JPH0694157B2 - リップ部にアンダーカットを有するプリフォームの射出成形型及び合成樹脂製容器 - Google Patents

リップ部にアンダーカットを有するプリフォームの射出成形型及び合成樹脂製容器

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JPH0694157B2
JPH0694157B2 JP10617892A JP10617892A JPH0694157B2 JP H0694157 B2 JPH0694157 B2 JP H0694157B2 JP 10617892 A JP10617892 A JP 10617892A JP 10617892 A JP10617892 A JP 10617892A JP H0694157 B2 JPH0694157 B2 JP H0694157B2
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lip
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preform
cavity
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喜則 中村
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リップ部にアンダーカ
ットを有するプリフォームの射出成形型及びそのような
リッブ部を有する二軸延伸吹込成形された合成樹脂製容
器に関する。
【0002】
【従来の技術】容器の開口側に球体を回転可能に収容
し、容器を倒立させて球体を紙等と回転接触させなが
ら、容器内部の液体等を紙に塗布する容器が、ロールオ
ンタイプの容器として知られている。このような容器を
合成樹脂にて成形する場合、容器の開口側は、開口端に
向かうに従い容器内方に伸びるアンダーカット形状とせ
ざるを得ない。
【0003】ところで中空容器を成形する場合には、イ
ンジェクションブロー成形の場合もストレッチブロー成
形の場合も、まず有底筒状胴部及びその開口端側のリッ
プ部を有するプリフォームを射出成形により成形する。
その後、プリフォームの胴部内にブローエアを導入し
て、合成樹脂製容器がブロー成形される。ストレッチブ
ローの場合には、ストレッチロッドによる縦軸延伸も併
せて行われる。
【0004】ストレッチブロー成形法の場合には、プリ
フォームの射出成形は、プリフォームのリップ部及び胴
部の内壁を規定する射出コア型と、胴部の外壁を規定す
る射出キャビティ型と、リップ部の外壁を規定するリッ
プキャビティ型とを用いて行われる。そして、射出コア
型の外壁面と、射出キャビティ型及びリップキャビティ
型のキャビティ面との間に樹脂を充填してプリフォーム
を射出成形する。その後、例えば射出コア型及びリップ
キャビティ型が上昇移動してプリフォームを射出キャビ
ティ型より取出し、その後射出コア型をプリフォーム内
部より引抜き移動することで、プリフォームの取出しが
行われる。
【0005】ロールオンタイプの容器を成形するために
は、プリフォームのリップ部に、開口端側に向かうに従
い内方に突出するアンダーカットを成形しなければなら
ない。したがって、リップキャビティ型とコア型との間
でアンダーカットエリアを規定することになる。
【0006】しかし、このような型構造では離型が不可
能である。すなわち、射出コア型をプリフォーム内部よ
り引抜くと、アンダーカットが破損してしまい、金型も
破損してしまうからである。この際、左右方向に開閉で
きる割型として構成された一対のリップキャビティ型
は、プリフォームを保持する唯一の手段である。したが
って、この一対のリップキャビティ型を射出成形工程に
おいて離型することは許されない。このため、射出コア
型の離型の際にはプリフォームはリップキャビティ型に
保持されているので、アンダーカットが弾性変形するス
ペースが周囲に全く存在しないことになる。
【0007】一方インジェクションブロー成形法の場合
には、ブローエアの導入手段を兼ねる射出コア型が、ブ
ロー成形された容器から最後に離型される。したがっ
て、リップ部のアンダーカットエリアを弾性変形させる
