JPH0694474A - 車載用ナビゲーションシステム - Google Patents
車載用ナビゲーションシステムInfo
- Publication number
- JPH0694474A JPH0694474A JP4246740A JP24674092A JPH0694474A JP H0694474 A JPH0694474 A JP H0694474A JP 4246740 A JP4246740 A JP 4246740A JP 24674092 A JP24674092 A JP 24674092A JP H0694474 A JPH0694474 A JP H0694474A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wheel speed
- vehicle
- offset drift
- wheels
- circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Gyroscopes (AREA)
- Navigation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 オフセットドリフトを補正できる車載用ナビ
ゲーションシステムを提供する。 【構成】 ジャイロ本体(16)と、音片駆動回路
(4)と、信号処理回路(5)と、A/D変換回路
(6)と、センサ信号処理回路(7)と、図示しない方
位センサと、図示しない車速センサと、ナビ演算回路
(10)と、CD−ROM(12)と、CD−ROMイ
ンターフェース(11)と、車輪の回転状態を検出する
センサである、両車輪に設けられた車輪速センサ(1
3)と、車輪速センサ(13)の出力信号を比較し、両
車輪が同じ回転速度であることを判別しトリガー信号を
出す車輪速センサ信号比較回路(14)と、車輪速セン
サ信号比較回路(14)のトリガー信号をうけてオフセ
ットドリフト補正を行なうオフセットドリフト補正回路
(15)とを有する。
ゲーションシステムを提供する。 【構成】 ジャイロ本体(16)と、音片駆動回路
(4)と、信号処理回路(5)と、A/D変換回路
(6)と、センサ信号処理回路(7)と、図示しない方
位センサと、図示しない車速センサと、ナビ演算回路
(10)と、CD−ROM(12)と、CD−ROMイ
ンターフェース(11)と、車輪の回転状態を検出する
センサである、両車輪に設けられた車輪速センサ(1
3)と、車輪速センサ(13)の出力信号を比較し、両
車輪が同じ回転速度であることを判別しトリガー信号を
出す車輪速センサ信号比較回路(14)と、車輪速セン
サ信号比較回路(14)のトリガー信号をうけてオフセ
ットドリフト補正を行なうオフセットドリフト補正回路
(15)とを有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車載用ナビゲーショ
ンシステムにおいて使われる角速度検出手段のオフセッ
トドリフトの補正に関する。
ンシステムにおいて使われる角速度検出手段のオフセッ
トドリフトの補正に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車載用ナビゲーションシステムに
おいて使われる角速度検出手段、例えば、車載ナビゲー
ション用ジャイロを有する車載用ナビゲーションシステ
ムとしては、図2に示すようなものがある。この車載用
ナビゲーションシステムは、ジャイロ本体(16)と、
音片駆動回路(4)と、信号処理回路(5)と、A/D
変換回路(6)と、センサ信号処理回路(7)と、図示
しない方位センサと、図示しない車速センサと、ナビ演
算回路(10)と、CD−ROM(12)と、CD−R
OMインターフェース(11)とを有する。
おいて使われる角速度検出手段、例えば、車載ナビゲー
ション用ジャイロを有する車載用ナビゲーションシステ
ムとしては、図2に示すようなものがある。この車載用
ナビゲーションシステムは、ジャイロ本体(16)と、
音片駆動回路(4)と、信号処理回路(5)と、A/D
変換回路(6)と、センサ信号処理回路(7)と、図示
しない方位センサと、図示しない車速センサと、ナビ演
算回路(10)と、CD−ROM(12)と、CD−R
OMインターフェース(11)とを有する。
【0003】ジャイロ本体(16)は、恒弾性金属によ
る音片型振動子(1)に駆動用圧電磁器(2)と検出用
圧電磁器(3)を貼りつけたものである。音片駆動回路
(4)により駆動用圧電磁器(2)を駆動し、X軸方向
に振動をさせた状態で振動子の中心軸(Z軸)に回転角
速度が加わると、もとの振動(X軸)に対して直角方向
(Y軸)にコリオリ力が発生する。この力をY軸の検出
用圧電磁器(3)及び信号処理回路(5)で検出するこ
とで回転角速度(Ω0)が測れる。A/D変換回路
(6)は、振動ジャイロのアナログ信号をデジタル信号
に変換する回路である。センサ信号処理回路(7)には
ジャイロからの信号の他に方位センサからの方位センサ
信号(8)と、車速センサからの車速信号(9)が入力
されている。センサ信号は処理回路(7)で演算処理さ
れた後、ナビ演算回路(10)に入力される。地図デー
タはCD−ROM(12)からCD−ROMインターフ
ェース(11)を介してナビ演算回路(10)に入力さ
れる。
る音片型振動子(1)に駆動用圧電磁器(2)と検出用
圧電磁器(3)を貼りつけたものである。音片駆動回路
(4)により駆動用圧電磁器(2)を駆動し、X軸方向
に振動をさせた状態で振動子の中心軸(Z軸)に回転角
速度が加わると、もとの振動(X軸)に対して直角方向
(Y軸)にコリオリ力が発生する。この力をY軸の検出
用圧電磁器(3)及び信号処理回路(5)で検出するこ
とで回転角速度(Ω0)が測れる。A/D変換回路
(6)は、振動ジャイロのアナログ信号をデジタル信号
に変換する回路である。センサ信号処理回路(7)には
ジャイロからの信号の他に方位センサからの方位センサ
信号(8)と、車速センサからの車速信号(9)が入力
されている。センサ信号は処理回路(7)で演算処理さ
れた後、ナビ演算回路(10)に入力される。地図デー
タはCD−ROM(12)からCD−ROMインターフ
ェース(11)を介してナビ演算回路(10)に入力さ
れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の車載ナビゲーション用ジャイロにあっては、
オフセットドリフトが時間経過や温度変化によって生じ
るため、推定される方位に狂いが生じるという問題点が
あった。
うな従来の車載ナビゲーション用ジャイロにあっては、
オフセットドリフトが時間経過や温度変化によって生じ
るため、推定される方位に狂いが生じるという問題点が
あった。
【0005】本発明は、このような従来の問題点に着目
してなされたもので、オフセットドリフトを補正できる
車載用ナビゲーションシステムを提供することにより、
上記問題点を解決することを目的としている。
してなされたもので、オフセットドリフトを補正できる
車載用ナビゲーションシステムを提供することにより、
上記問題点を解決することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、角速度検出手段を有する車載用ナビゲー
ションシステムにおいて、車の左右の車輪部に設けた、
車輪の回転状態を検出するセンサと、上記センサの出力
信号により直進状態であることを判別し、上記角速度検
出手段のオフセットドリフトを補正する補正手段とを有
することとしたものである。
に、本発明は、角速度検出手段を有する車載用ナビゲー
ションシステムにおいて、車の左右の車輪部に設けた、
車輪の回転状態を検出するセンサと、上記センサの出力
信号により直進状態であることを判別し、上記角速度検
出手段のオフセットドリフトを補正する補正手段とを有
することとしたものである。
【0007】
【作用】角速度検出手段を有する車載用ナビゲーション
システムにおいて、車の左右の車輪部に設けたセンサ
は、車輪の回転状態を検出する。補正手段は、上記セン
サの出力信号により直進状態であることを判別し、上記
角速度検出手段のオフセットドリフトを補正する。
システムにおいて、車の左右の車輪部に設けたセンサ
は、車輪の回転状態を検出する。補正手段は、上記セン
サの出力信号により直進状態であることを判別し、上記
角速度検出手段のオフセットドリフトを補正する。
【0008】
【実施例】図1は、この発明の一実施例を示す図であ
る。
る。
【0009】まず構成を説明すると、車載用ナビゲーシ
ョンシステムは、角速度検出手段であるジャイロ本体
(16)と、音片駆動回路(4)と、信号処理回路
(5)と、A/D変換回路(6)と、センサ信号処理回
路(7)と、図示しない方位センサと、図示しない車速
センサと、ナビ演算回路(10)と、CD−ROM(1
2)と、CD−ROMインターフェース(11)と、車
輪の回転状態を検出するセンサである、両車輪に設けら
れた車輪速センサ(13)と、車輪速センサ(13)の
出力信号を比較し両車輪が同じ回転速度であることを判
別しトリガー信号を出す車輪速センサ信号比較回路(1
4)と、車輪速センサ信号比較回路(14)のトリガー
信号をうけてオフセットドリフト補正を行なうオフセッ
トドリフト補正回路(15)とを有する。車輪速センサ
信号比較回路(14)とオフセットドリフト補正回路
(15)とは、角速度検出手段のオフセットドリフトを
補正する補正手段である。
ョンシステムは、角速度検出手段であるジャイロ本体
(16)と、音片駆動回路(4)と、信号処理回路
(5)と、A/D変換回路(6)と、センサ信号処理回
路(7)と、図示しない方位センサと、図示しない車速
センサと、ナビ演算回路(10)と、CD−ROM(1
2)と、CD−ROMインターフェース(11)と、車
輪の回転状態を検出するセンサである、両車輪に設けら
れた車輪速センサ(13)と、車輪速センサ(13)の
出力信号を比較し両車輪が同じ回転速度であることを判
別しトリガー信号を出す車輪速センサ信号比較回路(1
4)と、車輪速センサ信号比較回路(14)のトリガー
信号をうけてオフセットドリフト補正を行なうオフセッ
トドリフト補正回路(15)とを有する。車輪速センサ
信号比較回路(14)とオフセットドリフト補正回路
(15)とは、角速度検出手段のオフセットドリフトを
補正する補正手段である。
【0010】ジャイロ本体(16)は、恒弾性金属によ
る音片型振動子(1)に駆動用圧電磁器(2)と検出用
圧電磁器(3)を貼りつけたものである。音片駆動回路
(4)により駆動用圧電磁器(2)を駆動し、X軸方向
に振動をさせた状態で振動子の中心軸(Z軸)に回転角
速度が加わると、もとの振動(X軸)に対して直角方向
(Y軸)にコリオリ力が発生する。この力をY軸の検出
用圧電磁器(3)及び信号処理回路(5)で検出するこ
とで回転角速度(Ω0)が測れる。A/D変換回路
(6)は、振動ジャイロのアナログ信号をデジタル信号
に変換する回路である。センサ信号処理回路(7)には
ジャイロからの信号の他に方位センサからの方位センサ
信号(8)と、車速センサからの車速信号(9)が入力
されている。センサ信号は処理回路(7)で演算処理さ
れた後、ナビ演算回路(10)に入力される。地図デー
タはCD−ROM(12)からCD−ROMインターフ
ェース(11)を介してナビ演算回路(10)に入力さ
れる。
る音片型振動子(1)に駆動用圧電磁器(2)と検出用
圧電磁器(3)を貼りつけたものである。音片駆動回路
(4)により駆動用圧電磁器(2)を駆動し、X軸方向
に振動をさせた状態で振動子の中心軸(Z軸)に回転角
速度が加わると、もとの振動(X軸)に対して直角方向
(Y軸)にコリオリ力が発生する。この力をY軸の検出
用圧電磁器(3)及び信号処理回路(5)で検出するこ
とで回転角速度(Ω0)が測れる。A/D変換回路
(6)は、振動ジャイロのアナログ信号をデジタル信号
に変換する回路である。センサ信号処理回路(7)には
ジャイロからの信号の他に方位センサからの方位センサ
信号(8)と、車速センサからの車速信号(9)が入力
されている。センサ信号は処理回路(7)で演算処理さ
れた後、ナビ演算回路(10)に入力される。地図デー
タはCD−ROM(12)からCD−ROMインターフ
ェース(11)を介してナビ演算回路(10)に入力さ
れる。
【0011】両車輪に設けられた車輪速センサ(13)
は、例えば、ABS(アンチロックブレーキシステム)
用の回転数センサと同様なもので良い。すなわち、車輪
が回転すると電磁誘導によるパルスを出力する。
は、例えば、ABS(アンチロックブレーキシステム)
用の回転数センサと同様なもので良い。すなわち、車輪
が回転すると電磁誘導によるパルスを出力する。
【0012】車輪速センサ(13)の出力信号を車輪速
センサ信号比較回路(14)で比較し、両車輪が同じ回
転速度であること、つまり車両が直進状態であることを
判別し、トリガー信号をオフセットドリフト補正回路
(15)に出す。
センサ信号比較回路(14)で比較し、両車輪が同じ回
転速度であること、つまり車両が直進状態であることを
判別し、トリガー信号をオフセットドリフト補正回路
(15)に出す。
【0013】オフセットドリフト補正回路(15)は車
輪速センサ信号比較回路(14)のトリガー信号をうけ
て、その時のオフセットは回転をしていない時の値とみ
なし、オフセットドリフトの補正を行なう。
輪速センサ信号比較回路(14)のトリガー信号をうけ
て、その時のオフセットは回転をしていない時の値とみ
なし、オフセットドリフトの補正を行なう。
【0014】よって、車輪速センサで直進状態が判別さ
れる毎にジャイロのオフセットドリフトは補正され、従
って推定方位の誤差も著しく減少する。
れる毎にジャイロのオフセットドリフトは補正され、従
って推定方位の誤差も著しく減少する。
【0015】なお本発明は図1〜図2のような振動ジャ
イロのみならず光ジャイロにおいても同様な効果があ
る。
イロのみならず光ジャイロにおいても同様な効果があ
る。
【0016】この発明によれば、車載ナビゲーション用
ジャイロのオフセットドリフトを車輪速センサの信号に
より直進状態を検知し補正するようにしたため、ジャイ
ロの時間経過や温度変化によるドリフトを補正し、ナビ
演算における推定方位の誤差を著しく減少できるという
効果が得られる。
ジャイロのオフセットドリフトを車輪速センサの信号に
より直進状態を検知し補正するようにしたため、ジャイ
ロの時間経過や温度変化によるドリフトを補正し、ナビ
演算における推定方位の誤差を著しく減少できるという
効果が得られる。
【0017】図1の実施例では、車輪速センサを車両の
ABS(アンチロックブレーキシステム)のセンサと共
用化することによりセンサコストを安くすることができ
る。
ABS(アンチロックブレーキシステム)のセンサと共
用化することによりセンサコストを安くすることができ
る。
【0018】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、オフセットドリフトを補正できる車載用ナビゲーシ
ョンシステムを提供できる。
ば、オフセットドリフトを補正できる車載用ナビゲーシ
ョンシステムを提供できる。
【図1】本発明に係る車載用ナビゲーションシステムの
ブロック図である。
ブロック図である。
【図2】従来技術に係る車載用ナビゲーションシステム
のブロック図である。
のブロック図である。
(13)…車輪速センサ (14)…車輪速センサ信号比較回路 (15)…オフセットドリフト補正回路
Claims (1)
- 【請求項1】角速度検出手段を有する車載用ナビゲーシ
ョンシステムにおいて、 車の左右の車輪部に設けた、車輪の回転状態を検出する
センサと、 上記センサの出力信号により直進状態であることを判別
し、上記角速度検出手段のオフセットドリフトを補正す
る補正手段とを有することを特徴とする車載用ナビゲー
ションシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4246740A JPH0694474A (ja) | 1992-09-16 | 1992-09-16 | 車載用ナビゲーションシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4246740A JPH0694474A (ja) | 1992-09-16 | 1992-09-16 | 車載用ナビゲーションシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0694474A true JPH0694474A (ja) | 1994-04-05 |
Family
ID=17152949
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4246740A Pending JPH0694474A (ja) | 1992-09-16 | 1992-09-16 | 車載用ナビゲーションシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0694474A (ja) |
-
1992
- 1992-09-16 JP JP4246740A patent/JPH0694474A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7487670B2 (en) | Methods for determining the direction of rotation of rotating bodies | |
JPH0694474A (ja) | 車載用ナビゲーションシステム | |
JPH0238916A (ja) | 角速度計測装置 | |
JPH06324070A (ja) | ヨーレイト検出装置 | |
JP2504233B2 (ja) | 角速度センサ―の異常検出装置及びそれを用いた車両用舵角制御装置 | |
JP3381397B2 (ja) | 車両用ナビゲーション装置 | |
JPH109877A (ja) | 車速検出システム及びそれを用いたナビゲーション装置 | |
JP3254257B2 (ja) | 振動ジャイロセンサ | |
JP2798815B2 (ja) | 角度算出装置 | |
JPH0249109A (ja) | 車両方位検出装置 | |
JP2007024601A (ja) | 車両用角速度測定装置 | |
JPH08268257A (ja) | 実車速推定装置 | |
JPH08313280A (ja) | ナビゲーション装置 | |
JPH0921650A (ja) | 移動体の状態検出装置 | |
JP3487134B2 (ja) | 車両の横加速度演算装置 | |
JP3422224B2 (ja) | 車両のヨーレイト演算装置 | |
JPH05272974A (ja) | 車両用路面勾配検出装置 | |
JP4441165B2 (ja) | 角速度検出センサ素子の電極構造 | |
JPH06117859A (ja) | 振動型ジャイロのドリフト補正及びドリフト値測定方式 | |
JP3456373B2 (ja) | 車両のヨーレイト推定装置 | |
JP3036858B2 (ja) | 角速度・加速度検出装置および自動車の制御装置 | |
JP3385611B2 (ja) | ヨーレート検出装置 | |
KR100326698B1 (ko) | 차량회전반경산출장치및그방법 | |
JPH0642172Y2 (ja) | 車両用方位検出装置 | |
JP2692884B2 (ja) | 方位検出システム |