JPH0693748B2 - イメージセンサのシェーディング補正回路 - Google Patents

イメージセンサのシェーディング補正回路

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JPH0693748B2
JPH0693748B2 JP63326267A JP32626788A JPH0693748B2 JP H0693748 B2 JPH0693748 B2 JP H0693748B2 JP 63326267 A JP63326267 A JP 63326267A JP 32626788 A JP32626788 A JP 32626788A JP H0693748 B2 JPH0693748 B2 JP H0693748B2
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JP
Japan
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shading correction
image sensor
input
correction circuit
light emitting
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浩 國枝
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Fuji Electric Co Ltd
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Fuji Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、紙幣鑑別等のために用いられるイメージセ
ンサのシェーディング補正回路に関するものである。
〔従来の技術〕
紙幣鑑別装置においても、最近は精密な鑑別を行なうた
めにイメージセンサを使用することが多くなって来てい
る。その際、イメージセンサを紙幣搬送部の両面に配置
し、両面のパターンを別々に識別する反射式センサもあ
るが、紙幣は容易に光を通すため、投光式センサが用い
られることも多い。これは、後者の方が小型かつ安価に
製作されて便利だからである。
ところで、イメージセンサは通常多くのフォトダイオー
ドにより構成されるが、各素子の感度にバラツキがある
ため、実際に使用するとき(実使用時)の出力として
は、基準入力に対する相対出力を用いる方法が採用され
ている。このように、実使用時のセンサ出力を基準入力
の何%にするかの補正を、一般にシェーディング補正と
言い、基準入力時のセンサ出力をRAM等のメモリに格納
する操作をトレーニングと呼んでいる。
このようなシェーディング補正については、反射式セン
サの場合は、媒体がなくても反射光を捕えることができ
るため、対向ローラを紙と似た白色に塗っておき、その
受光量を基準入力とする等の方法が可能である。しか
し、透過式のものでは媒体がなければ光源の光が直接に
センサを照射するため、実使用時に比べて過大な光量が
入力されることになる。
第2図はシェーディング補正回路の従来例を示す回路図
である。同図において、1は発光ダイオード(LED)、
2はフォトダイオード(PD)、3A〜3Cはアンプ、4A,4B
はスイッチ、Tr1はトランジスタである。
すなわち、基準入力時にはスイッチ4Aを閉成することに
より、アンプ3A,3Cを介してPD2の出力を読み取り、これ
を図示されないメモリに格納するためのトレーニング作
業を行なう。一方、実入力時にはLED1とPD2との間に白
紙(基準紙)を置くとともにスイッチ4Bを閉成すること
により、アンプ3A,3Bを介してPD2の出力を読み、これが
所定のレベルになるようアンプ3Bのゲインを調節する等
して、シェーディング補正を行なうようにしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
以上の如き回路では、基準入力用の部品を特別に設けな
ければならないため、構成が複雑で高価になると言う問
題がある。
したがって、この発明は簡単かつ安価にシェーディング
補正を可能ならしめることを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
発光素子および受光素子からなりシェーディング補正機
能をもつ透過式のイメージセンサにおいて、その基準入
力時には発光素子への入力電流を実使用時のそれよりも
小さくする電流切替手段を設ける。
〔作用〕
イメージセンサの基準入力時には、発光素子への入力電
流を実使用時のそれよりも小さくすることにより、構成
の簡略化とコストの低減化を図る。
〔実施例〕
第1図はこの発明の実施例を示す構成図である。
同図からも明らかなように、抵抗R,トランジスタTr2
を付加する一方、アンプ3C、スイッチ4A,4Bを省略した
点が特徴で、一系統のアンプ3A,3Bを基準入力時と実入
力時とで共通に用いるようにする一方、スイッチ(トラ
ンジスタ)Tr2を設けて基準入力時と実入力時との切り
替えを行なうようにしたものである。
すなわち、基準入力時には端子InにトランジスタTr2
導通するような電圧信号が印加され、これによりLED1に
はトランジスタTr1を介して小さな電流が流れるように
する。また、実入力時には端子InにトランジスタTr2
導通しない程度の電圧信号が印加され、これによりLED1
にはトランジスタTr1を介して大きな電流が流れるよう
にする。したがって、媒体なしの基準入力時にもフォト
ダイオードが過大な光で照射されるおそれを無くすこと
ができる。
なお、第1図のトランジスタTr2および抵抗R等から成
る回路は、LED1を流れる電流を切り替えるための切替回
路と言うことができるが、この回路は図示の如く抵抗R1
と直列にではなく、抵抗R2またはR3と直列に設けること
ができるのは言うまでもない。
以上のようにすれば、増加するのはトランジスタ,抵抗
等の安価な部品だけであり、縮小信号を扱う回路部分に
スイッチ等が挿入されていないので、S/Nが低下するお
それもない。また、LEDの電流切替タイミング以外では
スタティックレベルであり、比較的大電流であるため、
パワーの大きなノイズの影響も受け難いと言う利点もあ
る。
〔発明の効果〕
この発明によれば、発光ダイオードへの入力電流を切り
替えるための切替手段を設けるようにしたので、簡単か
つ安価にシェーディング補正を行なうことが可能になる
利点がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例を示す回路図、第2図はシェ
ーディング補正回路の従来例を示す回路図である。 符号説明 1……発光ダイオード(LED)、2……フォトダイオー
ド(PD)、3A〜3C……アンプ、4A,4B……スイッチ、T
r1,Tr2……トランジスタ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発光素子および受光素子からなりシェーデ
    ィング補正機能をもつ透過式のイメージセンサにおい
    て、 その基準入力時には発光素子への入力電流を実使用時の
    それよりも小さくする電流切替手段を設けたことを特徴
    とするイメージセンサのシェーディング補正回路。
JP63326267A 1988-12-26 1988-12-26 イメージセンサのシェーディング補正回路 Expired - Lifetime JPH0693748B2 (ja)

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JPH02172374A JPH02172374A (ja) 1990-07-03
JPH0693748B2 true JPH0693748B2 (ja) 1994-11-16

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