JPH0695211A - 実像式ファインダ - Google Patents

実像式ファインダ

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Publication number
JPH0695211A
JPH0695211A JP4269163A JP26916392A JPH0695211A JP H0695211 A JPH0695211 A JP H0695211A JP 4269163 A JP4269163 A JP 4269163A JP 26916392 A JP26916392 A JP 26916392A JP H0695211 A JPH0695211 A JP H0695211A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
index
real image
eyepiece
finder
pupil
Prior art date
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Pending
Application number
JP4269163A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Oshita
孝一 大下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP4269163A priority Critical patent/JPH0695211A/ja
Publication of JPH0695211A publication Critical patent/JPH0695211A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 素早く適切なアイポイント位置に瞳を持って
いくことができる実像式ファインダを得ること。 【構成】 ファインダの接眼部2の周囲にカメラ本体1
より高い明度を有し該接眼部2の位置を示す指標3を設
けた。更に、接眼部2と指標3との間に、適切なアイポ
イント位置に瞳が置かれたときに撮影者の視野から指標
3を隠す遮蔽壁4を設けたもの、また、指標3が蛍光性
の塗料を塗布してなるものを開示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レンズシャッタカメラ
の実像式ファインダに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来からレンズシャッタカメラに広く利
用されている実像式ファインダは、図4に示すように、
正の屈折率を持つ対物レンズ41と、同じく正の屈折率
を有する視野レンズ42と、接眼レンズ43と、視野レ
ンズ42と接眼レンズ43間に設けられた視野枠45
と、対物レンズの開口絞り44とからなり、対物レンズ
の実像と視野枠とを同時に観察できるように構成されて
いる。
【0003】かかる実像式ファインダは、図3に示す虚
像式(逆ガリレオ式)ファインダと異なり、ファインダ
内に観察される視野が前記視野枠によって明確に区切ら
れるとの利点を有し、このため、近年、高級レンズシャ
ッタカメラのファインダとして広く利用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記実
像式ファインダでは、前記図3に示した虚像式ファイン
ダと異なり、前記対物レンズの開口絞り44によってア
イポイントにおける瞳径が制限されるため、適切なアイ
ポイント位置に眼を置かないと視野が陰る現象、所謂ブ
ラックアウトが発生するとの問題があった。すなわち、
図4において、適切なアイポイント位置aに瞳を置いた
ときには図5のように観察された視野が、瞳の位置が適
切でない(位置b)と、図6に示すように視野に陰りが
現れてしまうのである。
【0005】また、実像式ファインダは図4からも明ら
かなように、対物レンズの開口絞り44によって透過す
る光束が制限されているため図3に破線で示したような
光束30が接眼部から透過せず、このため、接眼部の位
置が確認し難く、シャッタチャンスを逃さないように素
早くファインダを覗くことは必ずしも容易ではなかっ
た。特に、カメラのボディは黒色に仕上げられているも
のが多く、周囲が暗い状況下においては適切なアイポイ
ントに接眼部が位置するように素早くカメラを構えるこ
とは一層困難であった。
【0006】本発明は、かかる従来の実像式ファインダ
における問題点を解決すべくなされたもので、素早く適
切なアイポイント位置に瞳を持っていくことができる実
像式ファインダを得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成すべく、
本願の第1の発明は、接眼部の周囲にカメラ本体より高
い明度を有し該接眼部の位置を示す指標を設けたことを
特徴とする実像式ファインダに係るものである。
【0008】また、本願の第2の発明は、前記第1の発
明において、前記接眼部と前記指標との間に、適切なア
イポイント位置に瞳が置かれたときに撮影者の視野から
前記指標を隠す遮蔽壁が設けられたことを特徴とするも
のである。
【0009】さらに、本願の第3の発明は、前記第1又
は第2の発明において、前記指標が蛍光性の塗料を塗布
してなることを特徴とするものである。
【0010】
【作用】前記のように構成された本発明においては、フ
ァインダの接眼部周囲に配設されたカメラ本体より明度
の高い前記指標により接眼部の位置が表示されるため、
撮影者は素早く容易にファインダの接眼部の位置を認識
することが可能となる。
【0011】また、前記本願の第2の発明においては、
適切なアイポイント位置に瞳が置かれるまでは前記指標
がファインダ接眼部の位置を表示するとともに、該適切
なアイポイント位置に瞳が置かれた後には前記遮蔽壁に
より前記指標が撮影者の視野から隠される。このため、
前記指標が撮影者の視野に入り撮影の邪魔になるような
ことがなくなる。
【0012】さらに、前記第3の発明においては、前記
指標が蛍光性の塗料を塗布してなることから夜間等の周
囲が暗い状況においても接眼部の位置の確認が一層容易
になる。
【0013】
【実施例】本発明の実施例を図面に基き説明する。図1
乃至図2は本発明の一実施例の構成を示す図であるが、
図1は本実施例に係る実像式ファインダの接眼部をカメ
ラの背面側から示した図であり、図2は該実像式ファイ
ンダの接眼部の断面図である。
【0014】図示のように、本実施例に係る実像式ファ
インダは、カメラ本体1に設けられたファインダの接眼
部(接眼レンズ2)周囲に該接眼部の位置を示す指標3
が設けられたものである。この指標3は、カメラ本体1
より高い明度を有するもので、例えば、カメラが黒色の
ボディを有する場合には、白又は黄色などの明度の高い