スペースを周囲に確保できる。しかし、従来のインジェ
クションブロー成形法にて、その種のアンダーカットエ
リアを弾性変形させて離型できる樹脂材料は、ポリプロ
ピレンあるいはポリエチレン等の比較的軟質材料に限定
されており、成形される容器の樹脂材料に制約があっ
た。また、インジェクションブロー成形はストレッチブ
ロー成形のような二軸延伸ブロー成形ではないので、容
器の機械的強度などの点でも劣っている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の目的
とするところは、二軸延伸吹込成形に用いられるプリフ
ォームであって、かつ、リップ部にアンダーカットを有
するプリフォームを射出成形でき、しかもアンダーカッ
トを破損させずにコア型を離型することができる射出成
形型を提供することにある。
【0009】本発明の他の目的とするところは、比較的
硬質の樹脂材料の場合にも、リップ部に形成されたアン
ダカットを弾性変形させてコア型を離型できる射出成形
型を提供することにある。
【0010】本発明のさらに他の目的とするところは、
リップ部には射出成形時にアンダーカット部が形成さ
れ、その胴部が二軸配向された合成樹脂製容器を提供す
ることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段及びその作用】本発明は、
有底筒状の胴部と、その開口端側のリップ部とを有し、
このリップ部には開口端側に向かうに従い内方に突出す
るアンダーカットが形成されるプリフォームを射出成形
する射出成形型であって、前記リップ部及び胴部の内壁
を規定する外形を有し、前記プリフォームに対して相対
的に縦軸方向に移動される射出コア型と、前記胴部の外
壁を規定するキャビティ面を有し、前記プリフォームに
対して相対的に縦軸方向に移動される射出キャビティ型
と、型閉鎖時に前記射出キャビティ型に隣接して配置さ
れ、前記リップ部の非アンダーカットエリアの外壁を規
定するキャビティ面を有し、相反する横軸方向にそれぞ
れ移動される一対の割型として構成された第1のリップ
キャビティ型と、型閉鎖時に前記第1のリップキャビテ
ィ型に隣接して配置され、前記リップ部のアンダーカッ
トエリアの外壁を規定するキャビティ面を有し、前記プ
リフォームに対して相対的に縦軸方向に移動される第2
のリップキャビティ型と、離型時には、前記アンダーカ
ットエリアの周囲にスペースを確保するための初期移動
量だけ、第2のリップキャビティ型の相対的な縦軸方向
の離型のための初期移動を行った後に、前記アンダーカ
ットエリアを外側に弾性変形させながら前記射出コア型
の相対的な縦軸方向の離型移動を行う型駆動機構と、を
有することを特徴とする。
【0012】本発明によれば、リップ部の外壁を規定す
るリップキャビティ型が2つに分割されている。一対の
割型として構成される第1のリップキャビティ型は、リ
ップ部の非アンダーカットエリアの外壁を規定し、これ
はプリフォームの射出成形後も離型されることなく、プ
リフォームのリップ部を保持することが可能である。一
方、第2のリップキャビティ型は、リップ部のアンダー
カットエリアの外壁を規定するキャビティ面を有し、プ
リフォームの射出成形後は、その相対的な軸方向移動に
より、前記アンダーカットエリアの外周にスペースを確
保することができる。
【0013】リップ部のアンダーカットは、前記第2の
リップキャビティ型と、射出コア型との間のキャビティ
にて形成されることになる。そして、離型の際には、射
出コア型のプリフォームに対する相対的な縦軸方向離型
駆動に先駆けて、第2のリップキャビティ型の初期の離
型駆動が行われる。この結果射出コア型の離型駆動時に
は、アンダーカットがその周囲のスペース側に弾性変形
することができるため、射出コア型の無理抜きによる離
型を実現することが可能となる。
【0014】しかも、この離型動作は、プリフォームの
射出成形が終了した直後に実施される。したがって、ア
ンダーカットエリアの弾性変形は、射出成形時のリップ
部の保有熱を利用して行われる。このため、比較的硬質
な樹脂材料でプリフォームを射出成形しても、アンダー
カットが破損しない。
【0015】本発明に係る合成樹脂製容器は、有底筒状
