JPH0318502B2 - - Google Patents
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- JPH0318502B2 JPH0318502B2 JP58085398A JP8539883A JPH0318502B2 JP H0318502 B2 JPH0318502 B2 JP H0318502B2 JP 58085398 A JP58085398 A JP 58085398A JP 8539883 A JP8539883 A JP 8539883A JP H0318502 B2 JPH0318502 B2 JP H0318502B2
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- additive
- curing
- curing agent
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Links
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Landscapes
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Nozzles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は2液性反応硬化型塗料または3液性反
応硬化型塗料を用いて塗装作業を行なうための反
応硬化型塗料の塗装装置に関するものである。
応硬化型塗料を用いて塗装作業を行なうための反
応硬化型塗料の塗装装置に関するものである。
一般に、ポリウレタン樹脂塗布、不飽和ポリエ
ステル樹脂塗料、エポキシ樹脂塗料等の反応硬化
型塗料は、溶剤分が少なく、塗膜の硬化乾燥の際
に熱エネルギを必要としない常温反応硬化が可能
なことから注目されてきている。
ステル樹脂塗料、エポキシ樹脂塗料等の反応硬化
型塗料は、溶剤分が少なく、塗膜の硬化乾燥の際
に熱エネルギを必要としない常温反応硬化が可能
なことから注目されてきている。
しかし、この反応硬化型塗料はポツトライフ
(可使用時間)の問題から調合ないしは混合状態
での製造、流通は不可能であり、主剤と硬化剤の
2成分、または主剤と硬化剤と添加剤の3成分か
ら構成し、しかもこれらを別個の容器および供給
系統として取扱い、塗装直前に混合した後噴霧し
なくてはならないという問題点がある。また、主
剤の種類、主剤中に含まれている顔料の種類等に
応じて、当該主剤と硬化剤との混合比率、または
主剤と硬化剤と添加剤との混合比率を高精度に管
理しなくてはならないという問題点がある。
(可使用時間)の問題から調合ないしは混合状態
での製造、流通は不可能であり、主剤と硬化剤の
2成分、または主剤と硬化剤と添加剤の3成分か
ら構成し、しかもこれらを別個の容器および供給
系統として取扱い、塗装直前に混合した後噴霧し
なくてはならないという問題点がある。また、主
剤の種類、主剤中に含まれている顔料の種類等に
応じて、当該主剤と硬化剤との混合比率、または
主剤と硬化剤と添加剤との混合比率を高精度に管
理しなくてはならないという問題点がある。
このため、従来方法によるものは主剤供給系統
と硬化剤供給系統とからそれぞれ供給される主剤
と硬化剤とを混合することによつて混合体とな
し、この混合体を塗装機から被塗物に向けて噴霧
するに際し、主剤供給系統と硬化剤供給系統の途
中に一対のポンプからなる2液定比率ポンプまた
は一対の計量シリンダ装置を挿入し、これらポン
プの吐出容積比または各計量シリンダ装置間のス
トロークを変更することによつて混合比率を管理
するようにしたものが知られている。
と硬化剤供給系統とからそれぞれ供給される主剤
と硬化剤とを混合することによつて混合体とな
し、この混合体を塗装機から被塗物に向けて噴霧
するに際し、主剤供給系統と硬化剤供給系統の途
中に一対のポンプからなる2液定比率ポンプまた
は一対の計量シリンダ装置を挿入し、これらポン
プの吐出容積比または各計量シリンダ装置間のス
トロークを変更することによつて混合比率を管理
するようにしたものが知られている。
しかし、上記従来方法によるものは混合比率を
変更する毎に2液定比率ポンプの回転比または計
量シリンダ装置のストローク比を機械的に変更し
なくてはならず、その操作が非常に煩わしいとい
う欠点があつた。また、上記従来方法によるもの
はシーケンス的な制御であるため、混合比率を正
確に行なつても温度、粘度等の外囲条件による供
給量の変動を常時監視することができないという
欠点があつた。さらに、主剤の種類や塗色の種類
を変更し、また色替しつつ多種類の塗料を連続的
に噴霧するようなシステムとして構成することが
できず、かつ添加剤については別途混合比率の管
理を行なわなくてはならないという欠点があつ
た。
変更する毎に2液定比率ポンプの回転比または計
量シリンダ装置のストローク比を機械的に変更し
なくてはならず、その操作が非常に煩わしいとい
う欠点があつた。また、上記従来方法によるもの
はシーケンス的な制御であるため、混合比率を正
確に行なつても温度、粘度等の外囲条件による供
給量の変動を常時監視することができないという
欠点があつた。さらに、主剤の種類や塗色の種類
を変更し、また色替しつつ多種類の塗料を連続的
に噴霧するようなシステムとして構成することが
できず、かつ添加剤については別途混合比率の管
理を行なわなくてはならないという欠点があつ
た。
本発明は前述の各欠点に鑑みなされたもので、
塗装直前での混合を可能とすると共に、主剤と硬
化剤、または主剤と硬化剤と添加剤の供給量をそ
れぞれ検出し、当該検出量に基づいて高精度な混
合比率を維持しうるようにした反応硬化型塗料の
塗装装置を提供することを目的とするものであ
る。
塗装直前での混合を可能とすると共に、主剤と硬
化剤、または主剤と硬化剤と添加剤の供給量をそ
れぞれ検出し、当該検出量に基づいて高精度な混
合比率を維持しうるようにした反応硬化型塗料の
塗装装置を提供することを目的とするものであ
る。
上記目的を達成するために、この出願に係る第
1の発明が採用する構成には、主剤源に貯えられ
ている主剤をモータによつて駆動される主剤用ポ
ンプを介して供給する主剤供給系統と、硬化源に
貯えられている硬化剤をモータによつて駆動され
る硬化剤用ポンプを介して供給する硬化剤供給系
統と、前記主剤供給系統の硬化剤供給系統からそ
れぞれ供給される主剤と硬化剤の混合体を被塗物
に向けて噴霧する塗装機とを備えた反応硬化型塗
料の塗装装置において、前記塗装機に供給される
主剤と硬化剤の混合比率を予め設定する混合比率
