JPH069526U - 組立式棚 - Google Patents

組立式棚

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JPH069526U
JPH069526U JP1980292U JP1980292U JPH069526U JP H069526 U JPH069526 U JP H069526U JP 1980292 U JP1980292 U JP 1980292U JP 1980292 U JP1980292 U JP 1980292U JP H069526 U JPH069526 U JP H069526U
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JP
Japan
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corner
shelf
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locking
metal fitting
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JP1980292U
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Inventor
栄 増本
Original Assignee
植田 秀樹
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コーナー金具を簡単な構成でかつある程度薄
めにしても強固に棚板を締結することができるようにす
る。 【構成】 断面がL型に折り曲げられた支柱2と、天板
31およびその外周に形成した側壁32とを有する棚板
3と、この棚板3の内側面のコーナー部33に配設され
るコーナー金具4と、上記支柱2、棚板3、およびコー
ナー金具4を貫通して締結するボルトBとを有する組立
式棚1において、上記コーナー金具4は中央部が鈍角に
折り曲げられて形成され、このコーナー金具4の両側部
には外方に突出した係止突起41が設けられると共に、
上記係止突起41よりも中央部寄りにボルトBの挿通孔
42が穿孔され、上記棚板3の側壁32には上記係止突
起41に対応した位置に係止孔35が穿孔されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、着脱が容易でかつ強固に支柱に締結することができるコーナー金具 を有する組立式棚に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
スチール製の組立式棚は、断面視がL型に折り曲げられた長尺のアングル材か らなる四本の支柱に、棚板がコーナー金具を介して支持されるように組み立てら れていることが多い。このコーナ金具は直角に折り曲げられた金属片であって、 これには通常ボルト孔や係止用の突起などが設けられている。一方上記支柱およ び棚板にも上記コーナー金具のボルト孔や突起に対応した係止孔あるいは係止突 起などが設けられており、支柱と棚板とはコーナー金具を介して互いに係合した 状態で最終的にはボルト止めによって締結されている。
【0003】 このような構成の組立式棚については、例えば、支柱自身にも支持突起を設け てこの支持突起との関連でコーナブラケットを支柱と棚板との間に介在させるも の(実公昭57−1795号公報)、コーナブラケットの両側端に棚板の隅部に 嵌合する突起を設けたもの(実公昭59−13874号公報)、コーナブラケッ トに設けられた係合突起に棚板との係合嵌入時に棚板側面部を案内させるガイド 面を形成させたもの(実開昭61−144834号公報)、コーナブラケットの 下端部に外方に張り出した支持片を突出させてあるもの(実開昭61−1371 04号公報)、あるいはコーナブラケットの下部に下方に延びるようにスカート 部が設けられ、このスカート部によって横方向の揺動を抑制するようにしたもの (実開昭61−140207号公報)などが公開されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の上記のような組立式棚1は、図13に示すように、支柱 2と棚板3とコーナー金具4とは、組立式棚1のコーナー部33において、コー ナー金具4の両側部に設けられた係止突起41が棚板3に設けられた係止孔に嵌 合された状態で、ボルトBに差し通されて差う周的にナットNが螺着されるよう に構成されている。また、支柱2の両側部は上記棚板3の係止孔から外方に突出 した係止突起41に当止した状態になっている。従って、ボルトBを締め付ける と、コーナー金具4に加わるボルトBの締付け力は、図14に示すように、コー ナー金具4の両側端部が互いに接近するように作用し、コーナー金具4の直角の 折れ曲がり角度が鋭角に変化する。上記ボルトBによる締め付けを強固にすれば するほど、コーナー金具4の変形は大きくなり、ついには係止突起41は係止孔 から外れてしまう。結局、強固に棚板3を支柱2に締結保持するためにはコーナ ー金具4を相当の厚みにしなければならず、そのために費用が嵩むという問題点 を有していた。
