JPH0698205A - 遠隔操作式雲台装置 - Google Patents
遠隔操作式雲台装置Info
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- JPH0698205A JPH0698205A JP4246241A JP24624192A JPH0698205A JP H0698205 A JPH0698205 A JP H0698205A JP 4246241 A JP4246241 A JP 4246241A JP 24624192 A JP24624192 A JP 24624192A JP H0698205 A JPH0698205 A JP H0698205A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 従来の遠隔操作式雲台装置では、特定の雲台
と特定の雲台操作器とが別々に使用することができない
ように構成されていたので、該雲台操作器で他の雲台を
操作することはできなかった。本発明は、複数の雲台操
作器と複数の雲台とを自由に切換えて使用でき、また、
雲台が移動されても角度調整を容易に行なうことができ
る遠隔操作式雲台装置を提供する。 【構成】 本発明の雲台装置では、雲台が北を向いた時
の角度データを記憶させる記憶手段を雲台もしくは雲台
操作器に設け、該記憶手段に記憶させた角度データを北
角度補正データとし、この北角度補正データと雲台角度
データから北方位の表示角度を0度とする補正演算を行
うことにより複数の雲台と複数の雲台操作器との自由な
接続切換えを可能とし、また、雲台の設置位置を変更し
た場合でも雲台操作器において北を0度とする角度表示
を直ちに行なえるようにした。
と特定の雲台操作器とが別々に使用することができない
ように構成されていたので、該雲台操作器で他の雲台を
操作することはできなかった。本発明は、複数の雲台操
作器と複数の雲台とを自由に切換えて使用でき、また、
雲台が移動されても角度調整を容易に行なうことができ
る遠隔操作式雲台装置を提供する。 【構成】 本発明の雲台装置では、雲台が北を向いた時
の角度データを記憶させる記憶手段を雲台もしくは雲台
操作器に設け、該記憶手段に記憶させた角度データを北
角度補正データとし、この北角度補正データと雲台角度
データから北方位の表示角度を0度とする補正演算を行
うことにより複数の雲台と複数の雲台操作器との自由な
接続切換えを可能とし、また、雲台の設置位置を変更し
た場合でも雲台操作器において北を0度とする角度表示
を直ちに行なえるようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は遠隔操作式雲台装置(以
下にはリモコン雲台と記載する)に関する。
下にはリモコン雲台と記載する)に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビカメラ又はFPU受信器等を搭載
した従来のリモコン雲台はたとえば図4の様に構成され
ている。図5は従来例の外観を示す図である。雲台操作
器1には角度表示部2及び雲台操作ボタン(雲台操作
部)3並びに演算部4が設けられ、雲台7には駆動部8
及び演算部9並びに水平角検出部10が設けられてい
る。撮影したい対象物、例えば建物、山、港等に雲台7
を向けるとき、又は中継車の方向に雲台を向けるとき
は、雲台の設置位置から対象物への北を0度とする方位
を地図を用いて調べ、その方位角へ雲台操作器1の角度
表示部2を見ながら操作する。
した従来のリモコン雲台はたとえば図4の様に構成され
ている。図5は従来例の外観を示す図である。雲台操作
器1には角度表示部2及び雲台操作ボタン(雲台操作
部)3並びに演算部4が設けられ、雲台7には駆動部8
及び演算部9並びに水平角検出部10が設けられてい
る。撮影したい対象物、例えば建物、山、港等に雲台7
を向けるとき、又は中継車の方向に雲台を向けるとき
は、雲台の設置位置から対象物への北を0度とする方位
を地図を用いて調べ、その方位角へ雲台操作器1の角度
表示部2を見ながら操作する。
【0003】このような雲台は、その設置状況に合わせ
て雲台7が北を向いたとき、雲台操作器1の角度表示が
0度になるように雲台及び雲台操作器とも1:1で個別
に設計し且つ調整してある。従って雲台7と雲台操作器
1は、1:1で使用しなければならない。
て雲台7が北を向いたとき、雲台操作器1の角度表示が
