JPH0695960A - インターリーブ回路及びデ・インターリーブ回路 - Google Patents

インターリーブ回路及びデ・インターリーブ回路

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JPH0695960A
JPH0695960A JP24655392A JP24655392A JPH0695960A JP H0695960 A JPH0695960 A JP H0695960A JP 24655392 A JP24655392 A JP 24655392A JP 24655392 A JP24655392 A JP 24655392A JP H0695960 A JPH0695960 A JP H0695960A
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JP
Japan
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data
ram
memory
circuit
interleave
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JP24655392A
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Izumi Hatakeyama
泉 畠山
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パラレル入出力タイプのRAMを使用して効
率良くインターリーブ処理及びデ・インターリーブ処理
ができるようにする。 【構成】 ブロック化された入力デジタルデータを、メ
モリ102に一旦記憶させて、このメモリ102からの
読出し順序を書込み順序と変えることで、複数ブロック
に跨がってインターリーブさせてバーストデータとする
インターリーブ回路において、メモリ102としてパラ
レル入出力構造のRAMを使用し、書込みデータと読出
しデータとを最小ビット単位で選択してから書込みを行
い、最小ビット単位でRAMへのデータの書込みができ
るようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば移動体通信シス
テムに適用して好適なインターリーブ回路及びデ・イン
ターリーブ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車電話システムなどの移動体用通信
システムにおいて、基地局と移動体(端末局)との間で
デジタルデータ伝送により通信を行うようにしたものが
ある。図4はこの場合の端末局として構成された携帯電
話機の一例を示す図で、図中1はアンテナを示し、この
アンテナ1が基地局から伝送される信号を受信して受信
回路2に供給し、この受信回路2で所定チャンネルの信
号を復調してチャンネルデコーダ10に供給する。この
チャンネルデコーダ10では、通信方式で決められた後
述するデコード処理を行い、処理されたデータを音声コ
ーデック回路3に供給し、アナログ音声信号に変換す
る。そして、変換されたアナログ音声信号を送受話器4
に接続されたスピーカ5から出力させる。この場合、受
信回路2での受信チャンネルは、周波数シンセサイザ8
が出力する周波数信号により決まる。この周波数シンセ
サイザ8の出力周波数は、制御回路30により制御され
る。
【0003】そして、送信系の構成としては、送受話器
4に接続されたマイク6が拾った音声信号を音声コーデ
ック回路3に供給し、デジタル音声信号に変換する。そ
して、変換されたデジタル音声信号をチャンネルエンコ
ーダ20に供給し、通信方式で決められた後述するエン
コード処理を行い、処理されたデータを送信回路7に供
給し、所定チャンネルの信号に変調してアンテナ1から
送信させる。この場合、送信回路7での送信チャンネル
は、周波数シンセサイザ8が出力する周波数信号により
決まる。
【0004】また、制御回路30には、ダイヤルキー3
1と表示パネル32とが接続してあり、ダイヤルキー3
1の操作に基づいた発信処理が制御回路30の制御で行
われる。また、表示パネル32には、制御回路30の制
御でダイヤル番号などが表示される。さらに、制御回路
