JPH0695872B2 - 臭気拡散装置 - Google Patents

臭気拡散装置

Info

Publication number
JPH0695872B2
JPH0695872B2 JP63134536A JP13453688A JPH0695872B2 JP H0695872 B2 JPH0695872 B2 JP H0695872B2 JP 63134536 A JP63134536 A JP 63134536A JP 13453688 A JP13453688 A JP 13453688A JP H0695872 B2 JPH0695872 B2 JP H0695872B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tube
carrier
support
odor
attractant
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63134536A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6455136A (en
Inventor
メトカルフェ クック ジョン
ルイス ワイス ロン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dow Silicones Corp
Original Assignee
Dow Corning Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dow Corning Corp filed Critical Dow Corning Corp
Publication of JPS6455136A publication Critical patent/JPS6455136A/ja
Publication of JPH0695872B2 publication Critical patent/JPH0695872B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N25/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators, characterised by their forms, or by their non-active ingredients or by their methods of application, e.g. seed treatment or sequential application; Substances for reducing the noxious effect of the active ingredients to organisms other than pests
    • A01N25/18Vapour or smoke emitting compositions with delayed or sustained release
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01MCATCHING, TRAPPING OR SCARING OF ANIMALS; APPARATUS FOR THE DESTRUCTION OF NOXIOUS ANIMALS OR NOXIOUS PLANTS
    • A01M1/00Stationary means for catching or killing insects
    • A01M1/02Stationary means for catching or killing insects with devices or substances, e.g. food, pheronones attracting the insects
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01MCATCHING, TRAPPING OR SCARING OF ANIMALS; APPARATUS FOR THE DESTRUCTION OF NOXIOUS ANIMALS OR NOXIOUS PLANTS
    • A01M2200/00Kind of animal
    • A01M2200/01Insects
    • A01M2200/012Flying insects
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S261/00Gas and liquid contact apparatus
    • Y10S261/88Aroma dispensers

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Pest Control & Pesticides (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Agronomy & Crop Science (AREA)
  • Plant Pathology (AREA)
  • Toxicology (AREA)
  • Dentistry (AREA)
  • Insects & Arthropods (AREA)
  • Catching Or Destruction (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は臭気を制御しながら拡散させるための担体、さ
らに特定すれば、たとえば捕虫器に配置して濃厚な誘引
性昆虫分泌物を拡散させるために、平板のような形の担
体に、円柱または好ましくは管のような形の臭気物体を
取付けた臭気拡散装置に関する。
多様な組成物を使用して昆虫を誘引する捕虫器が知られ
ている。このような組成物は、昆虫が食物を求めて誘引
される餌、または生殖のために誘引される分泌物を含
む。ボル・ウィーヴィルすなわちメキシコ綿実象虫を捕
えるには、分泌物および餌による誘引を組合わせて綿畑
