JPH0697851B2 - 電力変換装置の起動方法 - Google Patents

電力変換装置の起動方法

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JPH0697851B2
JPH0697851B2 JP61039105A JP3910586A JPH0697851B2 JP H0697851 B2 JPH0697851 B2 JP H0697851B2 JP 61039105 A JP61039105 A JP 61039105A JP 3910586 A JP3910586 A JP 3910586A JP H0697851 B2 JPH0697851 B2 JP H0697851B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は交流電力を定電圧の直流電力に変換する電力変
換装置の起動方法に関する。
〔発明の技術的背景〕
最近、交流電力を定電力の直流電力に変換する電力変換
装置の1つとしてパルス幅変調制御(PWM)コンバータ
が提案されている。(特願昭57-171886等)。
このPWMコンバータは直流電圧がほぼ一定になるよう
に、電源からの入力電流を電源電圧と同相の正弦波に制
御するもので、入力力率が常に1に保持され、かつ入力
電流に含まれる高調波成分が少ないという特長を持って
いる。すなわち、アクティブフィルタと交直電力変換器
の機能を合わせ持つものと言うことができる。
このPWMコンバータはパルス幅変調制御するために数百
〜数千ヘルツの周波数でスイッチングしなければならず
一般には大電力トランジスタやゲートターンオフサイリ
スタ(GTO)等の自己消弧素子で構成される。
〔従来技術の問題点〕
従来、このようなPWMコンバータを起動投入する場合、
主開閉器投入後、いきなりコンバータのゲート信号を活
かし、定常運転に入っていた。
前記PWMコンバータを構成する素子(GTO等)の定格値に
余裕がある場合は、上記起動法によっても問題がない
が、変換器の大容量化に伴ない上記構成素子の定格値も
ぎりぎりに設計されるようになり、電圧及び電流の余裕
も小さくなるのが現状である。この場合、上記起動法に
よって過大な電流が流れ、自己消弧素子のしゃ断能力を
超えることがある。このため、当該自己消弧素子が破壊
され、運転不能におちいるという問題が発生した。
〔発明の目的〕
本発明は以上の問題点に鑑みてなされたもので、前記PW
Mコンバータの起動法の改善を図り、起動時の突入電流
の発生を防止し、構成素子の破壊防止を図った電力変換
装置を提供することを目的とする。
〔発明の概要〕
本発明は、交流電源と、該交流電源に主開閉器を介して
接続されたパルス幅変調制御(PWM)コンバータと、こ
のPWNコンバータの直流側に接続された平滑コンデンサ
と、この平滑コンデンサを直流電圧源とする負荷装置
と、前記平滑コンデンサの直流電圧を検知して基準電圧
に応じた値に制御する直流電圧制御回路と、当該直流電
圧制御回路の出力信号に応じて前記交流電源から供給さ
れる電流を制御する入力電流制御回路と、当該入力電流
制御回路からの出力信号に応じて前記PWMコンバータの
交流側発生電圧を制御するパルス幅変調制御回路とから
なる電力変換装置において、起動時、まず主開閉器を投
入し、前記平滑コンデンサを電源電圧の整流値まで充電
し、次に前記直流電圧制御回路に与えられる基準電圧を
前記整流値相当に設定し、その状態で前記PWMコンバー
タのゲート信号を活かし、その後、上記直流電圧の基準
電圧を徐々に定格値まで立上げるようにすることによ
り、起動時の突入電流を防止し構成素子の破壊を防止し
ている。
〔発明の実施例〕
第1図は、本発明の電力変換装置の実施例を示す構成図
である。
図中、SUPは単相交流電源、SW1は主開閉器、LSは交流リ
アクトル、CONWはPWMコンバータ、Cdは直流平滑コンデ
ンサ、LOADは負荷装置、R0は充電用抵抗器、SW2,SW3
