JPH0694600A - 摩擦試験装置 - Google Patents
摩擦試験装置Info
- Publication number
- JPH0694600A JPH0694600A JP24245592A JP24245592A JPH0694600A JP H0694600 A JPH0694600 A JP H0694600A JP 24245592 A JP24245592 A JP 24245592A JP 24245592 A JP24245592 A JP 24245592A JP H0694600 A JPH0694600 A JP H0694600A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- friction
- rotating body
- shaft
- distribution
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Braking Arrangements (AREA)
- Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ブレーキ鳴き、クラッチのジャダ、産業用機
械のビビリなどの原因と考えられる摩擦材面内の摩擦係
数の分布を容易に測定できる装置を提供する。 【構成】 本発明は、一部が凸状部になっており回転駆
動する回転体１と、取り付け治具を介して摩擦力２を回
転体１の半径方向に一定速度送る自動送り装置３と、電
気信号によって取り付け治具８を介して摩擦材２を回転
体１に押付けるエアシリンダ４と、エアシリンダ４の押
付け力を測定するセンサ６と、押付けられた摩擦材２に
発生する摩擦力を検知するセンサ７と、電気信号によっ
て回転体１を定速制御できるモータ５と、回転体１ある
いは摩擦材２が設定温度に達したことを知らせれ温度セ
ンサ９と、温度センサ９からの電気信号によってエアシ
リンダ４の押付け力を制御する手段と、温度センサ９か
らの電気信号によってモータ５を設定された速度で制御
する手段よりなり、摩擦材２の一部のみを摺動しながら
摩擦材２の取り付け治具８が自動送り装置３によって半
径方向に一定速度で移動させることによって摩擦係数の
分布を測定する。
械のビビリなどの原因と考えられる摩擦材面内の摩擦係
数の分布を容易に測定できる装置を提供する。 【構成】 本発明は、一部が凸状部になっており回転駆
動する回転体１と、取り付け治具を介して摩擦力２を回
転体１の半径方向に一定速度送る自動送り装置３と、電
気信号によって取り付け治具８を介して摩擦材２を回転
体１に押付けるエアシリンダ４と、エアシリンダ４の押
付け力を測定するセンサ６と、押付けられた摩擦材２に
発生する摩擦力を検知するセンサ７と、電気信号によっ
て回転体１を定速制御できるモータ５と、回転体１ある
いは摩擦材２が設定温度に達したことを知らせれ温度セ
ンサ９と、温度センサ９からの電気信号によってエアシ
リンダ４の押付け力を制御する手段と、温度センサ９か
らの電気信号によってモータ５を設定された速度で制御
する手段よりなり、摩擦材２の一部のみを摺動しながら
摩擦材２の取り付け治具８が自動送り装置３によって半
径方向に一定速度で移動させることによって摩擦係数の
分布を測定する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用、鉄道用、産
業用摩擦材の摩擦係数の分布を測定できる摩擦試験装置
に関するものである。
業用摩擦材の摩擦係数の分布を測定できる摩擦試験装置
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】摩擦材において自動車や列車のブレーキ
鳴きや、自動車発進時に生ずるクラッチのジャダや、産
業用機械におけるビビリなどがあり工業上問題となって
いる。これらの原因の一つとして摩擦材面内に摩擦係数
の分布が生じるためであると考えられている。
鳴きや、自動車発進時に生ずるクラッチのジャダや、産
業用機械におけるビビリなどがあり工業上問題となって
いる。これらの原因の一つとして摩擦材面内に摩擦係数
の分布が生じるためであると考えられている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来摩擦材全
体の摩擦係数を測定できる摩擦試験装置はあったが、摩
擦材面内の摩擦係数の分布を測定できる装置はなかっ
た。
体の摩擦係数を測定できる摩擦試験装置はあったが、摩
擦材面内の摩擦係数の分布を測定できる装置はなかっ
た。
【０００４】本発明は上記課題に鑑みてなされたもので
あり、ブレーキ鳴き、クラッチのジャダ、産業用機械の
ビビリなどの原因と考えられる摩擦材面内の摩擦係数の
分布を測定する装置を提供することを目的としたもので
ある。
あり、ブレーキ鳴き、クラッチのジャダ、産業用機械の
ビビリなどの原因と考えられる摩擦材面内の摩擦係数の
分布を測定する装置を提供することを目的としたもので
ある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決することを目的としてなされたもので、その構成を
第１図を用いて説明する。本発明は、円板状の一部が凸
状部に形成された回転駆動する回転体１と、取り付け治
具８を介して摩擦材２を回転体１の半径方向に一定速度
で送る自動送り装置３と、電気信号によって取り付け治
具８を介して摩擦材２を回転体１に押付けるエアシリン
ダ４と、エアシリンダ４の押付け力を測定するセンサ６
と、押付けられた摩擦材２に発生する摩擦力を検知する
センサ７と、電気信号によって回転体１を定速制御でき
るモータ５と、回転体１あるいは摩擦材２が設定温度に
達したことを知らせる回転体１の凸状部に設けた温度セ
ンサ９と、温度センサ９からの電気信号によってエアシ
リンダ４の押付け力を制御する手段よりなり、摩擦材２
の一部のみを摺動しながら摩擦材２の取り付け治具８が
自動送り装置３によって半径方向に一定速度で移動し摩
擦係数の分布を測定する技術手段を講じている。
解決することを目的としてなされたもので、その構成を
第１図を用いて説明する。本発明は、円板状の一部が凸
状部に形成された回転駆動する回転体１と、取り付け治
具８を介して摩擦材２を回転体１の半径方向に一定速度
で送る自動送り装置３と、電気信号によって取り付け治
具８を介して摩擦材２を回転体１に押付けるエアシリン
ダ４と、エアシリンダ４の押付け力を測定するセンサ６
と、押付けられた摩擦材２に発生する摩擦力を検知する
センサ７と、電気信号によって回転体１を定速制御でき
るモータ５と、回転体１あるいは摩擦材２が設定温度に
達したことを知らせる回転体１の凸状部に設けた温度セ
ンサ９と、温度センサ９からの電気信号によってエアシ
リンダ４の押付け力を制御する手段よりなり、摩擦材２
の一部のみを摺動しながら摩擦材２の取り付け治具８が
自動送り装置３によって半径方向に一定速度で移動し摩
擦係数の分布を測定する技術手段を講じている。
【０００６】
【作用】本発明は上記の手段により、摩擦材の摺動中の
摩擦係数の分布を一定圧力、一定速度、一定温度の条件
下で測定することができる。ブレーキ鳴き、クラッチの
ジャダ、産業用機械のビビリなどと摩擦材面内の摩擦係
数の分布との関係を知ることができる。
摩擦係数の分布を一定圧力、一定速度、一定温度の条件
下で測定することができる。ブレーキ鳴き、クラッチの
ジャダ、産業用機械のビビリなどと摩擦材面内の摩擦係
数の分布との関係を知ることができる。
【０００７】
【実施例】次に本発明の実施例について図１に基づき説
明する。回転旋盤のチャツク１０に回転体１が取り付け
られている。摩擦材２の取り付け治具８は、回転体１の
表面に対向配置されており、自動送り装置３を介して回
転体１の回転軸と同軸上にあるシャフト１１と連結され
ている。シャフト１１はスライドベアリングによって支
えられており、取り付け治具８は回転軸にそって稼動で
きるようになっている。シャフト１１の他端は押付け力
センサ６を介してエアシリンダ４のピストンによって押
付けられる。またシャフト１１に取り付けられたアーム
１２の先端は摩擦力センサ７に取り付けられる。試験で
は、取り付け治具８に取り付けられた摩擦材２を自動送
り装置３によって一定速度で一方向に送りながら、回転
する回転体１の内部に取り付けられた温度センサ９によ
って一定温度でエアシリンダ４を一定圧力で押付けて、
摩擦材２のその時摺動している部分の摩擦力を測定し
た。回転軸の中心から摺動部分までの距離の変化を考慮
し、摩擦材を補正した。
明する。回転旋盤のチャツク１０に回転体１が取り付け
られている。摩擦材２の取り付け治具８は、回転体１の
表面に対向配置されており、自動送り装置３を介して回
転体１の回転軸と同軸上にあるシャフト１１と連結され
ている。シャフト１１はスライドベアリングによって支
えられており、取り付け治具８は回転軸にそって稼動で
きるようになっている。シャフト１１の他端は押付け力
センサ６を介してエアシリンダ４のピストンによって押
付けられる。またシャフト１１に取り付けられたアーム
１２の先端は摩擦力センサ７に取り付けられる。試験で
は、取り付け治具８に取り付けられた摩擦材２を自動送
り装置３によって一定速度で一方向に送りながら、回転
する回転体１の内部に取り付けられた温度センサ９によ
って一定温度でエアシリンダ４を一定圧力で押付けて、
摩擦材２のその時摺動している部分の摩擦力を測定し
た。回転軸の中心から摺動部分までの距離の変化を考慮
し、摩擦材を補正した。
【０００８】図２は、本発明の摩擦係数分布測定装置で
測定したディスクブレーキパッドの摩擦係数の分布を示
す。 ディスクパッドの摩擦面の摩擦係数の分布が変化してお
り、この装置を用いることによって摩擦係数の分布が容
易に測定できることがわかる。
測定したディスクブレーキパッドの摩擦係数の分布を示
す。 ディスクパッドの摩擦面の摩擦係数の分布が変化してお
り、この装置を用いることによって摩擦係数の分布が容
易に測定できることがわかる。
【０００９】
【発明の効果】以上のように本発明の摩擦試験装置を用
いると摩擦材面内の摩擦係数の分布を容易に測定するこ
とができる。
いると摩擦材面内の摩擦係数の分布を容易に測定するこ
とができる。
【図１】本発明の実施例を示す平面図及び要部説明図で
ある。
ある。
【図２】本発明の摩擦試験装置で測定したディスクブレ
ーキパッドの摩擦係数の分布を示すグラフである。
ーキパッドの摩擦係数の分布を示すグラフである。
１ 回転体 ２ 摩擦材 ３ 自動送り装置 ４ エアシリンダ ５ モータ ６ 押付け力センサ ７ 摩擦力センサ ８ 取り付け治具 ９ 温度センサ １０ チャック １１ シャフト １２ アーム
Claims (1)
- 【請求項１】 回転駆動する回転円板に摩擦材を押付け
摩擦係数を測定する摩擦試験装置において、上記回転円
板の一部に凸状部を形成し、該凸状部と摩擦材の一部と
を摺動させ、上記摩擦材が半径方向に一定速度で移動
し、摩擦材の摩擦係数の分布を測定することを特徴とす
る摩擦試験装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24245592A JPH0694600A (ja) | 1992-09-11 | 1992-09-11 | 摩擦試験装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24245592A JPH0694600A (ja) | 1992-09-11 | 1992-09-11 | 摩擦試験装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0694600A true JPH0694600A (ja) | 1994-04-05 |
Family
ID=17089357
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24245592A Pending JPH0694600A (ja) | 1992-09-11 | 1992-09-11 | 摩擦試験装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0694600A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012500975A (ja) * | 2008-08-25 | 2012-01-12 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | 機械的処理時の繊維又は基材の摩擦特性を評価する方法 |
| CN102426152A (zh) * | 2011-11-21 | 2012-04-25 | 华南农业大学 | 一种金属木材摩擦试验台 |
| CN113418860A (zh) * | 2021-06-08 | 2021-09-21 | 法士特伊顿(西安)动力传动系统有限责任公司 | 一种测量摩擦力/摩擦系数的机构及其测量方法 |
-
1992
- 1992-09-11 JP JP24245592A patent/JPH0694600A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012500975A (ja) * | 2008-08-25 | 2012-01-12 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | 機械的処理時の繊維又は基材の摩擦特性を評価する方法 |
| CN102426152A (zh) * | 2011-11-21 | 2012-04-25 | 华南农业大学 | 一种金属木材摩擦试验台 |
| CN113418860A (zh) * | 2021-06-08 | 2021-09-21 | 法士特伊顿(西安)动力传动系统有限责任公司 | 一种测量摩擦力/摩擦系数的机构及其测量方法 |
| CN113418860B (zh) * | 2021-06-08 | 2023-08-25 | 法士特伊顿(西安)动力传动系统有限责任公司 | 一种测量摩擦力/摩擦系数的机构及其测量方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6581728B2 (en) | Brake shoe proximity sensor | |
| US6233533B1 (en) | Turning center with integrated non-contact inspection system | |
| CN104903165B (zh) | 电动制动装置 | |
| JPH0581383B2 (ja) | ||
| US4467649A (en) | Apparatus for balancing rotatable bodies | |
| JPH11512508A (ja) | 車における電気作動ディスクブレーキの改良 | |
| JPH0694600A (ja) | 摩擦試験装置 | |
| JP3392419B2 (ja) | マルチプルディスクブレーキの摩耗を測定する方法及び装置 | |
| JP4717471B2 (ja) | 摩耗試験方法および摩耗試験装置 | |
| KR101919826B1 (ko) | 브레이크 시스템에서 댐핑쉼의 마찰계수를 측정하기 위한 장치 | |
| ES8402404A1 (es) | Procedimiento y dispositivo para verificar el estado de desgaste del forro de la pastilla exterior de un freno de disco. | |
| JP3354907B2 (ja) | ブレーキ試験におけるブレーキ押付け力とブレーキトルクの制御方法、及び、この方法を実施するためのブレーキ試験機 | |
| US20040065516A1 (en) | Method for automatic slack abjustment with an electric brake actuator | |
| CA1203884A (en) | Apparatus for the determination of contact stresses in prestressed tyred tools | |
| KR20010082406A (ko) | 차량 브레이크 디스크/드럼의 디티브이 자동측정 시스템 | |
| JPS5856805B2 (ja) | 断絶部のある表面のための測定装置 | |
| WO1999017072A1 (en) | Measurement of surface wear | |
| KR200248436Y1 (ko) | 차량 브레이크 디스크/드럼의 디티브이 자동측정 시스템 | |
| JP3636856B2 (ja) | 弾性体の摩耗試験方法 | |
| KR20020050308A (ko) | 브레이크 다이나모 시스템 | |
| CN218180286U (zh) | 轴类零件动态测量系统及其动态夹持装置 | |
| JP2002535152A5 (ja) | ||
| JPH1164134A (ja) | ブレーキの引摺りトルク検出装置 | |
| JPH0632565Y2 (ja) | 被測定物の振れ測定装置 | |
| JP2595040B2 (ja) | 摩擦摩耗試験機 |