JPH0692770A - 非毒性ホットガスを生成する組成物及び自動車の乗客を保護するための装置へのその使用 - Google Patents
非毒性ホットガスを生成する組成物及び自動車の乗客を保護するための装置へのその使用Info
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- JPH0692770A JPH0692770A JP5135757A JP13575793A JPH0692770A JP H0692770 A JPH0692770 A JP H0692770A JP 5135757 A JP5135757 A JP 5135757A JP 13575793 A JP13575793 A JP 13575793A JP H0692770 A JPH0692770 A JP H0692770A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 非毒性ホットガスを生成する組成物に関す
る。 【構成】 アジド基を発生する有機結合剤、活性可塑剤
及び酸化充填剤を特に含んで成る、非毒性ホットガスを
生成する組成物に関し、ここで前記結合剤がヒドロキシ
ル基を含むポリグリシジルアジドと少なくとも1種のポ
リイソシアネートとの反応生成物から成り、そして前記
酸化充填剤の少なくとも85重量%が硝酸アンモニウム
から成ることを特徴とする。
る。 【構成】 アジド基を発生する有機結合剤、活性可塑剤
及び酸化充填剤を特に含んで成る、非毒性ホットガスを
生成する組成物に関し、ここで前記結合剤がヒドロキシ
ル基を含むポリグリシジルアジドと少なくとも1種のポ
リイソシアネートとの反応生成物から成り、そして前記
酸化充填剤の少なくとも85重量%が硝酸アンモニウム
から成ることを特徴とする。
Description
【0001】本発明は、自動車の安全性の分野に関す
る。より特定には、本発明は、組成物の燃焼に起因する
ガスにより膨張されるバッグによる自動車の乗客の衝突
における保護に関する。本発明は、無機酸化剤、及びポ
リグリシジルアジドに基づく結合剤から主に成る非毒性
ホットガスを生成する組成物に関する。
る。より特定には、本発明は、組成物の燃焼に起因する
ガスにより膨張されるバッグによる自動車の乗客の衝突
における保護に関する。本発明は、無機酸化剤、及びポ
リグリシジルアジドに基づく結合剤から主に成る非毒性
ホットガスを生成する組成物に関する。
【0002】組成物の燃焼に起因するガスにより膨張さ
れるバッグにより衝突における衝撃に対して乗客を保護
することにより自動車の乗客の安全性を確保する試みが
知られている。前記バッグを膨張するガスは、次の多く
の必要条件を満たすべきである: −それらは毒性の点でひじょうに厳重な基準を満たすべ
きであり、 −それらは数十のミリ秒の程度のひじょうに短い時間で
生成されるべきであり、 −それらはバッグ内でホットスポットを形成できる固体
粒子を含むべきでない。
れるバッグにより衝突における衝撃に対して乗客を保護
することにより自動車の乗客の安全性を確保する試みが
知られている。前記バッグを膨張するガスは、次の多く
の必要条件を満たすべきである: −それらは毒性の点でひじょうに厳重な基準を満たすべ
きであり、 −それらは数十のミリ秒の程度のひじょうに短い時間で
生成されるべきであり、 −それらはバッグ内でホットスポットを形成できる固体
粒子を含むべきでない。
【0003】火災危険性に対して明らかに安全な理由の
ためには、燃焼により主に窒素を生成する組成物が好ま
しい。これらの組成物は、アルカリ金属又はアルカリ土
類金属のアジド及び酸化剤から一般に成る。そのような
組成物は、たとえばアメリカ特許第3,741,585
号、第4,203,787号及び第4,547,235
号に記載されている。それらの組成物は、燃焼チャンバ
ーを出る温度が600℃〜800℃であるが、しかしガ
スがバッグに入る前、濾過されるべきである固体残留物
を含むいわゆる“常温”ガスを生成する。そのような組
成物は、1又は複数の濾過及び冷却チャンバーを含んで
成る複雑な発生器の使用を必要とする。さらに、それら
の組成物は良くも悪くもない機械的挙動を有する。この
最後の欠点を克服するためには、従って、たとえばアメ
リカ特許第4,976,795号に記載されるように、
ポリイソシアネートとグリシジルポリアジドとの反応生
成物から成る結合剤をそれらの組成物に使用することが
提案されている。このタイプの組成物は良好な機械的挙
動を有するが、しかし、それにもかかわらず、濾過チャ
ンバーを有する発生器を必要とする。
ためには、燃焼により主に窒素を生成する組成物が好ま
しい。これらの組成物は、アルカリ金属又はアルカリ土
類金属のアジド及び酸化剤から一般に成る。そのような
組成物は、たとえばアメリカ特許第3,741,585
号、第4,203,787号及び第4,547,235
号に記載されている。それらの組成物は、燃焼チャンバ
ーを出る温度が600℃〜800℃であるが、しかしガ
スがバッグに入る前、濾過されるべきである固体残留物
を含むいわゆる“常温”ガスを生成する。そのような組
成物は、1又は複数の濾過及び冷却チャンバーを含んで
成る複雑な発生器の使用を必要とする。さらに、それら
の組成物は良くも悪くもない機械的挙動を有する。この
最後の欠点を克服するためには、従って、たとえばアメ
リカ特許第4,976,795号に記載されるように、
ポリイソシアネートとグリシジルポリアジドとの反応生
成物から成る結合剤をそれらの組成物に使用することが
提案されている。このタイプの組成物は良好な機械的挙
動を有するが、しかし、それにもかかわらず、濾過チャ
ンバーを有する発生器を必要とする。
【0004】もう1つのタイプの装置は、最近開発され
ており、それによれば、保護バッグが前記溶液において
よりも高い温度で存在する少量のホットガスにより膨張