【0005】 本考案は、上記のような問題点を解決するためになされたものであり、簡単な 構成でかつ材料をある程度薄めにしても強固に棚板を締結保持することができる コーナー金具を備えた組立式棚を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案の請求項1記載の組立式棚は、断面がL型に折り曲げられた支柱と、天 板およびその外周に形成した側壁とを有する棚板と、この棚板の内側面のコーナ ー部に配設されるコーナー金具と、上記支柱、棚板、およびコーナー金具を貫通 して締結する係止部材とを有する組立式棚において、上記コーナー金具は中央部 が鈍角に折り曲げられて形成され、このコーナー金具の両側部には外方に突出し た係止突起が設けられると共に、上記係止突起よりも中央部寄りに係止部材の挿 通孔が穿孔され、上記棚板の側壁には上記係止突起に対応した位置に係止孔が穿 孔されていることを特徴とするものである。
【0007】
【作用】
上記請求項1記載の組立式棚によれば、コーナー金具は鈍角に折り曲げられて いるため、係止部材が支柱、棚板、およびコーナー金具に貫通されてナットに螺 着され、あまり強固に締め付けられていない状態では、コーナー金具の係止部材 が嵌挿された部分は棚板の側壁に対して浮き上がった状態になっている。
【0008】 この状態でナットに螺着された係止部材を強く締め付けると、上記コーナー金 具の浮き上がりの距離は縮まり、コーナー金具が形成している鈍角は直角に漸近 する。
【0009】 この直角への漸近に伴って、コーナー金具の両側部に設けられた係止突起はい ずれも棚板のコーナー部に向かって移動して棚板の側壁に穿孔された係止孔の側 縁に当止し、棚板と支柱との結合を確実なものにする。
【0010】 そして、係止部材を最大限締め増しても、はコーナー金具はその鈍角が直角に なる方向、すなわち係止突起が係止孔の側端縁に当止して、それをコーナー部の 方向に引き寄せるように作用するのみであり、係止突起の係止孔に対する係止が 外れることはない。
【0011】
【実施例】
図1は、本考案の組立式棚の一例を示す分解斜視図であり、図2は、その組立 図である。これらの図に示すように、本考案の組立式棚1は断面がL型に折り曲 げられた四本の支柱2(一本のみを図示している)と、この支柱2に着脱可能に 取り付けられる棚板3と、この棚板3のコーナー部の内側面に配設されるコーナ ー金具4とから構成されている。そして、ボルトBが上記支柱2、棚板3および コーナー金具4に貫通され、ナットNが螺着されることにより棚板3は支柱2に 固定された状態になっている。コーナー金具4は図1に示す第一の例のものが採 用されている。
【0012】 上記支柱2は、帯状の鋼板が長手方向に延びる中心線に沿って直角に折り曲げ られた状態を呈しており、それぞれが直角に交わる一対の柱壁板21が形成され ている。この左右の柱壁板21には、直交部分を中心にして、左右対称に一対の 長孔からなる係止部材の挿通孔としてのボルト孔22が設けられ、それより若干 下方に上記同様左右対称に一対の案内孔23が穿孔されている。これらボルト孔 22と案内孔23との組み合わせの複数組が支柱2の長手方向に亘って設けられ ている。
【0013】 上記棚板3は、天板31と、その外周縁から下方に折り曲げられて形成された 側壁32とからなり、左右の側壁32が互いに当接する部分は上下方向にカット され、側壁32が互いに接し合わないコーナー部33が形成されている。棚板3 の上記コーナー部33を中心として左右対称に、支柱2のボルト孔22に対応し て、横長のボルト孔34が設けられ、さらにコーナー部33から遠ざかった位置 に上記同様左右対称に係止孔35が設けられている。
【0014】 上記コーナー金具4には、上下方向に延びる中心線周りに中央部が鈍角になる ように折り曲げられている鈍角部側板4cが形成されていると共に、この部分の 下部は三角形状の全体的に外方に膨出した膨出側板4aが形成されている。なお 、本実施例においては、コーナー金具4に上記膨出側板4aを設けたが、本考案 はコーナー金具4に上記膨出側板4aが存在することに限定されるものではなく 、部分的に膨出させた状態でもよく、さらに膨出側板4aがなくてもよい。
【0015】 そして、左右両側部はさらに若干折り曲げられ、これらの折り曲げられた面の 延長面は互いに直交するように設定された直角部側板4bが形成されている。
