JPH069502U - ブーツ - Google Patents

ブーツ

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Publication number
JPH069502U
JPH069502U JP5441492U JP5441492U JPH069502U JP H069502 U JPH069502 U JP H069502U JP 5441492 U JP5441492 U JP 5441492U JP 5441492 U JP5441492 U JP 5441492U JP H069502 U JPH069502 U JP H069502U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
binder
boot
tape
horse
contact
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5441492U
Other languages
English (en)
Inventor
知幸 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Achilles Corp
Original Assignee
Achilles Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Achilles Corp filed Critical Achilles Corp
Priority to JP5441492U priority Critical patent/JPH069502U/ja
Publication of JPH069502U publication Critical patent/JPH069502U/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 馬の背に対するバインダの摩擦力が緩和され
るように弾力的で広幅の帯状接触にして圧接力を分散低
下させ、その摩耗を著しく減少させるだけでなく、縫い
糸と馬の背との接触が回避できてその摩耗を防ぎ、糸切
れによる履き口のばらけやバインダの外れなどの不具合
を発生させない。 【構成】 ブーツ01のバインダ20に使用する履き口
テープ21は、厚手の綿の平織物よりなる基布22に弾
力性発泡材として用いた多孔性のポリウレタンと、表皮
24の非発泡ポリウレタンとを積層して構成したもので
あり、この履き口テープ21の基布22裏面をブーツ本
体10の履き口02部分の内外面に接して下端位置がほ
ぼ等しくなるように上端部に被せて取り付け、上端から
5〜20mmの位置に縫い糸13を2条にして縫い付
け、履き口テープ21の弾力性を利用して縫い目が表皮
24の表面から沈下した状態となるように強く締め付け
て縫い、バインダ20を形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、乗馬、調教などに使用するブーツに関する。
【0002】
【従来の技術】
乗馬、調教などに際し、騎乗者が一般に着用するブーツ03においては、図3 に示すように、その履き口を縁取りするバインダ30が設けられている。 従来のバインダ30は、図4に縦断した一部を示すように、外披のスキン11 内面に裏布12を一面に貼付して形成したブーツ本体10の上端部を被って取り 付けられている。さらに詳しく述べれば、このバインダ30の構造は、狭い幅の 履き口テープ31の外辺をスキン11の上端縁に合わせ表面同士接して垂れ下げ 、約10mmあたりの部分を折返し部32として内方へ折り曲げて二重にし、ブ ーツ本体10の上端面を被わせてから裏面を裏布12に接して垂れ下げ、その内 辺を前記折返し部32とほぼ対向する場所に位置させたところで上端から2〜5 mmぐらいの個所に縫い糸13により1条のミシン縫着を施したものである。 なお、従来の履き口テープ31は、その素材として非弾力性のビニルレレザー などを使用している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
元来、騎乗者が乗馬する場合、あぶみには足の爪先を軽く載せるだけで両膝に より馬の背を固く挟持して上体の姿勢を保ち乗りこなすのが基本であり、そのた め乗馬ズボンの膝の内側には当て革が縫着されている。 従って、この両膝の締付け動作に伴い、着用したブーツの馬の背に当たるバイ ンダ内面は、特にバインダの接触幅が小さく紐状接触となるので圧接力が集中し て馬の背との摩擦が激しく履き口部分は著しく摩耗するので、バインダ表面に出 ている縫い糸が切れて履き口がばらけたりバインダが外れ易いばかりか、馬の背 に対してもきつく刺激を与えるという問題がある。
【0004】 本考案は、このような従来の問題点を背景になされたもので、馬の背に対する バインダの摩擦力が緩和されるように弾力的で広幅の帯状接触にして圧接力を分 散低下させ、その摩耗を激減させるだけでなく、縫い糸と馬の背との接触が回避 できて糸の摩耗を防ぎ、糸切れによる履き口のばらけやバインダの外れなどの不 具合を発生させないブーツを得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、乗馬、調教などに使用するブーツにおいて、弾力性のある広幅の履 き口テープを用い、ブーツ本体上端から5〜20mmに所要条数の縫い糸位置を 選定し、縫い糸を履き口テープの表面から沈下した状態に締め付け縫着して、馬 の背とは広幅の帯状面で接触するように形成したバインダを備えることを特徴と したブーツを提供するものである。
【0006】
【作用】
