JPH069784B2 - 研削制御装置 - Google Patents

研削制御装置

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JPH069784B2
JPH069784B2 JP9189885A JP9189885A JPH069784B2 JP H069784 B2 JPH069784 B2 JP H069784B2 JP 9189885 A JP9189885 A JP 9189885A JP 9189885 A JP9189885 A JP 9189885A JP H069784 B2 JPH069784 B2 JP H069784B2
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JP
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grindstone
dressing
work
resistance
shaft
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JP9189885A
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桂司 川口
孝志 宇治野
隆一 加藤
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Mazda Motor Corp
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Mazda Motor Corp
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  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)
  • Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、砥石によるワーク(被加工物)の研削加工を
制御する研削制御装置に関し、特に、砥石を所定個数の
ワークを研削する毎にドレスするドレス装置の摩耗量と
砥石によるワークの研削加工条件とを関連付けたものに
関する。
(従来の技術) 従来より、研削盤の砥石によりワークを自動的に研削加
工する場合、加工に伴って砥石が摩耗することから、こ
の砥石の摩耗に応じてワークに対する加工の制御を調整
するようにすることは知られている。
その一例として、例えば特開昭56−157938号公
報には、砥石を回転させながらワークに対し相対的にオ
シレート移動させてワークを研削加工する場合、ワーク
の円筒度を計測し、砥石の摩耗によりワークの円筒度が
不良になったときには、砥石軸の切込送りを停止させて
該砥石軸の撓みのみにより研削するようにしたものが開
示されている。
(発明が解決しようとする課題) ところで、一般に、研削盤においては、砥石はワークの
研削に伴って摩耗すると同時に目詰まり等を生じるた
め、砥石を所定個数のワークを研削する毎にドレス装置
によりドレス(砥直し)することが行われるが、この砥
石のドレスを長期間に亘って繰り返すと、ドレス装置の
ダイヤモンドも摩耗して、砥石が正規の状態にドレスさ
れ難くなり、このドレス不良により砥石の切れ味が低下
する。そして、例えば内面研削盤にあっては、砥石が砥
石軸先端に片持ちされているので、砥石とワークとを所
定の面圧で押し付けた条件下では、砥石の切れ味の低下
により同じ切込送り速度であっても砥石の加工力が増大
し、砥石軸の撓みが許容量以上に増大した状態で砥石が
オシレート移動され、その結果、ワーク内面が奥側に向
かって小径のテーパ状に加工されて、ワークに対する加
工精度が不安定になるという問題があった。
すなわち、上記内面研削盤における砥石軸の撓みとワー
ク内面のテーパ加工との関係について詳述すると、研削
加工の定常状態では、砥石に加わる加工力は単位長さ当
りの等分布荷重w(単位は例えばKg/mm)で示され
る。このとき、上記等分布荷重wが加わる砥石軸の撓み
量δは次式で表される。
δ=w・x/(8・E・I) … ここで、Eは縦弾性係数、Iは断面2次モーメントであ
る。また、xは砥石における砥石軸基端側端部からの距
離で、砥石の砥石軸方向の全長をaとすると、xの最大
値はaである。
上記式をxで微分すると、 dδ/dx=(1/2)・ {w/(E・I)]・x… となり、この式は、砥石軸の撓み量の増加比率は砥石
軸の先端に向かうほど大きくなるという特性を示してお
り、このことで砥石のオシレート移動によりワーク内面
が奥側に向かって小径のテーパ状に加工されることとな
る。
本発明は斯かる点に鑑みてなされたもので、その目的と
するところは、上記したドレス装置の摩耗進行により砥
石のドレス状態が変化するのを検出して、それに応じて
ワークに対する砥石のオシレート位置を変化させるよう
にすることにより、ドレス装置のダイヤモンドが摩耗し
てもその影響をさほど受けることなくワークをその軸心
と平行に研削できるようにして、ワークに対する加工精
度を長期間に亘って安定に保ち得るようにすることにあ
る。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、本発明では、砥石軸の先
端に設けられ、回転しながらワークに対し相対的にオシ
レート位置を基準とした所定範囲に亘り砥石軸と平行な
前後方向に砥石軸先端側へ向かう前進と砥石軸基端側に
向かう後退とを交互に繰り返してオシレート移動し、ワ
ークを研削する砥石と、この砥石をドレスするドレス装
置とを備え、上記砥石のワークに対する研削加工を制御
するようにした研削制御装置が前提である。
そして、予め実験や経験データ等によって設定された上
記ドレス装置の摩耗進行に伴うドレス抵抗特性を記憶す
る記憶手段を設けるとともに、ドレス装置の実際のドレ
ス抵抗をドレス時におけるドレス台の振動状態、砥石軸
撓み状態等によって検出するドレス抵抗検出手段を設け
る。
また、上記ドレス抵抗検出手段により検出された実際の
ドレス抵抗を上記記憶手段に記憶されているドレス抵抗
特性と比較してドレス装置の実際のドレス摩耗量を演算
し、そのドレス摩耗量に応じて上記ワークに対する砥石
のオシレート位置をドレス摩耗量が増大するほど砥石軸
先端側たる砥石前進側にずらすように補正制御する制御
手段を設けた構成とする。
(作用) 上記の構成により、本発明では、砥石が所定個数のワー
クを研削する毎にドレス装置によりドレスされると、そ
のドレス時、ドレス装置の摩耗進行に伴って増大するド
レス抵抗が検出手段により検出され、その検出されたド
レス抵抗は予め記憶手段に記憶されているドレス抵抗特
性と比較され、この比較によりドレス装置の実際のドレ
ス摩耗量が演算され、この実際のドレス摩耗量に応じて
砥石のワークに対するオシレート位置が砥石軸の先端側
たる砥石前進側に変位するように補正制御される。この
ことにより、ドレス装置の摩耗進行に伴い砥石の切れ味
が低下して砥石軸が許容量以上に撓んでも、それを補償
するようにオシレート位置の前進側へのずれにより砥石
撓み量の小さい部分でワークの砥石前進側部分が重点的
に研削されることとなり、よってドレス装置の摩耗進行
に拘らずワークをその軸心と平行に研削して、ワークに
対する加工精度を長期間に亘って安定に維持することが
できる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図は本発明を内面研削盤に適用した実施例の全体構
成を示し、1は内面研削盤のベース、2は該ベース1上
の一側部にベース1長手方向(図で左右方向)に前後に
往復移動可能に支持された砥石台であって、該砥石台2
の上面には砥石台2の移動方向と同じ方向に延びる砥石
軸3がホイルヘッド4を介して回転自在に支承され、該
砥石軸3の先端つまり砥石台2の前進方向前側の端部に
は円柱状の砥石5が片持ち状態で装着されている。ま
た、上記砥石軸3は図示しない砥石回転駆動装置に駆動
連結されており、砥石回転駆動装置によって砥石5を高
速回転させるようになされている。
また、上記ベース1の一側端部には上記砥石台2を介し
て砥石軸3先端の砥石5を前後にオシレート移動させる
パルスモータよりなる砥石送りモータ6が取り付けられ
ている。すなわち、このモータ6により、砥石軸3と共
に回転する砥石5を、後述のワークWに対し相対的にオ
シレート位置を基準とした所定範囲に亘り砥石軸3と平
行な前後方向に砥石軸3先端側へ向かう前進と同基端側
に向かう後退とを交互に繰り返してオシレート移動さ
せ、ワークWの中心孔W内面を研削するようになって
いる。
一方、上記ベース1上の他側部には主軸テーブル9がパ
ルスモータよりなるワーク切込みモータ8によって上記
砥石台2の移動方向に直角な方向(図で上下方向)に送
り移動可能に載置支持され、上記主軸テーブル9の上面
には主軸11が回転自在に支承され、該主軸11にはベ
アリングのアウタレース等、中心孔Wを有する円筒状
のワークWがその軸心を上記砥石軸3と略平行に配置せ
しめてローディングされる。また、上記主軸11はワー
ク回転駆動装置(図示せず)に駆動連結されており、ワ
