JPH0695544A - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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Publication number
JPH0695544A
JPH0695544A JP4273721A JP27372192A JPH0695544A JP H0695544 A JPH0695544 A JP H0695544A JP 4273721 A JP4273721 A JP 4273721A JP 27372192 A JP27372192 A JP 27372192A JP H0695544 A JPH0695544 A JP H0695544A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
fixing
side opening
fixing device
casing
Prior art date
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Pending
Application number
JP4273721A
Other languages
English (en)
Inventor
Asami Kouda
亜佐美 幸田
So Kai
創 甲斐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP4273721A priority Critical patent/JPH0695544A/ja
Publication of JPH0695544A publication Critical patent/JPH0695544A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)
  • Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像形成装置の電源が投入されていない時に
は、定着装置の開口を閉止して内部に虫類が侵入するこ
とを防止しながらも、電源を投入して定着装置が定着可
能温度にまで昇温した場合には転写紙の侵入路及び排紙
路を開放するようにした定着装置を提供する。 【構成】 転写紙を受け入れるための入口側開口20
と、転写紙を排出するための排紙側開口21を備えたケ
ーシングCと、該ケーシング内に位置し該入口側開口か
ら導入された記録紙を加圧しながら加熱する定着ローラ
2及び加圧ローラ3とを備えた定着装置において、入口
側開口と排紙側開口には夫々各開口を開閉する開閉手段
22、23が設けられていることを特徴とする

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真複写機の作像プ
ロセスに利用される定着装置の改良に関し、詳しくはゴ
キブリ等の虫類が定着装置内部に侵入した状態で定着装
置が動作することによって惹起される画像異状、発火等
を防止することができる定着装置に関する。
【0002】
【従来技術】電子写真方式の複写機、プリンタ、ファク
シミリ等の作像部は、感光体上のトナー像の転写を受け
た記録紙を加熱加圧してトナーを定着させるための定着
装置を備えている。図4は上記定着装置の構成を示す断
面図であり、この定着装置は、ケーシングCと、ケーシ
ングC内に配置され内部に定着ヒータ(熱源)1を有し
た定着ローラ2と、定着ローラ2に圧接し両ローラのニ
ップ部で転写紙を加圧することにより転写紙上のトナー
像を溶融定着させる加圧ローラ3と、定着ローラ2の外
周面に摺接して定着ローラ外周面の転写紙を剥離する分
離爪8と、定着ローラ2の表面温度を測定する為のサー
ミスタ12とを有する。図示しない制御部はサーミスタ
12によって測定した定着ローラの表面温度を適正温度
と比較して定着ヒータ1の温度が常に適正値になるよう
に制御する。
【0003】ところで従来の定着装置にあっては図示の
ように入口ガイド板7a、7bが形成する転写紙導入口
と、排紙コロ側の排紙口と、定着ヒータ1の軸受部が夫
々常時開口した構造となっている。また、画像形成装置
を設置するオフィス等に生息するゴキブリその他の虫類
が定着部に用いるシリコンオイルを食するために装置内
部に侵入すると、種々の不具合を起こす原因となるが、
虫類が定着装置内部に侵入している時にユーザが電源を
投入して定着装置が加熱された場合には、定着装置内か
ら虫類が逃げ出す前に熱により死んだり、燃焼し、作像
部の正常動作を妨げるばかりか、発炎等の事故が起こる
ことがある。
【0004】
【発明の目的】本発明は上記に鑑みてなされたものであ
り、画像形成装置の電源が投入されていない時には、定
着装置の開口を閉止して内部に虫類が侵入することを防
止しながらも、電源を投入して定着装置が定着可能温度
にまで昇温した場合には転写紙の侵入路及び排紙路を開
放して正常な定着動作を行い得るようにした定着装置を
提供することを目的としている。
【0005】
【発明の構成】上記目的を達成するため本発明は、転写
紙を受け入れるための入口側開口と、転写紙を排出する
ための排紙側開口を備えたケーシングと、該ケーシング
内に位置し該入口側開口から導入された記録紙を加圧し
ながら加熱する定着ローラ及び加圧ローラとを備えた定
着装置において、前記入口側開口と排紙側開口には夫々
各開口を開閉する開閉手段が設けられていること、前記
開閉手段を夫々バイメタルから成るガイド板により構成
し、前記定着ローラの低温時には前記各開口を各ガイド
板により閉止する一方、前記定着ローラの高温時には各
開口を開放するよう構成したことを特徴とする。
【0006】以下、添付図面に示した実施例により本発
明を詳細に説明する。この定着装置は、ケーシングC
と、ケーシングC内に配置され内部に定着ヒータ(熱
源)1を有した定着ローラ2と、定着ローラ2に圧接し
両ローラのニップ部で転写紙を加圧することにより転写
紙上のトナー像を溶融定着させる加圧ローラ3と、定着
ローラ2の外周面に摺接して定着ローラ外周面の転写紙
を剥離する分離爪8と、定着ローラ2の表面温度を測定
する為のサーミスタ12とを有する。図示しない制御部
はサーミスタ12によって測定した定着ローラの表面温
度を適正定着温度と比較して定着ローラの表面温度が常
に適正値になるように定着ヒータ1の発熱量を制御す
る。本実施例の特徴的な構成は、ケーシングCの入口側
開口20と、排紙側開口21に夫々各開口を開閉するガ
イド板(開閉手段)22、23を配設した点に存する。
【0007】各ガイド板22、23は例えばバイメタル
から成る部材により構成し、ヒータ1の発熱による定着
装置温度の上昇によって点線で示す閉止位置から点線で
示す開放位置に変形可能に構成されている。即ち、定着
装置が所定の定着温度に達しない場合には各ガイド板2
2、23は点線で示す閉止位置にあって各開口20、2
1を閉止している為、虫類は内部に侵入することができ
ないが、装置本体の電源が投入されて定着装置が所定の
定着温度に達すると、バイメタルが作動して実線で示す
開放位置に移動する為、転写紙の進入と排紙が可能とな
る。このため、通常の作像工程を実施する上での支障が
なくなる。また、各開口が開放された状態ではガイド板
22、23を含めた定着装置の温度が高温となっている
為に虫類が新たに進入する虞はない。
【0008】図1の実施例ではガイド板22、23を夫
々上下一対のバイメタル板から構成し、低温時(電源O
N前、OFF後)には各バイメタルの先端部が接触し合
って各開口20、21を閉止する一方で、温度上昇時
(電源投入後)には各バイメタル板の先端部が離間して
各開口を開放状態にするようにしているが、上下いずれ
かのガイド板を通常の金属板から構成し、他方のガイド
板だけをバイメタルによって構成して開口を開閉するよ
うにしてもよい。なお、いずれの場合に於いてもバイメ
タルの変形温度は定着ローラ2がヒータ1によって加熱
された結果、定着ローラ2からの熱により変形可能とな
るように設定する。
【0009】図2、図3はバイメタルについての説明図
であり、図2は各種合金の膨張係数を示す図、図3は黄
銅とニッケルとから成るバイメタルについての説明図で
ある。バイメタルは周知のように熱膨張係数の異なる金
属同志をろう付け等により張り合せて一体化した部材で
あり、温度上昇時に熱膨張係数の大きい金属部分がより
伸長しようとするので、熱膨張係数の小さい金属部分を
内側にして湾曲する性質を有している。上記実施例では
接触し合う側を熱膨張係数の大きい金属とする。一端を
固定したバイメタル平板の湾曲度をD[mm]とする
と、Dは次式によって求められる。 D=Kθl2 /t[mm] K:バイメタルを構成している金属の組み合わせによっ
て異なる係数。 θ:温度上昇[deg ] l:平板の長さ[mm] t:平板の厚さ[mm] このバイメタルを上記ガイド板に適用すれば、低温時
(機械停止時)にガイド板同志が接触している状態にし
ておけば、電源投入してから温度が上昇するのに応じて
接触していたガイド板が離間してゆくことになる。
【0010】例えばガイド板として、低膨張側に34%
ニッケル綱を、高膨張側に黄銅を用いた使用範囲温度が
100。C以下のバイメタルにて構成することにより、
ガイド板を構成する各バイメタルは温度が下がると互い
に接触し、温度が上昇してゆくと離間する。又、黄銅−
アンバ(使用温度範囲150。C以下)から成るバイメ
タル、モネルメタル−34〜42%ニッケル綱(使用温
度範囲250。C付近)から成るバイメタルも有効であ
る。
【0011】なお、上記実施例では転写上の導入側及び
排紙側の開口にバイメタルからなるガイド板を設けた例
を示したが、定着ヒータの周辺の軸受け部にある開口に
も同様に適用可能である。また、上記に於いてはバイメ
タルから成る開閉手段を例示したが、本発明はモータ、
ソレノイド等の駆動源によって開閉するシャッタとして
構成してもよいこと勿論である。要するに本発明の要旨
は、画像形成装置の停止時に定着装置の回後部を閉止し
て虫類の侵入を阻止する一方で、画像形成装置の動作時
には開口を開放して必要な定着動作を可能ならしめるよ
うにした点に存するのである。
【0012】
【発明の効果】画像形成装置の電源が投入されていない
時には、定着装置の開口を閉止して内部に虫類が侵入す
ることを防止しながらも、電源を投入して定着装置が定
着可能温度にまで昇温した場合には転写紙の侵入路及び
排紙路を開放するようにしたので、虫類が定着装置内部
に侵入することによる画質への影響、発炎による事故の
発生を未然に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の定着装置の構成を示す断面
図。
【図2】バイメタルに利用される各種合金の膨張係数を
示す図。
【図3】黄銅と34%ニッケル綱から成るバイメタルの
変形状態説明図。
【図4】従来の定着装置の構成説明図である。
【符号の説明】
C ケーシング、1 定着ヒータ(熱源)、2 定着ロ
ーラ、3 加圧ローラ、8 分離爪、12 サーミス
タ、20 入口側開口、21 排紙側開口、22、23
ガイド板(開閉手段)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65H 43/00 9037−3F

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 転写紙を受け入れるための入口側開口
    と、転写紙を排出するための排紙側開口を備えたケーシ
    ングと、該ケーシング内に位置し該入口側開口から導入
    された記録紙を加圧しながら加熱する定着ローラ及び加
    圧ローラとを備えた定着装置において、 前記入口側開口と排紙側開口には夫々各開口を開閉する
    開閉手段が設けられていることを特徴とする定着装置。
  2. 【請求項2】 前記開閉手段を夫々バイメタルから成る
    ガイド板により構成し、前記定着ローラの低温時には前
    記各開口を各ガイド板により閉止する一方、前記定着ロ
    ーラの高温時には各開口を開放するよう構成したことを
    特徴とする請求項1記載の定着装置。
JP4273721A 1992-09-17 1992-09-17 定着装置 Pending JPH0695544A (ja)

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JP4273721A JPH0695544A (ja) 1992-09-17 1992-09-17 定着装置

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JP4273721A JPH0695544A (ja) 1992-09-17 1992-09-17 定着装置

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JPH0695544A true JPH0695544A (ja) 1994-04-08

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JP4273721A Pending JPH0695544A (ja) 1992-09-17 1992-09-17 定着装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010038560A1 (ja) * 2008-10-01 2010-04-08 シャープ株式会社 電子機器、照明装置、表示装置、およびテレビ受信装置
JP2010175616A (ja) * 2009-01-27 2010-08-12 Brother Ind Ltd 画像形成装置
JP2016156915A (ja) * 2015-02-24 2016-09-01 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置

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