JPH069541A - α−グアニジノ酸誘導体およびその製造方法 - Google Patents

α−グアニジノ酸誘導体およびその製造方法

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JPH069541A
JPH069541A JP4185946A JP18594692A JPH069541A JP H069541 A JPH069541 A JP H069541A JP 4185946 A JP4185946 A JP 4185946A JP 18594692 A JP18594692 A JP 18594692A JP H069541 A JPH069541 A JP H069541A
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met
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JP4185946A
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Yumiko Kimura
由美子 木村
Yasuyuki Ueki
靖之 植木
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Sumitomo Pharmaceuticals Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Pharmaceuticals Co Ltd
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Publication date
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    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ペプチドのN末端をアミジノ化された化合物
を穏和で、選択的に得るための化合物の提供。 【構成】 一般式(1) 【化1】 または、一般式(2) 【化2】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、α−グアニジノ酸誘導
体またはその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】α−グアニジノ酸はα−アミノ酸のアミ
ノ基がアミジノ化された化合物である。蛋白質構成アミ
ノ酸に対応するα−グアニジノ酸が知られている(ツア
イツシュリフト・フュア・フィジカリッシェ・ヘミー,
279巻,52頁,1943年;ビュレタン・ド・ラ・
ソシエテ・シミク・ド・フランセ,1955年,122
4頁;シンセシス,1986年,777頁;アナリティ
カル・バイオケミストリー,156巻,31頁)。20
種のアミノ酸のうちグリシンに対応するグアニド酢酸や
アスパラギン酸に対応するグアニジノコハク酸は天然物
として知られており、その他のものもすでに合成されて
いる。しかし、グアニジノ酸を構成成分として含むペプ
チド、蛋白質の例は少なく、天然物としては抗生物質フ
ェガノマイシン一点しか知られていない(ペプチド・ケ
ミストリー,1977年,121頁)。
【0003】ペプチドを修飾するにはいろいろな方法が
あるが、その一つとしてN末端をアミジノ化すること
は、高活性誘導体をデザインする上でも有用な方法であ
ると考える。また、ペプチド化合物を医薬品として応用
する場合に問題となるのはその体内動態であり、血液中
及び体内の各組織中での酵素消化を防ぐ事が必須であ
る。生理活性ペプチドのN末端をアミジノ化すること
は、ペプチド化合物の体内動態の改善にも有用であるこ
とが期待される。発明者らの研究によれば、N末端アミ
ノ酸残基をグアニジノ酸に変換することによりペプチド
性医薬品の血清中安定性が向上する事が明らかとなって
いる。また、中枢作用薬の場合には血液脳関門透過性が
問題となるが、最近の研究によれば、ペプチド分子の場
合、塩基性を上昇させることにより、ペプチドを脳内に
移行させることができると報告されている(ジャーナル
・オブ・ファーマコロジー・アンド・エクスペリメンタ
ル・セラピューティクス,251巻,351頁,198
9年)。このような修飾によりペプチド化合物の脳内移
行性が高められる事も期待さる。
【0004】N末端グアニジノ酸含有ペプチドを合成す
る方法としては、ペプチドN末端アミノ基をアミジノ化
試薬、すなわち2−アミジノ−3,5−ジメチルピラゾ
ールでアミジノ化する方法が知られている(公開特許公
報,昭57−56447;同,昭63−79836;フ
ェデレーション・オブ・ヨーロピアン・バイオケミカル
・ソサイエテイーズ・レターズ,110巻,85頁,1
980年)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記方法では
条件が過激であり、分子内に他にアミノ基が存在する場
合選択的にアミジノ化出来ない。又、グアニジノ酸のグ
アニジノ基をニトロ基で保護した化合物をペプチドに導
入して後に脱保護する方法が知られている(ペプチド・
ケミストリー,1977年,121頁;公開特許公報,
昭50−154248;インターナショナル・ジャーナ
ル・オブ・ペプチド・アンド・プロテイン・リサーチ,
35巻,12頁,1990年)。この場合ニトロ基は接
触還元及びフッ化水素を用いて除去することができる。
しかし、ペプチド合成においてはそれぞれの場合に応じ
て保護基を使い分けることが重要であり、例えば保護ペ
プチド上の他の保護基を選択的に接触還元で除去するよ
うな場合ニトロ基は適さない。また、ニトログアニジノ
化合物は安全面での問題が懸念される。そのためにもこ
れと異なる新しいグアニジノ基導入のための化合物の開
発が望まれていた。
【0006】
【課題を解決する手段】本発明者らは上記課題を解決す
るために鋭意検討を重ねた結果、一般式(1)
【化7】 (式中、R1 はベンゼン環上に1ないし5個のメチル基
または1ないし5個のメトキシ基を有する置換ベンゼン
スルホニル基を表す。R2 はAla 、Val 、Leu 、Ile 、
Nle 、Gln 、Asn 、Phe 、Met 、Met(O)、Met(O2) 、Se
r 、Tyr 、Thr、Glu 、Asp 、Lys 、Orn 、Cys 、Trp
、His あるいはArg の側鎖、またはこれらの側鎖官能
基を保護基で保護した側鎖を表す。)または、一般式
(2)
【化8】 (式中、R1 はベンゼン環上に1ないし5個のメチル基
または1ないし5個のメトキシ基を有する置換ベンゼン
スルホニル基を表す。R3 は水素原子、水酸基または保
護基で保護した水酸基を表す。nは1または2の整数を
表す。)で表されるα−グアニジノ酸誘導体およびその
製造法を得、本発明を完成するに至った。
【0007】すなわち、発明者らはペプチドのN末端を
アミジノ化する際の有用な前駆体として、一般式(1)
および(2)で表される新規化合物を見い出し、その製
造法を開発した。
【0008】ベンゼン環上に1ないし5個のメチル基ま
たは1ないし5個のメトキシ基を有する置換ベンゼンス
ルホニル基としては、例えばp−トルエンスルホニル
基、メシチレンスルホニル基が挙げられる。
【0009】一般式(1)または一般式(2)のα位炭
素原子の立体配置についてはR又はSを表す。
【0010】水酸基の保護基としては例えばベンジル
基、p−メトキシベンジル基などが挙げられる。
【0011】α−アミノ酸の側鎖の保護基としては例え
ば、水酸基、カルボキシル基、アミノ基、チオール基、
イミノ基、グアニジノ基などの保護基が挙げらる。
【0012】具体的にα−アミノ酸がSer 、Tyr 、Thr
の場合の、水酸基の保護基としては、例えばベンジル
基、p−メトキシベンジル基などが挙げられる。
【0013】具体的にα−アミノ酸がGlu 、Asp の場合
の、カルボキシル基の保護基としては、例えばベンジル
エステル、メチルエステル、エチルエステル、p−メト
キシベンジルエステル、フェナシルエステル、t−ブト
キシカルボニルエステル、シクロヘキシルエステルなど
が挙げられる。
【0014】具体的にα−アミノ酸がLys 、Orn の場合
の、アミノ基の保護基としては、例えばベンジルオキシ
カルボニル基、p−メトキシベンジルオキシカルボニル
基、2,4−ジクロロベンジルオキシカルボニル基、t
−ブトキシカルボニル基、トリクロロエトキシカルボニ
ル基、フルオレニルメチルオキシカルボニル基等が挙げ
られる。
【0015】具体的にα−アミノ酸がCys の場合の、チ
オールの保護基としては、例えばベンジル基、メトキシ
ベンジル基、トリチル基、アセタミドメチル基等が挙げ
られる。
【0016】具体的にα−アミノ酸がTrp の場合の、イ
ミノ基の保護基としては、例えばホルミル基、トリクロ
ロエトキシカルボニル基、ベンジルオキシカルボニル
基、2,4−ジクロロベンジルオキシカルボニル基等が
挙げられる。
【0017】具体的にα−アミノ酸がHis の場合の、イ
ミノ基の保護基としては、例えばトシル基、ベンジル
基、ベンジルオキシメチル基、t−ブトキシカルボニル
基等が挙げられる。
【0018】具体的にα−アミノ酸がArg の場合の、グ
アニジノ基の保護基としては、例えばトシル基,ニトロ
基、ベンジルオキシカルボニル基、t−ブトキシカルボ
ニル基、メシチレンスルホニル基、アダマンチルオキシ
カルボニル基などが挙げられる。
【0019】α−アミノ酸の側鎖とは、α炭素に結合す
るβ炭素以下の置換基を表す。具体的にはα−アミノ酸
がAla の場合は側鎖がメチル基、Val の場合はイソプロ
ピル、Leu の場合はイソブチル、Ile の場合は sec−ブ
チル、Nle の場合はn−ブチル、Gln の場合は2−カル
バモイルエチル、Asn の場合はカルバモイルメチル、Ph
e の場合はベンジル、Met の場合は2−(メチルチオ)
エチル、Met(O)の場合は2メチルスルフィニルエチル、
Met(O 2 ) の場合は2−メチルスルホニルエチル、Ser
の場合はヒドロキシメチル、Tyr の場合はp−ヒドロキ
シベンジル、Thr の場合は1−ヒドロキシエチル、Glu
の場合は2−カルボキシエチル、Asp の場合はカルボキ
シメチル、Lys の場合は4−アミノブチル、Orn の場合
は3−アミノプロピル、Cys の場合はメルカプトメチ
ル、Trp の場合は3−インドリルメチル、His の場合は
4−イミダゾリルメチル、Arg の場合は3−グアニジノ
プロピルである。
【0020】一方、一般式(2)の式中のR3 が保護基
で保護した水酸基の場合の保護基としては、例えばベン
ジル基、p−メトキシベンジル基などが挙げられる。
【0021】好ましいnとしては1が挙げられる。
【0022】一般式(1)および(2)で示される化合
物は、カルボジイミド型の縮合剤(例えばジシクロヘキ
シルカルボジイミド、エチル−N,N−ジメチルアミノ
プロピルカルボジイミド等)の存在下に有機溶媒(例え
ばDMF(ジメチルホルムアミド)、塩化メチレン等)
中、N末端遊離のペプチドまたは保護ペプチドと縮合す
ることができ、得られた保護N末端アミジノ化ペプチド
は、通常のペプチド合成において脱保護の際汎用される
フッ化水素酸やトリフルオロメタンスルホン酸を用い
て、他の側鎖保護基とともにグアニジノ基上の保護基を
除去することができる。フッ化水素酸やトリフルオロメ
タンスルホン酸の量としては原料1mmolに対し、5から
200mlの範囲が挙げられる。以上に述べた縮合および
脱保護の反応条件は通常のペプチド化学において用いら
れる方法に準ずる。これについては、例えば泉屋信夫他
著、「ペプチド合成の基礎と応用」、丸善(株)、19
85年等に記載されている。
【0023】このように、一般式(1)および(2)で
示される化合物は、N末端にα−グアニジノ酸を有する
ペプチドを合成する際の重要な化合物である。
【0024】一般式(1)および(2)で示される本化
合物は、それぞれ一般式(3)および(4)で示される
合成中間体に0から30℃で濃アンモニア水を作用させ
ることにより得ることができる。濃アンモニア水の濃度
としては10〜30%の範囲が挙げられる。濃アンモニ
ア水の量としては合成中間体1mmolにたいし5〜100
mlの範囲が挙げられる。同合成中間体は、次の2種類の
製造方法により合成される。
【0025】第一の方法は、まずスルホンアミドと二硫
化炭素を水酸化ナトリウム水溶液存在下に適当な溶媒中
(例えばDMF等)で反応し、ついでヨウ化メチルを加
えてS,S−ジメチル−N−p−トルエンスルホニルイ
ミノジチオカルボイミデートを得る(ケミカル・ベリヒ
テ,99巻,2885頁,1966年)。二硫化炭素の
量としてはスルホンアミドに対し1〜2当量の範囲が挙
げられる。水酸化ナトリウムの量としてはスルホンアミ
ドに対し2〜4当量の範囲が挙げられる。これを対応す
るα−アミノ酸のt−ブチルエステルと適当な有機溶媒
(例えばDMF、THF(テトラヒドロフラン)等)中
で40℃ないし100℃に加熱して反応せしめる。α−
アミノ酸のt−ブチルエステルの量としてはS,S−ジ
メチル−N−p−トルエンスルホニルイミノジチオカル
ボイミデートに対し1〜3当量の範囲が挙げられる。次
いで、通常のペプチド化学において用いられる方法とし
てトリフルオロ酢酸などの酸を作用させてカルボキシル
基を遊離し、一般式(3)および(4)で示される化合
物が得られる。
【0026】第二の方法は、S,S−ジメチル−N−p
−トルエンスルホニルイミノジチオカルボイミデートと
塩化スルフリルを四塩化炭素などの本反応の試剤に対し
不活性な適当な有機溶媒中で約70℃に加熱してN−
(メチルメルカプトクロロメチレン)−p−トルエンス
ルホンイミドを得る(ジャーナル・オブ・オーガニック
・ケミストリー,42巻,3065頁,1977年)。
塩化スルフリルの量としてはS,S−ジメチル−N−p
−トルエンスルホニルイミノジチオカルボイミデートに
対し1〜1.5当量の範囲が挙げられる。N−(メチル
メルカプトクロロメチレン)−p−トルエンスルホンイ
ミドと対応するα−アミノ酸とを適当な溶媒(アセト二
トリル−水、アセト二トリル、メタノール、メタノール
−水等)中、0℃ないし50℃で反応し、一般式(3)
および(4)で示される化合物が得られる。N−(メチ
ルメルカプトクロロメチレン)−p−トルエンスルホン
イミドの量としてはα−アミノ酸に対し1〜2当量の範
囲が挙げられる。
【0027】
【実施例】実施例により本発明を具体的に説明するが、
これにより本発明の範囲を限定するものではない。
【0028】本明細書においては、アミノ酸、溶媒など
について、IUPAC−IUBに基づく略号および、当
該分野における慣用略号で表示する場合があり、それら
を例示すると次の通りである。
【0029】 略号 名称 Ala アラニン Gly グリシン Asn アスパラギン Val バリン Asp アスパラギン酸 Leu ロイシン Ile イソロイシン Nle ノルロイシン Gln グルタミン Phe フェニルアラニン Met メチオニン Met(O) メチオニンオキシド Met(O2) メチオニンスルホン Ser セリン Thr スレオニン Tyr チロシン Glu グルタミン酸 Lys リシン Orn オルニチン Cys システイン Trp トリプトファン His ヒスチジン Arg アルギニン DMF ジメチルホルムアミド THF テトラヒドロフラン
【0030】実施例1) S−メチル−N−p−トルエ
ンスルホニル−N’−((1S,2S)−1−カルボキ
シル−2−メチルブチル)イソチオウレア L−イソロイシン−t−ブチルエステル・1HCl塩
(3.00g,13.4mmol)をテトラヒドロフラ
ン(THF)(37ml)に溶かし、S,S−ジメチル
−N−p−トルエンスルホニルイミノジチオカルボイミ
デート(4.17g,15.1mmol)、トリエチル
アミン(1.35g,13.1mmol)を加えて16時
間加熱還流下に攪はんした。反応混合物を酢酸エチルで
希釈し、10%クエン酸水溶液、飽和炭酸水素ナトリウ
ム水溶液、飽和食塩水で順次洗浄した。有機層を無水硫
酸マグネシウムで乾燥した後、乾燥剤を濾別し、濾液を
減圧濃縮した。得られた油状物をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(シリカゲル(80g )、ヘキサン:酢
酸エチル(5:1から4:1))で精製した。収量5.
05g(91.1%)。次に、得られた化合物(4.9
6g,12.0mmol)をトリフルオロ酢酸(TF
A)(50ml)−アニソール(7ml)−エチルメチ
ルスルフィド(3ml)に溶かし、4時間攪はんした。
反応混合物を減圧濃縮した後、残さを飽和炭酸水素ナト
リウム水溶液に溶かし、エーテルで洗浄した。水層をク
エン酸で酸性とし、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽
和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した
後、乾燥剤を濾別し濾液を減圧濃縮し、油状物を得た。
収量4.07g(94.7%)。1 H−NMR(CDCl3 ),δ(ppm):8.75
(1H,d,J=9.3Hz),7.85(2H,d,
J=7.4Hz),7.25(2H,d,J=7.4H
z),4.18(1H,dd,J=4.7and9.3
Hz),2.40(3H,S),2.33(3H,
S),2.00(1H,m),1.53(1H,m),
1.28(1H,m),0.95(6H,m). HPLC保持時間(μ−Bondapak(登録商標)
(4.0mm X 300mm), A:0.1%TF
A/H2 O,B:0.1%TFA/CH3 CN,B%:
10−70%/30min,1.5ml/min,UV
220nm):21.38min .
【0031】実施例2) N−p−トルエンスルホニル
アミジノイソロイシン((2S,3S)−2−p−トル
エンスルホニルグアニジノ−3−メチルペンタン酸) 実施例1で得た化合物(4.07g,11.4mmo
l)を29%アンモニア水(35ml)に溶かし、8日
間攪はんした。水を加えて濃縮する操作を数回繰り返し
た後、クエン酸を加えて溶液を酸性とした。これを5℃
下に放置し,生じた沈澱を濾取した。収量 2.92g
(78.2%)。1 H−NMR(CDCl3 ),δ(ppm):7.60
(2H,d,J=7.4Hz),7.25(2H,d,
J=7.4Hz),7.00(0.5H,d,J=7.
4Hz),6.70(1H,bs),4.20(1H,
m),2.32(3H,S),1.73(1H,m),
1.30(1H,m),1.10(1H,m),0.8
0(6H,m). FD−MS:[M+H]+ =328 HPLC保持時間(μ−Bondapak(4.0mm
X 300mm),A:0.1%TFA/H2 O,
B:0.1%TFA/CH3 CN,B%:10−70%
/30min,1.5ml/min,UV220n
m):16.11min,
【0032】実施例3) S−メチル−N−p−トルエ
ンスルホニル−N’−((S)−1−カルボキシルイソ
ペンチル)イソチオウレア L−ロイシン(995mg,7.58mmol)をアセ
トニトリル−水(1:1)(20ml)に懸濁し、N−
(メチルメルカプトクロロメチレン)−p−トルエンス
ルホンイミド(2.00g,7.58mmol)、トリ
エチルアミン(1.53g,15.2mmol)を加え
て室温で1時間攪はんした。飽和炭酸水素ナトリウム水
溶液(20ml)−水(100ml)を加え、エーテル
で洗浄した後、水層をクエン酸で酸性とした。これを酢
酸エチルで抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄後、無水
硫酸マグネシウムで乾燥した。乾燥剤を濾別し濾液を減
圧濃縮して、油状物を得た。収量 2.88g(定量
的)。 HPLC保持時間(μ−Bondapak(4.0mm
X 300mm),A:0.1%TFA/H2 O,
B:0.1%TFA/CH3 CN,B%:10−70%
/30min,1.5ml/min, UV220nm
):21.37min .
【0033】実施例4) N−p−トルエンスルホニル
アミジノロイシン((S)−2−p−トルエンスルホニ
ルグアニジノ−4−メチルペンタン酸) 実施例3で得た化合物(2.88g, 7.58mmo
l)を29%アンモニア水(65ml)に溶かし、3日
間攪はんした。水を加えて濃縮する操作を数回繰り返し
た後、水溶液(1.5l)に5%塩酸を加えて溶液を酸
性とした。これを5℃下に放置し,生じた沈澱を濾取し
た。更に、濾液をHP−20カラムクロマトグラフィー
(5cmΦ x 15cm,80%メタノールで溶出)
で脱塩し、目的物を回収した。収量 1.20g(4
8.5%)。1 H−NMR(CDCl3 ),δ(ppm):7.70
(2H,d,J=8.1Hz),7.30(2H,d,
J=8.1Hz),7.50−6.80(2H,),
4.15(1H,bs), 2.30(3H,s),
1.60−1.30(3H,m),1.75(6H,
m) HPLC保持時間(μ−Bondapak(4.0mm
X 300mm),A:0.1%TFA/H2 O,
B:0.1%TFA/CH3 CN,B%:20−80%
/30min,1.5ml/min,UV220nm
):12.08min .
【0034】実施例5) S−メチル−N−p−トルエ
ンスルホニル−N’−((S)−1−カルボキシル−3
−メチルスルホニルプロピル)イソチオウレア L−メチオニンスルホン(640mg,7.58mmo
l)をアセトニトリル−水(1:1)(10ml)に懸
濁し、N−(メチルメルカプトクロロメチレン)−p−
トルエンスルホンイミド(936mg,3.55mmo
l)、トリエチルアミン(1.44g,14.2mmo
l)を加えて室温で1時間攪はんした。トリエチルアミ
ン(1.44g,14.2mmol)を追加し、更に2
時間攪はんした。飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(20
ml)で希釈し、エーテルで洗浄した後、水層をクエン
酸で酸性とした。これを酢酸エチルで抽出し、有機層を
飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し
た。乾燥剤を濾別し濾液を減圧濃縮して、油状物を得
た。収量 1.45g(定量的)。 HPLC保持時間(μ−Bondapak(4.0mm
X 300mm),A:0.1%TFA/H2 O,
B:0.1%TFA/CH3 CN,B%:10−70%
/30min,1.5ml/min,UV220nm
):13.79min.
【0035】実施例6) N−p−トルエンスルホニル
アミジノメチオニンジオキシド((S)−2−p−トル
エンスルホニルグアニジノ−4−メタンスルホニルブタ
ン酸) 実施例5で得た化合物(1.45g,3.55mmo
l)を29%アンモニア水(40ml)に溶かし、24
時間攪はんした。反応混合物を30mlに濃縮し、クエ
ン酸でpH4とした。水で希釈し、HP−20カラムク
ロマトグラフィー(5cmΦ x 15cm,50%メ
タノールで溶出)で脱塩した。目的物を含む画分を集め
てメタノールを留去した後凍結乾燥した。収量 899
mg(67.1%)。1 H−NMR(CDCl3 ),δ(ppm):7.62
(2H,d,J=9.0Hz),7.28(2H,d,
J=9.0Hz),6.92(1H,bs),4.10
(1H,m),3.20−2.85(5H,m),2.
35(3H,s),2.10(2H,m) HPLC保持時間(μ−Bondapak(4.0mm
X 300mm),A:0.1%TFA/H2 O,
B:0.1%TFA/CH3 CN,B%:10−70%
/30min,1.5ml/min,UV220n
m):10.39min.
【0036】実施例7) S−メチル−N−p−トルエ
ンスルホニル−N’−((S)−1−カルボキシル−2
−(p−O−ベンジルオキシフェニル)エチル)イソチ
オウレア L−O−ベンジルチロシン(3.08g,11.4mm
ol)をアセトニトリル−水(1:1)(56ml)に
懸濁し、N−(メチルメルカプトクロロメチレン)−p
−トルエンスルホンイミド(2.00g,7.58mm
ol)、トリエチルアミン(2.53g,25.0mm
ol)を加えて室温で3時間攪はんした。アセトニトリ
ルを留去後、酢酸エチルで抽出した。有機層を10%ク
エン酸水溶液、ついで飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マ
グネシウムで乾燥した。乾燥剤を濾別し濾液を減圧濃縮
して、油状物を得た。収量 5.67g(定量的)。 HPLC保持時間(μ−Bondapak(4.0mm
X 300mm),A:0.1%TFA/H2 O,
B:0.1%TFA/CH3 CN,B%:40−80%
/20min,1.5ml/min,UV220nm
):11.63min.
【0037】実施例8) N−p−トルエンスルホニル
アミジノ−O−ベンジルチロシン((S)−2−p−ト
ルエンスルホニルグアニジノ−3−P−ベンジルオキシ
フェニルプロパン酸) 実施例7で得た化合物(5.67g,11.37mmo
l)を29%アンモニア水(150ml)に溶かし、3
日間攪はんした。氷冷下、反応混合物を20%クエン酸
水溶液(1l)中に注いだ。溶液のpHを4から5に保
つようにクエン酸を追加した。生じた沈澱を濾取した。
収量 5.31g(定量的)。1 H−NMR(CDCl3 ),δ(ppm):7.12
−7.52(15H,m),4.97(2H,s),
4.08(1H,m),2.92(2H,m),2.1
2(3H,s) HPLC保持時間(μ−Bondapak(4.0mm
X 300mm),A:0.1%TFA/H2 O,
B:0.1%TFA/CH3 CN,B%:40−80%
/20min,1.5ml/min,UV220n
m):8.965min.
【0038】実施例9) S−メチル−N−メシチレン
スルホニル−N’−((S)−1−カルボキシル−2−
(p−O−ベンジルオキシフェニル)エチル)イソチオ
ウレア L−O−ベンジルチロシン(435mg,1.60mm
ol)をアセトニトリル−水(1:1)(8ml)に懸
濁し、N−(メチルメルカプトクロロメチレン)メシチ
レンスルホンイミド(500mg,1.60mmo
l)、トリエチルアミン(325mg,3.21mmo
l)を加えて室温で3時間攪はんした。飽和炭酸水素ナ
トリウム水溶液(30ml)−水(50ml)を加え、
エーテルで洗浄した後、水層をクエン酸で酸性とした。
これを酢酸エチルで抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄
後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。乾燥剤を濾別し
濾液を減圧濃縮して、油状物を得た。収量 877mg
(定量的)。 HPLC保持時間(μ−Bondapak(4.0mm
X 300mm),A:0.1%TFA/H2 O,
B:0.1%TFA/CH3 CN,B%:30−80%
/25min,1.5ml/min,UV220n
m):20.49min.
【0039】実施例10) N−メシチレンスルホニル
アミジノ−O−ベンジルチロシン((S)−2−メシチ
レンスルホニルグアニジノ−3−p−ベンジルオキシフ
ェニルプロパン酸) 実施例9で得た化合物(877mg,1.60mmo
l)を29%アンモニア水(20ml)に溶かし、5.
5日間攪はんした。氷冷下、反応混合物をクエン酸で酸
性とし、クロロホルムで抽出した。有機層を飽和食塩水
で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。乾燥剤を
濾別し濾液を減圧濃縮して得られた油状物にエーテルを
加えて懸濁し、生成したゲル状固体を濾取した。収量
788mg(88.7%)。1 H−NMR(CDCl3 ),δ(ppm):7.40
(5H,m),6.90(7H,m),6.65(1
H,bs),5.05(2H,s),4.35(1H,
ddd),2.95(1H,dd,J=5.4and1
6Hz),2.80(1H,dd,J=8.1and1
6Hz),2.55(6H,s),2.20(3H,
s) HPLC保持時間(μ−Bondapak(4.0mm
X 300mm),A:0.1%TFA/H2 O,
B:0.1%TFA/CH3 CN, B%:30−80
%/25min,1.5ml/min,UV220nm
):16.04min.
【0040】参考例1) N−アミジノ−L−イソロイ
シル−L−セリル−L−グルタミニル−D−トリプトフ
ィル−L−アラニン−8−アミノオクチルアミド Boc−L−Ser(OBzl)−L−Gln−D−T
rp−L−Ala−NH(CH2 8 NHZ(280m
g, 0.289mmol)をアセトニトリル(3m
l)に懸濁し、メタンスルホン酸(138mg, 1.
44mmol)を適下し、室温で1時間攪拌した。DM
F(5ml)を加えた後、氷冷下トリエチルアミン(1
46mg,1.44mmol)で中和した。次いで実施
例2で得た化合物(143mg,0.435mmo
l)、水溶性カルボジイミド塩酸塩(74mg, 0.
386mmol)を加え、氷冷下に20時間攪拌した。
反応混合物を水(約3%食塩含有)中に注ぎ、生じた沈
澱を濾取した。これをアニソール(3ml)−エチルメ
チルスルフィド(0.5ml)に懸濁し、フッ化水素
(20ml)を加えて、−10℃下に1時間、0℃下に
1時間攪拌した。フッ化水素を留去し、残さにエーテル
を加えて30分攪拌し、生じた粉末を濾取した。これを
水に溶かして凍結乾燥した。得られた粗生成物をHPL
Cで精製した(カラム:YMC−ODS SH−363
−5(3cmФ x 25cm)、溶媒:A液:0.1
%TFA/H2 O B液:0.1%TFA/CH3
N、B%:0−7%(1時間)−23%(4時間)−3
0%(1.5時間)、流速:7ml/min、検出:U
V280nm)。目的物溶出画分を集めて凍結乾燥し、
無色粉末を得た。収量:184mg。 FD−MS:[M+H]+ =772; HPLC保持時間(Sumipax A211(4.6
mm x 250mm),A:0.1%TFA/H
2 O,B:0.1%TFA/CH3 CN,B%:10−
50%/40min,1.0ml/min,UV220
nm):24.11min。

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(1) 【化1】 (式中、R1 はベンゼン環上に1ないし5個のメチル基
    または1ないし5個のメトキシ基を有する置換ベンゼン
    スルホニル基を表す。R2 はAla 、Val 、Leu 、Ile 、
    Nle 、Gln 、Asn 、Phe 、Met 、Met(O)、Met(O 2 ) 、
    Ser 、Tyr 、Thr、Glu 、Asp 、Lys 、Orn 、Cys 、Trp
    、His あるいはArg の側鎖、またはこれらの側鎖官能
    基を保護基で保護した側鎖を表す。)または、一般式
    (2) 【化2】 (式中、R1 はベンゼン環上に1ないし5個のメチル基
    または1ないし5個のメトキシ基を有する置換ベンゼン
    スルホニル基を表す。R3 は水素原子、水酸基または保
    護基で保護した水酸基を表す。nは1または2の整数を
    表す。)で表されるα−グアニジノ酸誘導体。
  2. 【請求項2】 一般式(1) 【化3】 (式中、R1 はベンゼン環上に1ないし5個のメチル基
    または1ないし5個のメトキシ基を有する置換ベンゼン
    スルホニル基を表す。R2 はAla 、Val 、Leu 、Ile 、
    Nle 、Gln 、Asn 、Phe 、Met 、Met(O)、Met(O 2 ) 、
    Ser 、Tyr 、Thr、Glu 、Asp 、Lys 、Orn 、Cys 、Trp
    、His あるいはArg の側鎖、またはこれらの側鎖官能
    基を保護基で保護した側鎖を表す。)で表される請求項
    1記載のα−グアニジノ酸誘導体。
  3. 【請求項3】 一般式(2) 【化4】 (式中、R1 はベンゼン環上に1ないし5個のメチル基
    または1ないし5個のメトキシ基を有する置換ベンゼン
    スルホニル基を表す。R3 は水素原子、水酸基または保
    護基で保護した水酸基を表す。nは1または2の整数を
    表す。)で表される請求項1記載のα−グアニジノ酸誘
    導体。
  4. 【請求項4】 R1 がp−トルエンスルホニル基を表す
    請求項1、2または3記載のα−グアニジノ酸誘導体。
  5. 【請求項5】 R1 がメシチレンスルホニル基を表す請
    求項1、2または3記載のα−グアニジノ酸誘導体。
  6. 【請求項6】 R1 がp−トルエンスルホニル基を表
    し、nが1を表す請求項3記載のα−グアニジノ酸誘導
    体。
  7. 【請求項7】 R1 がメシチレンスルホニル基を表し、
    nが1を表す請求項3記載のα−グアニジノ酸誘導体。
  8. 【請求項8】 R1 がp−トルエンスルホニル基を表
    し、R2 が-CH 2 CH2 SO2 CH3 を表す請求項2記載のα
    −グアニジノ酸誘導体。
  9. 【請求項9】 R1 がメシチレンスルホニル基を表し、
    2 が-CH 2 CH2 SO2CH 3 を表す請求項2記載のα−グ
    アニジノ酸誘導体。
  10. 【請求項10】 R1 がp−トルエンスルホニル基を表
    し、R2 が2−ブチル基を表す請求項2記載のα−グア
    ニジノ酸誘導体。
  11. 【請求項11】 R1 がメシチレンスルホニル基を表
    し、R2 が2−ブチル基を表す請求項2記載のα−グア
    ニジノ酸誘導体。
  12. 【請求項12】 R1 がp−トルエンスルホニル基を表
    し、R2 が2−メチルプロピル基を表す請求項2記載の
    α−グアニジノ酸誘導体。
  13. 【請求項13】 R1 がメシチレンスルホニル基を表
    し、R2 が2−メチルプロピル基を表す請求項2記載の
    α−グアニジノ酸誘導体。
  14. 【請求項14】 R1 がp−トルエンスルホニル基を表
    し、R2 がp−ベンジルオキシベンジル基を表す請求項
    2記載のα−グアニジノ酸誘導体。
  15. 【請求項15】 R1 がメシチレンスルホニル基を表
    し、R2 がp−ベンジルオキシベンジル基を表す請求項
    2記載のα−グアニジノ酸誘導体。
  16. 【請求項16】 一般式(3) 【化5】 (式中、R1 はベンゼン環上に1ないし5個のメチル基
    または1ないし5個のメトキシ基を有する置換ベンゼン
    スルホニル基を表す。R2 はAla 、Val 、Leu 、Ile 、
    Nle 、Gln 、Asn 、Phe 、Met 、Met(O)、Met(O2) 、Se
    r 、Tyr 、Thr、Glu 、Asp 、Lys 、Orn 、Cys 、Trp
    、His あるいはArg の側鎖、またはこれらの側鎖官能
    基を保護基で保護した側鎖を表す。)で表される化合物
    を濃アンモニア水で処理することを特徴とする、請求項
    2記載のα−グアニジノ酸誘導体を製造する方法。
  17. 【請求項17】 一般式(4) 【化6】 (式中、R1 はベンゼン環上に1ないし5個のメチル基
    または1ないし5個のメトキシ基を有する置換ベンゼン
    スルホニル基を表す。R3 は水素原子、水酸基または保
    護基で保護した水酸基を表す。nは1または2の整数を
    表す。)で表される化合物を濃アンモニア水で処理する
    ことを特徴とする、請求項3記載のα−グアニジノ酸誘
    導体を製造する方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2002030881A1 (de) * 2000-09-30 2002-04-18 Grünenthal GmbH Sulfonylguanidine
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