JPH069874Y2 - 大型トラツク等大型車輛のアクセルペタル補助器具 - Google Patents

大型トラツク等大型車輛のアクセルペタル補助器具

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JPH069874Y2
JPH069874Y2 JP6115887U JP6115887U JPH069874Y2 JP H069874 Y2 JPH069874 Y2 JP H069874Y2 JP 6115887 U JP6115887 U JP 6115887U JP 6115887 U JP6115887 U JP 6115887U JP H069874 Y2 JPH069874 Y2 JP H069874Y2
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  • Mechanical Control Devices (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、大型トラック等の大型車輌(以下単に車輌と
する)のアクセルペタル及びドアーアームレストに補助
的に装着されるアクセルペタル補助器具に関するもので
ある。
「従来の技術」 周知の如く、車輌では、長距離を連続的に運転する場合
が多い、通常はこのような過酷な運転を強いられること
が多々あるものである。したがって、このような状況の
もとにおいては、アクセルペタルを右足で踏み込むとい
う単純な所作が長時間に亘って続くことになり、右足に
かなりの苦痛を覚えるのもので、時には痺れや苦痛を伴
うものである。このような痺れ等を感じる場合は、運転
者にとって大変に危険なもので、大事故に結び付く危険
性があるとともに、安全運転上由々しき問題であるこ
と。
以上のような状況は、本出願人が長年に亘つて長距離運
転に携つていたことから、十分に熟知しており、その改
良をとくに望んでいたところである。
尚常用車の一部にストロットルボタン等の操作を介して
の定速自動運転機構も採用されているが、操作の迅速性
に欠けるとともに、コスト的にも問題があるし、一方そ
の装着もかなり複雑となることなどの問題点があった。
「考案が解決しようとする問題点」 以上詳述した如く、アクセルペタルを常時右足で踏み込
んでいる姿勢では、痺や苦痛を感じるもので、その疲労
も大変なものである。したがって、このような状況下に
なった場合は、即座に運転を停止すればよいが、積荷等
の関係上このようなこともできず、究極のところ連続運
転することになり、これでは迅速な対応ができず大変に
危険で、大事故の原因にもなりかねないものである。
また前述の機構的になす装置は理想的であるが、操作の
迅速性に欠け、瞬時の対応に手間どり危険であること、
又機構的に複雑となることともに、簡易に装着できない
こと等の問題点があること、コスト的にも問題があるこ
と、在来の機種に簡易に着脱できず汎用性に欠ける等の
問題点があった。
「問題点を解決するための手段」 上記に鑑み、本考案は、本出願人の長年の経験を基に改
良と工夫をこらし簡単な機構で、しかも在来の車輌に簡
易に装着できるとともに、フードアクセルペタルとの併
用が可能なアクセルペタル補助器具を提供するもので、
その要旨は、一端に肱掛当板と架承ベルト係止用の係止
体とを備えてた曲面状の杆状部材で構成される補助器具
本体であり、この補助器具本体は傾斜部及び湾曲部並び
に立上部をもって形成されているとともに、傾斜部の自
由端側(他端)には設けられたアクセルペタルロッドの
折曲片部に係止される係止部と、前記補助器具本体の係
止体に連設されかつその自由端側にドアーアームレスト
に捲装去れるひもを備えてなる架承ベルトと、この架承
ベルトのひもに設けたひも等の引張手段とで構成されて
おり、前記補助器具本体は大型車輌のアクセルペタルロ
ッドに係止される係止部と、そのドアーアームレストの
把持部に摺動自在に取り付けた架承ベルトを介して架承
されるとともに、この補助器具本体の一端に設けられた
肱掛当板が前記ドアーアームレストより上方に位置しか
つ水平状態に保持され、しかも前記架承ベルトに設けた
引張手段がドアーアームレストの上面に添接される構成
となっているものである。
「作用」 以下本考案の作用を説明すると、車輌のアクセルペタル