このように構成してあるので、本考案におけるブーツによれば、バインダがそ の幅広い帯状の内面で弾力的に馬の背に接するため、圧接力も分散されて馬の背 に柔らかく当たるだけでなく摩耗も減少し、また縫い糸も履き口テープ表面から 沈下しているので、摩耗や切断の恐れはなく、履き口がばらけたりバインダがは ずれたりすることはない。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例のブーツを図面に基づいて説明する。 この実施例に用いたブーツ01のバインダ20には、図1に示すように、弾力 性のある履き口テープ21を使用する。この履き口テープ21は、厚手の綿の平 織物からなる基布22にポリウレタン溶液を塗布し湿式凝固させ多孔性のポリウ レタン層からなる弾力性発泡材23を形成させたのち、さらにこの上にポリウレ タン溶液を塗布し表皮24となる非発泡ポリウレタン層を形成させて得られる合 成皮革から構成されたものである。 そこで、この履き口テープ21の基布22裏面をブーツ本体10の履き口02 部分の内外面に接して下端位置がほぼ等しくなるように上端部に被せて取り付け 、上端から5〜20mmの位置に縫い糸13を2条にして縫い付け、履き口テー プ21の弾力性を利用して縫い目が表皮24の表面から沈下した状態となるよう に強く締め付けて縫い、バインダ20を形成する。 なお、前記履き口テープ21の素材には、クラリーノ(株式会社クラレの製品 )が採用されている。 また、バインダ20の外観や強度を向上させるため、履き口テープ21の側縁 を内方に折り曲げ二重にしてブーツ本体との間に挟み固着してもよい。 さらに、縫い糸の条数は1本でもよいが、2本、あるいは3本などにする方が 好ましい。
【0008】 上記構成となっているので、本考案のブーツ01では、乗馬、調教などに際し てバインダ20が、馬の背に幅広の帯状面により柔らかく接することとなるので 、馬の背に強い刺激を与えることがないばかりか、バインダ20の摩耗は著しく 減少し、また縫い糸13の切れることもない。
【0009】 以上、本考案の実施例を説明したが、本考案はこの実施例に必ずしも限定され ることはなく、要旨を逸脱しない範囲での設計変更などがあっても本考案に含ま れる。例えば、履き口テープ21の素材として、実施例では合成皮革を例に採っ たが、発泡塩化ビニルレザーや他の人工皮革など、弾力性のある素材であれば、 特に限定されない。
【0010】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案のブーツでは、弾力性ある広幅のバインダを使用 することにより履き口テープの摩耗が激減し、縫い糸も切れることがないので履 き口のばらけやバインダの外れなどを発生せず、バインダの耐久性は著しく向上 する。また、馬の背に無用な強い刺激を与えることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る実施例のブーツの上端部を示す半
断面図である。
【図2】本考案に係る実施例のブーツに使用する履き口
テープの横断面図である。
【図3】従来のブーツの外観を示す正面図である。
【図4】図3のIV部を示す拡大断面図である。
【符号の説明】
01 ブーツ 10 ブーツ本体 13 縫い糸 20 バインダ 21 履き口テープ 22 基布 23 弾力性発泡材 24 表皮

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗馬、調教などに使用するブーツにおい
    て、弾力性のある広幅の履き口テープを用い、ブーツ本
    体上端から5〜20mmに所要数条の縫い糸位置を選定
    し、縫い糸を履き口テープの表面から沈下した状態に締
    め付け縫着して、馬の背とは帯状面で接触するように形
    成したバインダを備えることを特徴としたブーツ。
JP5441492U 1992-07-13 1992-07-13 ブーツ Withdrawn JPH069502U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5441492U JPH069502U (ja) 1992-07-13 1992-07-13 ブーツ

Applications Claiming Priority (1)

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JP5441492U JPH069502U (ja) 1992-07-13 1992-07-13 ブーツ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH069502U true JPH069502U (ja) 1994-02-08

Family

ID=12970047

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5441492U Withdrawn JPH069502U (ja) 1992-07-13 1992-07-13 ブーツ

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JP (1) JPH069502U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102466087B1 (ko) * 2022-02-23 2022-11-14 세라블라썸코리아 (주) 구두 및 이의 제조방법

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Legal Events

Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19961003