JPH0698326B2 - 多色塗装装置 - Google Patents

多色塗装装置

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JPH0698326B2
JPH0698326B2 JP22030087A JP22030087A JPH0698326B2 JP H0698326 B2 JPH0698326 B2 JP H0698326B2 JP 22030087 A JP22030087 A JP 22030087A JP 22030087 A JP22030087 A JP 22030087A JP H0698326 B2 JPH0698326 B2 JP H0698326B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、夫々の塗料供給源から各ポンプで個別に圧送
される各色塗料の中から、色替バルブの切換により選択
した特定の塗料を一定に流量で塗装機に供給する多色塗
装装置に関する。
〔従来の技術〕
自動車等の塗装ラインにおいては、ラインの搬送されて
くる被塗物一台ごとに異なった塗料の色が指定されてい
るため、通常は一台のスプレーガン(塗装機)で30〜50
色もの塗料を塗り分けることのできる多色塗装装置が使
用されている。
この多色塗装装置は、例えば夫々の塗料供給源から各圧
送ポンプにより個別に圧送される各色塗料の中から、色
替バルブにより選択された特定の塗料のみを塗装機に供
給することにより所望の色で塗装を行うようになされて
いる。
この場合において、塗装気に供給される塗料の流量が変
化すると、塗装機から噴霧される塗料の噴霧量や噴霧パ
ターンが変化して、塗装不良を生ずることとなるため、
塗料流量を一名に維持しなければならない。
このため従来は、各圧送ポンプの回転数を一定に維持す
ることとしているが、各圧送ポンプの圧力損失の変化
や、温度変化等による塗料粘度の変化等により、圧送ポ
ンプに加わる負荷が変動して回転数が変動してしまい流
量を正確に一定に維持することができなかった。
そこで、各往復ポンプから吐出される塗料の流量を夫々
流量計により検出し、検出された流量に応じて前記各圧
送ポンプの出力をフィードバック制御すれば、塗料の流
量を一定に維持することができる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、多色塗装装置の場合は、各色ごとに塗料
を供給する圧送ポンプが設けられて、各色塗料が個別に
圧送されるので、これらの流量を全て制御するためには
各色ごとに流量計を設けなければならず、例えば50色の
多色塗装装置を稼働させるためには50個の流量計が必要
となる。
ところが、流量計のユニットは塗料の供給管の直径に比
してかなり大きいため、各供給管ごとに50個も流量計の
ユニットを介装すると相当のスペースを必要とし、敷地
の限られた工場んどにおいては設置することができない
場合がある。
また、流量を正確に測定するためには、圧送ポンプや塗
装ライン等の振動源からなるべく離れた所に流量計を設
置するのが望ましく、いきおい塗料供給管が長くなって
しまい、多色塗装装置においては例えば50色分の塗料供
給管を延延と布設しなければならないので、その始末に
困るという問題がある。
さらに、精度のよい流量計は非常に高価であるため、多
色塗装装置の色数に応じた流量計を用意するとその設備
費が相当嵩むこととなる。
しかも、塗料供給管内に設置される流量計の検出部に塗
料が固着して故障することが多く、塗料流量を正確に測
定するには色数分のすべての流量計を頻繁に点検・清掃
しなければならず、その手間がかかると同時に維持費が
嵩むという問題がある。
〔問題を解決するための手段〕
そこで、本発明は、塗料の流量を直接計測することな
く、しかも各色ごとに流量計を設けることなく、色替バ
ルブで選択された塗料を塗装機に対し一定の流量で供給
することができる多色塗装装置を提供することを主目的
とし、他の目的としてはこの多色塗装装置において塗装
機に供給されていない塗料を循環させて塗料成分の沈降
による塗装不良を防止することにある。
この目的を達成するために、本願第一の発明は、夫々の
塗料供給源から各ポンプで個別に圧送される各色塗料の
中から、色替バルブの切り換えにより特定色の塗料を選
択して塗装機に供給する多色塗装装置において、前記各
ポンプが作動流体の供給量に応じた流量で塗料を圧し出
す複動型の往復ポンプから成ると共に、当該各往復ポン
プが、作動流体供給源から圧送される作動流体の流路を
前記色替バルブの切り換え動作に応動して択一的に切り
換える切換バルブに連結され、前記流路には作動流体供
給源と前記切換バルブとの間に作動流体の流量を一定に
維持する流量制御機構が介装されていることを特徴とし
ている。
また、本願第二の発明は、夫々の塗料供給源から各ポン
プで個別に圧送される各色塗料の中から、色替バルブの
切り換えにより特定色の塗料を選択して塗装機に供給す
ると共に、他色の塗料を塗料供給源と前記色替バルブの
間に接続された塗料往路と塗料返路を通って循環させて
おくように成された多色塗装装置において、前記各ポン
プが、作動流体の供給量に応じた流量で塗料を圧し出す
複動型往復ポンプから成り、当該各往復ポンプが、第一
の作動流体供給系から定量供給される作動流体の流路を
前記色替バルブの切り換え動作に応動して択一的に切り
換える第一の切り換えバルブに連結されて特定色の塗料
が塗装機に定量供給され得るように成されると共に、第
二の作動流体供給系から圧送される作動流体の流路を前
記第一の作動流体供給系に導通されていない往復ポンプ
と導通させる第二の切換バルブに連結されて他色の塗料
が循環されるように成され、前記第一の作動流体供給系
には作動流体の流量を一定に維持する流量制御機構が介
装されていることを特徴としている。
〔発明の作用〕
本願第一及び第二の発明によれば、流量制御装置により
一定の流量に維持された作動流体が、色替バルブの切り
換え動作に応動して作動流体の流路を切り換える切換バ
ルブ(第一の切換バルブ)を介して、各色塗料の往復ポ
ンプに択一的に供給されるので、塗装機に対して供給さ
れる塗料は常に一定の流量に維持されることとなる。
また、作動流体供給源から各往復ポンプに圧送される作
動流体の流路が、前記切換バルブにより択一的に切り換
えられるので、作動流体の流量を一定に維持する流量制
御機構は一つで足り、当該流量制御機構によりすべての
色の塗料の流量を制御することができる。
さらに、本願第二の発明によれば、塗装機に対し塗料を
供給していない往復ポンプに対しても、作動流体が供給
されて塗料が循環されるので、塗料成分が沈降すること
がなく塗装不良を防止でき、また各圧送ポンプが第二の
切換バルブを介して第二の塗料供給系に連結されている
ので、塗料を循環させるために作動流体を圧送するポン
プは色数に関係なく一台で足りる。
〔実施例〕
以下、本発明を図面に示す具体的な実施例に基づいて説
明する。
図は本発明による多色塗装装置を示すフローシートであ
る。なお、本発明によれば、供給する塗料の色数は任意
であり実際のラインでは数十色の塗料を供給する多色塗
装装置が使用されるが、実施例においては説明の簡便の
ため3色(白色,灰色,赤色)の多色塗装装置について
説明する。
図中1は、夫々の塗料供給源2,2……から各塗料圧送装
置3W,3G及び3Rにより送給される例えば白色,灰色及び
赤色の各色塗料の中から特定の塗料を選択し主供給管5
を介して塗装機4に供給する色替バルブであって、マニ
ホールド6に二方向切換弁CW,CG及びCRが接続されて構
成され、各切換弁CW,CG及びCRの入口に前記各塗料圧送
装置3W,3G及び3Rから吐出された塗料を送給する各塗料
往路7aが連結されると共に、切換弁CW,CG及びCRの一方
の出口が各塗料返路7bを介して前記各塗料供給源2に連
結されて塗料循環往路を形成し、他方の出口がマニホー
ルド6に開口されている。
前記各塗料圧送装置3W,3G及び3Rは、作動流体の供給量
に応じた流量で交互に塗料を圧し出す一対の複動型の往
復ポンプ8A及び8Bから成る。
各往復ポンプ8A及び8Bは、その内部がダイアフラム9に
より塗料室10と作動流体室11に仕切られ、塗料室10には
塗料吸入口10a及び塗料吐出口10bが形成されると共に、
作動流体室11には作動流体供給口11aが形成されてお
り、塗料供給源2が、各塗料吸入口10aに接続されると
共に、各塗料吐出口10bが塗料往路7aを介して前記色替
バルブ1に接続されている。
なお、12A,13A及び12B,13Bは、各往復ポンプ8A及び8Bか
ら吐出される塗料の逆流を防止するためのオンオフバル
ブ、また14,14……は作動流体供給装置Sから作動流体
供給流路15W,15G及び15Rを介して供給された作動流体を
夫々の往復ポンプ8A及び8Bに所定のタイミングで交互に
供給するピストンバルブである。
作動流体供給装置Sは、作動流体を計量して圧送する第
一の作動流体供給系16と、計量しない状態で圧送する第
二の作動流体供給系17とからなる。
前記第一の作動流体供給系16には、作動流体タンク(作
動流体供給源)18の作動流体を送給するギアポンプ19
と、該ギアポンプ19により圧送された作動流体の流量を
検出する流量計20と、当該流量計20の検出信号に基づい
て前記ギアポンプ19の駆動モータ21の回転数を制御する
インバータ22に制御信号を出力する制御装置23とからな
る流量制御機構24に介装され、制御装置23に予め設定さ
れた流量と検出された流量を比較してその偏差に基づい
てギアポンプ19の開演数を増減することにより、作動流
体を一定流量で供給し得るようになされている。
25は、第一の作動流体供給系16に連結された第一の切換
バルブであって、色替バルブ1の切換動作に応動して択
一的に開閉する開閉弁PW,PG及びPRを具備し、各開閉弁
PW,PG及びPRに夫々前記作動流体供給流路15W,15G及び1
5Rが連結されて、流量制御機構24により計量された作動
流体が、各塗料圧送装置3W,3G又は3Rに択一的に供給さ
れる。なお、POは、開閉弁PW,PG及びPRが閉じていると
きに作動流体を作動流体タンク18に還流するための開閉
弁である。
一方、第二の作動供給系17には、流量制御機構は介装さ
れず、圧送ポンプ26のみが介装されて作動流体が圧送供
給されており、塗装機4に対して塗料を供給しない塗料
圧送装置3W,3G及び3Rに対し第二の切換バルブ27を介し
て計量されていない作動流体を圧送することにより、塗
料を循環させるように成されている。
第二の切換バルブ27は、第一の切換バルブ25の各開閉弁
PW,PG及びPRに対応して開閉弁QW,QG及びQRを有し、前
記各開閉弁PW,PG及びPRと同様に作動流体供給流路15W,
15G及び15Rに連結されており、前記第一の作動流体供給
系16から作動流体が供給されない塗料圧送装置3W,3G及
び3Gに対して作動流体を供給するように開閉される。
なお、28及び29は作動流体を作動流体タンク18へ還流す
る戻り管路、30及び31は背圧力弁、32及び33は夫々開閉
弁CS及びCAを介して前記色替バルブ1に連結された洗浄
液供給源及び圧縮空気供給源である。
以上が、本発明の一例構成であり、次にその作用につい
て説明する。
作動流体供給装置Sの第一の作動流体供給系16及び第二
の作動流体供給系17に介装された各ギアポンプ19及び26
は常時駆動され、作動流体タンク18に貯留された作動流
体を圧送する。
このとき、第一の作動流体供給系16においては、その流
量が流量計20により検出されて、制御装置23において予
め設定された流量と検出された流量の偏差に応じてイン
パータ22に制御信号が出力され駆動モータ21の回転数が
制御されて流量が一定に維持される。
そして、塗装開始前においては、色替バルブ1の切換弁
CW,CG及びCRはいずれも塗装機4と導通していないの
で、第一の切換バルブ25は開閉弁POが開かれて計量され
た作動流体は戻り管路28を通って作動流体タンク18に還
流され、第二の切換バルブ27の開閉弁QW,QG及びQRがす
べて開かれて、計量されていない作動流体が作動流体供
給流路15W,15G及び15Rを通ってすべての塗料圧送装置3
W,3G及び3Rの各往復ポンプ8A及び8Bに交互に供給され、
各色塗料は各塗料往路7A及び塗料返路7bを循環する。
したがって、塗装が行われていないときも各色の塗料は
循環され、色替バルブ1に接続された塗料往路7a内に塗
料成分が沈降することはなく、塗装を開始したときにブ
ツ等の塗装不良を防止できる。
ここで、例えば白色塗料で塗装しようとする場合は、ま
ず色替バルブ1の切換弁CWを切り換えて塗料往路7aとマ
ニホールド6とを導通させると、これに伴い、第一の切
換バルブ25の開閉弁PWが開かれると同時に、第二の切換
バルブ27の開閉弁QWが閉じられる。
そして、第一の作動流体供給系16から流量制御機構24に
より計量された作動流体が白色塗料の塗料圧送装置3Wを
構成する各往復ポンプ8A及び8Bに交互に供給されて、白
色塗料が作動流体の供給流量と同一の流量で圧し出され
て塗装機4に供給され、白色の塗装を行うことができ
る。
このとき、他の色(この場合は灰色と赤色)の塗料圧送
装置3G及び3Rに対しては、第二の作動流体供給系17から
作動流体が供給されているので、灰色塗料及び赤色塗料
は循環され塗料成分の沈降を生ずることがない。
次いで、白色塗料から赤色塗料に色替えをするときは、
まず色替バルブ1の切換弁CWを塗料返路7b側と導通させ
た後、洗浄液供給源32により供給されるシンナー及び圧
縮空気供給源33から供給さえる圧縮空気により、マニホ
ールド6及び塗装機4内の残留塗料を洗浄排出する。
この際、色替バルブ1の切り換え動作と応動し、第一の
切換バルブ25においては、開閉弁PWが閉じられると同時
に開閉弁POが開かれ、第二の切換バルブ27においては開
閉弁QWが開かれる。
そして、洗浄終了後に、まず色替バルブ1の切換弁CR
マニホールド6と導通され、この切り換え動作に応動し
て第一の切換バルブ25の開閉弁POが閉じると同時に開閉
弁PRが開いて、塗料圧送装置3Rの各往復ポンプ8A及び8B
に第一の作動流体供給系16より計量された作動流体が交
互に定量供給され、赤色塗料を一定流量で塗装機に供給
する。
このように、本発明によれば、第一の作動流体供給系16
からの定量供給される作動流体が、色替バルブ1の切り
換え動作に応動して各作動流体供給流路15W,15G及び15R
と択一的に導通される切換バルブ25により、塗装機4に
塗料を供給する塗料圧送装置3W,3G及び3Rに対して択一
的に供給するように成されているので、塗料数が増えて
何十色の塗料を使用する多色塗装装置であっても、塗料
の流量を制御するために各色ごとに流量制御機構を設け
る必要がなく、作動流体の流量を計算する流量制御機構
24は一つで足り、したがって高価な流量計も一つで足り
る。
また、塗装機4に供給されていない塗料の塗料圧送装置
3W,3G及び3Rに作動流体を供給する第二の作動流体供給
系17が設けられているので、塗料成分が沈降されない程
度に塗料を循環させることができ、ブツ等の塗装不良を
防止することができる。この第二の作動流体供給系17は
塗料を循環させることができればよく、第一の作動流体
供給系16のように作動流体を定量で供給するという要請
はないので、流量制御機構は不要である。
なお、実施例においては、白色,灰色及び赤色の三色塗
装装置に適用する場合について説明したが、その色数は
任意であり、通常の塗装ラインに使用されてる数十色の
塗装装置に適用できることは勿論である。
また、色替バルブ1と塗装機4との間に、前記色替バル
ブ1から送給される塗料と、一定流量で別途供給される
硬化剤とを混合するミキサーを介装すれば、二液混合型
の多色塗装装置として使用することができる。
特に、近年の高級自動車の塗装は、塗膜を厚くしかも美
しく形成することができるという点から、二液混合型の
塗料を使用した塗装が盛んに行われており、本発明によ
れば、主剤となる夫々の色の塗料を正確な流量で供給す
ることができるので、定量供給される硬化剤との混合比
を一定に維持することができ、混合比の変動による塗装
不良を生ずることがない。
さらに、実施例においては、作動流体の流量制御機構24
として、流量計20の検出信号に基づいてギアポンプ19の
駆動モータ21の回転数をフィードバック制御する制御装
置23を使用する場合について説明したが、本発明は作動
流体の流量に対応する駆動モータ21の回転数を予め求め
ておき、これに基づいて単に回転数を制御することによ
り作動流体の流量を制御するオープンループ制御する場
合であってもよい。
この場合は、流量計は全く不要となるが、作動流体とし
て、温度変化に対する粘度変化の極めて少ない流体を使
用すると、流量をより正確に制御することができる。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本願第一及び第二の発明によれば、
各色の塗料を圧送するポンプとして、作動流体の供給流
量に応じた流量で塗料を圧し出す複動型往復ポンプを使
用しており、作動流体を定量供給することとしているの
で、塗装機に対し塗料を一定の流量で供給することがで
きるという優れた効果がある。また、一定流量に計量さ
れた作動流体を前記各色のポンプに対し択一的に供給す
ることとしており、作動流体の流量を一定に維持するこ
とにより塗料の流量を一定に維持するように成されてい
るから、作動流体の流量を計量する流量制御機構は各色
ごとに設ける必要はなく一つで足り、設備費維持費を軽
減することができるという効果を有する。
さらに、本願第二の発明によれば、塗装機に供給されて
いない塗料の往復ポンプに対して、計量されていない作
動流体を供給するように成されているので、塗料が常に
循環供給されて塗料成分が沈降することなく、ブツ等の
塗装不良を防止できるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
図は本発明による多色塗装装置を示すフローシートであ
る。 符号の説明 1……色替バルブ、CW,CG,CR……切換弁、2……塗料
供給源、3W,3G,3R……塗料圧送装置、4……塗装機、7a
……塗料往路、7b……塗料返路、8A,8B……往復ポン
プ、14……ピストンバルブ、S……作動流体供給装置、
15W,15G,15R……作動流体供給流路、16……第一の作動
流体供給系、17……第二の作動流体供給系、18……作動
流体タンク(作動流体供給源)、19……ギアポンプ、20
……流量計、24……流量制御機構、25……第一の切換バ
ルブ、26……ギアポンプ、27……第二の切換バルブ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】夫々の塗料供給源から各ポンプで個別に圧
    送される各色塗料の中から、色替バルブの切り換えによ
    り特定色の塗料を選択して塗装機に供給する多色塗装装
    置において、前記各ポンプが作動流体の供給量に応じた
    流量で塗料を圧し出す複動型の往復ポンプから成ると共
    に、当該各往復ポンプが、作動流体供給源から圧送され
    る作動流体の流路を前記色替バルブの切り換え動作に応
    動して択一的に切り換える切換バルブに連結され、前記
    流路には作動流体供給源と前記切換バルブとの間に作動
    流体の流量を一定に維持する流量制御機構が介装されて
    いることを特徴とする多色塗装装置。
  2. 【請求項2】前記流体制御機構が、流量計により検出さ
    れた作動流体の流量に基づいて当該作動流体を圧送する
    回転ポンプの回転数をフィードバック制御する制御機構
    である前記特許請求の範囲第1項記載の多色塗装装置。
  3. 【請求項3】前記流体制御機構が、作動流体の流量に応
    じて予め設定された回転数に基づいて回転制御されるギ
    アポンプである前記特許請求の範囲第1項記載の多色塗
    装装置。
  4. 【請求項4】夫々の塗料供給源から各ポンプで個別に圧
    送される各色塗料の中から、色替バルブの切り換えによ
    り特定色の塗料を選択して塗装機に供給すると共に、他
    色の塗料を塗料供給源と前記色替バルブの間に接続され
    た塗料往路と塗料返路を通って循環させておくように成
    された多色塗装装置において、前記各ポンプが、作動流
    体の供給量に応じた流量で塗料を圧し出す複動型往復ポ
    ンプから成り、当該各往復ポンプが、第一の作動流体供
    給系から定量供給される作動流体の流路を前記色替バル
    ブの切り換え動作に応動して択一的に切り換える第一の
    切換バルブに連結されて特定色の塗料が塗装機に定量供
    給され得るように成されると共に、第二の作動流体供給
    系から圧送される作動流体の流路を前記第一の作動流体
    供給系に導通されていない往復ポンプと導通させる第二
    の切換バルブに連結されて他色の塗料が循環されるよう
    に成され、前記第一の作動流体供給系には作動流体の流
    量を一定に維持する流量制御機構が介装されていること
    を特徴とする多色塗装装置。
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