JPH069572Y2 - コイルインサータ - Google Patents
コイルインサータInfo
- Publication number
- JPH069572Y2 JPH069572Y2 JP14008687U JP14008687U JPH069572Y2 JP H069572 Y2 JPH069572 Y2 JP H069572Y2 JP 14008687 U JP14008687 U JP 14008687U JP 14008687 U JP14008687 U JP 14008687U JP H069572 Y2 JPH069572 Y2 JP H069572Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guide
- coil
- blade
- push
- core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は回転電機固定子コイルをスロットに挿入するコ
イルインサータに関する。
イルインサータに関する。
(従来の技術) 従来、回転電機の固定子鉄心のスロットヘコイルを収納
する場合、中大形の鉄心では巻線機で予め所定形状にコ
イルを巻回し、コイル移載装置を使用して、コイルイン
サータにコイルを移載して、コイルインサータによって
鉄心のスロット内にコイルを挿入することが行われてい
る。
する場合、中大形の鉄心では巻線機で予め所定形状にコ
イルを巻回し、コイル移載装置を使用して、コイルイン
サータにコイルを移載して、コイルインサータによって
鉄心のスロット内にコイルを挿入することが行われてい
る。
このようなコイルインサータは中大形の鉄心に対して、
可動ブレード長さを短く出来るインサータとして、特開
昭54−126905号公報や実開昭57−18881
号公報及び特開昭57−88860号公報などが有効手
段として実用化されている。この種のコイルインサータ
1は第4図に示すように、基台2の図示する右方に所望
の間隔を有する複数の可動ブレード3(以下単にブレー
ド3と呼ぶ)を円筒状に配置し、一部ブレード3の一端
をブレードホルダに残りのブレード3をさらに別のブレ
ードホルダに固定し(いずれも図示せず)ている。そし
て、その内側にストリッパ4がピストンロッド5に押上
げ棒6の先端のねじ部で固定されてブレード3に沿って
自由に摺動可能となっている。又、前記ブレード3の外
側にウェッジガイド7が基台2に固定されている。ま
た、ブレード3の先端にはブレード3の間隙を一定にす
るガイド治具8が挿入される。このガイド治具8は、ブ
レード3の間隙を一定にするためのブレードガイド9
と、固定子鉄心10の内径において案内するコアガイド
11とが、緩衝部材11aを挟んでねじで固着され、さ
らにこのコアガイド11に握り12を取付けて一体に構
成されている。
可動ブレード長さを短く出来るインサータとして、特開
昭54−126905号公報や実開昭57−18881
号公報及び特開昭57−88860号公報などが有効手
段として実用化されている。この種のコイルインサータ
1は第4図に示すように、基台2の図示する右方に所望
の間隔を有する複数の可動ブレード3(以下単にブレー
ド3と呼ぶ)を円筒状に配置し、一部ブレード3の一端
をブレードホルダに残りのブレード3をさらに別のブレ
ードホルダに固定し(いずれも図示せず)ている。そし
て、その内側にストリッパ4がピストンロッド5に押上
げ棒6の先端のねじ部で固定されてブレード3に沿って
自由に摺動可能となっている。又、前記ブレード3の外
側にウェッジガイド7が基台2に固定されている。ま
た、ブレード3の先端にはブレード3の間隙を一定にす
るガイド治具8が挿入される。このガイド治具8は、ブ
レード3の間隙を一定にするためのブレードガイド9
と、固定子鉄心10の内径において案内するコアガイド
11とが、緩衝部材11aを挟んでねじで固着され、さ
らにこのコアガイド11に握り12を取付けて一体に構
成されている。
次に、上記のコイルインサータ1を使用した時の状況を
第4図及び第5図に示す。図示しない巻枠に巻回された
コイル13をコイル移載装置に移載してコイルインサー
タ1のブレード3の間隙に移載する。次にガイド治具8
をブレード3の間隙に挿入し、鉄心10を第4図に示す
ようにウェッジガイド7の先端に鉄心10のスロット絶
縁物14が入る位置まで挿入する。この状態で図示しな
い油圧シリンダなどを加圧してピストンロッド5を第4
図の図示の右方向に移動させる。するとストリッパ4が
ブレード3の間隙に位置するコイル13を鉄心10のス
ロット15に挿入する。このコイル挿入途中において、
第5図に示すようにガイド治具8の握り12をストリッ
パ4の押上げ棒6がガイド治具8を押し出し、作業者が
ガイド治具8を保持する。
第4図及び第5図に示す。図示しない巻枠に巻回された
コイル13をコイル移載装置に移載してコイルインサー
タ1のブレード3の間隙に移載する。次にガイド治具8
をブレード3の間隙に挿入し、鉄心10を第4図に示す
ようにウェッジガイド7の先端に鉄心10のスロット絶
縁物14が入る位置まで挿入する。この状態で図示しな
い油圧シリンダなどを加圧してピストンロッド5を第4
図の図示の右方向に移動させる。するとストリッパ4が
ブレード3の間隙に位置するコイル13を鉄心10のス
ロット15に挿入する。このコイル挿入途中において、
第5図に示すようにガイド治具8の握り12をストリッ
パ4の押上げ棒6がガイド治具8を押し出し、作業者が
ガイド治具8を保持する。
最後に、ピストンロッド5を後退してコイル挿入作業を
終る。
終る。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上記のコイルインサータではストリッパ
4に固定した押し上げ棒6が、コイル挿入途中からコア
ガイド11を押し出すので、コアガイド11は鉄心10
の内径を摺動しながら鉄心10の内径から押出される。
4に固定した押し上げ棒6が、コイル挿入途中からコア
ガイド11を押し出すので、コアガイド11は鉄心10
の内径を摺動しながら鉄心10の内径から押出される。
しかし、押上げ棒6でコアガイド11を押し出すとコイ
ル挿入抵抗が大きい場合(例えばロッキング現象になっ
ている時やスロット内占積率が高い時)や鉄心10の軸
心に対し偏荷重の場合においては、押上げ棒6が折り曲
げ易くなり、このため鉄心10を抜け出るときに、コア
ガイド11が傾いてブレードガイド9のフィン部9aが
曲がってしまい、コイル挿入が出来なかったり、コイル
に傷がつくことがあった。
ル挿入抵抗が大きい場合(例えばロッキング現象になっ
ている時やスロット内占積率が高い時)や鉄心10の軸
心に対し偏荷重の場合においては、押上げ棒6が折り曲
げ易くなり、このため鉄心10を抜け出るときに、コア
ガイド11が傾いてブレードガイド9のフィン部9aが
曲がってしまい、コイル挿入が出来なかったり、コイル
に傷がつくことがあった。
本考案は上記問題点を解決するものであって、コイル挿
入抵抗が大きい場合や偏荷重の場合でも、押上げ棒が折
り曲ることなくガイド治具をスムーズに押出してコイル
を挿入するコイルインサータを提供することを目的とす
る。
入抵抗が大きい場合や偏荷重の場合でも、押上げ棒が折
り曲ることなくガイド治具をスムーズに押出してコイル
を挿入するコイルインサータを提供することを目的とす
る。
[考案の構成] (問題を解決するための手段) 上記目的を達成するために本考案のコイルインサータ
は、環状に植設した可動ブレードに懸架したコイルを固
定子鉄心のスロットへ挿入するためのストリッパ、この
ストリッパの先端に取付けられ可動ブレードの前進端に
てコアガイドに挿脱する押し上げ棒を設け、コアガイド
の中心に丸孔を有する案内軸を立設し、この案内軸の丸
孔に嵌合し摺動するように前記押上げ棒を挿脱可能と
し、この押上げ棒によるコアガイドの押脱する位置が調
節可能となるよう前記丸孔内にストッパを設けることに
特徴を有する。
は、環状に植設した可動ブレードに懸架したコイルを固
定子鉄心のスロットへ挿入するためのストリッパ、この
ストリッパの先端に取付けられ可動ブレードの前進端に
てコアガイドに挿脱する押し上げ棒を設け、コアガイド
の中心に丸孔を有する案内軸を立設し、この案内軸の丸
孔に嵌合し摺動するように前記押上げ棒を挿脱可能と
し、この押上げ棒によるコアガイドの押脱する位置が調
節可能となるよう前記丸孔内にストッパを設けることに
特徴を有する。
(作用) 本考案のコイルインサータによれば、ストリッパに設け
た押上げ棒がコアガイドに設けた案内軸の丸孔内に嵌合
し摺動する状態で丸孔内のストッパに当接して押出し、
かつこの押脱する位置を調節可能としたので、コイル挿
入抵抗が大きく、或いは偏荷重となっても押上げ棒は折
れ曲ることはなく、確実にコイルを挿入することができ
る。
た押上げ棒がコアガイドに設けた案内軸の丸孔内に嵌合
し摺動する状態で丸孔内のストッパに当接して押出し、
かつこの押脱する位置を調節可能としたので、コイル挿
入抵抗が大きく、或いは偏荷重となっても押上げ棒は折
れ曲ることはなく、確実にコイルを挿入することができ
る。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を第1図乃至第3図を参照して
説明する。第1図はコイル挿入前の状態を示す断面図、
第2図は挿入中の状態を示す断面図、第3図は挿入完了
の状態を示す断面図である。第1図において、コイルイ
ンサータ20の基台2の上には複数個のブレード3を環
状に細隙をもって植設し、その中央にこのブレード3に
嵌合して摺動する溝を周囲に設けたストリッパ4が、押
上げ棒22の先端のねじブレード22aでこのストリッ
パ4を往復動させる図示しない油圧シリンダのピストン
ロッド5に固着されている。21はガイド治具であっ
て、これはコイル13が挿入される鉄心10のスロット
15の開口部に一部嵌合し、鉄心10の内径部を摺動す
る円板状のコアガイド24と、このコアガイド24の中
心に立設した円筒状の案内軸25、さらにコアガイド2
4にスペーサ26を挟んで所定の間隔でもってボルト2
7で取付けられたブレードガイド9から構成されてい
る。そしてブレードガイド9の外周にはブレード3の間
隙を一定にするためのブレード3に嵌合し摺動する溝が
設けられ、又コアガイド24のブレードガイド9の取付
側にはブレード3の先端が当接したときの緩衝部材11
aが貼着されている。コアガイド24の円筒状の案内軸
25では、上記のストリッパ4の押上げ棒22の挿入側
に案内リング25aを圧入して押上げ棒22が遊びなく
摺動可能とし、その丸孔の内径ねじに螺合するストッパ
23によって押上げ棒22と当接する位置が調節可能と
なっている。
説明する。第1図はコイル挿入前の状態を示す断面図、
第2図は挿入中の状態を示す断面図、第3図は挿入完了
の状態を示す断面図である。第1図において、コイルイ
ンサータ20の基台2の上には複数個のブレード3を環
状に細隙をもって植設し、その中央にこのブレード3に
嵌合して摺動する溝を周囲に設けたストリッパ4が、押
上げ棒22の先端のねじブレード22aでこのストリッ
パ4を往復動させる図示しない油圧シリンダのピストン
ロッド5に固着されている。21はガイド治具であっ
て、これはコイル13が挿入される鉄心10のスロット
15の開口部に一部嵌合し、鉄心10の内径部を摺動す
る円板状のコアガイド24と、このコアガイド24の中
心に立設した円筒状の案内軸25、さらにコアガイド2
4にスペーサ26を挟んで所定の間隔でもってボルト2
7で取付けられたブレードガイド9から構成されてい
る。そしてブレードガイド9の外周にはブレード3の間
隙を一定にするためのブレード3に嵌合し摺動する溝が
設けられ、又コアガイド24のブレードガイド9の取付
側にはブレード3の先端が当接したときの緩衝部材11
aが貼着されている。コアガイド24の円筒状の案内軸
25では、上記のストリッパ4の押上げ棒22の挿入側
に案内リング25aを圧入して押上げ棒22が遊びなく
摺動可能とし、その丸孔の内径ねじに螺合するストッパ
23によって押上げ棒22と当接する位置が調節可能と
なっている。
次に、上記のコイルインサータによるコイル挿入作業を
説明する。図示しない巻枠に巻回されたコイル13をコ
イル移載装置に移載し、これを再度コイルインサータ2
0のブレード3の細隙に移載する。次にガイド治具21
のブレードガイド9の外周に設けた溝に各々のブレード
3を挿入し、ブレード3の先端をコアーガイド24に貼
着した緩衝部材11aに当接させた状態でコイルインサ
ータ20を鉄心10の内径部に挿入し、第1図に示すよ
うにコイルインサータ20のウェッジガイド7の先端が
鉄心10のスロット絶縁物14と当接する位置まで移動
する。この状態で図示しない油圧シリンダを加圧してピ
ストンロッド5を第1図の図示右方向に移動すると、ピ
ストンロッド5に取付けられたストリッパ4がブレード
3に挟持されるコイル13を押上げることにより、ブレ
ード3がコイル13とともに押上げられ図示の右方向に
移動し、第2図に示すようにストリッパ4がブレード3
の間隙に位置するコイル13を鉄心10のスロット15
に挿入する。同時に、ブレード3の先端に当接している
コアガイド24も右方向に移動する。右方向に移動する
ブレード3は第2図に示す位置、即ちブレード3の先端
が鉄心10を貫通した位置で停止するが、ストリッパ4
は引続いて図示右方向に移動してコイル13をスロット
15に挿入する。この時には既にストリッパ4の先端に
取付けられた押上げ棒22の先端は、コアガイド24の
案内軸25の入口に設けた案内リング25aを挿通し、
ガイド治具21を保持する。さらに右方向に移動するス
トリッパ4によって、挿入されるコイル13のストリッ
パ4の頭部に掛け渡ったコイル13がブレードガイド9
に当接する直前に、ストリッパ4の押上げ棒22の先端
はコアガイド24の案内軸25に設けたストッパ23に
当接して、ブレード3の間隙を維持するためこれを挟持
しているブレードガイド9をブレード3に沿って押し出
し、第3図に示す状態で鉄心10のスロット15へのコ
イル挿入作業は完了する。そしてガイド治具21は作業
者によって押上げ棒22から外され、ストリッパ4は油
圧シリンダのピストンロッド5によって図示の左方向に
後退し、次のコイル挿入作業に移る。
説明する。図示しない巻枠に巻回されたコイル13をコ
イル移載装置に移載し、これを再度コイルインサータ2
0のブレード3の細隙に移載する。次にガイド治具21
のブレードガイド9の外周に設けた溝に各々のブレード
3を挿入し、ブレード3の先端をコアーガイド24に貼
着した緩衝部材11aに当接させた状態でコイルインサ
ータ20を鉄心10の内径部に挿入し、第1図に示すよ
うにコイルインサータ20のウェッジガイド7の先端が
鉄心10のスロット絶縁物14と当接する位置まで移動
する。この状態で図示しない油圧シリンダを加圧してピ
ストンロッド5を第1図の図示右方向に移動すると、ピ
ストンロッド5に取付けられたストリッパ4がブレード
3に挟持されるコイル13を押上げることにより、ブレ
ード3がコイル13とともに押上げられ図示の右方向に
移動し、第2図に示すようにストリッパ4がブレード3
の間隙に位置するコイル13を鉄心10のスロット15
に挿入する。同時に、ブレード3の先端に当接している
コアガイド24も右方向に移動する。右方向に移動する
ブレード3は第2図に示す位置、即ちブレード3の先端
が鉄心10を貫通した位置で停止するが、ストリッパ4
は引続いて図示右方向に移動してコイル13をスロット
15に挿入する。この時には既にストリッパ4の先端に
取付けられた押上げ棒22の先端は、コアガイド24の
案内軸25の入口に設けた案内リング25aを挿通し、
ガイド治具21を保持する。さらに右方向に移動するス
トリッパ4によって、挿入されるコイル13のストリッ
パ4の頭部に掛け渡ったコイル13がブレードガイド9
に当接する直前に、ストリッパ4の押上げ棒22の先端
はコアガイド24の案内軸25に設けたストッパ23に
当接して、ブレード3の間隙を維持するためこれを挟持
しているブレードガイド9をブレード3に沿って押し出
し、第3図に示す状態で鉄心10のスロット15へのコ
イル挿入作業は完了する。そしてガイド治具21は作業
者によって押上げ棒22から外され、ストリッパ4は油
圧シリンダのピストンロッド5によって図示の左方向に
後退し、次のコイル挿入作業に移る。
上記の説明で明らかなように本実施例においては、ブレ
ードガイド9とコアガイド24とを設計上許される範囲で
の間隔をもって取付ける。又、コイル量によってコイル
13がブレードガイド9に当接する直前に押上げ棒22が
ブレードガイド9を押出すように案内軸25内のストッパ
23の位置を調節可能とした。
ードガイド9とコアガイド24とを設計上許される範囲で
の間隔をもって取付ける。又、コイル量によってコイル
13がブレードガイド9に当接する直前に押上げ棒22が
ブレードガイド9を押出すように案内軸25内のストッパ
23の位置を調節可能とした。
即ち、コアガイド24は、ブレード3との嵌合によるブレ
ードガイド9の安定支持と、ストリッパ23に固定の押上
げ棒22が案内軸25との嵌合により安定支持される。更
に、コイル13がブレードガイド9に当接しない状態でス
ロットへのコイル13挿入作業が行われる。
ードガイド9の安定支持と、ストリッパ23に固定の押上
げ棒22が案内軸25との嵌合により安定支持される。更
に、コイル13がブレードガイド9に当接しない状態でス
ロットへのコイル13挿入作業が行われる。
すると、ガイド治具21は偏荷重を受けることなく滑ら
かにブレード3上を移動し、 (A)コアガイド24が鉄心10から外れる迄はブレードガイ
ド9の溝とブレード3との嵌合によりブレード3の先端
部での間隙を保持できる。
かにブレード3上を移動し、 (A)コアガイド24が鉄心10から外れる迄はブレードガイ
ド9の溝とブレード3との嵌合によりブレード3の先端
部での間隙を保持できる。
(B)コアガイド24が鉄心10から外れた後もブレードガイ
ド9はその外周に削設した溝でもってブレード3の間隙
を可能な限り保持できる。
ド9はその外周に削設した溝でもってブレード3の間隙
を可能な限り保持できる。
(C)更にコイル13はブレードガイド9に当接することな
く移動するのでコイル13には何等圧力が加わることがな
い。
く移動するのでコイル13には何等圧力が加わることがな
い。
これらの相乗作用で、コイル挿入時のロッキング現象を
防止し、コイル挿入抵抗も少なく、押上げ棒22も押上げ
に際して折れ曲がることもなくなり、偏荷重もないので
ガイド治具21の取外しも容易等の効果がある。
防止し、コイル挿入抵抗も少なく、押上げ棒22も押上げ
に際して折れ曲がることもなくなり、偏荷重もないので
ガイド治具21の取外しも容易等の効果がある。
尚、本実施例では案内軸内径ねじによってストッパ23
の位置を調節可能としたが、押出し棒22の長さを変え
てこれを行っても同様な効果を得る。
の位置を調節可能としたが、押出し棒22の長さを変え
てこれを行っても同様な効果を得る。
[考案の効果] 本考案によれば、押上げ棒によるブレードガイドの押出
される位置を調節可能として、可動ブレードの先端をブ
レードガイドによって可能な限り長く保持するようにし
たので、コイル挿入抵抗及び偏荷重が少なくなり、押上
げ棒の折れ曲り、可動ブレード先端の折れ曲り、コイル
の損傷等を防止することができる。
される位置を調節可能として、可動ブレードの先端をブ
レードガイドによって可能な限り長く保持するようにし
たので、コイル挿入抵抗及び偏荷重が少なくなり、押上
げ棒の折れ曲り、可動ブレード先端の折れ曲り、コイル
の損傷等を防止することができる。
第1図は本考案の一実施例を示すコイル挿入前の状態を
示すコイルインサータの断面図、第2図はコイル挿入中
のコイルインサータの断面図、第3図はコイル挿入完了
の状態を示すコイルインサータの断面図、第4図は第1
図に相当する従来のコイルインサータの断面図、第5図
は第2図に相当する従来のコイルインサータの断面図で
ある。 2……基台、3……可動ブレード、4……ストリッパ、
5……ピストンロッド、7……ウェッジガイド、9……
ブレードガイド、10……固定子鉄心、11,24……
コアガイド、13……コイル、15……スロット、20
……コイルインサータ、21……ガイド治具、22……
押上げ棒、23……ストッパ、25……案内軸。
示すコイルインサータの断面図、第2図はコイル挿入中
のコイルインサータの断面図、第3図はコイル挿入完了
の状態を示すコイルインサータの断面図、第4図は第1
図に相当する従来のコイルインサータの断面図、第5図
は第2図に相当する従来のコイルインサータの断面図で
ある。 2……基台、3……可動ブレード、4……ストリッパ、
5……ピストンロッド、7……ウェッジガイド、9……
ブレードガイド、10……固定子鉄心、11,24……
コアガイド、13……コイル、15……スロット、20
……コイルインサータ、21……ガイド治具、22……
押上げ棒、23……ストッパ、25……案内軸。
Claims (1)
- 【請求項1】回転電機の固定子鉄心のスロットにコイル
を収納するための基台上に環状で細隙をもって植設した
複数個の可動ブレードと、前記基台の中央に配設され前
記可動ブレードに嵌合し摺動する溝を周囲に設け可動ブ
レードに懸架したコイルをスロットへ挿入するためのス
トリッパと、可動ブレードの先端に配置され固定子鉄心
の内周部を案内するコアガイドと、このコアガイドの下
部に取付けられ前記可動ブレードの先端を挟持し案内す
るブレードガイドと、前記ストリッパの先端に取付けら
れ可動ブレードの前進端にて前記コアガイドを押脱する
押上げ棒とからなるコイルインサータにおいて、前記コ
アガイドの中心に立設した孔を有する案内軸と、この案
内軸の孔に挿脱可能に嵌合し摺動する前記押上げ棒と、
この押上げ棒と当接するストッパを前記案内軸の孔内に
備え、コイルがブレードガイドに当接する直前に押上げ
棒がブレードガイドを押出すように位置調節するストッ
パとしたことを特徴とするコイルインサータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14008687U JPH069572Y2 (ja) | 1987-09-16 | 1987-09-16 | コイルインサータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14008687U JPH069572Y2 (ja) | 1987-09-16 | 1987-09-16 | コイルインサータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6447564U JPS6447564U (ja) | 1989-03-23 |
JPH069572Y2 true JPH069572Y2 (ja) | 1994-03-09 |
Family
ID=31403937
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14008687U Expired - Lifetime JPH069572Y2 (ja) | 1987-09-16 | 1987-09-16 | コイルインサータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH069572Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5483056B2 (ja) * | 2008-09-16 | 2014-05-07 | 株式会社デンソー | 回転電機の固定子の製造方法 |
-
1987
- 1987-09-16 JP JP14008687U patent/JPH069572Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6447564U (ja) | 1989-03-23 |
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