設定手段と、前記主剤供給系統から供給される主
剤の供給量を検出する主剤供給量検出手段と、前
記硬化剤供給系統から供給される硬化剤の供給量
を検出する硬化剤供給量検出手段と、前記混合比
率設定手段で予め設定された主剤と硬化剤の混合
比率と前記主剤供給量検出手段および硬化剤供給
量検出手段によつてそれぞれ検出された検出供給
量とを比較し、前記主剤供給系統のモータと硬化
剤供給系統のモータの回転数を、前記混合比率設
定手段による混合比率となるようにそれぞれ制御
するモータ制御手段とから構成したことを特徴と
する。
1の発明が採用する構成には、主剤源に貯えられ
ている主剤をモータによつて駆動される主剤用ポ
ンプを介して供給する主剤供給系統と、硬化源に
貯えられている硬化剤をモータによつて駆動され
る硬化剤用ポンプを介して供給する硬化剤供給系
統と、前記主剤供給系統の硬化剤供給系統からそ
れぞれ供給される主剤と硬化剤の混合体を被塗物
に向けて噴霧する塗装機とを備えた反応硬化型塗
料の塗装装置において、前記塗装機に供給される
主剤と硬化剤の混合比率を予め設定する混合比率
設定手段と、前記主剤供給系統から供給される主
剤の供給量を検出する主剤供給量検出手段と、前
記硬化剤供給系統から供給される硬化剤の供給量
を検出する硬化剤供給量検出手段と、前記混合比
率設定手段で予め設定された主剤と硬化剤の混合
比率と前記主剤供給量検出手段および硬化剤供給
量検出手段によつてそれぞれ検出された検出供給
量とを比較し、前記主剤供給系統のモータと硬化
剤供給系統のモータの回転数を、前記混合比率設
定手段による混合比率となるようにそれぞれ制御
するモータ制御手段とから構成したことを特徴と
する。
また、この出願に係る第2の発明が採用する構
成は、主剤源に貯えられている主剤をモータによ
つて駆動される主剤用ポンプを介して供給する主
剤供給系統と、硬化源に貯えられている硬化剤を
モータによつて駆動される硬化剤用ポンプを介し
て供給する硬化剤供給系統と、添加剤源に貯えら
れている添加剤をモータによつて駆動される添加
剤用ポンプを介して供給する添加剤供給系統と、
前記主剤供給系統、硬化剤供給系統および添加剤
供給系統からそれぞれ供給される主剤、硬化剤お
よび添加剤の混合体を被塗物に向けて噴霧する塗
装機とを備えてなる反応硬化型塗料の塗装装置に
おいて、前記塗装機に供給される主剤、硬化剤お
よび添加剤の混合比率を予め設定する混合比率設
定手段と、前記主剤供給系統から供給される主剤
の供給量を検出する主剤供給量検出手段と、前記
硬化剤供給系統から供給される硬化剤の供給量を
検出する硬化剤供給量検出手段と、前記添加剤供
給系統から供給される添加剤の供給量を検出する
添加剤供給量検出手段と、前記混合比率設定手段
で予め設定された主剤、硬化剤および添加の混合
比率と前記主剤供給量検出手段、硬化剤供給量検
出手段および添加剤供給量検出手段によつてそれ
ぞれ検出された検出供給量とを比較し、前記主剤
供給系統のモータ、硬化剤供給系統のモータおよ
び添加剤供給系統のモータの回転数を、前記混合
比率設定手段による混合比率となるようにそれぞ
れ制御するモータ制御手段とから構成したことを
特徴とする。
成は、主剤源に貯えられている主剤をモータによ
つて駆動される主剤用ポンプを介して供給する主
剤供給系統と、硬化源に貯えられている硬化剤を
モータによつて駆動される硬化剤用ポンプを介し
て供給する硬化剤供給系統と、添加剤源に貯えら
れている添加剤をモータによつて駆動される添加
剤用ポンプを介して供給する添加剤供給系統と、
前記主剤供給系統、硬化剤供給系統および添加剤
供給系統からそれぞれ供給される主剤、硬化剤お
よび添加剤の混合体を被塗物に向けて噴霧する塗
装機とを備えてなる反応硬化型塗料の塗装装置に
おいて、前記塗装機に供給される主剤、硬化剤お
よび添加剤の混合比率を予め設定する混合比率設
定手段と、前記主剤供給系統から供給される主剤
の供給量を検出する主剤供給量検出手段と、前記
硬化剤供給系統から供給される硬化剤の供給量を
検出する硬化剤供給量検出手段と、前記添加剤供
給系統から供給される添加剤の供給量を検出する
添加剤供給量検出手段と、前記混合比率設定手段
で予め設定された主剤、硬化剤および添加の混合
比率と前記主剤供給量検出手段、硬化剤供給量検
出手段および添加剤供給量検出手段によつてそれ
ぞれ検出された検出供給量とを比較し、前記主剤
供給系統のモータ、硬化剤供給系統のモータおよ
び添加剤供給系統のモータの回転数を、前記混合
比率設定手段による混合比率となるようにそれぞ
れ制御するモータ制御手段とから構成したことを
特徴とする。
前述のように構成される第1の発明にあつて
は、2液性反応硬化型塗料を塗装機から噴霧する
に際して、混合比率設定手段で、塗料の種類、外
囲条件等に応じて主剤と効果剤の混合比率を予め
設定しておけば、モータ制御手段は主剤供給量検
出手段と効果材供給量検出手段で検出される供給
量と、予め設定されている2液の混合比率とを比
較し、主剤供給系統のモータと硬化剤供給系統の
モータの回転数を、前記混合比率制定手段による
混合比率と一致するようにそれぞれ回転制御す
る。
は、2液性反応硬化型塗料を塗装機から噴霧する
に際して、混合比率設定手段で、塗料の種類、外
囲条件等に応じて主剤と効果剤の混合比率を予め
設定しておけば、モータ制御手段は主剤供給量検
出手段と効果材供給量検出手段で検出される供給
量と、予め設定されている2液の混合比率とを比
較し、主剤供給系統のモータと硬化剤供給系統の
モータの回転数を、前記混合比率制定手段による
混合比率と一致するようにそれぞれ回転制御す
る。
また、前述のように構成される第2の発明にあ
つては、3液性反応硬化型塗料を塗装機から噴霧
するに際して、混合比率設定手段で、塗料の種
類、外囲条件等に応じて主剤、硬化剤および添加
剤の混合比率を予め設定しておけば、モータ制御
手段は主剤供給量検出手段、硬化剤供給量検出手
段および添加剤供給量検出手段で検出される供給
量と、予め設定されている3液の混合比率とを比
較し、主剤供給系統のモータ、硬化剤供給系統の
モータおよび添加剤供給系統のモータの回転数
を、前記混合比率設定手段による混合比率と一致
するようにそれぞれ回転制御する。
つては、3液性反応硬化型塗料を塗装機から噴霧
するに際して、混合比率設定手段で、塗料の種
類、外囲条件等に応じて主剤、硬化剤および添加
剤の混合比率を予め設定しておけば、モータ制御
手段は主剤供給量検出手段、硬化剤供給量検出手
段および添加剤供給量検出手段で検出される供給
量と、予め設定されている3液の混合比率とを比
較し、主剤供給系統のモータ、硬化剤供給系統の
モータおよび添加剤供給系統のモータの回転数