0度になるように雲台及び雲台操作器とも1:1で個別
に設計し且つ調整してある。従って雲台7と雲台操作器
1は、1:1で使用しなければならない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例では、雲台
と雲台操作器が1:1で角度表示を調整されているため
次のような欠点があった。
と雲台操作器が1:1で角度表示を調整されているため
次のような欠点があった。
【0005】 図5のように複数の雲台を複数の雲台
操作器と組み合わせて1:1の固定でなく、×印のよう
に接続を切り替えて使用すると、雲台操作器の角度表示
が一定の方位(北)に対する角度を正しく示さなくな
る。
操作器と組み合わせて1:1の固定でなく、×印のよう
に接続を切り替えて使用すると、雲台操作器の角度表示
が一定の方位(北)に対する角度を正しく示さなくな
る。
【0006】 また、1:1で使っても1ヵ所に常設
されない移動型雲台の場合は、設置する場所により建物
の陰、鉄柱の陰になる等の制約がでてきて前の地点と同
じ方位に設置できるとは限らない。この時は雲台の角度
検出部の再調整が必要になってしまう。
されない移動型雲台の場合は、設置する場所により建物
の陰、鉄柱の陰になる等の制約がでてきて前の地点と同
じ方位に設置できるとは限らない。この時は雲台の角度
検出部の再調整が必要になってしまう。
【0007】それ故、本発明の目的は前述の欠点を有し
ない改良されたリモコン雲台装置を提供することであ
る。
ない改良されたリモコン雲台装置を提供することであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の雲台装置では、
雲台側に雲台が北を向いたときの角度データを記憶させ
る記憶手段を設け、記憶した角度データを北補正角度デ
ータとし、北補正角度データを雲台操作開始時に雲台操
作器へ伝送し、雲台操作器でこの北補正角度データと雲
台角度データから、北方位の表示角度を0度とする補正
演算を行うことにより、複数の雲台操作器に対して北を
0度とする角度表示が出来るようにした。また、雲台の
設置向きを変更した場合や、雲台増設の場合でも、対象
となる雲台の操作部材で北角度補正データを設定するだ
けで、雲台操作器での北を0度とする角度表示がすぐに
出来るように構成した。
雲台側に雲台が北を向いたときの角度データを記憶させ
る記憶手段を設け、記憶した角度データを北補正角度デ
ータとし、北補正角度データを雲台操作開始時に雲台操
作器へ伝送し、雲台操作器でこの北補正角度データと雲
台角度データから、北方位の表示角度を0度とする補正
演算を行うことにより、複数の雲台操作器に対して北を
0度とする角度表示が出来るようにした。また、雲台の
設置向きを変更した場合や、雲台増設の場合でも、対象
となる雲台の操作部材で北角度補正データを設定するだ
けで、雲台操作器での北を0度とする角度表示がすぐに
出来るように構成した。
【0009】また、本発明の他の雲台装置では、雲台操
作器に雲台が北を向いたときの角度データを記憶させる
記憶手段を設け、記憶した角度データを北補正データと
し、北補正データと雲台角度データから、表示角度を0
度とする補正演算を行うことにより、雲台操作器に接続
する雲台が変更された場合でも北を0度とする角度表示
補正が簡単に行えるようにした。
作器に雲台が北を向いたときの角度データを記憶させる
記憶手段を設け、記憶した角度データを北補正データと
し、北補正データと雲台角度データから、表示角度を0
度とする補正演算を行うことにより、雲台操作器に接続
する雲台が変更された場合でも北を0度とする角度表示
補正が簡単に行えるようにした。
【0010】
【作用】雲台及び雲台操作器のいずれか一方に角度デー
タを記憶させる記憶手段を設け、記憶した角度データを
北補正データとし、北補正角度データを雲台操作開始時
に雲台操作器へ伝送し、雲台操作器側で北補正角度デー
タと雲台角度データから表示角度を0度とする補正演算
を行うように構成されているので、北を0度とする角度
表示補正が簡単に行え、雲台を目標方向に向ける操作が
容易になる。
タを記憶させる記憶手段を設け、記憶した角度データを
北補正データとし、北補正角度データを雲台操作開始時
に雲台操作器へ伝送し、雲台操作器側で北補正角度デー
タと雲台角度データから表示角度を0度とする補正演算
を行うように構成されているので、北を0度とする角度
表示補正が簡単に行え、雲台を目標方向に向ける操作が
容易になる。
【0011】また、雲台に北補正角度データを記憶させ
るだけで複数の雲台を複数の雲台操作器と組み合わせ
て、1:1の固定でなく切り替えて使用する場合におい
ても、同様の角度表示補正が可能になり、雲台増設時の
セットアップが非常に簡単となる効果がある。
るだけで複数の雲台を複数の雲台操作器と組み合わせ
て、1:1の固定でなく切り替えて使用する場合におい
ても、同様の角度表示補正が可能になり、雲台増設時の
セットアップが非常に簡単となる効果がある。
【0012】また、複数個の北補正データを記憶させ、
雲台部選択と連動して補正演算を行うようにすれば、1
台の雲台操作器にて複数の雲台を制御することが可能に
なり、操作部の機材を少なくすることと共に、設置スペ
ースも少なくてすみ、機器全体のコストも少なくするこ
とが可能である。
雲台部選択と連動して補正演算を行うようにすれば、1
台の雲台操作器にて複数の雲台を制御することが可能に
なり、操作部の機材を少なくすることと共に、設置スペ
ースも少なくてすみ、機器全体のコストも少なくするこ
とが可能である。
【0013】
【実施例】図1及び図2を参照して本発明の第1実施例
を説明する。
を説明する。
【0014】図1及び図2において、1は雲台7を操作
するところの雲台操作器、2は雲台水平旋回角度を表示
するところの角度表示部、3は雲台7を上下左右に旋回
操作する入力をとりこむ雲台操作部、4は雲台操作器を
制御する操作演算部、5は記憶操作部6が操作されたと
きの雲台角度データを北補正用データとして記憶する記
憶部、6は雲台が北を向いたときの角度データを記憶部
5に記憶させる入力を受け付ける記憶操作部、7は雲台
操作器11からのリモコン操作で動作し、現在の角度デ
ータを雲台操作器11へ送信する雲台、8は雲台7を上
下左右に旋回駆動する駆動部、9は雲台7を制御する雲
台演算部、10は現在の雲台旋回角度を検出する雲台水
平角検出部、である。
するところの雲台操作器、2は雲台水平旋回角度を表示
するところの角度表示部、3は雲台7を上下左右に旋回
操作する入力をとりこむ雲台操作部、4は雲台操作器を
制御する操作演算部、5は記憶操作部6が操作されたと
きの雲台角度データを北補正用データとして記憶する記
憶部、6は雲台が北を向いたときの角度データを記憶部
5に記憶させる入力を受け付ける記憶操作部、7は雲台
操作器11からのリモコン操作で動作し、現在の角度デ
ータを雲台操作器11へ送信する雲台、8は雲台7を上
下左右に旋回駆動する駆動部、9は雲台7を制御する雲
台演算部、10は現在の雲台旋回角度を検出する雲台水
平角検出部、である。
【0015】雲台操作器11の操作演算部4と雲台7の
雲台演算部9は双方向にデータ通信を行っている。以下
には、雲台操作器11→雲台7のデータ通信と、雲台7
→雲台操作器11のデータ通信に分けて説明を行う。
雲台演算部9は双方向にデータ通信を行っている。以下
には、雲台操作器11→雲台7のデータ通信と、雲台7
→雲台操作器11のデータ通信に分けて説明を行う。
【0016】<雲台操作器11→雲台7のデータ通信>
雲台操作部3が操作されると操作演算部4より雲台7へ
動作指令信号が送信され、雲台演算部9は動作指令信号
を受けて駆動部8を動作させ、雲台7を上下左右へ旋回
させる。
雲台操作部3が操作されると操作演算部4より雲台7へ
動作指令信号が送信され、雲台演算部9は動作指令信号
を受けて駆動部8を動作させ、雲台7を上下左右へ旋回
させる。
【0017】<雲台7→雲台操作器11のデータ通信>
雲台水平角検出部10は現在の水平角を検出して雲台演
算部9へ角度データを送り、雲台演算部9は角度データ
を雲台操作器11へ送信する。操作演算部4は受信した
角度データと記憶部5に記憶されている北補正データよ
り、角度表示部2に表示すべき北を0度とした方位を計
算し、角度表示部2に計算結果を表示させる。
雲台水平角検出部10は現在の水平角を検出して雲台演
算部9へ角度データを送り、雲台演算部9は角度データ
を雲台操作器11へ送信する。操作演算部4は受信した
角度データと記憶部5に記憶されている北補正データよ
り、角度表示部2に表示すべき北を0度とした方位を計
算し、角度表示部2に計算結果を表示させる。
【0018】ここで雲台7を別の地点へ移したとき、雲
台7の設置条件により前の地点では雲台7の水平旋回角
度0度が方位の0度(北)だったものが別の地点では雲