の捕虫区域にボル・ウィーヴィルを集めることができ
る。昆虫は捕虫区域の餌に誘引され、そこでは昆虫が発
散する分泌物が集まるのでますます昆虫を捕虫器に誘引
する。
ボル・ウィーヴィル用捕虫器はMitchellの米国特許第3,
949,515号、Hardeeの同第3,987,577号、Dickersonの同
第4,611,425の発明の主題となっている。これらに開示
された方法が使用する型の捕虫器が標準的な装置として
使われている。同様に、ジプシー・モスすなわちまいま
い蛾用の分泌物による捕虫器が通常の製品として広く使
用されている。
多様な昆虫誘引性人工分泌物が知られている。たとえば
雄誘引性分泌物は、ボル・ウィーヴィル用のGrandlur
e、ジプシー・モス用のDispar、メドフライ用のTrimedl
ure、ピンク・ボル・ワァーム用のGossyplureなどが知
られている。またオリエンタル・フルーツ・モスおよび
ダイヤモンド・バック・モス用の分泌物も市販されてい
る。他の多くの昆虫にも、天然または人工の誘引性分泌
物が使用される。分泌物に対する本能的応答とともに昆
虫の性癖を、利用して、適当な捕虫器に昆虫を誘引す
る。たとえばボル・ウィーヴィル用捕虫器は黄色く塗る
が、これは黄色が誘引性であり、また昆虫が捕虫器に入
り上方に向かって移動する傾向を利用して、捕虫器の上
部にある閉止部に昆虫を集める。入口を漏斗形として閉
止部に入った昆虫が出口を見付けるのを困難にする。こ
のように、多様な昆虫の性癖を知って利用するが、誘引
性分泌物は昆虫を集めるのに少なくとも部分的に役立
つ。分泌物を使用する場合はすべて、臭気発生源を捕虫
器内におき、誘引性分泌物の臭気剤がない通常の場合に
昆虫が分布している広い区域に、この臭気剤を拡散させ
ることが必要である。
公知の技術によれば、分泌物は揮発性臭気物質を付着さ
せた1層以上のシート状積層体、または全体が臭気物質
からなる円柱形物体またはプラグの形として製品にす
る。どの臭気物質の構造も、広い区域に拡散させるため
に、広い表面積を空気中に露出させることが必要とされ
ている。しかし、露出した臭気発散表面領域は、分泌物
を取扱う上で問題を生じる。分泌物によっては極めて低
濃度で誘引剤として有効なものもあり、また分泌物およ
びその担体は、特に経口また粘膜と接触すると有毒なこ
とがある。昆虫分泌物のこのような特性により、拡散を
最大にするために臭気物質の有効な外部表面をすべて露
出させた分泌物誘引剤を製造することは望ましくない。
特に臭気発生源において高濃度であり、有効濃度のしき
い値が低い場合には、分泌物取扱者は接触しないように
注意する必要がある。捕虫器の外部表面のような、意図
しない多様な場所に誘引剤が付着することがある。
昆虫分泌物のような臭気物質を保持するのに適する固体
組成物は、1986年10月6日付共有の米国特許出願第915,
749号に開示されている。この組成物は固体に多様な臭
気物質を閉込めて、制御しながら拡散させることができ
る。ポリマー格子を形成するモノマーの重合中に、架橋
重合させた疎水性ポリマーの格子に官能基を閉込める。
ポリマーに昆虫分泌物を閉込めて生成した組成物は分泌
物を制御しながら拡散させる。本発明によって、このよ
うな組成物は、プラスチック管内で重合させてそのまま
製品とすることが便宜である。管内の組成物に触れない
ように注意さえすれば、管を安全に取扱いながら、分泌
物を管の端において放出させることができる。管の長
さ、直径などのディメンションおよび分泌物を放出する
固体組成物が占める管内容積の相対的比を調節すること
によって、昆虫分泌物または他の臭気剤の拡散速度を制
御することができる。管は長い管として供給し、捕虫剤
として使用するときに切取るか、または管の端を閉止し
た個別の捕虫剤として供給し、分泌物の拡散を開始する
ときに開放することもできる。分泌物組成物を管内に閉
止することは、表面領域を最大にする従来技術の傾向に
反するが、これは極めて有効である。
昆虫誘引性分泌物または他の臭気物質を管内に充填また
は囲込むことによって、これらの臭気物質を物理的に支
持する。そして使用者が、管の両端から離れた側面だけ
で、この臭気物質を充填した管形誘引剤を取扱うので、
少なくとも分泌物に直接接触しないですむことができ
る。しかし管の取扱いは、昆虫誘引性分泌物または類似
物を充填するのに好ましい管は、通常極めて小型たとえ
ば長さが0.5〜2.0cm、直径が0.3cmであるので、まった
く安全というわけではなく、管を取扱うときに誘引剤内
の分泌物との接触をまったく避けることはできない。分
泌物誘引剤の使用に当って、個別の誘引剤を捕虫器など
に取付ける工程を含む取扱いが必要である。また使用者
は多数の捕虫器を使用することがある。本発明によっ
て、分泌物を拡散させる組成物を収容する管形誘引剤の
ような分泌物支持体を、さらに担体構造体に取付け、こ
の担体に使用者が手を触れることができる実質的な面積
がある周辺領域を設ける。この臭気拡散装置の担体部分
は、誘引剤を安全に取付け、かつ管の端の近くで空気を
適切に循環させる構造の特徴を有する。またこの構造に
よって、使用者は、標準的なDickersonのボル・ウィー
ヴィル用捕虫器のような、周知の昆虫捕虫器に直接担体
を取付ける便宜も有する。こうして誘引剤は、臭気物質
を拡散させるために空気に露出させながら、損失なく安
全かつ容易に取扱うことができる。
閉込められた分泌物組成物の使用を容易にし、また損失
なく正確に制御しながら拡散させる技術を可能にするこ
とによって、本発明は昆虫誘引性分泌物を取扱い処理す
るための有効かつ実際的な手段を提供する。
本発明の目的は、臭気拡散組成物用の安価で、かつ有効
な担体を提供することである。
本発明の他の目的は、極めて高濃度の臭気放出物質を有
効に使用して、所定濃度の臭気放出物質を正確に拡散さ
せることである。
本発明のまた他の目的は、高濃度の臭気物質を担持する
手段の取扱いを容易にし、かつ臭気が意図しない領域に
伝搬することを避けることである。
本発明の別の目的は、誘引性物質の分泌物の損失または
無駄を省くことである。
