zh) * 2021-11-29 2022-03-15 浙江源嘉包装科技有限公司 一种大型瓦楞纸板半自动钉箱设备

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