JPH0698333A - Ccd駆動装置 - Google Patents
Ccd駆動装置Info
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- JPH0698333A JPH0698333A JP4244452A JP24445292A JPH0698333A JP H0698333 A JPH0698333 A JP H0698333A JP 4244452 A JP4244452 A JP 4244452A JP 24445292 A JP24445292 A JP 24445292A JP H0698333 A JPH0698333 A JP H0698333A
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- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 4
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 10
- 239000000969 carrier Substances 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 3
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 3
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 2
- 101100328957 Caenorhabditis elegans clk-1 gene Proteins 0.000 description 1
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- Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
- Color Television Image Signal Generators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】CCD駆動用パルスの一画素分の周期内におけ
るサブキャリアパルスの電圧変化のタイミングがすべて
の画素について同一となるようにしてCCD駆動パルス
に対する影響を抑制する。 【構成】 CCD駆動装置10は周波数発振器20とT
G−SSG30とサブキャリアユニット40とを備えて
いる。周波数発振器20は8fscクロックを発振させ
る。TG−SSG30は8fscクロックを3分周して
なるCCD駆動用パルスφHを発生させる。サブキャリ
アユニット40は8fscクロックを8分周してなるサ
ブキャリアパルスSC1及びサブキャリアパルスSC1
を8fscクロックの1、2、3周期分だけそれぞれ位
相シフトしてなるサブキャリアパルスSC2、SC3、
SC4を出力する。
るサブキャリアパルスの電圧変化のタイミングがすべて
の画素について同一となるようにしてCCD駆動パルス
に対する影響を抑制する。 【構成】 CCD駆動装置10は周波数発振器20とT
G−SSG30とサブキャリアユニット40とを備えて
いる。周波数発振器20は8fscクロックを発振させ
る。TG−SSG30は8fscクロックを3分周して
なるCCD駆動用パルスφHを発生させる。サブキャリ
アユニット40は8fscクロックを8分周してなるサ
ブキャリアパルスSC1及びサブキャリアパルスSC1
を8fscクロックの1、2、3周期分だけそれぞれ位
相シフトしてなるサブキャリアパルスSC2、SC3、
SC4を出力する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CCD駆動用パルスを
発生せしめるCCD駆動装置に関し、特に、テレビジョ
ン信号の色副搬送波を同時に出力するCCD駆動装置に
関するものである。
発生せしめるCCD駆動装置に関し、特に、テレビジョ
ン信号の色副搬送波を同時に出力するCCD駆動装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ビデオカメラ及び監視用カメラお
いては、小型・軽量・高機能・低価格といったところに
開発の主眼が置かれており、固体撮像素子としてCCD
が用いられるものが知られてきている。
いては、小型・軽量・高機能・低価格といったところに
開発の主眼が置かれており、固体撮像素子としてCCD
が用いられるものが知られてきている。
【0003】以下、このようなCCDを駆動せしめる従
来のCCD駆動装置を図面に基づいて説明する。
来のCCD駆動装置を図面に基づいて説明する。
【0004】まず、従来のCCD駆動装置の構成を図
4、図5及び図6に基づいて説明する。
4、図5及び図6に基づいて説明する。
【0005】図4はCCD駆動用パルスと共にテレビジ
ョン信号の色副搬送波(以下、サブキャリアパルスと呼
ぶ)を出力する従来のCCD駆動装置60の構成を示し
ており、図4において、CCD駆動装置60は、サブキ
ャリアパルスの8倍の周波数のクロック(以下、8fs
cクロックと呼ぶ)を発振させる周波数発振器70と、
該周波数発振器70から発振される8fscクロックに
よりCCD駆動用パルスφH及びテレビジョン信号の同
期信号SYNを発生させる回路であるTG−SSG80
と、8fscクロックを2分周した4fscクロックに
よりサブキャリアパルスSC1、SC2を出力する回路
であるサブキャリアユニット90とを備えている。TG
−SSG80とサブキャリアユニット90とは別の半導
体基板上にそれぞれ形成されている。
ョン信号の色副搬送波(以下、サブキャリアパルスと呼
ぶ)を出力する従来のCCD駆動装置60の構成を示し
ており、図4において、CCD駆動装置60は、サブキ
ャリアパルスの8倍の周波数のクロック(以下、8fs
cクロックと呼ぶ)を発振させる周波数発振器70と、
該周波数発振器70から発振される8fscクロックに
よりCCD駆動用パルスφH及びテレビジョン信号の同
期信号SYNを発生させる回路であるTG−SSG80
と、8fscクロックを2分周した4fscクロックに
よりサブキャリアパルスSC1、SC2を出力する回路
であるサブキャリアユニット90とを備えている。TG
−SSG80とサブキャリアユニット90とは別の半導
体基板上にそれぞれ形成されている。
【0006】図5は上記従来のCCD駆動装置60のT
G−SSG80内及びサブキャリアユニット90内のロ
ジック回路を示しており、図5において、TG−SSG
80は、T型フリップフロップ81と3つのD型フリッ
プフロップ82、83、84とAND回路85とOR回
路86と出力端子87とを備えている。ただし、ここで
はテレビジョンの同期信号SYNを発生させる回路は省
略してある。また、サブキャリアユニット90は、D型