台7の水平旋回角度90度が方位の0度(北)となった
場合、この状態では雲台7を北(方位0度)に向けたと
き、雲台操作器11の角度表示部2は90度(東)を示
すことになる。
台7の設置条件により前の地点では雲台7の水平旋回角
度0度が方位の0度(北)だったものが別の地点では雲
台7の水平旋回角度90度が方位の0度(北)となった
場合、この状態では雲台7を北(方位0度)に向けたと
き、雲台操作器11の角度表示部2は90度(東)を示
すことになる。
【0019】このとき、記憶操作部10を操作すること
により、雲台5の北からのずれた角度(90度)を記憶
部9に北補正角度データとして記憶する。
により、雲台5の北からのずれた角度(90度)を記憶
部9に北補正角度データとして記憶する。
【0020】操作演算部4では雲台制御開始時にこの北
補正角度データを雲台から受信し、現在の角度データ
(90度)から北補正角度データ(90度)を引くこと
により雲台7の方位データ(0度)を得ることができ、
この方位データを角度表示部2によって表示することに
より、雲台7の方位と角度表示部2の方位を一致させる
ことができる。
補正角度データを雲台から受信し、現在の角度データ
(90度)から北補正角度データ(90度)を引くこと
により雲台7の方位データ(0度)を得ることができ、
この方位データを角度表示部2によって表示することに
より、雲台7の方位と角度表示部2の方位を一致させる
ことができる。
【0021】このようにすることにより、雲台7を移動
した場合や複数の雲台と接続を切り替えて使用するよう
な場合でも、雲台の方位と角度表示部2の角度表示を容
易に一致させることができる。
した場合や複数の雲台と接続を切り替えて使用するよう
な場合でも、雲台の方位と角度表示部2の角度表示を容
易に一致させることができる。
【0022】次に、本発明の第2実施例について図3を
参照して説明する。本実施例は雲台側に記憶部と記憶操
作部とを設けたものである。
参照して説明する。本実施例は雲台側に記憶部と記憶操
作部とを設けたものである。
【0023】図3において、1は雲台15を操作すると
ころの雲台操作器、2は雲台水平旋回角度を表示すると
ころの角度表示部、3は雲台15を上下左右に旋回操作
する入力をとりこむ雲台操作部、4は雲台操作器1を制
御する操作演算部、15は雲台操作器1からのリモコン
操作で動作して現在の角度データを雲台操作器1へ送信
する雲台、8は雲台15を上下左右に旋回駆動する駆動
部、17は雲台を制御する雲台演算部、10は現在の雲
台旋回角度を検出する雲台水平角検出部、18は記憶操
作部19が操作されたときの雲台角度データを北補正用
データとして記憶する記憶部、19は雲台15が北を向
いたときの角度データを記憶部18に記憶させる入力を
受け付ける記憶操作部、である。
ころの雲台操作器、2は雲台水平旋回角度を表示すると
ころの角度表示部、3は雲台15を上下左右に旋回操作
する入力をとりこむ雲台操作部、4は雲台操作器1を制
御する操作演算部、15は雲台操作器1からのリモコン
操作で動作して現在の角度データを雲台操作器1へ送信
する雲台、8は雲台15を上下左右に旋回駆動する駆動
部、17は雲台を制御する雲台演算部、10は現在の雲
台旋回角度を検出する雲台水平角検出部、18は記憶操
作部19が操作されたときの雲台角度データを北補正用
データとして記憶する記憶部、19は雲台15が北を向
いたときの角度データを記憶部18に記憶させる入力を
受け付ける記憶操作部、である。
【0024】雲台操作器1の操作演算部4と雲台15の
雲台演算部17は双方向にデータ通信を行っている。以
下には、雲台操作器1→雲台15のデータ通信と、雲台
15→雲台操作器1のデータ通信に分けて説明を行う。
雲台演算部17は双方向にデータ通信を行っている。以
下には、雲台操作器1→雲台15のデータ通信と、雲台
15→雲台操作器1のデータ通信に分けて説明を行う。
【0025】<雲台操作器1→雲台15のデータ通信>
雲台操作部3が操作されると操作演算部4より雲台15
へ動作指令信号が送信される。雲台演算部17は、動作
指令信号を受けて駆動部8を動作させ雲台15を上下左
右へ旋回させる。
雲台操作部3が操作されると操作演算部4より雲台15
へ動作指令信号が送信される。雲台演算部17は、動作
指令信号を受けて駆動部8を動作させ雲台15を上下左
右へ旋回させる。
【0026】<雲台15→雲台操作器1のデータ通信>
雲台操作開始時に、雲台演算部17は記憶部18に記憶
されている北補正角度データを雲台操作器1へ送信す
る。
雲台操作開始時に、雲台演算部17は記憶部18に記憶
されている北補正角度データを雲台操作器1へ送信す
る。
【0027】水平角検出部10は、現在の水平角を検出
し雲台演算部17へ角度データを送り雲台演算部17は
角度データを雲台操作器1へ送信する。操作演算部4は
受信した角度データと雲台操作開始時に受信した北補正
角度データより、角度表示部2に表示すべき北を0度と
した方位を計算し、角度表示部2に計算結果を表示させ
る。
し雲台演算部17へ角度データを送り雲台演算部17は
角度データを雲台操作器1へ送信する。操作演算部4は
受信した角度データと雲台操作開始時に受信した北補正
角度データより、角度表示部2に表示すべき北を0度と
した方位を計算し、角度表示部2に計算結果を表示させ
る。
【0028】ここで雲台15を別の地点へ移したとき、
雲台15の設置条件により前の地点では、雲台15の水
平旋回角度0度が方位の0度(北)だったものが別の地
点では雲台15の水平旋回角度90度が方位の0度
(北)となった場合この状態では、雲台15を北(方位
0度)に向けたとき、雲台操作器1の角度表示部2は、
90度(東)を示すことになる。
雲台15の設置条件により前の地点では、雲台15の水
平旋回角度0度が方位の0度(北)だったものが別の地
点では雲台15の水平旋回角度90度が方位の0度
(北)となった場合この状態では、雲台15を北(方位
0度)に向けたとき、雲台操作器1の角度表示部2は、
90度(東)を示すことになる。
【0029】このとき、記憶操作部19を操作すること
により、雲台15の北からのずれた角度(90度)を記
憶部18に北補正角度データとして記憶する。
により、雲台15の北からのずれた角度(90度)を記
憶部18に北補正角度データとして記憶する。
【0030】操作演算部4では雲台制御開始時にこの北
補正角度データを雲台から受信し、現在の角度データ
(90度)から北補正角度データ(90度)を引くこと
により雲台5の方位データ(0度)を得ることができ、
この方位データを角度表示部2によって表示することに
より、雲台15の方位と角度表示部2の方位を一致させ
ることができる。
補正角度データを雲台から受信し、現在の角度データ
(90度)から北補正角度データ(90度)を引くこと
により雲台5の方位データ(0度)を得ることができ、
この方位データを角度表示部2によって表示することに
より、雲台15の方位と角度表示部2の方位を一致させ
ることができる。
【0031】このようにすることにより、雲台15を移
動した場合や複数の雲台操作器と接続を切り替えて使用
するような場合でも、雲台15の方位と角度表示部2の
角度表示を容易に一致させることができる。
動した場合や複数の雲台操作器と接続を切り替えて使用
するような場合でも、雲台15の方位と角度表示部2の
角度表示を容易に一致させることができる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の雲台装置
では、雲台及び雲台操作器のいずれか一方に角度データ
を記憶させる記憶手段を設け、記憶した角度データを北
補正データとし、北補正角度データを雲台操作開始時に
雲台操作器へ伝送し、雲台操作器側で北補正角度データ
と雲台角度データから表示角度を0度とする補正演算を
行うことにより、北を0度とする角度表示補正が簡単に
行え、雲台を目標方向に向ける操作が容易になる。
では、雲台及び雲台操作器のいずれか一方に角度データ
を記憶させる記憶手段を設け、記憶した角度データを北
補正データとし、北補正角度データを雲台操作開始時に
雲台操作器へ伝送し、雲台操作器側で北補正角度データ
と雲台角度データから表示角度を0度とする補正演算を
行うことにより、北を0度とする角度表示補正が簡単に
行え、雲台を目標方向に向ける操作が容易になる。
【0033】また、雲台に北補正角度データを記憶させ
るだけで複数の雲台を複数の雲台操作器と組み合わせ
て、1:1の固定でなく切り替えて使用する場合におい
ても、同様の角度表示補正が可能になり、雲台増設時の
セットアップが非常に簡単となる効果がある。
るだけで複数の雲台を複数の雲台操作器と組み合わせ
て、1:1の固定でなく切り替えて使用する場合におい
ても、同様の角度表示補正が可能になり、雲台増設時の
セットアップが非常に簡単となる効果がある。
【0034】また、複数個の北補正データを記憶させ、
雲台部選択と連動して補正演算を行うようにすれば、1
台の雲台操作器にて複数の雲台を制御することが可能に
なり、操作部の機材を少なくすることと共に、設置スペ
ースも少なくてすみ、機器全体のコストも少なくするこ
とが可能である。
雲台部選択と連動して補正演算を行うようにすれば、1
台の雲台操作器にて複数の雲台を制御することが可能に
なり、操作部の機材を少なくすることと共に、設置スペ
ースも少なくてすみ、機器全体のコストも少なくするこ
とが可能である。
【図1】本発明の第1実施例の雲台装置の概略構成図。
【図2】図1の装置の外観図。
【図3】本発明の第2実施例の雲台装置の概略構成図。
【図4】従来の雲台装置の概略構成図。
【図5】従来の雲台装置の外観図。
【図6】複数の雲台と雲台操作器との切換え使用状況の
説明図。
説明図。
1,11…雲台操作器 2…角度表示部 3…雲台操作部 4…演算部 5,18…記憶部 6,19…記憶
操作部 7,15…雲台 8…駆動部 9,17…演算部 10…雲台水平
角検出部
操作部 7,15…雲台 8…駆動部 9,17…演算部 10…雲台水平
角検出部
Claims (2)
- 【請求項1】 テレビカメラ又はマイクロ受信器を搭載
し、少なくとも水平旋回のリモートコントロール制御が
可能な遠隔操作式雲台装置において、雲台は演算回路と
雲台水平旋回角度を検出する検出部とを有し、雲台操作
器は演算回路と雲台旋回を行う操作部材と、雲台の角度
を表示する角度表示器と、該演算回路に雲台が北を向い
た時の角度データ(北補正角度)を記憶させる記憶手段
と、を有し、該角度表示器に角度を表示させる際に北補
正角度データにて雲台の角度を補正し、北向き時に0度
の表示を行うようにしたことを特徴とする遠隔操作式雲
台装置。 - 【請求項2】 テレビカメラ又はマイクロ受信器を搭載
し、少なくとも水平旋回のリモートコントロール制御が
可能な遠隔操作式雲台装置において、雲台は演算回路
と、雲台水平旋回角度を検出する検出部と、雲台を北に
向けた時の水平旋回角度(北補正角度)を演算回路に記
憶させる記憶手段と、を有し、雲台操作器は演算回路
と、雲台旋回を行う操作部材と雲台の角度を表示する角
度表示器と、有し、雲台操作開始時に北補正角度のデー
タを雲台の該演算回路から伝送させ、該雲台操作器の該
角度表示器に角度を表示させる際に北補正角度データに
て北向き時に0度の表示を行うようにしたことを特徴と
する遠隔操作式雲台装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24624192A JP3193473B2 (ja) | 1992-09-16 | 1992-09-16 | 遠隔操作式雲台装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24624192A JP3193473B2 (ja) | 1992-09-16 | 1992-09-16 | 遠隔操作式雲台装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0698205A true JPH0698205A (ja) | 1994-04-08 |
JP3193473B2 JP3193473B2 (ja) | 2001-07-30 |
Family
ID=17145610
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP24624192A Expired - Fee Related JP3193473B2 (ja) | 1992-09-16 | 1992-09-16 | 遠隔操作式雲台装置 |
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1992
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CN111580052A (zh) * | 2020-05-18 | 2020-08-25 | 苏州理工雷科传感技术有限公司 | 一种用于fod探测雷达联调测试的模拟云台系统及装置 |
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JP3193473B2 (ja) | 2001-07-30 |
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