のプリフォームを射出成形した時に開口側に形成される
リップ部と、前記プリフォームの胴部を二軸延伸吹込成
形して得られる有底筒状の二軸配向された胴部と、を有
し、前記リップ部は、球体を回転可能に収容保持するも
のであり、リップ部開口端に向かうに従い外側に向けて
延在し、前記球体の下半球と接触する第1の壁部と、前
記リップ部開口端に向かうに従い内側に向けて延在する
アンダーカット状に形成され、前記球体の上半球と接触
する第2の壁部と、を少なくとも有し、前記第2の壁部
は、その自由端部から基端に向けて切り欠かれたスリッ
トが、円周方向で複数設けられていることを特徴とす
る。
【0016】このような容器によれば、リップ部に回転
可能に収納される球体は、その下半球が第1の壁部に転
接し、その球体の上半球と接触する第2の壁部がアンダ
ーカット形状に成形されているので、球体の離脱を防止
しながら回転可能に収納できる。この容器は、二軸延伸
吹込成形により成形され、その前工程としてのプリフォ
ーム射出成形工程にてリップ部が射出成形されることに
なる。この際、アンダーカット形状の第2の壁部は、そ
の自由端部から基端に向けて切欠かれた所定長さのスリ
ットが、円周方向で複数設けられているため、射出コア
型の無理抜きによる離型時にて、第2の壁部が弾性変形
し易くなり、不良成形品の少い歩留りの高い成形を実現
することが可能となる。しかも、アンダーカットエリア
の弾性変形は、射出成形時の保有熱を利用して行われ
る。このため、比較的硬質な樹脂材料でプリフォームを
射出成形しても、アンダーカットが破損しない。
【0017】
【実施例】以下、本発明を適用したプリフォームの射出
成形型の一実施例について、図面を参照して具体的に説
明する。
【0018】図6に示す容器10は、プリフォーム20
を二軸延伸吹込成形して得られるものである。この容器
10は、胴部14の開口端側にリップ部12を有し、こ
のリップ部12内に球体16を回転可能に収容するもの
である。胴部14は二軸配向され、配向結晶化により機
械的特性が向上している。この容器10は、容器10を
倒立させた状態にて被塗布体に球体16を転接させる
と、内部の液体が少量ずつ被塗布体に塗布されるもので
あり、いわゆるロールオンタイプの容器である。
【0019】このような容器10を成形するためには、
そのリップ部12の開口端部に、開口端側に向かうに従
い内方に突出するアンダーカット18を成形しなければ
ならない。この容器10を二軸延伸吹込成形するための
プリフォーム20は、図6の鎖線で示すような有底筒状
の胴部24の開口端側に、前記容器10のリップ部12
とほぼ同一形状のリップ部22を有する必要がある。し
たがって、リップ部22におけるアンダーカット18
は、プリフォーム20の射出成形工程にて成形されなけ
ればならない。
【0020】図1は、図6に示す容器10を成形するた
めの予備成形品であるプリフォーム20の射出成形型の
断面図である。この射出成形型は、大別して第1の射出
コア型30,第2の射出コア型40,射出キャビティ型
50,第1のリップキャビティ型60及び第2のリップ
キャビティ型70から構成されている。
【0021】第1の射出コア型30は、プリフォーム2
0の胴部24内壁を規定する棒状のコアピン部32と、
このコアピン部32よりも径の大きな基端部34とを有
し、基端部34の上端は基端部34よりもさらに大きな
径のフランジ36として構成されている。この第1の射
出コア型30は、プリフォーム20に対して同図の矢印
A方向に離型駆動が可能である。なお、コアピン部32
内に冷却媒体を循環させることもできる。
【0022】前記第2の射出コア型40は、第1のコア
型30のコアピン部32に挿通される筒部42を有し、
その筒部42の先端側には、プリフォーム20のリップ
部22の内壁を規定する膨出部44が設けられている。
さらに、筒部42の上端には、第1の射出コア型30の
基端部34と同一直径のフランジ46が設けられてい
る。 射出キャビティ型50は、プリフォーム20の胴
部24及びその上方の肩部26の外壁を規定するキャビ
ティ面52を有している。この射出キャビティ型50の
下端部中心にはキャビティ面52に開口するゲート開口
54が設けられ、キャビティ面52を囲むように冷媒ジ
ャケット56が内蔵されている。この射出キャビティ型
50は、プリフォーム20に対して同図の矢印B方向に
相対的に離型駆動が可能となっており、本実施例では射
出キャビティ型50は固定とし、プリフォーム20が射
出キャビティ型50より引抜き駆動されるようになって
いる。
【0023】前記第1のリップキャビティ型60は、同
図の相反する横軸方向である矢印C1 ,C2 方向に型開
き可能な一対の割型62a,62bとして構成され、両
割型62a,62bには、プリフォーム20のリップ部
22のうち、アンダーカット18を含まない下方領域の
外壁を規定するキャビティ面64を有している。この第
1のリップキャビティ型60は支持プレート66に開閉
可能に支持され、射出工程にてプリフォーム20が射出
成形された後は、プリフォーム20を保持したまま次工
程である例えば温調工程を経た後、プリフォーム20を
二軸延伸吹込み成形工程に搬送可能となっている。
【0024】前記第2のリップキャビティ型70は、第
1,第2の射出コア型30,40を囲むように中空の筒
状部71として形成され、その下端側には、プリフォー
ム20のリップ部22の開口端側、即ちアンダーカット
18を含む領域の外壁を規定するキャビティ面72を有
している。この筒状部71の上端に設けられたフランジ
76は、第1の射出コア型30のフランジ36に固定さ
れ、従って第1の射出コア型30および第2のリップキ
ャビティ型70は一体となって同図の矢印A方向に離型
駆動が可能である。さらに、第2のリップキャビティ型
70の筒状部71の内壁には、底壁内面74aより所定
高さ立上った位置に段差面74bが設けられている。そ
して、底壁内面74aと第2の射出コア型40のフラン
ジ46との間に、コイルスプリング78が設けられ、第
2のリップキャビティ型70を常に下方に移動付勢して
いる。
【0025】次に、この射出成形型におけるプリフォー
ム20の射出成形工程及びその後の離型工程について説
明する。
【0026】図1に示す状態に各型を閉鎖駆動した後、
ゲート開口54を介して加熱溶融された樹脂材料例えば
ポリ・エチレン・テレフタレート(PET)が所定圧力
で充填され、プリフォーム20が射出成形されることに
なる。その後、射出キャビティ型50内での所定の冷却
時間を経過した後、各型の離型駆動が開始されることに
なる。
【0027】本実施例では、射出キャビティ型50が固
定であるため、支持プレート66を上方に移動させ、こ
の結果、第1,第2の射出コア型30,40及び第1,
第2のリップキャビティ型60,70を一体的に上昇さ
せ、プリフォーム20を射出キャビティ型50より取出
し駆動している。
【0028】この離型駆動の後に、或いはこの離型駆動
と並行して、第1の射出コア型30を図1の矢印A方向
に離型駆動させる。この第1の射出コア型30はフラン
ジ36,76の連結により第2のリップキャビティ型7
0と一体化されているため、第1の射出コア型30およ
び第2のリップキャビティ型70が一体的に矢印A方向
に上昇することになる。この初期移動後の状態を図2A
に示している。
【0029】同図に示すように、第1の射出コア型30
および第2のリップキャビティ型70は一体的に上昇す
るが、第2の射出コア型40は一体的に上昇せずその位
置に止まっている。これは、第2の射出コア型40の膨
出部44がプリフォーム20のアンダーカット18によ
りその上昇移動が妨げられるためであり、従ってこの移
動中は、第2の射出コア型40のフランジ46と第2の
リップキャビティ型70の底壁内面74aとの間に設け
られているコイルスプリング78を圧縮させることにな
る。図2Aに示すように初期移動後は、プリフォーム2
0のアンダーカット18の外周には、第2のリップキャ
ビティ型70が全く存在しない位置関係となる。このた
め、図1に示す第2のリップキャビティ型の段差面74
bと、第2の射出型40のフランジ46下面との間の距
離H1 と、アンダーカット18の外周に空間を確保する
ための必要高さH2 との関係は、 H1 >H2 となっている。
【0030】図2Aの状態になった初期移動後に、さら
に続けて第1の射出コア型30が上昇駆動される。そう
すると、この第1の射出コア型30と一体的に上昇する
第2のリップキャビティ型70の段差面74bが第2の
射出コア型40を押上げ、この3つの金型が一体的に上
昇駆動されることになる。
【0031】この時の状態を図2Bに示している。この
場合、第2の射出コア型40の膨出部44が上昇するこ
とになるが、この際プリフォーム20のアンダーカット
18は、その外周に何らの干渉部材が存在しないため、
容易に外側に弾性変形して、膨出部44の上昇移動を妨
げるように作用する抵抗力を十分に低減することができ
る。従って、プリフォーム20のアンダーカット18の
存在にも拘らず、膨出部44を有する第2の射出コア型
40の無理抜きによる離型駆動が可能となる。しかも、
この離型動作は、プリフォーム20の射出成形直後に行
われる。したがって、リップ部22は射出成形時の熱を
保有しており、アンダーカット18の弾性変形を、保有
熱を利用して行うことができる。このことは、インジェ
クションブロー成形法と比較するとより明確になる。イ
ンジェクションブロー成形法では、コアピンの離型動作
は、プリフォームの射出成形が終了し、さらにその後コ
アピンよりブローエアをプリフォーム内に導入し、最終
容器がブロー成形された後に行われる。この間、コアピ
ンによりプリフォームを射出成形直後の温度より低い温
度に温調している。このため、コアピンを離型する際に
は、コアピンによりネック部が十分に冷却されているの
である。
【0032】このように、本実施例の場合には、コア型
の離型動作時のアンダーカット18の弾性変形を、プリ
フォームの射出成形時のリップ部の保有熱を利用してで
きるので、インジェクションブロー成形法と比較して、
硬質の樹脂材料にてプリフォームを成形しても、アンダ
ーカット18が破損しない。したがって、従来のインジ
ェクションブロー成形で用いられていた、引張弾性率が
7000〜10000Kgf/cm2 のポリエチレン
(PE)や、引張弾性率が11000〜16000Kg
f/cm2 のポリプロピレン(PP)のような樹脂材料
に限定されること無く、最終容器に求められる特性に合
致した樹脂材料を選択できる。この結果、PE、PPに
加えて、引張弾性率が7000Kgf/cm2 以上と定
義される硬質樹脂材料中でも、インジェクションブロー
成形法で用いることか出来なかった引張弾性率が180
00Kgf/cm2 以上の硬質樹脂材料をプリフォーム
の樹脂材料として用いても、アンダーカット18の破損
の無い容器を成形できる。特に、引張弾性率が2300
0〜29000Kgf/cm2 であり、二軸配向により
容器として優れた特性を得られるPETを使用できる意
義が大きい。この他、引張弾性率が25000Kgf/
cm2 程度のポリカーボネート(PC)、あるいはポリ
アミド(PA)、ポリエチレンナフタレート(PEN)
等もプリフォーム成形樹脂材料として利用できる。
【0033】このように本実施例によれば、第2の射出
コア型30の軸方向の離型駆動により、第2のリップキ
ャビティ型70を一体的に離型させることができ、しか
もプリフォーム20のアンダーカット18の外周に何ら
の干渉部材もが存在しなくなったタイミングで第2の射
出コア型40をも一体的に離型駆動させることができ
る。なお、初期移動後に第2の射出コア型40を離型駆
動する機能を実現できるものであれば、他の伝達手段を
採用しても良い。例えば、段差面74b及びコイルスプ
リング78を設けるものに代えて、フランジ46と底壁
内面74aとの間に、エア又はオイルシリンダ等のアク
チュエータを設けてもよい。
【0034】次に、上記実施例における第1,第2のコ
ア型30,40を1つの射出コア型80にて構成した変
形例を図3及び図4を参照して説明する。
【0035】図3に示す射出コア型80は、胴部内壁を
規定するコアピン部82と、リップ部内壁を規定する膨
出部84と、基端部86とから構成されている。一方、
第2のリップキャビティ型90は、基端部86に挿通さ
れる筒状部91を有し、かつ、アンダーカット18を含
むプリフォーム20のリップ部22の外壁を規定するキ
ャビティ面92を有する。そして、筒状部91の上端の
基端部94が、シリンダー等の昇降駆動源に連結されて
いる。また、第2のリップキャビティ型90の底壁内面
96と、射出コア型80の基端部86における下面84
とは、エアシリンダーあるいはオイルシリンダー等で構
成されるアクチュエータ98により連結されている。
【0036】このような構成による射出成形型の離型動
作は下記の通りである。
【0037】第2のリップキャビティ型90が図示しな
い駆動源により上昇移動すると、この初期移動の間の上
昇移動力はアクチュエータ98で吸収され、射出コア型
80には伝達されない。
【0038】そして、この初期移動によって、図4Aに
示すように、プリフォーム20のアンダーカット18の
外周には、何らの干渉部材が存在しないスペースが確保
されることになる。このようなスペースが確保された初
期移動後も尚、第2のリップキャビティ型90が上昇移
動される。そうすると、この上昇移動力はアクチュエー
タ98を介して射出コア型80に伝達され、図4Bに示
すように、アンダーカット18の弾性変形を利用した射
出コア型80の無理抜きによる離型動作が実現されるこ
とになる。
【0039】なお、図3に示す実施例の場合も、アクチ
ュエータ98に代えて、図1に示すような段差面とスプ
リングとにより同一機能を実現しても良い。
【0040】次に、上記のような射出成形型によって成
形されるリップ部22の形状について考察する。
【0041】図5Aは、リップ部22の拡大断面図であ
り、同図Bは、リップ部22の概略斜視図を示してい
る。
【0042】同図に示すように、このリップ部22は、
その内部に球体16を回転可能に収納保持するものであ
る。このリップ部22の内壁は球体16に対して断面上
では3点接触しており、それぞれ接触している壁部分は
第1の傾斜壁部100,垂直壁部102及び第2の傾斜
壁部104として構成されている。
【0043】第1の傾斜壁部100は、リップ部22の
開口端に向かうに従い外側に向けて傾斜し、球体16の
下半球と円周上で線接触している。第2の傾斜壁部10
4は、リップ部22の開口端に向かうに従い内側に向け
て傾斜するアンダーカット状に形成され、球体16の上
半球と円周上で線接触している。また、その肉厚は開口
端に向かうに従い先細りとなっている。垂直壁部102
は、第1,第2の傾斜壁部100,104を連結して垂
直に伸びており、球体16の下半球,上半球を仕切る最
大直径線上で線接触している。
【0044】さらに、アンダーカット形状となる第2の
傾斜壁部104の特徴として、その自由端部104aか
ら基端部104bに向けて切欠かれたスリット106
が、円周方向で複数、例えば5ヵ所に設けられている。
このスリットは、自由端部104a側ほど切欠き幅が広
く形成されており、その一例として自由端部104aの
線部の形状が円弧状に形成され、全体としては図5Bに
示すように、第2の傾斜壁部104は内側に傾斜した花
びら形状となっている。
【0045】図7A、図7Bは、上記のようなリップ部
22を成形する射出成形型の型締め状態の断面図であ
る。図7Aに示すように、第1の傾斜壁部100を成形
するための第2のリップキャビティ110が、第1,第
2の射出コア型30,40と、射出キャビティ型50、
第1のリップキャビティ型60との間に形成される。第
2の傾斜壁部104を成形するための第1のリップキャ
ビティ112が、第2の射出コア型40と第2のリップ
キャビティ型70との間に形成される。第2のリップキ
ャビティ112は、その基端122より外縁端部124
に向かうに従い先細りとなるテーパ形状となっている。
垂直壁部102を成形するための第3のリップキャビテ
ィ114が、第2の射出コア型40と第1のリップキャ
ビティ型70との間に形成される。スリット106を含
む断面では、図7B中の接触面120で示すように、ス
リット106と対応する箇所にて第2の射出コア型40
と第2のリップキャビティ型70とは接触している。接
触面120の円周方向の長さは、基端122で短く、自
由端部あるいは外縁端部124に向かうに従い長くなっ
ている。また、外縁端部124は、その円周方向にて円
弧状に湾曲している。
【0046】このように、第2の傾斜壁部104の自由
端104a側にスリット106を形成し、さらには開口
端側に向かうに従い薄肉化することにより、射出成形工
程における射出コア型の無理抜きの際に、第2の傾斜壁
部104の弾性変形が極めて容易に行われ、成形不良を
大幅に低減することが可能となった。しかもこのスリッ
ト106は、自由端104a側ほど切欠き幅を大きくす
ることで、弾性変形量の多い自由端104a側の弾性変
形をより円滑に行うことを確保できる。また、この第2
の傾斜壁部104の自由端104a側は、射出工程にお
いてゲートから最も遠い部分であり、この部分を薄肉化
するとショートによる成形不良が最も生じ易い領域であ
る。このようなショートを防止するためには、第2の傾
斜壁部104の自由端104a側を花びら形状に形成す
ることが最も効果的であることが確認できた。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る射出
成形型によれば、口部にアンダーカットを有するプリフ
ォームを成形する際に、このアンダーカットエリアを含
む口部の外壁を規定する第2のリップキャビティ型の離
型駆動によりアンダーカットの外周に何らの干渉部材も
生じないスペースを確保でき、その後射出コア型を理系
駆動することで、アンダーカットエリアが容易に弾性変
形し、成形不良を伴うことなく離型駆動を実現すること
ができる。
【0048】さらに、アンダーカットを形成するため
に、射出コア型に複雑な加工を施す必要もなく、その機
械的強度も確保できるので耐久性の高い金型を提供する
ことができる。
【0049】また、本発明に係わる樹脂性容器の口部形
状によれば、口部に回転可能に収納される球体を保持す
る第1,第2の壁部を設け、この球体の離脱を防止する
ためにアンダーカット形状となる第2の壁部の自由端側
に、円周方向で複数のスリットを設けることで、射出成
形後の離型時のアンダーカットエリアの弾性変形を円滑
に実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したプリフォームの射出成形型の
概略断面図である。
【図2】(A),(B)は、それぞれ図1に示す金型の
リップ部付近での離型動作を説明するための概略断面図
である。
【図3】本発明を適用した射出成形金型の変形例を示す
概略断面図である。
【図4】(A),(B)は、図3に示す射出成形金型の
リップ部付近に於ける離型動作を説明するための説明図
である。
【図5】(A)は本発明を適用した樹脂製容器のリップ
部の断面図、(B)はリップ部の概略斜視図である。
【図6】ロールオンタイプの容器の概略断面図である。
【図7】(A),(B)は、アンダーカットを成形する
ための射出成形型の型締め状態を示す概略断面図であ
る。
【符号の説明】
10 容器 12,22 口部 18 アンダーカット 20 プリフォーム 30 第1の射出コア型 40 第2の射出コア型 44 膨出部 50 射出キャビティ型 60 第1のリップキャビティ型 62a,62b 割型 70,90 第2のリップキャビティ型 78 コイルスプリング 80 射出コア型 84 膨出部 98 アクチュエータ 100 第1の傾斜壁部 102 垂直壁部 104 第2の傾斜壁部 104a 自由端部 106 スリット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65D 1/02 A 7445−3E // B29L 22:00 4F

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有底筒状の胴部と、その開口端側のリッ
    プ部とを有し、このリップ部には開口端側に向かうに従
    い内方に突出するアンダーカットが形成されるプリフォ
    ームを射出成形する射出成形型であって、 前記リップ部及び胴部の内壁を規定する外形を有し、前
    記プリフォームに対して相対的に縦軸方向に移動される
    射出コア型と、 前記胴部の外壁を規定するキャビティ面を有し、前記プ
    リフォームに対して相対的に縦軸方向に移動される射出
    キャビティ型と、 型閉鎖時に前記射出キャビティ型に隣接して配置され、
    前記リップ部の非アンダーカットエリアの外壁を規定す
    るキャビティ面を有し、相反する横軸方向にそれぞれ移
    動される一対の割型として構成された第1のリップキャ
    ビティ型と、 型閉鎖時に前記第1のリップキャビティ型に隣接して配
    置され、前記リップ部のアンダーカットエリアの外壁を
    規定するキャビティ面を有し、前記プリフォームに対し
    て相対的に縦軸方向に移動される第2のリップキャビテ
    ィ型と、 離型時には、前記アンダーカットエリアの周囲にスペー
    スを確保するための初期移動量だけ、第2のリップキャ
    ビティ型の相対的な縦軸方向の離型のための初期移動を
    行った後に、前記アンダーカットエリアを外側に弾性変
    形させながら前記射出コア型の相対的な縦軸方向の離型
    移動を行う型駆動機構と、 を有することを特徴とする射出成形型。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記射出コア型は、前記リップ部及び胴部の内壁を規定
    するコアピンと、前記コアピンの外径よりも大きい外径
    を持つ基端部とを有し、 前記第2のリップキャビティ型は、前記基端部に挿通さ
    れ、かつ、前記射出コア型の前記基端部と対向する位置
    に底壁内面を有する筒状部を有し、 前記型駆動機構は前記第2のリップキャビティ型を前記
    縦軸方向に駆動するものであり、かつ、前記型駆動機構
    は、前記基端部と前記底壁内面との間に、前記初期移動
    時の前記第2のリップキャビティ型の駆動力を前記射出
    コア型に伝達せず、前記初期移動後の前記第2のリップ
    キャビティ型の駆動力を前記射出コア型に伝達する伝達
    手段を有することを特徴とする射出成形型。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 前記射出コア型は、 前記胴部内壁を規定する外形を持つコアピンを有し、前
    記プリフォームに対して相対的に縦軸方向に移動される
    第1の射出コア型と、 前記コアピンに挿通して配置され、前記リップ部内壁を
    規定する外形を有し、前記プリフォームに対して相対的
    に縦軸方向に移動される第2の射出コア型と、で構成さ
    れ、 前記型駆動機構は、前記第1の射出コア型及び前記第2
    のリップキャビティ型を一体で縦軸方向に駆動するもの
    であり、前記第1の射出コア型及び前記第2のリップキ
    ャビティ型の一体的な初期移動後に、前記第2の射出コ
    ア型を前記第1の射出コア型及び第2のリップキャビテ
    ィ型と一体で、離型移動を行うように構成したことを特
    徴とする射出成形型。
  4. 【請求項4】 有底筒状のプリフォームを射出成形した
    時に開口側に形成されるリップ部と、前記プリフォーム
    の胴部を二軸延伸吹込成形して得られる有底筒状の二軸
    配向された胴部と、を有し、 前記リップ部は、球体を回転可能に収容保持するもので
    あり、 リップ部開口端に向かうに従い外側に向けて延在し、前
    記球体の下半球と接触する第1の壁部と、 前記リップ部開口端に向かうに従い内側に向けて延在す
    るアンダーカット状に形成され、前記球体の上半球と接
    触する第2の壁部と、 を少なくとも有し、 前記第2の壁部は、その自由端部から基端に向けて切り
    欠かれたスリットが、円周方向で複数設けられているこ
    とを特徴とする合成樹脂製容器。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 前記スリットは、前記第2の壁部の自由端側ほど切り欠
    き幅を広くしたことを特徴とする合成樹脂製容器。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 2つの前記スリットで囲まれる前記第2の壁部の自由端
    縁部を円弧状に形成したことを特徴とする合成樹脂製容
    器。
  7. 【請求項7】 請求項4乃至6のいずれかにおいて、 引張弾性率が18000Kgf/cm2 以上の硬質樹脂
    材料で成形されたことを特徴とする合成樹脂製容器。
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