される。この少量のホットガスは、最少量の材料に代わ
って、バッグの急速な膨張を確保するのに十分であり、
ここで前記材料の冷却は、バッグが膨張されるにつれて
圧力の急速な低下により確保される。このタイプの溶液
は、たとえば特許出願PCT WO90/05651又
は特許出願FR第2,652,322号に言及されるよ
うに、安全ベルトの他に作動する少容量のバッグを使用
する保護装置において特に好都合である。このタイプの
溶液で使用される組成物は、ほとんどの場合、ニトロセ
ルロースに基づかれる、場合によってはニトログリセリ
ンにより可塑化された組成物であり、そして前記組成物
はいづれの固体残留物も生成しない利点及びいづれの濾
過チャンバーも伴わないで点火器及び燃焼チャンバーか
ら実質的に成るひじょうに単純な発生器の使用を可能に
する利点を有する。それにもかかわらず、ニトロセルロ
ースに基づくそれらの組成物は他の欠点を有する。それ
らの組成物の燃焼からのガスは比較的高い毒性生成物の
含有物、特に一酸化炭素を有し、そしてこれは、多くの
自動車製造業者がそれらの組成物に依存する保護装置の
使用を扱いにくくすることを意味する。さらに、それら
の組成物の燃焼速度は、燃焼チャンバーを占める圧力に
ひじょうに依存性であり、圧力の関数としてのそのよう
な組成物の燃焼速度を表わす曲線は操作範囲において
“平坦域”を有さない。これは主な欠点である。なぜな
らば、WO 90/05651及びFR2,652,3
22特許に記載されるタイプの保護装置において、バッ
グが不意に膨張される瞬間で、圧力の不意の低下がそれ
に直接的に連結される燃焼チャンバーに生じるからであ
る。ニトロセルロース基材の組成物に関しては、この圧
力の低下は、それが組成物の純粋且つ単純な消滅をもた
らさない場合、本質的にすでに所望しないそれらの燃焼
速度の少なくとも適切な低下を引き起こす。最後に、こ
のタイプの組成物は、ニトロ化合物の安定性が時間と共
に劣化する限り、エージングの問題を提供する。現在、
自動車に設置されている保護装置は、多くの年月の間、
操作の完全な信頼性を維持することができるべきであ
る。
ており、それによれば、保護バッグが前記溶液において
よりも高い温度で存在する少量のホットガスにより膨張
される。この少量のホットガスは、最少量の材料に代わ
って、バッグの急速な膨張を確保するのに十分であり、
ここで前記材料の冷却は、バッグが膨張されるにつれて
圧力の急速な低下により確保される。このタイプの溶液
は、たとえば特許出願PCT WO90/05651又
は特許出願FR第2,652,322号に言及されるよ
うに、安全ベルトの他に作動する少容量のバッグを使用
する保護装置において特に好都合である。このタイプの
溶液で使用される組成物は、ほとんどの場合、ニトロセ
ルロースに基づかれる、場合によってはニトログリセリ
ンにより可塑化された組成物であり、そして前記組成物
はいづれの固体残留物も生成しない利点及びいづれの濾
過チャンバーも伴わないで点火器及び燃焼チャンバーか
ら実質的に成るひじょうに単純な発生器の使用を可能に
する利点を有する。それにもかかわらず、ニトロセルロ
ースに基づくそれらの組成物は他の欠点を有する。それ
らの組成物の燃焼からのガスは比較的高い毒性生成物の
含有物、特に一酸化炭素を有し、そしてこれは、多くの
自動車製造業者がそれらの組成物に依存する保護装置の
使用を扱いにくくすることを意味する。さらに、それら
の組成物の燃焼速度は、燃焼チャンバーを占める圧力に
ひじょうに依存性であり、圧力の関数としてのそのよう
な組成物の燃焼速度を表わす曲線は操作範囲において
“平坦域”を有さない。これは主な欠点である。なぜな
らば、WO 90/05651及びFR2,652,3
22特許に記載されるタイプの保護装置において、バッ
グが不意に膨張される瞬間で、圧力の不意の低下がそれ
に直接的に連結される燃焼チャンバーに生じるからであ
る。ニトロセルロース基材の組成物に関しては、この圧
力の低下は、それが組成物の純粋且つ単純な消滅をもた
らさない場合、本質的にすでに所望しないそれらの燃焼
速度の少なくとも適切な低下を引き起こす。最後に、こ
のタイプの組成物は、ニトロ化合物の安定性が時間と共
に劣化する限り、エージングの問題を提供する。現在、
自動車に設置されている保護装置は、多くの年月の間、
操作の完全な信頼性を維持することができるべきであ
る。
【0005】ロケット推進の分野において知られており
且つ使用されている、完全に燃焼できる酸化剤及び有機
結合剤を実質的に含んで成る複合組成物は、エージング
に対する良好な耐性及び圧力に比較的に依存しない燃焼
速度を有する。不運なことには、現在知られているこの
タイプの組成物は、それらの燃焼ガスの毒性又は後での
熱い固体残留物の存在のために、上記の自動車安全装置
には使用され得ない。
且つ使用されている、完全に燃焼できる酸化剤及び有機
結合剤を実質的に含んで成る複合組成物は、エージング
に対する良好な耐性及び圧力に比較的に依存しない燃焼
速度を有する。不運なことには、現在知られているこの
タイプの組成物は、それらの燃焼ガスの毒性又は後での
熱い固体残留物の存在のために、上記の自動車安全装置
には使用され得ない。
【0006】従って、アメリカ特許第5,074,93
8号は、グリコールポリアジペートタイプの結合剤、こ
の結合剤のための活性可塑剤、硝酸アンモニウム及び硼
素粒子から主に構成される自動推進のための推進剤を記
載する。そのような組成物は、低圧力成分を示す圧力の
関数としての燃焼速度の曲線を伴って“平坦域”を実際
示すが、しかし生成されるガスは、結合剤の性質によ
り、一酸化炭素に富み、そしてさらに、固体硼素粒子を
含む。そのようなガスは、濾過装置を伴わないで、自動
車のための安全クッションを膨張するためには使用され
得ない。
8号は、グリコールポリアジペートタイプの結合剤、こ