ーク回転駆動装置によりワークWをその軸心回りつまり
砥石軸3と略平行な回転中心でもって低速回転させるよ
うになされている。
また、上記主軸テーブル9の砥石台2側の端部には砥石
台2上の砥石5をドレス(砥直し)するドレス装置12
が取り付けられている。該ドレス装置12は、主軸テー
ブル9に固定されたドレス台13と、該ドレス台13に
砥石台2の移動方向と直角な方向に延びる支持ブロック
14を介して固定されたダイヤモンド15とからなり、
上記ワーク切込みモータ8によりドレス台13及びダイ
ヤモンド15を図で下方に移動させておき、その状態で
砥石5を回転させながら上記砥石送りモータ6によって
図で左方に前進送りさせることにより、ダイヤモンド1
5を砥石5の外周研削面に当接せしめて砥石5をドレス
するようになされている。
さらに、上記ドレス装置12のドレス台13には、ドレ
ス装置12による砥石5のドレス時の実際のドレス抵抗
Diをドレス台13の振動によって検出するドレス抵抗
検出手段としての振動検出器よりなるドレス抵抗検出器
16が一体的に取り付けられ、該検出器16の出力信号
は上記砥石送りモータ6、ワーク切込みモータ8を作動
制御する制御装置17に入力されている。
上記制御装置17において上記砥石送りモータ6を作動
制御するための制御部は第2図に詳示するように構成さ
れている。すなわち、該制御部は、モータ6の作動を予
め設定されたプログラム通りにシーケンス制御するシー
ケンスコントローラ18と、ドライバ回路19を介して
モータ6を作動制御するとともに、該モータ6の作動状
態(砥石台2の移動位置)を検出するパルスカウンタ2
0の出力信号をフィードバック信号として入力するモー
タコントローラ21とを備え、上記シーケンスコントロ
ーラ18は内面研削盤の所定部位に設けた検出器群(図
示せず)からの各インタロック信号と、上記モータコン
トローラ21からのモータ作動完了信号とが一致すると
制御信号を出力する。
また、制御部には砥石5の移動開始位置を設定する位置
設定部22と、砥石5の移動速度を設定する速度設定部
23とが設けられている。上記位置設定部22は、砥石
5を、ワークWに対し大きく後退した後退位置と、砥石
5前端がドレス装置12のダイヤモンド15に対応する
位置と、砥石5後端が同ダイヤモンド15に対応する位
置と、主軸11にローディングされるワークWとの干渉
を避けるために主軸11から所定距離だけ後退したロー
ディングOK位置とにそれぞれ位置付けるための位置デ
ータを記憶するメモリ22a〜22dで構成されてい
る。そして、上記各メモリ22a〜22dのデータ信号
は位置選択回路24に入力されており、該位置選択回路
24は上記シーケンスコントローラ18からの制御信号
を受けたとき、上記メモリ22a〜22d又は後述の目
標オシレート位置演算回路27からの各位置データ信号
の中から所定の1つを選択してそれを上記モータコント
ローラ21に出力する。一方、上記速度設定部23は、
砥石5を、第1のドレス速度と、該第1のドレス速度と
は異なる第2のドレス速度と、早送り速度と、研削加工
速度とでそれぞれ送り移動させるための速度データを記
憶するメモリ23a〜23dで構成され、これら各メモ
リ23a〜23dのデータ信号は速度選択回路25に入
力されており、該速度選択回路25は上記シーケンスコ
ントローラ18からの制御信号を受けたときに、メモリ
23a〜23dのデータ信号の中から所定の1つを選択
してその信号を上記モータコントローラ21に出力す
る。
さらに、上記制御部には、本発明の特徴として、ドレス
装置12のダイヤモンド15が新しくて摩耗のないとき
の切削加工時におけるワークWに対する砥石5の初期オ
シレート位置Tを設定する初期オシレート位置設定回
路26と、該設定回路26で設定された初期オシレート
位置Tと上記ドレス抵抗検出器16により検出された
実際のドレス抵抗Diとに基づいて目標とするオシレー
ト位置TOSを演算し、その位置データ信号を上記位置
設定部22のメモリ22a〜22dと同様に位置選択回
路24に出力する目標オシレート位置演算回路27とを
備えている。そして、上記演算回路27には、予め実験
や経験等のデータにより第3図に示すようにドレス抵抗
Diが増大するほど定数Kが増大するように設定された
特性テーブルを記憶する記憶部28と、上記ドレス抵抗
検出器16により検出された実際のドレス抵抗Diを上
記記憶部28の特性に照合比較してドレス抵抗Diに対
応する定数Kを検索し、その定数Kを上記初期オシレー
ト位置Tから減じて目標のオシレート位置TOS=T
−Kを演算する演算部29とが内蔵されている。尚、