本発明のまた別の目的は、捕虫器内に誘引性昆虫分泌物
を使用する費用を軽減し、かつ最終的に、特殊な昆虫有
害物を制御する手段によって、多様な殺虫剤の使用量を
減少させることである。
上記または他の目的は、特に昆虫分泌物に関して有用で
あって、有効量の揮発性分泌物を担持する物質を中空管
内に充填し、たとえば分泌物を閉込めるモノマー溶液を
分泌物とともに管内で重合させて得られる臭気拡散装置
によって達成することができる。管は空気不透過性、ま
たは多孔性でもよい、あるいは分泌物組成物を入れた多
孔性管を非孔質管内に配置してもよい。この装置はさら
に管を支持する担体を有する。管を担体の表面に取付
け、管の長手方向の軸を担体の表面に実質的に平行とし
て、管を担体の表面に直接配置することが好ましい。担
体は少なくとも1つの空気循環孔を管の長手方向に対し
て直角に整合させる。また1つ以上の止め部材を設けて
管と担体との相対的変位を防止し、管が長手方向に過度
に移動することを防止する。担体は一体成形した熱可塑
性平板であって、平板本体から突出して、管の直径方向
に内方に向けて管を押付ける抱持手段を有することが好
ましい。管の長さおよび担体のディメンションは、管が
確実に担体に担持されるように選ぶ。担体の平板本体に
は、管に隣接して実質的な面積を有する周辺領域を設
け、たとえば使用者がこの臭気拡散装置を捕虫器内に設
置するときに、容易に取扱いできるようにする。
こうして、本発明によれば、長軸と開放された両端を有
し、フェロモン臭気物質を担持する揮発性物質を部分的
に包囲する中空プラスチック製チューブであって、揮発
性物質は臭気を封入した非流動性物質からなりかつチュ
ーブ内の両端間に長軸に沿って配置されている、中空プ
ラスチック製チューブと、 実質的に平板であり、その一表面にチューブを取付けた
チューブ用支持体であって、チューブを平板に取付ける
場合その長軸が平板と実質的に平行をなし、平板はチュ
ーブの両端のいずれか一方の近傍でありかつ長軸延長線
上に少なくとも1つの貫通孔を有するチューブ用支持体
と、 を含んで成ることを特徴とする昆虫誘引フェロモン臭気
拡散装置が提供される。
本発明の好ましい実施態様を図面に示す。しかし本発明
は図面に示す詳細な配置および手段に制限されるもので
はなく、特許請求の範囲内において他の多様な特徴の組
合わせ配置とすることができることを理解すべきであ
る。
第1図に示す臭気拡散装置20は、分泌物を閉込めたポリ
マーのような臭気物質を収容する手段22を有し、これは
中空管が好ましい。この管22を支持板30上に取付ける。
中空管以外の手段も、臭気物質を担持手段上に支持する
ことができる。たとえば臭気物質を円柱形固体とするこ
とができる。同様に管包囲体も他の形の担体に使用する
ことができる。本発明によって、臭気物質を重合して含
む固体またはゲル化物質を、部分的に包囲する管に収容
して、臭気物質と、これを取扱う装置と、臭気拡散装置
を操作する人とが直接接触することを避けることが好ま
しい。また管のジオメトリ、すなわち長さ、直径、多孔
性と、支持体30との関係を変化させて、臭気放出速度を
精密に制御することができる。管の両端以外は臭気物質
を管で囲むことが好ましい。管は1個の長い片として、
または切断した片として供給することができる。
臭気拡散装置20は誘引剤を受入れて、多様な物質の臭気
を放出することができる。この装置20は特に誘引性昆虫
分泌物の臭気を放出するのに適している。この装置20は
適当量の臭気物質、たとえば拡散を制御された揮発性物
質固体をその場で重合させた中実体または細片または円
柱の形で管22内に配置し、この管22を担体30上に配置
し、さらに図示しない捕虫器内にこの担体30をおく。昆
虫は誘引性分泌物に引かれて、捕虫器で捕獲され、被毒
するか、死滅するか、または他の処理を受ける。
第1図に示すように、誘引剤の管22は担体30すなわち支
持体の平板上に弾性ピン34によって取付けられる。複数
のピン34が隔設されていて、その内側に管22を抱持し、
管22は一端または両端26を開放し、適度に循環する空気
に露出して臭気を放出する。平板にあけた空気循環孔36
は、管22の開放端26の近くに配置することが好ましい。
この孔によって空気は担体平板を通過して、管22の端26
の上方、および/または管の端にもっとも近い表面から
僅かに離れた位置に流れる。突出した止め部材38は管22
の長手方向の軸にそって管22の一端から離れた位置にあ
り、管が長手方向に変位して弾性ピン34から外れて臭気
拡散装置から脱落することを防止する。
第2〜4図は担体30すなわち支持体を、臭気拡散管22を
外して示す。第2図は平面図であって、ピン34、空気循
環孔36および止め部材38の配置を示す。隣接するピン34
と止め部材38との距離は、これらの間に配置する誘引剤
管の長さより短かいことが好ましい。、こうすれば管22
はピン34から外れることがない。止め部材38およびピン
34は、管の水準より上方に突出しており、ピン34の間に
抱持された管または他の形の臭気物質が偶発的に他の物
体と接触することを防止する。広い周辺領域46があるの
で、使用者は臭気物質の領域に触れずに担体30をつかむ
ことができる。
第3および4図は、ピン34および止め部材38の相対的な
高さを示す端面図および断面図である。第3図は担体30
の好ましい背面の形状を示し、弧形領域が設けられてお
り、担体30は典型的な捕虫器の弧形内壁と面で接触して
安定する。前述したボル・ウィーヴィル用の典型的捕虫
器は、コップ形または一般に球形の包囲体が特徴であっ
て、このなかに誘引性昆虫分泌物を配置すると、昆虫が
これに向かって移動する。
本発明の好ましい実施態様によって、臭気物質を閉込め
たポリマーを入れた中空管を載置した臭気拡散装置は通
常包囲体の捕虫器内に配置する。これは従来の臭気物質
を含む平板積層体、または液体臭気組成物で湿潤させた
典型的な灯心の代わりとするものである。誘引剤22を有
する担体30の弧形壁42は捕虫器包囲体の内面に接着する
ように接触することができる。また球形包囲体の捕虫器
で使用するために、担体30の背面を二次元的な弧形の球
面とすることもできる。
第4図は担体30およびピン34を示す断面図である。ピン
34は担体本体と一体成形されており、ピン34の末端の近
くに突起を有し、これによって担体の表面に近い部分の
ピン34の間で形成される空間44は、ピンの末端に近い空
間よりも僅かに広くなっている。従って、図示しない管
をピン34の間に押込むだけで、ピン34を相互に引離さな
い限り、ピンは管を抱持し続ける。担体30は一体成形し
た熱可塑性ポリマーであることが好ましい。相対する一
組のピン34の間の開孔は成形を容易にする。すなわち成
形中に、この領域に金型ピンを配置して、ピン34の対面
部分の固有の輪郭を金型に形成することができる。担体
の材料は高密度または低密度のポリオレフィンのような
適当な熱可塑性ポリマー、たとえばポリエチレン、ポリ
プロピレンなど、またポリエステル、フェノール樹脂、
またはスチレン−ブタジエンのようなコポリマーを使用
することができる。ポリマー組成物は、成形を容易に
し、かつ担体を可撓性として、ピンが内側に誘引剤を押
込むときに広げることができ、しかもこれを抱持できる
ように選ぶ。高密度ポリエチレンが好ましい材料であ
る。
また担体には多様な異なった色彩を施して、担体を捕虫
器に取付けた日付を区別することが好ましいとされてい
る。たとえば多数の捕虫器を使用する使用者は、あると
きに1つの色彩の新しい臭気拡散装置を設置し、次に他
の色彩の装置を使用して、臭気物質の老化および劣化に
ついて混乱がおきないようにする。
さて臭気物質自身はポリマー格子に閉込められた組成物
とすることができる。たとえば1986年10月6日出願の米
国特許出願第915,749に開示されている。臭気物質は長
い円柱形で中空管22内で重合させるか、または硬化させ
た後に管22内に挿入する。臭気物質は管の内径または内
腔より小さくするか、または収縮させるようにして、臭
気物質の表面上を空気が通るようにすることができる。
臭気物質は多孔性の内管に入れ、これを不透過性の外管
22に入れることもできる。臭気物質を管22内で通常変位
可能なようにディメンションを設定するか、または内管
に入れるときは、管の長手方向に止め部材38を管の端に
配置して臭気物質が脱落することを防止する。この止め
部材はまた管の脱落も防止する。
内管または外管22が、分泌物担持物質を重合成形する金
型であることが好ましい。管22の材料は、通常水、グリ
セリンおよびオイルを含む重合浴の溶液が透過しないこ
とが好ましい。不透過性管の適当な材料はポリテトラフ
ルオロエチレン(商品名テフロン)である。管が重合溶
液を透過させるときは、この管をこれより大きい直径の
不透過性管に嵌めることができ、透過性管を不透過性管
に入れた後に重合溶液を加える。この技術によって、不
透過性管を使用して重合溶液から透過性管の内容物に熱
を伝えて、モノマーが重合して分泌物を閉込めることが
できる。管22にはポリテトラフルオロエチレンを使用す
ることが好ましい。不透過性管のこの他の材料としてポ
リエチレン、ポリプロピレンおよび塩素化したポリ塩化
ビニルを使用することができる。透過性管はポリ塩化ビ
ニル、ポリエチレン、特に管を薄くするときにはポリプ
ロピレンから作ることができる。この他スチレン、エチ
レンビニルアセテートおよび前記ポリマーを含むコポリ
マーを使用できる。
ポリマー格子に分泌物を閉込める組成物を管に充填する
にはシリンジまたは真空装置を使用して行なうことが好
ましい。真空装置によれば、長い管の一端を、モノマー
および活性分泌物臭気成分を入れた容器に挿入し、反対
端に真空をかける。こうして管の全長に組成物を吸引し
た後に、両端を封止して管内で重合させる。これにはブ
ンゼンバーナーで両端を溶融してポリマーを軟化させた
後に、やっとこを使用して型の両端を閉止して内部の混
合物を封止する。
臭気を制御しながら拡散させる手段として使用する管
は、活性物質の露出した物体または積層体よりも拡散の
速度が安定しており、長期にわたって拡散させることが
できる。しかし、管内で重合させた芯材は、それ自身で
制御された臭気拡散剤として使用できる。この芯材は管
内で重合させたままとし、管の両端を切断して活性成分
を露出させることが好ましい。不透過性管を使用すると
きは、両端面のみが露出するので、揮発性物質が発散す
る表面領域がきわめて少ない。従って全体の誘引剤は、
管の両端の間の空間から両端に届いて、長期にわたって
持続する。また拡散速度も比較的変らない。透過性また
は半透過性の管も使用でき、これは拡散速度を促進す
る。管が分泌物組成物中の活性成分を透過させるとき
は、活性成分が管内ポリマーの溶剤を含むときに、両端
の他に、管の表面領域の少なくとも1%が露出表面領域
となる。活性成分の単位面積当りの拡散速度は管の表面
より両端の方が大きく、またこれら2つの表面から拡散
する濃度が累積する。いずれにせよ、本発明は、分泌物
または類似物の活性臭気成分の少量を含む誘引剤を容易
に製造する方法を提供する。この管は担体30から離して
使用することもできるが、担体30上に置くことが好まし
く、管および担体は分泌物含有物体を取扱うのに便宜な
手段であり、誘引剤の使用者がこれに接触しない利点が
ある。
第5〜7図は他の担体の上に管22を取付ける本発明の他
の実施態様を示す。臭気拡散装置20は、前例と同様に、
臭気物質を中空管22内に分泌物または類似物24を配置す
ることが好ましい。管は担体30上のピン34の間に抱持さ
れ、担体には使用者が取扱うための広い周辺領域があ
る。この実施態様において空気循環孔54が管22の両端に
ある。第6図に示すように、管22は担体本体から空気循
環孔54の上方の開放空気中に突出することができる。第
7図に示すように、臭気物質担持手段、たとえば管22お
よび/または分泌物などの内容物24が、もっとも近い担
体30の側壁52とピン34との間の空間より長いようにディ
メンションを定める。これによって臭気物質は管から脱
落しないし、管は担体から脱落しない。
第7図は空気循環孔54の領域にそう断面図である。第1
〜3図の実施態様では、担体30の端の丸い背面42が、担
体が取付けられている表面よりいくらか上方において担
体を担持するが、第7図の実施態様はこれと異なって、
平坦な背面を有する。この平坦な表面では、孔54を通る
空気の循環を妨げないようにするために、背面に対面す
る面に担体を直接膠着しないことが好ましい。いくらか
の空間が担体の下方にあって臭気の放出を良好にするよ
うな位置に担体を取付けることができる。
第1〜3図および第5〜7図の各実施態様において、臭
気放出誘引剤の体積は臭気拡散装置全体の体積より相対
的に小さい。どの場合も臭気物質を抱持するピン34およ
び止め部材38,52を、臭気物質よりいくらか長く延在す
るように設定して、偶発的に臭気物質と接触する可能性
を最小とする。従って、きわめて高濃度の誘引性分泌物
を使用して、各部材のディメンションおよび配置を設定
して精密に放出速度を制御することができる。第8図に
示す臭気拡散装置20の担体30は可撓性である。第8図は
ピン56が、端の近くに突出部分を有するものではなく
て、円柱形である他の実施態様を示す。いずれにして
も、対面する一対のピン56はピン56の間の空間を担体30
の近くでは広くし、端の近くでは狭くして、管22内に配
置することが好ましい臭気物質24を担体のすぐ近くで抱
持する。あるいは、担体から離れた空間においてピンの
間を広くして凹みを作ることもできる。これらすべての
実施態様において、担体は可撓性であり、第8図に示す
ように担体を曲げて管22または類似の物体を取外すこと
ができる。担体が曲った状態58になると、ピンが外側に
広がって、抱持した管および/または臭気物質を外すこ
とができる。担体30はきわめて安価であって、繰返して
使用するものではないが、使用者が希望すれば、上記の
ように臭気物質を取外して、交換することができる。
第9〜11図は、分泌物質を支持する他の手段を使用する
実施態様を示す。第9図は、臭気物質22を、その一端の
みを空気循環孔62に直接露出するように、担体30上に配
置する。担体30の弾性延長部66が臭気物質22を下方に押
付けて抱持する。止め部材64があり、これによって臭気
物質22が担体30に対して相対的に変位できる限度を設定
する。他の実施態様においては、止め部材64を空気循環
孔62の遠い側に設けて、臭気物質22の端を空気循環孔62
の上方に置くようにする。
第10図において、臭気拡散装置70の簡単な平板担体72は
空気孔を有しないで、表面に臭気物質を入れる管22を有
する。第10図の管22は管の長手方向の軸を平板72の平面
に平行させて平板72に簡単に膠着してある。
第11図は他の実施態様の平面図を示す。この場合は、管
22を格子担体80に取付ける。この格子80は多数の孔84を
形成して、臭気拡散装置に空気を通す空気循環孔の作用
をする。管22は第10図のように接着するか、または担体
80の格子の一辺を形成する線部に弾性バンドのようなも
ので取付ける。
本発明の臭気拡散装置は多様な付加的な変形および組合
せとすることができる。どの場合でもこの装置は、公知
のきわめて小さくて、液体または他の臭気物質を使用し
て臭気を拡散する装置よりも取扱いが容易である。使用
者の指が誘引剤内の活性成分に接触しないので、安全で
あり、また担体に取付けた誘引剤または管が変位して誘
引剤が脱落することがない。もし偶発的に変位しても、
完全には脱落しないように配置してある。変位を完全に
防ぐには、分泌物を閉込めたポリマーを管内で重合して
固着させればよい。また制御しながら発散させる臭気物
質が、緩く包囲されているときも、両側の止め部材の間
に配置されているので、担体が幾分変位しても、臭気物
質または管が脱落することを防ぐことができる。
濃厚な臭気放出物質は、制御しながら発散させる高濃度
の誘引剤を管などで包囲した形で供給することがもっと
も便宜である。本発明の担体および把持部材は、典型的
な捕虫器に配置するのにきわめて有用である。たとえ
ば、第1図に示す装置はボル・ウィーヴィル用捕虫器の
頂部にある捕虫カップ、または捕虫器の底部カップの内
壁に配置することができる。誘引剤の背面を標準的な昆
虫捕虫器のカップの半径に適合するように弯曲させて、
捕虫器の底部カップなどの部分に担体を取付けることが
できる。また多数の誘引剤をカップに配置して捕虫器を
有効に使用し、使用者が各捕虫器の時期的履歴をモニタ
ーすることができる。たとえば誘引剤は、典型的なボル
・ウィーヴィル用捕虫器の頂部の捕虫カップよりも底部
カップの内側に配置する方が容易であり、迅速に作業で
き、また頂部カップ内に配置するのと同様な効果があ
る。管の両側にある開孔は空気の循環を最大にし、活性
のある誘引性臭気物質の揮発を促進する。誘引剤をボル
・ウィーヴィル用捕虫器の底部カップに平らに取付けた
ときでも、空気循環孔は管の両端を捕虫器の表面から上
方に離して空間を作るので、空気の循環を良好にする。
このようにこの装置は有効であって便利である。
当業者は、明細書に開示した本発明の実施態様に多様な
改良および変更を加えて特殊な用途に応用することがで
きるであろう。本発明の真の範囲は、明細書の記載より
も、特許請求の範囲を参照して、理解すべきである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、管に収容された臭気物質を担体に取付けた、
本発明の好ましい臭気拡散装置の斜視図であり、 第2図は第1図の担体の平面図であり、 第3図は上下を逆にして、背面の好ましい輪郭を示す第
1図の装置の端面図であり、 第4図は第2図の線4−4断面図であり、 第5図は本発明の他の担体および管の斜視図であり、 第6図は第5図の装置の平面図であり、 第7図は第6図の線7−7断面図であり、 第8図は担体本体と抱持ピンとの変動状態を破線で示し
た担体の側面図であり、 第9図は抱持手段が平板担体本体の弾性延長部である他
の実施態様の断面図であり、 第10図は担体に管を膠着させた、他の実施態様の立面図
であり、 第11図は格子担体の一辺を形成する線部に管を取付けた
他の実施態様の平面図である。 20,70……臭気拡散装置、 22……臭気物質容器、30……担体、 34……弾性ピン、 36,54,62……空気循環孔、 38,52,64……止め部材、 42……弧形背面、46……周辺領域、 66……弾性延長部、72……平板担体、 80……格子担体。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長軸と開放された両端を有し、フェロモン
    臭気物質を担持する揮発性物質を部分的に包囲する中空
    プラスチック製チューブであって、該揮発性物質は臭気
    を封入した非流動性物質からなりかつ該チューブ内の両
    端間に長軸に沿って配置されている、中空プラスチック
    製チューブと、 実質的に平板であり、その一表面に該チューブを取付け
    たチューブ用支持体であって、該チューブを該平板に取
    付ける場合その長軸が該平板と実質的に平行をなし、該
    平板は該チューブの両端のいずれか一方の近傍でありか
    つ該長軸延長線上に少なくとも1つの貫通孔を有するチ
    ューブ用支持体と、 を含んで成ることを特徴とする昆虫誘引フェロモン臭気
    拡散装置。
  2. 【請求項2】前記臭気封入非流動性物質がチューブ内で
    生成されたポリマー格子中に取り込んだフェロモン臭気
    官能基を有するポリマー組成物である特許請求の範囲第
    1項記載の装置。
  3. 【請求項3】前記支持体表面上に実質的に垂直に立つ1
    対のポストをさらに有し、該ポストは前記チューブを内
    側に向かって弾性力で保持する特許請求の範囲第1項又
    は第2項記載の装置。
  4. 【請求項4】前記ポストはそれらの対向面に凹所を有し
    てそこに前記チューブを保持できるようにされている特
    許請求の範囲第3項記載の装置。
  5. 【請求項5】前記支持体が連続パネルである特許請求の
    範囲第1〜4項のいずれか1項に記載の装置。
  6. 【請求項6】前記支持体が弾性材料の格子からなる特許
    請求の範囲第1〜5項のいずれか1項記載の装置。
  7. 【請求項7】前記支持体表面上に突出する1対の止め部
    材をさらに有し、この止め部材はチューブの長軸方向に
    チューブの両端部から離れて位置し、チューブが前記支
    持体から奪落するのを防止する特許請求の範囲第1〜6
    項のいずれか1項に記載の装置。
  8. 【請求項8】前記チューブと前記止め部材の間の位置に
    前記貫通口が設けられて、前記支持体を基材に取付けた
    場合にも、前記貫通口が外気と連通するように、前記支
    持体の裏面に凹部が形成されている特許請求の範囲第7
    項記載の装置。
  9. 【請求項9】捕虫器に取付けられる特許請求の範囲第1
    〜8項のいずれか1項に記載の装置。
JP63134536A 1987-06-05 1988-06-02 臭気拡散装置 Expired - Lifetime JPH0695872B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/058,907 US4817868A (en) 1987-06-05 1987-06-05 Carrier for scented material
US58907 1987-06-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6455136A JPS6455136A (en) 1989-03-02
JPH0695872B2 true JPH0695872B2 (ja) 1994-11-30

Family

ID=22019660

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63134536A Expired - Lifetime JPH0695872B2 (ja) 1987-06-05 1988-06-02 臭気拡散装置

Country Status (7)

Country Link
US (1) US4817868A (ja)
EP (1) EP0294175B1 (ja)
JP (1) JPH0695872B2 (ja)
BR (1) BR8802708A (ja)
CA (1) CA1309979C (ja)
DE (1) DE3868541D1 (ja)
ES (1) ES2006965A6 (ja)

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GR1001484B (el) * 1989-04-03 1994-02-28 Vioryl Chimiki & Georgiki Viom Νέου τύπου εντομοπαγίδα.
GB9126975D0 (en) * 1991-12-19 1992-02-19 Agrisense Bcs Ltd Insect controlling device and composition for use therewith
FR2769230B1 (fr) * 1997-10-03 1999-11-19 Oreal Dispositif d'inhalation par voie nasale
US5900234A (en) * 1997-11-07 1999-05-04 The United States Of America As Represented By The Secretary Of Agriculture Sex pheromone composition for pecan weevil
GB2343830B (en) * 1998-10-22 2003-08-13 Russell Fine Chemicals Ltd Lures
US6241161B1 (en) 1999-09-09 2001-06-05 Timothy W. Corbett Hunting scent container
US6638588B1 (en) 2000-06-16 2003-10-28 Pechiney Emballage Flexible Europe Permeable membranes having high temperature capabilities
GB2445179A (en) * 2006-12-22 2008-07-02 Russell Fine Chemicals Ltd Release matrices for insect attractants
USD648430S1 (en) 2009-02-11 2011-11-08 S.C. Johnson & Son, Inc. Scent module
JP5898054B2 (ja) 2011-12-09 2016-04-06 信越化学工業株式会社 害虫用ゲル組成物を導入した徐放性製剤
US8550131B1 (en) 2013-01-02 2013-10-08 Liquid Squeeze, LLC Liquid dispensing device, system and method
US9521836B2 (en) 2013-12-27 2016-12-20 Willert Home Products, Inc. Scent-releasing apparatus and method of making same
US20200281206A1 (en) * 2019-03-08 2020-09-10 Ypf Tecnología S.A. Sexual attraction pheromone of tribolium castaneum and insect control device
US11484022B2 (en) 2019-10-15 2022-11-01 S. C. Johnson & Son, Inc. Insect trap device
CN114557344B (zh) * 2022-04-06 2023-04-18 温州科技职业学院 一种昆虫诱捕信息素助效载体材料及其制备方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS455985Y1 (ja) * 1965-08-04 1970-03-24
JPS5317173A (en) * 1976-07-23 1978-02-16 Shell Int Research Insect trap

Family Cites Families (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA529536A (en) * 1956-08-28 H. Holt William Perfume container for personal wear
GB316618A (en) * 1928-08-01 1930-11-27 Camille Contal Perfume, disinfectant and like evaporators
US2234062A (en) * 1940-05-25 1941-03-04 Charles W Roberts Scent diffuser for costume jewelry, hair combs, and like articles
US2629628A (en) * 1951-10-11 1953-02-24 Elzear J Vaillancourt Insect repellent attachment for screen doors
US3098703A (en) * 1959-08-04 1963-07-23 Gilbert G Reuter Company Apparatus and method for insect control
US3272533A (en) * 1964-10-05 1966-09-13 Milton Frank Allen Publication Detection treatment of paper money and other negotiable paper
US3441353A (en) * 1967-01-31 1969-04-29 Claff Clarence L Perfume dispenser
NL6713657A (ja) * 1967-10-06 1969-04-09
US3643371A (en) * 1969-09-02 1972-02-22 Desoto Chemical Co Inc Insecticide apparatus
US3661326A (en) * 1970-01-07 1972-05-09 Milton A Wilson Insecticide and repellant holder for attachment to garbage can lid
US3823873A (en) * 1973-01-15 1974-07-16 Shell Oil Co Vapor releasing device
JPS49107847A (ja) * 1973-01-15 1974-10-14
US3940062A (en) * 1973-09-06 1976-02-24 Rainey Don E Moisture pod for the preservation of perishable comestibles
US4017030A (en) * 1974-10-31 1977-04-12 Albany International Corporation Devices for controlled release of vapors
US3987577A (en) * 1975-07-08 1976-10-26 Story Chemical Corporation Boll weevil trap
US3949515A (en) * 1975-07-23 1976-04-13 The United States Of America As Represented By The Secretary Of Agriculture In-field boll weevil trap
US4144309A (en) * 1977-06-09 1979-03-13 Alza Corporation Device for dispensing microcide formed when device is in environment of use
US4283878A (en) * 1977-11-25 1981-08-18 Shell Internationale Research Maatschappij B.V. Insect trap
EP0011924A1 (en) * 1978-10-23 1980-06-11 BUSH BOAKE ALLEN Limited Polymeric fragrance materials and processes for their manufacture
GB2042340B (en) * 1979-02-13 1983-02-16 Nightingale W Vapour dispensing devices
GB2056272A (en) * 1979-08-23 1981-03-18 Nash G Display stud
US4523870A (en) * 1982-07-26 1985-06-18 Donald Spector Aroma-dispensing cartridge and holder assembly for automobiles
JPS59133601U (ja) * 1983-02-23 1984-09-07 日東電工株式会社 フエロモン製剤
GB8306442D0 (en) * 1983-03-09 1983-04-13 Spiralux Ltd Holder
US4562794A (en) * 1984-01-30 1986-01-07 Bend Research, Inc. Pest control in animals
IT1174572B (it) * 1984-07-06 1987-07-01 Montedison Spa Erogatore a lento rilascio di prodotti volatili
JPS61175976U (ja) * 1985-04-19 1986-11-01
US4611425A (en) * 1985-05-16 1986-09-16 The United States Of America As Represented By The Secretary Of Agriculture Boll weevil trap

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS455985Y1 (ja) * 1965-08-04 1970-03-24
JPS5317173A (en) * 1976-07-23 1978-02-16 Shell Int Research Insect trap

Also Published As

Publication number Publication date
ES2006965A6 (es) 1989-05-16
DE3868541D1 (de) 1992-04-02
BR8802708A (pt) 1988-12-27
EP0294175B1 (en) 1992-02-26
JPS6455136A (en) 1989-03-02
CA1309979C (en) 1992-11-10
US4817868A (en) 1989-04-04
EP0294175A1 (en) 1988-12-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0695872B2 (ja) 臭気拡散装置
KR100436915B1 (ko) 휘발성 증기 분배용 테이블 및 이를 포함하는 휘발성 증기 분배장치
EP1973580B1 (en) Air treatment device with reservoir refill
CA2017516C (en) Controlled release system for insect attractant
US5033229A (en) Liquid delivery bait station
US20070087679A1 (en) Fan type chemical diffusing apparatus
EP0019010A1 (en) Article for the dispersion of a volatile substance and an article of manufacture comprising a plurality of said articles
JPH10512146A (ja) 昆虫用餌場
AU7965998A (en) Controlled release of substances
CA2464389C (en) Substance delivery device
AU2002334147A1 (en) Substance delivery device
WO2002023984A2 (en) A system for achieving a controlled low emission rate for small volumes of liquid solutions
KR20080107360A (ko) 제어된 기공 크기의 기질을 갖는 공기처리 기구
EP0367539A1 (en) Flying insect control device
JP4167466B2 (ja) 蒸散液収容袋、加熱蒸散方法および装置
JP4317349B2 (ja) 加熱蒸散方法およびこれに使用する加熱蒸散容器
EP0475902A1 (en) Point source insecticidal device
JP3901708B2 (ja) ロータリーファン型害虫駆除剤拡散装置
JP3741034B2 (ja) 薬剤揮散器具
JP4126587B2 (ja) 送風式薬剤放散装置
TW590740B (en) Two-stage dispensing mat
CA1316146C (en) Molded scent impregnated devices
JPH0322939A (ja) 加熱蒸散装置および加熱蒸散方法