30は基地局側から伝送される制御データに基づいて、
各回路の制御を行うようにしてある。
【0005】ここで、チャンネルデコーダ10でのデコ
ード処理及びチャンネルエンコーダ20でのエンコード
処理としては、図5に示す構成で処理される。即ち、受
信系でのデコード処理としては、受信回路2が出力する
受信データをデクリプション回路11でスクランブルさ
れたデータのスクランブル解除をした後、受信データで
あるバーストデータをデ・インターリーブ回路12に供
給する。そして、このデ・インターリーブ回路12で、
インターリーブされて伝送されたデジタルデータのデ・
インターリーブを行い、元のブロックデータに復元す
る。この復元処理は、RAMによるメモリを使用した処
理で行われる。そして、このブロックデータをビタビ復
号器13に供給し、送信側で畳込み符号化されたデータ
の復号を行う。そして、復号されたソースデータをパリ
ティチェッカ14に供給し、パリティチェックによるエ
ラー訂正処理を行い、処理されたデータを音声コーデッ
ク回路3側に供給する。
【0006】また、送信系でのエンコード処理として
は、音声コーデック回路3が出力する送信用のソースデ
ータをパリティ発生回路21に供給し、エラー訂正用の
パリティを付加させる。そして、パリティが付加された
ソースデータを畳込み符号器22に供給し、畳込み符号
化されたブロックデータとする。そして、このブロック
データをインターリーブ回路23に供給し、インターリ
ーブされたバーストデータとする。このインターリーブ
処理も、デ・インターリーブ処理と同様に、RAMによ
るメモリを使用した処理で行われる。そして、インター
リーブされたバーストデータをエンクリプション回路2
4に供給してスクランブル処理を行い、スクランブルさ
れたバーストデータを送信回路7に供給して所定チャン
ネルで送信させる。これらのデコード処理及びエンコー
ド処理は、制御回路30の制御で行われる。
【0007】次に、メモリを使用したインターリーブ処
理やデ・インターリーブ処理を説明すると、例えばイン
ターリーブ処理は図6に示すインターリーブ回路で行わ
れる。即ち、端子41に得られる畳込み符号化されたブ
ロックデータをメモリ42に供給し、このメモリ42に
一旦記憶させる。このメモリ42は2ブロックのデータ
が記憶できる容量のRAMで構成され、1ブロック分の
記憶容量毎にメモリa,メモリbと分けられている。そ
して、このメモリ42へのデータの書込み順序と読出し
順序とを変えることで、インターリーブされたバースト
データを端子43に得る。
【0008】そして、メモリ42でのインターリーブ処
理の制御として、制御回路30側から端子44,45に
開始信号a,bが供給され、端子44に得られる開始信
号aをカウンタ46でカウントすると共に、端子45に
得られる開始信号bをカウンタ47でカウントする。そ
して、カウンタ46のカウント出力をアドレスセレクタ
48に供給すると共に、カウンタ47のカウント出力を
アドレス変換回路49を介してアドレスセレクタ48に
供給する。ここで、アドレス変換回路49は、ROMで
構成された変換テーブルを参照してカウントデータを読
出しアドレスに変換する回路である。この場合の変換と
しては、後述するインターリーブ方程式に基づいた変換
が行われる。そして、アドレスセレクタ48は、カウン
タ47から供給されるデータと、アドレス変換回路49
から供給されるデータとを、選択的にメモリ42に供給
して、このデータによりメモリ42への書込みアドレス
及び読出しアドレスの制御を行う。
【0009】ここで、この回路では例えば次式に示すイ
ンターリーブ方程式を想定する。
【0010】
【数1】i(B,j)=C(n,k)
【数2】k=0,1,‥‥455
【数3】n=0,‥‥N,N+1,‥‥
【数4】B=B0 +4・n+k mod(8)
【数5】j=2〔(49k)mod57〕+〔(k m
od8)div4〕
【0011】このインターリーブ方程式を設定すること
で、456ビットで構成される1ブロックデータが57
ビットずつに8分割されて、ブロックデータの8k,8
k+1,8k+2,8k+3番目のデータは、前半の4
バーストデータの偶数番目にインターリーブされ、ブロ
ックデータの8k+4,8k+5,8k+6,8k+7
番目のデータは、後半の4バーストデータの奇数番目に
インターリーブされ、深さ8で4バースト毎にブロック
データの組み合わせが変化して行く。
【0012】このインターリーブ方程式に基づいた書込
みアドレス及び読出しアドレスの制御状態を図7を参照
して説明すると、図7のA及びBはメモリa及びbのブ
ロックデータの書込み状態及び読出し状態を示し、各メ
モリa,bの書込みアドレス及び読出しアドレスは、ア
ドレスセレクタ48から供給されるアドレス信号(図7
のC)により制御される。ここで、このアドレス信号は
図17のDに示すように、カウンタa(46)のカウン
ト出力が書込みアドレスになると共に、アドレス変換回
路49の出力が読出しアドレスになる。このそれぞれの
カウント出力やアドレス変換出力は、図7のE及びFに
示すように、端子44,45に得られる開始信号a,b
に同期して交互に得られる。
【0013】この図7に示すように、各メモリa,bは
全てのブロックデータの読出しが終了するまでは、次の
ブロックデータの書込みができないため、メモリ42と
して少なくとも2ブロック分の容量を必要とする。
【0014】なお、ここでは図示しないが、インターリ
ーブされたデータを復元するデ・インターリーブ回路
は、基本的にはインターリーブ回路と逆の処理を行う回
路であるので、インターリーブ回路と同じ容量のメモリ
を必要とする。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】このようなインターリ
ーブ処理やデ・インターリーブ処理には、比較的大容量
のメモリを必要とする。一方、このような処理を行うメ
モリとして使用されるRAMは、1ビット単位で入出力
が可能なものよりもパラレル入出力タイプの方が、構造
上同一の容量で必要なセル数が少なくなるので、一般に
パラレル入出力タイプのRAMがこの種の通信装置には
使用される。ところが、インターリーブ処理やデ・イン
ターリーブ処理を行う場合には、データの配列を変える
処理を行うので、データの書込み,読出しを頻繁に行う
必要があり、パラレル入出力タイプのRAMでは効率が
悪く、本来必要な容量よりも多くのセルを必要とすると
共に消費電力も多くなってしまう不都合があった。
【0016】本発明はかかる点に鑑み、この種の伝送装
置において、パラレル入出力タイプのRAMを使用して
効率良くインターリーブ処理及びデ・インターリーブ処
理ができるようにすることにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明のインターリーブ
回路は、例えば図1に示すように、ブロック化された入
力デジタルデータを、メモリ102に一旦記憶させて、
このメモリ102からの読出し順序を書込み順序と変え
ることで、複数ブロックに跨がってインターリーブさせ
てバーストデータとするインターリーブ回路において、
メモリ102としてパラレル入出力構造のRAMを使用
し、書込みデータと読出しデータとを最小ビット単位で
選択してから書込みを行い、最小ビット単位でRAMへ
のデータの書込みができるようにしたものである。
【0018】またこの場合に、RAMの入出力ポートが
同一の場合或いは個別にある場合に、書込み前にデータ
を読出して、この読出したデータを保持し、この保持さ
れたデータと書込みデータとを選択するようにしたもの
である。
【0019】また本発明のデ・インターリーブ回路は、
複数ブロックに跨がってインターリーブされてバースト
データとされた入力デジタルデータを、メモリに一旦記
憶させて、このメモリからの読出し順序を書込み順序と
変えることで、元の順序のブロックデータに復元するデ
・インターリーブ回路において、メモリとしてパラレル
入出力構造のRAMを使用し、書込みデータと読出しデ
ータとを1ビット単位で選択してから書込みを行い、最
小ビット単位でRAMへのデータの書込みができるよう
にしたものである。
【0020】またこの場合に、RAMの入出力ポートが
同一の場合或いは個別にある場合に、書込み前にデータ
を読出して、この読出したデータを保持し、この保持さ
れたデータと書込みデータとを選択するようにしたもの
である。
【0021】
【作用】本発明のインターリーブ回路によると、最小ビ
ット単位でRAMへのデータの書込みができることで、
インターリーブ処理のためのRAMへの書込みが、パラ
レル入出力構造のRAMを使用して効率良くできる。
【0022】また本発明のデ・インターリーブ回路によ
ると、最小ビット単位でRAMへのデータの書込みがで
きることで、デ・インターリーブ処理のためのRAMへ
の書込みが、パラレル入出力構造のRAMを使用して効
率良くできる。
【0023】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図3を参照
して説明する。
【0024】本例においては、図4,図5に示したデジ
タル通信が行われる携帯電話機の送信系のチャンネルエ
ンコーダ20内のインターリーブ回路を図1に示すよう
に構成したもので、図4及び図5に対応する部分には同
一符号を付し、その詳細説明は省略する。
【0025】図1において、101は畳込み符号器22
(図5参照)が出力する畳込み符号化されたブロックデ
ータが供給される端子を示し、この端子101に得られ
るブロックデータを、メモリ102に供給する。このメ
モリ102は、それぞれがパラレルで入出力が行われる
構造の複数のセルのRAMで構成され、後述するアドレ
スセレクタ107側から供給されるアドレスデータによ
りそれぞれのメモリに書込まれるアドレス及びメモリか
ら読出されるアドレスが制御され、書込みアドレスの制
御によりデータをインターリーブさせる処理が行われ
る。なお、端子101に得られるブロックデータは、畳
込み符号化が行われているので、実際には2系統のデー
タである。
【0026】そして、各メモリ102から読出されたデ
ータをバーストデータとして出力端子103から後段の
回路(図5のエンクリプション回路24)に供給し、送
信回路で送信処理を行って基地局側に送信させる。
【0027】そして、このメモリ102でのインターリ
ーブ処理を制御するために、ブロックデータの出力に同
期して、制御回路30から2種類の開始信号a,bが出
力され、一方の開始信号aを書込みアドレス生成用カウ
ンタ104に供給し、他方の開始信号bを読出しアドレ
ス生成用カウンタ105に供給する。そして、カウンタ
104で開始信号aに基づいてカウントしたアドレスデ
ータをアドレス変換回路106に供給し、書込みアドレ
スをインターリーブ方程式に従ってインターリーブされ
たアドレスに変換する。このアドレス変換回路106
は、例えばROMテーブルにより構成される。また、本
例では書込みアドレスデータと同時にセレクトデータも
生成させる。
【0028】そして、カウンタ105で生成された読出
しアドレスデータと、アドレス変換回路106で変換さ
れた書込みアドレスデータ及びセレクトデータとを、ア
ドレスセレクタ107に供給し、書込み/読出し制御回
路108の制御に基づいて選択されたアドレスデータ及
びセレクトデータをアドレスセレクタ107からメモリ
102に供給する。この場合、書込み/読出し制御回路
108による制御は、制御回路30から供給される制御
指令に基づいて行われる。
【0029】そして本例のメモリ102は、図2に示す
ように構成される。即ち、入力端子101に得られるブ
ロックデータを、書込みデータセレクタ121に供給す
る。この書込みデータセレクタ121では、RAM12
2から読出されたデータと入力端子101に得られるブ
ロックデータとをビット単位で選択して、選択されたデ
ータをRAM122に供給する。この場合、書込みデー
タセレクタ121はnビットの2to1セレクタで構成さ
れ、書込みデータセレクタ121での選択は、アドレス
セレクタ107から供給されるセレクトデータに基づい
て行われる。また、書込みデータセレクタ121は、R
AM122側から供給されるデータを一時的に保持する
機能を有する。
【0030】そして、書込みデータセレクタ121で選
択されたnビットのブロックデータD0 〜Dn を、RA
M122に供給して書込ませる。このRAM122は、
複数のセルで構成され、アドレスセレクタ107から供
給されるアドレスデータにより書込みアドレス及び読出
しアドレスが制御され、書込みと読出しの切換えは、書
込み/読出し制御回路108から端子108aを介して
供給される書込み/読出し制御信号により行われ、書込
みと読出しとが時分割で行われる。
【0031】そして、このRAM122から読出された
データは、読出しデータセレクタ123に供給すると共
に、書込みデータセレクタ121側にも供給する。そし
て、読出しデータセレクタ123で選択されてバースト
データとされたデータを、出力端子103に供給する。
この読出しデータセレクタ123は、nto1セレクタで
構成される。
【0032】次に、本例のインターリーブ回路の動作を
説明する。まず、ここで設定されるインターリーブ方程
式について説明する。本例では、〔数6〕式〜〔数1
0〕式に示すインターリーブ方程式と、〔数11〕式〜
〔数15〕式に示すインターリーブ方程式との2種類の
インターリーブ方程式が共存するようにしてある。
【0033】
【数6】i(B,j)=C(n,k)
【数7】k=0,1,‥‥455
【数8】n=0,‥‥N,N+1,‥‥
【数9】B=B0 +4・n+k mod(4)
【数10】j=2〔(49k)mod57〕+〔(k
mod8)div4〕
【数11】i(B,j)=C(n,k)
【数12】k=0,1,‥‥455
【数13】n=0,‥‥N,N+1,‥‥
【数14】 B=B0 +4・n+mod(19)+k div114
【数15】 j=k mod19+19〔k mod(6)〕
【0034】この〔数6〕式〜〔数15〕式より、1バ
ーストのデータ数jは114ビットであり、〔数6〕式
〜〔数10〕式に示すインターリーブ方程式の場合は4
バースト分のデータの記憶が必要で、〔数11〕式〜
〔数15〕式に示すインターリーブ方程式の場合には2
2バースト分のデータの記憶が必要である。ここで、各
式について説明すると、〔数6〕式及び〔数11〕式は
n番目のブロックデータのk番目のデータがB番目のバ
ーストのj番目のデータになることを示す。また、〔数
7〕式及び〔数12〕式は1ブロックデータが0番目か
ら455番目の456データで構成されることを示す。
また、〔数8〕式及び〔数13〕式はブロックデータの
番号を示す。また、〔数9〕式はインターリーブの深さ
が4で、n番目のブロックデータの4k,4k+1,4
k+2,4k+3番目のデータが、それぞれ4n,4n
+1,4n+2,4n+3番目のバーストに配置される
ことを示す。同様に、〔数14〕式はインターリーブの
深さが19であることを示す。また、〔数10〕式及び
〔数15〕式はバーストに配置される位置を示す。
【0035】このインターリーブ方程式の設定に基づい
た動作タイミングを図3を参照して説明すると、畳込み
符号器側から端子101に得られるシリアルのブロック
データとして図3のAに示すデータが得られるとき、R
AM122からはnビットの記憶データQ0 〜Qn (図
3のC〜D)が読出されて、そのまま読出しデータセレ
クタ123に供給されると共に、書込みデータセレクタ
121にも供給される。そして、図3のE〜Gに示すデ
ータD0 〜Dn が書込みデータセレクタ121から出力
されて、RAM122に書込まれるようにしてある。
【0036】ここで、所定期間t1 ,t2 ,t3 ‥‥の
経過毎に、書込み/読出し制御信号(図3のJ)が書込
みの指示と読出しの指示とに変化して、RAM122の
アクセスが対応した状態に変化しているとする。この状
態で、端子101に得られるデータの書込みを行わない
場合には、書込みデータセレクタ121でRAM122
から読出されたデータQ0 〜Qn が選択されて、そのま
まデータD0 〜Dn として出力されてRAM122に書
込まれる。この場合、RAM122からデータQ0 〜Q
n が読出されてから、データD0 〜Dn として書込まれ
るまでには、期間t1 とt2 のタイミングのずれがある
ので、この期間t2 になるまで、書込みデータセレクタ
121内でデータQ0 〜Qn を保持させる必要がある。
【0037】そして、期間t1 ,t2 に端子101に得
られるデータD0 をRAM122から読出されたデータ
0 〜Qn の内の所定ビットQ1 のデータと置き換える
場合には、セレクトデータS0 〜Sn (図3のH)で所
定ビットQ1 に対応したデータ“1”が示され、書込み
の期間t2 で入力ブロックデータD0 が書込みデータセ
レクタ121の出力データD1 となり(斜線を付して示
す区間)、このビットだけが置き換えられたデータD0
〜Dn がRAM122に書込まれる。なお、RAM12