を、前記混合比率設定手段による混合比率と一致
するようにそれぞれ回転制御する。
以下、本発明について図面に示す実施例に基づ
いて説明する。
いて説明する。
第1図は本発明の第1の実施例を示し、図中1
は色替弁装置を示し、該色替弁装置1は内部に主
剤通路が2Aを有するマニホールド2と、流出側
が該主剤通路2Aに接続されたエア弁3、シンナ
弁4および複数の主剤弁5,6,7とから大略構
成され、前記エア弁3、シンナ弁4としては例え
ばエア駆動式のスプリングリターン型2ポート2
位置切換弁が用いられ、また主剤弁5,6,7と
しては例えばエア駆動式のスプリングターン型3
ポート2位置切換弁が用いられる。そして、エア
弁3、シンナ弁4はマニホールド2の主剤通路2
A最上流側に配置され、エア弁3はエア配管8を
介してエア源9と接続され、シンナ弁4はシンナ
配管10を介してシンナ源としてのサーキユレー
シヨンパイプ11に接続され、これらエア弁3、
シンナ弁4は制御エアが供給究されない限り、常
時は閉弁位置にある。一方、前記主剤弁5,6,
7は主剤配管12,13,14を介してA色、B
色、C色の主剤タンク15,16,17にそれぞ
れ接続されると共に、戻り配管18,19,20
を介して前記各主剤配管12,13,14と接続
され、主剤配管12,13,14の途中には各戻
り配管18,19,20の接続位置と主剤弁5,
6,7との間に例えば歯車ポンプ等の容積型ポン
プからなる主剤用ポンプ21,22,23が設け
られ、該各ポンプ21,22,23は主剤用モー
タ24により駆動せしめられるように構成されて
いる。そして、前記主剤弁5,6,7に制御エア
が供給されない状態においては、主剤用ポンプ2
1,22,23の駆動によつて、該主剤用ポンプ
21,22,23、主剤配管12,13,14、
主剤弁5,6,7、戻り配管18,19,20の
間を循環している。
は色替弁装置を示し、該色替弁装置1は内部に主
剤通路が2Aを有するマニホールド2と、流出側
が該主剤通路2Aに接続されたエア弁3、シンナ
弁4および複数の主剤弁5,6,7とから大略構
成され、前記エア弁3、シンナ弁4としては例え
ばエア駆動式のスプリングリターン型2ポート2
位置切換弁が用いられ、また主剤弁5,6,7と
しては例えばエア駆動式のスプリングターン型3
ポート2位置切換弁が用いられる。そして、エア
弁3、シンナ弁4はマニホールド2の主剤通路2
A最上流側に配置され、エア弁3はエア配管8を
介してエア源9と接続され、シンナ弁4はシンナ
配管10を介してシンナ源としてのサーキユレー
シヨンパイプ11に接続され、これらエア弁3、
シンナ弁4は制御エアが供給究されない限り、常
時は閉弁位置にある。一方、前記主剤弁5,6,
7は主剤配管12,13,14を介してA色、B
色、C色の主剤タンク15,16,17にそれぞ
れ接続されると共に、戻り配管18,19,20
を介して前記各主剤配管12,13,14と接続
され、主剤配管12,13,14の途中には各戻
り配管18,19,20の接続位置と主剤弁5,
6,7との間に例えば歯車ポンプ等の容積型ポン
プからなる主剤用ポンプ21,22,23が設け
られ、該各ポンプ21,22,23は主剤用モー
タ24により駆動せしめられるように構成されて
いる。そして、前記主剤弁5,6,7に制御エア
が供給されない状態においては、主剤用ポンプ2
1,22,23の駆動によつて、該主剤用ポンプ
21,22,23、主剤配管12,13,14、
主剤弁5,6,7、戻り配管18,19,20の
間を循環している。
25は硬化剤切換弁装置で、該硬化剤切換弁装
置25は内部に硬化剤通路26Aを有するマニホ
ールド26と、流出側が該硬化剤通路26Aに接
続されるシンナ弁27、硬化剤弁28とから大略
構成され、シンナ弁27は前述と同様のエア駆動
式のスプリングターン型2ポート2位置切換弁が
用いられ、また硬化剤弁28もエア駆動式のスプ
リングターン型3ポート2位置切換弁が用いられ
る。そして、シンナ弁27はマニホールド26の
硬化剤通路26A上流側に配置され、該シンナ弁
27はシンナ配管29を介してシンナ源としてサ
ーキユレーシヨンパイプ30に接続されている。
一方、硬化剤弁28は硬化剤配管31を介して硬
化剤源32と接続されると共に、戻り配管33を
介して前記硬化剤配管31と接続され、この硬化
剤配管31の途中には戻り配管33の接続位置と
硬化剤弁28との間に例えば歯車ポンプ等の容積
型ポンプからなる硬化剤用ポンプ34が設けら
れ、該ポンプ34は硬化剤用モータ35により駆
動せしめられるように構成されている。そして、
前記シンナ弁27は制御エアが供給されない限
り、常時は閉弁位置にあり、一方硬化剤弁28は
制御エアが供給されない状態においては、硬化剤
用ポンプ34の駆動によつて、該ポンプ34、硬
化剤配管31、硬化剤弁28、戻り配管33の間
を循環している。
置25は内部に硬化剤通路26Aを有するマニホ
ールド26と、流出側が該硬化剤通路26Aに接
続されるシンナ弁27、硬化剤弁28とから大略
構成され、シンナ弁27は前述と同様のエア駆動
式のスプリングターン型2ポート2位置切換弁が
用いられ、また硬化剤弁28もエア駆動式のスプ
リングターン型3ポート2位置切換弁が用いられ
る。そして、シンナ弁27はマニホールド26の
硬化剤通路26A上流側に配置され、該シンナ弁
27はシンナ配管29を介してシンナ源としてサ
ーキユレーシヨンパイプ30に接続されている。
一方、硬化剤弁28は硬化剤配管31を介して硬
化剤源32と接続されると共に、戻り配管33を
介して前記硬化剤配管31と接続され、この硬化
剤配管31の途中には戻り配管33の接続位置と
硬化剤弁28との間に例えば歯車ポンプ等の容積
型ポンプからなる硬化剤用ポンプ34が設けら
れ、該ポンプ34は硬化剤用モータ35により駆
動せしめられるように構成されている。そして、
前記シンナ弁27は制御エアが供給されない限
り、常時は閉弁位置にあり、一方硬化剤弁28は
制御エアが供給されない状態においては、硬化剤
用ポンプ34の駆動によつて、該ポンプ34、硬
化剤配管31、硬化剤弁28、戻り配管33の間
を循環している。
36は添加剤切換弁装置で、該添加剤切換弁装
置36は内部に添加剤通路37Aを有するマニホ
ールド37と、流出側が該添加剤通路37Aに接
続されるシンナ弁38、添加剤弁39とから大略
構成され、シンナ弁38は前述と同様のエア駆動
式のスプリングリターン型2ポート2位置切換弁
が用いられ、また添加剤弁39もエア駆動式スプ
リングリターン型3ポート2位置切換弁が用いら
れる。そして、シンナ弁38はマニホールド37
の添加剤通路37A上流側に配置され、該シンナ
ー弁38はシンナ配管40を介してシンナ源とし
てのサーキユレーシヨンパイプ41に接続されて
いる。一方、添加剤弁39は添加剤配管42を介
して例えば溶剤、表面張力低下剤、硬化遅延剤等
の添加剤を貯える添加剤源43と接続されると共
に、戻り配管44を介して前記添加剤配管42と
接続され、この添加剤配管42の途中には戻り配
管44の接続位置と添加剤弁39との間に前述と
同様例えば歯車ポンプ等の容積型ポンプからなる
添加剤用ポンプ45が設けられ、該ポンプ45は
添加剤用モータ46により駆動せしめられるよう
に構成されている。そして、前記シンナ弁38は
制御エアが供給されない限り、常時は閉弁位置に
あり、一方硬化剤弁39は制御エアが供給されな
い状態においては、添加剤用ポンプ45の駆動に
よつて、該ポンプ45、添加剤配管42、添加剤
弁39、戻り配管44の間を循環している。
置36は内部に添加剤通路37Aを有するマニホ
ールド37と、流出側が該添加剤通路37Aに接
続されるシンナ弁38、添加剤弁39とから大略
構成され、シンナ弁38は前述と同様のエア駆動
式のスプリングリターン型2ポート2位置切換弁
が用いられ、また添加剤弁39もエア駆動式スプ
リングリターン型3ポート2位置切換弁が用いら
れる。そして、シンナ弁38はマニホールド37
の添加剤通路37A上流側に配置され、該シンナ
ー弁38はシンナ配管40を介してシンナ源とし
てのサーキユレーシヨンパイプ41に接続されて
いる。一方、添加剤弁39は添加剤配管42を介
して例えば溶剤、表面張力低下剤、硬化遅延剤等
の添加剤を貯える添加剤源43と接続されると共
に、戻り配管44を介して前記添加剤配管42と
接続され、この添加剤配管42の途中には戻り配
管44の接続位置と添加剤弁39との間に前述と
同様例えば歯車ポンプ等の容積型ポンプからなる
添加剤用ポンプ45が設けられ、該ポンプ45は
添加剤用モータ46により駆動せしめられるよう
に構成されている。そして、前記シンナ弁38は
制御エアが供給されない限り、常時は閉弁位置に
あり、一方硬化剤弁39は制御エアが供給されな
い状態においては、添加剤用ポンプ45の駆動に
よつて、該ポンプ45、添加剤配管42、添加剤
弁39、戻り配管44の間を循環している。
47,48,49はそれぞれ主剤配管、硬化剤
配管、添加剤配管を示し、該各配管47,48,
49の一端は各マニホールド2,26,37の流
出口と接続され、その他端は例えばスタテツクミ
キサのようなラインミキサ50と接続され、かつ
該配管47,48,49の途中には各マニホール
ド2,26,37からラインミキサ50に向けて
のみ液体の流通を許す逆止弁51,52,53が
それぞれ設けられている。54は一端がラインミ
キサ50の流出側に接続された塗料パイプで、該
塗料パイプの他端には例えばエアガン、エアレス
ガン等からなる塗装機55が設けられ、該塗装機
55は必要に応じて高電圧が印加されて静電塗装
機を構成している。
配管、添加剤配管を示し、該各配管47,48,
49の一端は各マニホールド2,26,37の流
出口と接続され、その他端は例えばスタテツクミ
キサのようなラインミキサ50と接続され、かつ
該配管47,48,49の途中には各マニホール
ド2,26,37からラインミキサ50に向けて
のみ液体の流通を許す逆止弁51,52,53が
それぞれ設けられている。54は一端がラインミ
キサ50の流出側に接続された塗料パイプで、該
塗料パイプの他端には例えばエアガン、エアレス
ガン等からなる塗装機55が設けられ、該塗装機
55は必要に応じて高電圧が印加されて静電塗装
機を構成している。
一方、56,57,58,59,60は各ポン
プ21,22,23,34,45に取付けられた
回転検出器で、該回転検出器56〜60は該各ポ
ンプ21〜23,34,35の回転数を検出する
ことにより、主剤、硬化剤および添加剤の吐出量
信号ないしは供給量信号(以下、供給量信号とい
う)を出力するようになされている。なお、前記
各ポンプ21〜23,34,35として容積型ポ
ンプを使用することにより、これらの回転数に所
定の流量係数を掛けることにより実流量として計
量することができるから、供給量信号をデジタル
またはアナグロ的に計数することによつて供給量
を知ることができる。
プ21,22,23,34,45に取付けられた
回転検出器で、該回転検出器56〜60は該各ポ
ンプ21〜23,34,35の回転数を検出する
ことにより、主剤、硬化剤および添加剤の吐出量
信号ないしは供給量信号(以下、供給量信号とい
う)を出力するようになされている。なお、前記
各ポンプ21〜23,34,35として容積型ポ
ンプを使用することにより、これらの回転数に所
定の流量係数を掛けることにより実流量として計
量することができるから、供給量信号をデジタル
またはアナグロ的に計数することによつて供給量
を知ることができる。
さらに、61は例えばハード回路、マイクロコ
ンピユータ等からなる制御装置、62は主剤、硬
化剤および添加剤の混合比率を各主剤の種類に応
じて所望の比率に自動的に設定する混合比率設定
器を示し、前記制御装置61は混合比率設置定器
62で予め設定され、入力された所定の混合比率
と、信号線63〜67を介して入力される回転検
出器56〜60からの供給量信号とを比較し、こ
の比較結果に基づいてモータ24,35,46の
回転数を混合比率設定器62で予め設定した混合
比率となるように制御する機能を有する。従つ
て、前記制御装置61からは、信号線68,6
9,70を介してモータ24,35,46に回転
制御信号を出力し、該各モータ24,35,46
をそれぞれ所定の回転数で回転せしめ、これによ
りポンプ21〜23,34,45を所定の混合比
率となるように回転駆動せしめる。
ンピユータ等からなる制御装置、62は主剤、硬
化剤および添加剤の混合比率を各主剤の種類に応
じて所望の比率に自動的に設定する混合比率設定
器を示し、前記制御装置61は混合比率設置定器
62で予め設定され、入力された所定の混合比率
と、信号線63〜67を介して入力される回転検
出器56〜60からの供給量信号とを比較し、こ
の比較結果に基づいてモータ24,35,46の
回転数を混合比率設定器62で予め設定した混合
比率となるように制御する機能を有する。従つ
て、前記制御装置61からは、信号線68,6
9,70を介してモータ24,35,46に回転
制御信号を出力し、該各モータ24,35,46
をそれぞれ所定の回転数で回転せしめ、これによ
りポンプ21〜23,34,45を所定の混合比
率となるように回転駆動せしめる。
本実施例に用いる塗装装置は以上のように構成
されるが、次にこの塗装装置を用いた塗装方法に
ついて述べる。
されるが、次にこの塗装装置を用いた塗装方法に
ついて述べる。
いま、前述の装置を構成する要素は全て清浄に
洗浄されているものとする。この状態で、主剤源
15に貯えられているA色の主剤を用いて塗装作
業を行なうものとする。
洗浄されているものとする。この状態で、主剤源
15に貯えられているA色の主剤を用いて塗装作
業を行なうものとする。
このA色の主剤に対して、該主剤と硬化剤と添
加剤との混合比率が10:2:1であると仮定する
と、塗装作業の開始操作によつてこれを混合比率
設定器62で設定された値を自動的に制御装置6
1に入力し、その記憶領域に記憶せしめる。な
お、その設定操作は手動設定であつてもよい。
加剤との混合比率が10:2:1であると仮定する
と、塗装作業の開始操作によつてこれを混合比率
設定器62で設定された値を自動的に制御装置6
1に入力し、その記憶領域に記憶せしめる。な
お、その設定操作は手動設定であつてもよい。
次に、主剤弁5、硬化剤弁28、添加剤弁39
に制御エアを供給して切換を行ない、信号線68
〜70を介して制御装置61からモータ24,3
5,46に回転制御信号を出力すると、該各モー
タ24,35,46は前述の混合比率に従つて回
転し、ポンプ21〜23,34,45を回転駆動
せしめる。この結果、主剤源15内のA色の主剤
は主剤配管12、ポンプ21、主剤弁5、マニホ
ールド2、主剤配管47、逆止弁51を介してラ
インミキサ50に供給され、硬化剤源32内の硬
化剤は硬化剤配管31、ポンプ34、硬化剤弁2
8、硬化剤配管48、逆止弁52を介してライン
ミキサ50に供給され、さらに添加剤源43内の
添加剤も添加剤配管42、ポンプ45、添加剤弁
39、添加剤配管49、逆止弁53を介してライ
ンミキサ50に供給される。そして、該ラインミ
キサ50によつて主剤、硬化剤、添加剤を混合す
ることによつて得られた混合体は塗料パイプ54
を介して塗装機55に供給され、該塗装機55か
ら被塗物に向け噴霧される。なお、この間ポンプ
22,23も回転駆動せしめられるが、主剤弁
6,7は弁切換されていないから、B色、C色の
主剤は該各ポンプ22,23、主剤配管13,1
4、主剤弁6,7、戻り配管12,13の間を循
環するのみである。
に制御エアを供給して切換を行ない、信号線68
〜70を介して制御装置61からモータ24,3
5,46に回転制御信号を出力すると、該各モー
タ24,35,46は前述の混合比率に従つて回
転し、ポンプ21〜23,34,45を回転駆動
せしめる。この結果、主剤源15内のA色の主剤
は主剤配管12、ポンプ21、主剤弁5、マニホ
ールド2、主剤配管47、逆止弁51を介してラ
インミキサ50に供給され、硬化剤源32内の硬
化剤は硬化剤配管31、ポンプ34、硬化剤弁2
8、硬化剤配管48、逆止弁52を介してライン
ミキサ50に供給され、さらに添加剤源43内の
添加剤も添加剤配管42、ポンプ45、添加剤弁
39、添加剤配管49、逆止弁53を介してライ
ンミキサ50に供給される。そして、該ラインミ
キサ50によつて主剤、硬化剤、添加剤を混合す
ることによつて得られた混合体は塗料パイプ54
を介して塗装機55に供給され、該塗装機55か
ら被塗物に向け噴霧される。なお、この間ポンプ
22,23も回転駆動せしめられるが、主剤弁
6,7は弁切換されていないから、B色、C色の
主剤は該各ポンプ22,23、主剤配管13,1
4、主剤弁6,7、戻り配管12,13の間を循
環するのみである。
一方、ポンプ21,34,45の回転数は回転
検出器56,59,60によつてそれぞれ検出さ
れ、これらからの供給量信号は信号線63,6
6,67を介して制御装置61に刻々入力され
る。この結果、該制御装置61は予め設定され記
憶されている所定の混合比率と、各回転検出器5
6,59,60から入力される供給量信号とを常
時比較し、この比較結果に基づいて信号線68,
69,70を介してモータ24,35,46に所
定の混合比率を維持するための回転制御信号を出
力し、回転数を制御する。これにより、ポンプ2
1,34,45を所定の混合比率となるように回
転駆動する。なお、ポンプ22,23の回転検出
器57,58からも供給量信号が出力されてい
が、混合比率設定器62からはA色の主剤につい
ての混合比率のみが設定されているから、これら
の供給量信号についての比較は行なわれない。
検出器56,59,60によつてそれぞれ検出さ
れ、これらからの供給量信号は信号線63,6
6,67を介して制御装置61に刻々入力され
る。この結果、該制御装置61は予め設定され記
憶されている所定の混合比率と、各回転検出器5
6,59,60から入力される供給量信号とを常
時比較し、この比較結果に基づいて信号線68,
69,70を介してモータ24,35,46に所
定の混合比率を維持するための回転制御信号を出
力し、回転数を制御する。これにより、ポンプ2
1,34,45を所定の混合比率となるように回
転駆動する。なお、ポンプ22,23の回転検出
器57,58からも供給量信号が出力されてい
が、混合比率設定器62からはA色の主剤につい
ての混合比率のみが設定されているから、これら
の供給量信号についての比較は行なわれない。
さらに、被塗物に対するA色の塗装作業が終了
したら、主剤弁5、硬化剤弁28、添加剤弁39
への制御エア供給を停止して、これらを原切換位
置に復帰させ、かつ混合比率測定器62からのA
色の主剤についての設定値の入力をリセツトす
る。
したら、主剤弁5、硬化剤弁28、添加剤弁39
への制御エア供給を停止して、これらを原切換位
置に復帰させ、かつ混合比率測定器62からのA
色の主剤についての設定値の入力をリセツトす
る。
然るに、反応硬化型塗料はポツトライフを経過
すると硬化してしまうから、早急に洗浄する必要
がある。このため、塗装作業の終了後自動的にエ
ア弁3に制御エアを供給してこれを開弁し、エア
源9からエアをエア配管8を介してマニホールド
2に供給し、主剤通路2A、主剤配管47内の主
剤をパージすると共に逆止弁51、ラインミキサ
50、塗料パイプ54、塗装機55内の混合体を
パージする。これが終了したら、シンナ弁4,2
7,38にそれぞれ制御エアを供給してこれらを
開弁し、サーキユレーシヨンパイプ10,30,
41からのシンナをシンナ配管9,39,40を
介してマニホールド2,26,37にそれぞれ供
給する。この結果、該各マニホールド2,26,
37からのシンナは主剤配管47、硬化剤配管4
8、添加剤49、逆止弁51〜53、ラインミキ
サ50、、塗料パイプ54をそれぞれ介して塗装
機55に供給され、これら内部を洗浄する。特
に、逆止弁51〜53よりも下流側の各配管47
〜48、ラインミキサ50、塗料パイプ54、塗
装機55には主剤と硬化剤との混合体が充満して
いるから、これら内部を十分に洗浄する。さら
に、主剤用のマニホールド2、主剤配管47にA
色の主剤がわずかでも残留すると、次回の塗装作
業に際して色混り現象の虞れがあるから、シンナ
による洗浄終了後エア弁3に再び制御エアを供給
してこれを開弁し、エア源9からの洗浄用エアを
エア配管8を介してマニホールド2に供給し、該
マニホールド2内と主剤配管47内に残留するA
色の主剤やシンナをパージすると共に乾燥し、さ
らに逆止弁51、ラインミキサ50、塗料パイプ
54、塗装機55内に残留する混合体やシンナを
パージすると共に乾燥する。このようにして洗浄
作業が終了するが必要に応じて前述の工程を数回
繰り返すことによつて洗浄作業を行なつてもよ
い。
すると硬化してしまうから、早急に洗浄する必要
がある。このため、塗装作業の終了後自動的にエ
ア弁3に制御エアを供給してこれを開弁し、エア
源9からエアをエア配管8を介してマニホールド
2に供給し、主剤通路2A、主剤配管47内の主
剤をパージすると共に逆止弁51、ラインミキサ
50、塗料パイプ54、塗装機55内の混合体を
パージする。これが終了したら、シンナ弁4,2
7,38にそれぞれ制御エアを供給してこれらを
開弁し、サーキユレーシヨンパイプ10,30,
41からのシンナをシンナ配管9,39,40を
介してマニホールド2,26,37にそれぞれ供
給する。この結果、該各マニホールド2,26,
37からのシンナは主剤配管47、硬化剤配管4
8、添加剤49、逆止弁51〜53、ラインミキ
サ50、、塗料パイプ54をそれぞれ介して塗装
機55に供給され、これら内部を洗浄する。特
に、逆止弁51〜53よりも下流側の各配管47
〜48、ラインミキサ50、塗料パイプ54、塗
装機55には主剤と硬化剤との混合体が充満して
いるから、これら内部を十分に洗浄する。さら
に、主剤用のマニホールド2、主剤配管47にA
色の主剤がわずかでも残留すると、次回の塗装作
業に際して色混り現象の虞れがあるから、シンナ
による洗浄終了後エア弁3に再び制御エアを供給
してこれを開弁し、エア源9からの洗浄用エアを
エア配管8を介してマニホールド2に供給し、該
マニホールド2内と主剤配管47内に残留するA
色の主剤やシンナをパージすると共に乾燥し、さ
らに逆止弁51、ラインミキサ50、塗料パイプ
54、塗装機55内に残留する混合体やシンナを
パージすると共に乾燥する。このようにして洗浄
作業が終了するが必要に応じて前述の工程を数回
繰り返すことによつて洗浄作業を行なつてもよ
い。
以上によりA色の主剤を用いた塗装作業と洗浄
作業が終了したことになるが、B色の主剤、C色
の主剤を用いて塗装作業を行なう場合にも、前述
と同様に行なえばよいものである。
作業が終了したことになるが、B色の主剤、C色
の主剤を用いて塗装作業を行なう場合にも、前述
と同様に行なえばよいものである。
次に、第2図は本発明の第2の実施例を示し、
前述した第1の実施例と同一構成要素には同一符
号を付し、その説明をする。
前述した第1の実施例と同一構成要素には同一符
号を付し、その説明をする。
然るに、71,72,73,74,75は配管
12,13,14,31,42の途中であつてポ
ンプ21,22,23,34,45の流出側にそ
れぞれ設けられた流量計を示し、該各流量計71
〜75には被測流量に比例した流量信号を発信す
る流量発振器76,77,78,79,80が装
着され、該各流量発信器76〜80は信号線8
1,82,83,84,85を介して制御装置6
1と接続され、刻々の被流量を入力しうるように
構成されている。
12,13,14,31,42の途中であつてポ
ンプ21,22,23,34,45の流出側にそ
れぞれ設けられた流量計を示し、該各流量計71
〜75には被測流量に比例した流量信号を発信す
る流量発振器76,77,78,79,80が装
着され、該各流量発信器76〜80は信号線8
1,82,83,84,85を介して制御装置6
1と接続され、刻々の被流量を入力しうるように
構成されている。
本実施例に用いる塗装装置は以上のように構成
されるが、第1の実施例における回転検出器56
〜60からの供給量信号に代えて流量発信器76
〜80からの流量信号に基づいて混合比率の制御
を行なうものである点を除き、その塗装方法につ
いては第1の実施例と実質的に変わるところがな
い。
されるが、第1の実施例における回転検出器56
〜60からの供給量信号に代えて流量発信器76
〜80からの流量信号に基づいて混合比率の制御
を行なうものである点を除き、その塗装方法につ
いては第1の実施例と実質的に変わるところがな
い。
しかし、本実施例においてはポンプ21〜2
3,34,45の吐出側に流量計71〜75を挿
入し、これらによつて直接流量測定して混合比率
の制御を行なうものであるから、より高精度な管
理を行なうことができる。
3,34,45の吐出側に流量計71〜75を挿
入し、これらによつて直接流量測定して混合比率
の制御を行なうものであるから、より高精度な管
理を行なうことができる。
第3図は本発明の第3の実施例を示し、前述し
た第1の実施例と同一構成要素には同一符号を付
してその説明を省略する。
た第1の実施例と同一構成要素には同一符号を付
してその説明を省略する。
然るに、91は色替弁装置を示し、該色替弁装
置91は内部に通路92Aを有するマニホールド
92と、流出側が該通路92Aに接続されるエア
弁3、シンナ弁4、複数の主剤4,6,7、硬化
剤弁28および添加剤弁39とから大略構成さ
れ、しかも前記マニホールド92の通路92Aの
流出側は流出用配管93を介してラインミキサ5
0の流入側と接続したことにある。
置91は内部に通路92Aを有するマニホールド
92と、流出側が該通路92Aに接続されるエア
弁3、シンナ弁4、複数の主剤4,6,7、硬化
剤弁28および添加剤弁39とから大略構成さ
れ、しかも前記マニホールド92の通路92Aの
流出側は流出用配管93を介してラインミキサ5
0の流入側と接続したことにある。
本実施例に用いる塗装装置は以上のように構成
されるが、第1の実施例における各マニホールド
2,26,37を1本のマニホールド92とする
ことにより、主剤供給系統、硬化剤供給系統、添
加剤供給系統を該マニホールド92に直接接続す
ることができると共に、シンナ弁27,38を不
要とすることができる。また、本実施例では流出
用配管93内を主剤、硬化剤および添加剤が混合
しつつ流れるから、ラインミキサ50での混合効
果を高めることができる。さらに、第1の実施例
における逆止弁51〜53を不要することができ
る。以上の各点を除き混合比率制御を行ないつつ
塗装を行なうものである点について第1の実施例
と変るところがない。
されるが、第1の実施例における各マニホールド
