JPH0694287B2 - 丸太材の供給装置 - Google Patents

丸太材の供給装置

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JPH0694287B2
JPH0694287B2 JP2005701A JP570190A JPH0694287B2 JP H0694287 B2 JPH0694287 B2 JP H0694287B2 JP 2005701 A JP2005701 A JP 2005701A JP 570190 A JP570190 A JP 570190A JP H0694287 B2 JPH0694287 B2 JP H0694287B2
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rotation
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JP2005701A
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JPH03211111A (ja
Inventor
恵一郎 石田
Original Assignee
株式会社イシタ
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Description

【発明の詳細な説明】 《発明の目的》 〈産業上の利用分野〉 本発明は製材工場等において丸太材を搬送する装置に関
するものであって、特に丸太材が一本ごとに順序良く送
り込まれるようにした丸太材の供給装置に係るものであ
る。
〈発明の背景〉 原木丸太を例えばストックヤードから適宜の処理装置、
例えば挽割装置や樹皮除去装置へ移送することが行われ
ているが、この移送にあたっては後工程である処理装置
へは一本ごとに順序良く供給しなければならない。この
ため従来は第7図に示すように丸太材Aの支承アタッチ
メント17′を具えたスラッシャチェーン11′を設け、そ
の搬送作用軌道が搬送方向に向かって上昇するように配
設された丸太材Aの供給装置1′を用い、この支承アタ
ッチメント17′によって丸太材Aを一本ごとに支承させ
た状態として次工程へ搬送するようにしている。しかし
ながら実際にはこの供給装置に丸太材Aが供給される際
には、かなり大雑把に複数本の丸太材Aが一挙に落とし
込まれ、これを一本ごとに支承アタッチメントが取り出
すようにして移送するのであるが、実際にはスペースが
許されれば二本以上が一基の支承アタッチメントに支持
されて一挙に運ばれて供給されてしまい、以後の工程に
支障を来すことがあった。
〈開発を試みた技術的事項〉 本発明はこのような背景に鑑みなされたものであって、
当初、二本以上の丸太材が搬送アタッチメントに支障さ
れていたとしても、その途中で一本のみが搬送されるよ
うに他の丸太材を振るい戻すようにして、最終的には一
本ごとに順序良く次工程に供給できる新規な丸太材の供
給装置の開発を試みたものである。
《発明の構成》 〈目的達成の手段〉 本出願に係る丸太材の供給装置の第一の発明は、丸太材
の支承アタッチメントを具えた搬送無端体をその搬送作
用軌道が搬送方向に向かって上昇するように配設されて
成る装置において、前記搬送作用軌道途中には一基また
は二基以上の排除回転体がその一部を搬送軌道より上方
に突出するように設けられ、この突出した部位によって
丸太材を搬送面から浮き上がり状態とし、且つ回転さ
せ、この回転により同一支承アタッチメント上における
後続の丸太材に連鎖的に回転を与え、この後続の丸太材
を支承アタッチメント後方に排除するようにしたことを
特徴として成るものである。
また本出願に係る丸太材の供給装置の第二の発明は、前
記要件に加え、前記排除回転体は駆動されることを特徴
として成るものである。
更にまた本出願に係る丸太材の供給装置の第三の発明は
前記第一の発明の要件に加え、前記排除回転体は半制動
状態に設けられることを特徴として成るものである。
これら発明により前記目的を達成しようとするもので
る。
〈発明の作用〉 本発明にあっては、搬送無端体における支承アタッチメ
ントによって支承されて供給されてくる丸太材に対し、
その下面に排除回転体が接し、丸太材を浮き上がり状態
とし且つ回転される。この回転により仮に複数本の丸太
材が一基の支承アタッチメントに支持されて搬送された
場合であっても丸太材の回転が同時に運ばれている後載
の丸太材に伝達され、それらが搬送面から浮き上がるよ
うになり、ついには支承アタッチメントを乗り越えて振
るい戻されるような状態となり、最終的には一基の支承
アタッチメントごとに一本の丸太材が支持される状態と
なって次工程に供給される。
〈実施例〉 以下本発明を図示の実施例に基づいて具体的に説明す
る。符号1は本発明たる丸太材の供給装置であって、一
例として丸太材Aを多数集積しておくストックデッキ3
と、この丸太材Aを次工程たる挽割装置や樹皮除去装置
に送り込むための搬送コンベヤ4との間に設けられる。
勿論、この丸太材の供給装置1はストックデッキ3等が
付設されずに直接例えばフォークリフト等で送り込まれ
た丸太材Aを浮け取るような状態であってももとより差
し支えない。以下丸太材の供給装置1について説明する
と、符号10はフレームであって、このフレーム10はその
上方に搬送無端体たるスラッシャチェーン11を設ける。
具体的には一例として左右にそれぞれ対設した二本のチ
ェーンによってスラッシャチェーン11を構成する。この
スラッシャチェーン11はその走行軌道上面が丸太材Aの
搬送作用軌道となるものであって、この搬送作用軌道は
搬送方向に向かって上昇するように傾斜状態に設定され
る。その駆動はスラッシャチェーン11の上端側に向けた
駆動軸12に設けた駆動スプロケット13によってなされる
ものであって、この駆動軸12に対しては別途従動スプロ
ケット14に対しスラッシャチェーン11の駆動用モータM1
からの回転がドライブチェーン16によって伝達される。
更にスラッシャチェーン11には一定間隔ごとに堰板状の
支承アタッチメント17が設けられるものであって、支承
アタッチメント17は左右のスラッシャチェーン11を一体
に接続するような状態で取り付けられる。このようなス
ラッシャチェーン11に対し更に本発明の特徴的構成とし
てその搬送軌道面より幾分か突出する排除回転体20を設
ける。このものは一例として円盤状を成す鋸歯状の凹凸
歯21を周囲に具えて成る部材であって、フレーム10に支
持させた駆動軸22に対し左右に一対設けられる。そして
第1〜3図に示す実施例は、この排除回転体20を積極駆
動する実施例であって、排除回転体20の駆動用モータM2
からドライブチェーン23を介して回転が伝達される。勿
論、排除回転体20については自由状態かあるいは積極的
に制動がなされている状態であってもよい。またこの排
除回転体20は左右一組のものを一基設けるだけでなく、
例えば第4図(a)に示すように直列的に二基設けた
り、あるいは更に第4図(b)に示すように比較的小径
の排除回転体20を多数直列的に設けるようにしてもよ
い。また更に第4図(c)に示す実施例のように排除回
転体20を具えたスラッシャチェーン11のユニットを複数
組直列的に設けて構成することももとより差し支えな
い。尚このような丸太材の供給装置1に関連して設けら
れる周辺機器たるストックデッキ3と搬送コンベヤ4と
について簡単に説明すると、ストックデッキ3はストッ
クデッキフレーム30に対しその上面に走行するように送
込チェーン31を設けるとともに、その送込方向前方の端
部に丸太材の供給装置1との間を接続するシュート32を
設ける。勿論この送込チェーン31は常時ストックデッキ
フレーム30の上面に設けられていてもよいし、あるいは
また送込チェーン31のユニットが昇降自在に構成され、
ストックデッキ3に集積した丸太材Aを必要に応じて浮
き上がり状態にして移送させるような用い方ができるよ
うにしてもよい。また搬送コンベヤ4は丸太材の供給装
置1の上端側傍に臨むものであって、このものは丸太材
Aの次の加工工程における個所等まで延長形成される。
即ちコンベヤフレーム40の上面に丸太材Aを支持して搬
送するコンベヤチェーン41を走行させるとともに、その
コンベヤチェーン41の側方に丸太材Aの案内用のトラフ
42を設けて成る。
本発明たる丸太材の供給装置1の具体的な構成は以上述
べたようなものであって、次のように作動して丸太材A
を一本ごとに順序良く供給する。まず丸太材の供給装置
1におけるスラッシュチェーン11か駆動されて走行して
いる状態で、順次ストックデッキ3から丸太材Aが供給
されると、丸太材Aはスラッシュチェーン11における支
承アタッチメント17によって押し出されながら上方に移
動してゆく。この際ストックデッキ3からの丸太材Aの
供給はかなり大雑把な操作で落とし込まれるから、一基
の支承アタッチメント17当たり必ずしも一本の丸太材A
が載せ込まれるわけでなく、ときに二本またはそれ以上
の本数が同時に送り込まれる。このような状態のときに
例えば二本の丸太材A(複数本の丸太材をそれぞれ区別
して示す必要がある場合には上方の丸太材をA1、下方の
丸太材をA2と表示する)が搬送されてゆくと、第5図に
示すようにその途中において排除回転体20の凹凸歯21が
まず丸太材A1の下面に当接し、その接触装置において丸
太材Aの供給方向と逆方向に向かうように回転駆動され
ている排除回転体20によって図中、時計方向の回転を生
起する。そしてこの上方の丸太材A1の回転はこれと接す
る下方の丸太材A2に伝わり、これに逆方向の回転、即ち
図中反時計方向の回転を生起させる。この回転は下方の
丸太材A2にとってはこれを支持する支承アタッチメント
17を乗り越える動きとなる回転であって、これによって
下方の丸太材A2は支承アタッチメント17を乗り越えて下
方に落下し、次にくる支承アタッチメント17によって再
び搬送されたり、あるいはそこにすでに他の丸太材Aが
存在していた場合にはその上方にとどまるか、あるいは
それを乗り越えて下方に落下し、更に後に来る支承アタ
ッチメント17によって押し上げられるのを待つのであ
る。尚この場合、排除回転体20については積極駆動する
ことによって丸太材A1に回転を付与することができたも
のであるが、逆に第6図に示すように排除回転体20に幾
分か制動状態を与えておき(適宜プラニブレーキや図の
ようなフリクションディスク50等による)、丸太材Aと
排除回転体20とが接する位置において丸太材A1の移送速
度より遅く回転するようにしたり、排除回転体20を自由
状態にしておき、丸太材Aが排除回転体20上に押し上げ
られるとあたかも底がすくわれるようになって丸太材A1
が回転するようにしておけば同様の作用がなし得る。ま
た二本以上、一例として三本の場合には第5図(b)に
示すように丸太材A1〜A3の回転方向はそれぞれ排除回転
体20の回転方向と逆方向、正方向、逆方向の順に設定さ
れるものであり、いずれか浮き上がり易い方向の回転が
生起された丸太材Aから順次下方への落下がなされる。
またこのように多数本の丸太材Aが一挙に搬送されてい
る場合には先の第4図に示した実施例のように排除回転
体20を複数基設けるようにしたり、あるいは排除回転体
20を具えたスラッシャチェーン11を直列的に多段に設け
ることによって更に確実な排除がなされる。尚、排除回
転体20の設けられている位置に丸太材Aが一本のみ送り
込まれてきた場合には、その回転方向は支承アタッチメ
ント17を乗り越える方向には向いていないから、一本の
みの場合にこれが排除されるようなおそれはない。
《発明の効果》 本発明は以上述べたように丸太材の供給装置1において
排除回転体20を作用させることによって、搬送される丸
太材Aに回転を与え、その回転によって一基の支承アタ
ッチメント17当たり複数本の丸太材Aを搬送していた場
合に確実に余剰の丸太材Aを排除することができ、最終
的には一本ごとの正確な移送が達成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の丸太材の供給装置を示す斜視図、第2
図は同上側面図、第3図は同上平面図、第4図は排除回
転体を複数基設けた種々の実施例を示す骨格的側面図、
第5図は複数本の丸太材が送り込まれた場合、余剰の丸
太材が排除される状態を示す説明図、第6図は排除回転
体に幾分か制動作用を付与した実施例を示す説明図、第
7図は従来の供給装置の問題点を示す骨格的側面図であ
る。 1;丸太材の供給装置 3;ストックデッキ 4;搬送コンベヤ 10;フレーム 11;スラッシャチェーン 12;駆動軸 13;駆動スプロケット 14;従動スプロケット 16;ドライブチェーン 17;支承アタッチメント 20;排除回転体 21;凹凸歯 22;駆動軸 23;ドライブチェーン 30;ストックデッキフレーム 31;送込チェーン 32;シュート 40;コンベヤフレーム 41;コンベヤチェーン 42;トラフ 50;フリクションディスク A、A1、A2、A3;丸太材 M1、M2;駆動用モータ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】丸太材の支承アタッチメントを具えた搬送
    無端体をその搬送作用軌道が搬送方向に向かって上昇す
    るように配設されて成る装置において、前記搬送作用軌
    道途中には一基または二基以上の排除回転体がその一部
    を搬送軌道より上方に突出するように設けられ、この突
    出した部位によって丸太材を搬送面から浮き上がり状態
    とし、且つ回転させ、この回転により同一支承アタッチ
    メント上における後続の丸太材に連鎖的に回転を与え、
    この後続の丸太材を支承アタッチメント後方に排除する
    ようにしたことを特徴とする丸太材の供給装置。
  2. 【請求項2】前記排除回転体は駆動されることを特徴と
    する請求項1記載の丸太材の供給装置。
  3. 【請求項3】前記排除回転体は半制動状態に設けられる
    ことを特徴とする請求項1記載の丸太材の供給装置。
JP2005701A 1990-01-12 1990-01-12 丸太材の供給装置 Expired - Lifetime JPH0694287B2 (ja)

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JPH03211111A JPH03211111A (ja) 1991-09-13
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JPS58120115U (ja) * 1982-02-09 1983-08-16 井関農機株式会社 莢豆等の整列装置
JPS59120717U (ja) * 1983-01-31 1984-08-14 マツダ株式会社 棒状物品搬送コンベア

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