JPH0696870A - 可変色照明装置 - Google Patents

可変色照明装置

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JPH0696870A
JPH0696870A JP4243901A JP24390192A JPH0696870A JP H0696870 A JPH0696870 A JP H0696870A JP 4243901 A JP4243901 A JP 4243901A JP 24390192 A JP24390192 A JP 24390192A JP H0696870 A JPH0696870 A JP H0696870A
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JP
Japan
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light
dimming
data
signal
light source
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JP4243901A
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English (en)
Inventor
Katsunobu Hamamoto
勝信 濱本
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
    • Y02B20/40Control techniques providing energy savings, e.g. smart controller or presence detection

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 記憶されている光量データ数を増やすことな
く、混色による照明光を設定に対してずれを少なくする
こと。 【構成】 光量データが小さい場合は、D/A変換部1
1aからのみ調光信号を出力する。光量データが大きい
場合は、光量データから基準データ設定部9bのデータ
を引いたデジタル値をD/A変換部11cで変換し、D
/A変換部11aと11cからのアナログ信号を信号加
算部13で加算する。この加算した信号を調光信号とし
て出力する。従って、各光源2R,2G,2Bの調光比
変化幅は調光レベルが低い時は小さくなり、調光レベル
が高い時は、大きくなる。よって、各光源2R,2G,
2Bの光量が小さい場合の設定を細かくできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の発光色を混色し
て照明光の色温度を可変できる可変色照明装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図10は従来のこの種の可変色照明装置
のブロック図を示し、この可変色照明装置では、赤、
緑、青の3色の光源2R,2G,2Bを一つの器具本体
に設けて照明器具1を構成し、各光源2R,2G,2B
を調光器4R,4G,4Bによって調光するように構成
されている。
【0003】制御部3は、各光源2R,2G,2Bと電
源ACとの間に挿入されて各光源2R,2G,2Bの調
光レベルを制御する調光器4R,4G,4Bへ調光信号
を出力する調光信号発生部5を備えている。この調光信
号発生部5から各調光器4R,4G,4Bに入力される
調光信号により各光源2R,2G,2Bの調光レベルを
設定する。
【0004】また、調光信号は、照明器具1により混色
として得られる照明光の色温度と各光源2R,2G,2
Bの調光レベルとの対応関係を設定した光量データに基
づいて出力されるのであって、光量データは光量データ
記憶部6に格納されている。光量データ記憶部6に格納
されている複数組の光量データは、照明光設定部7を操
作することによって選択され、各光源2R,2G,2B
の調光レベルが決定されるのである。
【0005】光量データ記憶部6はRAMやROM等の
メモリからなり、各アドレスごとに各光源2R,2G,
2Bに対する光量データが3つ組として格納されてい
る。すなわち、アドレスが色温度に対応するのであっ
て、所望の色温度に対応したアドレスを指定することに
より、その色温度に対応する光量データが出力されるよ
うになっている。
【0006】従って、照明光設定部7は、光量データ記
憶部6のアドレスを指定できるように構成すればよいの
であって、アップ/ダウンカウンタ及びスイッチなどに
よって構成される。ここで、光量データ記憶部6に格納
されている光量データは、以下のように設定している。
各光源2R,2G,2Bの光色が色度座標でそれぞれ
(xR ,yR),(xG ,yG ),(xB ,yB )であ
り、且つ各光源2R,2G,2Bの光量がそれぞれ、Y
R ,YG ,YB であるとすれば、混色である照明光の光
色(x 0 ,y0 )と光量Y0 は、次式のように表され
る。
【0007】 x0 ={(xR R /yR )+(xG G /yG )+(xB B /yB ) }/(YR /yR )+(YG /yG )+(YB /yB ) y0 =(YR +YG +YB )/{(YR /yR )+(YG /yG ) +(YB /yB )} Y0 =YR +YG +YB 各光源2R,2G,2Bの光量の比率を変化させれば混
色として得られる照明光の光色を変えることができ、ま
た、各光源2R,2G,2Bの光量の比率を保った状態
で光量を変化させれば照明光の光量を変えることができ
るのである。従って、照明光の光色及び光量の可変範
囲、光源の仕様などに応じて光量データが作成されるの
である。
【0008】今、各光源2R,2G,2Bの光色の色度
座標が、2R(0.5537,0.3300)、2G
(0.2946,0.5503)、2B(0.169
4,0.1052)とする。また、色温度を3000K
〜30000Kの範囲で可変するものとする。光源2
R,2G,2Bは、各1本使用するものとし、各光源2
R,2G,2Bの最大光束及び混色された照明光の設定
光束Yの比を、62:100:25:Yとすると、任意
色温度における各光源2R,2G,2Bの調光比は図1
1のようになる。
【0009】図11に示すように、照明光の色温度が高
い場合は、光源2Bの調光レベルは、光源2Rの調光レ
ベルより高く、色温度が低い場合は、光源2Rの調光レ
ベルは光源2Bの調光レベルより高くなっている。30
00K〜30000Kの色温度可変範囲内では、光源2
Gは50%以上の調光レベルであり、3000K時の光
源2Bの調光レベル6.76%が最も低い値となってい
る。
【0010】ところで、今、調光器4R,4G,4Bに
入力される調光信号Vsig と調光比との関係を図12に
示すものとし、光量データ記憶部6に格納された光量デ
ータを調光比1%の変化幅で100段調光(1,2,3
・・・・98,99,100%)を行うように設定する
ものとする。この場合、各光源2R,2G,2Bのそれ
ぞれの調光比を決定する各光量データは、7ビットのデ
ータでよい(0000001=1、1100100=1
00、1111111=128)。このデータと調光信
号Vsig との関係を図13に示す。
【0011】図11で示した各光源2R,2G,2Bの
各調光比の小数点以下の数値に対しては何らかの処理が
必要となるが、ここでは、0.50以下は、0.00、
0.51以上は1.00とする。このような処理によっ
て図11に示す設定色温度のときの各光源2R,2G,
2Bの調光比及び実際に混色した場合の照明光は、図1
4に示すようになる。この図14から分かるように、光
量データの調光比変化幅を1%に設定することで、混色
された照明光色は設定に対してずれを生じることが分か
る。
【0012】更に、3000K設定時に、一定色温度の
まま調光比を1%刻みで調光を行うと図15に示すよう
になる。ここで、計算上、各光源2R,2G,2Bの各
調光比の変化幅は、2R:0.98%、2G:0.68
%、2B:0.07%となるが、各光源2R,2G,2
Bの調光比データは図15に示す値となっている。
【0013】光源2Bについては、計算上0.07%と
しなければならないのに対し、実際には1%であり、か
なり粗い設定となっていることが分かる。また、図15
から、同一色温度のまま調光を行うと、低光束時ほど光
色ずれが大きくなることが分かる。この色ずれは、30
00K設定時のみに限らず、すべての設定色温度につい
て現れる。
【0014】つまり、すべての色温度で低光束とした場
合、色温度のずれ、DUVのずれが現れ、設定通りの光
色を得ることができない。この原因は、計算上、光源2
Bの調光比変化幅は0.07%でなければならないのに
対し、実際には1%という値になっているためである。
また、光源2Gの調光比変化幅についても、光源2Bほ
どの違いはないが、計算上、0.68%となっており、
1%を下回る数値となっている。
【0015】ここまで、3000K設定時のみについて
説明したが、5000K設定時の計算上の各光源2R,
2G,2Bの調光比変化幅は、2R:0.62%、2
G:0.81%、2B:0.41%、また、30000
K設定時では、2R:0.26%、2G:0.54%、
2B:1.00%となっている。この数値から、調光比
変化幅として設定した1%から最も大きく差があるの
は、3000K設定時の光源2Bの調光比変化幅である
ことが分かる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】この点を解決する方法
として、調光比変化幅をさらに細かく設定する方法があ
る。調光比0.5%の変化幅で200段調光を行うよう
に設定すると、100段調光の場合に比べて光色のずれ
は小さくなる。しかし、この場合、光量データ記憶部6
に記憶する光量データは8ビットのデータとしなければ
ならない。混色された照明光色をさらに設定に近い光色
にするには、調光比変化幅を0.07%としなければな
らないので、調光段数は1429段必要となり、光量デ
ータは11ビットのデータが必要となってしまう。
【0017】光量データは、光量データ記憶部6に記憶
されているデータであるので、調光段数を細かく設定す
るほど、データ数が増加してしまい、大容量の記憶部が
必要となるという問題点がある。本発明は上述の点に鑑
みて提供したものであって、各光源の調光比変化幅を調
光レベルに応じて変化させることで、記憶されている光
量データ数を増やすことなく、混色による照明光を設定
に対してずれを少なくすることを目的とした可変色照明
装置を提供するものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の発光色
を持つ光源と、各光源を各々任意の調光レベルに制御す
る調光器と、各光源の調光量をビットデータとして記憶
する記憶部と、上記記憶部からのビットデータを調光信
号に変換するデータ変換部とを備え、上記光源の各々の
光色を混色することにより照明光の色温度を可変できる
可変色照明装置において、最小から最大までの調光比に
対応したビットデータが入力され、光源の調光レベルが
低いビットデータが小さい場合には調光比変化幅を小さ
く、光源の調光レベルが高いビットデータが大きい場合
には調光比変化幅を大きくなるようにデジタル的に処理
し、このデジタル信号をアナログ信号の調光信号として
出力する制御手段を設けたものである。
【0019】
【作用】而して、所望の色温度の対応し、予め記憶され
ている各光源の光量データのビット数で決められる調光
比変化幅に対して変換を行い、各光源の調光比変化幅は
調光レベルが低い時は小さくし、調光レベルが高い時
は、大きくすることで、各光源の光量が小さい場合の設
定を細かく行うことにより、光量データのビット数を増
やすことなく、設定に対してずれの少ない照明光を得る
ことができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は本発明の可変色照明装置のブロック図を示
している。図示するように基本構成は従来例で説明した
通りであり、赤、緑、青の3色の光源2R,2G,2B
で1つの照明器具1を構成し、各光源2R,2G,2B
の調光制御を行う調光器4R,4G,4Bを備え、各光
源2R,2G,2Bの調光比は光量データ変換部8R,
8G,8Bから各調光器4R,4G,4Bに入力される
調光信号によって設定される。
【0021】また、上記調光信号は光量データ記憶部6
に記憶されている各光源2R,2G,2Bの光量データ
に基づいて出力されるものであり、照明光設定部7を操
作することによって任意のデータが選択される。光量デ
ータ記憶部6は、RAM、ROM等のメモリからなり、
各アドレスごとに光源2R,2G,2Bに対する各光量
データが3つ組として格納されているため、すなわち、
アドレスが色温度に対応することになる。
【0022】照明光設定部7は、光量データ記憶部6の
アドレスを指定できる構成にすればよく、所望の色温度
に対応したアドレスを指定することによって、その色温
度の光量データが出力される。本発明の特徴は光量デー
タ変換部8R,8G,8Bであり、その1つの光量デー
タ変換部8Bについて説明する。
【0023】すなわち、光量データ変換部8Bは、基準
データ設定部9a,9b、減算部10b,10c、D/
A変換部11a,11b,11c、基準電圧設定部12
a,12b,12c、信号加算部13、信号変換部14
等で構成されている。ここで、他の光量データ変換部8
R,8Gも光量データ変換部8Bと同一の構成である。
【0024】次に、この光量データ変換部8Bの動作に
ついて説明する。まず、任意の色温度を設定することに
よって、その色温度に対応した光量データが光量データ
記憶部6から出力される。ここで、光源2Rの調光比を
決定するデータは、光量データ変換部8Rに、光源2G
のデータは光量データ変換部8Gに、光源2Bのデータ
は光量データ変換部8Bにそれぞれ入力され、各光量デ
ータ変換部8R,8G,8Bは調光信号を出力する。
【0025】また、調光器4R,4G,4Bに入力され
る調光信号をVsig として、調光比との関係は従来例で
説明した図12と同一の特性を持つものとし、光量デー
タは8ビットのデータとする。光量データを8ビットの
データとすると、各光源2R,2G,2Bの調光段数は
256段となり、調光比変化幅は100/256=0.