を、アクセルペタルロッドの折曲片部より離間させた
後、この折曲片部に補助器具本体の係止部を嵌着する。
そうして、補助器具の補助器具本体を持ち上げ、その肱
掛当板を車輌のドアーアームレストやや上方に位置させ
た後に、補助器具本体の係止体にドアーアームレストに
捲着された架承ベルトを掛け止める。これにより、補助
器具はアクセルペタルとドアーアームレスト間に架承さ
れ、しかも肱掛当板がドアーアームレストのやや上方に
かつ略水平状態に架承される。一方架承ベルトはドアー
アームレストの把持部(以下単に把持部とする)に摺動
自在に設けられるとともに、この架承ベルトに設けた引
張手段を介して容易に車輌の前進方向に向かって前進後
退(以下前進後退はこの意味である)するように装着さ
れる。その後アクセルペタルをアクセルペタルロッドの
折曲片部に当接し、通常の状態に戻す。このような状態
において、車輌を運転し、アクセルペタルの上に右足
(図示せず以下同じ)を載せ、ハンドル(図示せず以下
同じ)を握つている腕(図示せず以下同じ)を肱掛当板
に軽く当接しておくとともに、架承ベルトは把持部の後
方にあり、しかも引張手段も把持部の後方に位置する。
そうして、通常は前記架承ベルト及び引張手段が把持部
の後方にある状態で、アクセルペタル上の右足を踏み込
んでアクセルを吹かし、走行していくが、この場合補助
器具本体は、その係止部がアクセルペダルロッドに係止
されていることから、僅か前方へ前進するするので、こ
れに伴って架承ベルトが斜め前方に向かって引っ張られ
る状態となっている。この場合右足に疲労を感じたとき
には、アクセルペダルを踏み込んだ状態で、引張手段を
指先で引き架承ベルトを把持部の前方の適宜位置に移行
させると、この架承ベルトの移行に伴って補助器具本体
が前方に向かって立ち上がった状態のまま保持されるの
で、補助器具本体の係止部がアクセルペダルロッドを押
し下げたままの状態になる。したがって、アクセルペダ
ルを踏み込んだと同じ状態となり、車輌は定速で走行し
ていく。
一方前述と同様に右足に疲労を感じたときには、肱掛当
板を利用することもできる。この場合は肱掛当板に当接
した肱に力をいれ、この肱掛当板を押し下げると補助金
具本体が前方へ向かって押し下げられる。これにより係
止部を介してアクセルペタルロッドが踏み込まれたと同
じ状態になり、車輌は走行していく。
以上のように補助器具本体を利用しての走行中に、右足
の疲労が回復したときは、架承ベルトを指先で把持部の
後方へ移行させるか又は肱掛当板に対する肱による押圧
を開放して、補助器具本体をねかせた状態にすると、ア
クセルペダルの補助器具本体を介しての押し込みが開放
され、アクセルペダルの補助器具本体による押し込みが
解放される。したがって、前述と同様にアクセルペタル
を踏み込んで、アクセルを吹かして走行するのである。
以上のような操作を交互に繰り返し、またある程度の慣
れを介して無意識に交互に使い分ける等し、右足の疲労
を軽減しつつ、かつ腕に適度の刺激を与え体全体にリズ
ム感を付与し安全運転の向上に寄与するものである。
「実施例」 次に本考案の一実施例を図面に基づいて具体的に説明す
ると、1は補助器具の補助器具本体で、この補助器具本
体1は立上部1aと、この立上部1aより延設された湾
曲部1bと、この湾曲部1bより延設された傾斜部1c
とで構成され、望ましくは、金属製パイプとし、、その
寸法は直径1.27cm.厚さ0.12cm.長さ103cm
とする。そうして、後述するように車輌(具体的には日
野自動車大型トラック58年式〜62年式新車等が適合
する“但し6t〜8t車のバスを除く”)21のドアー
アームレスト22とアクセルペタルロッド23の折曲片
部23aとの間に、この補助器具本体1が架承された時
に、その立上部1aが略垂直状態となり、湾曲部1bを
介してその傾斜部1cがアクセルペタルロッド23の折
曲片部23aに向つて緩やかな傾斜となるように構成さ
れているとともに、その湾曲部1bはガラス窓開閉用の
ハンドル(図示せず)の回動が、スムーズに操作できる
ように曲面状となっている。そうして、前記立上部1a
が略垂直状態に保持されることにより、後述するように
肱掛当板の押し下げで、補助器具本体1がスムーズに前
方に押圧されるように構成されている。
そして、この補助器具本体1の立上部1aには、この立
上部1aに対して水平状態でかつ補助機具本体1の長手
方向(車輌装着時において、車輌のボディーの前後方
向)に向って肱掛当板2が設けられており、平面視して
勾玉状でかつ平板状となっている。その好ましい寸法と
しては、長さ8〜10cm,幅5cm,厚さ0.20cm程度
とする。この肱掛当板2は前述の如く補助器具本体1が
架承された時に、ドアーアームレスト22のやや上方に
略水平状態で保持される。尚肱掛当板2はテープを捲装
したり、又はこの上に布製のカバーを被覆する等すると
よい。また補助器具本体1の傾斜部1cの先端部には、
この傾斜部1cに直角方向で、かつ前記肱掛当板2が設
けられている方向に対して直角方向(即ち、本具を車輌
に装着した際、ボディーの内方に向って設けられる。)
に向つて延設された筒状(パイプ状)の係止部3が形成
されており、この係止部3は、図示の如く、後述するア
クセルペタルをその枢着側を基点として立上げ、アクセ
ルペタルロッド23を開放した後、アクセルペタルロッ
ド23の折曲片部23aに套嵌(保持)される。
図中4は補助器具本体1に設けられた係止体で、この係
止体4はこの一例では、補助本体部1の立上部1aと湾
曲部1bとの連設箇所に設けられた大きな環状の金属製
リンクとなって折り、後述するナイロンひもを介して補
助器具本体1をドアーアームレスト22に架承した場
合、この係止体4がドアーアームレスト22の下面に当
接して、補助器具本体1の上方へのせり上がりを防止す
るとともに、後述する架承ベルトのフックの係止部とし
ても必要である。
図中5は前記ドアーアームレスト22に捲着される十分
な強度を有するナイロンひも5aと、開閉自在のフック
5b及び前記ナイロンひも5aとフック5bとを連設す
る鎖5cとで構成される架承ベルトで、この架承ベルト
5のフック5bは前記係止体4に係止、係脱自在とされ
ている。また前記架承ベルト5を構成するナイロンひも
5aと鎖5cとの関係は、図示の如く鎖5cの自由端側
にナイロンひも5aの一端が固定的に設けられており、
その他端の環状部が鎖5c及びナイロンひも5a自体に
摺動自在に設けられている。したがって、架承ベルト5
を車輌21のドアーアームレスト22の把持部22aに
着脱する場合は、先ずその取り付けは、係止体4よりフ
ック5bを取り外し架承ベルト5を外す、ついでナイロ
ンひも5aの環状部を鎖5c及びフック5bより脱抜し
て、ナイロンひも5aをフリー状態にした後、ナイロン
ひも5aを把持部22aに捲装し、その環状部をフック
5b及び鎖5cに係止する。これにより架承ベルト5が
把持部22aに取り付けられる。又その取外しは前述の
逆で有り、即ち架承ベルト5のフック5bを係止体4よ
り取り外し、ついでフック5b及び鎖5cをナイロンひ
も5aの環状部より脱抜することにより取り外される。
図中7は前記架承ベルト5のナイロンひも5aに設けら
れた内面に硬質性のひも部材で構成される引張手段で、
図示のように架承ベルト5を、ドアーアームレスト22
の把持部22aに取り付けた場合、この把持部22aの
上面に添接される如く設けられ(第2図参照)。この引
張手段7に指先をかけて引っ張ることにより、架承ベル
ト5が、把持部22aにそって前進、即ち車輌21の前
方に移動する。また引張手段7に指先をかけて引っ張る
ことにより、架承ベルト5が、把持部22aにそって、
前記前進位置より後進、即ち車輌の後方に移動する構成
となっている。即ち、当該引張手段7は、ドアーアーム
レスト22の把持部22aに架承ベルト5を介して、本
具を装着した場合、架承ベルト5の移動により、本具を
車輌21の前後方に移動させる目的に向けられる。
図中24はアクセルペタルロッド23にその揺動側23
a(踏み込み方向側)を設け、その枢着側23b(支点
側)を車輌21のボディーの床面に設けてなるアクセル
ペタルで、当該アクセルペタル24の揺動側23aは、
アクセルペタルロッド23の折曲片部23aより離脱可
能となっており、当該アクセルペタル24を離間させる
と、この折曲片部23aは棒状の本来の形状に戻る。し
たがって、この棒状の折曲片部23aに係止部3が套嵌
される。またアクセルペタル、25はアクセルペタルロ
ッド23の支点、26はアクセルペタルロッド23に接
続されるアクセルペタルワイヤーである。
以下本考案の作用を説明すると、車輌21のアクセルペ
タル24を、アクセルペタルロッド23の折曲片部23
aより離間させ、当該折曲片部23aを開放した後、こ
の開放された折曲片部23aの自由端側23a′より、
この折曲片部即ち、棒状のアクセルペタルロッド23に
パイプ状の係止部3を被せ設ける。23aに補助器具本
体1の筒状の係止部3を套嵌する。そうして、補助器具
の補助器具本体1を持ち上げ、その肱掛当板2を車輌2
1のドアーアームレスト22やや上方に位置させた後
に、保持器具本体1の係止体4にドアーアームレスト2
2に捲着された架承ベルト5を掛け止める。これによ
り、補助器具はアクセルペタル24とドアーアームレス
ト22間に架承され、しかも肱掛当板2がドアーアーム
レスト22のやや上方にかつ略水平状態に架承される。
一方架承ベルト5はドアーアームレスト22の把持部2
2aに摺動自在に設けられるとともに、この架承ベルト
5に設けた引張手段7を介して容易に車輌21の前進方
向に向かって前進後退するように装着される。その後ア
クセルペタル24をアクセルペタルロッド23の折曲片
部23aに当接し、通常の状態に戻す。このような状態
において、車輌21を運転し、アクセルペタル24の上
に右足を載せ、ハンドルを握つている腕を肱掛当板2に
軽く当接しておくとともに、架承ベルト5は把持部22
aの後方にあり、しかも引張手段7も把持部22aの後
方に位置する。
そうして、通常は前記架承ベルト5及び引張手段7が把
持部22aの後方にある状態で、アクセルペタル24上
の右足を踏み込んでアクセルを吹かし、走行していく
が、この場合補助器具本体1は、その係止部3がアクセ
ルペダルロッド23に係止されていることから、僅か前
方へ前進するするので、これに伴って架承ベルト5が斜
め前方に向かって引っ張られる状態となっている(第4
図参照)。この場合右足に疲労を感じたときには、アク
セルペダル24を踏み込んだ状態で、引張手段7を指先
で引き架承ベルト5を把持部22aの前方の適宜位置に
移行させると、この架承ベルト5の移行に伴って補助器
具本体1が前方に向かって立ち上がった状態のまま保持
されるので、補助器具本体1の係止部3がアクセルペダ
ルロッド23を押し下げたままの状態になる。したがっ
て、アクセルペダル24を踏み込んだと同じ状態とな
り、車輌21は定速で走行していく。
一方前述と同様に右足に疲労を感じたときには、肱掛当
板2を利用することもできる。この場合の一例を示す
と、肱掛当板2に当接した肱に力をいれ、この肱掛当板
2を押し下げると補助金具本体1は、把持部22aに取
り付けた架承ベルト5を支点として前方へ向つて押し下
げられ、もってその係止部3が前方に向かって押圧され
る。これにより係止部3を介してアクセルペタルロッド
23が踏み込まれたと同じ状態になり、車輌21は走行
していく。
以上のように補助器具本体1を利用しての走行中に、右
足の疲労が回復したときは、架承ベルト5を指先で把持
部22aの後方へ移行させるか又は肱掛当板2に対する
肱による押圧を解放して、補助器具本体1をねかせた状
態にすると、アクセルペダル24の補助器具本体1を介
しての押し込みが解放され、アクセルペダル24の補助
器具本体1による押し込みが解放される。したがって、
前述と同様にアクセルペタル24を踏み込んで、アクセ
ルを吹かして走行するのである。
以上のような操作を交互に繰り返し、またある程度の慣
れを介して無意識に交互に使い分ける等し、右足の疲労
を軽減しつつ、かつ腕に適度の刺激を与え体全体にリズ
ム感を付与し安全運転の向上に寄与するものである。
尚この補助器具本体1を装着した状態で、車輌を降りる
場合は、架承ベルト5に設けたフック5bを補助器具本
体1の係止体4より係脱し、補助器具本体1をインスト
ルメントパネル(図示せず)に立て掛ける。これによ
り、この補助器具本体1に邪魔されることなく降車する
ことができる。またその装着は、運転席に着座した後
に、架承ベルト5のフック5bを補助器具本体1の係止
体4に係止すればよい。
「考案の効果」 本考案は以上詳述したように、アクセルペタルとドアー
アームレストとの間に、補助器具本体を架承し、この補
助器具本体の係止体に設けた架承ベルトをドアーアーム
レストの把持部に摺動自在に設けるとともに、この架承
ベルトを引張手段を介して容易に移行することができる
ようにするか及び/又は補助器具本体に設けた肱掛等板
が前記ドアーアームレストのやや上方に略水平状態に保
持される構成であるので、この架承ベルトの把持部にお
ける前進移行又は肱掛当板の肱による押し下げ操作が、
究極のところアクセルペタルの踏み込みと同様な操作と
なる効果がある。したがって、走行中に右足に疲労を覚
えたときは、アクセルペタルに替つて架承ベルトの前進
移行又は肱掛当板を押し下げる操作をすることにより車
輌を定速等で走行することができるし、またこの走行中
に右足の疲労が回復したときは、前述と同様にアクセル
ペタルを踏み込むことにより定速等で走行できので大変
に重宝する。以上のような操作を交互に繰り返し、また
ある程度の慣れを介して無意識に交互に使い分ける等
し、右足の疲労を軽減しつつ、かつ腕に適度の刺激を与
え体全体にリズム感を付与し安全運転の向上に寄与する
ものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示しており、第1図は斜視
図、第2図はドアーアームレストに補助器具本体を架承
した状態を俯瞰する要部拡大斜視図、第3図はアクセル
ペタルと補助器具本体との係止関係を示す拡大斜視図、
第4図はドアーアームレストに補助器具本体を架承し押
し下げた状態を仰視する要部拡大斜視図、第5図は引張
手段による架承ベルトの動きを示す拡大斜視図である。 1……補助器具本体、1a……立上部 1b……湾曲部、1c……傾斜部 2……肱掛当板、3……係止部 4……係止体 5……架承ベルト、7……引張手段 5a……ナイロンひも、5b……フック 21……車輌 22……ドアーアームレスト 23……アクセルペタルロッド 23a……折曲片部 24……アクセルペタル

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端に肱掛当板と架承ベルト係止用の係止
    体とを備えてた曲面状の杆状部材で構成される補助器具
    本体と、この補助器具本体の他端に設けられたアクセル
    ペタルロッドの折曲片部に係止される係止部と、前記補
    助器具本体の係止体に連設されかつその自由端側にドア
    ーアームレストに捲装されるひもを備えてなる架承ベル
    トと、この架承ベルトのひもに設けたひも等の引張手段
    とで構成されており、前記補助器具本体は大型車輌のア
    クセルペタルロッドに係止される係止部と、そのドアー
    アームレストの把持部に摺動自在に取り付けた架承ベル
    トを介して架承されるとともに、この補助器具本体の一
    端に設けられた肱掛当板が前記ドアーアームレストより
    上方に位置しかつ水平状態に保持され、しかも前記架承
    ベルトに設けた引張手段がドアーアームレストの上面に
    添接される構成となっている大型トラック等大型車輌の
    アクセルペタル補助器具。
  2. 【請求項2】係止部が筒状でありアクセルペタルロッド
    に套嵌脱自在に設けられている実用新案登録請求の範囲
    第1項記載の大型トラック等大型車輌のアクセルペタル
    補助器具。
  3. 【請求項3】補助器具本体が鋼材で構成されている実用
    新案登録請求の範囲第1項記載の大型トラック等大型車
    輌のアクセルペタル補助器具。
  4. 【請求項4】肱掛当板が勾玉形状となっている実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の大型トラック等大型車輌の
    アクセルペタル補助器具。
  5. 【請求項5】係止部の一端に連接されかつこの係止部と
    直交する方向に設けられた補助器具本体が、前記係止部
    より延設された傾斜部と、この傾斜部より延設された湾
    曲部と、この湾曲部より延設された立上部とで構成され
    ている実用新案登録請求の範囲第1項記載の大型トラッ
    ク等大型車輌のアクセルペタル補助器具。
JP6115887U 1987-04-22 1987-04-22 大型トラツク等大型車輛のアクセルペタル補助器具 Expired - Lifetime JPH069874Y2 (ja)

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