上記目標オシレート位置TOSが減少するほど砥石5の
オシレート位置が初期オシレート位置Tから砥石5前
進側に移動するように設定されている。
よって、本実施例では、上記目標オシレート位置演算回
路27の記憶部28により、ドレス装置12の摩耗進行
に伴うドレス抵抗特性を記憶する記憶手段が構成され
る。また、同回路27の演算部29により、ドレス抵抗
検出器16により検出された実際のドレス抵抗Diを上
記記憶部28のドレス抵抗特性と比較して実際のドレス
摩耗量を間接的に演算し、該ドレス摩耗量に応じて砥石
5のオシレート位置TOSをドレス摩耗量が増大するほ
ど砥石5前進側(ワークWの奥側)にずらすように補正
制御する制御手段が構成される。
したがって、上記実施例においては、制御装置17の所
定の制御部に組み込まれた制御手順に基づいて複数ワー
クW,W,…の内面が順次研削加工される。すなわち、
1個のワークWが主軸11にローディングされると、該
主軸11上のワークW及び砥石軸3上の砥石5がそれぞ
れの駆動装置により所定回転数で回転駆動され、その状
態で砥石送りモータ6により砥石5がワークWの中心孔
内に嵌挿されて初期オシレート位置Tを基準に前
後にオシレート移動するとともに、ワーク切込みモータ
8によりワークWの中心孔W内面と砥石5の外周研削
面とが所定の面圧で押し付けられ、このことによってワ
ークWの内面が研削加工される。この1個のワークWの
研削加工が完了すると、引き続き次のワークWが供給さ
れてその内面が同様に研削される。
また、上記1個のワークWの加工完了に伴う加工完了信
号によりワークWの累積加工数(スキップ回数)が計数
され、この累積加工数が設定数以上に達すると、上記ワ
ークWに対する研削加工制御が中断され、その代り、砥
石5及びドレス装置12が共に前進して、回転しながら
前進する砥石5の外周研削面にドレス装置12のダイヤ
モンド15が押し付けられ、このことによって砥石5の
外周研削面がドレスされる。この砥石5に対するドレス
工程が完了すると、それまで計数されていたワーク加工
数が「0」にリセットされ、しかる後、上記と同様にし
て新たなワークWに対する内面研削加工が続行される。
そして、上記ドレス装置12による砥石5のドレス時、
その実際のドレス抵抗Diがドレス抵抗検出器16によ
り検出され、このドレス抵抗Diは制御装置17におけ
る目標オシレート位置演算路こ27の記憶部28に記憶
されている特性テーブルと照合比較されて実際ドレス抵
抗Diに対応する定数Kが検索され、その検索された定
数Kを初期オシレート位置設定回路26で設定された上
記初期オシレート位置Tから減じることにより、目標
オシレート位置TOS=T−Kが演算される。このド
レス工程後のワークWの研削加工時は、砥石5が上記演
出された目標オシレート位置TOSに位置補正された状
態でオシレート移動してワークWが研削加工される。
その場合、上記記憶部28に記憶されている特性はドレ
ス抵抗Diが増大するほど定数Kの値が増大する特性で
あるので、ドレス装置12のダイヤモンド15が砥石5
に対するドレスの繰返しにより摩耗してドレス抵抗Di
が増大するのに伴い、上記目標のオシレート位置TOS
が減少補正されて、ドレス工程を繰り返す毎にワークW
研削時の砥石5のオシレート位置がその前進側(ワーク
Wの奥側)に次第に変位する。その結果、ドレス装置1
2の摩耗に伴う砥石5の切れ味の低下により砥石軸3の
撓み量が許容量以上に増大してワークW内面が奥側に向
かって小径のテーパ状に研削されようとしても、それを
補償するようにワークW内面の奥部が重点的に研削され
るようになり、ワークWの内面を依然としてその軸心と
平行に円筒状に研削加工してその真直度を向上凍時する
ことができ、よってドレス装置12の摩耗進行に伴う砥
石5を介してのワークWの加工精度を長期間に亘って安
定させることができる。
尚、上記実施例ではドレス時のドレス台13の振動によ
りドレス装置12の実際のドレス抵抗Diを検出するよ
うにしたが、ドレス時の磁石軸3の撓み量を撓み検出器
によって検出し、その砥石軸3の撓み量をもってドレス
抵抗Diとするようにしてもよく、また、ドレス装置1
2によりドレスされる砥石5のドレス体積の総量(ドレ
スにより砥石5から除去された体積の累積量)を演算し
てそれをドレス抵抗Diとするようにしてもよい。さら
には、ドレス装置として、駆動モータにより回転駆動さ
れる円板の一側面に複数のダイヤモンドを同心環状に固
着してなり、その円板を回転させながらダイヤモンドを
順次砥石の外周研削面に接触させてドレスするようした
にいわゆるロータリ式のものを用いるときには、上記円
板駆動用のモータの電力を検出して該モータ電力をドレ
ス抵抗Diとすることもできる。
(発明の効果) 以上の如く、本発明によれば、砥石軸先端に砥石を片持
ちした研削盤における砥石ドレス時のドレス抵抗を検出
し、そのドレス抵抗に基づいてドレス装置のドレス摩耗
量を演算し、そのドレス摩耗量に応じて砥石のワークに
対する研削加工条件としての砥石のオシレート位置を砥
石軸先端側に補正制御するようにしたことにより、ドレ
ス装置が摩耗してもその摩耗による砥石を介してのワー
クに対する加工精度を長期的に安定に保つことができる
ものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は全体構成
を示す平面図、第2図は制御装置における砥石送りモー
タ用制御部の詳細説明図、第3図は目標オシレート位置
演算回路に記憶されている特性を示す図である。 5…砥石、6…砥石送りモータ、12…ドレス装置、1
6…ドレス抵抗検出器、27…目標オシレート位置演算
回路、28…記憶部、29…演算部、W…ワーク。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】砥石軸の先端に設けられ、回転しながらワ
    ークに対し相対的にオシレート位置を基準とした所定範
    囲に亘り砥石軸と平行な前後方向に砥石軸先端側へ向か
    う前進と砥石軸基端側に向かう後退とを交互に繰り返し
    てオシレート移動し、ワークを研削する砥石と、 該砥石をドレスするドレス装置とを備え、上記砥石のワ
    ークに対する研削加工を制御するようにした研削制御装
    置において、 上記ドレス装置の摩耗進行に伴うドレス抵抗特性を記憶
    する記憶手段と、 ドレス装置の実際のドレス抵抗を検出するドレス抵抗検
    出手段と、 該検出手段によるドレス抵抗を上記記憶手段のドレス抵
    抗特性と比較して実際のドレス摩耗量を演算し、上記ワ
    ークに対する砥石のオシレート位置を上記ドレス摩耗量
    が増大するほど砥石軸先端側たる砥石前進側にずらすよ
    うに補正制御する制御手段とを設けたことを特徴とする
    研削制御装置。
JP9189885A 1985-04-29 1985-04-29 研削制御装置 Expired - Lifetime JPH069784B2 (ja)

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JP9189885A JPH069784B2 (ja) 1985-04-29 1985-04-29 研削制御装置

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JP9189885A JPH069784B2 (ja) 1985-04-29 1985-04-29 研削制御装置

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Publication Number Publication Date
JPS61249270A JPS61249270A (ja) 1986-11-06
JPH069784B2 true JPH069784B2 (ja) 1994-02-09

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ID=14039384

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JP9189885A Expired - Lifetime JPH069784B2 (ja) 1985-04-29 1985-04-29 研削制御装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20160053156A (ko) * 2014-10-31 2016-05-13 한국에너지기술연구원 탄소 전극 및 이의 제조 방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20160053156A (ko) * 2014-10-31 2016-05-13 한국에너지기술연구원 탄소 전극 및 이의 제조 방법

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JPS61249270A (ja) 1986-11-06

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