39%となるが、従来技術で説明した構成(光源2R,
2G,2B各1本)で、設定色温度に対してずれを生じ
ないための最小調光比変化幅(2B:0.07%)よ
り、かなり大きい値になっているのが分かる。
【0026】光量データ変換部8Bに入力された光量デ
ータは、D/A変換部11aと減算部10b,10cに
入力される。一方減算部10b,10cにはそれぞれ基
準データ設定部9a,9bにおいて予め設定した8ビッ
トのデータが入力されている。今、この基準データ設定
部9aでの基準データを(00110011)とし、基
準データ設定部9bでの基準データを(1110011
0)とする。
【0027】減算部10b,10cにおいては、(光量
データ)−(基準データ)という減算の演算が行われる
が、(光量データ)≦(基準データ)の場合は、(00
000000)が出力される。つまり、減算部10bで
は、光量データが(00000000)から(0011
0011)までの場合は、(00000000)を出力
し、減算部10cにおいては、光量データが(0000
0000)から(11100110)までは、(000
00000)を出力している。
【0028】減算部10b,10cから出力されたデー
タは、それぞれD/A変換部11b,11cに入力され
ている。D/A変換部11a,11b,11cは、それ
ぞれ基準電圧設定部12a,12b,12cにおいて予
め設定している基準電圧を入力している。基準電圧設定
部12a,12b,12cにおいて設定する基準電圧を
Vref1 ,Vref2,Vref3 とした場合、D/
A変換部11a,11b,11cに入力される8ビット
のデータに対する出力は図2(a)に示すようになる。
【0029】ここで、D/A変換部11aは、光量デー
タ記憶部6から出力される光量データを入力している
が、D/A変換部11b,11cは、それぞれ光量デー
タから基準データを減算したデータが入力されている。
つまり、D/A変換部11bでは、光量データから(0
0110011)を減算したデータが、D/A変換部1
1cでは、光量データから(11100110)を減算
したデータが入力されることになる。
【0030】例えば、光量データが(0010010
0)の場合、D/A変換部11a,11b,11cのそ
れぞれの入力は、(00100100)、(00000
000)、(00000000)となり、光量データが
(00111000)の場合、D/A変換部11a,1
1b,11cのそれぞれの入力は、(0011100
0)、(00000101)、(00000000)と
なり、光量データが(11110000)の場合は、D
/A変換部11a,11b,11cのそれぞれの入力
は、(11110000)、(10111101)、
(00001010)となる。
【0031】よって、D/A変換部11a,11b,1
1cの出力をV0 1 、V0 2 、V0 3 とすると、光量デ
ータとV0 1 、V0 2 、V0 3 との関係は、図2(b)
に示すようになる。V0 1 、V0 2 、V0 3 は、信号加
算部13において加算され、その出力は、V0 1 +V
0 2 +V0 3 となるため、光量データに対し図3(a)
に示すような出力信号となる。この出力信号V0 は、調
光器4Bに適合した調光信号となるように信号変換部1
4で変換される。
【0032】この場合、各調光器4R,4G,4Bに
は、図12で示した特性となる調光信号Vsig を入力
し、調光比Vsig =Vsigmaxのとき、調光比100%と
なるものであるので、信号変換部14においてα×V
0 max =Vsigmaxとなる係数αを設定し、信号変換部1
4の出力Vsig は、αV0 となる。このように、調光比
変化幅を切り換えることにより、光量データに対する調
光特性は図3(b)に示すようになる。
【0033】本実施例において、光量データ変換部8
R,8G,8Bは同じ構成であり、基準データ、及び基
準電圧の設定は同じ値であるので、RGBの各光量デー
タに関する調光特性は同一であり、図3(b)に示す特
性と同じである。また、この切換点は自由に設定できる
ものである。このような構成によって、光量データに対
する調光比変化幅は、調光レベルが低い場合は、変化幅
も小さく設定され、調光レベルが高い場合は、変化幅も
大きく設定される。
【0034】この調光比変化幅の設定についてである
が、本実施例の調光器4R,4G,4B及び光源2R,
2G,2Bは従来例で説明したものと同じものとする
と、計算上、最小の調光比変化幅は、光源2Bの0.0
7%であるため、この値を基準として、最小調光比変化
幅を決定しなければならない。つまり、最小調光比変化
幅は、0.07%以下、または0.07%に近い値に設
定すればよいことになる。
【0035】以上のように本実施例では、調光比変化幅
を任意の調光比で切り換えることにより、調光比が低い
場合は、調光比変化幅を小さくし、調光比が高い場合は
調光比変化幅を大きくする。また、最小調光比変化幅
は、RGB各光源の光色と最大光束、そして、色温度・
光量の可変範囲より求められるRGB光源いずれかの最
小の調光比変化幅に近い値とすることにより、光量デー
タの容量を増やすことなく、設定に対してずれの少ない
照明光を得ることができる。
【0036】また、本実施例では、3つの異なる調光比
変化幅に切り換えるものとしたが、3つに限らず更に増
加させても良い。更に、調光信号は、DC電圧レベルに
限らず、デューティ信号、位相制御信号等何でも良い。
例えば、デューティ信号の場合は、信号変換部14にお
いて、信号加算部13の出力V0 のレベルに比例して、
デューティ比を可変するような構成とすればよい。
【0037】また、光源の光色もR,G,Bに限らず、
色温度可変を達成できるものならば、何でもよく、例え
ばY(黄色)を用いても良く、白色系で色温度が異なる
光源を用いても良い。更に、消費電力が同じ光源を使用
しなくてもよく、異なる消費電力のものを使用しても良
い。尚、この場合、RGBの最大光束比は、従来例で説
明したものと異なるので、最小調光比変化幅は、本実施
例で説明した0.07%と異なる値となることは言うま
でもない。
【0038】(実施例2)本実施例での構成は、先の実
施例で説明したものと同一である。本実施例での調光特
性は図4に示す通りであり、光源2R,2G,2Bのそ
れぞれの調光特性を個別に設定している。このように、
光源2R,2G,2Bそれぞれ異なる調光特性を設定す
ることにより、各光源2R,2G,2Bの最小調光比変
化幅をその光源に最も適した値とすることができる。
【0039】例えば、光源2R,2G,2Bの最小調光
比変化幅をそれぞれ0.26%、0.54%、0.07
%と設定することにより、色温度設定値に対する色ずれ
はさらに少なくなる。 (実施例3)本実施例の基本構成は、先の実施例と同じ
であるが、実施例1で説明した光量データ変換部は光源
2Bのみに動作する。
【0040】本実施例での調光特性は図5に示す通りで
あり、光源2Bの調光特性のみ調光比変化幅を変えるよ
うにしている。光量データが8ビットであると、従来例
で説明した線形な調光特性であっても、0.39%の調
光比変化幅が得られ、この値は、光源2R,2Gの最小
調光比ステップ幅と大差がないか、あるいはこの値以上
であるため、光源2Bのみ調光比を細かく設定できるよ
うにする。
【0041】本実施例では、実施例1に比べて色温度の
ずれは若干大きくなるが、従来のものと比べると、色温
度のずれは改善されたものとなる。 (実施例4)本実施例の構成を図6に示す。図示するよ
うに実施例1の構成と異なるのは、光量データ変換部8
R,8G,8Bの構成である。
【0042】以下、光量データ変換部8Bの動作につい
て説明する。光量データ記憶部6から出力される光量デ
ータは、まず光量データ比較部19に入力される。一
方、光量データ比較部19には、基準データ設定部9
a,9b,9cからの基準データも入力されている。
今、光量データ及び基準データを8ビットのデータと
し、基準データ設定部9bのデータを(0011001
1)とし、基準データ設定部9cのデータを(1110
0110)とする。
【0043】光量データは、2つの基準データ(001
10011),(11100110)と比較され、(光
量データ)<(00110011)の時は、光量データ
比較部19の出力A,B,CはすべてHレベルとなる。
また、(11100110)>(光量データ)≧(00
110011)の時は、出力AはLレベル、出力B,C
はHレベルとなり、(11100110)≦(光量デー
タ)の時は、出力A,BはLレベル、出力CはHレベル
となる。
【0044】この出力A,B,Cは、データ選択部15
と信号設定部17a,17b,17cに入力している。
また、光量データ比較部19に入力した光量データは、
そのまま減算部10に入力される。(光量データ)<
(00110011)の時は、光量データ比較部19の
出力A,B,CはすべてHレベルであり、この場合は、
データ選択部15は、基準データ設定部9aのデータを
選択する。ここで、基準データ設定部9aの基準データ
を(00000000)とする。
【0045】基準データ設定部9aの基準データと光量
データは、減算部10において、(光量データ)−(基
準データ)という演算(減算)が行われれる。ここで
は、(光量データ)−(00000000)であるの
で、減算部10からは光量データがそのまま出力され
る。一方、(00110011)<(光量データ)≦
(11100110)の時は〔上記(1110011
0)は基準データ設定部9cの値であり、(00110
011)は基準データ設定部9bの値である。〕、出力
AはLレベル、出力B,CはHレベルであるときは、デ
ータ選択部15は、基準データ設定部9bを選択し、
(11100110)≦(光量データ)のとき、つま
り、出力A,BはLレベル、出力CがHレベルの場合
は、基準データ設定部9cを選択する。
【0046】選択された基準データ設定部のデータは、
同様に減算部10に入力され、光量データと減算演算が
行われる。減算部10より出力された光量データは、D
/A変換部11に入力され、アナログ電圧信号に変換さ
れる。ここで、光量データとD/A変換部11の出力と
の関係を図7(a)に示す(尚、D/A変換部11の基
準電圧は、Vrefとする)。
【0047】D/A変換部11によって光量データはア
ナログ信号に変換され、信号増幅部16a,16b,1
6cに入力される。信号増幅部16a,16b,16c
において、それぞれアナログ信号を、0.5倍、1倍、
2倍に増幅するものとすると、各信号増幅部16a,1
6b,16cの出力は、図7(b)に示すようになる。
【0048】各信号増幅部16a,16b,16cの出
力は、信号設定部17a,17b,17cにそれぞれ入
力される。また、信号設定部17a,17b,17cに
はそれぞれ光量データ比較部19の出力A,B,Cも入
力されている。ここで、信号設定部17a,17b,1
7cは、光量データ比較部19からの入力信号がHレベ
ルの時に、信号増幅部16a,16b,16cの出力を
そのまま出力し、同入力信号がLレベルの時、予め選択
されている設定値を出力するものとする。
【0049】(光量データ)<(00110011)の
場合、出力A,B,CはすべてHレベルであるため、こ
の場合、信号設定部17a,17b,17cからは入力
した信号がそのまま出力される。一方、光量データ比較
部19の出力A,BはそれぞれインバータゲートG1
2 に入力しており、その出力はスイッチ素子SW1
SW2 に入力している。ここで、インバータゲート
1 ,G2 の出力がLレベルの場合は、スイッチ素子S
1 ,SW2 はオフする。
【0050】そして、出力A,BはHレベルであるた
め、インバータゲートG1 ,G2 の出力はLレベルであ
り、スイッチ素子SW1 ,SW2 はオフとなる。よっ
て、信号加算部13へは、信号増幅部16bの出力のみ
がそのまま入力される。次に、(11100110)>
(光量データ)≧(00110011)の場合、出力A
はLレベル、出力B,CはHレベルであるため、信号設
定部17aの予め設定された設定値が出力される。この
設定値を信号増幅部16aの最大値とすると、(1/1
0)Vrefとなる。
【0051】また、出力AはLレベルになったことによ
り、スイッチ素子SW1 はオンされて、出力BがHレベ
ルであるため、信号設定部17bからは、信号増幅部1
6bの出力がそのまま出力される。信号加算部13に
は、信号増幅部16aの出力と、(1/10)Vref
が入力される。次に、(11100110)≦(光量デ
ータ)の場合、出力A,BはLレベル、出力CはHレベ
ルであるため、信号設定部17a,17bの予め設定し
た設定値が出力される。信号設定部17bの出力最大値
を(7/10)Vrefとする。
【0052】また、出力A,BがLレベルであるので、
スイッチ素子SW1 ,SW2 はオンとなり、信号設定部
17cの出力は信号増幅部16cの出力がそのまま出力
される。信号加算部13には、信号増幅部16cからの
出力と、(1/10)Vref,(7/10)Vref
が入力される。よって、信号加算部13の出力は、図8
に示すようになる。この出力は、実施例1と同様に信号
変換部14に入力され、信号変換部14の出力は調光信
号として調光器4Bへ出力される。
【0053】以上、光量信号Vsig に対する光源の調光
特性は線形(図12)の場合について説明したが、実施
例1,4で示した可変色照明装置の構成は、各光源の調
光レベルが低い時、調光比変化幅が小さくなるように変
換を加え調光信号として出力するので、図9に示すよう
な非線形な調光特性の場合も有効である。
【0054】
【発明の効果】本発明は上述のように、複数の発光色を
持つ光源と、各光源を各々任意の調光レベルに制御する
調光器と、各光源の調光量をビットデータとして記憶す
る記憶部と、上記記憶部からのビットデータを調光信号
に変換するデータ変換部とを備え、上記光源の各々の光
色を混色することにより照明光の色温度を可変できる可
変色照明装置において、最小から最大までの調光比に対
