JP3117688U - 2液型塗料の塗装装置 - Google Patents
2液型塗料の塗装装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3117688U JP3117688U JP2005008513U JP2005008513U JP3117688U JP 3117688 U JP3117688 U JP 3117688U JP 2005008513 U JP2005008513 U JP 2005008513U JP 2005008513 U JP2005008513 U JP 2005008513U JP 3117688 U JP3117688 U JP 3117688U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pump
- curing agent
- main agent
- discharge
- mixer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Nozzles (AREA)
Abstract
【解決手段】主剤と硬化剤を定量吐出するモーター駆動の一対のポンプと、主剤と硬化剤とを混合するスタティックミキサーと、ミキサーから供給された塗料を塗装する塗装機と、モーターの回転数をそれぞれに制御するインバータ方式の回転数制御手段と、主剤と硬化剤のそれぞれの流量を測定する一対の流量計を備え、前記ポンプのそれぞれに吐出サイクルの位相が互に対称的に相違する2連以上の無脈動プランジャポンプを用い、かつ流量計の情報に基いてモーターの回転数制御を行なう2液型塗料の塗装装置。また、前記ポンプに3連の無脈動プランジャポンプを用いる。
【選択図】図1
Description
この方法は、体積混合比を所定の値にするという点では、簡単かつ確実な方法である。しかし、2液型塗料の主剤と硬化剤の混合比は、塗料の種類によって種々に相違するから、塗料の種類が変わるたびに、シリンダーを交換して混合比を調節しなければならないという問題がある。
しかし近年、ポンプを電動モーターで駆動し、その回転数をインバータ制御して、ポンプの吐出量を可変にする手段が汎用されるようになっている。この手段によれば、主剤と硬化剤のポンプの吐出流量をそれぞれに制御することは容易で、上記のような方法によらなくとも、2液の混合比を可変にすることが可能である。
一般に、塗料の供給装置は、塗装終了後に装置内に残留する塗料の量を少なくすることが重要であり、とくにミキサーの内容積を小さくすることが望まれている。ミキサーの内容積を小さくするほど、上記の脈動を吸収するバッファとしての機能が失われ、混合比の変動が塗膜の品質に直接影響して、脈動部分で品質ムラが生じることになる。したがって、かかる吐出量の脈動に伴う塗膜品質の低下を如何に防止するかが、第一の課題となる。
主剤と硬化剤を混合する2液型塗料の塗装装置であって、
主剤と硬化剤のそれぞれを加圧して定量吐出するモーター駆動の一対のポンプと、該ポンプから供給された主剤と硬化剤とを混合するスタティックミキサーと、該ミキサーから供給された塗料を塗装するスプレーノズル又はロールコーターからなる塗装機と、前記モーターの回転数をそれぞれに制御するインバータ方式の回転数制御手段と、前記ポンプと前記ミキサーの間に配され、主剤と硬化剤のそれぞれの流量を測定する一対の流量計を備え、前記ポンプのそれぞれに、吐出サイクルの位相が互に対称的に相違する2連以上のプランジャポンプを用いて、主剤及び硬化剤の吐出流量の脈動を軽減するとともに、前記流量計の情報に基いて前記モーターの回転数を調節することにより、前記ポンプの吐出流量の精密な制御を可能にしたことを特徴とする2液型塗料の塗装装置である。
また、この塗装装置においては、前記流量計として、コリオリ質量流量計を用いることが好ましい。
また、本考案の塗装装置は、流体の粘度等の変動に伴う流量及び混合比の変動を抑制することができる。これにより、2液型塗料の塗装において、常に安定した塗膜品質を確保することが可能になった。
本実施例においては、両ポンプともに3連のプランジャポンプを用いている。図2は、本実施例で用いた3連のプランジャポンプの構成を示す概念図である。このポンプは、共通のモーター軸9に3つのカム10が取り付けられ、カム10の取付け角度が互に120度づつずれている。これにより、3本のプランジャ11の前後進の位相が互に120度ずれ、各プランジャの吐出サイクルの位相も120度づつずれることになる。この3本のプランジャ11からの吐出量の合計は、ほとんど脈動が無く、ほぼ一定に保たれる。なお、ポンプケーシング12には、流体の吸込ライン13(タンク側に接続)と吐出ライン14(ミキサー側に接続)が設けられ、弁15によって、プランジャ11の吸込みと吐出の切り替えが行われるように構成されている。
本実施例においては、円筒状のミキサーの内部に、障害物を置いて障害物付近の流れの乱れにより混合するラインミキサーを用いた。なお、本考案においてスタティックミキサーを用いる理由は、ミキサーの容積を小さくすることができ、塗装終了後に塗装装置内部に残存する塗料の量を少なくできるためである。
従来のエア駆動式のプランジャポンプによる塗料の供給では、図3(a)のような層状の不均一が発生するケ−スが多かったが、本考案の装置を用いることにより、図3(b)に示すような、品質良好な塗膜を確実に得ることが可能になった。
1b 硬化剤タンク
2a 主剤ポンプ
2b 硬化剤ポンプ
3a 主剤流量計
3b 硬化剤流量計
4 ミキサー
5 塗料ホース
6 スプレーガン
7a,7b 電動モーターでター
8a,8b 回転速度制御手段
9 モーター軸
10 カム
11 プランジャ
12 ポンプケーシング
13 吸込ライン
14 吐出ライン
15 弁
Claims (3)
- 主剤と硬化剤を混合する2液型塗料の高圧・大容量の塗装装置であって、
主剤と硬化剤のそれぞれを加圧して定量吐出するモーター駆動の一対のポンプと、該ポンプから供給された主剤と硬化剤とを混合するスタティックミキサーと、該ミキサーから供給された塗料を塗装するスプレーノズル又はロールコーターからなる塗装機と、前記モーターの回転数をそれぞれに制御するインバータ方式の回転数制御手段と、前記ポンプと前記ミキサーの間に配され、主剤と硬化剤のそれぞれの流量を測定する一対の流量計を備え、前記ポンプのそれぞれに、吐出サイクルの位相が互に対称的に相違する2連以上のプランジャポンプを用いて、主剤及び硬化剤の吐出流量の脈動を軽減するとともに、前記流量計の情報に基いて前記モーターの回転数を調節することにより、前記ポンプの吐出流量の精密な制御を可能にしたことを特徴とする2液型塗料の塗装装置。 - 前記ポンプとして、吐出サイクルの位相が互に120度相違する3連のプランジャポンプを用いたことを特徴とする請求項1記載の塗装装置。