フリップフロップ91、92とサブキャリアパルス出力
端子93、94とを備えている。
G−SSG80内及びサブキャリアユニット90内のロ
ジック回路を示しており、図5において、TG−SSG
80は、T型フリップフロップ81と3つのD型フリッ
プフロップ82、83、84とAND回路85とOR回
路86と出力端子87とを備えている。ただし、ここで
はテレビジョンの同期信号SYNを発生させる回路は省
略してある。また、サブキャリアユニット90は、D型
フリップフロップ91、92とサブキャリアパルス出力
端子93、94とを備えている。
【0007】図6は上記従来のCCD駆動装置60のT
G−SSG80内及びサブキャリアユニット90内のロ
ジック回路における信号のタイムチャート図である。図
6において、縦方向は電圧を表わし横方向は時間を表わ
しており、RESはリセット信号を、CLKは8fsc
クロックを、pはT型フリップフロップ81のQ端子か
ら出力される4fscクロックを示している。また、q
はD型フリップフロップ91のQ端子から出力される出
力信号即ちサブキャリアパルス出力端子93から出力さ
れるサブキャリアパルスSC1を示しており、rはD型
フリップフロップ92のNQ端子から出力される出力信
号即ちサブキャリアパルス出力端子94から出力される
サブキャリアパルスSC2を示している。さらに、sは
8fscクロックCLKを3分周するD型フリップフロ
ップ82のQ端子から出力される出力信号を、tは8f
scクロックCLKを3分周するD型フリップフロップ
83のNQ端子から出力される出力信号を、uはAND
回路85の出力信号を、vはD型フリップフロップ84
のQ端子から出力される出力信号を、そして、wはOR
回路86の出力信号即ちTG−SSG80の出力端子8
7から出力される2相水平CCD駆動用パルスのうちの
1つのCCD駆動用パルスφHを示している。
G−SSG80内及びサブキャリアユニット90内のロ
ジック回路における信号のタイムチャート図である。図
6において、縦方向は電圧を表わし横方向は時間を表わ
しており、RESはリセット信号を、CLKは8fsc
クロックを、pはT型フリップフロップ81のQ端子か
ら出力される4fscクロックを示している。また、q
はD型フリップフロップ91のQ端子から出力される出
力信号即ちサブキャリアパルス出力端子93から出力さ
れるサブキャリアパルスSC1を示しており、rはD型
フリップフロップ92のNQ端子から出力される出力信
号即ちサブキャリアパルス出力端子94から出力される
サブキャリアパルスSC2を示している。さらに、sは
8fscクロックCLKを3分周するD型フリップフロ
ップ82のQ端子から出力される出力信号を、tは8f
scクロックCLKを3分周するD型フリップフロップ
83のNQ端子から出力される出力信号を、uはAND
回路85の出力信号を、vはD型フリップフロップ84
のQ端子から出力される出力信号を、そして、wはOR
回路86の出力信号即ちTG−SSG80の出力端子8
7から出力される2相水平CCD駆動用パルスのうちの
1つのCCD駆動用パルスφHを示している。
【0008】次に、上記従来のCCD駆動装置60のT
G−SSG80内及びサブキャリアユニット90内のロ
ジック回路の動作を図5及び図6に基づいて説明する。
G−SSG80内及びサブキャリアユニット90内のロ
ジック回路の動作を図5及び図6に基づいて説明する。
【0009】図5における端子61に供給されるリセッ
ト信号RESがロウレベルになることにより全てのフリ
ップフロップがリセットされる。その後、リセット信号
RESはハイレベルになりリセットが解除された後、端
子62に8fscクロックCLKが供給されると、初段
のT型フリップフロップ81は8fscクロックCLK
の立ち上がり時に該8fscクロックCLKを2分周し
4fscクロックpをQ端子から出力する。これによ
り、4fscクロックpがTG−SSG80からサブキ
ャリアユニット90に出力される。
ト信号RESがロウレベルになることにより全てのフリ
ップフロップがリセットされる。その後、リセット信号
RESはハイレベルになりリセットが解除された後、端
子62に8fscクロックCLKが供給されると、初段
のT型フリップフロップ81は8fscクロックCLK
の立ち上がり時に該8fscクロックCLKを2分周し
4fscクロックpをQ端子から出力する。これによ
り、4fscクロックpがTG−SSG80からサブキ
ャリアユニット90に出力される。
【0010】このようにして、4fscクロックpを受
け取ったサブキャリアユニット90において、D型フリ
ップフロップ91、92は該4fscクロックpを4分
周し、D型フリップフロップ91はそのQ端子から出力
信号qを出力し、D型フリップフロップ92はそのNQ
端子から出力信号rを出力する。D型フリップフロップ
91のQ端子からの出力信号qとD型フリップフロップ
92のNQ端子からの出力信号rとは、サブキャリアパ
ルス出力端子93、94からサブキャリアパルスSC
1、SC2として信号処理回路にそれぞれ出力される。
け取ったサブキャリアユニット90において、D型フリ
ップフロップ91、92は該4fscクロックpを4分
周し、D型フリップフロップ91はそのQ端子から出力
信号qを出力し、D型フリップフロップ92はそのNQ
端子から出力信号rを出力する。D型フリップフロップ
91のQ端子からの出力信号qとD型フリップフロップ
92のNQ端子からの出力信号rとは、サブキャリアパ
ルス出力端子93、94からサブキャリアパルスSC
1、SC2として信号処理回路にそれぞれ出力される。
【0011】また、D型フリップフロップ82、83の
CK端子には8fscクロックCLKが供給され、8f
scクロックCLKの立ち上がり時にD型フリップフロ
ップ82、83はデータをそれぞれラッチする。このた
め、D型フリップフロップ82、83及びAND回路8
5により8fscクロックCLKは3分周され、D型フ
リップフロップ82のQ端子からの出力信号s及びD型
フリップフロップ83のNQ端子からの出力信号tは図
6に示すような波形となる。そして、D型フリップフロ
ップ82のQ端子からの出力信号sは、D型フリップフ
ロップ84のD端子に供給される。D型フリップフロッ
プ84は8fscクロックCLKの立ち下がり時にデー
タをラッチするため、D型フリップフロップ84のQ端
子からの出力信号vは図6に示すような波形となる。
CK端子には8fscクロックCLKが供給され、8f
scクロックCLKの立ち上がり時にD型フリップフロ
ップ82、83はデータをそれぞれラッチする。このた
め、D型フリップフロップ82、83及びAND回路8
5により8fscクロックCLKは3分周され、D型フ
リップフロップ82のQ端子からの出力信号s及びD型
フリップフロップ83のNQ端子からの出力信号tは図
6に示すような波形となる。そして、D型フリップフロ
ップ82のQ端子からの出力信号sは、D型フリップフ
ロップ84のD端子に供給される。D型フリップフロッ
プ84は8fscクロックCLKの立ち下がり時にデー
タをラッチするため、D型フリップフロップ84のQ端
子からの出力信号vは図6に示すような波形となる。
【0012】さらに、D型フリップフロップ82のQ端
子からの出力信号sとD型フリップフロップ84のQ端
子からの出力信号vとの論理和がOR回路86により演
算され、その演算結果としてのOR回路86の出力信号
wがCCD駆動用パルスφHとしてTG−SSG80の
出力端子87から出力される。CCD駆動用パルスφH
は図6に示すように8fscクロックCLKを3分周し
た波形となる。
子からの出力信号sとD型フリップフロップ84のQ端
子からの出力信号vとの論理和がOR回路86により演
算され、その演算結果としてのOR回路86の出力信号
wがCCD駆動用パルスφHとしてTG−SSG80の
出力端子87から出力される。CCD駆動用パルスφH
は図6に示すように8fscクロックCLKを3分周し
た波形となる。
【0013】このように、TG−SSG80は、1つの
周波数発振器70から供給される1種類の8fscクロ
ックCLKによりサブキャリアパルス90に供給する4
fscクロックpとCCD駆動用パルスφHとを発生さ
せることができる。また、サブキャリアユニット90
は、TG−SSG80からの4fscクロックによりサ
ブキャリアパルスSC1、SC2を出力することができ
る。
周波数発振器70から供給される1種類の8fscクロ
ックCLKによりサブキャリアパルス90に供給する4
fscクロックpとCCD駆動用パルスφHとを発生さ
せることができる。また、サブキャリアユニット90
は、TG−SSG80からの4fscクロックによりサ
ブキャリアパルスSC1、SC2を出力することができ
る。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のCCD駆動装置においては、CCD駆動用パルスの
一画素分の周期内におけるテレビジョン信号の色副搬送
波の立ち上がり及び立ち下がりのタイミングである電圧
変化のタイミングが画素ごとに異なり、さらに、立ち上
がりであるか立ち下がりであるかというテレビジョン信
号の色副搬送波の電圧変化の種類も画素ごとに異なるた
め、CCD駆動用パルスに影響を及ぼし、CCDにノイ
ズが混入するという問題がある。
来のCCD駆動装置においては、CCD駆動用パルスの
一画素分の周期内におけるテレビジョン信号の色副搬送
波の立ち上がり及び立ち下がりのタイミングである電圧
変化のタイミングが画素ごとに異なり、さらに、立ち上
がりであるか立ち下がりであるかというテレビジョン信
号の色副搬送波の電圧変化の種類も画素ごとに異なるた
め、CCD駆動用パルスに影響を及ぼし、CCDにノイ
ズが混入するという問題がある。
【0015】本発明は上記に鑑みなされたものであっ
て、CCD駆動用パルスの一画素分の周期内におけるテ
レビジョン信号の色副搬送波の電圧変化のタイミング及
び種類がすべての画素について同一となるようにしてC
CD駆動用パルスに対する影響を抑制することを目的と
する。
て、CCD駆動用パルスの一画素分の周期内におけるテ
レビジョン信号の色副搬送波の電圧変化のタイミング及
び種類がすべての画素について同一となるようにしてC
CD駆動用パルスに対する影響を抑制することを目的と
する。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1の発明は、第1クロックの3分の1の周波
数のCCD駆動用パルスに対して、第1クロックの2n
分の1の周波数のテレビジョン信号の色副搬送波をその
位相を第1クロックの1周期づつずらし2n-1個出力す
ることにより、CCD駆動用パルスの一画素分の周期内
におけるテレビジョン信号の色副搬送波の電圧変化のタ
イミングがすべての画素について同一となるようにする
ものである。
め、請求項1の発明は、第1クロックの3分の1の周波
数のCCD駆動用パルスに対して、第1クロックの2n
分の1の周波数のテレビジョン信号の色副搬送波をその
位相を第1クロックの1周期づつずらし2n-1個出力す
ることにより、CCD駆動用パルスの一画素分の周期内
におけるテレビジョン信号の色副搬送波の電圧変化のタ
イミングがすべての画素について同一となるようにする
ものである。
【0017】具体的に請求項1の発明が講じた解決手段
は、第1クロックが2m(=2n ,n:自然数)分周さ
れてなる第2クロックによりテレビジョン信号の色副搬
送波を出力する色副搬送波出力回路を備えており、上記
第1クロックが3分周されてなるCCD駆動用パルスを
発生せしめるCCD駆動装置を対象とし、上記色副搬送
波出力回路は、m個のテレビジョン信号の色副搬送波で
ある第1、第2、…及び第mの色副搬送波を出力し、該
第1、第2、…及び第mの色副搬送波は、第kの色副搬
送波が上記第2クロックに対して上記第1クロックの
(k−1)周期分の位相差を有している(ただし、kは
m以下の自然数である)という関係を満たすように設定
されている構成とするものである。
は、第1クロックが2m(=2n ,n:自然数)分周さ
れてなる第2クロックによりテレビジョン信号の色副搬
送波を出力する色副搬送波出力回路を備えており、上記
第1クロックが3分周されてなるCCD駆動用パルスを
発生せしめるCCD駆動装置を対象とし、上記色副搬送
波出力回路は、m個のテレビジョン信号の色副搬送波で
ある第1、第2、…及び第mの色副搬送波を出力し、該
第1、第2、…及び第mの色副搬送波は、第kの色副搬
送波が上記第2クロックに対して上記第1クロックの
(k−1)周期分の位相差を有している(ただし、kは
m以下の自然数である)という関係を満たすように設定
されている構成とするものである。
【0018】さらに、請求項2の発明は、具体的には、
請求項1の発明の構成に、上記色副搬送波出力回路は、
上記第1、第2、…及び第mの色副搬送波をそれぞれ出
力し且つ互いの負荷同士が同一となるように設定されて
いるm個の色副搬送波出力端子を有している構成を付加
するものである。
請求項1の発明の構成に、上記色副搬送波出力回路は、
上記第1、第2、…及び第mの色副搬送波をそれぞれ出
力し且つ互いの負荷同士が同一となるように設定されて
いるm個の色副搬送波出力端子を有している構成を付加
するものである。
【0019】請求項3の発明は、第1クロックの3分の
1の周波数のCCD駆動用パルスに対して、第1クロッ
クの2n 分の1の周波数のテレビジョン信号の色副搬送
波をその位相を第1クロックの1/2周期づつずらして
2n 個出力することにより、CCD駆動用パルスの一画
素分の周期内におけるテレビジョン信号の色副搬送波の
電圧変化のタイミングがすべての画素について同一とな
るようにするものである。
1の周波数のCCD駆動用パルスに対して、第1クロッ
クの2n 分の1の周波数のテレビジョン信号の色副搬送
波をその位相を第1クロックの1/2周期づつずらして
2n 個出力することにより、CCD駆動用パルスの一画
素分の周期内におけるテレビジョン信号の色副搬送波の
電圧変化のタイミングがすべての画素について同一とな
るようにするものである。
【0020】具体的に請求項3の発明が講じた解決手段
は、第1クロックがm(=2n ,n:自然数)分周され
てなる第2クロックによりテレビジョン信号の色副搬送
波を出力する色副搬送波出力回路を備えており、上記第
1クロックが3分周されてなるCCD駆動用パルスを発
生せしめるCCD駆動装置を対象とし、上記色副搬送波
出力回路は、m個のテレビジョン信号の色副搬送波であ
る第1、第2、…及び第mの色副搬送波を出力し、該第
1、第2、…及び第mの色副搬送波は、第kの色副搬送
波が上記第2クロックに対して上記第1クロックの(k
−1)/2周期分の位相差を有している(ただし、kは
m以下の自然数である)という関係を満たすように設定
されている構成とするものである。
は、第1クロックがm(=2n ,n:自然数)分周され
てなる第2クロックによりテレビジョン信号の色副搬送
波を出力する色副搬送波出力回路を備えており、上記第
1クロックが3分周されてなるCCD駆動用パルスを発
生せしめるCCD駆動装置を対象とし、上記色副搬送波
出力回路は、m個のテレビジョン信号の色副搬送波であ
る第1、第2、…及び第mの色副搬送波を出力し、該第
1、第2、…及び第mの色副搬送波は、第kの色副搬送
波が上記第2クロックに対して上記第1クロックの(k
−1)/2周期分の位相差を有している(ただし、kは
m以下の自然数である)という関係を満たすように設定
されている構成とするものである。
【0021】請求項4の発明は、第1クロックの3分の
1の周波数のCCD駆動用パルスに対して、第1クロッ
クの2n 分の1の周波数のテレビジョン信号の色副搬送
波をその位相を第1クロックの1周期づつずらして2n
個出力することにより、CCD駆動用パルスの一画素分
の周期内におけるテレビジョン信号の色副搬送波の電圧
変化のタイミング及び種類がすべての画素について同一
となるようにするものである。
1の周波数のCCD駆動用パルスに対して、第1クロッ
クの2n 分の1の周波数のテレビジョン信号の色副搬送
波をその位相を第1クロックの1周期づつずらして2n
個出力することにより、CCD駆動用パルスの一画素分
の周期内におけるテレビジョン信号の色副搬送波の電圧
変化のタイミング及び種類がすべての画素について同一
となるようにするものである。
【0022】具体的に請求項4の発明が講じた解決手段
は、第1クロックがm(=2n ,n:自然数)分周され
てなる第2クロックによりテレビジョン信号の色副搬送
波を出力する色副搬送波出力回路を備えており、上記第
1クロックが3分周されてなるCCD駆動用パルスを発
生せしめるCCD駆動装置を対象とし、上記色副搬送波
出力回路は、m個のテレビジョン信号の色副搬送波であ
る第1、第2、…及び第mの色副搬送波を出力し、該第
1、第2、…及び第mの色副搬送波は、第kの色副搬送
波が上記第2クロックに対して上記第1クロックの(k
−1)周期分の位相差を有している(ただし、kはm以
下の自然数である)という関係を満たすように設定され
ている構成とするものである。
は、第1クロックがm(=2n ,n:自然数)分周され
てなる第2クロックによりテレビジョン信号の色副搬送
波を出力する色副搬送波出力回路を備えており、上記第
1クロックが3分周されてなるCCD駆動用パルスを発
生せしめるCCD駆動装置を対象とし、上記色副搬送波
出力回路は、m個のテレビジョン信号の色副搬送波であ
る第1、第2、…及び第mの色副搬送波を出力し、該第
1、第2、…及び第mの色副搬送波は、第kの色副搬送
波が上記第2クロックに対して上記第1クロックの(k
−1)周期分の位相差を有している(ただし、kはm以
下の自然数である)という関係を満たすように設定され
ている構成とするものである。
【0023】
【作用】上記請求項1の発明の構成により、第1クロッ
クの3分の1の周波数のCCD駆動用パルスに対して、
色副搬送波出力回路は位相が第1クロックの1周期づつ
ずれている第1クロックの2n 分の1の周波数のテレビ
ジョン信号の色副搬送波を2n-1 個出力するため、CC
D駆動用パルスの一画素分の周期内におけるテレビジョ
ン信号の色副搬送波の電圧変化のタイミングがすべての
画素について同一となるようにすることができる。この
ため、CCD駆動用パルスに対する影響を抑制すること
ができ、CCDへのノイズの混入を防止することができ
る。
クの3分の1の周波数のCCD駆動用パルスに対して、
色副搬送波出力回路は位相が第1クロックの1周期づつ
ずれている第1クロックの2n 分の1の周波数のテレビ
ジョン信号の色副搬送波を2n-1 個出力するため、CC
D駆動用パルスの一画素分の周期内におけるテレビジョ
ン信号の色副搬送波の電圧変化のタイミングがすべての
画素について同一となるようにすることができる。この
ため、CCD駆動用パルスに対する影響を抑制すること
ができ、CCDへのノイズの混入を防止することができ
る。
【0024】さらに、上記請求項2の発明の構成によ
り、各色副搬送波間の波形の同一性を向上させることが
できるため、CCD駆動用パルスに対する影響を極めて
小さくすることができ、CCDへのノイズの混入を防止
することができる。
り、各色副搬送波間の波形の同一性を向上させることが
できるため、CCD駆動用パルスに対する影響を極めて
小さくすることができ、CCDへのノイズの混入を防止
することができる。
【0025】上記請求項3の発明の構成により、第1ク
ロックの3分の1の周波数のCCD駆動用パルスに対し
て、色副搬送波出力回路は位相が第1クロックの1/2
周期づつずれている第1クロックの2n 分の1の周波数
のテレビジョン信号の色副搬送波を2n 個出力するた
め、CCD駆動用パルスの一画素分の周期内におけるテ
レビジョン信号の色副搬送波の電圧変化のタイミングが
すべての画素について同一となるようにすることができ
る。このため、CCD駆動用パルスに対する影響を極め
て小さくすることができ、CCDへのノイズの混入を防
止することができる。
ロックの3分の1の周波数のCCD駆動用パルスに対し
て、色副搬送波出力回路は位相が第1クロックの1/2
周期づつずれている第1クロックの2n 分の1の周波数
のテレビジョン信号の色副搬送波を2n 個出力するた
め、CCD駆動用パルスの一画素分の周期内におけるテ
レビジョン信号の色副搬送波の電圧変化のタイミングが
すべての画素について同一となるようにすることができ
る。このため、CCD駆動用パルスに対する影響を極め
て小さくすることができ、CCDへのノイズの混入を防
