JP2002511829A - モレキュラーシーブを含む硝酸アンモニウム噴射剤 - Google Patents

モレキュラーシーブを含む硝酸アンモニウム噴射剤

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、老化安定化及び/又は強化した硝酸アンモニウム推進剤組成物であって、強化剤がアゾジカルボンアミド、ジシアンジアミド、オキサミド及びその混合物からなる群より選ばれ、老化安定剤が13オングストローム以下の細孔径を有するモレキュラーシーブである、前記組成物に関する。

Description

【発明の詳細な説明】 モレキュラーシーブを含む硝酸アンモニウム噴射剤発明の分野 本発明は、硝酸アンモニウム噴射剤組成物に関する。より詳しくは、本発明は 経時安定化されおよび/または増強された硝酸アンモニウム噴射剤組成物並びに その製造方法を意図するものである。発明の背景 噴射剤組成物は、種々の用途に対して有用である。そのような用途の一つは、 自動車エアーバッグの束縛デバイスにおける用途である。このような束縛デバイ スにおいては、該噴射剤の燃焼の際に生成されるガスの毒性を減じることが重要 である。該噴射剤組成物が、無煙または殆ど無煙状態で燃焼することも重要であ る。というのは、煙の存在が、種々の問題を生ずるからである。例えば、エアー バッグが展開されるような事故後に、煙は視野を隠蔽するばかりか、進行中の救 出努力をも妨害する。従って、噴射剤組成物の燃焼生成物は、無煙または殆ど無 煙状態であることが望ましい。 噴射剤組成物のもう一つの用途は、推進性噴射剤組成物としてのロケットおよ び他の軍需品における利用である。ロケット等における推進性噴射剤組成物の燃 焼は、所定のターゲットに向けて、長距離に渡り、これらを輸送するのに必要な エネルギーを与える。交戦中、急襲的および隠密的利点を維持することが重要で ある。従って、推進性噴射剤組成物により動力を得たロケットは、発射の際にお よび展開中に、出来るかぎり感知されない状態にあることが望ましい。 急襲的および隠密的利点を維持するためには、該噴射剤組成物が、その燃焼中 に無煙または殆ど無煙状態にあることが重要である。無煙燃焼性の噴射剤組成物 に関するこの要件を満たすための努力の結果、米国軍部により幾つかの組成物が 開発されている。開発されたこれら組成物としては、「ダブルベース(または二 原料無煙:double base)」噴射剤組成物がある。当分野で、「ダブルベース」と は、ニトログリセリン(NG)およびニトロセルロース(NC)両者を含有する噴射剤組 成物を意味する。ダブルベース噴射剤は、交戦中に遭遇する可能性のある種々の 予想しなかった刺激(例えば、火災、熱、榴散弾、銃弾、その他の破片等)に応 答して、早期爆発または早期爆燃する傾向がある。更に、推進剤としての用途に とって、ダブルベース噴射剤の燃焼の際に発生するエネルギーは、しばしば不十 分であった。即ち、燃焼中に求められるエネルギー出力を与えるためには、シク ロテトラメチレンテトラニトラミン(HMX)および/またはシクロトリメチレント リニトラミン(RDX)等のエネルギー添加剤の添加が、しばしば必要とされる。し かしながら、このようなエネルギー添加剤の添加は、既に有害であることが明ら かな、早期爆発または早期爆燃する傾向を一層強くする。 それにも拘らず、ここで定義したような、推進性の噴射剤に関する該無煙並び に高エネルギー要件を満足するために、ダブルベース噴射剤を含む噴射剤組成物 が、特に海軍軍事行動については、安全性を犠牲にして追求された。結果として 米国軍部は、MIL-STD-2105Bとして定式化されている、低感度の弾薬要件に関す る、一連の基準の定式化において指導的立場をとっている。このMIL-STD-2105B の内容全体を本発明の参考とする。同等な低感度の弾薬基準は、殆どの主要な軍 隊(例えば、英国、フランス、ドイツ等)において採用さている。これらの基準 は、噴射剤組成物が、これらを設計した武器プラットホームに関する、低感度の 弾薬安全基準を満足し、もしくは該基準を越えることを要求する。 更に、軍事的推進用途に関連して、噴射剤組成物に必要とされる種々の発煙特 性が、厳密に規定されている。レッドストーンアーセナル(Redstone Arsenal)の 米国ミサイルコマンド(U.S.Missile Command)および他国のその同等な機関の幾 つかによりなされた経験的な研究に基づいて、「最小発煙性(minimum smoke)」お よび「低発煙性(reduced smoke)」に関する、工業的に承認された定義が、STANAG6 016(NATOスタンダーダイズドアグリーメントソリッドプロペラントスモーククラ シフィケーション(NATO Standardized Agreement Solid Propellant Smoke Clas sification))に公表されている。STANAG 6016は、その全体を本発明の参考文献 とする。発煙は、当工業分野において周知の、幾つかの熱−科学的なコードによ り計算される。例えば、STANAG 6016クラシフィケーション“AA”および“AC” が、それぞれ最小発煙および低発煙に対応する。本明細書で使用する用語「無煙 」、「殆ど無煙」および/または「実質的に無煙」とは、最小発煙性(即ち、コ ードAA)の該定義に関して同義である。 これらの要件(即ち、無煙--STANAG 6016に従う最小発煙性;高エネルギー出 力および安全性--MIL-STD-2105Bとして定式化されている低感度弾薬要件(Insens itive Ammunitions Requirements)による)を満たすために、無煙であり、しか も取扱いが安全な、非−ダブルベース系噴射剤組成物を開発する試みがなされて いる。例えば、硝酸アンモニウム、金属硝酸塩、アルカリ土類硝酸塩、過塩素酸 アンモニウムおよび金属過塩素酸塩噴射剤組成物等が、利用されている。しかし ながら、これら噴射剤組成物は、幾つかの問題をもつ。金属硝酸塩は、典型的に は燃焼の際に固体粒子を生成する。これら固体粒子は、望ましからぬ「一次煙(pr imary smoke)」と呼ばれる視認性の煙を形成する。アンモニウムおよび金属過塩 素酸塩は、燃焼中に塩化水素を生成する。塩化水素は周囲大気中の水分と反応し て、液/気エーロゾルを生成する。このエーロゾルは、「二次煙(secondary smok e)」と呼ばれる、もう一つの視認性の煙を形成する。推進性噴射剤組成物の燃焼 の結果生ずる「一次煙」または「二次煙」は、急襲性の利点を無効にする。この 煙の軌跡は、打ち込まれたミサイルを破壊もしくは迎撃する上で、対抗する軍隊 に利益を与える。その上、このような発煙は、発射位置を特定する。交戦中に、 このような煙は、発射人員を、極めて成功率の高い、例えば対砲兵射撃による報 復のより大きな危険性に曝すことになる。 噴射剤の成分としての硝酸アンモニウムは、燃焼中に一次または二次煙を生成 しない噴射剤の製造を可能とする。しかしながら、硝酸アンモニウムは噴射剤成 分としての他の欠点をもつ。まず第一に、硝酸アンモニウムは種々の十分に認識 された温度において、幾つかの結晶相の変化を起こす。純粋な硝酸アンモニウム は、典型的な使用温度範囲に渡り、一連の構造上のおよび体積上の結晶相転移を 生ずる。純粋な硝酸アンモニウムにおいて、構造上の結晶相転移は、それぞれ約 −18℃、32.3℃、84.2℃および125.2℃に見られる。約32.3℃における相転移は 特に問題である。硝酸アンモニウムの該結晶相における大きな体積上の変化(約 3.7%)が、約32.3℃の上下での温度サイクル(即ち、相IV(32.3℃以下)と相II I(32.3℃以上)との間の相転移)の際に観測される。硝酸アンモニウムが、相IV と相IIIとの間での相転移を繰り返すと、該硝酸アンモニウムは膨張しかつ収縮 する。相IVと相IIIとの間の転移温度(即ち、約32.3℃)を介する、相転移の繰り 返しは、硝酸アンモニウム結晶粒の成長並びに結晶粒結合の破壊を伴う。その結 果として、硝酸アンモニウムを主成分とする噴射剤組成物の、多孔質化および機 械的強度の喪失をもたらす。 本明細書で使用する用語「経時安定化(age-stabilized)」とは、熱サイクルに 関連した、該結晶相III-IVの変動および体積変動が、実質的に減少する、硝酸ア ンモニウムの状態を意味する。従って、硝酸アンモニウム噴射剤組成物の貯蔵寿 命は、約1-2年から、約5-20年またはそれ以上にまで大幅に増大する。 更に、本明細書で使用する用語「増強された(strengthened)」とは、該噴射剤 の引張り強さが、不当に伸び率を犠牲にすることなしに増大されるか、あるいは 伸び率の増加を伴う、硝酸アンモニウム噴射剤の状態を意味する。この増強され た硝酸アンモニウム噴射剤組成物は、該噴射剤の物理的崩壊に対して実質的に抵 抗性である。 同様に本明細書で使用する用語「安全(safe)」とは、MIL-STD-2105Bとして公 表された、該低感度弾丸要件を満足し、あるいは該要件を越える硝酸アンモニウ ム噴射剤組成物を意味し、ここでは激しい爆燃または爆発の恐れが実質的に低下 され、かつその貯蔵寿命は、約1-2年から、約5-20年またはそれ以上にまで大幅 に増大する。更に、用語「安全」とは、結晶相変化に起因する結晶粒の亀裂形成 傾向が実質的に低減され、もしくは全く排除される、硝酸アンモニウム噴射剤組 成物を意味するものとして、本明細書において使用する。 約1または2年以上の期間に渡り貯蔵された(例えば、軍需品または自動車エ アーバッグの束縛デバイス内で)、増強されておらず/経時安定化されていない 硝酸アンモニウム噴射剤組成物は、該噴射剤の物理的保全性が弱められ、かつ該 噴射剤が最早所定の様式で機能しないであろう程度にまで、幾つかの結晶相変化 を起こす恐れがある。結果として、公知技術の硝酸アンモニウム噴射剤組成物の 有用な貯蔵寿命は、不当に短縮されてしまう。従って、無煙(または実質的に無 煙)の、しかも安全性の高い、長い貯蔵寿命をもつ硝酸アンモニウム噴射剤組成 物を処方することが望ましい。 典型的には、噴射剤組成物を含有する推進またはガス発生デバイスは、約5〜 約20年またはそれ以上の貯蔵寿命をもつ必要がある。このデバイスの貯蔵寿命は そこに含まれる該噴射剤組成物の貯蔵寿命に大いに依存している。典型的には、 軍需品(推進式の)用の噴射剤組成物または自動車エアーバッグ(ガス発生)用 の噴射剤組成物の貯蔵寿命は、約5年以上、好ましくは約7〜20年である。より 長い貯蔵寿命をもつ硝酸アンモニウム噴射剤組成物を得るために、該結晶相の安 定化(即ち、硝酸アンモニウムの結晶相の安定化)の問題の解決に向けた努力が なされている。例えば、種々の特許並びに刊行物がKNO3、KF、金属ジニトラミド 、またはMgO、NiO、CuOおよび/またはZnO等の金属酸化物を、相安定化硝酸アン モニウムを生成する添加剤として、使用することを示唆している。これについて は、例えばアンダーソン(Anderson)の米国特許第4,158,583号、ドール(Doll)等 の米国特許第5,076,868号、ブラッドフォード(Bradford)等の米国特許第5,271,7 78号、ハイスミス(Highsmith)等の米国特許第5,292,387号およびミシュラ(Mishr a)の米国特許第4,552,736号およびプール(Poole)等の米国特許第5,545,272号を 参照のこと。また、Choi,C.S.& Prask,H.J.,の硝酸アンモニウムにおける相転 移(Phase Transitions in Ammonium Nitrate)と題するJ.Appl.Cryst.,1980, 13:403-409に掲載された論文をも参照のこと。 しかしながら、上記の相安定化添加剤の使用に関連する、種々の問題がある。 例えば、硝酸カリウムの使用は、燃焼生成物としての、大量の望ましからぬ残渣 の形成に導く。これについては、例えばミシュラ(Mishra)の米国特許第4,552,73 6号を参照のこと。KFを使用した場合、これは硝酸アンモニウムの溶融相(I)に添 加する必要がある。その後、このKFで変性した硝酸アンモニウムは、冷却される 。KF添加前に、硝酸アンモニウムを溶融するという要件は、煩わしく、経費がか かり、しかも時間を要するものである。更に、このような噴射剤を使用するデバ イスの流出物は、腐食性で、発煙性(高いレーダー探知断面をもつ)かつ有害で ある。 該金属酸化物の使用も、幾つかの欠点をもつ。例えば、MgO、NiO、CuOおよび /またはZnOを使用した場合には、燃焼の際に、固体粒状物が生成する。前に 記載したように、固体粒状物は、望ましからぬ一次煙の生成に寄与する。更に、 NiOは発癌性である。更に、NiOおよびCuOは環境汚染を生ずる。更に、NiOおよび ZnO両者は、取るに足りない効果をもつに過ぎない。即ち、一旦水分に暴露され た場合には、これら酸化物は、最早硝酸アンモニウム相の安定化剤としては無効 である。更に、NiOおよびZnOは、望ましからぬ、該硝酸アンモニウムの爆発性を 増大する。付随的に、NiOおよび/またはZnOを含む噴射剤組成物の製造は、経費 高となる。同様に、金属ジニトラミド類の使用(例えば、ハイスミス(Highsmith )等の米国特許第5,292,387号を参照)も、燃焼の際に一次煙の生成をもたらす。 従って、これら公知の硝酸アンモニウム相安定化剤は何れも、安全な経時安定化 された、かつ無煙の、長い貯蔵寿命をもつ硝酸アンモニウム噴射剤組成物の製造 にとっては、完全に満足なものではない。 硝酸アンモニウムにおける相IIIの出現は、例えば該硝酸アンモニウム基準で 約0.1重量%程度に低い、水の存在に依存する。これについては、Choi等のJ.Ap pl.Cryst.,1980,13:403-409に掲載された論文を参照のこと。特に、上記のミ シュラ(Mishra)の米国特許第4,552,736号(第2欄、第66-68行)によれば、高い 含水率は、III-IV相転移を生じ易くしていると記載している。更に、Kjohl等の 米国特許第4,486,396号(第1欄、第30-32行)によれば、これらの相転移は、該 硝酸アンモニウムを、熱サイクルに対してより不安定化する。 Baczukの米国特許第5,061,511号('511)は、シングルベース(single base)およ びダブルベース噴射剤等の噴射剤組成物における安定化剤として、珪酸アルミニ ウムモレキュラーシーブ(約10Å未満の孔径をもつ)を使用することを示唆して いる。特に、該'511特許は、老化過程においてガスを発生する噴射剤組成物を意 図している。これらの噴射剤組成物は、ニトロセルロースおよびニトログリセリ ン、高エネルギーフッ素−含有噴射剤、シングルまたはダブルベース硝酸エステ ル噴射剤および複合噴射剤、例えば過塩素酸アンモニウム/Al等を、ゴムバイン ダーと共に含む。老化中にこれら噴射剤により発せられる、望ましからぬガスは 、N2、CO2、CO、NOxおよびF2を含む。同様に、Baczukの米国特許第4,045,261号( '261)は、硝酸を捕獲するための、ウレタン架橋したダブルベース噴射剤組成物 用の、安定化系の一部としての、モレキュラーシーブ(10Å以上の孔径をも つ)の使用を示唆している。 硝酸アンモニウムは、Baczukにより記載された(即ち、'511を参照のこと)群 の噴射剤ではなく、また老化中に該N2、CO2、CO、NOxおよびF2ガスを発生しない (即ち、'511を参照のこと)ので、一般的にモレキュラーシーブ、ましてや孔径 10Å以下をもつモレキュラーシーブが、硝酸アンモニウムを安定化することは予 想されない。同様に、硝酸アンモニウムはウレタン架橋されたダブルベース噴射 剤ではない(即ち、'261を参照のこと)ので、例えば孔径10Å以上のモレキュラ ーシーブが、体積上の結晶相変化に対して、硝酸アンモニウムを安定化するもの とは期待されない。 それにも拘らず、硝酸アンモニウムの望ましからぬ結晶相変化と水とが関連し ているので、Kjohl等は、上記文献において、水を吸収して硝酸アンモニウムを 安定化することができる多孔質の添加を使用した。かれらは、更に水を吸収する 多孔質粒子の存在が、該硝酸アンモニウム粒子中の水の移動を生じず、しかも熱 サイクル中に、僅かな程度の硝酸アンモニウムの膨潤のみが観測されることを見 出した。しかしながら、Kjohl等は、該多孔質粒子を、該硝酸アンモニウムを乾 燥した後に、該硝酸アンモニウムに添加すべきことを述べている。最後に、彼ら は、あらゆる型の多孔質粒子が、硝酸アンモニウムを安定化する上で適している 訳ではないと述べている。例えば、Kjohl等によれば、該モレキュラーシーブ型 の珪酸塩は水と結合できるが、このような粒子に所定の粒径を与え、かつ該硝酸 アンモニウム粒子に結合することが困難であることを見出した。事実、Kjohl等 は、モレキュラーシーブが低い硝酸アンモニウムの安定化を示すものと結論ずけ た(第3欄、第18-23行を参照のこと)。 かくして、長い貯蔵寿命をもつ、安全で、経時−安定化されたおよび/または 増強された硝酸アンモニウム噴射剤組成物、即ち燃焼時に実質的に無煙の噴射組 成物、並びに該噴射組成物の製法の開発に対する需要が依然として存在する。発明の概要 従って、本発明は、長い貯蔵寿命(例えば、約20年またはそれ以上)をもつ、 安全で、経時−安定化された、実質的に無煙の硝酸アンモニウム噴射剤組成物を 提供すること、および該組成物の製法を提供することを目的とする。 本発明のもう一つの目的は、長い貯蔵寿命をもち、増強され、実質的に無煙の 硝酸アンモニウム噴射組成物を提供すること、および該組成物の製法を提供する ことにある。 本発明の更に別の目的は、長い貯蔵寿命をもち、増強され、かつ経時−安定化 された、実質的に無煙の硝酸アンモニウム噴射剤組成物を提供すること、および 該組成物の製法を提供することにある。 驚いたことに、これらのおよびその他の目的が、該噴射剤組成物中に存在する 硝酸アンモニウムを粉砕する前に、該硝酸アンモニウムに、モレキュラーシーブ 型の珪酸塩を添加することにより達成される。これらの目的は、硝酸アンモニウ ム、シリケートモレキュラーシーブおよびバインダーを含む、経時安定化された 硝酸アンモニウム噴射剤組成物により達成される。更に、安全で、経時安定化さ れた硝酸アンモニウム噴射剤組成物の製法は、所定量の硝酸アンモニウムを準備 し、十分な量のシリケートモレキュラーシーブを添加して、該硝酸アンモニウム 由来の水を吸収し、該硝酸アンモニウムを該モレキュラーシーブと共に粉砕し、 該硝酸アンモニウムとモレキュラーシーブとの間の接触状態を維持し、次いで少 なくとも1種のバインダー(あらゆる硬化剤、例えばイソシアネート硬化剤を除 く)を添加し、該粉砕したモレキュラーシーブと該他の成分との間の接触を維持 し、および最後に必要ならば硬化剤を添加して、本発明の安全で、経時−安定化 された、長い貯蔵寿命をもつ硝酸アンモニウム噴射剤組成物を生成する、諸工程 を含む。 あるいはまた、これらのおよび他の目的は、硝酸アンモニウムと少なくとも1 種のバインダーとの混合物に、増強剤を添加して、増強された噴射剤組成物を得 ることにより達成される。更に、モレキュラーシーブをも、該増強された硝酸ア ンモニウム噴射剤に添加して、強化され、増強されかつ経時安定化された、硝酸 アンモニウム噴射剤組成物を得ることができる。 更に、経時安定化された硝酸アンモニウム組成物は、モレキュラーシーブを硝 酸アンモニウムに添加し(例えば、硝酸アンモニウム1ポンド当たり少なくとも 約1gのモレキュラーシーブ)、次いでこの混合物を粉砕することにより生成する ことができる。その後、該混合物を、密封した容器内で、長期間に渡り、有害な 変化なしに、安全に貯蔵することができる。好ましい態様の詳細な説明 以下の詳細な説明は、当業者による本発明の実施を補助する目的で与えられる ものである。しかしながら、この説明は本発明の範囲を不当に制限するものでは ない。本発明を逸脱することなしに、当業者は、以下で論じられる態様の種々の 変更並びに改良を行うことが可能である。 本発明によれば、該硝酸アンモニウム噴射剤組成物には、少なくとも3つの態 様がある。本発明の第一の態様は、経時安定化された硝酸アンモニウム噴射剤組 成物に関する。本発明の第二の態様は、増強された硝酸アンモニウム噴射剤組成 物に関連する。本発明の第三の態様は、経時安定化され、かつ増強された硝酸ア ンモニウム噴射剤組成物に関連する。更に、各態様は、幾らかの改良を施して、 ガス発生硝酸アンモニウム噴射剤組成物として、あるいは推進性の硝酸アンモニ ウム噴射剤組成物として使用することができる。該ガス発生硝酸アンモニウム噴 射剤組成物は、ガス発生が至上目的である、自動車エアーバッグ束縛系等で使用 するように設計される。該推進性の硝酸アンモニウム噴射剤組成物は、エネルギ ー出力が至上目的である、ロケット並びに他の軍需品で使用するように設計され る。 該第一の(即ち、経時安定化された)態様においては、該実質的に無煙の硝酸 アンモニウム噴射剤組成物は、硝酸アンモニウム、モレキュラーシーブおよびバ インダーを含む。場合により、該第一の態様は、1種またはそれ以上の種々の添 加剤を含むことができる。これら添加剤は、ニトロ可塑剤(例えば、典型的には 約25℃等の室温にて添加した場合に、液相状態にある、ニトラミン類および/ま たは硝酸エステル)、エネルギー性添加剤(例えば、典型的には、室温にて添加 した場合に固体のニトラミン類)、硝酸エステル安定化剤、硬化剤、硬化促進剤 、不透明剤およびポリマー保護剤(即ち、酸化防止剤)を包含するが、これらに 制限されない。該第一の態様において、該硝酸アンモニウムは、細粒、プリル(p rill)、顆粒等として存在できる。該硝酸アンモニウムのサイズは、その厚みに お いて約5μ〜約5,000μの範囲内で変えることができる(即ち、その範囲内の任 意の値であり得る)。しかしながら、粒子の厚みは、好ましくは約5μ〜約400 μおよび最も好ましくは約30〜約50μの範囲内にある。 該第一の態様において、該硝酸アンモニウムの含有量は、設計された該噴射剤 組成物の用途に依存する。例えば、推進性用途においては、該第一の態様のエネ ルギー出力を増大する添加剤(例えば、ニトロ可塑剤および/またはエネルギー 性添加剤)を含むことが好ましい。他方、ガス発生用途用に設計された場合、こ のようなニトロ可塑剤および/またはエネルギー性添加剤は、しばしば該第一の 態様から排除される。しかしながら、ニトロ可塑剤および/またはエネルギー性 添加剤は、場合により該態様に含めることができる。該第一の態様における、硝 酸アンモニウムの含有量は、該態様におけるニトロ可塑剤および/またはエネル ギー性添加剤の有無に依存して変化する。 特に述べない限り、以下に記載する種々の噴射剤組成物の重量%で表示された 値は、該噴射剤組成物の全重量を基準とするものである。該第一の態様において は、ガス発生用途で使用する場合、該硝酸アンモニウム(ニトロ可塑剤および/ またはエネルギー性添加剤を添加した場合)は、少なくとも約60%の量で存在す る。ガス発生用途用に設計された、該第一の態様から、ニトロ可塑剤および/ま たはエネルギー性添加剤を省略した場合には、存在する硝酸アンモニウムの量は 約65%〜約85%の範囲内であり得る。 しかしながら、該第一の態様の推進性の用途については、随意のニトロ可塑剤 および/またはエネルギー性添加剤と組み合わせた場合、硝酸アンモニウムの添 加量は、約40%〜約80%(またはその範囲内の任意の値)の範囲内であり得る。この ようなニトロ可塑剤およびエネルギー性添加剤が存在しない場合、推進性用途用 に設計された該第一の態様に添加すべき硝酸アンモニウムの量は、約65%〜約85% の範囲内にある。 更に、前記したように、本発明の該第一の態様は、モレキュラーシーブを含有 する。1つの型のモレキュラーシーブは、一般的にゼオライトモレキュラーシー ブと呼ばれる、アルミノシリケート型のモレキュラーシーブである。これについ ては、例えばBreck,D.W.の結晶性モレキュラーシーブ(Crystalline Molecular Sieves)と題する、ジャーナルオブケミカルエデュケーション(Journal of Chemi cal Education),Vol.41,p.678(1964,12月)に掲載された論文を参照のこ と。また、UOPプローダクトインフォメーションシート(Product Information Sh eet)、ユニオンカーバイドモレキュラーシーブ(Union Carbide Molecular Sieve )、モレキュラーシーブタイプ(Molecular Sieve Type)4Aを参照のこと。また、 リンデモレキュラーシーブズデータ(LINDE(登録商標)Molecular Sieves Data) 、リンデモレキュラーシーブタイプ(LINDE(登録商標)Molecular Sieve Type)4 Aを参照のこと。また、アドバンストインオーガニックケミストリー−アコンプ リヘンシブテキスト(Advanced Inorganic Chemistry-A Comprehensive Text),p p.390-392,第4版,ジョンウイリー&サンズ(John Wiley & Sons)(ニューヨー ク1980)を参照のこと。典型的なゼオライトは、式:Mex/n((AlO2)x(SiO2)y)・ZH2O を有し、ここでMeは金属カチオンであり、またx、yおよびnは整数である。Z は零または正の実数である。Zは与えられたゼオライトと関連した水和水の数を 表す。典型的には、y/xは約1〜約5の範囲で変動する。例示的なタイプAゼオ ライトは、以下の式:Na12((AlO2)12(SiO2)12)・27H2O Aもつ。コットン&ウイ ルキンソン(Cotton & Wilkinson)により示されたように(上記文献参照)、モレ キュラーシーブは、真空条件下で約350℃にて、ゼオライトを加熱して、該水和 水を除去することにより得られる。従って、典型的なモレキュラーシーブ、例え ばNa12(Al12Si12O48)・27H2Oから水を除去した場合に、無水の立方晶形微結晶を もつタイプAゼオライトが生成される。 該第一の態様で使用するのに適した、特定のモレキュラーシーブに関連して、 このモレキュラーシーブは2つの特徴をもつ必要がある。即ち、これは、硬化剤 (即ち、水の存在下では、例えばイソシアネート硬化剤は、典型的に水と迅速に 反応する)を除いて、該硝酸アンモニウム噴射剤組成物の任意の他の成分(例え ば、該硝酸アンモニウム、該バインダー等)よりも、より活発な水の吸収剤であ る必要がある。更に、該モレキュラーシーブは、吸収した水分子を保持して、該 硝酸アンモニウム噴射剤組成物の任意の他の成分、特に該硝酸アンモニウムによ り、該吸収された水が利用されないことを保証する必要がある。かくして、該モ レキュラーシーブ/水付加生成物中での該水の保持は、著しく強固である必要が ある。 特に、如何なる理論にも拘泥するつもりはないが、該水分子は該モレキュラー シーブの表面上に、単に吸着されたものであってはならないと考える。また、モ レキュラーシーブは、その内部に存在する孔内に該水分子を保持しているものと 考えられる。更に、如何なる理論にも拘泥するつもりはないが、初めに該水分子 は、該モレキュラーシーブの表面上に吸着されると考えられる。しかしながら、 短時間(例えば、約48時間まで)の経過後に、該水分子は、モレキュラーシーブ の孔を介してその内部に搬送される。再度如何なる理論にも拘泥するつもりはな いが、該シーブが十分な孔寸法(例えば、典型的には、約13Å以下、例えば約3 〜約13Åまたはその範囲内の任意の値)をもつ場合には、次に該水は該シーブの 内部に吸収されるものと考えられる。かくして、本発明の硝酸アンモニウム噴射 剤組成物の該他の成分(例えば、バインダー、ニトロ可塑剤、エネルギー性添加 剤、硝酸エステル安定化剤、硬化剤、硬化触媒、不透明剤および/または酸化防 止剤)は、該吸収された水から、立体的に孤立される。 注目されるように、モレキュラーシーブが硝酸アンモニウムを成功裏に熟成− 安定化するためには、モレキュラーシーブが水を吸収し、最終的に保持するのに 充分な細孔サイズを有することが必要とされる。それにより、吸収された水が硝 酸アンモニウム及び噴射剤組成物のその他の成分に利用できなくなる。典型的に は、この目的に充分な細孔サイズは約13Å以下である。細孔サイズは約3Åから 約13Åまでまたはその間のあらゆる値であることが好ましい。細孔サイズは約3 Åから約5Åまでであることが更に好ましい。最も好ましい細孔サイズは約4Å である。本発明の第一の実施態様と適合できるモレキュラーシーブの例として、 夫々モレキュラーシーブ型3A、4A、5A及び13Xが挙げられるが、これらに限定さ るユニオン・カーバイド(N.Y.、N.Y.)を含む種々の会社により製造される。モ レキュラーシーブ4Aは型A結晶構造のナトリウム形態である。それはアルカリ金 属アルミノーシリケートである。型4Aシーブは約4Åまでの臨界直径を有する分 子を吸収するであろう。 噴射剤組成物の第一の実施態様において、モレキュラーシーブは約0.02%から 約6%までの量(またはその間のあらゆる値)で存在する。モレキュラーシーブ は約0.2%から約0.4%まで存在することが好ましく、約0.20%から約0.22%まで 存在することが最も好ましい。好ましいモレキュラーシーブは型4Aシーブである 。 本発明の第一の実施態様と適合できるバインダーとして、熱可塑性エラストマ ー(例えば、フィナプレンTM、クラトンTMまたはこれらの混合物)及び硬化性材 料が挙げられるが、これらに限定されない。硬化性材料の例として、ヒドロキシ 末端ポリブタジエン(HTPB)、ヒドロキシ末端ポリエーテル(HTPE)、ポリグリコー ルアジペート(PGE)、グリシジルアジドポリマー(GAP)、ポリビス−3,3’−ア ジドメチルオキセタン(BAMO)、ポリ−3−ニトレートメチル−3−メチルオキセ タン(PNMMO)、ポリエチレングリコール(PEG)、ポリプロピレングリコール(PPG) 、セルロースアセテート(CA)またはこれらの混合物が挙げられるが、これらに限 定されない。例示のバインダーは7重量部のBAMOと3重量部のPNMMOの混合物で ある。しかしながら、好ましいバインダーはPGAである。当業界で公知のその他 のバインダーが使用されてもよいことが注目される。 ニトロ可塑剤はHTPBと不適合性である(即ち、それらは互いに不溶性である) ので、それらは噴射剤組成物の実施態様のいずれにおいても合わされないことが 好ましい。HTPBが特別のバインダーである場合、エネルギー添加剤(例えば、RD X、HMXの如き固相ニトラミン)及び/またはジオクチルアジペートの如きその他 の可塑剤(例えば、約3%〜約10%またはその間のあらゆる値の量の)が使用さ れてもよい。HTPBと適合性のその他の可塑剤が当業者に公知であり、それらとと もに使用されてもよい。 本発明の第一の、即ち、熟成−安定化された実施態様と適合できる熱可塑性エ ラストマーバインダーは噴射剤組成物の予想される使用温度及び貯蔵温度より上 の融点または可塑化融点を有するものである。典型的には、使用温度及び貯蔵温 度は-65°Fから約200°Fまでの範囲である。更に、熱可塑性エラストマーは硝酸 アンモニウム及び/またはその中に存在するニトロ可塑剤の分解温度よりも下で それらの可塑化状態で溶融する必要がある。第一の実施態様において、バインダ ーは約3%から約40%まで(またはその間のあらゆる値)、好ましくは約5% から約30%まで存在する。 更に、既に注目されたように、第一の実施態様はエネルギー添加剤(即ち、エ ネルギー出力を増大する固相成分、例えば、幾つかのニトラミン)及び/または ニトロ可塑剤(即ち、エネルギー出力を増大する液相成分、例えば、幾つかのニ トレートエステル及び幾つかのニトラミン)を更に含んでもよい。本発明の熟成 −安定化された硝酸アンモニウム噴射剤組成物(即ち、第一の実施態様)と適合 できる典型的なニトロ可塑剤として、トリメチロールエタントリニトレート(TM ETN)、トリエチレングリコールジニトレート(TEGDN)、トリエチレングリコール トリニトレート(TEGTN)、ブタントリオールトリニトレート(BTTN)、ジエチレン グリコールジニトレート(DEGDN)、エチレングリコールジニトレート(EGDN)、ニ トログリセリン(NG)、ジエチレングリセリントリニトレート(DEGTN)、ジニトロ グリセリン(DNG)、ニトロベンゼン(NB)、N−ブチル−2−ニトレートエチルニ トラミン(BNEN)、メチル−2−ニトレートエチルニトラミン(MNEN)、エチル−2 −ニトレートエチルニトラミン(ENEN)またはこれらの混合物が挙げられるが、こ れらに限定されない。好ましいニトロ可塑剤はTMETNとTEGDNの50-50(重量基準) 混合物である。第一の実施態様において、ニトロ可塑剤は必要により約40重量% まで存在してもよい。第一の実施態様と適合できるエネルギー添加剤の例として 、ジニトロキシジエチルニトラミン(DNDEN)、シクロトリメチレントリニトラミ ン(RDX)、シクロテトラメチレンテトラニトラミン(HMX)またはこれらの混合物が 挙げられるが、これらに限定されない。好ましいエネルギー添加剤はRDX、HMXま たはこれらの混合物である。第一の実施態様において、それらは約40%まで存在 することが好ましい。その他の同様のニトロ可塑剤及びエネルギー添加剤が市販 されるようになるにつれて、それらは当業者が認めるようにこのリストに入れら れる。 ニトロ可塑剤及びエネルギー添加剤は硝酸アンモニウム噴射剤組成物のエネル ギー出力、火炎温度及び爆発性を増大する傾向があるので、これらの材料はガス 生成用途に使用される時に本発明の第一の実施態様に常に含まれるとは限らず、 むしろそれらは必要によりその中に含まれてもよい。ガス生成用途において、ニ トロ可塑剤及び/またはエネルギー添加剤は約35%までの量で存在してもよい (即ち、任意の添加剤として)。逆に、増大されたエネルギー出力が主要である 第一の実施態様の推進用途ではニトロ可塑剤及び/またはエネルギー添加剤を使 用することが望ましい。推進軍需用途において、ニトロ可塑剤及び/またはエネ ルギー添加剤は典型的には約5%から約40%までまたはその間のあらゆる値の量 で存在する。バインダー+ニトロ可塑剤及びエネルギー添加剤の量は物理的に許 される第一の実施態様を形成するのに合計で少なくとも約20%、好ましくは約20 %から約35%までである必要がある。本明細書に使用される“物理的に許される ”は種々の望ましい形状(例えば、粒子等)に成形でき、かつこれらの形状に維 持し得る組成物を意味する。 ニトレートエステルであるニトロ可塑剤が第一の実施態様に含まれる場合、ニ トレートエステル安定剤が同様に添加されることが好ましい。ニトロ可塑剤が使 用されない場合、またはニトロ可塑剤を用いないでエネルギー添加剤(例えば、 RDX、HMXまたはこれらの混合物の如きニトラミン)が噴射剤組成物に含まれる場 合、ニトレートエステル安定剤が噴射剤組成物から省かれてもよい。こうして、 本発明の第一の実施態様において、ニトレートエステル安定剤は約3%まで、更 に好ましくは、約0.1%から約2%まで、最も好ましくは、約0.35%から約0.5% までの量で存在してもよい。本発明の第一の実施態様と適合できるニトレートエ ステル安定剤として、N−メチル−4−ニトロアニリン(MNA)、2−ニトロジフ ェニルアミン(NDA)、エチルセントラライト(EC)またはこれらの混合物が挙げら れるが、これらに限定されない。好ましいニトレートエステル安定剤は、好まし くは、約1:1の重量比のMNAとNDAの混合物である。 本発明の第一の実施態様と適合できる硬化剤として、ヘキサメチレンジイソシ アネート(HMDI)、イソホロンジイソシアネート(IPDI)、トルエンジイソシアネー ト(TDI)、トリメチルキシレンジイソシアネート(TMDI)、ジメリルジイソシアネ ート(DDI)、ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)、ナフタレンジイソシアネ ート(NDI)、ジアニシジンジイソシアネート(DADI)、フェニレンジイソシアネー ト(PDI)、キシリレンジイソシアネート(MXDI)、その他のジイソシアネート、ト リイソシアネート、トリイソシアネートよりも高級のイソシアネート多官能性イ ソシアネート(例えば、デスモジュールN100)、その他の多官能性イソシア ネートまたはこれらの混合物が挙げられるが、これらに限定されない。イソシア ネートは少なくとも二つの反応性イソシアネート基を有することが好ましい。2 より大きい官能基数を有するバインダー成分がない場合、硬化性官能基数(即ち 、イソシアネート硬化剤の分子当たりの反応性イソシアネート基の数)は2.0よ り大きいことが必要である。硬化剤の量は所望の化学量論(即ち、硬化性バイン ダーと硬化剤の化学量論)により決められる。硬化剤は約5%までの量で存在す る。しかしながら、硬化性バインダー(例えば、反応性ヒドロキシル基を有する バインダー、例えば、HTPB)が使用される場合、硬化剤は約0.5%から約5%ま で存在する。 硬化剤が使用される場合、硬化触媒が噴射剤組成物に添加されることが好まし い。硬化触媒は硬化性バインダーと硬化剤の間の硬化反応を促進するのに使用さ れる。本発明の第一の実施態様と適合できる硬化触媒として、スズジラウレート (例えば、アルキルスズジラウレート、ブチルスズジラウレート、イソプロピル スズジラウレート等)、金属アセチルアセトネート、トリフェニルビスマス、無 水マレイン酸、酸化マグネシウムまたはこれらの混合物が挙げられるが、これら に限定されない。好ましい硬化触媒はトリフェニルビスマス、無水マレイン酸及 び酸化マグネシウムの夫々の等しい重量%の混合物(即ち、33 1/3%)である。 硬化触媒は約0.3重量%まで存在する。更に、第一の実施態様と適合できる一種 の不透明剤はカーボンブラックである。不透明剤は約2%まで存在する。当業者 は使用し得るその他の不透明剤を知っている。 酸化防止剤がまた本発明の第一の実施態様に添加されてもよい。本発明の第一 の実施態様と適合できる酸化防止剤として、2,2’−ビス(4−メチル−6− tert−ブチルフェノール)、4,4’−ビス(4−メチル−6−tert−ブチルフ ェノール)またはこれらの混合物が挙げられるが、これらに限定されない。当業 界で公知のその他の酸化防止剤が本発明の範囲内にある。酸化防止剤は約1%ま での量で存在する。 本発明の別の実施態様(即ち、強化実施態様とも称される、第二の実施態様) に転じると、噴射剤組成物は硝酸アンモニウム、強化剤及びバインダーを含む。 この実施態様に含まれる硝酸アンモニウム成分は第一の実施態様に関して既に記 載されたものと同じである。 本発明の第二の実施態様と適合できる好ましい強化剤として、アゾジカーボン アミド、ジシアンジアミド、オキサミドまたはこれらの混合物が挙げられるが、 これらに限定されない。最も好ましい強化剤はアジドカーボンアミドである。本 発明の噴射剤組成物の第二の実施態様において、強化剤は約2%から約20%まで の量で存在する。好ましくは、強化剤は約3%から約12%まで、最も好ましくは 、約8%から約12%まで存在する。 第二の実施態様と適合できる任意の添加剤として、硬化剤、硬化促進剤、ニト ロ可塑剤、エネルギー添加剤、ニトレートエステル安定剤、不透明剤、及び/ま たは酸化防止剤が挙げられるが、これらに限定されない。第一の実施態様と適合 できるバインダー、ニトロ可塑剤、エネルギー添加剤、ニトレートエステル安定 剤、硬化剤、硬化触媒、不透明剤及び/または酸化防止剤が同等に第二の実施態 様と適合できる。更に、第一の実施態様に関して記載された硝酸アンモニウム、 ニトロ可塑剤、エネルギー添加剤、ニトレートエステル安定剤、硬化剤、硬化触 媒、不透明剤及び/または酸化防止剤の量が同等に第二の実施態様に適用できる 。 第二の実施態様に含まれるバインダーは約3%から約40%までまたはその間の あらゆる値の量で存在する。バインダーは主題実施態様において約3%から約20 %までの量で存在することが好ましい。更に、第二の実施態様において、バイン ダー+ニトロ可塑剤及びエネルギー添加剤は物理的に許される第二の実施態様を 形成するために合計で少なくとも約20%である必要があり、約20%から約35%で あることが好ましい。第二の実施態様はモレキュラーシーブを含まないことが注 目されるべきである。 噴射剤組成物への強化剤の添加はその衝撃を低下する。衝撃の損失を相殺する ために、ニトロ可塑剤及び/またはエネルギー添加剤が添加される。典型的には 、硝酸アンモニウム噴射剤組成物は、衝撃が約229ポンド(力)−秒/ポンド( 質量)以下である場合にそれらの爆発特性を失う。しかしながら、充分な量の一 種以上のニトロ可塑剤及び/またはエネルギー添加剤が強化剤を含む硝酸アンモ ニウム噴射剤組成物に添加される場合、強化剤の利点が衝撃を損失しないで得ら れる。強化剤を下記の硝酸アンモニウム噴射剤組成物に添加する効果(表I)が 以 下に示される結果(表II)を生じた。 既に注目されたように、特に示されない限り、全ての成分は噴射剤組成物の合 計重量の重量%として示される。更に、噴射剤組成物の全ての成分は足して合計 100重量%になる。 表IIに示されるように、強化剤の%が15%に増加されるにつれて、最大応力及 び伸び%の両方が対照値から増大される。増大された最大応力及び伸び%は多断 片、例えば、小球等による衝撃の如き予期しない刺激からの早期の爆燃または爆 発に対し抵抗性の強靭な噴射剤組成物を示す。最大応力及び伸びの測定はクラス C標本を使用してChemical Propulsion Information Agency(CPIA)刊行物21、 節4.3.2(補遺)に記載された試験操作に従って行った。CPIA刊行物21が参考とし て本明細書にそのまま含まれる。 本発明の第三の実施態様(即ち、熟成−安定化/強化された噴射剤組成物)に ついて言及すると、この実施態様は硝酸アンモニウム、モレキュラーシーブ、強 化剤及びバインダーを含む。第一の実施態様及び/または第二の実施態様と適合 できる同じ硝酸アンモニウム、モレキュラーシーブ、強化剤、バインダー、ニト ロ可塑剤、エネルギー添加剤、ニトレートエステル安定剤、硬化剤、硬化触媒、 不透明剤及び/または酸化防止剤が第三の実施態様に同等に適合できる。更に、 以下に特に示されない限り、第一の実施態様及び/または第二の実施態様に関し て記載された硝酸アンモニウム、ニトロ可塑剤、エネルギー添加剤、ニトレート エステル安定剤、硬化剤、硬化触媒、不透明剤及び/または酸化防止剤の量が第 三の実施態様に同等に適用し得る。第三の実施態様は夫々第一の実施態様及び第 二の実施態様に記載のモレキュラーシーブ及び強化剤の両方を含むことが注目さ れるべきである。第二の実施態様に添加された強化剤の量がこの第三の実施態様 に同等に適用し得る。同様に、第一の実施態様に添加されたモレキュラーシーブ の量が第三の実施態様に同等に適用し得る。最後に、第三の実施態様において、 バインダーは約5%から約30%までの量で存在する。バインダー+ニトロ可塑剤 及びエネルギー添加剤は物理的に許される第三の実施態様を形成するために合計 で少なくとも約20%である必要があり、約20%から約35%までであることが好ま しい。 以下、本発明の組成物の種々の実施態様を形成する方法が詳しく説明される。 全ての成分の初期の乾燥は典型的な工業慣例に従って行われ、これらは当業界で 公知である。例えば、硝酸アンモニウムが約16時間にわたって約110℃で乾燥さ れて(例えば、オーブン中)、表面の水を除去する。全ての噴射剤成分に適した 初期の乾燥方法が当業者に公知である。モレキュラーシーブを含む実施態様(例 えば、第一の実施態様及び第三の実施態様)について本明細書に既に示され、ま た直後に示されるように、重要な追加の乾燥がモレキュラーシーブで行われる。 噴射剤組成物のその他の成分が添加される前に、最終的に添加されるモレキュ ラーシーブの少なくとも一部が硝酸アンモニウムと混合される。例えば、初期の 乾燥後に、モレキュラーシーブが硝酸アンモニウム1ポンド当たり少なくとも約 1gの程度まで添加される。次いで硝酸アンモニウムとモレキュラーシーブの混 合物が最初のエージング期間にわたって放置し得る。最初のエージング期間は約 48時間以上まで、好ましくは約0.25時間から約16時間まで、最も好ましくはでき るだけ0に近い時間である。 モレキュラーシーブと硝酸アンモニウムの混合物が周囲空気(即ち、その中に 水分を含む)に暴露される場合、それは混合直後に粉砕されることが好ましい (即ち、最初のエージング期間は0分付近である)。しかしながら、その混合物 がシールされた容器中に保たれる場合(即ち、周囲空気及びその中の水分への制 限された暴露により)、混合物は粉砕しないで無限に維持されてもよい。例えば 、最初のエージング期間は約48時間まで(またはそれ以上)、例えば、約4時間 から約16時間までであってもよい。しかしながら、第一の混合物を得る混合直後 に混合物を粉砕することが好ましい(または、例えば、製造ラインもしくは組み 立てラインでできるだけ早くそうすることが実用的である)。理論により束縛さ れたくないが、粉砕(混合物の)はモレキュラーシーブを硝酸アンモニウム及び それと混在する水に物理的に接近させるものと考えられる。それにより、更に、 粉砕はモレキュラーシーブに水を粉砕された硝酸アンモニウムから更に有効かつ 効率的に吸収(そして保持)させるものと考えられる。 粉砕はボールミル粉砕、流体エネルギー粉砕または微粉砕により行われる。ま た、当業界で公知のその他の粉砕方法が使用されてもよい。更に、それが使用さ れる特別な粉砕方法の供給原料として適合できる限り、硝酸アンモニウムの粒子 特性(例えば、粒子厚さ、粒子サイズ、粒状形態--列理、プリル、結晶サイズ等 )は重要ではない。硝酸アンモニウムのサイズは、既に注目されたように、厚さ が約5ミクロンから約400ミクロンまで、好ましくは、約30ミクロンから約50ミ クロンまでであるべきである。 粉砕次にエージングの両方の後に(または最初のエージング期間が0時間の場 合には粉砕直後に)、噴射剤組成物の残りの成分(硬化剤以外)が第一の混合物 に添加されて第二の混合物を得る。その後、第二の混合物が第二のエージング期 間にわたって放置される。 第二のエージング期間はモレキュラーシーブに第二の混合物を熟成−安定化す るのに充分な量の存在する水を吸収(そして保持)させる。第二のエージング期 間は約48時間以上まで、好ましくは、約0.25時間から約24時間まで、最も好まし くは、約16時間から約24時間までである。最後に、硬化剤(存在する場合)、( 例えば、イソシアネート硬化剤)が必要により第二の混合物に添加されて最終の 熟成−安定化された硝酸アンモニウム噴射剤組成物または最終の熟成−安定化/ 強化された噴射剤組成物を完成し、形成し得る。 下記の実施例8の噴射剤組成物が調製され、その最初のエージング期間が0時 間に設定され、第二のエージング期間が夫々0時間、2時間及び48時間に設定さ れた。下記の実施例8の噴射剤組成物について硬度(ショアーA)、極限引張強 さ(psi)及び破断時の伸び(%)に関する第二のエージング期間を変えることの 効果が下記の表IIIに示される。 伸びは弾性の指標である。それは噴射剤組成物が破断する前に噴射剤組成物が 延伸し得る長さを示す。伸びの同時の増大とともに引張強さの増大は“靭性”の 増大を示す。“靭性”の増大は少ない損傷が小球または断片衝撃シナリオで生じ ることを示す。少ない損傷は燃焼する小さい表面積を意味し、それ故、予期しな い刺激(例えば、小球または断片衝撃)に対する反応がそれ程激しくないであろ う。エージング期間は硝酸アンモニウム噴射剤組成物の貯蔵寿命を有意に増大す る(例えば、20年以上まで)。 モレキュラーシーブを含まないが、強化剤を含む噴射剤組成物(例えば、第二 の実施態様)について、硝酸アンモニウムがボールミル粉砕、流体エネルギー粉 砕または微粉砕により粉砕される。また、当業界で公知のその他の粉砕方法が使 用されてもよい。その後、粉砕された硝酸アンモニウムが強化剤を含む噴射剤組 成物のその他の成分の残りと混合される。注目されるように、噴射剤組成物の弾 性及び最大応力の増大は噴射剤組成物が亀裂等を生じ難く、また激しい爆燃また は早期の爆発を起こし難いことを示す。 本発明を説明したので、以下の実施例が発明を実施するのに最良の今知られて いる様式を含むその特別の適用を説明するために示される。これらの特別な実施 例は本明細書に記載された発明の範囲を限定することを目的とするものではない 。 実施例 下記の噴射剤組成物は、以下に記した量の成分を用いて調製した。しかしなが ら、ここに記された実施例は予測的なものである。これらの仮想実施例の全てに おいて、硝酸エステル可塑剤及び硬化触媒は、あらかじめ説明されたように適宜 含まれることに注意しなければならない。更に各配合物の全ての成分は、合計10 0重量%になるように添加される。仮想実施例9、10、11及び12は、噴射剤組成物 衝撃のわずかな損失を伴う、老化に対する安定性があり、かつ軽度に強化された 噴射剤組成物を記している。仮想実施例13、14、15及び16は、噴射剤組成物衝撃 の中程度の損失を伴う、老化に対する安定性があり、かつ中等度に強化された噴 射剤組成物を記している。仮想実施例17、18、19及び20は、噴射剤組成物衝撃の 顕著な損失を伴う、老化に対する安定性があり、かつ高度に強化された噴射剤組 成物を記している。あらゆる仮想実施例において含むことができる他の少量の成 分は、不透明剤、硝酸エステル安定剤、酸化防止剤及び硬化触媒を含む。これら の少量の成分は、老化に対する安定性、弾道均一性を増強し、硬化及び当該技術 分野で周知のものを促進する。 第一の混合物は、下記実施例21に従って調製した。直前に記したような、全て の当該量の成分(硬化剤を除く)は、噴射剤ミキサー中で一緒にし、かつ真空に せずに15分間混合した。その後混合を停止し、かつ混合物を、密封した混合用バ ケットを用い、18時間140°F(60℃)に保った。次に硬化剤を添加し、更に真空 下で15分間混合した。次にこのミキサーをこすり落とし、噴射剤を、真空下で更 に15分間混合した。次にこの混合物を、ブロック金型中又はモーター中へと、圧 力鋳造した。その後この噴射剤組成物を、140°F(60℃)で48時間硬化した。 前述の噴射剤組成物への4%ジシアンジアミドの添加は、引張強さを2倍以上に し、かつ更にそれらの最大ひずみ力(すなわち伸び)を顕著に増加した。 実施例21 (第一の混合物) 硝酸アンモニウム(AN)1lb(0.45kg)を、230°F(110℃)で16時間乾燥した。 3Aモレキュラーシーブ1gを添加し、かつこの混合物をボールミルで10分間粉砕し た。これは、平均粒度が約50μmであるような、ANの第一の混合物を生成した。 この第一の混合物は直ちに使用するのが最良であるが、密封した容器に入れて、 最低約1年は、保存することができる。実施例22 (老化に対する安定性を伴わない組成物7019-A) 酢酸セルロース(4.0g)をアセトン25ml中に溶解した。実施例21に従って、モ レキュラーシーブを添加せずに、ANを粉砕した。粉砕したAN(60g)及びRDX(36 g)を、混合用バケット中でタンブリングすることによって、乾燥混合した。次 にこの混合された乾燥材料を、酢酸セルロース/アセトン溶液中に入れ、手で攪 拌した。必要であるならばアセトンを添加し、粘稠なペーストを生成した。その 後このペーストを、シート状にするか、もしくは、ストランド状に押出すか、も しくは、依然湿った状態で篩にかけて顆粒を製造するかした。好ましい形状では 、7019-Aを、厚さ約0.030インチ(0.076cm)のシート状に製造し、次に真空炉に おいて140°F(60℃)で乾燥した。その後このシートを破壊し、小片とし、5メ ッシュの篩を使って篩い分けした。実施例23 (老化に対する安定性を伴う組成物7019-A) 実施例22において、ANを実施例21に従ってモレキュラーシーブと共に粉砕した 以外は、これと同じ方法を行った。実施例24 (強化された噴射剤組成物) 実施例7において、モレキュラーシーブを該組成物から省いた以外は、これと 同じ方法を行った。結合剤の量は、0.22重量%まで増加した。一方実行した方法 は、実施例7と同じであった。実施例25 (老化に対し安定化された組成物) 実施例7において、補強剤を該組成物から省いた以外は、これと同じ方法を行 った。結合剤の量は、4.0重量%まで増加した。一方実行した方法は、実施例7 と同じであった。実施例26 (老化に対し安定化されたHi-Temp/AN組成物) Hi-Temp(登録商標)(100g)及び第一の混合物(100g、実施例21に従って製 造されたもの)を、混合用バケット中でタンブリングすることによって混合した 。その後、アセトンを加えこれらの粒子を十分湿らせ、これらの成分を互いに粘 着させた。この混合物を、真空下で140°F(60℃)で乾燥した。5メッシュ篩を 使って篩い分けし、かつ密封した容器の中で、封をして保管した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マークスパーデン ヒュー ジェイ アメリカ合衆国 アリゾナ州 85308 グ レンデイル ウェスト ハートフォード アベニュー 3823 (72)発明者 オーランダー ドナルド イー アメリカ合衆国 アリゾナ州 85284 テ ンピ イースト カレ デ アーコス 210

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.硝酸アンモニウム、細孔をもつモレキュラーシーブ及びバインダーを含む老 化安定化した硝酸アンモニウム推進剤組成物であって、前記細孔が前記組成物に 少なくとも約5年の貯蔵寿命を与えるのに十分な量の前記硝酸アンモニウムから の水を十分吸収及び保持するだけの細孔径を有する、燃焼時に実質的に無煙であ る、前記組成物。 2.前記モレキュラーシーブが前記組成物の全重量の約6重量%までの量で存在 し、前記バインダーが前記全重量の約3〜約40%の量で存在し、前記モレキュラ ーシーブの細孔径が約13オングストローム以下であり、前記硝酸アンモニウムが 前記全重量の約40〜約85重量%の量で存在する、請求項1記載の組成物。 3.前記細孔径が約3〜13オングストロームであり、前記バインダーが熱可塑性 エラストマー、キュア硬化材料及びその混合物からなる群より選ばれる、請求項 2記載の組成物。 4.前記モレキュラーシーブがゼオライトA型である、請求項1記載の組成物。 5.更に強化剤を前記重量の約20%の量で含む、請求項3記載の組成物。 6.前記強化剤がアゾジカルボンアミド、ジシアンジアミド、オキサミド及びそ の混合物からなる群より選ばれる、請求項5記載の組成物。 7.更にニトロ可塑剤、エネルギー添加剤及びその混合物からなる群より選ばれ た物質を含み、前記ニトロ可塑剤が硝酸エステル、ニトラミン及びその混合物か らなる群より選ばれ、前記物質が前記全重量の約35重量%までの量で存在し、前 記ニトロ可塑剤、前記エネルギー添加剤及び前記バインダーの合計が前記全重量 の少なくとも約20%である、請求項6記載の組成物。 8.前記エネルギー添加剤がシクロテトラメチレンテトラニトラミン、シクロト リメチレントリニトラミン、ジニトロキシジエチルニトラミン及びその混合物か らなる群より選ばれたニトラミンである、請求項7記載の組成物。 9.前記ニトロ可塑剤が前記硝酸エステルであり、更に硝酸エステル安定剤を前 記全重量の約0.1〜約2%の量で含む、請求項8記載の組成物。 10.前記硝酸エステルがトリメチロールエタン三硝酸エステル、トリエチレング リコール二硝酸エステル、トリエチレングリコール三硝酸エステル、ブタントリ オール三硝酸エステル、ジエチレングリコール二硝酸エステル、エチレングリコ ール二硝酸エステル、ニトログリセリン、ジエチレングリセリン三硝酸エステル 、ジニトログリセリン、ニトロベンゼン、N-ブチル-2-ニトラトエチルニトラミ ン、メチル-2-ニトラトエチルニトラミン、エチル-2-ニトラトエチルニトラミン 及びその混合物からなる群より選ばれる、請求項9記載の組成物。 11.前記硝酸エステル安定剤がN-メチル-4-ニトロアニリン、2-ニトリジフェニ ルアミン、エチルセントラリット及びその混合物からなる群より選ばれる、請求 項10記載の組成物。 12.更に硬化剤を約0.5〜約5%の量で含み、前記バインダーがキュア硬化材料で ある、請求項11記載の組成物。 13.前記キュア硬化材料がヒドロキシ末端ポリブタジエン、ヒドロキシ末端ポリ エーテル、ポリグリコールアジペート、グリシジルアジドポリマー、ポリビス-3 ,3'-アジドメチルオキセタン、ポリ-3-ニトラトメチル-3-メチルオキセタン、ポ リエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、セルロースアセテート及び その混合物からなる群より選ばれ、前記硬化剤がヘキサメチレンジイソシアネー ト、イソホロンジイソシアネート、トルエンジイソシアネート、トリメチルキシ レンジイソシアネート、ジメリルジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシ アネート、ナフタレンジイソシアネート、ジアニシジンジイソシアネート、フェ ニレンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート他のジイソシアネート、 トリイソシアネート、該トリイソシアネート以外の高級イソシアネート、多官能 性イソシアネート及びその混合物からなる群より選ばれる、請求項12記載の組成 物。 14.更に硬化触媒を前記全重量の約0.3重量%までの量で含む、請求項13記載の 組成物。 15.前記硬化触媒がトリフェニルビスマス、マレイン酸無水物、酸化マグネシウ ム、ジラウリン酸スズ、金属アセチルアセトネート及びその混合物からなる群よ り選ばれる、請求項14記載の組成物。 16.更に不透明化剤を前記全重量の約2%までの量で含む、請求項15記載の組成 物。 17.前記不透明化剤がカーボンブラックである、請求項16記載の組成物。 18.更に酸化防止剤を前記全重量の約1%までの量で含み、前記酸化防止剤が2,2 '-ビス(4-メチル-6-tert-ブチルフェノール)、4,4'-ビス(4-メチル-6-tert-ブチ ルフェノール)及びその混合物からなる群より選ばれる、請求項17記載の組成物 。 19.老化安定化した硝酸アンモニウム推進剤組成物であって、前記組成物の全重 量に対して約40〜約85%の硝酸アンモニウム、約0.2〜約0.4%の細孔径が約3〜 約13オングストロームのモレキュラーシーブ、約3〜約40%のバインダーを含み 、燃焼時に実質的に無煙である、前記組成物。 20.更に前記全重量に対して約25%までのニトロ可塑剤、約25%までのエネルギ ー添加剤、約3%までの硝酸エステル安定剤、約3%までの硬化剤、約0.3%まで の硬化触媒、約2%までの不透明化剤及び約1%までの酸化防止剤を含む、請求項 19記載の組成物。 21.前記モレキュラーシーブが式Na12((AlO2)12(SiO2)12)・27H2Oを有し、前記バ インダーがヒドロキシ末端ポリブタジエンであり、前記硝酸エステル安定剤がN- メチル-4-ニトロアニリンであり、前記硬化剤がイソホロンジイソシアネートで あり、前記硬化触媒がトリフェニルビスマス、マレイン酸無水物、酸化マグネシ ウム、ジラウリン酸スズ、金属アセチルアセトネート及びその混合物からなる群 より選ばれ、前記不透明化剤がカーボンブラックであり、前記酸化防止剤が2,2' -ビス(4-メチル-6-tert-ブチルフェノール)、4,4'-ビス(4-メチル-6-tert-ブチ ルフェノール)及びその混合物からなる群より選ばれ、前記エネルギー添加剤が ジニトロキシジエチルニトラミン、シクロトリメチレントリニトラミン、シクロ テトラメチレンテトラニトラミン及びその混合物からなる群より選ばれる、請求 項20記載の組成物。 22.老化安定化した推進剤組成物の形成方法であって、 (a)硝酸アンモニウムの量を供給する工程; (b)細孔をもつモレキュラーシーブと前記硝酸アンモニウムとを混合して混合 物を形成する工程; (c)前記混合物を第1熟成時間放置する工程; (d)その後に前記混合物を粉砕して第1混合物を得る工程;及び (e)前記第1混合物に少なくともバインダーを添加して第2混合物を形成し、前 記バインダーが前記第2混合物を所望の形に形成するのに十分な量で添加される 工程 を含み、前記組成物が燃焼時に実質的に無煙である、前記方法。 23.前記第1熟成時間が約48時間までである、請求項22記載の方法。 24.前記混合工程が約3〜約13オングストロームの細孔径を有する前記モレキュ ラーシーブを添加する工程を更に含み、前記モレキュラーシーブが前記推進剤組 成物の全重量の約6%までの量で存在し、前記硝酸アンモニウムが前記全重量の 約40〜約85%の量で存在する、請求項22記載の方法。 25.前記添加工程が前記バインダーのほかに強化剤、ニトロ可塑剤、エネルギー 添加剤、硝酸エステル安定剤、不透明化剤、硬化触媒及び酸化防止剤からなる群 より選ばれた材料の少なくとも1種を前記第1混合物に添加して前記第2混合物を 得る工程を更に含む、請求項24記載の方法。 26.(a)前記第2混合物を約48時間までの第2熟成時間放置する工程;及び (b)その後に前記第2混合物に硬化剤を添加する工程 を更に含む、請求項25記載の方法。 27.強化した硝酸アンモニウム推進剤組成物であって、硝酸アンモニウム、強化 剤及びバインダーを含む、前記組成物。 28.前記強化剤がアゾジカルボンアミド、ジシアンジアミド、オキサミド及びそ の混合物からなる群より選ばれ、前記強化剤が前記組成物の全重量の約2〜約20 重量%の量で存在し、前記硝酸アンモニウムが前記重量の約40〜約85重量%の量 で存在し、前記バインダーが前記全重量の約3〜約40重量%の量で存在する、請 求項26記載の組成物。 29.前記バインダーが熱可塑性エラストマー、キュア硬化材料及びその混合物か らなる群より選ばれる、請求項28記載の組成物。 30.更にモレキュラーシーブを前記全重量の約6%までの量で含み、前記モレキ ュラーシーブの細孔径が約3〜約13オングストロームである、請求項29記載の組 成物。 31.前記モレキュラーシーブがゼオライトA型である、請求項30記載の組成物。 32.エネルギー添加剤及びニトロ可塑剤の少なくとも1種を更に含み、前記ニト ロ可塑剤が硝酸エステル、ニトラミン及びその混合物からなる群より選ばれ、前 記ニトロ可塑剤が前記全重量の約35重量%までの量で存在し、前記エネルギー添 加剤が前記全重量の約35重量%までの量で存在し、前記ニトロ可塑剤、前記エネ ルギー添加剤及び前記バインダーの合計が前記全重量の少なくとも約20%である 、請求項31記載の組成物。 33.前記ニトロ可塑剤がN-ブチル-2-ニトラトエチルニトラミン、メチル-2-ニト ラトエチルニトラミン、エチル-2-ニトラトエチルニトラミン及びその混合物か らなる群より選ばれたニトラミンである、請求項32記載の組成物。 34.前記ニトロ可塑剤が硝酸エステルであり、更に硝酸エステル安定剤を前記全 重量の約0.1〜約2%の量で含む、請求項32記載の組成物。 35.前記硝酸エステルがトリメチロールエタン三硝酸エステル、トリエチレング リコール二硝酸エステル、トリエチレングリコール三硝酸エステル、ブタントリ オール三硝酸エステル、ジエチレングリコール二硝酸エステル、エチレングリコ ール二硝酸エステル、ニトログリセリン、ジエチレングリセリン三硝酸エステル 、ジニトリグリセリン、ニトロベンゼン及びその混合物からなる群より選ばれる 、請求項34記載の組成物。 36.前記硝酸エステル安定剤がN-メチル-4-ニトロアニリン、2-ニトロジフェニ ルアミン、エチルセントラリット及びその混合物からなる群より選ばれる、請求 項35記載の組成物。 37.更に硬化剤を約0.5〜約5%の量で含み、前記バインダーが前記キュア硬化材 料である、請求項36記載の組成物。 38.前記バインダーがヒドロキシ末端ブタジエンであり、前記硬化剤がヘキサメ チレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、トルエンジイソシアネ ート、トリメチルキシレンジイソシアネート、ジメリルジイソシアネート、ジフ ェニルメタンジイソシアネート、ナフタレンジイソシアネート、ジアニシジンジ イソシアネート、フェニレンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート他 のジイソシアネート、トリイソシアネート、該トリイソシアネート以外の高級 イソシアネート、多官能性イソシアネート及びその混合物からなる群より選ばれ る、請求項37記載の組成物。 39.更に硬化触媒を前記全重量の約0.3%までの量で含む、請求項38記載の組成 物。 40.前記硬化触媒がトリフェニルビスマス、マレイン酸無水物、酸化マグネシウ ム、ジラウリン酸スズ、金属アセチルアセトネート及びその混合物からなる群よ り選ばれる、請求項39記載の組成物。 41.更に不透明化剤を前記全重量の約2%までの量で含む、請求項40記載の組成 物。 42.前記不透明化剤がカーボンブラックである、請求項41記載の組成物。 43.更に酸化防止剤を前記全重量の約1%までの量で含み、前記酸化防止剤が2,2 '-ビス(4-メチル-6-tert-ブチルフェノール)、4,4'-ビス(4-メチル-6-tert-ブチ ルフェノール)及びその混合物からなる群より選ばれる、請求項42記載の組成物 。 44.強化した硝酸アンモニウム推進剤組成物であって、前記組成物の全重量に対 して約40〜約85%の硝酸アンモニウム、約2〜約20%の強化剤及び約3〜約40%の バインダーを含む、前記組成物。 45.約25%までのニトロ可塑剤、約25%までのエネルギー添加剤、約3%までの 硝酸エステル安定剤、約3%までの硬化剤、約0.3%までの硬化触媒、約2%まで の不透明化剤及び約1%までの酸化防止剤の少なくとも1種を更に含み、前記バイ ンダーが熱可塑性エラストマー、キュア硬化材料及びその混合物からなる群より 選ばれ、前記エネルギー添加剤がシクロトリメチレントリニトラミン、シクロテ トラメチレンテトラニトラミン、ジニトロキシエチルニトラミン及びその混合物 からなる群より選ばれ、前記ニトロ可塑剤が硝酸エステル、ニトラミン及びその 混合物からなる群より選ばれ、前記硝酸エステル安定剤がN-メチル-4-ニロトア ニリンであり、前記硬化剤がイソホロンジイソシアネートであり、前記硬化触媒 がトリフェニルビスマス、マレイン酸無水物、酸化マグネシウム、ジラウリン酸 スズ、金属アセチルアセトネート及びその混合物からなる群より選ばれ、前記不 透明化剤がカーボンブラックであり、前記酸化防止剤が2,2'-ビス(4-メチル-6- tert-ブチルフェノール)、4,4'-ビス(4-メチル-6-tert-ブチルフェノール)及び その混合物からなる群より選ばれ、前記強化剤がアゾジカルボンアミド、ジシア ンジアミド、オキサミド及びその混合物からなる群より選ばれる、請求項44記載 の組成物。 46.強化した推進剤組成物の形成方法であって、 (a)硝酸アンモニウムの量を供給する工程; (b)任意により前記硝酸アンモニウムを粉砕する工程; (c)前記硝酸アンモニウムに強化剤及び少なくともバインダーを添加して第1混 合物形成し、前記バインダーが前記第1混合物を所望の形に形成するのに十分な 量で添加される工程 を含む、前記方法。 47.前記組成物が燃焼時に実質的に無煙である、請求項46記載の方法。 48.前記強化剤がアゾジカルボンアミド、ジシアンジアミド、オキサミド及びそ の混合物からなる群より選ばれ、前記強化剤が前記組成物の全重量の約20重量% までの量で存在し、前記硝酸アンモニウムが前記重量の約40〜約85重量%の量で 存在する請求項46記載の方法。 49.前記添加工程が前記バインダーと前記強化剤のほかにモレキュラーシーブ、 ニトロ可塑剤、エネルギー添加剤、硝酸エステル安定剤、不透明化剤、硬化触媒 及び酸化防止剤の少なくとも1種を前記第1混合物に添加して第2混合物を得る工 程を更に含む、請求項48記載の方法。 50.前記第2混合物に硬化剤を添加する工程を更に含む、請求項49記載の方法。 51.強化及び老化安定化した硝酸アンモニウム推進剤組成物であって、前記組成 物の全重量に対して約40〜約85%の硝酸アンモニウム、約0.02〜約6%の細孔径 が約3〜約13オングストロームのモレキュラーシーブ、約2〜約20%の強化剤及び 約3〜約40%のバインダーを含み、燃焼時に実質的に無煙である、前記組成物。 52.約25%までのニトロ可塑剤、約25%までのエネルギー添加剤、約3%までの 硝酸エステル安定剤、約3%までの硬化剤、約0.3%までの硬化触媒、約2%まで の不透明化剤及び約1%までの酸化防止剤の少なくとも1種を更に含み、前記モレ キュラーシーブが式Na12((AlO2)12(SiO2)12)・27H2Oを有し、前記バインダーが熱 可 塑性エラストマー、キュア硬化材料又はその混合物であり、前記エネルギー添加 剤がジニトロキシジエチルニトラミン、シクロトリメチレントリニトラミン、シ クロテトラメチレンテトラニトラミン及びその混合物からなる群より選ばれ、前 記ニトロ可塑剤が硝酸エステル、ニトラミン及びその混合物からなる群より選ば れ、前記硝酸エステル安定剤がN-メチル-4-ニトロアニリンであり、前記硬化剤 がイソホロンジイソシアネートであり、前記硬化触媒がトリフェニルビスマス、 マレイン酸無水物、酸化マグネシウム、ジラウリン酸スズ、金属アセチルアセト ネート及びその混合物からなる群より選ばれ、前記不透明化剤がカーボンブラッ クであり、前記酸化防止剤が2,2'-ビス(4-メチル-6-tert-ブチルフェノール)、4 ,4'-ビス(4-メチル-6-tert-ブチルフェノール)及びその混合物からなる群より選 ばれ、前記強化剤がアゾジカルボンアミド、ジシアンジアミド、オキサミド及び その混合物からなる群より選ばれる、請求項51記載の組成物。 53.硝酸アンモニウム及び細孔径が約13オングストローム以下のモレキュラーシ ーブを含む老化安定化した硝酸アンモニウム組成物であって、燃焼時に実質的に 無煙である、前記組成物。 54.前記硝酸アンモニウムと前記モレキュラーシーブを粉末にする、請求項53記 載の組成物。
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