JPH0699247B2 - 柑橘類の果実の甘味性改良方法 - Google Patents

柑橘類の果実の甘味性改良方法

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JPH0699247B2
JPH0699247B2 JP1120377A JP12037789A JPH0699247B2 JP H0699247 B2 JPH0699247 B2 JP H0699247B2 JP 1120377 A JP1120377 A JP 1120377A JP 12037789 A JP12037789 A JP 12037789A JP H0699247 B2 JPH0699247 B2 JP H0699247B2
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    • A01N31/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing organic oxygen or sulfur compounds
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、柑橘類の果実の改良された生育方法に関する
ものである。更に詳細には、本発明は1−トリアコンタ
ノールを有効成分として含有する処理液によって柑橘類
を処理することによってその果実の甘味性を増大させ
る、換言すれば果実のブリックス/酸比(Birx/acid ra
tio)を向上させる、方法に関するものである。
[従来技術] オレンジ、ネーブル及びグレープフルーツ等の柑橘類の
果実には、糖質分とクエン酸成分とを含んでおり、これ
らが独特の味覚の基になっている。
すなわち、これらの甘味(風味)は基本的には柑橘類の
果汁の可溶性固型分の全量(主として庶糖と他の糖分で
あり通常ブリックス比重計で測定される)を標準的なア
ルカリで滴定して算出した酸成分(主としてクエン酸及
び他の有機酸)のトータルパーセントで除いたブリック
ス/酸比(Birx/acid ratio)と称されるパラメータで
表示される。
一般に、柑橘類での果実は、この比の値によって甘味性
が評価されるが、酸味を減少させるか又は糖分を主体と
するブリックスの値を増大させてブリックス/酸比(Bi
rx/acid ratio)を向上させることによって甘味の向上
をはかることが要望されている。
従来から柑橘類の果実の甘味性を改良する方法として、
ヒ酸ナトリウム、ヒ酸鉛等のヒ素化合物を用いることが
知られている。しかしながら、ヒ素化合物は毒性の心配
があるため、米国では1987年以来グレープフルーツ用等
の極く限られた用途以外は使用が禁止されている。
[発明が解決しようとする課題] 本発明の主たる目的は、安全性が高く毒性の心配のない
処理剤を用いて柑橘類の果実の甘味を増大させる方法、
すなわちブリックス/酸比(Birx/acid ratio)を向上
させる方法、を提供することにある。本発明の他の目的
は、広い地域での使用が可能でかつ簡単に実施可能な、
柑橘類の甘実の甘味性を増大させる方法、すなわちブリ
ックス/酸比(Birx/acid ratio)を向上させる方法、
を提供することにある。
[課題を解決する手段] 本発明によれば、柑橘類の果実を生育するに当り、開花
期から果実の収穫期との間で、1−トリアコンタノール
を含有する分散液の有効量により、該柑橘類の樹木、好
ましくは少なくとも葉又は/及び果実を含む部分、を少
なくとも1回処理することにより、柑橘類の果実の甘味
性すなわちブリックス/酸比(Birx/acid ratio)を向
上させる方法が提供される。
本発明方法において使用する1−トリアコンタノール
は、化学式CH3(CH2)28CH2OHで表わされ、ミリシルアル
コールとしても知られているもので、分子量438.83、融
点88℃および密度0.777を有する長鎖脂肪族アルコール
である。この1−トリアコンタノールは、室温では固体
結晶として存在し、水に不溶で、エーテル及びベンゼン
等には可溶の物質である。
かかる1−トリアコンタノールは、リース(Ries)及び
スウィーリィ(Sweeley)の米国特許4,150,970号に記載
されている通り、植物生長調整剤として公知であり、毒
性の問題は小さいとされている。上記特許には、1−ト
リアコンタノールを水性分散液として、牧草、トウモロ
コシ、イネ、野菜類等の作物に施用することにより、そ
の生長を調整しうることが開示されている。しかしなが
ら、果実に施用することは全く知られておらず、現に柑
橘類の樹木に1−トリアコンタノールの水性分散液を施
用しても実質的な生長調整効果は殆んど認められない。
しかるに、本発明者は、1−トリアコンタノールの分散
液を、柑橘類の開花期から果実収穫期、好ましくは初期
生理落果開始期から果実の収穫の3日前までの間に、該
柑橘類の樹木、好ましくは少なくとも葉又は/及び果実
を含む部分に施用することによって、生長の調整ては全
く別の効果、すなわち、果実の甘味性(Birx/acid rati
o)を増大させ得るという全く予想外の効果を発現し得
ることを見出し、本発明に到達したものである。
本発明で使用する1−トリアコンタノールは、前述の如
く水に難溶性であり、これを水溶液として樹木に施用す
ることはできない。そこで、本発明方法では、1−トリ
アコンタノールを柑橘類の樹木に施用するに当っては、
これを水に分散した水性分散液の形で用いる。水性分散
液中の1−トリアコンタノールの濃度は、少なくとも10
-3ppb以上、好ましくは10-1ppb以上とされる1−トリア
コンタノールが、あまりに低濃度の場合は本発明の効果
が乏しくなる。一方、濃度の上限は制限を受けないが、
1−トリアコンタノールの分散性及び経済性の面から、
一般に100ppm以下、好ましくは500ppb以下の濃度が用い
られる。
1−トリアコンタノールの水性分散液は、この化合物が
液中において極めて小さい微粒子(超微粒子)として分
散し、かつ安定に保持されるように調製されるのが好ま
しく、そのために、種々の分散剤(乳化剤等)が用いら
れる。また、樹木に1−トリアコンタノール分散液を施
用した場合、1−トリアコンタノールが樹木の葉や果実
等に展着しやすいように、各種の展着剤(Wetting agen
t)を用いてもよい。
なお、1−トリアコンタノールは、固体(粉末)として
樹木に施用しても効果が乏しく、また、アルコール、ベ
ンゼン、エーテル等に溶解して用いるのは、樹木が損傷
したり、施用中に火災が生じるおそれがあるため、好ま
しくない。
1−トリアコンタノールの水性分散液を調製する際に用
いる分散剤としては、米国特許第4,150,970号に記載の
「Tween 20」(ポリオキシエチレンソルビタンモノラウ
レート)のほかに、ソディウムオクタデシルサルフェー
ト、ソディウムタロアルキルサルフェート、NP−25 ラウリル硫酸ソーダ等の1種又は2種以上が用いられ
る。
水性分散液中では、1−トリアコンタノールが平均粒子
径0.5μm以下の微粒子の形で存在するのが好ましく、
平均粒子径0.3μm以下の超微粒子の形で存在するのが
特に好ましい。
1−トリアコンタノールを超微粒子で存在させる場合に
は、分散液の安定性を保つために、分散剤(乳化剤)と
して、「Tween 20」と、ソディウムオクタデシルサルフ
ェート又はソディウムタロアルキルサルフェートとを併
用するのが好ましい。
分散液は微酸性に調整するのがよく、pHにして6〜7の
範囲内にするのが好ましい。
本発明に従って、1−トリアコンタノールの分散液を柑
橘類の樹木に施用する場合、その時期及び方法等が重要
である。以下、これらについて説明する。
(a)施用時期 上記分散液は、開花時から果実収穫時までの間に施用さ
れる。好ましくは、初期生理落果(いわゆる“June dro
p")開始期から果実の収穫の3日前までの間に施用され
る。
施用は、気温が0℃以上、好ましくは20〜40℃のときに
行なうべきで、冬期の夜間等の気温が極めて低いときの
施用は効果が乏しい。
(b)施用方法 上記の1−トリアコンタノール分散液を、柑橘類の樹木
の葉及び/又は果実を含む部分に施用するのが好まし
い。樹木の幹のみに施したり、根のみに施すのは効果が
少ない。一般に、樹木に全体又は樹枝ごとに、スプレー
するのが適当であるが、他の方法で施用することも可能
である。
(c)施用量 1−トリアコンタノールは極めて微量でも効果がある。
適当な量は、柑橘類の樹木の大きさに依存するが、米国
の通常の大きさの樹木では1樹当り20〜50lの水性分散
液を施用するのが適当である。
(d)施用回数 上記分散液は、柑橘類の樹木に少なくとも1回施用する
必要がある。1−トリアコンタノールは1回の施用でも
十分な効果があるが、必要あれば2回以上施用しても構
わない。
[発明の効果] 本発明者の研究によれば、上述の如く1−トリアコンタ
ノールの分散液の処理ですることにより、収穫した柑橘
類の果実は、かかる処理を行なわないものに較べて甘味
性が増大していることが確認された。すなわち、果実の
甘味は上述した通り、果実中に含まれる糖分(ブリック
スに相当する)と酸分との比((Birx/acid ratio)に
よって評価されるが、本発明方法に従って1−トリアコ
ンタノール分散液で処理すると、処理しないものに比べ
て上記比の値が約5〜10%向上し、柑橘類の品種、施用
条件によっては50%近く向上する場合も認められる。し
かも、毒性の心配のあるヒ素化合物を使用しないため、
安全性の問題もない。
本発明方法は、いかなる種類の柑橘類に対しても適用可
能であり、例えばオレンジ類、タンジェロー類、ネーブ
ル類、グレープフルーツ類、レモン類、ライム類、ウン
シュウミカン類等に適用し得るが、とりわけオレンジ類
に対して効果が大きい。
[実施例] 以下に本発明の実施例をあげて、本発明を更に詳細に説
明するが、本発明はこれらの実施例によって何ら限定さ
れるものではない。
なお、特にことわらない限り、実施例中の「部」「%」
「比」等は全て重量に基くものである。また、各指標の
評価測定方法は次の通りである。
評価・測定方法 (a)甘味性 甘味性は、全酸成分に対するブリックスの比(すなわ
ち、Birx/total acid)で定義される。ブリックス(Bri
x)は柑橘類の果実の果汁における可溶性固型分の合計
量を意味する。すなわち、可溶性成分の多くは主に庶糖
であり、少量の有機酸、ビタミン、蛋白、遊離アミノ
酸、植物精油、グルコシド等を含む。他の化合物も極く
少量存在するが、全可溶性固型分のおよそ85%は庶糖で
ある。これらは、ブリックス(Brix)比重計により測定
される。この測定装置は、比重を測定しブリックス度
(Brix dgree)として表示する。また、20℃における純
粋な庶糖分のパーセントを読むこともできる。
(b)滴定可能な全酸成分 全酸成分は以下のように測定される。柑橘類の果汁中の
酸は大部分クエン酸であり、少量のリンゴ酸、酒石酸、
コハク酸もまた存在する。ブリックス・テストに用いた
と同一の果汁の25ccがピペットにより試料として採取さ
れエーレンマイヤーフラスコ中に滴下される。3〜4滴
のフェノールフタレイン試示薬が加えられる。一方、ビ
ュレットには0.3125N苛性ソーダの溶液で満たす。この
苛性ソーダ溶液はゆっくりと均一な攪拌下に違ったピン
ク色(但し赤ではない)になるまでフラスコ中へ滴下さ
れ、フェノールフタレインの終点に達する。一般に、そ
れは「全酸成分」と呼ばれているが、果汁には滴定不能
な更に他の酸成分も現実に存在するから、厳密には、
「滴定可能な酸」と言うべきである。完全なテストで
は、滴定により検出される酸は常に無水のクエン酸のパ
ーセントとして表示される。
参考例1 [1−トリアコンタノール水性分散液の調製] 10ppmのソジウムタロアルキルサルフェートを溶解した
水中に、1−トリアコンタノールを添加し、超音波処理
を行なって1−トリアコンタノールの分散液を得、次い
で大きな1−トリアコンタノール粒子をガラスフィルタ
ーを用いて除去し、1−トリアコンタノールの濃度が約
800ppm、分散粒子の平均粒径が0.5μm以下の微分散液
を調製した。
この微分散液を水で希釈して1−トリアコンタノールの
濃度が、それぞれ0.67ppbの分散液(以下“分散液L"と
いう)および1.33ppbの分散液(以下“分散液H"とい
う)の2種の分散液を調製した。
なお、上記ソジウムタロアルキルサルフェートは化学式
CnH(2n+1)OSO3Naで表わされ、ここでnは14のものが3.8
%、16のものが27.9%、18のものが63.2%の組成であっ
た。
参考例2 [1−トリアコンタノール超微粒子分散液の調製] 「Tween 20」(ポリオキシエチレンソルビタンモノラウ
レート)の5%水溶液40mlを40mgの1−トリアコンタノ
ールと混合し、その混合液を90℃で20分間超音波処理し
た。この処理を5分間中断した後、更に加熱下に10分間
更に空冷下で25分間超音波処理を実施した。
蒸留水を加えて40mlとし、濃度1000ppmの1−トリアコ
ンタノールの超微粒子分散液を得た。液中の分散微粒子
の大きさはN4コールターサブクロンアナライザー(米国
Coulter社製)で測定した結果、平均粒径70オングスト
ロームであった。
得られた分散液を水で希釈してそれぞれ1−トリアコン
タノール濃度が4ppbの分散液(分散液L′)と100ppbの
分散液(分散液H′)を得た。
実施例1 米国フロリダ州レイク・アルフレッド(Lake Alfred)
近くの、1エーカー当り90本の「ハムリン」種オレンジ
を植えた果樹園において、各樹木に対し背負い式噴霧器
を用いて次の条件で1−トリアコンタノールを含む上記
分散液L、分散液H(参考例1参照)を全樹散布した。
(a)施用時期 開花7ケ月後に施用、その14日後に果実を収穫した。
(b)施用濃度及び量等 濃度はそれぞれ0.67ppb(分散液L)及び1.33ppb(分散
液H)とし、各分散液は樹木1本当り30l施用した。な
お、各分散液のpHは6〜7に調整した。
(c)施用回数 それぞれ1回処理を行なった。
0.67ppb、1.33ppb1−トリアコンタノール分散液で処理
した樹木から収穫したオレンジ各300個(合計600個)
と、同一果樹園で無処理の樹木から収穫したオレンジ50
0個について、甘味性を測定したところ、次の第1表に
示す結果を得た。
実施例2 米国フロリダ州ラベレ(Labelle)近くの、1エーカー
当り25本の「ハムリン」種オレンジを植えた果樹園にお
いて、各樹木に対し背負い式噴霧器を用いて次の条件で
上記分散液L、分散液H(参考例1参照)を全樹散布し
た。
(a)施用時期 開化後71/4ケ月後に施用、その27日後に果実を収穫し
た。
(b)施用濃度、量、pH及び施用回数 施用濃度、量、pH及び施用回数は実施例1と同一とし
た。
0.67ppb、1.33ppb1−トリアコンタノール分散液で処理
した樹木から収穫したオレンジ各400個(合計800個)及
び同一果樹園で無処理の樹木から収穫したオレンジ500
個について、甘味性を測定したところ、次の第2表に示
す結果を得た。
実施例3 米国フロリダ州ラベレ(Labelle)近くの、1エーカー
当り125本の「バレンシア」種オレンジを植えた果樹園
において、背負い式噴霧器を用い、上記分散液L′、分
散液H′(参考例2参照)を各樹木に対し全樹散布し
た。
(a)施用時期 開花後12 1/4ケ月後に施用。その15日後に果実を収穫し
た。
(b)濃度及び量 濃度はそれぞれ4ppb(分散液L′)、100ppb(分散液
H′)とし、樹木1本当り30l施用した。各分散液のpH
は6〜7に調整した。
(c)施用回数 それぞれ1回とした。
4ppb、100ppb1−トリアコンタノール分散液で処理した
樹木からのオレンジ各500個(合計1000個)と同じ果樹
園における無処理の樹木からのオレンジ800個につい
て、甘味性を測定したところ、次の第3表に示す結果を
得た。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】柑橘類の樹木の少くとも一部を、その開花
    期から果実の収穫期の間において、1−トリアコンタノ
    ールを含有する分散液の有効量にて少なくとも1回処理
    することにより、果実のブリックス/酸比(Birx/acid
    ratio)を向上させることを特徴とする柑橘類の果実の
    甘味性改良方法。
  2. 【請求項2】柑橘類の樹木における葉又は/及び果実を
    分散液にて処理する請求項(1)に記載の方法。
  3. 【請求項3】分散液が1−トリアコンタノールの微粒子
    を10-3ppb〜100ppm含有する水性分散液である請求項
    (1)に記載の方法。
  4. 【請求項4】微粒子の平均粒径が0.5μm又はそれ未満
    である請求項(3)に記載の方法。
  5. 【請求項5】分散液のpHが6〜7である請求項(1)に
    記載の方法。
  6. 【請求項6】分散液を初期生理落果開始期から収穫の3
    日前までに樹木に対して施用する請求項(1)に記載の
    方法。
  7. 【請求項7】気温が0℃以上のときに分散液を施用する
    請求項(1)に記載の方法。
  8. 【請求項8】分散液中に分散剤と展着剤とを含む請求項
    (1)に記載の方法。
  9. 【請求項9】分散剤がソディウムタロアルキルサルフェ
    ート、ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート、
    ソディウムオクタデシルサルフェート又はこれらの組合
    せである請求項(8)に記載の方法。
  10. 【請求項10】分散液中の分散剤の濃度が0.1%又はそ
    れ未満である請求項(8)に記載の方法。
JP1120377A 1988-07-25 1989-05-16 柑橘類の果実の甘味性改良方法 Expired - Lifetime JPH0699247B2 (ja)

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