応したビットデータが入力され、光源の調光レベルが低
いビットデータが小さい場合には調光比変化幅を小さ
く、光源の調光レベルが高いビットデータが大きい場合
には調光比変化幅を大きくなるようにデジタル的に処理
し、このデジタル信号をアナログ信号の調光信号として
出力する制御手段を設けたものであるから、所望の色温
度の対応し、予め記憶されている各光源の光量データの
ビット数で決められる調光比変化幅に対して変換を行
い、各光源の調光比変化幅は調光レベルが低い時は小さ
くし、調光レベルが高い時は、大きくすることで、各光
源の光量が小さい場合の設定を細かく行うことにより、
光量データのビット数を増やすことなく、設定に対して
ずれの少ない照明光を得ることができる効果を奏するも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の可変色照明装置のブロック図
である。
【図2】(a)は同上のD/A変換部の入力データと出
力との関係を示す図である。(b)は同上の光量データ
とD/A変換部の出力との関係を示す図である。
【図3】(a)は同上の光量データと信号加算部の出力
との関係を示す図である。(b)は同上の光量データと
調光比との関係を示す図である。
【図4】同上の実施例2のR,G,B各光量データと調
光比との関係を示す図である。
【図5】同上の実施例3のR,G,B各光量データと調
光比との関係を示す図である。
【図6】同上の実施例4の可変色照明装置のブロック図
である。
【図7】(a)は同上の光量データとD/A変換部の出
力との関係を示す図である。(b)は同上の光量データ
と信号増幅部の出力との関係を示す図である。
【図8】同上の光量データと信号増幅部の出力との関係
を示す図である。
【図9】同上の光量信号と調光比との関係を示す図であ
る。
【図10】従来例の可変色照明装置のブロック図であ
る。
【図11】同上の任意色温度における各光源の調光比を
示す図である。
【図12】同上の調光信号と調光比との関係を示す図で
ある。
【図13】同上の各光源の調光比を決定する光量データ
と調光信号との関係を示す図である。
【図14】同上の所定の設定色温度のときの各光源の調
光比及び実際に混色した場合の照明光を示す図である。
【図15】同上の3000K設定時に、一定色温度のま
ま調光比を1%刻みで調光を行った場合の照明光を示す
図である。
【符号の説明】
1 照明器具 2R,2G,2B 光源 4R,4G,4B 調光器 8R,8G,8B 光量データ変換部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の発光色を持つ光源と、各光源を各
    々任意の調光レベルに制御する調光器と、各光源の調光
    量をビットデータとして記憶する記憶部と、上記記憶部
    からのビットデータを調光信号に変換するデータ変換部
    とを備え、上記光源の各々の光色を混色することにより
    照明光の色温度を可変できる可変色照明装置において、
    最小から最大までの調光比に対応したビットデータが入
    力され、光源の調光レベルが低いビットデータが小さい
    場合には調光比変化幅を小さく、光源の調光レベルが高
    いビットデータが大きい場合には調光比変化幅を大きく
    なるようにデジタル的に処理し、このデジタル信号をア
    ナログ信号の調光信号として出力する制御手段を設けた
    ことを特徴とする可変色照明装置。
JP4243901A 1992-09-14 1992-09-14 可変色照明装置 Withdrawn JPH0696870A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11214183A (ja) * 1998-01-22 1999-08-06 Hochiki Corp 発光回路
US7160839B2 (en) 2001-01-11 2007-01-09 Ict Co., Ltd. Catalyst for purifying nitrogen oxides
JP2011171006A (ja) * 2010-02-16 2011-09-01 Panasonic Electric Works Co Ltd 照明装置

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US7160839B2 (en) 2001-01-11 2007-01-09 Ict Co., Ltd. Catalyst for purifying nitrogen oxides
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