JPH0693245B2 - フオ−ム情報圧縮方法 - Google Patents
フオ−ム情報圧縮方法Info
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- JPH0693245B2 JPH0693245B2 JP60085235A JP8523585A JPH0693245B2 JP H0693245 B2 JPH0693245 B2 JP H0693245B2 JP 60085235 A JP60085235 A JP 60085235A JP 8523585 A JP8523585 A JP 8523585A JP H0693245 B2 JPH0693245 B2 JP H0693245B2
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- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明はCOM（ComputerOutput Microfilmer）装置等
に利用されるフォーム情報の圧縮方法に関する。
に利用されるフォーム情報の圧縮方法に関する。
（従来の技術） この発明を用いて好適なCOM装置は、例えば商業帳簿に
記入される収入支出項目等の変動情報を、例えば商業帳
簿の罫線等の帳票フォームのような固定情報と合成して
記録媒体の記録する装置である（例えば、文献：マイク
ログラフィック'83−６月号〜９月号，特開昭55−67722
号公報）。
記入される収入支出項目等の変動情報を、例えば商業帳
簿の罫線等の帳票フォームのような固定情報と合成して
記録媒体の記録する装置である（例えば、文献：マイク
ログラフィック'83−６月号〜９月号，特開昭55−67722
号公報）。
この記録方法には、テープ等の記録媒体に記録された変
動情報をコンピュータ処理により陰極線管の表示画面上
に一旦表示させ、この表示画像と、フォームスライドに
記録された固定情報を光学的に読取った画像とを重畳し
て一コマのマイクロフイルムに記録する方法、或いは、
コンピュータ処理により得られた変動情報の画像信号
と、フォームスライドをレーザ光で走査して得られた固
定情報の画像信号とを合成して記録媒体に記録する方法
がある。
動情報をコンピュータ処理により陰極線管の表示画面上
に一旦表示させ、この表示画像と、フォームスライドに
記録された固定情報を光学的に読取った画像とを重畳し
て一コマのマイクロフイルムに記録する方法、或いは、
コンピュータ処理により得られた変動情報の画像信号
と、フォームスライドをレーザ光で走査して得られた固
定情報の画像信号とを合成して記録媒体に記録する方法
がある。
しかしながら、これら方法ではフォームスライドを光学
的に読取っているため、外部又は内部振動の影響その他
の原因により記録画像の位置ずれや画像の歪等が発生し
易いという欠点があった。
的に読取っているため、外部又は内部振動の影響その他
の原因により記録画像の位置ずれや画像の歪等が発生し
易いという欠点があった。
これらの欠点を回避する方法として、COM装置での記録
時に直接フォームスライドからの情報を読取るのではな
く、予めフォーム情報を電気信号としてメモリに記憶さ
せておき、COM装置での記録時にこれらメモリから固定
情報を読取るようにする方法が考えられる。
時に直接フォームスライドからの情報を読取るのではな
く、予めフォーム情報を電気信号としてメモリに記憶さ
せておき、COM装置での記録時にこれらメモリから固定
情報を読取るようにする方法が考えられる。
（発明が解決しようとする問題点） しかしながら、例えばCOM装置で用いられる記録画像
は、通常は、少なくとも一コマ当り約2000×2500以上の
解像点を持っているので、この解像点数に対応する記憶
位置を有するメモリを用意することは困難であり、全対
応位置にメモリを用意すると、装置が大型化しかつ構造
が複雑化するという欠点がある。
は、通常は、少なくとも一コマ当り約2000×2500以上の
解像点を持っているので、この解像点数に対応する記憶
位置を有するメモリを用意することは困難であり、全対
応位置にメモリを用意すると、装置が大型化しかつ構造
が複雑化するという欠点がある。
ところで、フォーム情報は一般には罫線のような枠組情
報とその他の、例えば、顧客名とかコード番号等のよう
な定まった箇所に記録されるべき固定の情報のみである
ので、記録されるべき情報は少なく、ほとんどが冗長な
情報（空白情報）である。従って、このフォーム情報を
メモリに記憶させるに際し情報圧縮を行って記憶させ、
これらメモリをCOM装置に用いて情報の伸長を行って前
述した変動情報とフォーム情報の合成画像を記録するよ
うにすれば、小容量のメモリを用いることが出来るの
で、COM装置の小型化及び製造コストの面からも多くの
メリットが得られることが期待出来る。
報とその他の、例えば、顧客名とかコード番号等のよう
な定まった箇所に記録されるべき固定の情報のみである
ので、記録されるべき情報は少なく、ほとんどが冗長な
情報（空白情報）である。従って、このフォーム情報を
メモリに記憶させるに際し情報圧縮を行って記憶させ、
これらメモリをCOM装置に用いて情報の伸長を行って前
述した変動情報とフォーム情報の合成画像を記録するよ
うにすれば、小容量のメモリを用いることが出来るの
で、COM装置の小型化及び製造コストの面からも多くの
メリットが得られることが期待出来る。
この情報圧縮の方法として、通信技術分野で従来一般に
用いられているランレングス法、平面符合化法、変化点
アドレス符合化法、その他の方法があるが、いずれもそ
の方法が複雑であり、処理速度が遅いという欠点があ
る。特にCOM装置の場合には、一画素当り最大でも30ns
程度で処理する必要があるが、ランレングス法である
と、このような短い時間内で圧縮してかつこれを伸長す
るための時間的余裕が全くないという欠点がある。
用いられているランレングス法、平面符合化法、変化点
アドレス符合化法、その他の方法があるが、いずれもそ
の方法が複雑であり、処理速度が遅いという欠点があ
る。特にCOM装置の場合には、一画素当り最大でも30ns
程度で処理する必要があるが、ランレングス法である
と、このような短い時間内で圧縮してかつこれを伸長す