の結合剤のための活性可塑剤、硝酸アンモニウム及び硼
素粒子から主に構成される自動推進のための推進剤を記
載する。そのような組成物は、低圧力成分を示す圧力の
関数としての燃焼速度の曲線を伴って“平坦域”を実際
示すが、しかし生成されるガスは、結合剤の性質によ
り、一酸化炭素に富み、そしてさらに、固体硼素粒子を
含む。そのようなガスは、濾過装置を伴わないで、自動
車のための安全クッションを膨張するためには使用され
得ない。
【0007】アメリカ特許第4,938,813号は、
ポリグリシジルアジドに基づく結合剤及びRDX又はH
MXのようなニトラミンである酸化充填剤から主に構成
されるそのようなもう1つタイプの組成物を例示する。
このタイプの組成物は、圧力に比較的、依存しない燃焼
速度を伴って、“平坦域”効果を示すが、しかしニトラ
ミンの存在は、自動車安全性の場合に要求される基準に
適合しない燃焼ガスの高い毒性をもたらす。さらに、そ
れらの組成物は時々、固体残留物を生ぜしめる添加剤と
しての鉛塩を含む。
ポリグリシジルアジドに基づく結合剤及びRDX又はH
MXのようなニトラミンである酸化充填剤から主に構成
されるそのようなもう1つタイプの組成物を例示する。
このタイプの組成物は、圧力に比較的、依存しない燃焼
速度を伴って、“平坦域”効果を示すが、しかしニトラ
ミンの存在は、自動車安全性の場合に要求される基準に
適合しない燃焼ガスの高い毒性をもたらす。さらに、そ
れらの組成物は時々、固体残留物を生ぜしめる添加剤と
しての鉛塩を含む。
【0008】もう1つのタイプの組成物は、日本特許出
願第62265192号及び第63248791号に示
される。それらの組成物は、ポリグリシジルアジド及び
ポリエポキシドのポリマーに基づく結合剤及び硝酸アン
モニウム又は過塩素酸アンモニウムのいづれかである無
機充填剤から主に構成される。それらの組成物は、いづ
れの著しい平坦域効果を示さず、そしてさらに、結合剤
におけるポリエポキシド単位の圧力が高い含有量の毒性
生成物、特に一酸化炭素をその燃焼ガスにもたらす。
願第62265192号及び第63248791号に示
される。それらの組成物は、ポリグリシジルアジド及び
ポリエポキシドのポリマーに基づく結合剤及び硝酸アン
モニウム又は過塩素酸アンモニウムのいづれかである無
機充填剤から主に構成される。それらの組成物は、いづ
れの著しい平坦域効果を示さず、そしてさらに、結合剤
におけるポリエポキシド単位の圧力が高い含有量の毒性
生成物、特に一酸化炭素をその燃焼ガスにもたらす。
【0009】従って、当業者は、燃焼に基づいて、低い
毒性のホットガスを生成し、燃焼速度が使用範囲の圧力
に対して比較的依存せず(その圧力範囲は100〜50
0バール、すなわち10〜50MPa (メガパスカル)で
ある)、且つ最後に、固体残留物を伴わないで燃焼する
組成物を求めている。
毒性のホットガスを生成し、燃焼速度が使用範囲の圧力
に対して比較的依存せず(その圧力範囲は100〜50
0バール、すなわち10〜50MPa (メガパスカル)で
ある)、且つ最後に、固体残留物を伴わないで燃焼する
組成物を求めている。
【0010】本発明の目的は、上記で言及された欠点を
示さないで、上記に言及された必要条件を満たすホット
ガスを生成する組成物を当業者に提供することである。
示さないで、上記に言及された必要条件を満たすホット
ガスを生成する組成物を当業者に提供することである。
【0011】従って、本発明は、アジド基を発生する有
機結合剤、活性可塑剤及び酸化充填剤を特に含んで成
る、非毒性ホットガスを生成する組成物に関し、ここで
前記結合剤はヒドロキシル基を含むポリグリシジルアジ
ドと少なくとも1種のポリイソシアネートとの反応生成
物から成り、そして前記酸化充填剤の少なくとも85重
量%が硝酸アンモニウムから成ることを特徴とする。
機結合剤、活性可塑剤及び酸化充填剤を特に含んで成
る、非毒性ホットガスを生成する組成物に関し、ここで
前記結合剤はヒドロキシル基を含むポリグリシジルアジ
ドと少なくとも1種のポリイソシアネートとの反応生成
物から成り、そして前記酸化充填剤の少なくとも85重
量%が硝酸アンモニウムから成ることを特徴とする。
【0012】本発明の第1の好ましい態様によれば、本
発明の組成物は、過塩素酸アンモニウム、カーボンブラ
ック及びm−メチル−p−ニトロアニリンから成る群か
ら選択された少なくとも1種の添加剤を含む。
発明の組成物は、過塩素酸アンモニウム、カーボンブラ
ック及びm−メチル−p−ニトロアニリンから成る群か
ら選択された少なくとも1種の添加剤を含む。
【0013】好都合には、添加剤の重量含有量は、組成
物の合計重量の3重量%までであり、結合剤/活性可塑
剤の組合せの重量含有量は、組成物の合計重量の30〜
40重量%であり、そして酸化剤/添加剤の組合せの重
量含有量は、組成物の合計重量の70〜60重量%であ
る。
物の合計重量の3重量%までであり、結合剤/活性可塑
剤の組合せの重量含有量は、組成物の合計重量の30〜
40重量%であり、そして酸化剤/添加剤の組合せの重
量含有量は、組成物の合計重量の70〜60重量%であ
る。
【0014】本発明の第2の好ましい態様によれば、前
記活性可塑剤は、1,2,4−ブタントリオールトリニ
トレート、トリメチロールエタントリニトレート、トリ
エチレングリコールジニトレート、ビス(2,2−ジニ
トロプロピル)アセタール及びビス(2,2−ジニトロ
プロピル)ホルマールから成る群から選択される。
記活性可塑剤は、1,2,4−ブタントリオールトリニ
トレート、トリメチロールエタントリニトレート、トリ
エチレングリコールジニトレート、ビス(2,2−ジニ
トロプロピル)アセタール及びビス(2,2−ジニトロ
プロピル)ホルマールから成る群から選択される。
【0015】可塑剤の重量含有量は、使用されるポリグ
リシジルアジドの重量に対して70〜80重量%であ
る。本発明の組成物は: −結合剤を形成するヒドロキシル化されたポリマーとし
てポリグリシジルアジドの独占的な使用より(グリシジ
ルアジド及びヒドロキシル化されたモノマーから得られ
るコポリマーは、本発明の範囲内に包含されない)、 −金属化合物、たとえばアルミニウム又は硼素の組成物
における不在により、及び −酸化充填剤の主要構成成分としての硝酸アンモニウム
の使用により実質的に特徴づけられる。
リシジルアジドの重量に対して70〜80重量%であ
る。本発明の組成物は: −結合剤を形成するヒドロキシル化されたポリマーとし
てポリグリシジルアジドの独占的な使用より(グリシジ
ルアジド及びヒドロキシル化されたモノマーから得られ
るコポリマーは、本発明の範囲内に包含されない)、 −金属化合物、たとえばアルミニウム又は硼素の組成物
における不在により、及び −酸化充填剤の主要構成成分としての硝酸アンモニウム
の使用により実質的に特徴づけられる。
【0016】それらの条件下で、本発明の組成物は燃焼
し、固体残留物を生成しないで実質的に窒素を放出す
る。さらに、金属化合物の不在にもかかわらず、それら
の組成物は150〜500バール、すなわち15〜50
MPa (メガパスカル)の圧力に対して比較的依存しない
燃焼速度及び自動車安全性の必要条件に適合できる値を
有することが観察された。従って、本発明の組成物は、
自動車事故において保護クッションを膨張するように意
図されたガス発生器のために特に十分に適合することが
わかっており、そして特に、それらは膨張性クッション
の突然の膨張により生成される圧力の突然の低下に高く
暴露される、いづれの濾過装置も伴わない発生器のため
に適切である。
し、固体残留物を生成しないで実質的に窒素を放出す
る。さらに、金属化合物の不在にもかかわらず、それら
の組成物は150〜500バール、すなわち15〜50
MPa (メガパスカル)の圧力に対して比較的依存しない
燃焼速度及び自動車安全性の必要条件に適合できる値を
有することが観察された。従って、本発明の組成物は、
自動車事故において保護クッションを膨張するように意
図されたガス発生器のために特に十分に適合することが
わかっており、そして特に、それらは膨張性クッション
の突然の膨張により生成される圧力の突然の低下に高く
暴露される、いづれの濾過装置も伴わない発生器のため
に適切である。
【0017】本発明の好ましい態様の詳細な記載が下記
に与えられる。上記ように、本発明の組成物は、結合
剤、活性可塑剤、酸化充填剤及び場合によっては、添加
剤を含んで成る。本発明の第1の不可欠な特徴によれ
ば、結合剤は、OHヒドロキシル末端を含むポリグリシ
ジルアジドと少なくとも1種のポリイソシアネートとの
反応生成物から成る。
に与えられる。上記ように、本発明の組成物は、結合
剤、活性可塑剤、酸化充填剤及び場合によっては、添加
剤を含んで成る。本発明の第1の不可欠な特徴によれ
ば、結合剤は、OHヒドロキシル末端を含むポリグリシ
ジルアジドと少なくとも1種のポリイソシアネートとの
反応生成物から成る。
【0018】本発明の範囲内で使用され得る、OHヒド
ロキシル基を含むポリグリシジルアジドは、下記一般
式:
ロキシル基を含むポリグリシジルアジドは、下記一般
式:
【化1】 〔式中、C,H,O及びNは、それぞれ炭素、水素、酸
素及び窒素を示し、そしてnは5〜100の整数を示
す〕で表わされるポリエーテルである。
素及び窒素を示し、そしてnは5〜100の整数を示
す〕で表わされるポリエーテルである。
【0019】それらのポリマーは、たとえばアメリカ特
許第4,268,450号、第4,379,894号又
は第4,486,351号に記載されるようにアジ化ナ
トリウムとポリエピクロロヒドリンとの反応により一般
的に得られる。分子質量が600〜7000であるポリ
グリシジルアジドが一般的に使用され、そして分子質量
が1500〜2500であるものが好ましい。
許第4,268,450号、第4,379,894号又
は第4,486,351号に記載されるようにアジ化ナ
トリウムとポリエピクロロヒドリンとの反応により一般
的に得られる。分子質量が600〜7000であるポリ
グリシジルアジドが一般的に使用され、そして分子質量
が1500〜2500であるものが好ましい。
【0020】使用され得るポリイソシアネートは、通常
の脂肪族、脂環式又は芳香族ジイソシアネート及びトリ
イソシアネート、たとえば1−メチル−2,4−シクロ
ヘキサンジイソシアネート、1−メチル−2,6−シク
ロヘキサンジイソシアネート、4,4′−ジシクロヘキ
シルメタンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネ
ート、メチレンジイソシアネート、1,6−ヘキサンジ
イソシアネート、2,2,4−トリメチル−1,6−ヘ
キサンジイソシアネート、トルエンジイソシアネート、
ヘキサメチレンジイソシアネートのビウレットトリマー
及びポリメチレンポリフェニルイソシアネートである。
の脂肪族、脂環式又は芳香族ジイソシアネート及びトリ
イソシアネート、たとえば1−メチル−2,4−シクロ
ヘキサンジイソシアネート、1−メチル−2,6−シク
ロヘキサンジイソシアネート、4,4′−ジシクロヘキ
シルメタンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネ
ート、メチレンジイソシアネート、1,6−ヘキサンジ
イソシアネート、2,2,4−トリメチル−1,6−ヘ
キサンジイソシアネート、トルエンジイソシアネート、
ヘキサメチレンジイソシアネートのビウレットトリマー
及びポリメチレンポリフェニルイソシアネートである。
【0021】しかしながら、好ましいポリイソシアネー
トは、下記式:
トは、下記式:
【化2】 で表わされるヘキサメチレンジイソシアネートのビウレ
ットトリマー及び下記式:
ットトリマー及び下記式:
【化3】 〔式中、Xは整数又はゼロであり、そして2.7の平均
NCO基官能価を有する〕で表わされるポリメチレンポ
リフェニルイソシアネートであろう。
NCO基官能価を有する〕で表わされるポリメチレンポ
リフェニルイソシアネートであろう。
【0022】本発明の結合剤の配合物においては、NC
O:OHの比は1:1に近い。結合剤の三次元架橋を改
良するためには、少量のトリオール、たとえばトリメチ
ロールプロパンがイソシアネートに添加され得る。
O:OHの比は1:1に近い。結合剤の三次元架橋を改
良するためには、少量のトリオール、たとえばトリメチ
ロールプロパンがイソシアネートに添加され得る。
【0023】本発明の第2の実質的な特徴によれば、組
成物は、結合剤のための活性可塑剤を含む。好ましい可
塑剤は、1,2,4−ブタントリオールトリニトレー
ト、トリメチロールエタントリニトレート、トリエチレ
ングリコールジニトレート、ビス(2,2−ジニトロプ
ロピル)アセタール及びビス(2,2−ジニトロプロピ
ル)ホルマールから成る群から選択される。
成物は、結合剤のための活性可塑剤を含む。好ましい可
塑剤は、1,2,4−ブタントリオールトリニトレー
ト、トリメチロールエタントリニトレート、トリエチレ
ングリコールジニトレート、ビス(2,2−ジニトロプ
ロピル)アセタール及びビス(2,2−ジニトロプロピ
ル)ホルマールから成る群から選択される。
【0024】可塑剤の重量含有量は、使用されるポリグ
リシジルアジドの重量に対して一般的に70〜80重量
%であろう。さらに、結合剤/活性可塑剤の組合せの重
量含有量は、組成物の合計重量に対して、好都合には3
0〜40重量%である。
リシジルアジドの重量に対して一般的に70〜80重量
%であろう。さらに、結合剤/活性可塑剤の組合せの重
量含有量は、組成物の合計重量に対して、好都合には3
0〜40重量%である。
【0025】本発明の第3の実質的な特徴によれば、組
成物は、その重量の少なくとも85%を硝酸アンモニウ
ムで占める酸化充填剤を含む。酸化充填剤のすべては、
硝酸アンモニウムから成るが、しかし硝酸アンモニウム
が、酸化充填剤の少なくとも85重量%を占めるべきで
あることは本発明の範囲内で不可欠である。
成物は、その重量の少なくとも85%を硝酸アンモニウ
ムで占める酸化充填剤を含む。酸化充填剤のすべては、
硝酸アンモニウムから成るが、しかし硝酸アンモニウム
が、酸化充填剤の少なくとも85重量%を占めるべきで
あることは本発明の範囲内で不可欠である。
【0026】安定化された硝酸アンモニウムが好ましく
は使用されるであろう。安定剤は、少量の酸化ニッケル
(NiO)から成る。この硝酸アンモニウムの品種は、
市販されており、そして一般的に、純粋な硝酸アンモニ
ウムに対して酸化ニッケル3重量%を含む。本発明の説
明において、表現“硝酸アンモニウム”とは、純粋な硝
酸アンモニウム及び存在できる安定剤から成る組合せを
意味する。酸化ニッケルは非燃焼性であるが、少量での
その存在は、本発明の範囲内で妨害しないことが見出さ
れた。
は使用されるであろう。安定剤は、少量の酸化ニッケル
(NiO)から成る。この硝酸アンモニウムの品種は、
市販されており、そして一般的に、純粋な硝酸アンモニ
ウムに対して酸化ニッケル3重量%を含む。本発明の説
明において、表現“硝酸アンモニウム”とは、純粋な硝
酸アンモニウム及び存在できる安定剤から成る組合せを
意味する。酸化ニッケルは非燃焼性であるが、少量での
その存在は、本発明の範囲内で妨害しないことが見出さ
れた。
【0027】酸化充填剤が硝酸アンモニウム100%か
ら成らない場合、それはトリアミノグアニジニウムニト
レート、ニトログアニジン又はニトラミン、たとえばR
DX又はHMXにより補充され得る。しかしながら、本
発明の範囲内での好ましい組成物、酸化充填剤として独
占的に硝酸アンモニウムを含む。
ら成らない場合、それはトリアミノグアニジニウムニト
レート、ニトログアニジン又はニトラミン、たとえばR
DX又はHMXにより補充され得る。しかしながら、本
発明の範囲内での好ましい組成物、酸化充填剤として独
占的に硝酸アンモニウムを含む。
【0028】最後に、本発明の組成物は、燃焼特徴及び
特に平坦域、すなわち燃焼速度に対する圧力の少々の影
響を実質的に改良するように向けられた添加剤を含むこ
とができる。
特に平坦域、すなわち燃焼速度に対する圧力の少々の影
響を実質的に改良するように向けられた添加剤を含むこ
とができる。
【0029】本発明の範囲内に包含される添加剤は、金
属又は金属化合物を排除し、そして好ましくは、過塩素
酸カリウム、カーボンブラック及びm−メチル−p−ニ
トロアニリンから成る群から選択される。
属又は金属化合物を排除し、そして好ましくは、過塩素
酸カリウム、カーボンブラック及びm−メチル−p−ニ
トロアニリンから成る群から選択される。
【0030】添加剤の重量含有量は、組成物の合計重量
に対して3重量%までである。さらに、酸化充填剤/添
加剤の組合せの重量含有量は好都合には、組成物の合計
重量に対して70〜60重量%である。本発明の組成物
の配合は、好都合には、次の態様で行なわれる。
に対して3重量%までである。さらに、酸化充填剤/添
加剤の組合せの重量含有量は好都合には、組成物の合計
重量に対して70〜60重量%である。本発明の組成物
の配合は、好都合には、次の態様で行なわれる。
【0031】結合剤の基本成分、すなわちポリグリシジ
ルアジド、イソシアネート、活性可塑剤、硬化剤、及び
イソシアネートとポリグリシジルアジドとの反応を促進
するように意図された触媒、たとえばジブチル錫ジラウ
レート又は鉄アセチルアセトネートがブレンダー中に導
入される。固体成分、すなわち任意に安定化された酸化
充填剤及び、適切には添加剤が粉末ブレンダーで混合さ
れる。そのブレンダーが始動された後、固体成分の混合
物が、注入成形、射出成形又は押出成形、続く結合剤の
架橋を完結するための硬化により明確に形成される均質
ペーストが得られるまで、連続的画分で添加される。
ルアジド、イソシアネート、活性可塑剤、硬化剤、及び
イソシアネートとポリグリシジルアジドとの反応を促進
するように意図された触媒、たとえばジブチル錫ジラウ
レート又は鉄アセチルアセトネートがブレンダー中に導
入される。固体成分、すなわち任意に安定化された酸化
充填剤及び、適切には添加剤が粉末ブレンダーで混合さ
れる。そのブレンダーが始動された後、固体成分の混合
物が、注入成形、射出成形又は押出成形、続く結合剤の
架橋を完結するための硬化により明確に形成される均質
ペーストが得られるまで、連続的画分で添加される。
【0032】本発明の組成物は一般的に、錠剤又は固体
又は管状ブロックの形を取る。それらの組成物は、自動
車の安全性の要求と適合するが、しかし固体残留物を生
成しない燃焼速度で燃焼する。さらに、それらは一方で
は、100〜500バール、すなわち10〜50MPa の
間で実質的に一定する燃焼速度を有し、そして他方で
は、ニトロセルロースに基づく従来の組成物よりも低い
一酸化炭素を含む燃焼ガスを提供することの二重の利点
を有する。
又は管状ブロックの形を取る。それらの組成物は、自動
車の安全性の要求と適合するが、しかし固体残留物を生
成しない燃焼速度で燃焼する。さらに、それらは一方で
は、100〜500バール、すなわち10〜50MPa の
間で実質的に一定する燃焼速度を有し、そして他方で
は、ニトロセルロースに基づく従来の組成物よりも低い
一酸化炭素を含む燃焼ガスを提供することの二重の利点
を有する。
【0033】さらに、本発明の組成物の燃焼からのガス
は、組成物における高い割合の窒素成分にもかかわら
ず、酸化窒素を実質的に含まないことが見出された。こ
の燃焼性質の結果として、本発明の組成物は、好都合に
は、自動車の乗客のための膨張性クッションを用いての
保護装置のために意図されたガス発生器に使用され得
る。さらに、それらの組成物がホットガスを生成するの
で、それらは、1種の点火チャンバー及び安全ベルトの
他に操作する膨張性クッションに直接的に連結される1
種の燃焼チャンバーのみを含んで成るホットガス発生器
に好ましくは適用される。次の例は本発明を例示するも
のであって、本発明を限定するものではない。
は、組成物における高い割合の窒素成分にもかかわら
ず、酸化窒素を実質的に含まないことが見出された。こ
の燃焼性質の結果として、本発明の組成物は、好都合に
は、自動車の乗客のための膨張性クッションを用いての
保護装置のために意図されたガス発生器に使用され得
る。さらに、それらの組成物がホットガスを生成するの
で、それらは、1種の点火チャンバー及び安全ベルトの
他に操作する膨張性クッションに直接的に連結される1
種の燃焼チャンバーのみを含んで成るホットガス発生器
に好ましくは適用される。次の例は本発明を例示するも
のであって、本発明を限定するものではない。
【0034】
【実施例】例1 次の成分の組成物を製造した: −ポリグリシジルアジド(質量2000) 34重量部 −1,2,4−ブタントリオールトリニトレート 34重量部 −トリメチロールエタントリニトレート 34重量部 −ヘキサメチレンジイソシアネートのビウレットトリマー 34重量部 −硝酸アンモニウム(3%NiO) 65重量部 −m−メチル−p−ニトロアニリン 0.5重量部 −ジフェニルアミン 0.5重量部。
【0035】この組成物は次の燃焼速度を付与した: 32MPa で29mm/秒 36MPa で30mm/秒 40MPa で31mm/秒 44MPa で32mm/秒。
【0036】前記燃焼ガスの分析は次の通りであった: 窒素 :30.6重量% 一酸化炭素 : 8.2重量% 二酸化炭素 :22.6重量% 酸化窒素 : 0.1重量% 水素 : 0.4重量% その他 : 0.9重量% 水 :37.2重量%。
【0037】例2 次の成分の組成物を製造した: −ポリグリシジルアジド(質量2000) 32重量部 −イソホロンジイソシアネート 32重量部 −トリメチロールプロパン 32重量部 −1,2,4−ブタントリオールトリニトレート 32重量部 −硝酸アンモニウム(3%NiO) 65重量部 −過塩素酸アンモニウム 0.5重量部 −カーボンブラック 2重量部 −m−メチル−p−ニトロアニリン 0.5重量部。
【0038】この組成物は次の燃焼速度を付与した: 20MPa で18mm/秒 24MPa で20mm/秒 36MPa で24mm/秒 40MPa で26mm/秒。
【0039】前記燃焼ガスの分析は次の通りであった: 窒素 :30.8重量% 一酸化炭素 : 6.1重量% 二酸化炭素 :29.2重量% 酸化窒素 : ナシ 水素 : 0.8重量% その他(主HCl): 0.2重量% 水 :32.9重量%。
Claims (7)
- 【請求項1】 アジド基を発生する有機結合剤、活性可
塑剤及び酸化充填剤を特に含んで成る、非毒性ホットガ
スを生成する組成物であって、前記結合剤がヒドロキシ
ル基を含むポリグリシジルアジドと少なくとも1種のポ
リイソシアネートとの反応生成物から成り、そして前記
酸化充填剤の少なくとも85重量%が硝酸アンモニウム
から成ることを特徴とする組成物。 - 【請求項2】 過塩素酸アンモニウム、カーボンブラッ
ク及びm−メチル−p−ニトロアニリンから成る群から
選択された少なくとも1種の添加剤を含むことを特徴と
する請求項1記載の組成物。 - 【請求項3】 前記添加剤の重量含有量が組成物の合計
重量の3重量%までであることを特徴とする請求項2記
載の組成物。 - 【請求項4】 前記結合剤/活性可塑剤の組合せの重量
含有量が組成物の合計重量の30〜40重量%であり、
そして酸化充填剤/添加剤の組合せの重量含有量が組成
物の合計重量の70〜60重量%であることを特徴とす