塗料を接眼部を囲むように塗布することにより設けられ
る。なお、塗料を塗布する替わりに接眼部周囲に明度の
高いカラーテープを貼着してもよい。
【0015】このように、本実像式ファインダにはファ
インダの接眼部の位置を示す明度の高い指標3が設けら
れているため、撮影者は素早く容易に接眼部に瞳を持っ
ていくことが可能となる。
【0016】また、本実像式ファインダには適切なアイ
ポイント位置において前記指標3を撮影者の視野から隠
す遮蔽壁4が指標3と接眼レンズ2との間に設けられて
いる。したがって、本ファインダでは適切なアイポイン
ト位置に瞳が置かれるまでは指標3によりファインダ接
眼部の位置が表示される一方で、適切なアイポイント位
置に瞳が置かれた後には、図2に示すように、指標3か
らの光束11が遮蔽壁4により遮られ指標3が撮影者の
視野から隠される。
【0017】このため、本ファインダにおいては、撮影
中、指標3が撮影者の視野に入り撮影の邪魔になるよう
なことがない。特に太陽を背にして撮影を行う場合に
も、指標3が接眼部周囲に明るく大きな光芒となって見
え撮影が邪魔されるようなことはない。
【0018】さらに、本ファインダでは、前述のように
遮蔽壁4により適切なアイポイント位置では指標3が隠
されると共に該位置以外の不適切なアイポイント位置で
は指標3が見えるため、撮影者は指標3が見えるか否か
により容易に適切なアイポイントを知ることが可能とな
る。
【0019】さらに、前記指標3を構成する塗料又はカ
ラーテープとして蛍光性を有するものを使用すれば、夜
間などの周囲が暗い状況下においても接眼部の位置を容
易に認識することが可能となる。
【0020】なお、本実施例では、接眼部の周囲を囲む
ように連続した指標3及び遮蔽壁4を設けたが、指標及
び遮蔽壁の形状や設置位置は、これに限定されるもので
はなく、本発明の技術的思想の範囲内において種々の変
形が可能である。
【0021】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば、
素早く容易に適切なアイポイント位置に瞳を持っていく
ことができる実像式ファインダを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る実像式ファインダの構
成をカメラの背面側から示した図である。
【図2】本発明の一実施例に係る実像式ファインダの構
成を示す断面図である。
【図3】従来の虚像式(逆ガリレオ式)ファインダの構
成を示す説明図である。
【図4】従来の実像式ファインダの構成を示す説明図で
ある。
【図5】従来の実像式ファインダにより観察される像
(適切なアイポイント位置に瞳が置かれた場合)を示す
図である。
【図6】従来の実像式ファインダにより観察される像
(適切なアイポイント位置からずれた位置に瞳が置かれ
た場合)を示す図である。
【符号の説明】
1 カメラ本体 2,33,43 接眼レンズ 3 指標 4 遮蔽壁 10,11,30 光束 31,41 対物レンズ 42 視野レンズ 44 対物レンズの開口絞り 45 視野枠 a 瞳位置(適切なアイポイント位置) b 瞳位置(不適切なアイポイント位置) 尚、各図中同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接眼部の周囲にカメラ本体より高い明度
    を有し該接眼部の位置を示す指標を設けたことを特徴と
    する実像式ファインダ。
  2. 【請求項2】 前記接眼部と前記指標との間に、適切な
    アイポイント位置に瞳が置かれたときに撮影者の視野か
    ら前記指標を隠す遮蔽壁が設けられたことを特徴とする
    請求項1に記載の実像式ファインダ。
  3. 【請求項3】 前記指標は、蛍光性の塗料を塗布してな
    ることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の実像
    式ファインダ。
JP4269163A 1992-09-14 1992-09-14 実像式ファインダ Pending JPH0695211A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4269163A JPH0695211A (ja) 1992-09-14 1992-09-14 実像式ファインダ

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JP4269163A JPH0695211A (ja) 1992-09-14 1992-09-14 実像式ファインダ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0695211A true JPH0695211A (ja) 1994-04-08

Family

ID=17468560

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JP4269163A Pending JPH0695211A (ja) 1992-09-14 1992-09-14 実像式ファインダ

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JP (1) JPH0695211A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9075305B2 (en) 2012-09-28 2015-07-07 Chi Mei Corporation Photosensitive resin composition for color filters and uses thereof
US9164196B2 (en) 2012-05-10 2015-10-20 Chi Mei Corporation Photosensitive resin composition for a color filter and uses thereof
US9519208B2 (en) 2013-03-01 2016-12-13 Chi Mei Corporation Photosensitive resin composition for color filters and uses thereof

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US9075305B2 (en) 2012-09-28 2015-07-07 Chi Mei Corporation Photosensitive resin composition for color filters and uses thereof
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