2の書込みアドレスは、アドレスセレクタ107から供
給されるアドレスデータ(図3のI)により制御され
る。
【0038】このようにしてインターリーブ処理が行わ
れるが、次にこのインターリーブ処理に必要なセル数に
ついて計算する。まず、上述した2種類のインターリー
ブ方程式方程式〔数6〕式〜〔数10〕式及び〔数1
1〕式〜〔数15〕式を設定して、通常の処理(従来の
処理)によりインターリーブ処理を行った場合について
説明すると、次式により必要なRAMが計算される。
【0039】
【数16】1ビット×{114×(4+22)}ワード
=1ビット×2964ワード
【0040】そして、RAMとして必要なベーシックセ
ル数は、以下の計算で求まる。
【0041】
【数17】x×y=ベーシックセル数 x=b+c+12 〔但しbはビット数,cはカラム数(c≦b)〕 y={w÷(4×c)}×4+34+α(c) 〔但しα(c)はカラムタイプに依存する数値〕 α(1)=10 α(2)=2 α(4)=0 α(8)=0
【0042】そして、1ビット×2964ワードの場合
にはC=1となり、次の計算が行われる。
【0043】
【数18】x=1×1+12=13 y={2964÷(4)}×4+34+10=3008
【0044】よって、x×y=13×3008=391
04ベーシックセルとなる。
【0045】これに対し上述実施例の構成の場合には、
2ビット×1482ワードのとき(C=2)、次式で必
要なセル数が求まる。
【0046】
【数19】x=2×2+12=16 y={1482÷(4×2)}×4+34+2=780
【0047】よって、x×y=16×780=1248
0ベーシックセルとなる。また、4ビット×741ワー
ドのとき(C=4)、次式で必要なセル数が求まる。
【0048】
【数20】x=4×4+12=28 y={741÷(4×4)}×4+34=222
【0049】よって、x×y=28×222=6216
ベーシックセルとなる。さらに、8ビット×371ワー
ドのとき(C=8)、次式で必要なセル数が求まる。
【0050】
【数21】x=8×8+12=76 y={371÷(4×8)}×4+34=82
【0051】よって、x×y=76×82=6232ベ
ーシックセルとなる。ここで、最も少ないセル数は、4
ビット×741ワードのときの6216ベーシックセル
であり、このような構成を選択することで、上述した1
ビット構成のセル数(39104ベーシックセル)に比
較して約16%のセル数で構成できる(即ち約84%の
セルが削減できる)ことになる。
【0052】このように本実施例によると、パラレル入
出力構造のRAMを使用した場合でも、インターリーブ
処理用のメモリとして必要なRAMのセル数を大幅に削
減でき、インターリーブ回路の構成を簡単にすることが
でき、装置の小型化を計ることができると共に、消費電
力を低減させることができる。
【0053】なお、上述実施例ではRAMの構造につい
ては説明しなかったが、上述した図3のタイミング図で
の動作は、入出力ポートが同一のRAMの場合或いは個
別に入力ポートと出力ポートがあっても書込みと読出し
とが時分割で行われる場合であり、書込みと読出しとが
同時に出来るRAMの場合には、RAMから読出された
データを、書込みデータセレクタ121内で一時的に保
持させずに、直接RAMに戻させるようにすれば良い。
【0054】また、上述実施例では1ビット単位で書込
めるようにしたが、インターリーブさせる最小単位が2
ビット以上である場合には、対応した最小ビット単位で
書込めるようにすれば良い。
【0055】また、上述実施例ではアドレス変換回路1
06はROMテーブルより構成するようにしたが、演算
処理によりアドレス変換を行うようにしても良い。ま
た、書込みアドレス生成用のカウンタ104と読出しア
ドレス生成用のカウンタ105とは、共用化させても良
い。
【0056】また、上述実施例ではインターリーブ回路
として説明したが、インターリーブされたデータを元に
戻すデ・インターリーブ処理を行う場合にも、同様の処
理を行うようにすることで、デ・インターリーブ処理を
行うメモリの記憶容量を削減することができる。この場
合には、メモリ102にインターリーブされたバースト
データを供給して、デ・インターリーブされたブロック
データがメモリの出力側に得られるようにすれば良く、
具体的にはアドレス変換回路106で変換するアドレス
を、インターリーブされたアドレスから元のブロックデ
ータのアドレスに変換する処理を行うようにすれば良
い。
【0057】また、上述実施例では基地局と端末局(携
帯電話機)との間で通信を行う場合の伝送データのイン
ターリーブ回路及びデ・インターリーブ回路としたが、
他の装置に使用されるインターリーブ回路又はデ・イン
ターリーブ回路にも適用できることは勿論である。
【0058】
【発明の効果】本発明のインターリーブ回路によると、
最小ビット単位でRAMへのデータの書込みができるこ
とで、インターリーブ処理のためのRAMへの書込み
が、パラレル入出力構造のRAMを使用して効率良くで
きる。
【0059】また本発明のデ・インターリーブ回路によ
ると、最小ビット単位でRAMへのデータの書込みがで
きることで、デ・インターリーブ処理のためのRAMへ
の書込みが、パラレル入出力構造のRAMを使用して効
率良くできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】一実施例のメモリの構成図である。
【図3】一実施例によるタイミング図である。
【図4】携帯電話機の一例を示す構成図である。
【図5】図4の例のチャンネルエンコーダ及びチャンネ
ルデコーダの構成図である。
【図6】従来のインターリーブ回路の一例を示す構成図
である。
【図7】図6の例のインターリーブ状態を示すタイミン
グ図である。
【符号の説明】
30 制御回路 102 メモリ 104 書込みアドレス生成用カウンタ 105 読出しアドレス生成用カウンタ 106 アドレス変換回路 107 アドレスセレクタ 108 書込み/読出し制御回路 121 書込みデータセレクタ 122 RAM 123 読出しデータセレクタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブロック化された入力デジタルデータ
    を、メモリに一旦記憶させて、このメモリからの読出し
    順序を書込み順序と変えることで、複数ブロックに跨が
    ってインターリーブさせてバーストデータとするインタ
    ーリーブ回路において、 上記メモリとしてパラレル入出力構造のRAMを使用
    し、書込みデータと読出しデータとを1ビット単位で選
    択してから書込みを行い、最小ビット単位で上記RAM
    へのデータの書込みができるようにしたインターリーブ
    回路。
  2. 【請求項2】 上記RAMの入出力ポートが同一の場合
    或いは個別にある場合に、書込み前にデータを読出し
    て、この読出したデータを保持し、この保持されたデー
    タと書込みデータとを選択するようにした請求項1記載
    のインターリーブ回路。
  3. 【請求項3】 複数ブロックに跨がってインターリーブ
    されてバーストデータとされた入力デジタルデータを、
    メモリに一旦記憶させて、このメモリからの読出し順序
    を書込み順序と変えることで、元の順序のブロックデー
    タに復元するデ・インターリーブ回路において、 上記メモリとしてパラレル入出力構造のRAMを使用
    し、書込みデータと読出しデータとを1ビット単位で選
    択してから書込みを行い、最小ビット単位で上記RAM
    へのデータの書込みができるようにしたデ・インターリ
    ーブ回路。
  4. 【請求項4】 上記RAMの入出力ポートが同一の場合
    或いは個別にある場合に、書込み前にデータを読出し
    て、この読出したデータを保持し、この保持されたデー
    タと書込みデータとを選択するようにした請求項3記載
    のデ・インターリーブ回路。
JP24655392A 1992-09-16 1992-09-16 インターリーブ回路及びデ・インターリーブ回路 Pending JPH0695960A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001224025A (ja) * 2000-02-14 2001-08-17 Sony Corp 情報処理装置および方法

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