るための時間的余裕が全くないという欠点がある。
この発明の目的は、このような従来の圧縮方法の欠点に
鑑み、圧縮処理を簡単かつ迅速に行え、しかも、圧縮さ
れた情報の伸長を短時間でかつ簡単に行えるような形態
で圧縮するようにしたフォーム情報圧縮方法を提供する
ことを目的とする。
鑑み、圧縮処理を簡単かつ迅速に行え、しかも、圧縮さ
れた情報の伸長を短時間でかつ簡単に行えるような形態
で圧縮するようにしたフォーム情報圧縮方法を提供する
ことを目的とする。
（問題点を解決するための手段） この発明の目的の達成を図るため、この発明によれば、 各ラスタに対しラスタ走査順位でラスタアドレスを与
え、このラスタアドレスに対応するラスタのラスタ情報
パターンを複数ビットからなる複数個のユニットに区分
しそれぞれにユニットアドレスを与え、このラスタ中の
当ユニットと直前のユニットとでユニット情報パターン
を比較し、一致する場合には一致符合を及び不一致の場
合には不一致符合をユニットメモリに記録し、さらに、
不一致の場合には当ユニットのユニット情報パターンを
実パターンとして実パターンメモリに記憶する。
え、このラスタアドレスに対応するラスタのラスタ情報
パターンを複数ビットからなる複数個のユニットに区分
しそれぞれにユニットアドレスを与え、このラスタ中の
当ユニットと直前のユニットとでユニット情報パターン
を比較し、一致する場合には一致符合を及び不一致の場
合には不一致符合をユニットメモリに記録し、さらに、
不一致の場合には当ユニットのユニット情報パターンを
実パターンとして実パターンメモリに記憶する。
さらに、該ユニットメモリに記憶した一致・不一致符号
パターンにつき当ラスタを上位のラスタと順次比較しか
つこの実パターンメモリに記憶したユニット情報パター
ンにつき当ラスタを上位のラスタと順次比較し、この一
致・不一致符号パターン及びこのユニット情報パターン
が共に一致する場合には、当ラスタのラスタアドレスを
一致する上位のラスタのラスタアドレスに変更し、一致
しない場合には当ラスタのラスタアドレスをラスタアド
レスメモリに記憶することを特徴とする。
パターンにつき当ラスタを上位のラスタと順次比較しか
つこの実パターンメモリに記憶したユニット情報パター
ンにつき当ラスタを上位のラスタと順次比較し、この一
致・不一致符号パターン及びこのユニット情報パターン
が共に一致する場合には、当ラスタのラスタアドレスを
一致する上位のラスタのラスタアドレスに変更し、一致
しない場合には当ラスタのラスタアドレスをラスタアド
レスメモリに記憶することを特徴とする。
この発明の実施に当って、各ラスタの第一番目のユニッ
トに対応するユニットメモリには不一致符号を及び実パ
ターンメモリにはこのユニットのユニットパターンを常
に記憶するのが好適である。
トに対応するユニットメモリには不一致符号を及び実パ
ターンメモリにはこのユニットのユニットパターンを常
に記憶するのが好適である。
この発明の実施に当って、前述したラスタアドレスメモ
リ、ユニットメモリ及び実パターンメモリは伸長処理に
使用されるメモリとするのが好適である。
リ、ユニットメモリ及び実パターンメモリは伸長処理に
使用されるメモリとするのが好適である。
（作用） 第２図〜第４図を参照して、この発明の方法の作用を説
明する。先ず、上位のラスタからラスタアドレスＡ、
Ｂ、Ｃ、・・・Ｊ、・・・Ｚ・・・を付与する（第２
図）。
明する。先ず、上位のラスタからラスタアドレスＡ、
Ｂ、Ｃ、・・・Ｊ、・・・Ｚ・・・を付与する（第２
図）。
次に、このラスタアドレス順位にしたがって、あるラス
タ（ここではＡラスタ）のラスタ情報パターンをｎビッ
ト毎に区切って複数個のユニットに分け、これらの各ユ
ニットにユニットアドレスU1,U2,U3,U4,・・・を付与す
る（第３図（Ａ））。続いて、各ユニットとその直前の
ユニットとで、ユニット情報パターンの比較を行い、当
ユニットの情報パターンが直前のユニットの情報パター
ンと一致するときは、当ユニットの情報パターンを一致
符合Ｓに置換してから、又、一致しない場合には不一致
符合Ｎに置換してから、これらの結果をユニットメモリ
に記憶させる（第３図（Ｂ））。そして、不一致符合Ｎ
が付与されたユニット（この例では、ユニットアドレス
U1,U4,U5,・・・）のユニット情報パターンの実パター
ンのみを実パターンメモリに記憶する（第３図
（Ｃ））。この図においてa,b,c,d,…….zは実パターン
アドレスを示す。
タ（ここではＡラスタ）のラスタ情報パターンをｎビッ
ト毎に区切って複数個のユニットに分け、これらの各ユ
ニットにユニットアドレスU1,U2,U3,U4,・・・を付与す
る（第３図（Ａ））。続いて、各ユニットとその直前の
ユニットとで、ユニット情報パターンの比較を行い、当
ユニットの情報パターンが直前のユニットの情報パター
ンと一致するときは、当ユニットの情報パターンを一致
符合Ｓに置換してから、又、一致しない場合には不一致
符合Ｎに置換してから、これらの結果をユニットメモリ
に記憶させる（第３図（Ｂ））。そして、不一致符合Ｎ
が付与されたユニット（この例では、ユニットアドレス
U1,U4,U5,・・・）のユニット情報パターンの実パター
ンのみを実パターンメモリに記憶する（第３図
（Ｃ））。この図においてa,b,c,d,…….zは実パターン
アドレスを示す。
このようにすれば、同一ラスタ内でのユニット順位方向
の冗長の圧縮を行うことが出来る。
の冗長の圧縮を行うことが出来る。
次に、前述したＡラスタに施したと同様の手順をＡラス
タより一つ下位のＢラスタに施し、Ａラスタで得られた
圧縮情報（第３図（Ｂ）：ユニットメモリに記憶した一
致・不一致符号（以下、ユニットメモリの内容と記載）
及び第３図（Ｃ）：実パターンメモリに記憶したユニッ
ト情報パターン（以下、実パターンメモリの内容と記
載））に該当するＢラスタにおける圧縮情報を得る。次
に、Ａラスタのユニットメモリの内容とＢラスタのユニ
ットメモリの内容及びＡラスタの実パターンメモリの内
容とＢラスタの実パターンメモリの内容とを比較し、ユ
ニットメモリの内容においても実パターンメモリの内容
においてもＢラスタはＡラスタと一致する場合は、Ｂラ
スタのラスタアドレスＢをＡに変更してラスタアドレス
メモリに記憶する。又、ＡラスタとＢラスタのユニット
メモリの内容と実パターンメモリの内容が何れか一つで
も不一致の場合は、ＢラスタのラスタアドレスはＢのま
まラスタアドレスメモリに記憶する。
タより一つ下位のＢラスタに施し、Ａラスタで得られた
圧縮情報（第３図（Ｂ）：ユニットメモリに記憶した一
致・不一致符号（以下、ユニットメモリの内容と記載）
及び第３図（Ｃ）：実パターンメモリに記憶したユニッ
ト情報パターン（以下、実パターンメモリの内容と記
載））に該当するＢラスタにおける圧縮情報を得る。次
に、Ａラスタのユニットメモリの内容とＢラスタのユニ
ットメモリの内容及びＡラスタの実パターンメモリの内
容とＢラスタの実パターンメモリの内容とを比較し、ユ
ニットメモリの内容においても実パターンメモリの内容
においてもＢラスタはＡラスタと一致する場合は、Ｂラ
スタのラスタアドレスＢをＡに変更してラスタアドレス
メモリに記憶する。又、ＡラスタとＢラスタのユニット
メモリの内容と実パターンメモリの内容が何れか一つで
も不一致の場合は、ＢラスタのラスタアドレスはＢのま
まラスタアドレスメモリに記憶する。
以下、同様に、Ｃラスタにおける圧縮情報を得たら、先
ず一つ上位のＢラスタの圧縮情報と比較して一致の場合
はＣラスタのラスタアドレスをＢに変更してラスタアド
レスメモリに記憶し、その後、下位のＤラスタのラスタ
情報パターンの圧縮処理を開始する。
ず一つ上位のＢラスタの圧縮情報と比較して一致の場合
はＣラスタのラスタアドレスをＢに変更してラスタアド
レスメモリに記憶し、その後、下位のＤラスタのラスタ
情報パターンの圧縮処理を開始する。
又、Ｃラスタにおける圧縮情報を一つ上位のＢラスタの
圧縮情報と比較して不一致の場合は、更に上位のＡラス
タの圧縮情報とＣラスタの圧縮情報を比較して、これら
が一致の場合はＣラスタのラスタアドレスをＡに変更し
てラスタアドレスメモリに記憶する。又、これらが不一
致の場合は、Ｃラスタのラスタアドレスはそのままラス
タアドレスに記憶する。
圧縮情報と比較して不一致の場合は、更に上位のＡラス
タの圧縮情報とＣラスタの圧縮情報を比較して、これら
が一致の場合はＣラスタのラスタアドレスをＡに変更し
てラスタアドレスメモリに記憶する。又、これらが不一
致の場合は、Ｃラスタのラスタアドレスはそのままラス
タアドレスに記憶する。
同様に、Ｚラスタにおける圧縮情報を得たら順次上位
（Y,X,W,…及びＡ）のラスタの各圧縮情報と比較し、そ
の比較結果に従った、適切なラスタアドレスをラスタア
ドレスメモリに記憶する。
（Y,X,W,…及びＡ）のラスタの各圧縮情報と比較し、そ
の比較結果に従った、適切なラスタアドレスをラスタア
ドレスメモリに記憶する。
このようにすれば、第４図に一例を示すように、ラスタ
順位方向の冗長の圧縮を行うことが出来る。
順位方向の冗長の圧縮を行うことが出来る。
従って、ラスタアドレスを指定することにより、指定さ
れた当ラスタが上位のラスタのラスタ情報パターンと一
致するときはその一致するラスタアドレスを呼び出し又
一致しないときは当ラスタのアドレスをラスタアドレス
メモリから呼び出すことが出来る。
れた当ラスタが上位のラスタのラスタ情報パターンと一
致するときはその一致するラスタアドレスを呼び出し又
一致しないときは当ラスタのアドレスをラスタアドレス
メモリから呼び出すことが出来る。
このように、この発明の方法によれば、ユニット順位方
向及びラスタ順位方向冗長の圧縮を従来よりも簡単かつ
容易に行うことが出来る。
向及びラスタ順位方向冗長の圧縮を従来よりも簡単かつ
容易に行うことが出来る。
又、得られたラスタアドレスメモリ、ユニットアドレス
メモリ及び実パターンメモリを用いた情報の伸長は、ラ
スタアドレスを指定すると、ラスタアドレスメモリから
当該ラスタアドレス又はラスタ情報パターンが同一の上
位のラスタアドレスが呼び出され、次に、このラスタア
ドレスにより、ユニットメモリからはそのアドレスに対
応した圧縮されたユニット情報を持ったラスタが呼び出
され、このユニット情報の不一致符合Ｎに応じて実パタ
ーンメモリから実パターンを呼び出して出力させ、一致
符合Ｓの場合には、直前の実パターンをそのまま当ユニ
ットの実パターンとして出力させるようにして、行うこ
とが出来るので、従来よりも短時間で伸長処理を行うこ
とが出来る。
メモリ及び実パターンメモリを用いた情報の伸長は、ラ
スタアドレスを指定すると、ラスタアドレスメモリから
当該ラスタアドレス又はラスタ情報パターンが同一の上
位のラスタアドレスが呼び出され、次に、このラスタア
ドレスにより、ユニットメモリからはそのアドレスに対
応した圧縮されたユニット情報を持ったラスタが呼び出
され、このユニット情報の不一致符合Ｎに応じて実パタ
ーンメモリから実パターンを呼び出して出力させ、一致
符合Ｓの場合には、直前の実パターンをそのまま当ユニ
ットの実パターンとして出力させるようにして、行うこ
とが出来るので、従来よりも短時間で伸長処理を行うこ
とが出来る。
（実施例） 以下、図面を参照して、この発明の一実施例につき説明
する。
する。
第１図はこの発明の方法を説明するための動作フローチ
ャート、第５図はこの発明を実施するための装置の一例
を示す線図、第６図はこの発明の説明に供する線図、
又、第７図はこの発明により圧縮された情報の伸長を行
うための装置の一例を説明するための線図である。
ャート、第５図はこの発明を実施するための装置の一例
を示す線図、第６図はこの発明の説明に供する線図、
又、第７図はこの発明により圧縮された情報の伸長を行
うための装置の一例を説明するための線図である。
尚、上述の各図面は主な流れ及び手段を示したもので、
この記載例に限定されないことはいうまでもない。
この記載例に限定されないことはいうまでもない。
先ず、ステップ10によりこの方法を開始し、例えばラス
タ数が1980本でドット数が2596個で形成される一画面
（コマ）50（第２図に示す）の各ラスタ毎のフォーム情
報を、情報入力手段52例えば予め定められたプログラム
に従いキーボードを操作することにより入力する（ステ
ップ12）。
タ数が1980本でドット数が2596個で形成される一画面
（コマ）50（第２図に示す）の各ラスタ毎のフォーム情
報を、情報入力手段52例えば予め定められたプログラム
に従いキーボードを操作することにより入力する（ステ
ップ12）。
このようにして得られた1980本のラスタ情報にラスタア
ドレス付与手段56によって上位から下位に順次にラスタ
アドレスＡ、Ｂ、Ｃ、・・・Ｊ、・・・Ｚ・・・を付与
する（第２図及びステップ14）。
ドレス付与手段56によって上位から下位に順次にラスタ
アドレスＡ、Ｂ、Ｃ、・・・Ｊ、・・・Ｚ・・・を付与
する（第２図及びステップ14）。
次に、これらラスタの情報をラインメモリ58に一旦記憶
させる（ステップ16）。次に、このラインメモリ58中の
上位のラスタから一ラスタ読み出し手段60により一ラス
タ分のラスタ情報パターンを読み出し（ステップ20）、
次にユニットアドレス付与手段62によりこのラスタ情報
パターンをｎビット例えば16ビットずつに区分して複数
個のユニットに分け、それぞれのユニットに順次にユニ
ットアドレスU1,U2,U3,U4,・・・を付与する（ステップ
22）。そしてこのユニットアドレスに従いこのラスタ中
の上位のユニットから順次にユニット情報パターンを読
出して、ユニットパターン比較器70において、当ユニッ
トとその直前のユニットとで、ユニット情報パターンの
比較を行って、ユニット情報パターンの一致・不一致を
検出する（ステップ24）。ここで用いるユニットパター
ン比較器70はバッファメモリ等を有していることはもち
ろんである。
させる（ステップ16）。次に、このラインメモリ58中の
上位のラスタから一ラスタ読み出し手段60により一ラス
タ分のラスタ情報パターンを読み出し（ステップ20）、
次にユニットアドレス付与手段62によりこのラスタ情報
パターンをｎビット例えば16ビットずつに区分して複数
個のユニットに分け、それぞれのユニットに順次にユニ
ットアドレスU1,U2,U3,U4,・・・を付与する（ステップ
22）。そしてこのユニットアドレスに従いこのラスタ中
の上位のユニットから順次にユニット情報パターンを読
出して、ユニットパターン比較器70において、当ユニッ
トとその直前のユニットとで、ユニット情報パターンの
比較を行って、ユニット情報パターンの一致・不一致を
検出する（ステップ24）。ここで用いるユニットパター
ン比較器70はバッファメモリ等を有していることはもち
ろんである。
このユニット情報パターンの比較について一実施例によ
り説明する。
り説明する。
このユニットパターン比較器70に例えばＡラスタの各ユ
ニットの情報パターンが次々と送り込まれてくると、常
に、各ラスタの最初のすなわちユニットアドレスU1のユ
ニット情報パターンに対しては、この比較器70は、不一
致符合Ｎ、例えば「１」、を圧縮情報として付与し（最
初のユニットの前には比較対象ユニットは何も無いので
ユニットパターン比較器70が動作を実行しても当然不一
致符号しか付与されない、第３図（Ｂ））、これをユニ
ットメモリ76の対応するアドレス位置に記憶すると共
に、その実パターン例えば第３図（Ｃ）に示すような00
11100110000111を実パターンメモリ78に情報書き込手段
72を介して記憶する（ステップ26、28、30）。
ニットの情報パターンが次々と送り込まれてくると、常
に、各ラスタの最初のすなわちユニットアドレスU1のユ
ニット情報パターンに対しては、この比較器70は、不一
致符合Ｎ、例えば「１」、を圧縮情報として付与し（最
初のユニットの前には比較対象ユニットは何も無いので
ユニットパターン比較器70が動作を実行しても当然不一
致符号しか付与されない、第３図（Ｂ））、これをユニ
ットメモリ76の対応するアドレス位置に記憶すると共
に、その実パターン例えば第３図（Ｃ）に示すような00
11100110000111を実パターンメモリ78に情報書き込手段
72を介して記憶する（ステップ26、28、30）。
次に、ステップ32で「NO」の判定を得るとステップ34に
よりユニットが一つ進み、第二番目のアドレスU2のユニ
ット情報パターンと実パターンメモリ78に記憶されてい
るアドレスU1の情報パターンとがユニットパターン比較
器70で比較される。
よりユニットが一つ進み、第二番目のアドレスU2のユニ
ット情報パターンと実パターンメモリ78に記憶されてい
るアドレスU1の情報パターンとがユニットパターン比較
器70で比較される。
その結果、両パターンが一致する場合には、当ユニット
に一致符合Ｓ例えば「０」を圧縮情報として付与し（ス
テップ26,27）、不一致の場合には不一致符合「１」を
付与し（ステップ28）、これらの「０」又は「１」の情
報をユニットメモリ76の所定のアドレス位置に情報書き
込手段72を介して記憶すると共に、不一致の場合には当
ユニットの実パターンを実パターンメモリ78に情報書き
込手段72を介して記憶する（ステップ30）。
に一致符合Ｓ例えば「０」を圧縮情報として付与し（ス
テップ26,27）、不一致の場合には不一致符合「１」を
付与し（ステップ28）、これらの「０」又は「１」の情
報をユニットメモリ76の所定のアドレス位置に情報書き
込手段72を介して記憶すると共に、不一致の場合には当
ユニットの実パターンを実パターンメモリ78に情報書き
込手段72を介して記憶する（ステップ30）。
このように、順次に送り込まれた当ユニットとその直前
のユニットとで情報パターンの比較を行って、ユニット
メモリ76には一致又は不一致符合を、上位のユニットア
ドレスU1から下位のユニットアドレスU2,U3,・・・へと
その対応位置に記憶する。この符合「１」又は「０」が
付された状態を例えば第６図に示す。この実施例ではユ
ニットアドレスU1,U4,U5,・・・の情報パターンが不一
致の状態にあり、ユニットアドレスU2,U3はユニットア
ドレスU1と、ユニットアドレスU6,U7がユニットアドレ
スU5とそれぞれ情報パターンが一致していることを示し
ている。
のユニットとで情報パターンの比較を行って、ユニット
メモリ76には一致又は不一致符合を、上位のユニットア
ドレスU1から下位のユニットアドレスU2,U3,・・・へと
その対応位置に記憶する。この符合「１」又は「０」が
付された状態を例えば第６図に示す。この実施例ではユ
ニットアドレスU1,U4,U5,・・・の情報パターンが不一
致の状態にあり、ユニットアドレスU2,U3はユニットア
ドレスU1と、ユニットアドレスU6,U7がユニットアドレ
スU5とそれぞれ情報パターンが一致していることを示し
ている。
第３図（Ｃ）には不一致の場合の実パターンの一例を示
している。
している。
次に、ステップ32により一ラスタのユニット順位方向の
冗長の圧縮処理の終了が確認されると、そのラスタのラ
スタ情報パターンとそのラスタより上位のラスタのラス
タ情報パターンとをラスタパターン比較器74により比較
し（ステップ36）、ラスタ順位方向の冗長の圧縮処理が
開始される。
冗長の圧縮処理の終了が確認されると、そのラスタのラ
スタ情報パターンとそのラスタより上位のラスタのラス
タ情報パターンとをラスタパターン比較器74により比較
し（ステップ36）、ラスタ順位方向の冗長の圧縮処理が
開始される。
この処理につき一実施例により説明する。
実際には、このラスタ順位方向の冗長の圧縮処理は、ラ
スタのユニット順位方向の冗長の圧縮処理で得られた、
ユニットメモリの内容と実パターンメモリの内容とを用
いて行われる。
スタのユニット順位方向の冗長の圧縮処理で得られた、
ユニットメモリの内容と実パターンメモリの内容とを用
いて行われる。
先ず、一ラスタ読み出し手段56により例えば、ラスタア
ドレスＡに該当するＡラスタのラスタ情報パターンをラ
インメモリ58から読み出す。
ドレスＡに該当するＡラスタのラスタ情報パターンをラ
インメモリ58から読み出す。
次に、ステップ22からステップ32の一連の処理によりＡ
ラスタのラスタ情報パターンのユニット順位方向の冗長
の圧縮処理を行う。
ラスタのラスタ情報パターンのユニット順位方向の冗長
の圧縮処理を行う。
次に、ステップ32によりＡラスタのユニット順位方向の
冗長の距離処理の終了が確認されると、ラシタパターン
比較器74により、Ａラスタのラスタ情報パターンの順位
方向の圧縮情報（以下、Ａラスタの圧縮情報）であるユ
ニットメモリの内容及び実パターンメモリの内容とＡラ
スタより上位のラスタ毎のユニットメモリの内容及び実
パターンメモリの内容とをそれぞれ順次上位と比較する
（ステップ36）。
冗長の距離処理の終了が確認されると、ラシタパターン
比較器74により、Ａラスタのラスタ情報パターンの順位
方向の圧縮情報（以下、Ａラスタの圧縮情報）であるユ
ニットメモリの内容及び実パターンメモリの内容とＡラ
スタより上位のラスタ毎のユニットメモリの内容及び実
パターンメモリの内容とをそれぞれ順次上位と比較する
（ステップ36）。
そして、Ａラスタと、ユニットメモリの内容においても
実パターンメモリの内容においても、一致する上位のラ
スタが存在した場合に、ラスタアドレス変更手段80によ
り、Ａラスタのラスタアドレスをこの上位のラスタのラ
スタアドレスに変更してラスタアドレスメモリに記憶す
る（ステップ40）。又、ユニットメモリの内容において
も実パターンメモリの内容においても、Ａラスタと一致
するラスタが上位のラスタに存在しない場合は、Ａラス
タのラスタアドレスのままラスタアドレスメモリに記憶
する（ステップ42）。
実パターンメモリの内容においても、一致する上位のラ
スタが存在した場合に、ラスタアドレス変更手段80によ
り、Ａラスタのラスタアドレスをこの上位のラスタのラ
スタアドレスに変更してラスタアドレスメモリに記憶す
る（ステップ40）。又、ユニットメモリの内容において
も実パターンメモリの内容においても、Ａラスタと一致
するラスタが上位のラスタに存在しない場合は、Ａラス
タのラスタアドレスのままラスタアドレスメモリに記憶
する（ステップ42）。
この例においては、Ａラスタより上位のラスタは存在し
ないので、ラスタパターン比較器74で比較を実行すると
当然不一致の判定となり、Ａラスタのラスタアドレスは
そのままラスタアドレスメモリに記憶される。
ないので、ラスタパターン比較器74で比較を実行すると
当然不一致の判定となり、Ａラスタのラスタアドレスは
そのままラスタアドレスメモリに記憶される。
次に、Ａラスタより下位に、更にラスタ情報パターンが
在るか否かを確認する（ステップ44）。そして下位のラ
スタ情報パターンが在る場合（この例では、Ｂラスタ）
は、以下のラスタ情報パターンを圧縮する処理が行われ
る（ステップ46）。
在るか否かを確認する（ステップ44）。そして下位のラ
スタ情報パターンが在る場合（この例では、Ｂラスタ）
は、以下のラスタ情報パターンを圧縮する処理が行われ
る（ステップ46）。
次に、前述したＡラスタに施した同様の手順（ステップ
20からステップ32）をＡラスタより一つ下位のＢラスタ
に施し、Ａラスタの圧縮情報（ユニットメモリの内容及
び実パターンメモリの内容）に該当する、Ｂラスタにお
ける圧縮情報を得る。
20からステップ32）をＡラスタより一つ下位のＢラスタ
に施し、Ａラスタの圧縮情報（ユニットメモリの内容及
び実パターンメモリの内容）に該当する、Ｂラスタにお
ける圧縮情報を得る。
次に、ラスタパターン比較器74により、Ａラスタのユニ
ットメモリの内容とＢラスタのユニットメモリの内容及
びＡラスタの実パターンメモリの内容とＢラスタの実パ
ターンメモリの内容とを比較し（ステップ36）、ユニッ
トメモリの内容においても実パターンメモリの内容にお
いてもＢラスタはＡラスタと一致する場合は、ラスタア
ドレス変更手段80により、Ｂラスタのラスタアドレスを
ＢからＡに変更してラスタアドレスメモリに記憶する
（ステップ40）。
ットメモリの内容とＢラスタのユニットメモリの内容及
びＡラスタの実パターンメモリの内容とＢラスタの実パ
ターンメモリの内容とを比較し（ステップ36）、ユニッ
トメモリの内容においても実パターンメモリの内容にお
いてもＢラスタはＡラスタと一致する場合は、ラスタア
ドレス変更手段80により、Ｂラスタのラスタアドレスを
ＢからＡに変更してラスタアドレスメモリに記憶する
（ステップ40）。
又、ＡラスタとＢラスタのユニットメモリの内容と実パ
ターンメモリの内容が何れか一つでも不一致の場合は、
ＢラスタのラスタアドレスはＢのままラスタアドレスメ
モリに記憶する（ステップ42）。
ターンメモリの内容が何れか一つでも不一致の場合は、
ＢラスタのラスタアドレスはＢのままラスタアドレスメ
モリに記憶する（ステップ42）。
以下、同様に、Ｃラスタにおける圧縮情報を得たら、先
ず一つ上位のＢラスタの圧縮情報と比較して一致（ユニ
ットメモリの内容においても実パターンメモリの内容に
おいても一致ということ、以下一致とする。）の場合は
ＣラスタのラスタアドレスをＢに変更してラスタアドレ
スメモリに記憶し、その後、下位のＤラスタのラスタ情
報パターンの圧縮処理を開始する。
ず一つ上位のＢラスタの圧縮情報と比較して一致（ユニ
ットメモリの内容においても実パターンメモリの内容に
おいても一致ということ、以下一致とする。）の場合は
ＣラスタのラスタアドレスをＢに変更してラスタアドレ
スメモリに記憶し、その後、下位のＤラスタのラスタ情
報パターンの圧縮処理を開始する。
又、Ｃラスタにおける圧縮情報を一つ上位のＢラスタの
圧縮情報と比較して不一致の場合は、更に上位のＡラス
タの圧縮情報とＣラスタの圧縮情報とを比較して、これ
らが一致の場合はＣラスタのラスタアドレスをＡに変更
してラスタアドレスメモリに記憶する。又、これらが不
一致の場合は、Ｃラスタのラスタアドレスはそのままラ
スタアドレスに記憶する。
圧縮情報と比較して不一致の場合は、更に上位のＡラス
タの圧縮情報とＣラスタの圧縮情報とを比較して、これ
らが一致の場合はＣラスタのラスタアドレスをＡに変更
してラスタアドレスメモリに記憶する。又、これらが不
一致の場合は、Ｃラスタのラスタアドレスはそのままラ
スタアドレスに記憶する。
同様に、Ｚラスタにおける圧縮情報を得たら、順次上位
（Y,X,W,……及びＡ）のラスタの各圧縮情報と比較し、
適切なラスタアドレスをラスタアドレスメモリに記憶す
る。
（Y,X,W,……及びＡ）のラスタの各圧縮情報と比較し、
適切なラスタアドレスをラスタアドレスメモリに記憶す
る。
このようにすれば、第４図に一例を示すように、ラスタ
順位方向の冗長の圧縮を行うことが出来る。
順位方向の冗長の圧縮を行うことが出来る。
このようにして、ラインメモリ58に記憶された全てのラ
スタ情報のユニット順位方向の圧縮及びラスタ順位方向
の圧縮を前述したような処理で行うことで、ラスタ情報
の圧縮を完了する（ステップ44,48）。
スタ情報のユニット順位方向の圧縮及びラスタ順位方向
の圧縮を前述したような処理で行うことで、ラスタ情報
の圧縮を完了する（ステップ44,48）。
又、上述した各手段52、56、60、62、72、80は勿論のこ
とメモリ58、76、82及び比較器70、74その他の構成成分
を通常用いられている電子素子や部品を用いて容易に構
成することが出来る。
とメモリ58、76、82及び比較器70、74その他の構成成分
を通常用いられている電子素子や部品を用いて容易に構
成することが出来る。
次に、このようにして形成したラスタアドレスメモリ8
2、ユニットメモリ76及び実パターンメモリ78を用いて
圧縮されたフォームスライド情報を伸長する場合につき
第７図を参照して説明する。
2、ユニットメモリ76及び実パターンメモリ78を用いて
圧縮されたフォームスライド情報を伸長する場合につき
第７図を参照して説明する。
第７図はCOM装置でマイクロフイッシュのような記録媒
体に実際にフォーム情報を書込む際に用いる、情報伸長
を行う部分の回路構成を概略的に示す線図である。各メ
モリ82、76、78にはそれぞれの読出し信号をアクセスさ
せるための読出し手段84、86、88が設けられている。例
えば、コンピュータからの可変情報の読出しとタイミン
グを取りながら各ラスタのラスタアドレス入力を読出し
手段84に供給すると、この読出し手段84によって呼び出
しのかかった当ラスタのラスタアドレス又は変更されて
いるラスタアドレスがメモリ82から呼び出される。この
メモリ82から呼び出された新たなラスタアドレスを次の
読出し手段86に供給し、この読出し手段86からユニット
メモリ76にアクセスを行って当ラスタの上位から下位ま
での各ユニットの圧縮情報「１」、「０」をそのラスタ
アドレス及びユニットアドレスと対応付けて読出す。次
にこの読出された圧縮情報「１」、「０」を読出し手段
86に供給し、この読出し手段86から実パターンメモリ78
に対しアクセスを行って、圧縮情報「１」の場合にこれ
に対応するユニットの実パターンを読出して出力手段90
に送り、これによりこの実パターンの情報を出力させ
る。一方、圧縮情報「０」の場合にはこの信号を出力手
段86に送り当ユニットの直前のユニットの情報パターン
と同一のユニット情報パターンを出力させる。このよう
にして得られたこれら出力を用いてCOM装置を作動させ
ることによって、例えば罫線のようなフォーム情報と、
たとえば顧客項目、勘定項目、その他の可変情報とを合
成して記録を行うことが出来る。
体に実際にフォーム情報を書込む際に用いる、情報伸長
を行う部分の回路構成を概略的に示す線図である。各メ
モリ82、76、78にはそれぞれの読出し信号をアクセスさ
せるための読出し手段84、86、88が設けられている。例
えば、コンピュータからの可変情報の読出しとタイミン
グを取りながら各ラスタのラスタアドレス入力を読出し
手段84に供給すると、この読出し手段84によって呼び出
しのかかった当ラスタのラスタアドレス又は変更されて
いるラスタアドレスがメモリ82から呼び出される。この
メモリ82から呼び出された新たなラスタアドレスを次の
読出し手段86に供給し、この読出し手段86からユニット
メモリ76にアクセスを行って当ラスタの上位から下位ま
での各ユニットの圧縮情報「１」、「０」をそのラスタ
アドレス及びユニットアドレスと対応付けて読出す。次
にこの読出された圧縮情報「１」、「０」を読出し手段
86に供給し、この読出し手段86から実パターンメモリ78
に対しアクセスを行って、圧縮情報「１」の場合にこれ
に対応するユニットの実パターンを読出して出力手段90
に送り、これによりこの実パターンの情報を出力させ
る。一方、圧縮情報「０」の場合にはこの信号を出力手
段86に送り当ユニットの直前のユニットの情報パターン
と同一のユニット情報パターンを出力させる。このよう
にして得られたこれら出力を用いてCOM装置を作動させ
ることによって、例えば罫線のようなフォーム情報と、
たとえば顧客項目、勘定項目、その他の可変情報とを合
成して記録を行うことが出来る。
尚、この発明は、上述した実施例のみに限定されるもの
でなく、実施例で述べた各手段は、所望により磁気的、
電気的、機械的或は光学的手段に変更出来ることは云う
までもない。
でなく、実施例で述べた各手段は、所望により磁気的、
電気的、機械的或は光学的手段に変更出来ることは云う
までもない。
例えば、上述した実施例では、フォームのラスタ情報は
キーボードにより入力するものとして説明したが、フォ
ームスライドに記録したフォームスライドをレーザ等の
光ビームで読取り、各ラスタ毎ディジタルコードに変換
する方式としてもよい。
キーボードにより入力するものとして説明したが、フォ
ームスライドに記録したフォームスライドをレーザ等の
光ビームで読取り、各ラスタ毎ディジタルコードに変換
する方式としてもよい。
又、この発明が適用出来るのは、実施例としてあげたCO
M装置に限られるものでなく、罫線等が主体となる空白
情報の多い画像情報の圧縮を必要とするものには広く用
いられるものである。
M装置に限られるものでなく、罫線等が主体となる空白
情報の多い画像情報の圧縮を必要とするものには広く用
いられるものである。
（発明の効果） 上述した説明からも明らかなように、この発明のフォー
ム情報の圧縮方法によれば、先ずラスタのラスタ情報パ
ターンを複数ビットからなる複数個のユニットに区分し
て、これらのユニットのユニット情報パターンを比較し
てユニット順位方向の圧縮を行い、次にユニット順位方
向の圧縮で得られた圧縮情報（ユニットメモリの内容及
び実パターンメモリの内容）を基にして、ラスタ順位方
向の圧縮を行うので、従来の方法よりも圧縮を簡単かつ
正確にしかも圧縮率を高くすることが出来る。
ム情報の圧縮方法によれば、先ずラスタのラスタ情報パ
ターンを複数ビットからなる複数個のユニットに区分し
て、これらのユニットのユニット情報パターンを比較し
てユニット順位方向の圧縮を行い、次にユニット順位方
向の圧縮で得られた圧縮情報（ユニットメモリの内容及
び実パターンメモリの内容）を基にして、ラスタ順位方
向の圧縮を行うので、従来の方法よりも圧縮を簡単かつ
正確にしかも圧縮率を高くすることが出来る。
さらに、COM装置で処理するフォーム情報を圧縮してメ
モリに一旦記憶させておいて、実際の情報記録の際にこ
れらメモリからフォーム情報を読出すように構成するこ
とが出来るので、使用するメモリは小容量で済み、装置
の構成が簡単となり製造コストも安価となる。
モリに一旦記憶させておいて、実際の情報記録の際にこ
れらメモリからフォーム情報を読出すように構成するこ
とが出来るので、使用するメモリは小容量で済み、装置
の構成が簡単となり製造コストも安価となる。
このような圧縮情報を記憶させたメモリを用いるので、
フォーム情報の書込み処理の際における情報伸長処理が
従来の場合よりも簡単となり、しかも情報伸長にかかる
時間は従来の場合よりも著しく短縮出来、例えば、30ns
以内に一画素の情報を書込むことが出来る。
フォーム情報の書込み処理の際における情報伸長処理が
従来の場合よりも簡単となり、しかも情報伸長にかかる
時間は従来の場合よりも著しく短縮出来、例えば、30ns
以内に一画素の情報を書込むことが出来る。
【図面の簡単な説明】 第１図はこの発明のフォーム情報圧縮方法を説明するた
めの動作フローチャートを示す線図、 第２図、第３図（Ａ）〜（Ｃ）及び第４図はこの発明の
方法の説明に供する線図、 第５図はこの発明の方法を実施するための装置の一例を
示す線図、 第６図はこの発明の説明に供する線図、 第７図はこの発明の方法により圧縮された情報の伸長を
行うための装置の一例を説明するための線図である。 50……画面、52……情報入力手段 56……ラスタアドレス付与手段 58……ラインメモリ 60……一ラスタ読み出し手段 62……ユニットアドレス付与手段 70……ユニットパターン比較器 72……情報書込み手段 74……ラスタパターン比較器 76……ユニットメモリ、78……実パターンメモリ 80……ラスタアドレス変更手段 82……ラスタアドレスメモリ 84,86,88……読出し手段、90……出力手段。
めの動作フローチャートを示す線図、 第２図、第３図（Ａ）〜（Ｃ）及び第４図はこの発明の
方法の説明に供する線図、 第５図はこの発明の方法を実施するための装置の一例を
示す線図、 第６図はこの発明の説明に供する線図、 第７図はこの発明の方法により圧縮された情報の伸長を
行うための装置の一例を説明するための線図である。 50……画面、52……情報入力手段 56……ラスタアドレス付与手段 58……ラインメモリ 60……一ラスタ読み出し手段 62……ユニットアドレス付与手段 70……ユニットパターン比較器 72……情報書込み手段 74……ラスタパターン比較器 76……ユニットメモリ、78……実パターンメモリ 80……ラスタアドレス変更手段 82……ラスタアドレスメモリ 84,86,88……読出し手段、90……出力手段。
Claims (3)
- 【請求項１】フォーム情報を各ラスタ毎にメモリに記憶
させるフォーム情報圧縮方法において、 各ラスタに対しラスタ走査順位でラスタアドレスを与
え、 該ラスタアドレスに対応するラスタのラスタ情報パター
ンを複数ビットからなる複数個のユニットに区分しそれ
ぞれにユニットアドレスを与え、 該ラスタ中の当ユニットと直前のユニットとでユニット
情報パターンを比較し、一致する場合には一致符合を及
び不一致の場合には不一致符合をユニットメモリに記憶
し、さらに、不一致の場合には当ユニットのユニット情
報パターンを実パターンとして実パターンメモリに記憶
し、 さらに、該ユニットメモリに記憶した一致・不一致符号
パターンにつき当ラスタを上位のラスタと順次比較しか
つ該実パターンメモリに記憶したユニット情報パターン
につき当ラスタを上位のラスタと順次比較し、該一致・
不一致符号パターン及び該ユニット情報パターンが共に
一致する場合には、当ラスタのラスタアドレスを一致す
る上位のラスタのラスタアドレスに変更し、一致しない
場合には当ラスタのラスタアドレスをラスタアドレスメ
モリに記憶することを特徴とするフォーム情報圧縮方
法。 - 【請求項２】各ラスタの第一番目のユニットに対応する
ユニットメモリには不一致符号を及び実パターンメモリ
には該ユニットのユニットパターンを常に記憶すること
を特徴とする特許請求の範囲第１項記載のフォーム情報
圧縮方法。 - 【請求項３】前記ラスタアドレスメモリ、ユニットメモ
リ及び実パターンメモリは伸長処理に使用されるメモリ
とすることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載のフ
ォーム情報圧縮方法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60085235A JPH0693245B2 (ja) | 1985-04-20 | 1985-04-20 | フオ−ム情報圧縮方法 |
| US06/853,294 US4776028A (en) | 1985-04-20 | 1986-04-17 | Apparatus for and method of compressing form data |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60085235A JPH0693245B2 (ja) | 1985-04-20 | 1985-04-20 | フオ−ム情報圧縮方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61243570A JPS61243570A (ja) | 1986-10-29 |
| JPH0693245B2 true JPH0693245B2 (ja) | 1994-11-16 |
Family
ID=13852897
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60085235A Expired - Fee Related JPH0693245B2 (ja) | 1985-04-20 | 1985-04-20 | フオ−ム情報圧縮方法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4776028A (ja) |
| JP (1) | JPH0693245B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5060286A (en) * | 1989-01-19 | 1991-10-22 | Hewlett-Packard Company | Raster row and byte group graphics images data compression method |
| US5408542A (en) * | 1992-05-12 | 1995-04-18 | Apple Computer, Inc. | Method and apparatus for real-time lossless compression and decompression of image data |
| US6134018A (en) * | 1997-09-26 | 2000-10-17 | Electronics For Imaging, Inc. | Method and apparatus for creating personalized documents that include variable data |
| US7142326B2 (en) * | 2001-05-16 | 2006-11-28 | Xerox Corporation | Method and apparatus for variable data document printing |
| US20030062217A1 (en) * | 2001-09-28 | 2003-04-03 | Ping Sheng | Acoustic attenuation materials |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3347981A (en) * | 1964-03-18 | 1967-10-17 | Polaroid Corp | Method for transmitting digital data in connection with document reproduction system |
| BE758268A (fr) * | 1969-11-04 | 1971-04-01 | Ibm | Procede et systeme de codage comprime de quantites sous forme digitale |
| US4193092A (en) * | 1978-06-21 | 1980-03-11 | Xerox Corporation | Image interpolation system |
| JPS5666971A (en) * | 1979-11-05 | 1981-06-05 | Dainippon Screen Mfg Co Ltd | Picture data compressing method |
| US4580134A (en) * | 1982-11-16 | 1986-04-01 | Real Time Design, Inc. | Color video system using data compression and decompression |
| NL8301264A (nl) * | 1983-04-11 | 1984-11-01 | Philips Nv | Inrichting voor het regelsgewijs comprimeren van binaire data van een beeldveld- en aftastinrichting voor een document voorzien voor zulk comprimeren. |
-
1985
- 1985-04-20 JP JP60085235A patent/JPH0693245B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1986
- 1986-04-17 US US06/853,294 patent/US4776028A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61243570A (ja) | 1986-10-29 |
| US4776028A (en) | 1988-10-04 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |