JPH069287Y2 - 前照灯取付高さ測定装置 - Google Patents

前照灯取付高さ測定装置

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JPH069287Y2
JPH069287Y2 JP1987181195U JP18119587U JPH069287Y2 JP H069287 Y2 JPH069287 Y2 JP H069287Y2 JP 1987181195 U JP1987181195 U JP 1987181195U JP 18119587 U JP18119587 U JP 18119587U JP H069287 Y2 JPH069287 Y2 JP H069287Y2
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optical axis
headlight
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公浩 皆川
美明 小林
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安全自動車株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、前照灯主光軸の下向き振れ変位量を測定する
前照灯取付高さ測定装置に関する。
「従来技術及びその問題点」 自動車の前照灯の性能を定める検査基準によれば、「前
照灯の主光軸の下向きの振れが前方10mにおいて前照灯
の取付高さの1/5以内である」と規定しており、前照灯
の取付高さを基準位置として主光軸の下向きの振れ量を
規制しているが、民間の車検場等で前照灯の取付高さを
精度よく測定するのは中々困難である。
従って車検場等での車検のおり、「指定整備記録簿」の
「前照灯取付高さ」の記入にさいしては、コンベックス
ルールで測って記入している。
又、前照灯試験機でも「高度測定部」という名称で機能
として備えるようになっている。
しかし、従来のテスタでは受光部の高さしか測れない
(スケールを目視で読む)ので、テスタを使って測ろう
とすると前照灯の光軸を上下零の角度に一旦調整しなく
てはならず手間がかかる。
この為被測定車を定盤上に戴置させて前照灯の取付高さ
を実測したり、又定盤上に戴置した被測定車の車高を測
定し、該車高より設計値に基づいて前記取付高さを制御
回路にて算出していたが前者の方法では、測定作業が煩
雑し且つ精度よい測定も困難であり、又後者においても
設計値に基づく間接測定である為に、精度上尚問題があ
る。
本考案はかかる従来技術の欠点に鑑み、精度よく且つ容
易に前記前照灯の取付高さを測定し、該測定した基準値
に基づいて前照灯主光軸の下向き振れ変位量を測定可能
にした前照灯取付高さ測定装置を提供する事を目的とす
る。
「問題点を解決しようとする手段」 本考案はかかる技術的課題を達成する為に、前照灯Aが
照射される受光体1を垂直方向に昇降させながら、受光
体1前面側の前照灯A受光位置S上で前照灯Aの主光軸
Rを受光体1内の基準水平線C上に交差可能に構成され
た前照灯取付高さ測定装置において、 前記前照灯の主光軸を受光体の基準水平線上との交差
位置を検出する一対の光電池11、14を設けた点、 前記一対の光電池よりの光電変換量差に基づいて交差
した時点における基準水平線と、自動車設置面FL間の
高さ位置を検出する位置検出手段2を設けた点、 受光位置後方の所定距離隔てた位置の受光体内に配設
した前照灯光軸検出手段16を設けた点、 前記光軸検出手段を基準水平線から離れる方向に移動
可能に構成し、該光軸検出手段により検知した前照灯光
軸と基準水平線間の高さ偏位を計測する高さ偏位計測手
段3、30を設けた点、 前記前照灯検出手段を同一平面上における左右上下の夫
々対称位置に配設した4個の光電池素子16a…により
構成した点、 一方前記一対の光電池を光軸の上下両側の対称位置に
配した一対の光電池11、14により構成した点 を必須構成要件とする。
尚、前記光軸検出手段16を基準水平線C−Cから離れ
る方向に移動可能に構成するとは、具体的には例えば後
記第1図に示すように受光体1内の所定位置に配設した
光軸検出手段16を高さ偏位検出手段3とともに若しく
は単独で垂直方向に移動可能に構成するか、若しくは第
2図に示すように、受光体1を基準水平線C−Cから離
れる方向に角度変向可能に構成し、結果として前記光軸
支検出手段16が基準水平線C−Cから離れる方向に移
動可能に構成してもよい。
「作用」 かかる技術手段によれば、例えば第1図に示すように前
照灯Aより受光体1の受光位置Sまでの距離L、受光位
置Sより高さ偏位計測位置(受光位置S後方の所定距離
隔てた位置)までの距離lは既知な為に、光軸と基準水
平線C間の高さ偏位χ、受光体1を垂直方向に昇降させ
ながら、前照灯Aの主光軸Rを基準水平線Cが交差した
際における該基準水平線Cの自動車設置面FLまでの高さ
位置hを計測する事により、第1式に示すように、自動
車設置面FLより前照灯A取付位置までの高さHを精度よ
く測定する事が出来る。
H=h+L(χ/l)……1′) H=h+kχ……1) ∴k:L/l(定数) これにより (h/H)×(10m/L) が規制値(1/5)に入っているか否かを極めて精度よく測
定出来る。
又本考案は既存の自動車照射配光測定装置を利用して容
易に実現出来る為に、これにより自動車の照射配光を総
合的に且つ正確に測定出来、実用的に極めて好ましい。
「実施例」 以下、図面を参照して本考案の好適な実施例を例示的に
詳しく説明する。ただしこの実施例に記載されている構
成部品の寸法、材質、形状、その相対位置などは特に特
定的な記載がない限りは、この考案の範囲をそれのみに
限定する趣旨ではなく、単なる説明例に過ぎない 第1図は本考案の実施例に係る前照灯取付高さ測定装置
で、レール4に沿って車両幅方向に走行自在に設置され
たベース5と、該ベース5上に垂直に立設する一対の垂
直軸6と、該垂直軸6に沿って垂直方向にのみ移動可能
に構成された受光体1と、前記受光体1の上端部に取付
けられ、該受光体1を昇降させる駆動体7とから構成さ
れる。
駆動体7は、ベルト又はチェーン8を介して受光体1を
昇降させるモータ9その他の駆動機構と、該モータ9の
回転変位量に基づいて受光体1内の基準水平線Cと自動
車設置面FL間(定盤面)の高さ位置を検出する高さ検出
器2が内臓されている。
受光体1は前照灯Aと対面する前面側に、基準水平線C
と光軸とを合致させて主光軸R捕捉用集束レンズ11を、
又その上下両側の対称位置に一対の正対用レンズ12,13
を夫々配置するとともに、前記正対用レンズ12,13の後
方位置に夫々正対用光電池14,15を配し、又前記集束レ
ンズ11に入射される主光軸R光路上の後方の所定距離l
隔てた位置に光軸用光電池体16と該電池体16の光電流差
に応じて垂直方向に移動可能な主光軸位置検出器3を配
置する。
次にかかる受光体1の回転機構を第3図、第4図(a),
(b)に基づいて説明する。
正対用レンズ12,13の後方位置に配設されている一対の
正対用光電池14,15は第4図(a)に示す如く増幅器17a
を介して光電流差計18aに接続されており、前記両光電
池14,15の光量差に応じて出力される光電流差計18aより
の差電流に基づいて前記受光体1昇降用のモータ9が正
逆回転し、前記光量差が0になった時点、言い換えれば
前記集束レンズ11の光軸と対応する基準水平線Cと前照
灯Aの主光軸Rが交差した時点でモータ9の回転が停止
する。
従って該モータ9の回転が停止した時点におけるモータ
9の回転変位量を測定する事により基準水平線Cと自動
車設置面FL間の高さ位置hを検出出来る。
又光軸用光電池体16は第3図に示す如く、左右上下の夫
々対称位置に配設されている4個の光電池素子16a〜d
から構成され、そして第4図(b)に示す如く上下一対の
光電池素子16a,16bは増幅器17bを介して光電流差計18b
に接続されており、前記両光電池素子16a,16bの光量差
に応じて出力される光電流差計18bよりの差電流に基づ
いて前記主光軸位置検出器3移動用のモータ19が正逆回
転し、前記光量差が0になった時点、言い換えれば前記
集束レンズ11の光軸と対応する基準水平線Cと前照灯A
の主光軸Rが交差した時点でモータ19の回転が停止し、
該停止した時点における位置検出器2の移動変位を計測
する事により主光軸Rと基準水平線C間の高さ偏位χを
検出出来る。
尚、左右一対の光電池素子16c,16dも同様に増幅器を介
して光電流差計18abcに接続されており、前記両光電池
素子16c,16dの光量差に応じて出力される光電流差計18c
よりの差電流に基づいて、例えばベース5内に配置され
た装置移動用の駆動モータ27を駆動させ、レール4上に
沿って本装置を平行移動させながら水平方向における集
束レンズ11の光軸と主光軸Rとを合致させる事が出来
る。
次に本実施例の動作説明を行う。
前照灯Aと受光体1前面間の距離Lを例えば3mに設定
した状態で、前照灯Aに対面する如く本装置をレール4
上に沿って移動配置した後、一対の正対用光電池14,15
の光量差に基づいて受光対1を昇降させ、基準水平線C
と自動車設置面FL間の高さ位置hを検出する。
次に光軸用光電池体16の左右一対の光電池素子16c,16d
の光量差に応じて、本装置をレール4上に沿って平行移
動させながら水平方向における集束レンズ11の光軸と主
光軸Rとを合致させる。
更に上下一対の光電池素子16a,16bの光量差に基づいて
位置検出器3を移動させ、光軸と基準水平線C間の高さ
偏位χを検出する。
これにより前述した本考案の作用が円滑に達成される。
第2図は受光体1を角度変位可能に構成した他の実施例
で前記実施例との差異を中心に説明するにベース5上に
垂直に立設する垂直柱21には、基台22と該基台22後方位
置に設けた支軸23を中心として垂直断面方向に起伏可能
に構成された受光体1が、垂直方向にのみ移動可能に嵌
合されている。
受光体1は前照灯Aと対面する前面側に、フレンネルレ
ンズ24からなる集束レンズを、又その後方位置にハーフ
ミラー25を配するとともに、該ハーフミラー25後方の主
光軸R光路上の、受光位置Sより所定距離l隔てた位置
に第3図に示すように4個の光電素子16a〜dからなる
光軸用光電池体16を、更にハーフミラー25と対面する受
光体1前面上方位置に、一対の正対用光電池14,15を夫
々配し、更に前記受光体1下方前面側に、光軸位置検出
器30を配する。
かかる実施例によれば、前照灯Aに対面する如く本装置
をレール4上に沿って移動配置した後、フレンネルレン
ズ24を介して受光体1内に導かれた照射光をハーフミラ
ー25を介して一対の正対用光電池14,15に導き、該両光
電池14,15の光量差に応じて出力される光電流差計18aよ
りの差電流に基づいて前記受光体1昇降用のモータ9を
正逆回転し、前記光量差が0になった時点、言い変えれ
ば前記フレン机レンズ24の光軸と対応する基準水平線C
と前照灯Aの主光軸Rが交差した時点でモータ9の回転
が停止される。(以下第1の動作という) 次に光軸用光電池体16の左右一対の光電池素子16c,16d
に基づいて、例えばベース5内に配置された装置移動用
の図示しない駆動モータを駆動させ、レール4上に沿っ
て本装置を平行移動させながら水平方向におけるフレン
机レンズ24の光軸と主光軸Rとを合致させる。
そして次に上下一対の光電池素子16a,16bの光量差に応
じて出力される光電流差計18bよりの差電流に基づい
て、基台22上に取付けたモータ29を正逆回転させ、該モ
ータ29先端に取付けたカム28により受光体1を所定角度
起伏させ、前記光量差が0になった時点で停止させる。
(以下第2の動作という) 尚、第2の動作を行うと基準水平線Cと前照灯Aの主光
軸Rの交差位置がずれる為に、前記第1の動作と第2の
動作を、正対用光電池14,15の光量差と上下一対の光電
池素子16a,16bの光量差が夫々一致するまで繰り返し、
一致した時点における高さ位置検出器2と光軸位置検出
器2の移動変位を計測する事により、基準水平線Cと自
動車設置面FL間の高さ位置hと、光軸と基準水平線C間
の高さ偏位χを検出する。
これにより前述した本考案の作用が円滑に達成される。
「考案の効果」 本考案はかかる従来技術の欠点に鑑み、精度よく且つ容
易に前記前照灯の取付高さを測定し、該測定した基準値
に基づいて前照灯主光軸R下向き振れ変位量を測定可能
にした装置を提供する事をが出来、前照灯主光軸の下向
き振れ変位量の合否判定を極めて精度よく行う事が出来
る。。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の実施例に係る前照灯取付高
さ測定装置を示す概略図、第3図は主光軸検出用の光電
池体の形状を示す概略図、第4図(a)(b)は前記光
電池体や正対用光電池を含む受光体の駆動制御を示す回
路図である。 A:前照灯、R:主光軸、1:受光体、C:基準水平
線、FL:自動車設置面、2:高さ位置hを検出する位置
検出手段、3,30:主光軸と基準水平線間の高さ偏位χを
計測する手段

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前照灯が照射される受光体を垂直方向に昇
    降させながら、受光体前面側の前照灯受光位置上で、前
    照灯の主光軸を受光体内の基準水平線上に交差可能に構
    成した前照灯取付高さ測定装置において、 前記前照灯の主光軸を受光体の基準水平線上との交差位
    置を検出する一対の光電池よりの光電変換量差に基づい
    て交差した時点における基準水平線と、自動車設置面間
    の高さ位置を検出する位置検出手段と、 受光位置後方の所定距離隔てた位置の受光体内に配設し
    た前照灯光軸検出手段と、 前記光軸検出手段を基準水平線から離れる方向に移動可
    能に構成し、該光軸検出手段により検知した前照灯光軸
    と基準水平線間の高さ偏位を計測する高さ偏位計測手段
    とを設け、 前記前照灯検出手段を同一平面上における左右上下の夫
    々対称位置に配設した4個の光電池素子により構成し、 一方前記一対の光電池を光軸の上下両側の対称位置に配
    した一対の光電池により構成した事を特徴とする前照灯
    取付高さ測定装置
JP1987181195U 1987-11-30 1987-11-30 前照灯取付高さ測定装置 Expired - Lifetime JPH069287Y2 (ja)

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JPH0185610U JPH0185610U (ja) 1989-06-07
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5674630A (en) * 1979-11-24 1981-06-20 Banzai:Kk Optical axis measuring device
JPS6126813A (ja) * 1984-07-17 1986-02-06 Toto Denki Kogyo Kk ずれ測定装置とずれおよび距離の測定装置

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