- 前記流量計として、コリオリ質量流量計を用いたことを特徴とする請求項1又は2記載の塗装装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005008513U JP3117688U (ja) | 2005-10-17 | 2005-10-17 | 2液型塗料の塗装装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005008513U JP3117688U (ja) | 2005-10-17 | 2005-10-17 | 2液型塗料の塗装装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3117688U true JP3117688U (ja) | 2006-01-12 |
Family
ID=43468009
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005008513U Expired - Lifetime JP3117688U (ja) | 2005-10-17 | 2005-10-17 | 2液型塗料の塗装装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3117688U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011212609A (ja) * | 2010-03-31 | 2011-10-27 | Dyflex Corp | 塗膜防水材供給装置、塗膜防水工法 |
JP2020528341A (ja) * | 2017-07-21 | 2020-09-24 | カーライル フルイド テクノロジーズ,インコーポレイティド | 流体比率制御のためのシステム及び方法 |
-
2005
- 2005-10-17 JP JP2005008513U patent/JP3117688U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011212609A (ja) * | 2010-03-31 | 2011-10-27 | Dyflex Corp | 塗膜防水材供給装置、塗膜防水工法 |
JP2020528341A (ja) * | 2017-07-21 | 2020-09-24 | カーライル フルイド テクノロジーズ,インコーポレイティド | 流体比率制御のためのシステム及び方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR940011563B1 (ko) | 비압축성 및 압축성 유체를 계량 및 혼합하기 위한 방법 및 장치 | |
US6010032A (en) | Continuous dispensing system for liquids | |
KR100996434B1 (ko) | 배합비 제어형 도장장치 및 그 도장방법 | |
JP3117688U (ja) | 2液型塗料の塗装装置 | |
US20150036454A1 (en) | Paint Delivering, Metering And Mixing Device For Painting Guns | |
KR101214721B1 (ko) | 이액형 도장 펌프 혼합비 조절장치 | |
EP1257788B1 (en) | Plural component dispensing apparatus | |
JPH0549977A (ja) | 可搬式2液塗装機 | |
KR102605377B1 (ko) | 이액형 도장장치 | |
US7850093B2 (en) | System, method and apparatus for agitated and pressurized reservoir mounted directly to automated spray dispenser | |
KR20030033936A (ko) | 도료 공급 방법 및 도료 공급 장치 | |
JP2011020107A (ja) | 多液塗料混合方法及び装置 | |
KR101037650B1 (ko) | 유압을 이용한 페인트 분사장치 | |
KR101043294B1 (ko) | 이액형 정량 토출펌프 | |
JP4182457B2 (ja) | 塗料供給装置 | |
US10189035B2 (en) | Machine for mixing and successively applying sealant material | |
US6601733B1 (en) | Multi-component proportioning system and delivery system utilizing same | |
US20120085783A1 (en) | System for filling liners | |
US20040165476A1 (en) | Two component coating mixing system | |
JPH0318502B2 (ja) | ||
KR20130131931A (ko) | 에어리스 펌프를 갖는 도료 분사장치 | |
JP2000024583A (ja) | 3液混合方法 | |
JPH08266878A (ja) | 液体連続混合装置 | |
JPS61174966A (ja) | 管の内面塗装方法及び装置 | |
JP2022079799A (ja) | 液体混合システムおよび液体混合方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111207 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141207 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141207 Year of fee payment: 9 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323531 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323533 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141207 Year of fee payment: 9 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |