JPH0696830A - 電気部品のリフロー加熱装置 - Google Patents

電気部品のリフロー加熱装置

Info

Publication number
JPH0696830A
JPH0696830A JP5669991A JP5669991A JPH0696830A JP H0696830 A JPH0696830 A JP H0696830A JP 5669991 A JP5669991 A JP 5669991A JP 5669991 A JP5669991 A JP 5669991A JP H0696830 A JPH0696830 A JP H0696830A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lead wire
solder
lead
contact
heater
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5669991A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeji Hamaya
武二 濱家
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rohm Co Ltd filed Critical Rohm Co Ltd
Priority to JP5669991A priority Critical patent/JPH0696830A/ja
Priority to MYPI92000417A priority patent/MY108095A/en
Publication of JPH0696830A publication Critical patent/JPH0696830A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
  • General Induction Heating (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 リード線先端部にハンダを融着する装置にお
いて、保守を少なくして生産効率の良い電気部品のリフ
ロー加熱装置を提供することを目的とする。 【構成】 リード線取出アーム2上のリード線1は、上
下の加熱コイル12の間を移動する。ハンダを溶融する
加熱装置は高周波発生装置11と加熱コイル12よりな
り、加熱コイル12がリード線1の先端部10と接触し
ない状態に設けられている加熱装置。 【効果】 接触にともなって加熱装置に発生していたフ
ラックス付着、酸化、摩耗が発生しなくなった。このた
め、ハンダの溶け不良が発生しなくなり、加熱装置の交
換などの保守回数を少なくすることが出来る。また、リ
ード線が融着装置と接触しないため隣接するリード線が
接触するおそれがない。従って、リード線の間隔を小さ
くすることができ、生産効率を向上させることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はリード線先端部にハン
ダを融着するための、電気部品のリフロー加熱装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】電気部品にリード線をハンダ付けする
際、予めリード線の先端部にハンダを融着させる必要が
ある。この操作をリフローと呼ぶ。従来のリフロー加熱
装置を図5に示す。リード線1は、リード線取出アーム
2の上に置かれている。リード線取出アーム2はA方向
に移動可能となっている。図4aに示すように、リード
線取出アーム2の上部には、所定の間隔で移動方向Aと
垂直方向に溝3が形成されている。また、リード線取出
アーム2の内部には磁石が内蔵されている。この溝3の
中にリード線1を入れると、リード線1の成分にFeが
含まれていることにより、リード線1は溝3に磁着す
る。
【0003】この状態で、ハンダ塗布装置8に送られ
る。ハンダ塗布装置8は、装置内にクリーム状のハンダ
を貯えている。このクリーム状のハンダはロール8aの
回転により、ロール8aの表面に現れている。この状態
において、リード線1の先端部10をロール8aに接触
させると、クリーム状のハンダ9が塗布される。
【0004】次に、リード線取出アーム2を移動させ
て、リード線1をヒータブロック4まで送った後、リー
ド線取出アーム2を停止させる。その際、リード線1は
図4bに示すように先端部が不揃いになっているので、
エアーシリンダー5を動作させてリード線押出しバー7
をB方向へ移動させて整列させる。
【0005】次に、エアーシリンダー6を動作させて、
ヒータブロック4をD方向へ移動し、リード線1の先端
部10のハンダ9にヒータブロック4が接触するように
する。ヒータブロック4は、約300゜C〜350゜C
に熱せられている。このため、リード線1の先端部10
に塗布されているハンダ9は溶融する。ところで、リー
ド線1全体を加熱すると表面が酸化してしまい、リード
線1を接続する際、モールド等への付きが悪くなるの
で、リード線1の先端部10のみを加熱させる。ハンダ
9をヒータブロック4に接触させたまま、リード線取出
アーム2をA方向に移動する。次に、リード線取出アー
ム2を停止させ、エアーシリンダー6を動作させて、ヒ
ータブロック4をE方向へ移動する。この結果、ハンダ
9の温度が下がり、固化することになる。
【0006】以上の様に、リード線1の先端部10にハ
ンダ9の融着を行っていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の装置には、次のような問題点があった。ハ
ンダ9と接触するヒータブロック4の凹部4aの表面に
は、ハンダフラックス蒸気が付着する。また、熱によっ
て表面に酸化物が形成される。フラックスや酸化物が付
着するとヒータブロック4の表面温度が低下し、ハンダ
9が溶融しなくなるという問題を生じていた。このた
め、ヒータブロック4を定期的に点検し、フラックスや
酸化物を除去しなければならなかった。
【0008】また、リード線1の先端部10がヒータブ
ロック4に接触するため、ヒータブロック4の表面が摩
耗する。このため、ハンダ9がヒータブロック4に接触
しなくなり、ハンダ9が溶融しなくなるおそれがあっ
た。従って、ヒータブロック4を定期的に交換しなけれ
ばならなかった。
【0009】また、リード線先端部10がヒータブロッ
ク4に接触しているため、リード線1の先端部10が進
行方向に振れる。この振れが大きい場合には、図4cの
ような状態となって隣りのリード線1と接触する。この
ため、これが連鎖反応を引き起こし、装置を停止させる
ことにもなっていた。従ってリード線1とリード線1と
の間隔を短くすることが出来ず、生産効率を向上できな
いという問題があった。
【0010】この発明は、上記の問題点を解決して、保
守回数が少なくてよく生産効率の良い電気部品のリフロ
ー加熱装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係る電気部品
のリフロー加熱装置においては、リード線先端部にハン
ダを融着する融着装置が、リード線先端部と接触しない
状態に設けられていることを特徴とする。
【0012】
【作用】リード線の先端部のハンダを非接触の状態で加
熱して溶融する。従って、フラックスや酸化物が付着す
るおそれがなく、隣接するリード線が接触するおそれが
ない。
【0013】
【実施例】図2に、この発明の一実施例である電気部品
のリフロー加熱装置の構成図を示す。まず、リード線1
は、リード線取出アーム2の上に置かれている。リード
線取出アーム2はA方向に移動可能となっている。図4
aに示すように、リード線取出アームの上部には、所定
の間隔で移動方向Aと垂直方向に溝3が形成されてお
り、内部に磁石を内蔵している。この溝3の中にリード
線1を入れると、Fe成分が含まれるリード線1は溝3
に磁着する。
【0014】この状態で、リード線1はハンダ塗布装置
8に送られる。リード線1がハンダ塗布装置8に送られ
ると、リード線取出アーム2は停止する。この状態を図
3に示す。次に、エアーシリンダー15を動作させて、
リード線押出バー14をB方向に移動させ、リード線1
を整列させる。次に、リード線押付装置13によりD方
向に力を加えて、リード線1を固定する。
【0015】その後に、ハンダ塗布装置8に送られる。
ハンダ塗布装置8は、装置内にクリーム状のハンダを貯
えている。このクリーム状のハンダはロール8aの回転
により、ロール8aの表面に現れている。この状態にお
いて、リード線1の先端部10をロール8aに接触させ
ると、クリーム状のハンダ9が塗布される。
【0016】次に、リード線押付装置13をE方向に移
動させる。そして、エアーシリンダー15を動作させ
て、リード線押出バー14をC方向に移動させる。次
に、リード線取出アーム2をA方向に移動させる。この
結果、先端部10にハンダ9が塗布されたリード線1
が、整列された状態で、融着装置20へ送られることに
なる。
【0017】融着装置20は、高周波発生装置11と加
熱コイル12によって構成されている。加熱コイル12
は、リード線1と接触しない状態で先端部10の周囲に
形成されている。この状態を図1に示す。先端部10が
加熱コイル12の中に送られてくると、高周波発生装置
11から加熱コイル12に交流を通電する。この交流に
よる電磁誘導作用によって、金属物体である先端部10
が発熱する。このため、先端部10に塗布されたハンダ
9が加熱され溶融することになる。これを高周波誘導加
熱と呼ぶ。高周波誘導加熱は、瞬時に金属物体を発熱さ
せることが出来る。従って、先端部10のみを瞬時に発
熱させることができ、リード線1全体の発熱による酸化
のを防止することができる。すなわち、リード線1をモ
ールド等に接続する際に、酸化により形成される被膜に
より付きが悪くなることを防止することができる。
【0018】次に、リード線取出アーム2をA方向に移
動させる。このため、ハンダ9の温度が下がり固化する
ことになる。
【0019】以上のように、リード線1の先端部10に
ハンダ9を融着させるリフローを行う。
【0020】上記実施例では、加熱装置に高周波誘導加
熱装置を使用したが、非接触であるレーザー装置を使用
しても良い。
【0021】
【発明の効果】この発明に係る電気部品のリフロー加熱
装置は、リード線に接触しない状態で融着装置を設けた
ことを特徴としている。従って、接触に伴って加熱装置
に発生していたフラックス付着、酸化、摩耗が発生しな
くなった。このため、ハンダの溶け不良が発生しなくな
ったことや、加熱装置の交換などの保守回数を少なくす
ることが出来る。また、リード線が、融着装置と接触し
ないため隣接するリード線が接触するおそれがない。従
って、リード線の間隔を小さくすることができ、生産効
率を向上させることができる。
【0022】すなわち、保守回数が少なくてよく生産効
率の良い加熱装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】加熱装置の詳細を示す断面図である。
【図2】この発明の一実施例による電気部品のリフロー
加熱装置の構成図である。
【図3】ハンダ塗布装置の詳細を示す図である。
【図4】リード線が置かれた状態を説明するための図で
ある。
【図5】従来の電気部品のリフロー加熱装置を示す図で
ある。
【符号の説明】
1・・・リード線 2・・・リード線取出アーム 3・・・溝 8・・・ハンダ塗布装置 9・・・ハンダ 10・・・リード線先端部 11・・・高周波発生装置 12・・・加熱コイル 13・・・リード線押付装置 14・・・リード線押出バー 15・・・エアーシリンダー 16・・・コイルサポート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リード線を、軸方向にほぼ垂直方向に、所
    定間隔に並べて送る搬送機構、搬送機構により送られて
    きたリード線先端部にハンダを融着する融着装置を備え
    た電気部品のリフロー加熱装置において前記融着装置
    は、リード線先端部と接触しない状態に設けられている
    ことを特徴とする電気部品のリフロー加熱装置。
JP5669991A 1991-03-20 1991-03-20 電気部品のリフロー加熱装置 Pending JPH0696830A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5669991A JPH0696830A (ja) 1991-03-20 1991-03-20 電気部品のリフロー加熱装置
MYPI92000417A MY108095A (en) 1991-03-20 1992-03-16 Reflow heating system for electrical parts.

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5669991A JPH0696830A (ja) 1991-03-20 1991-03-20 電気部品のリフロー加熱装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0696830A true JPH0696830A (ja) 1994-04-08

Family

ID=13034717

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5669991A Pending JPH0696830A (ja) 1991-03-20 1991-03-20 電気部品のリフロー加熱装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JPH0696830A (ja)
MY (1) MY108095A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011216459A (ja) * 2010-03-17 2011-10-27 Tabuchi Electric Co Ltd 電線端部の端子接続構造、およびその形成方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5798991A (en) * 1980-12-10 1982-06-19 Sanko Co Inc Device for pressure soldering electric terminal
JPH0235434B2 (ja) * 1985-12-20 1990-08-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd Shiizuhiita
JPH02288086A (ja) * 1989-04-27 1990-11-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半田付け装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5798991A (en) * 1980-12-10 1982-06-19 Sanko Co Inc Device for pressure soldering electric terminal
JPH0235434B2 (ja) * 1985-12-20 1990-08-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd Shiizuhiita
JPH02288086A (ja) * 1989-04-27 1990-11-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半田付け装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011216459A (ja) * 2010-03-17 2011-10-27 Tabuchi Electric Co Ltd 電線端部の端子接続構造、およびその形成方法

Also Published As

Publication number Publication date
MY108095A (en) 1996-08-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0696830A (ja) 電気部品のリフロー加熱装置
US5191701A (en) Method for the automated manufacture of wound electrical components by contacting thin insulated wires to terminal elements on the basis of laser welding
US2798141A (en) Means and method for making a vacuumtight weld by induction heating
EP3808860B1 (en) Inductive hot crimping apparatus
US2455560A (en) Method of arranging and brazing superposed commutator leads
JPH04344873A (ja) ホツトワイヤ溶接装置
US20040140293A1 (en) Method and device for connecting minute joint metal, and composite tape for connecting minute joint metal
US4039801A (en) Method for connecting a fine wire to a connecting pin
JP3582735B2 (ja) 整流子の製造方法
JPH04137516A (ja) マグネットワイヤとリード線の接続方法及び接続装置
JPH0371982A (ja) 抵抗溶接方法
JP2004208347A (ja) 被覆線ワイヤーの被覆除去装置
JPH06239619A (ja) 溶融ガラス流の切断方法及び切断装置
JPH10508432A (ja) コイル巻線のコンタクトのための方法及び装置
JP3350123B2 (ja) 加熱式通電機構
JP2024513085A (ja) マルテンサイトフリーろう付けプロセスのための改善された方法及び構成
JPH08206843A (ja) 抵抗溶接機用のガイドレール
JPH0813413B2 (ja) 多層盛り溶接におけるアークスタート方法
JP2002134246A (ja) 絶縁皮膜電線の通電熱カシメ接合方法と装置
CN85106720A (zh) 磁场控制销钉电弧焊
CN1145834A (zh) 焊接修补方法和金属部件的堆焊装置
JPH02288126A (ja) 合金型温度ヒューズの復帰方法
JPS63149081A (ja) ア−ク溶接ト−チノズルのスパツタ除去方法
KR20130088441A (ko) 공융 다이 점착 장치, 시스템 및 이를 이용한 점착 공정 수행 방법
JPH10188808A (ja) 偏向コイルの接続端子片の接合方法およびその接続端子片の接合構造