JPH0691791A - ガセット付き三方シール袋の製袋装置 - Google Patents
ガセット付き三方シール袋の製袋装置Info
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- JPH0691791A JPH0691791A JP3289251A JP28925191A JPH0691791A JP H0691791 A JPH0691791 A JP H0691791A JP 3289251 A JP3289251 A JP 3289251A JP 28925191 A JP28925191 A JP 28925191A JP H0691791 A JPH0691791 A JP H0691791A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 フォーマーの傾斜角度及び設置高さの変更が
容易であるガセット付き三方シール袋の製袋装置。 【構成】 製袋器１を、三角フォーマー板２と一対の遊
動縦ロール３とガセット入れナイフ４とで構成した。製
袋器１連続走行する被包装紙であるウエブＵを三角フォ
ーマー板２に下側より掛けてＶ字形に折り、一対の遊動
縦ロール３に通して二つ折りにし、ガセット入れナイフ
４をウエブＵの下縁を折り込み内部側へ凹ませる。三角
板フォーマー及びガセット入れナイフ４を、それぞれ、
ターンバックル２１ｂ，３１ｂを有する調整リンク機構
２１，３１で支持し、調整リンク機構２１，３１を片持
ち梁２２，３２の張出端に設け、片持ち梁２２，３２は
縦ガイド４１に支持案内し、縦シャフト２３，３３の雄
ねじに螺合したナットランナー２４，３４を歯車列２
４，２６、３４，３５を介して回転伝達杆２６，３６の
基端と接続し、回転つまみ２７，３７を回して高さ変更
ができる。
容易であるガセット付き三方シール袋の製袋装置。 【構成】 製袋器１を、三角フォーマー板２と一対の遊
動縦ロール３とガセット入れナイフ４とで構成した。製
袋器１連続走行する被包装紙であるウエブＵを三角フォ
ーマー板２に下側より掛けてＶ字形に折り、一対の遊動
縦ロール３に通して二つ折りにし、ガセット入れナイフ
４をウエブＵの下縁を折り込み内部側へ凹ませる。三角
板フォーマー及びガセット入れナイフ４を、それぞれ、
ターンバックル２１ｂ，３１ｂを有する調整リンク機構
２１，３１で支持し、調整リンク機構２１，３１を片持
ち梁２２，３２の張出端に設け、片持ち梁２２，３２は
縦ガイド４１に支持案内し、縦シャフト２３，３３の雄
ねじに螺合したナットランナー２４，３４を歯車列２
４，２６、３４，３５を介して回転伝達杆２６，３６の
基端と接続し、回転つまみ２７，３７を回して高さ変更
ができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、製袋器により連続走行
する被包装紙であるウエブを底部にガセットが入ったＷ
字形に二つ折りにし、その後縦シールを一定間隔で入れ
かつ縦シール部分の巾中央より切断して三方シール袋を
形成するように構成されたガセット付き三方シール袋の
製袋装置に関し、特に製袋器の改良に関する。
する被包装紙であるウエブを底部にガセットが入ったＷ
字形に二つ折りにし、その後縦シールを一定間隔で入れ
かつ縦シール部分の巾中央より切断して三方シール袋を
形成するように構成されたガセット付き三方シール袋の
製袋装置に関し、特に製袋器の改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のガセット付き三方シール袋の製袋
装置は、製袋器が、傾斜して設けられるＷ字形のフォー
マーと、下縁Ｗ字状の凹部に入り込むように設けられる
算盤玉状のローラーと、互いに密着して設けられた一対
の遊動縦ロールとを配設してなり、Ｗ字形のフォーマー
に連続走行する被包装紙であるウエブを下側より掛けて
Ｖ字形に折るとともに算盤玉状のローラーでウエブ巾中
央を山折りすることによりＷ字形に折ったウエブを、一
対の遊動縦ロール間に通して下部にガセットが入った状
態に二つ折りにし、その後縦シールを一定間隔で入れか
つ縦シール部分の巾中央より切断して三方シール袋を形
成するように構成されている。
装置は、製袋器が、傾斜して設けられるＷ字形のフォー
マーと、下縁Ｗ字状の凹部に入り込むように設けられる
算盤玉状のローラーと、互いに密着して設けられた一対
の遊動縦ロールとを配設してなり、Ｗ字形のフォーマー
に連続走行する被包装紙であるウエブを下側より掛けて
Ｖ字形に折るとともに算盤玉状のローラーでウエブ巾中
央を山折りすることによりＷ字形に折ったウエブを、一
対の遊動縦ロール間に通して下部にガセットが入った状
態に二つ折りにし、その後縦シールを一定間隔で入れか
つ縦シール部分の巾中央より切断して三方シール袋を形
成するように構成されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のガセット付
き三方シール袋の製袋装置は、大きさが異なる袋やガセ
ット寸法が異なる袋を作る場合には、Ｗ字形のフォーマ
ーの傾斜角度及び設置高さを変更しかつ算盤玉状のロー
ラーを交換しなければならない面倒があり、簡単な操作
によって調整することができなかった。
き三方シール袋の製袋装置は、大きさが異なる袋やガセ
ット寸法が異なる袋を作る場合には、Ｗ字形のフォーマ
ーの傾斜角度及び設置高さを変更しかつ算盤玉状のロー
ラーを交換しなければならない面倒があり、簡単な操作
によって調整することができなかった。
【０００５】本発明は、上述した点に鑑み案出したもの
で、フォーマーの交換の必要がなく、フォーマーの傾斜
角度及び設置高さの変更が容易であるとともに、フォー
マーや遊動縦ロールの周囲に空間を大きく確保できてウ
エブを通すことが容易であるガセット付き三方シール袋
の製袋装置を提供することを目的としている。
で、フォーマーの交換の必要がなく、フォーマーの傾斜
角度及び設置高さの変更が容易であるとともに、フォー
マーや遊動縦ロールの周囲に空間を大きく確保できてウ
エブを通すことが容易であるガセット付き三方シール袋
の製袋装置を提供することを目的としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するための手段として、製袋器１により連続走行す
る被包装紙であるウエブＵを底部にガセットｕ1 が入っ
たＷ字形に二つ折りにし、その後縦シールを一定間隔で
入れかつ縦シール部分の巾中央より切断して三方シール
袋を形成するように構成されたガセット付き三方シール
袋の製袋装置において、前記製袋器１は、底辺が上流側
に水平に位置しかつ頂点が下流側に低く位置する二等辺
三角形の三角フォーマー板２と、該三角フォーマー板２
の頂点がローラー間に入り込むように近接して設けられ
た互いに密着する一対の遊動縦ロール３，３と、上流端
が傾斜低位置であり前記一対の遊動縦ロール３，３間に
入り込むように近接し、上縁が下流端に近づくにしたが
い漸次高くなるように傾斜した薄板状のガセット入れナ
イフ４とからなり、三角板フォーマーの支持装置２０及
びガセット入れナイフの支持装置３０は、それぞれ、タ
ーンバックル２１ｂ，３１ｂを有して傾斜角度を調整自
在に支持する調整リンク機構２１，３１に支持され、該
調整リンク機構２１，３１が、側方のパネルフレーム４
０により張り出した片持ち梁２２，３２の張出端に設け
られ、片持ち梁２２，３２は、前記パネルフレーム４０
に設けられた縦ガイド４１，４２に支持案内され、かつ
前記パネルフレーム４０に固定された縦シャフト２３，
３３の雄ねじに螺合したナットランナー２４，３４が、
前記片持ち梁２２，３２の基端に設けられた歯車列２
４，２５、３４，３５を介して前記片持ち梁２２，３２
に通された回転伝達杆２６，３６の基端と接続され、該
回転伝達杆２６，３６の張出端に回転つまみ２７，３７
が設けられてなることを特徴とするガセット付き三方シ
ール袋の製袋装置を提供するものである。
解決するための手段として、製袋器１により連続走行す
る被包装紙であるウエブＵを底部にガセットｕ1 が入っ
たＷ字形に二つ折りにし、その後縦シールを一定間隔で
入れかつ縦シール部分の巾中央より切断して三方シール
袋を形成するように構成されたガセット付き三方シール
袋の製袋装置において、前記製袋器１は、底辺が上流側
に水平に位置しかつ頂点が下流側に低く位置する二等辺
三角形の三角フォーマー板２と、該三角フォーマー板２
の頂点がローラー間に入り込むように近接して設けられ
た互いに密着する一対の遊動縦ロール３，３と、上流端
が傾斜低位置であり前記一対の遊動縦ロール３，３間に
入り込むように近接し、上縁が下流端に近づくにしたが
い漸次高くなるように傾斜した薄板状のガセット入れナ
イフ４とからなり、三角板フォーマーの支持装置２０及
びガセット入れナイフの支持装置３０は、それぞれ、タ
ーンバックル２１ｂ，３１ｂを有して傾斜角度を調整自
在に支持する調整リンク機構２１，３１に支持され、該
調整リンク機構２１，３１が、側方のパネルフレーム４
０により張り出した片持ち梁２２，３２の張出端に設け
られ、片持ち梁２２，３２は、前記パネルフレーム４０
に設けられた縦ガイド４１，４２に支持案内され、かつ
前記パネルフレーム４０に固定された縦シャフト２３，
３３の雄ねじに螺合したナットランナー２４，３４が、
前記片持ち梁２２，３２の基端に設けられた歯車列２
４，２５、３４，３５を介して前記片持ち梁２２，３２
に通された回転伝達杆２６，３６の基端と接続され、該
回転伝達杆２６，３６の張出端に回転つまみ２７，３７
が設けられてなることを特徴とするガセット付き三方シ
ール袋の製袋装置を提供するものである。
【０００７】
【作用】三角フォーマー板２でウエブＵをＶ字形に折
り、一対の遊動縦ロール３に通して二つ折りにし、ガセ
ット入れナイフ４でウエブＵの下縁を内包へ折り込み、
その後縦シールを一定間隔で入れかつ縦シール部分の巾
中央より切断して三方シール袋を形成する。三角板フォ
ーマー及びガセット入れナイフ４の傾斜角度を変更する
には、それぞれの調整リンク機構２１，３１のターンバ
ックル２１ｂ，３１ｂを回すことにより行うことがで
き。回転つまみ２７，３７を回すと、回転伝達杆２６，
３６が回転し歯車列２２ａ，３２ａを介してパネルフレ
ーム４０に固定した縦シャフト２３，３３の雄ねじに螺
合したナットランナー２４，３４を回転することがで
き、片持ち梁２２，３２が上昇または下降し、もって三
角フォーマー板２及びガセット入れナイフ４の高さを変
更できる。
り、一対の遊動縦ロール３に通して二つ折りにし、ガセ
ット入れナイフ４でウエブＵの下縁を内包へ折り込み、
その後縦シールを一定間隔で入れかつ縦シール部分の巾
中央より切断して三方シール袋を形成する。三角板フォ
ーマー及びガセット入れナイフ４の傾斜角度を変更する
には、それぞれの調整リンク機構２１，３１のターンバ
ックル２１ｂ，３１ｂを回すことにより行うことがで
き。回転つまみ２７，３７を回すと、回転伝達杆２６，
３６が回転し歯車列２２ａ，３２ａを介してパネルフレ
ーム４０に固定した縦シャフト２３，３３の雄ねじに螺
合したナットランナー２４，３４を回転することがで
き、片持ち梁２２，３２が上昇または下降し、もって三
角フォーマー板２及びガセット入れナイフ４の高さを変
更できる。
【０００８】
【実施例】以下、本発明に係るガセット付き三方シール
袋の製袋装置の実施例を図面を参照して説明する。この
実施例のガセット付き三方シール袋の製袋装置は、蛇行
矯正装置５０と製袋器１とボトムシール装置６０と縦シ
ール装置７０と紙引き装置８０と切断装置９０とがそれ
ぞれ側方のパネルフレーム４０より張り出して設けら
れ、かつ製袋器１が、三角フォーマー板２と一対の遊動
縦ロール３，３とガセット入れナイフ４とからなり、製
袋器連続走行する被包装紙であるウエブＵを蛇行矯正装
置５０の三本のガイドロール５１，５２，５３に巻掛け
て三角フォーマー板２に下側より掛けてＶ字形に折り、
一対の遊動縦ロール３に通して二つ折りにし、ガセット
入れナイフ４をウエブＵの下縁を折り込み内部側へ凹ま
せ、その後、ボトムシール装置６０でガセットｕ1 が入
った部分にボトムシールを行い、次いで縦シール装置７
０で縦シールを一定間隔で入れてドイパック形状（膨ら
ませたとき底部が舟形になる袋形状；ドイパックは商標
名）の三方シール袋とし、切断装置９０で縦シール部分
の巾中央より切断して三方シール袋を形成するように構
成されている。
袋の製袋装置の実施例を図面を参照して説明する。この
実施例のガセット付き三方シール袋の製袋装置は、蛇行
矯正装置５０と製袋器１とボトムシール装置６０と縦シ
ール装置７０と紙引き装置８０と切断装置９０とがそれ
ぞれ側方のパネルフレーム４０より張り出して設けら
れ、かつ製袋器１が、三角フォーマー板２と一対の遊動
縦ロール３，３とガセット入れナイフ４とからなり、製
袋器連続走行する被包装紙であるウエブＵを蛇行矯正装
置５０の三本のガイドロール５１，５２，５３に巻掛け
て三角フォーマー板２に下側より掛けてＶ字形に折り、
一対の遊動縦ロール３に通して二つ折りにし、ガセット
入れナイフ４をウエブＵの下縁を折り込み内部側へ凹ま
せ、その後、ボトムシール装置６０でガセットｕ1 が入
った部分にボトムシールを行い、次いで縦シール装置７
０で縦シールを一定間隔で入れてドイパック形状（膨ら
ませたとき底部が舟形になる袋形状；ドイパックは商標
名）の三方シール袋とし、切断装置９０で縦シール部分
の巾中央より切断して三方シール袋を形成するように構
成されている。
【０００９】蛇行矯正装置５０は、図示しない原反ロー
ルより繰り出される被包装紙である連続するウエブＵ
を、サーボモータ５４によりウエブＵの走行方向と直行
する方向に移動調整される可動ブラケット５５の下部に
位置固定して設けられた導入用ガイドロール５１に導い
てから、同可動ブラケット５５の下部に水平方向に位置
調整可能に設けられたガイドロール５２に巻掛け、さら
に同可動ブラケット５５の上部に位置調整可能に設けら
れたガイドロール５３に巻掛けて、製袋器１の三角フォ
ーマー板２へ導くようになっており、ウエブＵが巾方向
に偏ったとき、これをセンサー５６または５７で検知し
てサーボモータ５４が可動ブラケット５５を偏り寸法だ
け反対方向へ移動することによって蛇行矯正できるよう
になっている。
ルより繰り出される被包装紙である連続するウエブＵ
を、サーボモータ５４によりウエブＵの走行方向と直行
する方向に移動調整される可動ブラケット５５の下部に
位置固定して設けられた導入用ガイドロール５１に導い
てから、同可動ブラケット５５の下部に水平方向に位置
調整可能に設けられたガイドロール５２に巻掛け、さら
に同可動ブラケット５５の上部に位置調整可能に設けら
れたガイドロール５３に巻掛けて、製袋器１の三角フォ
ーマー板２へ導くようになっており、ウエブＵが巾方向
に偏ったとき、これをセンサー５６または５７で検知し
てサーボモータ５４が可動ブラケット５５を偏り寸法だ
け反対方向へ移動することによって蛇行矯正できるよう
になっている。
【００２０】三角フォーマー板２は、二等辺三角形の薄
板であり、支持装置２０により底辺が上流側に水平に位
置しかつ頂点が下流側に低く位置される。
板であり、支持装置２０により底辺が上流側に水平に位
置しかつ頂点が下流側に低く位置される。
【００３２】一対の遊動縦ロール３，３は、フリー回転
可能に互いに密着しており、三角フォーマー板２の頂点
がローラー間に入り込むように近接して支持装置１０に
より支持されている。該支持装置１０は、ウエブＵを容
易に挟むことができるように張出側の遊動縦ロール３を
ワンタッチで外方へ倒せるように係合ロックされてい
る。
可能に互いに密着しており、三角フォーマー板２の頂点
がローラー間に入り込むように近接して支持装置１０に
より支持されている。該支持装置１０は、ウエブＵを容
易に挟むことができるように張出側の遊動縦ロール３を
ワンタッチで外方へ倒せるように係合ロックされてい
る。
【００２１ｂ】ガセット入れナイフ４は、薄板状であ
り、上縁の上流端及び下流端に丸みがあり、支持装置３
０により支持されて、上流端が傾斜低位置であり前記一
対の遊動縦ロール３，３間に入り込むように近接し、上
縁が下流端に近づくにしたがい漸次高くなるように傾斜
している。
り、上縁の上流端及び下流端に丸みがあり、支持装置３
０により支持されて、上流端が傾斜低位置であり前記一
対の遊動縦ロール３，３間に入り込むように近接し、上
縁が下流端に近づくにしたがい漸次高くなるように傾斜
している。
【００２１】三角板フォーマーの支持装置２０は、逆Ｌ
字形のブラケット２１ａの水平端にターンバックル２１
ｂを有してなる調整リンク機構２１により傾斜角度を調
整自在に支持され、該調整リンク機構２１が、ウエブＵ
側方のパネルフレーム４０により張り出した片持ち梁２
２の張出端に設けられている。ターンバックル２１ｂ
は、周知のように、両側に右ねじと左ねじを有するナッ
トで右ねじのボルトと左ねじのボルトとを連結し、ナッ
トを一方に回すと右ねじのボルトと左ねじのボルトを引
き寄せ、他方に回すと離隔させ得るねじ部材の組合せで
ある。三角板フォーマー２の中央部に設けられたリブ２
ａが、逆Ｌ字形のブラケット２１ａの下端及びターンバ
ックル２１ｂの下端に枢支され、ターンバックル２１ｂ
のナットを回すことにより傾斜角度を調整自在に支持さ
れている。逆Ｌ字形のブラケット２１ａは、側方のパネ
ルフレーム４０により張り出した片持ち梁２２の張出端
に固設されている。ガセット入れナイフの支持装置３０
は、ガセット入れナイフ４の上流端下部を、パネルフレ
ーム４０により張り出した片持ち梁３２で貫挿支持して
いるとともに、調整リンク機構３１により傾斜角度を調
整自在に支持されている。該調整リンク機構３１は、片
持ち梁３２より垂下する傾斜ブラケット３１ａと、該傾
斜ブラケット３１ａの下端とガセット入れナイフ４の下
流端下部を連結するターンバックル３１ｂとからなり、
ターンバックル３１ｂのナットを回すことによりガセッ
ト入れナイフ４の傾斜角度を調整自在である。
字形のブラケット２１ａの水平端にターンバックル２１
ｂを有してなる調整リンク機構２１により傾斜角度を調
整自在に支持され、該調整リンク機構２１が、ウエブＵ
側方のパネルフレーム４０により張り出した片持ち梁２
２の張出端に設けられている。ターンバックル２１ｂ
は、周知のように、両側に右ねじと左ねじを有するナッ
トで右ねじのボルトと左ねじのボルトとを連結し、ナッ
トを一方に回すと右ねじのボルトと左ねじのボルトを引
き寄せ、他方に回すと離隔させ得るねじ部材の組合せで
ある。三角板フォーマー２の中央部に設けられたリブ２
ａが、逆Ｌ字形のブラケット２１ａの下端及びターンバ
ックル２１ｂの下端に枢支され、ターンバックル２１ｂ
のナットを回すことにより傾斜角度を調整自在に支持さ
れている。逆Ｌ字形のブラケット２１ａは、側方のパネ
ルフレーム４０により張り出した片持ち梁２２の張出端
に固設されている。ガセット入れナイフの支持装置３０
は、ガセット入れナイフ４の上流端下部を、パネルフレ
ーム４０により張り出した片持ち梁３２で貫挿支持して
いるとともに、調整リンク機構３１により傾斜角度を調
整自在に支持されている。該調整リンク機構３１は、片
持ち梁３２より垂下する傾斜ブラケット３１ａと、該傾
斜ブラケット３１ａの下端とガセット入れナイフ４の下
流端下部を連結するターンバックル３１ｂとからなり、
ターンバックル３１ｂのナットを回すことによりガセッ
ト入れナイフ４の傾斜角度を調整自在である。
【００２２】三角フォーマー板２を支持する片持ち梁２
２及びガセット入れナイフ４を支持する片持ち梁３２
は、前記パネルフレーム４０に設けられた縦長な長孔ガ
イド４１または４２に嵌合案内され、かつ前記パネルフ
レーム４０に固定された縦シャフト２３または３３の雄
ねじに螺合したナットランナー２４または３４が、前記
片持ち梁２２または３２の基端に設けられた一対のヘリ
カルギアからなる歯車列２４，２５または３４，３５を
介して前記片持ち梁２２または３２に通された回転伝達
杆２６または３６の基端と接続され、該回転伝達杆２６
または３６の張出端に回転つまみ２７または３７が設け
られてなる。この実施例では、一方のヘリカルギアに雌
ねじが切られナットランナーを兼ねている。
２及びガセット入れナイフ４を支持する片持ち梁３２
は、前記パネルフレーム４０に設けられた縦長な長孔ガ
イド４１または４２に嵌合案内され、かつ前記パネルフ
レーム４０に固定された縦シャフト２３または３３の雄
ねじに螺合したナットランナー２４または３４が、前記
片持ち梁２２または３２の基端に設けられた一対のヘリ
カルギアからなる歯車列２４，２５または３４，３５を
介して前記片持ち梁２２または３２に通された回転伝達
杆２６または３６の基端と接続され、該回転伝達杆２６
または３６の張出端に回転つまみ２７または３７が設け
られてなる。この実施例では、一方のヘリカルギアに雌
ねじが切られナットランナーを兼ねている。
【００２３】次に上記のように構成した実施例の作用を
説明する。三角フォーマー板２にウエブＵを下側より掛
けてＶ字形に折り、互いに密着する一対の遊動縦ロール
３に通して二つ折りにし、ガセット入れナイフ４を二つ
折りの連続するウエブＵの下縁より折り込み内部へ入り
込ませるように該ウエブＵをの下縁を掛けてウエブＵの
下縁にＷ字形の折り込みを入れ、その後縦シールを一定
間隔で入れかつ縦シール部分の巾中央より切断して三方
シール袋を形成する。三角フォーマー板２及びガセット
入れナイフ４の傾斜角度を変更するには、それぞれの調
整リンク機構２１，３１のターンバックル２１ｂ，３１
ｂを回すことによりおこなうことができ、また三角フォ
ーマー板２，ガセット入れナイフ４の高さを変更するに
は、それぞれの片持ち梁２２，３２の張出端にある回転
つまみ２７，３７を回すことにより容易に行える。回転
つまみ２７，３７を回すと、回転伝達杆２６，３６が回
転し歯車列２４，２５、３４，３５を介してパネルフレ
ーム４０に固定した縦シャフト２３，３３の雄ねじに螺
合したナットランナー２４，３４を回転することがで
き、片持ち梁２２，３２が上昇または下降し、もって三
角フォーマー板２及びガセット入れナイフ４の高さを変
更できる。
説明する。三角フォーマー板２にウエブＵを下側より掛
けてＶ字形に折り、互いに密着する一対の遊動縦ロール
３に通して二つ折りにし、ガセット入れナイフ４を二つ
折りの連続するウエブＵの下縁より折り込み内部へ入り
込ませるように該ウエブＵをの下縁を掛けてウエブＵの
下縁にＷ字形の折り込みを入れ、その後縦シールを一定
間隔で入れかつ縦シール部分の巾中央より切断して三方
シール袋を形成する。三角フォーマー板２及びガセット
入れナイフ４の傾斜角度を変更するには、それぞれの調
整リンク機構２１，３１のターンバックル２１ｂ，３１
ｂを回すことによりおこなうことができ、また三角フォ
ーマー板２，ガセット入れナイフ４の高さを変更するに
は、それぞれの片持ち梁２２，３２の張出端にある回転
つまみ２７，３７を回すことにより容易に行える。回転
つまみ２７，３７を回すと、回転伝達杆２６，３６が回
転し歯車列２４，２５、３４，３５を介してパネルフレ
ーム４０に固定した縦シャフト２３，３３の雄ねじに螺
合したナットランナー２４，３４を回転することがで
き、片持ち梁２２，３２が上昇または下降し、もって三
角フォーマー板２及びガセット入れナイフ４の高さを変
更できる。
【００２４】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の縦形
製袋充填包装機は、フォーマーの交換の必要がなく、フ
ォーマーの傾斜角度及び設置高さの変更が容易であると
ともに、フォーマーや遊動縦ロールの周囲に空間を大き
く確保できてウエブを通すことが容易である。
製袋充填包装機は、フォーマーの交換の必要がなく、フ
ォーマーの傾斜角度及び設置高さの変更が容易であると
ともに、フォーマーや遊動縦ロールの周囲に空間を大き
く確保できてウエブを通すことが容易である。
【図２】本発明の実施例に係るガセット付き三方シール
袋の製袋装置の概略全体正面図。
袋の製袋装置の概略全体正面図。
【図２】上記のガセット付き三方シール袋の製袋装置の
要部平面図。
要部平面図。
Ｕ ウエブ ｕ1 ガセット １ 製袋器 ２ 三角フォーマー板 ３，３ 遊動縦ロール ４ ガセット入れナイフ ２０ 三角板フォーマーの支持装置 ２１ 調整リンク機構 ２１ｂ ターンバックル ２２ 片持ち梁２２ ２３ 縦シャフト ２４，２５ 歯車列（２４ナットランナーを兼ねる） ２６ 回転伝達杆 ２７ 回転つまみ ３０ ガセット入れナイフの支持装置 ３１ 調整リンク機構 ３１ｂ ターンバックル ３２ 片持ち梁２２ ３３ 縦シャフト ３４，３５ 歯車列（３４ナットランナーを兼ねる） ３６ 回転伝達杆 ３７ 回転つまみ ４０ パネルフレーム ４１，４２ 縦ガイド
【手続補正書】
【提出日】平成４年８月１１日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００８
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００８】
【実施例】以下、本発明に係るガセット付き三方シール
袋の製袋装置の実施例を図面を参照して説明する。この
実施例のガセット付き三方シール袋の製袋装置は、蛇行
矯正装置５０と製袋器１とボトムシール装置６０と縦シ
ール装置７０と紙引き装置８０と切断装置９０とがそれ
ぞれ側方のパネルフレーム４０より張り出して設けら
れ、かつ製袋器１が、三角フォーマー板２と一対の遊動
縦ロール３，３とガセット入れナイフ４とからなり、連
続走行する被包装紙であるウエブＵを蛇行矯正装置５０
の三本のガイドロール５１，５２，５３に巻掛けて三角
フォーマー板２に下側より掛けてＶ字形に折り、一対の
遊動ロール３に通して二つ折りにし、ガセット入れナイ
フ４をウエブＵの下縁を折込み内部へ凹ませ、その後、
ボトムシール装置６０でガセットｕ１が入った部分にボ
トムシールを行い、次いで、縦シール装置７０で縦シー
ルを一定間隔で入れて膨らませたときに底部が舟形にな
るスタンドパウチと称するガセット付き三方袋形状と
し、切断装置９０で縦シール部分の幅中央より切断して
三方シール袋を形成するように構成されている。 ─────────────────────────────────────────────────────
袋の製袋装置の実施例を図面を参照して説明する。この
実施例のガセット付き三方シール袋の製袋装置は、蛇行
矯正装置５０と製袋器１とボトムシール装置６０と縦シ
ール装置７０と紙引き装置８０と切断装置９０とがそれ
ぞれ側方のパネルフレーム４０より張り出して設けら
れ、かつ製袋器１が、三角フォーマー板２と一対の遊動
縦ロール３，３とガセット入れナイフ４とからなり、連
続走行する被包装紙であるウエブＵを蛇行矯正装置５０
の三本のガイドロール５１，５２，５３に巻掛けて三角
フォーマー板２に下側より掛けてＶ字形に折り、一対の
遊動ロール３に通して二つ折りにし、ガセット入れナイ
フ４をウエブＵの下縁を折込み内部へ凹ませ、その後、
ボトムシール装置６０でガセットｕ１が入った部分にボ
トムシールを行い、次いで、縦シール装置７０で縦シー
ルを一定間隔で入れて膨らませたときに底部が舟形にな
るスタンドパウチと称するガセット付き三方袋形状と
し、切断装置９０で縦シール部分の幅中央より切断して
三方シール袋を形成するように構成されている。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成５年８月１２日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施例に係るガセット付き三方シール
袋の製袋装置の概略全体正面図。
袋の製袋装置の概略全体正面図。
【図２】上記ガセット付き三方シール袋の製袋装置の要
部平面図。
部平面図。
【符号の説明】 Ｕ ウエブ ｕ１ ガセット １ 製袋器 ２ 三角フォーマー板 ３，３ 遊動縦ロール ４ ガセット入れナイフ ２０ 三角フォーマー板の支持装置 ２１ 調整リンク機構 ２１ｂ ターンバックル ２２ 片持ち梁 ２３ 縦シャフト ２４，２５ 歯車列（２４はナットランナーを兼ねる） ２６ 回転伝達杆 ２７ 回転つまみ ３０ ガセット入れナイフの支持装置 ３１ 調整リンク機構 ３１ｂ ターンバックル ３２ 片持ち梁 ３３ 縦シャフト ３４，３５ 歯車列（３４はナットランナーを兼ねる） ３６ 回転伝達杆 ３７ 回転つまみ ４０ パネルフレーム ４１，４２ 縦ガイド
Claims (1)
- 【請求項１】 製袋器により連続走行する被包装紙であ
るウエブを底部にガセットが入ったＷ字形に二つ折りに
し、その後縦シールを一定間隔で入れかつ縦シール部分
の巾中央より切断して三方シール袋を形成するように構
成されたガセット付き三方シール袋の製袋装置におい
て、前記製袋器は、底辺が上流側に水平に位置しかつ頂
点が下流側に低く位置する二等辺三角形の三角フォーマ
ー板と、該三角フォーマー板の頂点がローラー間に入り
込むように近接して設けられた互いに密着する一対の遊
動縦ロールと、上流端が傾斜低位置であり前記一対の遊
動縦ロール間に入り込むように近接し、上縁が下流端に
近づくにしたがい漸次高くなるように傾斜した薄板状の
ガセット入れナイフとからなり、三角板フォーマーの支
持装置及びガセット入れナイフの支持装置は、それぞ
れ、ターンバックルを有して傾斜角度を調整自在に支持
する調整リンク機構に支持され、該調整リンク機構が、
側方のパネルフレームにより張り出した片持ち梁の張出
端に設けられ、片持ち梁は、前記パネルフレームに設け
られた縦ガイドに支持案内され、かつ前記パネルフレー
ムに固定された縦シャフトの雄ねじに螺合したナットラ
ンナーが、前記片持ち梁の基端に設けられた歯車列を介
して前記片持ち梁に通された回転伝達杆の基端と接続さ
れ、該回転伝達杆の張出端に回転つまみが設けられてな
ることを特徴とするガセット付き三方シール袋の製袋装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28925191A JP3180195B2 (ja) | 1991-10-08 | 1991-10-08 | ガセット付き三方シール袋の製袋装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28925191A JP3180195B2 (ja) | 1991-10-08 | 1991-10-08 | ガセット付き三方シール袋の製袋装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0691791A true JPH0691791A (ja) | 1994-04-05 |
| JP3180195B2 JP3180195B2 (ja) | 2001-06-25 |
Family
ID=17740736
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28925191A Expired - Fee Related JP3180195B2 (ja) | 1991-10-08 | 1991-10-08 | ガセット付き三方シール袋の製袋装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3180195B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007168834A (ja) * | 2005-12-21 | 2007-07-05 | Ricoh Co Ltd | 梱包装置及び梱包袋形成方法及び梱包方法 |
| JP2012143949A (ja) * | 2011-01-12 | 2012-08-02 | Kinue Furuuchi | 袋製造装置および袋製造方法 |
| JP2013198987A (ja) * | 2012-03-23 | 2013-10-03 | Kinue Furuuchi | 袋用長尺物製造装置および袋用長尺物製造方法 |
-
1991
- 1991-10-08 JP JP28925191A patent/JP3180195B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007168834A (ja) * | 2005-12-21 | 2007-07-05 | Ricoh Co Ltd | 梱包装置及び梱包袋形成方法及び梱包方法 |
| JP2012143949A (ja) * | 2011-01-12 | 2012-08-02 | Kinue Furuuchi | 袋製造装置および袋製造方法 |
| JP2013198987A (ja) * | 2012-03-23 | 2013-10-03 | Kinue Furuuchi | 袋用長尺物製造装置および袋用長尺物製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3180195B2 (ja) | 2001-06-25 |
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Legal Events
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