る請求項3記載の組成物。 - 【請求項5】 前記活性可塑剤が、1,2,4−ブタン
トリオールトリニトレート、トリメチロールエタントリ
ニトレート、トリエチレングリコールジニトレート、ビ
ス(2,2−ジニトロプロピル)アセタール及びビス
(2,2−ジニトロプロピル)ホルマールから成る群か
ら選択されることを特徴とする請求項4記載の組成物。 - 【請求項6】 前記可塑剤の重量含有量が使用されるポ
リグリシジルアジドの重量に対して70〜80重量%で
あることを特徴とする請求項5記載の組成物。 - 【請求項7】 自動車の乗客を保護するための装置のた
めに意図されたガスの発生器への請求項1〜6のいづれ
か1項記載の組成物の使用。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR9207067 | 1992-06-12 | ||
FR9207067A FR2692257B1 (fr) | 1992-06-12 | 1992-06-12 | Composition pyrotechnique génératrice de gaz chauds non toxiques et son utilisation dans un dispositif de protection des occupants d'un véhicule automobile. |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0692770A true JPH0692770A (ja) | 1994-04-05 |
JPH0669916B2 JPH0669916B2 (ja) | 1994-09-07 |
Family
ID=9430641
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5135757A Expired - Fee Related JPH0669916B2 (ja) | 1992-06-12 | 1993-06-07 | 非毒性ホットガスを生成する組成物及び自動車の乗客を保護するための装置へのその使用 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0576326B1 (ja) |
JP (1) | JPH0669916B2 (ja) |
DE (1) | DE69305793T2 (ja) |
FR (1) | FR2692257B1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998042641A1 (fr) * | 1997-03-21 | 1998-10-01 | Daicel Chemical Industries, Ltd. | Composition servant a generer un gaz pour sac gonflable avec une quantite limitee de residus |
EP0913375A4 (en) * | 1997-03-24 | 2000-08-23 | Daicel Chem | COMPOSITION FOR GENERATING GAS AND MOLDING THEREOF |
Families Citing this family (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
MX9602906A (es) * | 1994-01-19 | 1997-06-28 | Thiokol Corp | Complejos de metal para usarse como generadores de gas. |
DE4435523C1 (de) * | 1994-10-05 | 1996-06-05 | Fraunhofer Ges Forschung | Festtreibstoff auf der Basis von phasenstabilisiertem Ammoniumnitrat |
DE4435524C2 (de) * | 1994-10-05 | 1996-08-22 | Fraunhofer Ges Forschung | Festtreibstoff auf der Basis von reinem oder phasenstabilisiertem Ammoniumnitrat |
GB2296248A (en) * | 1994-12-22 | 1996-06-26 | Secr Defence | Inert and energetic prepolymers co-cured with isocyanate |
US5641938A (en) * | 1995-03-03 | 1997-06-24 | Primex Technologies, Inc. | Thermally stable gas generating composition |
US5868424A (en) * | 1996-03-06 | 1999-02-09 | Oea, Inc. | Substantially smoke-free and particulate-free inflator for inflatable safety restraint system |
US6143103A (en) * | 1998-01-27 | 2000-11-07 | Trw Inc. | Gas generating material for vehicle occupant protection device |
DE19821010C1 (de) * | 1998-05-11 | 1999-10-28 | Bayern Chemie Gmbh Flugchemie | Gasgenerator-Festtreibstoff und dessen Verwendung |