止することができる。
【0026】上記請求項4の発明の構成により、第1ク
ロックの3分の1の周波数のCCD駆動用パルスに対し
て、色副搬送波出力回路は位相が第1クロックの1周期
づつずれている第1クロックの2n 分の1の周波数のテ
レビジョン信号の色副搬送波を2n 個出力するため、C
CD駆動用パルスの一画素分の周期内におけるテレビジ
ョン信号の色副搬送波の電圧変化のタイミングとさらに
電圧変化の種類とがすべての画素について同一となるよ
うにすることができる。このため、CCD駆動用パルス
に対する影響を極めて小さくすることができ、CCDへ
のノイズの混入を防止することができる。
ロックの3分の1の周波数のCCD駆動用パルスに対し
て、色副搬送波出力回路は位相が第1クロックの1周期
づつずれている第1クロックの2n 分の1の周波数のテ
レビジョン信号の色副搬送波を2n 個出力するため、C
CD駆動用パルスの一画素分の周期内におけるテレビジ
ョン信号の色副搬送波の電圧変化のタイミングとさらに
電圧変化の種類とがすべての画素について同一となるよ
うにすることができる。このため、CCD駆動用パルス
に対する影響を極めて小さくすることができ、CCDへ
のノイズの混入を防止することができる。
【0027】
【実施例】以下、本発明の一実施例に係るCCD駆動装
置を図面に基づいて説明する。
置を図面に基づいて説明する。
【0028】まず、上記実施例に係るCCD駆動装置の
構成を図1、図2及び図3に基づいて説明する。
構成を図1、図2及び図3に基づいて説明する。
【0029】図1はCCD駆動用パルスと共にテレビジ
ョン信号の色副搬送波(以下、サブキャリアパルスと呼
ぶ)を出力する上記実施例に係るCCD駆動装置10の
構成を示しており、図1において、CCD駆動装置10
は、サブキャリアパルスの8倍の周波数のクロック(以
下、8fscクロックと呼ぶ)を発振させる周波数発振
器20と、該周波数発振器20から発振される8fsc
クロックによりCCD駆動用パルスφH及びテレビジョ
ン信号の同期信号SYNを発生させる回路であるTG−
SSG30と、同じく8fscクロックによりサブキャ
リアパルスSC1、SC2、SC3、SC4を出力する
色副搬送波出力回路としてのサブキャリアユニット40
とを備えている。TG−SSG30内とサブキャリアユ
ニット40とは同一半導体基板上に形成されている。
ョン信号の色副搬送波(以下、サブキャリアパルスと呼
ぶ)を出力する上記実施例に係るCCD駆動装置10の
構成を示しており、図1において、CCD駆動装置10
は、サブキャリアパルスの8倍の周波数のクロック(以
下、8fscクロックと呼ぶ)を発振させる周波数発振
器20と、該周波数発振器20から発振される8fsc
クロックによりCCD駆動用パルスφH及びテレビジョ
ン信号の同期信号SYNを発生させる回路であるTG−
SSG30と、同じく8fscクロックによりサブキャ
リアパルスSC1、SC2、SC3、SC4を出力する
色副搬送波出力回路としてのサブキャリアユニット40
とを備えている。TG−SSG30内とサブキャリアユ
ニット40とは同一半導体基板上に形成されている。
【0030】図2は上記実施例に係るCCD駆動装置1
0のTG−SSG30及びサブキャリアユニット40内
のロジック回路を示しており、図2において、TG−S
SG30は、3つのD型フリップフロップ31、32、
33とAND回路34とOR回路35と出力端子36と
を備えている。ただし、ここではテレビジョンの同期信
号SYNを発生させる回路は省略してある。また、サブ
キャリアユニット40は、4つのD型フリップフロップ
41、42、43、44と色副搬送波出力端子としての
サブキャリアパルス出力端子45、46、47、48と
を備えている。
0のTG−SSG30及びサブキャリアユニット40内
のロジック回路を示しており、図2において、TG−S
SG30は、3つのD型フリップフロップ31、32、
33とAND回路34とOR回路35と出力端子36と
を備えている。ただし、ここではテレビジョンの同期信
号SYNを発生させる回路は省略してある。また、サブ
キャリアユニット40は、4つのD型フリップフロップ
41、42、43、44と色副搬送波出力端子としての
サブキャリアパルス出力端子45、46、47、48と
を備えている。
【0031】図3は上記実施例に係るCCD駆動装置1
0のTG−SSG30内及びサブキャリアユニット40
内のロジック回路における信号のタイムチャート図であ
る。図3において、縦方向は電圧を表わし横方向は時間
を表わしており、RESはリセット信号を、CLKは8
fscクロックを示している。また、a、b、c、d
は、8fscクロックCLKを8分周するD型フリップ
フロップ41、42、43、44のQ端子からそれぞれ
出力される出力信号、即ちサブキャリアパルス出力端子
45、46、47、48からそれぞれ出力されるサブキ
ャリアパルスSC1、SC2、SC3、SC4を示して
いる。さらに、eは8fscクロックを3分周するD型
フリップフロップ31のQ端子から出力される出力信号
を、fは8fscクロックを3分周するD型フリップフ
ロップ32のNQ端子から出力される出力信号を、gは
AND回路34の出力信号を、hはD型フリップフロッ
プ33のQ端子から出力される出力信号を、iはOR回
路35の出力信号即ちTG−SSG30の出力端子36
から出力される2相水平CCD駆動用パルスのうちの1
つのCCD駆動用パルスφHを示している。
0のTG−SSG30内及びサブキャリアユニット40
内のロジック回路における信号のタイムチャート図であ
る。図3において、縦方向は電圧を表わし横方向は時間
を表わしており、RESはリセット信号を、CLKは8
fscクロックを示している。また、a、b、c、d
は、8fscクロックCLKを8分周するD型フリップ
フロップ41、42、43、44のQ端子からそれぞれ
出力される出力信号、即ちサブキャリアパルス出力端子
45、46、47、48からそれぞれ出力されるサブキ
ャリアパルスSC1、SC2、SC3、SC4を示して
いる。さらに、eは8fscクロックを3分周するD型
フリップフロップ31のQ端子から出力される出力信号
を、fは8fscクロックを3分周するD型フリップフ
ロップ32のNQ端子から出力される出力信号を、gは
AND回路34の出力信号を、hはD型フリップフロッ
プ33のQ端子から出力される出力信号を、iはOR回
路35の出力信号即ちTG−SSG30の出力端子36
から出力される2相水平CCD駆動用パルスのうちの1
つのCCD駆動用パルスφHを示している。
【0032】次に、上記実施例に係るCCD駆動装置1
0のTG−SSG30内及びサブキャリアユニット40
内のロジック回路の動作を図2及び図3に基づいて説明
する。
0のTG−SSG30内及びサブキャリアユニット40
内のロジック回路の動作を図2及び図3に基づいて説明
する。
【0033】図2における端子11に供給されるリセッ
ト信号RESがロウレベルになることにより全てのフリ
ップフロップがリセットされる。その後、リセット信号
RESはハイレベルになりリセットが解除された後、端
子12に8fscクロックCLKが供給されると、初段
のD型フリップフロップ41は8fscクロックCLK
の立ち上がり時にデータをラッチする。D型フリップフ
ロップ41のデータはD型フリップフロップ44のNQ
端子からの出力信号であり、このとき、該出力信号はハ
イレベルである。従って、図2における8fscクロッ
クCLKの1番目の立ち上がり時にD型フリップフロッ
プ41のQ端子からの出力信号aはハイレベルとなる。
2段目のD型フリップフロップ42のデータはD型フリ
ップフロップ41のQ端子からの出力信号aであるの
で、D型フリップフロップ42のQ端子からの出力信号
bは8fscクロックCLKの2番目の立ち上がり時に
ハイレベルとなる。
ト信号RESがロウレベルになることにより全てのフリ
ップフロップがリセットされる。その後、リセット信号
RESはハイレベルになりリセットが解除された後、端
子12に8fscクロックCLKが供給されると、初段
のD型フリップフロップ41は8fscクロックCLK
の立ち上がり時にデータをラッチする。D型フリップフ
ロップ41のデータはD型フリップフロップ44のNQ
端子からの出力信号であり、このとき、該出力信号はハ
イレベルである。従って、図2における8fscクロッ
クCLKの1番目の立ち上がり時にD型フリップフロッ
プ41のQ端子からの出力信号aはハイレベルとなる。
2段目のD型フリップフロップ42のデータはD型フリ
ップフロップ41のQ端子からの出力信号aであるの
で、D型フリップフロップ42のQ端子からの出力信号
bは8fscクロックCLKの2番目の立ち上がり時に
ハイレベルとなる。
【0034】同様に、3、4段目のD型フリップフロッ
プ43、44のQ端子からの出力信号c、dは、8fs
cクロックCLKの3、4番目の立ち上がり時にそれぞ
れハイレベルとなる。このようにして、8fscクロッ
クCLKはD型フリップフロップ41、42、43、4
4により8分周され、D型フリップフロップ41、4
2、43、44のQ端子からの出力信号a、b、c、d
がサブキャリアパルスSC1、SC2、SC3、SC4
としてサブキャリアパルス出力端子45、46、47、
48からそれぞれ出力される。
プ43、44のQ端子からの出力信号c、dは、8fs
cクロックCLKの3、4番目の立ち上がり時にそれぞ
れハイレベルとなる。このようにして、8fscクロッ
クCLKはD型フリップフロップ41、42、43、4
4により8分周され、D型フリップフロップ41、4
2、43、44のQ端子からの出力信号a、b、c、d
がサブキャリアパルスSC1、SC2、SC3、SC4
としてサブキャリアパルス出力端子45、46、47、
48からそれぞれ出力される。
【0035】また、D型フリップフロップ31、32の
CK端子には8fscクロックCLKが供給され、8f
scクロックCLKの立ち上がり時にD型フリップフロ
ップ31、32はデータをラッチする。このため、D型
フリップフロップ31、32とAND回路34とにより
8fscクロックCLKは3分周され、D型フリップフ
ロップ31のQ端子からの出力信号eとD型フリップフ
ロップ32のNQ端子からの出力信号fとは図3に示す
ような波形となる。そして、D型フリップフロップ31
のQ端子からの出力信号eは、D型フリップフロップ3
3のD端子にデータとして供給される。D型フリップフ
ロップ33は8fscクロックCLKの立ち下がり時に
データをラッチするため、D型フリップフロップ33の
Q端子からの出力信号hは図3に示すような波形とな
る。
CK端子には8fscクロックCLKが供給され、8f
scクロックCLKの立ち上がり時にD型フリップフロ
ップ31、32はデータをラッチする。このため、D型
フリップフロップ31、32とAND回路34とにより
8fscクロックCLKは3分周され、D型フリップフ
ロップ31のQ端子からの出力信号eとD型フリップフ
ロップ32のNQ端子からの出力信号fとは図3に示す
ような波形となる。そして、D型フリップフロップ31
のQ端子からの出力信号eは、D型フリップフロップ3
3のD端子にデータとして供給される。D型フリップフ
ロップ33は8fscクロックCLKの立ち下がり時に
データをラッチするため、D型フリップフロップ33の
Q端子からの出力信号hは図3に示すような波形とな
る。
【0036】さらに、D型フリップフロップ31のQ端
子からの出力信号eとD型フリップフロップ33のQ端
子からの出力信号hとの論理和がOR回路35により演
算され、その演算結果としてのOR回路35の出力信号
iがCCD駆動用パルスφHとしてTG−SSG30の
出力端子36から出力される。CCD駆動用パルスφH
は図3に示すように8fscクロックCLKを3分周し
た波形となる。
子からの出力信号eとD型フリップフロップ33のQ端
子からの出力信号hとの論理和がOR回路35により演
算され、その演算結果としてのOR回路35の出力信号
iがCCD駆動用パルスφHとしてTG−SSG30の
出力端子36から出力される。CCD駆動用パルスφH
は図3に示すように8fscクロックCLKを3分周し
た波形となる。
【0037】このとき、CCD駆動装置10から出力さ
れるサブキャリアパルスSC1〜SC4とCCD駆動用
パルスφHとの関係を見ると、CCD駆動用パルスφH
の一画素分の周期内におけるサブキャリアパルスSC1
〜SC4の立ち上がり及び立ち下がりのタイミングであ
る電圧変化のタイミングがすべての画素について同一で
ある。
れるサブキャリアパルスSC1〜SC4とCCD駆動用
パルスφHとの関係を見ると、CCD駆動用パルスφH
の一画素分の周期内におけるサブキャリアパルスSC1
〜SC4の立ち上がり及び立ち下がりのタイミングであ
る電圧変化のタイミングがすべての画素について同一で
ある。
【0038】このように、上記実施例に係るCCD駆動
装置10によると、8fscクロックCLKの3分の1
の周波数のCCD駆動用パルスφHに対して、サブキャ
リアユニット40は位相が8fscクロックCLKの1
周期づつずれている8fscクロックCLKの8分の1
の周波数のサブキャリアパルスSC1、SC2、SC
3、SC4を出力するため、CCD駆動用パルスφHの
一画素分の周期内におけるサブキャリアパルスSC1〜
SC4の電圧変化のタイミングがすべての画素について
同一となるようにすることができる。このため、CCD
駆動用パルスに対する影響を抑制することができ、CC
Dへのノイズの混入を防止することができる。
装置10によると、8fscクロックCLKの3分の1
の周波数のCCD駆動用パルスφHに対して、サブキャ
リアユニット40は位相が8fscクロックCLKの1
周期づつずれている8fscクロックCLKの8分の1
の周波数のサブキャリアパルスSC1、SC2、SC
3、SC4を出力するため、CCD駆動用パルスφHの
一画素分の周期内におけるサブキャリアパルスSC1〜
SC4の電圧変化のタイミングがすべての画素について
同一となるようにすることができる。このため、CCD
駆動用パルスに対する影響を抑制することができ、CC
Dへのノイズの混入を防止することができる。
【0039】さらに、上記実施例に係るCCD駆動装置
10におけるサブキャリアユニット40のサブキャリア
パルス出力端子45、46、47、48の負荷を均一に
することにより、サブキャリアパルスSC1〜SC4間
の波形の同一性を向上させることができるため、CCD
駆動用パルスに対する影響を極めて小さくすることがで
きる。
10におけるサブキャリアユニット40のサブキャリア
パルス出力端子45、46、47、48の負荷を均一に
することにより、サブキャリアパルスSC1〜SC4間
の波形の同一性を向上させることができるため、CCD
駆動用パルスに対する影響を極めて小さくすることがで
きる。
【0040】本実施例においては8fscクロックをメ
インクロックとして用いているが、8fscクロックの
半分、2倍の周波数である4fscクロックや16fs
cクロックをメインクロックとして用いても構わない。
インクロックとして用いているが、8fscクロックの
半分、2倍の周波数である4fscクロックや16fs
cクロックをメインクロックとして用いても構わない。
【0041】また、本実施例においては8fscクロッ
クの立ち上がりに同期するD型フリップフロップを用い
てサブキャリアパルスを出力しているが、同時に8fs
cクロックの立ち下がりに同期するD型フリップフロッ
プによるサブキャリアパルスも出力することにより、よ
り効果を高めることができる。
クの立ち上がりに同期するD型フリップフロップを用い
てサブキャリアパルスを出力しているが、同時に8fs
cクロックの立ち下がりに同期するD型フリップフロッ
プによるサブキャリアパルスも出力することにより、よ
り効果を高めることができる。
【0042】さらに、本実施例においてはD型フリップ
フロップ41〜44のQ端子からの出力信号のみをサブ
キャリアパルスとして用いているが、同時にD型フリッ
プフロップ41〜44のNQ端子からの出力信号もサブ
キャリアパルスとして用いると、CCD駆動用パルスφ
Hの一画素分の周期内における立ち上がりであるか立ち
下がりであるかというサブキャリアパルスの電圧変化の
種類もすべての画素について同一にすることができ、よ
り大きな効果を得ることができる。
フロップ41〜44のQ端子からの出力信号のみをサブ
キャリアパルスとして用いているが、同時にD型フリッ
プフロップ41〜44のNQ端子からの出力信号もサブ
キャリアパルスとして用いると、CCD駆動用パルスφ
Hの一画素分の周期内における立ち上がりであるか立ち
下がりであるかというサブキャリアパルスの電圧変化の
種類もすべての画素について同一にすることができ、よ
り大きな効果を得ることができる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
係るCCD駆動装置によると、第1クロックの3分の1
の周波数のCCD駆動用パルスに対して、第1クロック
の2n分の1の周波数のテレビジョン信号の色副搬送波
をその位相を第1クロックの1周期づつずらして2n-1
個出力するため、CCD駆動用パルスの一画素分の周期
内におけるテレビジョン信号の色副搬送波の電圧変化の
タイミングがすべての画素について同一となるようにす
ることができるので、CCD駆動パルスに対する影響を
抑制することができCCDへのノイズの混入を防止する
ことができる。
係るCCD駆動装置によると、第1クロックの3分の1
の周波数のCCD駆動用パルスに対して、第1クロック
の2n分の1の周波数のテレビジョン信号の色副搬送波
をその位相を第1クロックの1周期づつずらして2n-1
個出力するため、CCD駆動用パルスの一画素分の周期
内におけるテレビジョン信号の色副搬送波の電圧変化の
タイミングがすべての画素について同一となるようにす
ることができるので、CCD駆動パルスに対する影響を
抑制することができCCDへのノイズの混入を防止する
ことができる。
【0044】さらに、請求項2の発明に係るCCD駆動
装置によると、色副搬送波間の波形の同一性を向上させ
ることができるため、CCD駆動パルスに対する影響を
極めて小さくすることができCCDへのノイズの混入を
防止することができる。
装置によると、色副搬送波間の波形の同一性を向上させ
ることができるため、CCD駆動パルスに対する影響を
極めて小さくすることができCCDへのノイズの混入を
防止することができる。
【0045】請求項3の発明に係るCCD駆動装置によ
ると、第1クロックの3分の1の周波数のCCD駆動用
パルスに対して、第1クロックの2n 分の1の周波数の
テレビジョン信号の色副搬送波をその位相を第1クロッ
クの1/2周期づつずらして2n 個出力するため、CC
D駆動用パルスの一画素分の周期内におけるテレビジョ
ン信号の色副搬送波の電圧変化のタイミングがすべての
画素について同一となるようにすることができるので、
CCD駆動パルスに対する影響を極めて小さくすること
ができCCDへのノイズの混入を防止することができ
る。
ると、第1クロックの3分の1の周波数のCCD駆動用
パルスに対して、第1クロックの2n 分の1の周波数の
テレビジョン信号の色副搬送波をその位相を第1クロッ
クの1/2周期づつずらして2n 個出力するため、CC
D駆動用パルスの一画素分の周期内におけるテレビジョ
ン信号の色副搬送波の電圧変化のタイミングがすべての
画素について同一となるようにすることができるので、
CCD駆動パルスに対する影響を極めて小さくすること
ができCCDへのノイズの混入を防止することができ
る。
【0046】請求項4の発明に係るCCD駆動装置によ
ると、第1クロックの3分の1の周波数のCCD駆動用
パルスに対して、第1クロックの2n 分の1の周波数の
テレビジョン信号の色副搬送波をその位相を第1クロッ
クの1周期づつずらして2n個出力するため、CCD駆
動用パルスの一画素分の周期内におけるテレビジョン信
号の色副搬送波の電圧変化のタイミング及び種類がすべ
ての画素について同一となるようにすることができるの
で、CCD駆動パルスに対する影響を極めて小さくする
ことができCCDへのノイズの混入を防止することがで
きる。
ると、第1クロックの3分の1の周波数のCCD駆動用
パルスに対して、第1クロックの2n 分の1の周波数の
テレビジョン信号の色副搬送波をその位相を第1クロッ
クの1周期づつずらして2n個出力するため、CCD駆
動用パルスの一画素分の周期内におけるテレビジョン信
号の色副搬送波の電圧変化のタイミング及び種類がすべ
ての画素について同一となるようにすることができるの
で、CCD駆動パルスに対する影響を極めて小さくする
ことができCCDへのノイズの混入を防止することがで
きる。
【0047】従って、本発明によると、CCD駆動用パ
ルスを発生させる回路とテレビジョン信号の色副搬送波
を出力する色副搬送波出力回路と第1クロックによりテ
レビジョンの同期信号を発生させる回路とを同一半導体
基板上に備えるCCD駆動装置を提供することが可能で
あり、実用的効果が極めて大きい。
ルスを発生させる回路とテレビジョン信号の色副搬送波
を出力する色副搬送波出力回路と第1クロックによりテ
レビジョンの同期信号を発生させる回路とを同一半導体
基板上に備えるCCD駆動装置を提供することが可能で
あり、実用的効果が極めて大きい。
【図1】本発明の一実施例に係るCCD駆動装置を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図2】上記実施例に係るCCD駆動装置のTG−SS
G及びサブキャリアユニット(色副搬送波出力回路)を
示すロジック回路図である。
G及びサブキャリアユニット(色副搬送波出力回路)を
示すロジック回路図である。
【図3】上記実施例に係るCCD駆動装置が出力するC
CD駆動用パルス及びサブキャリアパルス(テレビジョ
ン信号の色副搬送波)を示すタイムチャート図である。
CD駆動用パルス及びサブキャリアパルス(テレビジョ
ン信号の色副搬送波)を示すタイムチャート図である。
【図4】従来のCCD駆動装置を示すブロック図であ
る。
る。
【図5】上記従来のCCD駆動装置のTG−SSG及び
サブキャリアユニットを示すロジック回路図である。
サブキャリアユニットを示すロジック回路図である。
【図6】上記従来のCCD駆動装置が出力するCCD駆
動用パルス及びサブキャリアパルスを示すタイムチャー
ト図である。
動用パルス及びサブキャリアパルスを示すタイムチャー
ト図である。
10 CCD駆動装置 20 周波数発振器 30 TG−SSG 40 サブキャリアユニット(色副搬送波出力回路) 45、46、47、48 サブキャリアパルス出力端子
(色副搬送波出力端子) SC1、SC2、SC3、SC4 サブキャリアパルス
(テレビジョン信号の色副搬送波) φH CCD駆動用パルス
(色副搬送波出力端子) SC1、SC2、SC3、SC4 サブキャリアパルス
(テレビジョン信号の色副搬送波) φH CCD駆動用パルス
Claims (4)
- 【請求項1】 第1クロックが2m(=2n ,n:自然
数)分周されてなる第2クロックによりテレビジョン信
号の色副搬送波を出力する色副搬送波出力回路を備えて
おり、上記第1クロックが3分周されてなるCCD駆動
用パルスを発生せしめるCCD駆動装置であって、 上記色副搬送波出力回路は、m個のテレビジョン信号の
色副搬送波である第1、第2、…及び第mの色副搬送波
を出力し、 該第1、第2、…及び第mの色副搬送波は、第kの色副
搬送波が上記第2クロックに対して上記第1クロックの
(k−1)周期分の位相差を有している(ただし、kは
m以下の自然数である)という関係を満たすように設定
されていることを特徴とするCCD駆動装置。 - 【請求項2】 上記色副搬送波出力回路は、上記第1、
第2、…及び第mの色副搬送波をそれぞれ出力し且つ互
いの負荷同士が同一となるように設定されているm個の
色副搬送波出力端子を有していることを特徴とする請求
項1記載のCCD駆動装置。 - 【請求項3】 第1クロックがm(=2n ,n:自然
数)分周されてなる第2クロックによりテレビジョン信
号の色副搬送波を出力する色副搬送波出力回路を備えて
おり、上記第1クロックが3分周されてなるCCD駆動
用パルスを発生せしめるCCD駆動装置であって、 上記色副搬送波出力回路は、m個のテレビジョン信号の
色副搬送波である第1、第2、…及び第mの色副搬送波
を出力し、 該第1、第2、…及び第mの色副搬送波は、第kの色副
搬送波が上記第2クロックに対して上記第1クロックの
(k−1)/2周期分の位相差を有している(ただし、
kはm以下の自然数である)という関係を満たすように
設定されていることを特徴とするCCD駆動装置。 - 【請求項4】 第1クロックがm(=2n ,n:自然
数)分周されてなる第2クロックによりテレビジョン信
号の色副搬送波を出力する色副搬送波出力回路を備えて
おり、上記第1クロックが3分周されてなるCCD駆動
用パルスを発生せしめるCCD駆動装置であって、 上記色副搬送波出力回路は、m個のテレビジョン信号の
色副搬送波である第1、第2、…及び第mの色副搬送波
を出力し、 該第1、第2、…及び第mの色副搬送波は、第kの色副
搬送波が上記第2クロックに対して上記第1クロックの
(k−1)周期分の位相差を有している(ただし、kは
m以下の自然数である)という関係を満たすように設定
されていることを特徴とするCCD駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4244452A JPH0698333A (ja) | 1992-09-14 | 1992-09-14 | Ccd駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4244452A JPH0698333A (ja) | 1992-09-14 | 1992-09-14 | Ccd駆動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0698333A true JPH0698333A (ja) | 1994-04-08 |
Family
ID=17118867
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4244452A Withdrawn JPH0698333A (ja) | 1992-09-14 | 1992-09-14 | Ccd駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0698333A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012144215A1 (ja) * | 2011-04-21 | 2012-10-26 | パナソニック株式会社 | 固体撮像装置 |
-
1992
- 1992-09-14 JP JP4244452A patent/JPH0698333A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012144215A1 (ja) * | 2011-04-21 | 2012-10-26 | パナソニック株式会社 | 固体撮像装置 |
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