直流開閉器である。
コンバータCONVは、自己消弧素子(例えばゲートターン
オフサイリスタGTO)S1〜S4、ホイーリングダイオードD
1〜D4及び直流リアクタルl1,l2で構成されている。
また平滑コンデンサCdの直流電圧Vdを検出するために分
圧抵抗器R1,R2及び絶縁アンプISOが用いられる。
さらに交流入力電流ISを検出するため変流器CTSが、ま
た電圧電源VSを検出するために変成器PTが用意されてい
る。
制御回路としては起動制御回路STC、比較器C1〜C4、演
算増幅器OA1,OA2、制御補償回路GV(S),GI(S)、
乗算器ML、加算器A、PWN搬送波発生器TRG、シュミット
回路SH1,SH2、ゲート制御回路GC1,GC2が用意されてい
る。
まず、定常運転時のPWNコンバータの動作を説明する。
まず、絶縁アンプISOを介して検出された直流電圧V
dと、起動制御回路STCからの電圧指令値Vd *を比較器C1
に入力し偏差εv=Vd *-Vdを求める。当該偏差εvは、制
御補償回路に入力され、積分増幅あるいは比例増幅され
て、入力電流ISの波高値指令Imとなる。
当該波高値指令Imは乗算器MLに入力され、もう一方の入
力sinωtと掛け合わせられる。当該入力信号sinωtは
電源電圧VS=Vm・sinωtに同期した単位正弦波で、当
該電源電圧を検出し、演算増幅器OA1を介して定数倍(1
/Vm倍)することによって求められる。
乗算器MLの出力信号IS *は電源から供給されるべき電流
の指令値を与えるもので、次式のようになる。
IS *=Im・sinωt …(1) 入力電流ISは変流器CTSによって検出され、比較器C2
入力される。比較器C2によって、上記指令値IS *と検出
値ISが比較され、偏差εI=IS *-ISが求められる。当該
偏差εI次の制御補償回路GI(S)に入力され、反転増
幅(−KI倍)される。加算器Aは当該制御補償回路G
I(S)の出力信号−KI・εIと、前述の単位正弦波sin
ωtを演算増幅器OA2を介して定数倍(KS倍)した補償
信号KS・sinωtとを加算し、パルス幅変調制御のため
の制御入力信号eiを与える。
ei=−KI・εI+KS・sinωt …(2) パルス幅変調制御は公知の手法で、搬送波発生器TRG、
比較器C3,C4、シュミット回路SH1,SH2、及びゲート制
御回路GC1,GC2によって当該制御を行っている。
第2図は、そのパルス幅変調制御の動作説明を行うため
のタイムチャート図である。
信号X,は搬送波発生器TRGから出力される搬送波信号
でXはの反転値である。
比較器C3によって制御入力信号eiと搬送波Xを比較し、
自己消弧素子S1とS2のゲート信号g11を作る。すなわ
ち、eiXのとき、シュミット回路SH1は“1"の信号を
出力し、素子S1にオン信号、素子S2にオフ信号を与え
る。逆にei<Xのとき、SH1は“0"の信号を出力し、素
子S1にオフ信号、素子S2にオン信号を与える。
また、比較器C4によって、制御入力信号eiと搬波数を
比較し、自己消弧素子S3とS4のゲート信号g12を作る。
すなわち、eiのとき、シュミット回路SH2は“1"の
信号を出力し、素子S4にオン信号、素子S3にオフ信号を
与える。逆にei<のとき、SH2は“0"の信号を出力
し、素子S4にオフ信号、素子S3にオン信号を与える。
コンバータCONVの交流側発生電圧VCは、素子S1とS4がオ
ンのとき(又はS2とS3がオフのとき)にVC=+Vdとな
り、素子S2とS3がオンのとき(又はS1とS4がオフのと
き)にVC=−Vdとなる。他のモード(例えば、S1とS3
オン)ではVC=0となる。
この結果、コンバータの交流側発生電圧VCは第2図の最
下部の波形のようになる。破線はその平均値を示すもの
で、PWN制御の入力信号eiに比例した値となる。すなわ
ち、比例定数をKCとした場合、 VC(破線値)=KC・ei …(3) を満足する。
搬波数X,を使って、素子対S1とS2及びS3とS4を上記の
ように制御することにより、コンバータの交流側発生電
圧VCは、搬送波周波数の2倍の周波数でPWN制御される
ことになる。
入力電流ISは、上記コンバータの交流側発生電圧VCを調
整することにより制御される。
IS *>ISのとき偏差εI=IS *-ISは正の値となり、(2)
式で示した制御入力信号eiを減少させる。
交流リアクトルLSには電源電圧VSと、上記コンバータの
交流側発電生圧VCとの差電圧VL=VS-VCが印加される。
eiが減少した結果、VCもそれに比例して減少し、リアク
トル印加電圧VLを増大させる。従って、入力電流ISは図
の矢印の方向に増加しIS≒IS *となる。
逆にIS *<ISとなった場合、偏差εIは負の値となり、
(2)式で示した制御入力信号eiを増加させる。その結
果VCもそれに比例して増加し、リアクトル印加電圧VL
減少させる。故に入力電流ISが減少し、やはりIS=IS *
となるように制御される。
入力電流の指令値IS *を正弦波状に変化させれば、それ
に追従して、入力電流ISも正弦波状に制御される。
ここで、演算増幅器OA2の出力信号KS・sinωtについて
説明する。
比例定数KSは、電源電圧の波高値Vmに対して、KS=Vm/K
Cに選ばれる。KCは(3)式の比例定数である。
この結果、コンバータの交流側発生電圧VCとしては、次
式で示される値となる。
VC=KC・ei =KC(−KI・εI+KS・sinωt) =−KCKIεI+Vm・sinωt …(4) 故に交流リアクトルLSに印加される電圧VLは、次式のよ
うになる。
VL=VS−VC =Vm・sinωt+KCKIεI−Vm・sinωt =KCKIεI =KCKI(IS *−IS) …(5) すなわち、演算増幅器OA2の出力信号KS・sinωtは、電
源電圧VS=Vm・sinωt相当分を打ち消すように補償す
るもので、(5)式のように、交流リアクトルLSに印加
される電圧VLが、電源電圧VSによって左右されないよう
にしたものである。
次に、直流平滑コンデンサCdの電圧Vdの制御動作を説明
する。
比較器C1によって、直流電圧検出値Vdとその指令値Vd *
を比較する。Vd *>Vdの場合、偏差εVは正の値となり、
制御補償回路GV(S)を介して入力電流波高値Imを増加
させる。入力電流指令値IS *は、(1)式で示したよう
に電流電圧VSと同相の正弦波で与えられる。故に、実入
力電流ISが前述の如く、IS=IS *に制御されるものとす
れば、上記波高値Imが正の値のとき、次式で示される有
効電力PSが単相電源SUPから、コンバータCONVを介して
直流コンデンサCdに供給される。
PS=VS×IS =Vm・Im(sinωt)2 =Vm・Im(1−cos2ωt)/2 …(6) 従って、エネルギーPS・tが直流コンデンサCdに(1/
2)・CdVd 2として蓄積され、その結果、直流電圧Vdが上
昇する。
逆にVd *<Vdとなった場合、偏差εVは負の値となり、制
御補償回路GV(S)を介して上記波高値Imを減少させ、
ついにはIm<0とする。故に、有効電力PSも負の値とな
り、今度は、エネルギーPStが直流コンデンサCdから電
源に回生される。その結果、直流電圧Vdは低下し、最終
的にVd=Vd *に制御される。
負荷装置LOADは例えば、公知のPWNインバータ駆動誘導
電動機等があり、直流電圧源たる直流コンデンサCdに対
して、電力のやりとりを行う。負荷装置LOADが電力を消
費すれば、直流電圧Vdが低下するが、上記制御によって
電源から有効電圧PSを供給して常にVd≒Vd *に制御され
る。
逆に負荷装置から電力回生(誘導電動機を回生運転した
場合)が行われると、Vdが一旦上昇するが、その分、電
源SUPに有効電力を回生することにより、やはり、Vd≒V
d *となる。
すなわち、負荷装置LOADの電力消費あるいは電力回生に
応じて、電源SUPから供給する電力PSが自動的に調整さ
れているのである。
このとき、入力電力ISは電源電圧と同相あるいは逆相
(回生時)の正弦波に制御されるので、当然入力力率=
1で、高調波成分はきわめて小さい値となっている。
次に、起動制御回路STCの動作説明を行う。
第3図は第1図の起動制御回路STCの具体的な実施例を
示す構成図である。
図中、AS1,AS2はアナログスイッチ、MM1〜MM5は遅延回
路、AND理論積回路、RAMPは、ランプ回路、ADは加算
器、VRはバイアス電圧設定器をそれぞれ示す。
第4図は、第3図の各部の信号の動作を表わすタイムチ
ャート図である。
まず、アナログスイッチAS1をオンさせることにより信
号SG0は“1"となり、制御電源が投入される。遅延回路M
M1は信号SG0を時間T1だけ遅らせて論理積回路ANDの一方
に入力する。
別のアナログスイッチAS2は第1図の主開閉器SW1を投入
するためのものであるが、実際には上記理論積回路AND
を介して得られた信号SGaで主開閉器SW1を投入するよう
にしている。すなわち、AS2がオン状態になってAND回路
に“1"の信号が入力され、かつ遅延回路MM1の出力が
“1"になったときにSGaは“1"となり主開閉器SW1を投入
する。故にAS1の投入後、時間T1をすぎなければ、SW1
投入できない。
次に遅延回路MM2は信号SGaを時間T2だけ遅らせて信号SG
bを作る。信号SGbが“1"になると、第1図の直流スイッ
チSW2が投入される。さらに遅延回路MM3を介して信号SG
cを作る。SGcはSGbより時間T3だけ遅れて立上がり、第
1図のゲート制御回路GC1,GC2のゲートブロックを解除
する。ここで、はじめて自己消弧素子S1〜S4にゲート信
号が送られるようになる。
信号SGcは、1つは遅延回路MM4を介してランプ回路RAMP
に入力される。MM4の遅延時間がT4である。ランプ回路R
AMPはMM4が“1"になった時点から時間T6の間に除々に立
上る信号SGdを出力する。当該信号SGdは第1図の直流電
圧指令値Vd *の一部となる。
また信号SGcは別の遅延回路MM5に送られ時間T5だけ遅ら
た信号SGfを作る。ここで、時間T5は時間(T4+T6)よ
り大きく選ばれる。信号SGfによって、第1図の直流ス
イッチSW3が投入される。
第5図、第4図のモードで第1図のスイッチを投入した
ときの直流電圧Vdと、入力電圧ISの値を示すものであ
る。
まず、信号SG0によって0点で制御電源が投入される。
次に時間T1後(a点)、信SGaが立上り、第1図の主開
閉器SW1が投入される。すると、交流電源SUPから交流リ
アクトルLS、ホイーリングダイオードD1〜D4及び充電抵
抗器R0を介して、平滑コンデンサCdに直流電圧Vd=Vm
充電される。ここでVmは交流電圧VSの波高値である。こ
の充電時間は、抵抗R0とコンデンサCdの時定数によって
決まり、そのときの入力電流ISの最大値IS1は抵抗値R0
によって制限される。
a点から時間T2後(b点)、信号SGbが立上り、直流ス
イッチSW2が投入され、充電抵抗R0はショートされる。
さらにb点から時間T3後(c点)、信号SGcが立上り、
ゲート制御回路GC1,GC2のゲートブロックが解除され、
素子S1〜S4にゲート信号が加えられるようになる。
従来、この時点で直流電圧指令値Vd *の設定値がまちま
ちであったため、最悪条件下では第5図の破線の入力電
流値IS2のように過大な電流が流れ、素子のしゃ断電流
許容値IS(MAX)を超えてしまう。このようなとき、素
子S1〜S4にオフゲート信号を与えれば、当然素子破壊を
発生し、動作不能におちいるものである。
本発明では、c点で第3図のランプ回路RAMPの出力SGd
(ΔVd *)を零にしている。しかも、バイアス電圧設定
器VRから、交流電源の電圧波高値Vmに相当する直流電圧
指令値VSmを加算器ADを介して出力する。
Vd *=VSm+ΔVd * …(7) すなわち、ゲート信号投入時、直流電圧指令値はVd *=V
Smとなっており先に充電された電圧値Vd=Vmと等しい値
になっている。故に、偏差εV=Vd *−Vdは零となり、入
力電流指令値IS *の波高値Imも零になる。
従って、第5図のc点では入力電流はIS3のように小さ
な電流が流れるにとどまる。
次に、d点からランプ回路RAMPの出力ΔVd *が除々に大
きくなり、それに伴なって、直流電圧指令値Vd *=VSm
ΔVd *も大きくなる。故に入力電流ISは第5図のIS4のよ
うにほぼ一定値となり、平滑コンデンサCdの電圧Vdを除
々に増加させる。Vd=Vd0になった時点(e点)で定格
電圧となり、ランプ回路RAMPの出力ΔVd *の増加を止め
る。この後f点で、信号SGfが立上り、直流スイッチSW3
が投入され、負荷に電力が供給されるようになる。
PWNコンバータの運転を停止させる場合には、上記起動
モードの逆を行なえばよい。
以上、単相交流電源について説明したが、3相電源ある
いは他の多相電源でも同様に行なえることは言うまでも
ない。
〔発明の効果〕
以上のように本発明の電力変換装置の起動法によれば、
ゲート信号投入時に流れる過大電流を防止することがで
き、素子を破壊することなく確実に起動させることがで
きる。
また、平滑コンデンサCdの直流電圧Vdを滑らかに立上げ
ることができ、結果的には起動時間が短縮される。
さらに起動順序が画一化されることにより、自動的に起
動できるようになり、省力化が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の電力変換装置の実施例を示す構成図、
第2図は第1図の装置のパルス幅変調制御動作を説明す
るためのタイムチャート図、第3図は第1図の起動制御
回路の具体的実施例を示す構成図、第4図は第3図の各
部の波形を示すタイムチャート図、第5図は、第1図の
装置の起動時の直流電圧Vd及び入力電流IS(実効値)を
示すタイムチャート図である。 SUP……単相交流電源、SW1……主開閉器、 LS……交流リアクトル、 CONV……PWMコンバータ本体、 SW2,SW3……直流スイッチ、 Cd……平滑コンデンサ、LOAD……負荷、 R0……充電抵抗器、 S1〜S4……自己消弧素子、 D1〜D4……ホイーリングダイオード、 l1,l2……直流リアクトル、 R1,R2……分圧抵抗、ISO……絶縁アンプ、 CTS……変流器、PT……変成器、 OA1,OA2……演算増幅器、 STC……起動制御回路、C1〜C4……比較器、 GV(S),GI(S)……制御補償回路、 ML……乗算器、A……加算器、 SH1,SH2……シュミット回路、 GC1,GC2……ゲート制御回路、 TRG……搬送波発生器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】交流電源と、該交流電源に主開閉器を介し
    て接続されたパルス幅変調制御(PWN)コンバータと、
    このPWMコンバータの直流側に接続された平滑コンデン
    サと、この平滑コンデンサを直流電圧源とする負荷装置
    と、前記平滑コンデンサの直流電圧を検知して基準電圧
    に応じた値に制御する直流電圧制御回路と、当該直流電
    圧制御回路の出力信号に応じて前記交流電源から供給さ
    れる電流を制御する入力制御回路と、当該入力電流制御
    回路からの出力信号に応じて前記PWMコンバータの交流
    側発生電圧を制御するパルス幅変調制御回路とからなる
    電力変換装置において、起動時、まず主開閉器を投入し
    前記平滑コンデンサを電源電圧の波高値まで充電し、次
    に、前記直流電圧制御回路に与えられる基準電圧を前記
    波高値相当に設定し、その状態で前記PWMコンバータの
    ゲート信号を活かし、その後上記直流電圧の基準電圧を
    除々に電格値まで立上げるようにしたことを特徴とする
    電力変換装置の起動方法。
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