EP0972757B1 (en) * | 1998-07-13 | 2006-04-05 | Nof Corporation | Gas generating compositions |
US6334917B1 (en) | 1998-10-23 | 2002-01-01 | Autoliv Asp, Inc. | Propellant compositions for gas generating apparatus |
US6120626A (en) * | 1998-10-23 | 2000-09-19 | Autoliv Asp Inc. | Dispensing fibrous cellulose material |
US6176517B1 (en) | 1998-10-23 | 2001-01-23 | Autoliv Aspinc. | Gas generating apparatus |
EP1142853B1 (en) | 1999-10-06 | 2011-03-02 | Nof Corporation | Gas generator composition |
DE102008048340B3 (de) * | 2008-09-22 | 2010-01-14 | Autoliv Development Ab | Vorrichtung zum Aufblasen eines wenigstens zweilagigen, zu einem aufblasbaren Gurt gefalteten Gassackes für ein Sicherheitssystem eines Kraftfahrzeuges |
FR3088929B1 (fr) * | 2018-11-26 | 2021-05-14 | Arianegroup Sas | Procédé de préparation de produits pyrotechniques composites |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2224740B (en) * | 1985-08-30 | 1990-08-22 | Minnesota Mining & Mfg | Hydroxyl-terminated polyepichlorohydrin and derivatives |
US4915755A (en) * | 1987-10-02 | 1990-04-10 | Kim Chung S | Filler reinforcement of polyurethane binder using a neutral polymeric bonding agent |
US5074938A (en) * | 1990-05-25 | 1991-12-24 | Thiokol Corporation | Low pressure exponent propellants containing boron |
US5076868A (en) * | 1990-06-01 | 1991-12-31 | Thiokol Corporation | High performance, low cost solid propellant compositions producing halogen free exhaust |
-
1992
- 1992-06-12 FR FR9207067A patent/FR2692257B1/fr not_active Expired - Fee Related
-
1993
- 1993-06-07 JP JP5135757A patent/JPH0669916B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1993-06-14 EP EP93401513A patent/EP0576326B1/fr not_active Expired - Lifetime
- 1993-06-14 DE DE69305793T patent/DE69305793T2/de not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998042641A1 (fr) * | 1997-03-21 | 1998-10-01 | Daicel Chemical Industries, Ltd. | Composition servant a generer un gaz pour sac gonflable avec une quantite limitee de residus |
EP0913375A4 (en) * | 1997-03-24 | 2000-08-23 | Daicel Chem | COMPOSITION FOR GENERATING GAS AND MOLDING THEREOF |
US6505562B1 (en) | 1997-03-24 | 2003-01-14 | Daicel Chemical Industries, Ltd. | Gas generator composition and molding thereof |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0669916B2 (ja) | 1994-09-07 |
DE69305793T2 (de) | 1997-05-28 |
DE69305793D1 (de) | 1996-12-12 |
FR2692257A1 (fr) | 1993-12-17 |
EP0576326B1 (fr) | 1996-11-06 |
FR2692257B1 (fr) | 1995-05-05 |
EP0576326A1 (fr) | 1993-12-29 |
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