【0016】 コーナー金具4の直角部側板4bには、上記棚板3の側壁32に穿孔された係 止孔35に対応する位置に係止突起41が裏面からの押し切りによって設けられ ている。また、コーナー金具4の膨出側板4aの上部には、上記支柱2の柱壁板 21に穿孔されたボルト孔22に対応した位置に係止部材(ボルトB)の挿通孔 としての横長のボルト孔42が穿孔されている。さらに、コーナー金具4の膨出 側板4aの下部には、上記支柱2の柱壁板21に穿孔された案内孔23に嵌入さ れる案内突起43が裏面からの切り押しによって設けられている。
【0017】 さらに、膨出側板4aの両側部には、切り押しによって形成された左右一対の 挾持突起44が設けられている。この一対の挾持突起44は、コーナー金具4が 棚板3を介して支柱2にボルト止めされた状態で、支柱2の両側縁部を挾持する 役割を果たすものであり、これで支柱2を挾持することによって、コーナー金具 4のがたつきを確実に阻止することができる。
【0018】 加えて、コーナー金具4のコーナー部の上部には、突起片45が上下方向に亘 って外方に突出して設けられており、この突起片45は、図2に示すように、棚 が組み立てられた状態で、棚板3の左右の側壁32の間に形成される隙間に嵌合 し、コーナー金具4を介した支柱2と棚板3とのより安定した強固な結合に寄与 する。
【0019】 そして、図1の一点鎖線で示すように、支柱2の左右の柱壁板21の内面に棚 板3の左右の側壁32を、それぞれのボルト孔22とボルト孔34とが互いに対 向するように押し当て、さらにコーナー金具4の直角部側板4bに設けられた左 右一対の係止突起41が棚板3の側壁32に穿孔された左右一対の係止孔35に 嵌合すると共に、膨出側板4aの下部に設けられた左右一対の案内突起43が、 それらに対抗した支柱2の案内孔23に嵌合するようにコーナー金具4を棚板3 の側壁32の内側面に押し当て、その後、ボルトBをそれぞれのボルト孔22、 34、42に差し込み、ナットNを螺着して締結すれば、図2に示すように組立 式棚1の組立は完了する。
【0020】 なお、この組み立てが完了した状態で、コーナー金具4の膨出側板4aの上縁 部は棚板3の側壁32の下縁部に当接下状態になっていると共に、コーナー金具 4の上縁部は、棚板3の天板31の裏面に当接した状態になるようにコーナー金 具4の寸法設定が行われている。従って、コーナー金具4の上縁部および膨出側 板4aの上縁部によっても棚板3は支持された状態になる。
【0021】 このことは、このコーナー金具4を装着することによって、棚板3は支柱2に 対して自ずから直角になるように締結されることを示しており、従来、支柱2に 棚板3を組み付けるに際して、両者が直角になるように曲尺や重錘を用いて行う 、いわゆる直角出し操作を行うことなく棚の組み付けを実行することができ、極 めて好都合である。
【0022】 そして、上記両上縁部はコーナー部33から相当の長さで棚板3の側壁32に 沿って延びているため、棚板3の横振れは有効に抑止することができる。
【0023】 図3は、コーナー金具4として第二の例のものを用いた場合の、本考案に係る 組立式棚の一例を示す分解斜視図である。この例の場合は、コーナー金具4の突 起片45の下部に挿通孔としての中央部ボルト孔42’が設けられている。そし て、この中央部ボルト孔42’に対応するように、支柱2のコーナー部にも中央 部ボルト孔22’が設けられている。
【0024】 従って、第二の例のコーナー金具4を用いる場合は、ボルトBは中央部ボルト 孔22’と、棚板3のコーナー部33の隙間と、コーナー金具4の中央部ボルト 孔42’とに差し通され、ナットNが螺着されて締結されるため、図1に示す第 一の例のコーナー金具4のように二本のナットNを使用する必要はなく好都合で ある。
【0025】 そして、ボルトBによって強力に締結しても、コーナー金具4の左右の鈍角部 側板4cは鈍角を形成しているため、ボルトBの締め付けを強くすると、上記鈍 角は直角に漸近するのみであり、図14に例示する従来のコーナー金具4のよう に、コーナー金具4のコーナー部が鋭角になって、その両先端部に設けられた係 止突起41による棚板3への係止が外れるということはない。
【0026】 図4は、棚板3が支柱2に未締結の状態を示す平面視の断面図である。この図 に示すように、コーナー金具4の左右の鈍角部側板4cは互いに鈍角を形成する ように折り曲げられているため、コーナー金具4の直角部側板4bの表面に突出 した係止突起41が、棚板3の側壁32に穿孔された係止孔35に嵌合された状 態では、鈍角部側板4cと棚板3の側壁32との間には隙間が形成されている。