2,26,37を1本のマニホールド92とする
ことにより、主剤供給系統、硬化剤供給系統、添
加剤供給系統を該マニホールド92に直接接続す
ることができると共に、シンナ弁27,38を不
要とすることができる。また、本実施例では流出
用配管93内を主剤、硬化剤および添加剤が混合
しつつ流れるから、ラインミキサ50での混合効
果を高めることができる。さらに、第1の実施例
における逆止弁51〜53を不要することができ
る。以上の各点を除き混合比率制御を行ないつつ
塗装を行なうものである点について第1の実施例
と変るところがない。
なお、前述の各実施例においては、主剤、硬化
剤および添加剤からなる3液性反応硬化型塗料を
用いる場合について述べたが、この3液性塗料の
場合には添加剤として溶剤を用いる比較的低粘度
のポリウレタン樹脂塗料や不飽和ポリエステル樹
脂塗料等の場合や表面張力低下剤、硬化遅延剤を
混合する場合等に好適である。一方、厚塗り用の
高粘度ハイソリツド形塗料や無溶剤形のポリウレ
タン樹脂塗料、エポキシ樹脂塗料等を用いてなる
2液性反応硬化型塗料の場合には、添加剤を不要
としうるものである。また、モータ24,35,
46としては電動モータに限ることなくエアモー
タを用いてもよく、この場合には電空変換器を介
在させればよい。また、硬化剤切換変装置25、
添加剤切換弁装置36にエア弁を設ける構成とし
てもよい。さらに、混合手段としてラインミキサ
50を用いるものとして述べたが、ポツトライフ
が短かい塗料ではミキシング機構を塗装機55の
内部に備えてなる内部混合式の塗装機としてもよ
いものである。さらに、主剤源15〜17内には
A色、B色、C色の主剤を貯えておくものとして
述べたが、例えばポリウレタン樹脂塗料、エポキ
シ樹脂塗料、付飽和ポリエステル樹脂塗料等、異
種の主剤を貯えておくものであつてもよい。さら
にまた、第3の実施例において回転検出器56〜
60に代えて、第2の実施例の如く流量計71〜
75を用いてもよいことは勿論である。
剤および添加剤からなる3液性反応硬化型塗料を
用いる場合について述べたが、この3液性塗料の
場合には添加剤として溶剤を用いる比較的低粘度
のポリウレタン樹脂塗料や不飽和ポリエステル樹
脂塗料等の場合や表面張力低下剤、硬化遅延剤を
混合する場合等に好適である。一方、厚塗り用の
高粘度ハイソリツド形塗料や無溶剤形のポリウレ
タン樹脂塗料、エポキシ樹脂塗料等を用いてなる
2液性反応硬化型塗料の場合には、添加剤を不要
としうるものである。また、モータ24,35,
46としては電動モータに限ることなくエアモー
タを用いてもよく、この場合には電空変換器を介
在させればよい。また、硬化剤切換変装置25、
添加剤切換弁装置36にエア弁を設ける構成とし
てもよい。さらに、混合手段としてラインミキサ
50を用いるものとして述べたが、ポツトライフ
が短かい塗料ではミキシング機構を塗装機55の
内部に備えてなる内部混合式の塗装機としてもよ
いものである。さらに、主剤源15〜17内には
A色、B色、C色の主剤を貯えておくものとして
述べたが、例えばポリウレタン樹脂塗料、エポキ
シ樹脂塗料、付飽和ポリエステル樹脂塗料等、異
種の主剤を貯えておくものであつてもよい。さら
にまた、第3の実施例において回転検出器56〜
60に代えて、第2の実施例の如く流量計71〜
75を用いてもよいことは勿論である。
本発明に係る反応硬化型塗料の塗装装置は以上
詳細に述べた如くであつて、主剤と硬化剤からな
る2液性、または主剤、硬化財および添加剤から
なる3液性の反応硬化型塗料の混合比率を混合比
率設定手段で予め設定し、また各供給系統からの
主剤と硬化剤の供給量、または主剤、硬化剤およ
び添加剤の供給量をそれぞれの供給量検出手段で
検出し、モータ制御手段によつて各供給系統のモ
ータ回転数を予め設定した混合比率と一致するよ
うに回転制御せしめる構成としたから、主剤の種
類や塗色の種類の変動、温度、粘度等の外囲条件
による供給量の変動等があつても、混合比率設定
手段による混合比率を変更するのみで、常時高精
度で最適な混合比率を確保することができ、また
主剤供給系統を色替弁装置と組合わせることによ
つて、自動色替えないしは自動主剤替えを簡単に
行なうことができ、さらに3液性反応硬化型塗料
についても、添加剤の混合比率を主剤と硬化剤と
の関係から自動的に管理することができる等の効
果を奏する。
詳細に述べた如くであつて、主剤と硬化剤からな
る2液性、または主剤、硬化財および添加剤から
なる3液性の反応硬化型塗料の混合比率を混合比
率設定手段で予め設定し、また各供給系統からの
主剤と硬化剤の供給量、または主剤、硬化剤およ
び添加剤の供給量をそれぞれの供給量検出手段で
検出し、モータ制御手段によつて各供給系統のモ
ータ回転数を予め設定した混合比率と一致するよ
うに回転制御せしめる構成としたから、主剤の種
類や塗色の種類の変動、温度、粘度等の外囲条件
による供給量の変動等があつても、混合比率設定
手段による混合比率を変更するのみで、常時高精
度で最適な混合比率を確保することができ、また
主剤供給系統を色替弁装置と組合わせることによ
つて、自動色替えないしは自動主剤替えを簡単に
行なうことができ、さらに3液性反応硬化型塗料
についても、添加剤の混合比率を主剤と硬化剤と
の関係から自動的に管理することができる等の効
果を奏する。
第1図は本発明に用いる第1の実施例を示す系
統図、第2図は同じく第2の実施例に用いる系統
図、第3図は同じく第3の実施例に用いる系統図
である。 1,91……色替弁装置、11,30,41…
…シンナ源、12,13,14,47……主剤配
管、15,16,17……主剤源、21,22,
23,34,45……ポンプ、24,35,46
……モータ、25……硬化剤切換弁装置、31,
48……硬化剤配管、32……硬化剤源、36…
…添加剤切換弁装置、42,49……添加剤配
管、43……添加剤源、50……ラインミキサ、
54……塗料パイプ、55……塗装機、56,5
7,58,59,60……回転検出器、61……
制御装置、62……混合比率設定器、71,7
2,73,74,75……流量計、76,77,
78,79,80……流量発信器。
統図、第2図は同じく第2の実施例に用いる系統
図、第3図は同じく第3の実施例に用いる系統図
である。 1,91……色替弁装置、11,30,41…
…シンナ源、12,13,14,47……主剤配
管、15,16,17……主剤源、21,22,
23,34,45……ポンプ、24,35,46
……モータ、25……硬化剤切換弁装置、31,
48……硬化剤配管、32……硬化剤源、36…
…添加剤切換弁装置、42,49……添加剤配
管、43……添加剤源、50……ラインミキサ、
54……塗料パイプ、55……塗装機、56,5
7,58,59,60……回転検出器、61……
制御装置、62……混合比率設定器、71,7
2,73,74,75……流量計、76,77,
78,79,80……流量発信器。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 主剤源に貯えられている主剤をモータによつ
て駆動される主剤用ポンプを介して供給する主剤
供給系統と、硬化源に貯えられている硬化剤をモ
ータによつて駆動される硬化剤用ポンプを介して
供給する硬化剤供給系統と、前記主剤供給系統と
硬化剤供給系統からそれぞれ供給される主剤と硬
化剤の混合体を被塗物に向けて噴霧する塗装機と
を備えた反応硬化型塗料の塗装装置において、前
記塗装機に供給される主剤と硬化剤の混合比率を
予め設定する混合比率設定手段と、前記主剤供給
系統から供給される主剤の供給量を検出する主剤
供給量検出手段と、前記硬化剤供給系統から供給
される硬化剤の供給量を検出する硬化剤供給量検
出手段と、前記混合比率設定手段で予め設定され
た主剤と硬化剤の混合比率と前記主剤供給量検出
手段および硬化剤供給量検出手段によつてそれぞ
れ検出された検出供給量とを比較し、前記主剤供
給系統のモータと硬化剤供給系統のモータの回転
数を、前記混合比率設定手段による混合比率とな
るようにそれぞれ制御するモータ制御手段とから
構成したことを特徴とする反応硬化型塗料の塗装
装置。 2 主剤源に貯えられている主剤をモータによつ
て駆動される主剤用ポンプを介して供給する主剤
供給系統と、硬化源に貯えられている硬化剤をモ
ータによつて駆動される硬化剤用ポンプを介して
供給する硬化剤供給系統と、添加剤源に貯えられ
ている添加剤をモータによつて駆動される添加剤
用ポンプを介して供給する添加剤供給系統と、前
記主剤供給系統、硬化剤供給系統および添加剤供
給系統からそれぞれ供給される主剤、硬化剤およ
び添加剤の混合体を被塗物に向けて噴霧する塗装
機とを備えてなる反応硬化型塗料の塗装装置にお
いて、前記塗装機に供給される主剤、硬化剤およ
び添加剤の混合比率を予め設定する混合比率設定
手段と、前記主剤供給系統から供給される主剤の
供給量を検出する主剤供給量検出手段と、前記硬
化剤供給系統から供給される硬化剤の供給量を検
出する硬化剤供給量検出手段と、前記添加剤供給
系統から供給される添加剤の供給量を検出する添
加剤供給量検出手段と、前記混合比率設定手段で
予め設定された主剤、硬化剤および添加剤の混合
比率と前記主剤供給量検出手段、硬化剤供給量検
出手段および添加剤供給量検出手段によつてそれ
ぞれ検出された検出供給量とを比較し、前記主剤
供給系統のモータ、硬化剤供給系統のモータおよ
び添加剤供給系統のモータの回転数を、前記混合
比率設定手段による混合比率となるようにそれぞ
れ制御するモータ制御手段とから構成したことを
特徴とする反応硬化型塗料の塗装装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8539883A JPS59213468A (ja) | 1983-05-16 | 1983-05-16 | 反応硬化型塗料の塗装装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8539883A JPS59213468A (ja) | 1983-05-16 | 1983-05-16 | 反応硬化型塗料の塗装装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59213468A JPS59213468A (ja) | 1984-12-03 |
JPH0318502B2 true JPH0318502B2 (ja) | 1991-03-12 |
Family
ID=13857665
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8539883A Granted JPS59213468A (ja) | 1983-05-16 | 1983-05-16 | 反応硬化型塗料の塗装装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59213468A (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0626710B2 (ja) * | 1986-06-12 | 1994-04-13 | トヨタ自動車株式会社 | 多液塗装装置の吐出量制御方法 |
CA1320826C (en) * | 1989-03-13 | 1993-08-03 | Richard M. Ostin | Electrostatic spray coating apparatus for applying two component mixture |
JPH0474553A (ja) * | 1990-07-16 | 1992-03-09 | Aica Kogyo Co Ltd | 2液混合吐出機の洗浄装置 |
JPH07185409A (ja) * | 1993-12-27 | 1995-07-25 | Tokioka Techno Service:Kk | 2液混合型吹付装置 |
JP2008049294A (ja) * | 2006-08-25 | 2008-03-06 | Asahi Sunac Corp | 二液塗装装置 |
WO2008081634A1 (ja) | 2006-12-27 | 2008-07-10 | Abb K.K. | 塗装装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57165068A (en) * | 1981-04-03 | 1982-10-09 | Dainippon Toryo Co Ltd | Coating method |
-
1983
- 1983-05-16 JP JP8539883A patent/JPS59213468A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57165068A (en) * | 1981-04-03 | 1982-10-09 | Dainippon Toryo Co Ltd | Coating method |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59213468A (ja) | 1984-12-03 |
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