【0027】 このような状態で、ボルトBを支柱2、棚板3およびコーナー金具4の各ボル ト孔22、34、42に差し通し、ナットNに螺着して締結すれば、図5に示す ように、コーナー金具4の左右の直角部側板4bに設けられた一対の係止突起4 1は、いずれも棚板3のコーナー部33に向かって移動して棚板3の側壁32に 穿孔された係止孔35の側縁に当止し、棚板3と支柱2との結合を確実なものに する。
【0028】 そして、ボルトBを最大限に締め増しても、ボルトBの締結力はコーナー金具 4を介して側壁32に対し、主に支柱2と棚板3とコーナー金具4とが互いに積 層している方向に作用し、またコーナー金具4が受ける力は主に互いに対応した ボルトBと係止孔35との間の引張り力であるため、支柱2や棚板3は全く変形 せず、強固な締結を行うことができる。
【0029】 図6は、本考案に係る組立式棚の組み立て状態の他の例(コーナー金具の第三 の例)を示す部分斜視図である。この例の場合は、最上段の棚板3を対象とした ものであり、棚板3のコーナー部33を上記のように支柱2の内側に配置せず、 支柱2の外側に配置している。
【0030】 従ってこの場合は、コーナー金具4は先の図1に示すような外方に膨出した膨 出側板4aが形成されていない第三の例のコーナー金具が用いられる。そして、 支柱2と棚板3との間にコーナー金具4を配置し、これら三者をボルトBで差し 通し、裏側でナットNで螺着し締結している。この場合も、コーナー金具4の左 右の係止突起41は棚板3の側壁32に設けられた係止孔35に係止され、その 状態でボルトBで締め付けられるため、支柱2のコーナー部に押されて上記同様 コーナー金具4の折り曲げ部分の鈍角の角度が狭まり、それに伴って上記係止突 起41は上記係止孔35の縁部に強固に当止し、安定した組立式棚1の組み付け を行うことができる。
【0031】 図7および図8は、コーナー金具4の直角部側板4bに設けられる係止突起4 1の他の例を示す斜視図である。まず、図7のものは、係止突起41として切り 起し片を利用している。また図8のものは、係止突起41として切り起し片で円 形のバーリングを形成させている。
【0032】 図9は、コーナー金具の第四の例を示す斜視図である。この例の場合は、コー ナー金具4の下部には膨出側板4aは設けられておらず、鈍角を形成するように 折り曲げられた上部の側板のみで鈍角部側板4cが形成されている。このように 、コーナー金具4の下部に、特に第一の例にあるような膨出側板4aを設けなく ても、コーナー金具4の側板が鈍角を形成するように折り曲げられておれば、充 分に本考案としての効果は得ることができる。
【0033】 図10はコーナー金具の第五の例を示す斜視図である。この例の場合は、上記 図9に示す第四の例のコーナー金具4の中央の鈍角を形成した折れ曲がり部分に 、外方に突出した突起片45が設けられている。この突起片45は、前述の図1 に示す第一の例の場合同様、棚が組み立てられた状態で、棚板3のコーナー部の 左右の側壁の間に形成する隙間に嵌合されるため、より確実強固に棚板3を支柱 2に結合することができる。
【0034】 図11は、コーナー金具の第六の例を示す斜視図である。この例の場合は、コ ーナー金具4のコーナー部には、上記図10に示す第五の例の突起片45の中央 部を凹ませた陥没部46が設けられている。従って、この陥没部46の裏面は、 コーナー金具4の左右両側板のコーナー部が内方に膨出した状態の膨出面46’ が形成されている。
【0035】 このようなタイプのコーナー金具4の場合は、締め付け用のボルトBは一本の みで用を足せる。このことを図示したのが図12である。この図に示すように、 ボルトBは支柱2の一方のボルト孔22と、棚板3の側壁32の一方のボルト孔 34と、コーナー金具4の一方のボルト孔42とに差し通され、鍔部N1が設け られたナットNで締結される。
【0036】 そうすると、ナットNの鍔部N1はコーナー金具4のコーナー部に形成された 上記陥没部46の裏面の膨出面46’に当接し、この膨出面46’をボルトBの 頭部の方向に引き付けるため、それに伴ってコーナー金具4の他方の側板はコー ナー部に引き付けられ、その係止突起41は棚板3の側壁32に穿孔された係止 孔35の内側部に当止し、確実な締結が実現する。
【0037】
【考案の効果】
以上説明したように本考案の組立式棚は、棚板のコーナー部で用いられるコー ナー金具は鈍角で折り曲げられており、支柱、棚板、およびコーナー金具を積層 させた状態では、コーナー金具の、係止部材が嵌挿される部分は棚板の側壁に対 して浮き上がった状態になっているため、この状態で係止部材を支柱、棚板、お よびコーナー金具の積層に差し通し、ナットを螺着して締め付けると、上記コー ナー金具の浮き上がった距離は縮まり、上記コーナー金具の鈍角は直角に漸近し 、この直角への漸近に伴って、コーナー金具の両側部に設けられた係止突起はい ずれも棚板のコーナー部に向かって移動して棚板の側壁に穿孔された係止孔の側 縁に当止し、棚板と支柱との結合を確実なものにする。
【0038】 そして、係止部材を最大限に締め増しても、その締結力はコーナー金具を介し て、主に側壁をコーナー部の方向に引っ張るように作用するため棚板は全く変形 せず、また、係止突起の上記係止孔に対する係止が外れることもなく、強固に締 結を行うことができる。
【提出日】平成4年4月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】 そうすると、ナットNの鍔部N1はコーナー金具4のコーナー部に形成された 上記陥没部46の裏面の膨出面46’に当接し、この膨出面46’をボルトBの 頭部の方向に引き付けるため、それに伴ってコーナー金具4の他方の側板はコー ナー部に引き付けられ、その係止突起41は棚板3の側壁32に穿孔された係止 孔35の内側部に当止し、確実な締結が実現する。 なお、上述のすべての実施例においては、係止部材としてのボルトBは、上記 支柱2のボルト孔22、22’や棚板3のボルト孔34、さらにはコーナブラケ ット4のボルト孔42に差し通された状態でナットNが螺着され、このナットN が螺着された状態でボルトBは締め付けられて支柱2と棚板3とコーナブラケッ ト4とは互いに締結されるようになされているが、コーナブラケット4のボルト 孔42自体を円孔にすると共に、この円孔に雌螺子を螺設し、この円孔にボルト Bを螺着して締結するようにしてもよい。こうすることによって、ナットNがな くてもボルトBによる上記締結が可能となるため、部品点数が減少して都合がよ い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る組立式棚の一例(コーナー金具第
一の例)を示す分解斜視図である。
【図2】図1の組立式棚の組立状態を示す部分斜視図で
ある。
【図3】本考案に係る組立式棚の他の例(コーナー金具
第二の例)を示す分解斜視図である。
【図4】ボルトによって棚板およびコーナー金具が支柱
に未だ締結されていない状態を示す平面視の断面図であ
る。
【図5】ボルトによって棚板およびコーナー金具が支柱
に締結された状態を示す平面視の断面図である。
【図6】本考案に係る組立式棚の組立状態の他の例(コ
ーナー金具第三の例)を示す部分斜視図である。
【図7】係止突起の他の例を示す斜視図である。
【図8】係止突起のさらに他の例を示す斜視図である。
【図9】本考案に係るコーナー金具の第四の例を示す斜
視図である。
【図10】本考案に係るコーナー金具の第五の例を示す
斜視図である。
【図11】本考案に係るコーナー金具の第六の例を示す
斜視図である。
【図12】第六の例に係るコーナー金具を装着した状態
を示す組立式棚の平面視の断面図である。
【図13】従来の組立式棚のコーナー部の一例を示す部
分断面図である。
【図14】従来の組立式棚において、過度の締結を行っ
た場合を例示するコーナー部の部分断面図である。
【符号の説明】
1 組立式棚 2 支柱 21 柱壁板 22 ボルト孔 23 案内孔 3 棚板 31 天板 32 側壁 33 コーナー部 34 ボルト孔 35 係止孔 4 コーナー金具 4a 膨出側板 4b 直角部側板 4c 鈍角部側板 41 係止突起 42 ボルト孔 43 案内突起 44 鈍角部側板 45 突起片 46 陥没部 46’ 膨出面 B ボルト N ナット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断面がL型に折り曲げられた支柱と、天
    板およびその外周に形成した側壁とを有する棚板と、こ
    の棚板の内側面のコーナー部に配設されるコーナー金具
    と、上記支柱、棚板、およびコーナー金具を貫通して締
    結する係止部材とを有する組立式棚において、上記コー
    ナー金具は中央部が鈍角に折り曲げられて形成され、こ
    のコーナー金具の両側部には外方に突出した係止突起が
    設けられると共に、上記係止突起よりも中央部寄りに係
    止部材の挿通孔が穿孔され、上記棚板の側壁には上記係
    止突起に対応した位置に係止孔が穿孔されていることを
    特徴とする組立式棚。
JP1980292U 1992-04-02 1992-04-02 組立式棚 Pending JPH069526U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006014790A (ja) * 2004-06-30 2006-01-19 Meiko Kogyo Kk 組立棚
RU207587U1 (ru) * 2019-07-30 2021-11-02 Ар Шелвин, С.А. Модульный стеллаж

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