JP2013198987A - 袋用長尺物製造装置および袋用長尺物製造方法 - Google Patents

袋用長尺物製造装置および袋用長尺物製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2013198987A
JP2013198987A JP2012066876A JP2012066876A JP2013198987A JP 2013198987 A JP2013198987 A JP 2013198987A JP 2012066876 A JP2012066876 A JP 2012066876A JP 2012066876 A JP2012066876 A JP 2012066876A JP 2013198987 A JP2013198987 A JP 2013198987A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
long
long object
sheets
width
stacked
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012066876A
Other languages
English (en)
Inventor
Kinue Furuuchi
衣枝 古内
Satoshi Wakisaka
敏史 脇坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2012066876A priority Critical patent/JP2013198987A/ja
Publication of JP2013198987A publication Critical patent/JP2013198987A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Making Paper Articles (AREA)

Abstract

【課題】チューブ状の樹脂材料をチューブの中心軸と直角方向に二折りして一端部を融着してなるビニール袋を、1袋ずつ切り離し可能な状態で長尺物として量産することのできる袋用長尺物製造装置および袋用長尺物製造方法を得ること。
【解決手段】樹脂製の薄い可撓性のチューブを所定幅の長尺物の形状に押しつぶした状態で巻回した樹脂ロールから繰り出された長尺物は、三角板を使用した第1および第2の折り畳み手段12、13によって搬送方向と直交する方向に順次折り畳まれる。この後、ヒートシール手段14で所定間隔を置いてヒートシールされた長尺物はミシン目加工手段15でミシン目を加工される。
【選択図】図1

Description

本発明は、長尺のビニールチューブを用いて袋用の長尺物を製造する袋用長尺物製造装置および袋用長尺物製造方法に関する。
ポリエチレン等の長尺のビニールチューブを加工することで、複数のビニール袋を製造することができる。
図10は、本発明に関連する第1の関連技術としてビニールチューブからビニール袋を製造する袋製造装置の原理的な構成を表わしたものである。薄いシート状の材料からなる所定の直径の円筒形に形成した可撓性のポリエチレンチューブは、断面が円形をしたものであるが、これを上下に押しつぶした形状の所定の幅を持った長尺物としてロール状に巻回して、ポリエチレン供給ロールとして市販されている。
袋製造装置100は、たとえば全長が400メートルの長さのポリエチレンチューブ101を巻回したポリエチレン供給ロール102を図示しないロール供給装置に繰り出し自在にセットするようになっている。ポリエチレンチューブ101は一対の送りローラ103、104の回転と共にポリエチレン供給ロール102から順次繰り出され、一定速度で矢印105方向に搬送を開始される。ポリエチレンチューブ101の搬送路上にはヒータバー106と切断装置107がこの順に配置されている。
ヒータバー106は、ポリエチレンチューブ101の長手方向と直交する幅方向の全長に線状のヒータ108を配置した構造となっている。このヒータ108を所定の時間間隔を置いて通電して加熱する。これにより、加熱された箇所では上下に重ねられたシート状の部位同士が融着して、上下に押しつぶしたような形状のポリエチレンチューブ101の全幅にわたって帯状の融着部位が形成される。切断装置107は、ヒートシールの行われた帯状の融着部位のそれぞれについて、特定の片側近傍を、ポリエチレンチューブ101の幅方向に全幅にわたって切断する。
図11は、ポリエチレンチューブのそれぞれの融着位置と切断箇所を図解したものである。ポリエチレンチューブ101は、図10に示したヒータバー106によって所定間隔dで熱によって融着されている。これらの融着部位111、111、……から矢印105で示した方向にそれぞれわずかに離れた2点鎖線112で示す箇所を、図10に示した切断装置107がポリエチレンチューブ101の全幅にわたって切断する。
図12は、このようにして製造したビニール袋を示したものである。ビニール袋115は、その一端近傍が融着部位111によって全幅にわたって帯状に封止されている。このようなビニール袋115の長手方向(図12で横方向)の単位長当たりの物体収容可能な体積を考察してみると、融着部位111の他端側の開口部116の近傍ではビニール袋115の断面を円形に広げることで、単位長当たりの物体収容可能な体積を大きな値とすることができる。この一方で、融着部位111のすぐ近い箇所では、断面としての楕円の短径が長径に比べて極端に短いので単位長当たりの物体収容可能な体積はゼロに近い非常に小さな値となる。
ビニール袋115の断面をなす楕円の短径は、融着部位111から開口部116の方向に移動するに連れて次第に大きくなる。しかしながら図12に示したような製造工程によるビニール袋115では、その腰が強いほど断面としての楕円の短径の短さの影響が残る。あるいはビニール袋115の腰が弱い場合には、この影響が長くは残らない反面で、袋の有効な深さが相対的に短くなる。したがって、第1の関連技術によって製造されたビニール袋115は、融着部位111の形状の影響で固体や液体の収容量に大きな制限が生じるという問題がある。
もちろん、ポリエチレンチューブ101の直径と等しい円板を別に用意して、円筒形に切断したチューブの一端部をこの円板の周囲に隙間なく融着して円筒形のビニール袋とすれば、融着部位の箇所でも単位長当たりの物体収容可能な体積を減少させることがない。また、ビニール袋115の深さが融着部位111の形状の影響を受けることもない。したがって、図12に示したビニール袋115と比較した場合、固体や液体の収容量を大幅に増大させることができる。しかしながら、この手法を採ると円板という新たな部品が必要とされるだけでなく、ポリエチレンチューブ101の一端部を円板の周囲と隙間なく融着させる高度な技術が必要となって、安価に大量のビニール袋を製造することができない。
そこで、本発明に関連する第2の関連技術(特許文献1)では、ポリエチレンチューブのみを使用して、しかも、袋のエッジ部分としての融着部位の近傍まで効率的に膨らませることが可能な袋を提案している。
図13は、第2の関連技術で製造したビニール袋の内部に水を所定量入れて膨らませた状態を表わしたものである。このビニール袋121は、図12に示したビニール袋115とは異なり、図10に示したようなビニールチューブをその短手方向に2回折り畳む工程を採っている。第2の関連技術では、ビニールチューブの幅が図11に示したポリエチレンチューブ101における全幅の4分の1になった折り畳み後のビニールチューブを、所定間隔を置いて幅方向に切断する。切断後のそれぞれのポリエチレンチューブは、その一端を図11で説明したように融着する。これにより、第2の関連技術によるビニール袋を製造することができる。
この第2の関連技術によるビニール袋121で、融着による封止部122は、原材料となるビニールチューブを短手方向に2回折り畳んで封止したものである。したがって、加工前のビニールチューブのサイズが第1の関連技術と第2の関連技術で同一であると仮定すると、封止部122の長さは図12に示す融着部位111の長さの4分の1となる。このように封止部122がビニールチューブの断面を構成する円の直径よりも短いため、封止部122の両端位置からヒダ123がこの円に向かって放射状に形成されることになる。この結果としてビニール袋121に水124を入れたような場合には、封止部122を含む一端部の近傍まで、ビニールチューブを構成する円の直径に近い円の形状になる。
特開2009−113817号公報(第0023段落、図5〜図11)
第2の関連技術を案出した本発明の発明者は、提案時にビニール袋121を手作業で加工した。すなわち、市販のポリエチレンチューブを購入して、これを長手方向に所定間隔で切断して、両端が開放されたビニールチューブをまず作成した。この後、それぞれのビニールチューブを押しつぶした状態で、その幅方向(チューブの中心軸と直角方向)に2回折り曲げた後に一端を熱で融着してヒートシールを行い、ビニール袋121を完成させた。この製造方法で、ビニールチューブを手作業により2回にわたって正確に折り畳むことは困難である。したがって、加工のための時間と手間が掛かり、大量生産に適さないという問題があった。
また、作成したビニール袋121は使用者に一度に大量に送り届ける場合には、1袋ずつ折り畳まれた製造時の状態で積層した後にまとめて袋詰めする必要があり、その手間が大変であった。また、使用者側では袋からビニール袋121を1枚ずつ取り出すとき、特にビニールの厚さが薄いような場合には、複数の袋を一度に取り出してしまう場合があった。たとえばスーパマーケットで一山幾らといった野菜や果物を販売している場合がある。この販売場所にセルフサービスで袋詰めを行うためのビニール袋121を積層した状態で用意しておくと、一度に複数袋を取り出してしまうことが比較的多く発生し、ビニール袋121の消費量が予測通りにいかないという問題があった。
そこで本発明の目的は、チューブ状の樹脂材料をチューブの中心軸と直角方向に二折りして一端部を融着してなるビニール袋を、1袋ずつ切り離し可能な状態で長尺物として量産することのできる袋用長尺物製造装置および袋用長尺物製造方法を提供することにある。
本発明では、(イ)樹脂製の薄い可撓性のチューブを所定幅の長尺物の形状に押しつぶして2枚のシートを重ねた状態で巻回した樹脂ロールから前記した長尺物を順次繰り出す長尺物繰り出し手段と、(ロ)この長尺物繰り出し手段によって繰り出された前記した長尺物を三角形の形状をした第1の三角板の一辺からこの辺の対向する頂角方向に沿わせて搬送し、その搬送方向と直交する方向に幅が半分となるように2つに折り畳んで、搬送方向の下流側に配置された第1のローラで圧接して4枚のシートを重ねた状態にして送り出す第1の折り畳み手段と、(ハ)この第1の折り畳み手段から送り出された4枚のシートを重ねた状態の前記した長尺物を三角形の形状をした第2の三角板の一辺からこの辺の対向する頂角方向に沿わせて搬送し、その搬送方向と直交する方向に幅が半分となるように2つに折り畳んで、搬送方向の下流側に配置された第2のローラで圧接して8枚のシートを重ねた状態にして送り出す第2の折り畳み手段と、(ニ)この第2の折り畳み手段を通過した8枚のシートを重ねた状態の前記した長尺物を搬送しながら定位置で所定の時間間隔で前記した搬送方向と直交する幅方向の全域を帯状に加熱して前記した8枚のシートの重なった部位を互いに融着させるヒートシール手段と、(ホ)このヒートシール手段で前記した長尺物を一定間隔で帯状に融着した部位の特定の片側の近傍に幅方向にミシン目を加工するミシン目加工手段とを袋用長尺物製造装置が具備する。
また、本発明では、(イ)樹脂製の薄い可撓性のチューブを所定幅の長尺物の形状に押しつぶして2枚のシートを重ねた状態で巻回した樹脂ロールから前記した長尺物を順次繰り出す長尺物繰り出しステップと、(ロ)この長尺物繰り出しステップで繰り出された前記した長尺物を三角形の形状をした第1の三角板の一辺からこの辺の対向する頂角方向に沿わせて搬送し、その搬送方向と直交する方向に幅が半分となるように2つに折り畳んで、搬送方向の下流側に配置された第1のローラで圧接して4枚のシートを重ねた状態にして送り出す第1の折り畳みステップと、(ハ)この第1の折り畳み手ステップで送り出された4枚のシートを重ねた状態の前記した長尺物を三角形の形状をした第2の三角板の一辺からこの辺の対向する頂角方向に沿わせて搬送し、その搬送方向と直交する方向に幅が半分となるように2つに折り畳んで、搬送方向の下流側に配置された第2のローラで圧接して8枚のシートを重ねた状態にして送り出す第2の折り畳みステップと、(ニ)この第2の折り畳みステップで送り出された8枚のシートを重ねた状態の前記した長尺物を搬送しながら定位置で所定の時間間隔で前記した搬送方向と直交する幅方向の全域を帯状に加熱して前記した8枚のシートの重なった部位を互いに融着させるヒートシールステップと、(ホ)このヒートシールステップで前記した長尺物を一定間隔で帯状に融着した部位の特定の片側の近傍に幅方向にミシン目を加工するミシン目加工ステップとを袋用長尺物製造方法が具備する。
以上説明したように本発明によれば、第1の三角板および第2の三角板と2種類の三角板を用いることで、樹脂ロールから繰り出された長尺物をその幅方向に2回折り畳むことができる。しかもこの長尺物を所定間隔を置いてヒートシールを行うと共に1袋ずつ切り離し可能な加工を行うすることにした。このようにして製造された長尺物は、ロール状に巻き取った状態で保管することができ、ミシン目等の切り離し可能な加工が行われた箇所から一袋ごとに簡単に切り離して使用することができる。しかも切り離されたビニール袋は、ほぼ円筒形をなす形状の袋として使用することができる。
本発明の本発明の袋用長尺物製造装置のクレーム対応図である。 本発明の本発明の袋用長尺物製造方法のクレーム対応図である。 本発明の実施の形態における袋用長尺物製造装置の構成の概要を表わした概略構成図である。 本実施の形態における第1の三角装置の構成を原理的に表わした原理図である。 本実施の形態における移動制御装置を用いてポリエチレンチューブの幅方向の搬送ずれを補正する機構を原理的に示した斜視図である。 本実施の形態における移動制御装置とその周辺回路を示したブロック図である。 本実施の形態における移動制御装置を用いたポリエチレンチューブの搬送ずれ補正の制御の様子を表わした流れ図である。 本実施の形態で使用する第1の閾値と第2の閾値の2種類の閾値と受光出力のレベルの関係を表わした説明図である。 本実施の形態の位置タイミング調整部で長尺物の位置とミシン目の加工タイミングを調整する箇所をより具体的に表わした 本発明に関連する第1の関連技術としてビニールチューブからビニール袋を製造する袋製造装置の原理的な構成を表わした概略構成図である。 第1の関連技術におけるポリエチレンチューブのそれぞれの融着位置と切断箇所を図解した平面図である。 第1の関連技術で製造したビニール袋を示した平面図である。 第2の関連技術で製造したビニール袋の内部に水を所定量入れて膨らませた状態を示した斜視図である。
図1は、本発明の袋用長尺物製造装置のクレーム対応図を示したものである。本発明の袋用長尺物製造装置10は、長尺物繰り出し手段11と、第1の折り畳み手段12と、第2の折り畳み手段13と、ヒートシール手段14と、ミシン目加工手段15を備えている。ここで長尺物繰り出し手段11は、樹脂製の薄い可撓性のチューブを所定幅の長尺物の形状に押しつぶして2枚のシートを重ねた状態で巻回した樹脂ロールから前記した長尺物を順次繰り出す。第1の折り畳み手段12は、長尺物繰り出し手段11によって繰り出された前記した長尺物を三角形の形状をした第1の三角板の一辺からこの辺の対向する頂角方向に沿わせて搬送し、その搬送方向と直交する方向に幅が半分となるように2つに折り畳んで、搬送方向の下流側に配置された第1のローラで圧接して4枚のシートを重ねた状態にして送り出す。第2の折り畳み手段13は、第1の折り畳み手段12から送り出された4枚のシートを重ねた状態の前記した長尺物を三角形の形状をした第2の三角板の一辺からこの辺の対向する頂角方向に沿わせて搬送し、その搬送方向と直交する方向に幅が半分となるように2つに折り畳んで、搬送方向の下流側に配置された第2のローラで圧接して8枚のシートを重ねた状態にして送り出す。ヒートシール手段14は、第2の折り畳み手段13を通過した8枚のシートを重ねた状態の前記した長尺物を搬送しながら定位置で所定の時間間隔で前記した搬送方向と直交する幅方向の全域を帯状に加熱して前記した8枚のシートの重なった部位を互いに融着させる。ミシン目加工手段15は、ヒートシール手段14で前記した長尺物を一定間隔で帯状に融着した部位の特定の片側の近傍に幅方向にミシン目を加工する。
図2は、本発明の袋用長尺物製造方法のクレーム対応図を示したものである。本発明の袋用長尺物製造方法20は、長尺物繰り出しステップ21と、第1の折り畳みステップ22と、第2の折り畳みステップ23と、ヒートシールステップ24と、ミシン目加工ステップ25を備えている。ここで長尺物繰り出しステップ21では、樹脂製の薄い可撓性のチューブを所定幅の長尺物の形状に押しつぶして2枚のシートを重ねた状態で巻回した樹脂ロールから前記した長尺物を順次繰り出す。第1の折り畳みステップ22では、長尺物繰り出しステップ21で繰り出された前記した長尺物を三角形の形状をした第1の三角板の一辺からこの辺の対向する頂角方向に沿わせて搬送し、その搬送方向と直交する方向に幅が半分となるように2つに折り畳んで、搬送方向の下流側に配置された第1のローラで圧接して4枚のシートを重ねた状態にして送り出す。第2の折り畳みステップ23では、第1の折り畳み手ステップ22で送り出された4枚のシートを重ねた状態の前記した長尺物を三角形の形状をした第2の三角板の一辺からこの辺の対向する頂角方向に沿わせて搬送し、その搬送方向と直交する方向に幅が半分となるように2つに折り畳んで、搬送方向の下流側に配置された第2のローラで圧接して8枚のシートを重ねた状態にして送り出す。ヒートシールステップ24では、第2の折り畳みステップ23で送り出された8枚のシートを重ねた状態の前記した長尺物を搬送しながら定位置で所定の時間間隔で前記した搬送方向と直交する幅方向の全域を帯状に加熱して前記した8枚のシートの重なった部位を互いに融着させる。ミシン目加工ステップ25では、ヒートシールステップ24で前記した長尺物を一定間隔で帯状に融着した部位の特定の片側の近傍に幅方向にミシン目を加工する。
<発明の実施の形態>
次に本発明の実施の形態を説明する。
図3は、本発明の実施の形態による袋用長尺物製造装置の構成の概要を表わしたものである。この袋用長尺物製造装置200は、長尺物201としてのポリエチレンチューブを巻回したポリエチレン供給ロール202を図示しないロール供給装置に繰り出し自在に配置している。長尺物201は一対の送りローラ203、204の回転と共にポリエチレン供給ロール202から順次繰り出され、所定の速度で矢印205方向に搬送を開始される。
長尺物201の搬送路上には、第1の三角装置206、一対の第1の搬送ローラ207、208、搬送ずれ検出センサ209、一対の第2の搬送ローラ211、212、第2の三角装置213、一対の第3の搬送ローラ214、215、ヒータバー216、ミシン目加工部217および一対の排出ローラ218、219が配置されている。ヒータバー216およびミシン目加工部217の周囲には長尺物201の位置を調整すると共にミシン目の加工タイミングを設定する位置タイミング調整部220が配置されている。一対の排出ローラ218、219の排出側には、製品となった長尺物を巻取ロール221として巻き取るようになっている。
また、一対の第2の搬送ローラ211、212は、長尺物201の搬送方向と直交する方向に移動自在な取付台移動機構223上に固定されている。取付台移動機構223は移動制御装置224によって、長尺物201の搬送方向と直交する方向に移動を制御される。この制御は、搬送ずれ検出センサ209の検出出力を入力して行うようになっている。更に位置タイミング調整部220には、これを制御する位置タイミング制御装置225が接続されている。位置タイミング調整部220はヒータバー216の上流側からミシン目加工部217の手前までの間に「たるみ」を設けて、これらの位置間隔を調整すると共にミシン目加工部217の加工タイミングを設定するようになっている。
このような概略構成の袋用長尺物製造装置200で一対の送りローラ203、204によって送り出された長尺物201は、チューブの本来の断面の円形を押しつぶした形状の幅を有する長尺物である。第1の三角装置206はこの長尺物201を搬送方向と直角の短手方向に2つに折り畳み、一対の送りローラ203、204によって送り出されたときの半分の幅のポリエチレンシートが4枚重ねられた状態に変更する装置である。
第2の三角装置213も第1の三角装置206と基本的に同一の構成の装置であるが、2折りされた長尺物201を更に短手方向に2つに折り畳む。したがって、長尺物201は一対の送りローラ203、204を通過した時点の幅と比較すると、第1の三角装置206によって2分の1の幅となり、第2の三角装置213によって4分の1の幅となる。また、第2の三角装置213を通過した後の長尺物201は、ポリエチレンシートが8枚重ねられた状態となる。
図4は、第1の三角装置の構成を原理的に表わしたものである。第1の三角装置206は、ドラッグローラ231と、このドラッグローラ231の中心軸と直交する方向に中心軸をそれぞれ有する一対のニップローラ232、233と、3角形の形状をした3角板234によって構成されている。3角板234は、その一辺をドラッグローラ231における長尺物201の排出側に近接させて配置し、他の2辺のなす頂角の箇所を一対のニップローラ232、233のニップ領域におけるドラッグローラ231から距離的に離れた側に近接させて配置している。
第1の三角装置206の初期設定の作業では、図3に示した一対の送りローラ203、204から長尺物201を適量繰り出す。そして、長尺物201の先端箇所を幅方向に2つに折り畳み、この折り畳んで幅が半分になった先端箇所を一対のニップローラ232、233に挟み込む。
この状態で一対のニップローラ232、233の回転を開始させる。すると、矢印235方向に搬送されてきた長尺物201は、一対のニップローラ232、233によって矢印236方向に適宜の張力で引っ張られ、3角板234に摺接しながら、次第に折り畳まれることになる。一対のニップローラ232、233はそれらのニップ領域で加圧を行う。したがって、一対のニップローラ232、233を通過するとき、長尺物201は強力な圧力で2つ折りされることになる。
前記したように図3に示した第2の三角装置213もその構造は基本的に第1の三角装置206と同一である。ただし第2の三角装置213では、ドラッグローラ231に対応するドラッグローラ(図示せず)および一対のニップローラ232、233に対応する一対のニップローラ(図示せず)の長さを、第1の三角装置206の対応するローラに比べてそれぞれ半分程度に短くすることができる。
第2の三角装置213における初期設定の作業は、図3における一対の第2の搬送ローラ211、212まで長尺物201の先端が通過してきた作業の初期段階で、第1の三角装置206の場合と同様に手作業で行うことになる。第2の三角装置213側における一対のニップローラを通過する長尺物201は、第1の三角装置206における場合よりも更に2つ折りされて8枚分のポリエチレンシートが折り畳まれた状態となる。したがって、第2の三角装置213側における一対のニップローラの押圧力は、この厚さの増加分に対応した調整が必要である。
図5は、移動制御装置を用いてポリエチレンチューブの幅方向の搬送ずれを補正する機構の原理的構成を表わしたものである。図3と共に説明する。
一対の第1の搬送ローラ207、208から送り出された長尺物201は、矢印205方向に搬送されて一対の第2の搬送ローラ211、212の転接部分に到達し、更に図5には示していない第2の三角装置213方向に搬送されていく。一対の第2の搬送ローラ211、212は、取付台移動機構223の一部を構成するコ字状に折り曲げられたローラ取付具241に、それぞれ回動自在に取り付けられている。ローラ取付具241は、一対の第2の搬送ローラ211、212の回転軸に平行な矢印243方向に移動自在となっている。取付台移動機構223は、図5には示していない幅方向駆動モータ(図6参照)によって、この矢印243方向に移動可能となっている。
取付台移動機構223のわずか上流側には、搬送ずれ検出センサ209が図示しない不動部材上に固定されている。この搬送ずれ検出センサ209は、その開口部209Aを挟んで、図示しない光送出部と受光部が配置された構造となっている。開口部209Aには、矢印205方向に搬送される長尺物201の一方の側部が非接触の状態で通過するようになっている。
搬送ずれ検出センサ209と移動制御装置224の間には、前記した光送出部の図示しないLED(Light Emitting Diode)等の発光素子に点灯用の電力を供給する電線と受光部からの受光出力を伝達する電線とを束ねたケーブル245が接続されている。移動制御装置224は、前記した幅方向駆動モータに制御信号246を出力して、ローラ取付具241を矢印243方向に移動させる制御を行うようになっている。
図6は、移動制御装置とその周辺回路を示したものである。移動制御装置224は、CPU(Central Processing Unit)251を備えている。CPU251はデータバス等のバス252を介して移動制御装置224内の各部と接続されている。
このうちROM(Read Only Memory)253は、移動制御装置224の制御内容を示すプログラムを格納した不揮発性メモリである。作業用メモリ254は、CPU251が制御プログラムを実行するときの各種データを一時的に格納するRAM(Random Access Memory)である。入出力回路255は搬送ずれ検出センサ209を構成する前記した発光素子の点灯用の信号を出力すると共に搬送ずれ検出センサ209の受光素子から送られてくる検出信号を入力するようになっている。
モータ駆動制御回路256は、取付台移動機構223の幅方向駆動モータ242を駆動してローラ取付具241を矢印243(図5)方向に移動させる制御を行う。幅方向駆動モータ242は、本実施の形態でステッピングモータを使用している。
図7は、移動制御装置を用いたポリエチレンチューブの搬送ずれ補正の制御の様子を表わしたものである。図5および図6と共に説明する。
CPU251は、入出力回路255を通じて搬送ずれ検出センサ209の発光素子が発光しているか否かを判別する(ステップS301)。袋用長尺物製造装置200(図3)の製造ラインが停止している場合には、発光素子が発光していない。したがって、発光素子の発光が検出されない場合(N)、CPU251は発光が開始されるのを待機する(リターン)。
搬送ずれ検出センサ209の発光素子の発光が検出されたら(ステップS301:Y)、CPU251は入出力回路255を通じて得られる受光出力が第1の閾値よりも小さいか否かを判別する(ステップS302)。
図8は、本実施の形態で使用する第1の閾値と第2の閾値の2種類の閾値と受光出力のレベルの関係を表わしたものである。図5および図6と共に説明する。
搬送ずれ検出センサ209の発光素子は、長尺物201を袋用長尺物製造装置200(図3)にセットする前の状態でCPU251によって一定の光量で発光するように調整されている。袋用長尺物製造装置200が起動されると、搬送ずれ検出センサ209を構成する受光素子の出力する信号レベルはディジタル値に変換された後に第1の閾値および第2の閾値と比較される。
ここで、長尺物201の搬送時における幅方向のずれが「0」(ゼロ)のときに第1の閾値と第2の閾値の平均値が受光素子で検出されるように、第1の閾値と第2の閾値が設定されている。また、第1の閾値は、長尺物201の全体が搬送時に搬送ずれ検出センサ209側に近づいたとした場合の限界の許容値を表わしており、第2の閾値はこの反対に搬送ずれ検出センサ209側から遠ざかったとした場合の限界の許容値を表わしている。第1の閾値よりも第2の閾値の方が受光素子の出力レベルの高い方に位置する。
なお、本実施の形態では透明に近い材質の長尺物201を使用している。このようなシート材の幅方向の搬送ずれを精度良く検出するには、発光素子や受光素子の波長特性を適宜設定したり、フィルタを使用することが有効である。また、透過光の面積の違いによる搬送ずれの検出以外に、反射光の光量の変化で搬送ずれの検出を行うことも可能である。
図7に戻って説明を続ける。受光出力が第1の閾値よりも小さいときには(ステップS302:Y)、長尺物201が図5で理想位置とされる範囲よりも左側にずれていることになる。そこで、この場合には幅方向駆動モータ242を予め定めた単位ステップだけ所定方向に回転させて、長尺物201を図5で右側に単位量だけ移動させる。すなわち、幅方向駆動モータ242を長尺物201が搬送ずれ検出センサ209から幅方向に遠ざかる方向に単位量だけ移動させる(ステップS303)。この後、ステップS301の処理に戻る(リターン)。この時点で依然として受光出力が第1の閾値よりも小さいときには(ステップS302:Y)、幅方向駆動モータ242がステップS303で説明したのと同様の移動制御を繰り返す制御が行われることになる。
一方、受光出力が第1の閾値および第2の閾値よりも大きいときには(ステップS302:N、ステップ304:Y)、長尺物201が図5で理想位置とされる範囲よりも右側にずれていることになる。そこで、この場合には幅方向駆動モータ242を予め定めた単位ステップだけ前記した所定方向と逆方向に回転させて、長尺物201を図5で左側に単位量だけ移動させる。すなわち、幅方向駆動モータ242を長尺物201が搬送ずれ検出センサ209により近づく方向に単位量だけ移動させる(ステップS305)。この後、ステップS301の処理に戻る(リターン)。この時点で依然として受光出力が第2の閾値よりも大きいときには(ステップS302:N、ステップ304:Y)、幅方向駆動モータ242がステップS305で説明したのと同様の移動制御を繰り返すことになる。
以上のような制御が行われる結果として、受光出力が第1の閾値以上で、第2の閾値以下の状態になると(ステップS302:N、ステップ304:N)、幅方向駆動モータ242の駆動制御を行うことなくステップS301の処理に戻ることになる(リターン)。
以上の制御では、第1の閾値と第2の閾値を接近した値にすればするほど、長尺物201の幅方向のずれ補正の制御は高精度化する。もちろん、幅方向駆動モータ242による幅方向の移動制御には1つの閾値を定めて、これを基準として左右の方向の移動を常に繰り返し行うようにしてもよい。
また、図5に示した搬送ずれ検出センサ209、一対の第2の搬送ローラ211、212ならびに移動制御装置224の組み合わせによる長尺物201の幅方向のずれ補正の制御は、図3に示した全工程内で1箇所で行われる必要はない。必要に応じて新たな搬送ずれ検出センサと移動制御装置を他の搬送ローラと組み合わせて追加したり、幅方向のずれを補正する場所を現在の場所から他の場所に変更してもよい。
図3に示すように、第2の三角装置213を経て2回折り畳まれた長尺物201は、一対の第3の搬送ローラ214、215を経てヒータバー216に到達する。ヒータバー216は、長尺物201の幅方向に1本の帯状の発熱体を配置しており、加熱によって接触箇所を溶融させて、図11で説明した融着部位111、111、……で8枚に重ねられたポリエチレンシートを融着する。
このようにしてヒータバー216により融着が一定間隔ごとに行われた後の長尺物201は、図11で説明した融着部位111、111、……から矢印105で示した方向にそれぞれわずかに離れた同図で2点鎖線112で示す箇所を、全幅にわたって裁断することも可能である。本実施の形態では、このような融着部位111、111、……を単位とする裁断処理を行わずに、裁断を行う箇所とほぼ同一個所にミシン目加工部217でミシン目を加工する。そして、加工後の長尺物を、一対の排出ローラ218、219を経て巻取ロール221で巻き取り、これを製品として出荷するようになっている。
図9は、位置タイミング調整部を構成する箇所をより具体的に表わしたものである。図3で示した第1の搬送ローラ207、208よりも下流側には、第1のローラ261が配置されており、その下流側には第1のローラ261よりも高い位置に第2および第3のローラ262、263が互いに転接する状態で配置されている。また、これら第2および第3のローラ262、263よりも下流側でヒータバー216の手前の位置には、第1のローラ261と同じ高さかこれよりも若干低い位置に第4のローラ264が配置されている。
下流側から矢印205方向に搬送されてきた長尺物201は、第1のローラ261を経た後、第2および第3のローラ262、263の間および第4のローラ264を搬送されて、更に第5〜第7のローラ265〜267を経てミシン目加工部217の配置されている場所まで搬送される。第4のローラ264と第5のローラ265の中間位置に配置されたヒータバー216は、その加熱部位が長尺物201と短時間接触してこれを加熱により融着するが、このとき長尺物201の搬送は一時的に停止した状態となる。同様にミシン目加工部217は長尺物201の幅方向全幅にミシン目を加工したミシン目刃を押し付けてミシン目を加工するが、このときも長尺物201の搬送は一時的に停止した状態となる。
このような一時停止とその後の搬送のスムーズな開始を可能にするために、袋用長尺物製造装置200は、比較的高速で搬送される長尺物201に対して、第1のローラ261を経た直後に所定範囲の「たるみ」を設けるようにしている。このため、第1のローラ261と、第2および第3のローラ262、263の間で第1のローラ261の高さよりも少し低い第1および第2の位置のそれぞれに搬送路を横切るように第1および第2の光検出センサ271、272を配置している。そして、図9で一点鎖線281で示したように長尺物201の形成するループが設定量よりも小さくなった場合には、第1の光検出センサ271のみが長尺物201を検出するまでループ底部の高さが低くなるよう制御する。また、許容最大量を超えるループが形成されたときには、低い方の位置に配置された第2の光検出センサ272が長尺物201を検出して、この第2の光検出センサ272の検出が行われなくなるまでループ底部の高さを高くするように制御する。
これにより、図3に示した位置タイミング制御装置225が、第1および第2の光検出センサ271、272の検出結果に応じて第2および第3のローラ262、263の駆動側の回転速度を制御することで、長尺物201に常に適量の「たるみ」を設けることができる。
同様に、位置タイミング調整部220を構成する第6のローラ266は、図示しない上下移動機構によって矢印282方向に上下動できるようになっている。第6のローラ266が上向きに移動すれば、長尺物201は搬送方向に引っ張られることになり、下向きに移動すれば「たるみ」が生じることになる。第6のローラ266についての上下移動機構の制御は、第1および第2の光検出センサ271、272を使用したと同様の原理で行ってもよいし、たとえば第5のローラ265と第6のローラ266の間に掛け渡される長尺物201の姿勢の変化を、図示しない光センサの反射光や透過光の割合で検出して、これを基にして上下動の制御を行うようにしてもよい。
位置タイミング調整部220を構成する第3の光検出センサ273は、第7のローラ267とミシン目加工部217の間の搬送路を挟む形で配置されている。この第3の光検出センサ273は、ヒータバー216による融着部位(図11で説明した融着部位111参照)を検出するために使用する。位置タイミング制御装置225は、第3の光検出センサ273の検出出力を用いて融着部位を検出すると、所定の遅延時間が経過するたびにミシン目加工部217によるミシン目の加工を指示することになる。ミシン目加工部217でミシン目が間隔を置いて処理された後の長尺物201は、図3に示した一対の排出ローラ218、219を経て巻取ロール221で巻き取られることになる。本実施の形態では第1のローラ261からミシン目加工部217を経て巻取ロール221に至るまでの距離が10メートルから13メートル程度となっている。
以上説明した実施の形態の袋用長尺物製造装置200によれば、巻取ロール221から繰り出した長尺物201をミシン目で切り離すことで、図13に示すビニール袋121を得ることができる。このビニール袋121は、図12に示した第1の関連技術によるビニール袋115と比較すると、融着部位の近傍の「袋の底の部分」をより円形に近い断面形状に広げることができる。したがって、この「袋の底の部分」がすぼんだ形状となる第1の関連技術によるビニール袋115よりも、袋の内部が空気や液体によって加圧されても本実施の形態のビニール袋は破損しにくいという利点が生じる。
したがって、各種のサイズおよび厚さのビニールチューブを使用して袋用長尺物製造装置200でビニール袋121用の長尺物201を製造すると、たとえば次のような用途に使用が可能である。
<食品を簡易包装するビニール袋の提供>
第1の用途として、食品を簡易包装するビニール袋を顧客に必要枚数提供する用途が考えられる。すなわち、最近ではスーパマーケットでも買い物の簡易包装が推進されており、顧客が自分のバッグを持参して、買った食品等の商品をこれに詰めて持ち帰ることが多くなっている。このような場合に、肉や魚等の商品の場合には清算後のテーブルに備えられた薄いビニール袋のロールからミシン目で1つずつビニール袋を切り離して、これに商品を入れて持ち帰るようにしている。ところが図12で説明したようにこのビニール袋115は、その一端近傍が融着部位111によって全幅にわたって帯状に封止されているので、開いて使用したときに破れやすい。このため、顧客が持参したバッグに商品の水分が出てしまい、染みが生じたり、臭いが残ってしまうという事態が発生してしまう。
本実施の形態で製造した長尺物201は、今までどおり薄いビニール袋のロールとして顧客に自由に提供してもよいが、ビニール袋121の1つ当たりの単価は多少高くなるので、商品の販売価格に影響を与える懸念もある。そこで、このような販売店では、商品の清算を行うレジに本実施の形態の長尺物201のロールを用意しておき、顧客に販売した商品のうち水気を含むような物に対するビニール袋の必要枚数をミシン目で切り離してサービス品として提供すればよい。この場合、従来のスーパマーケットのレジ袋よりは簡易で軽量な袋のためにエコロジの要請に応えるものであり、レジ袋と異なり、その消費量が特に問題となるものではない。また、顧客はより簡易なビニール袋を従来通り薄いビニール袋のロールとして使用できるので、ビニール袋を2通りに使い分けることで省資源の要請にも応えることができる。
また、スーパマーケット等の販売店側も、本実施の形態の長尺物201から得られるビニール袋121に広告を印刷することで、従来のレジ袋よりもきめ細かな広告媒体として利用することができる。更にこのビニール袋121は、顧客が使用後に折り畳んで携行することにより、火災等の非常時に役立たせることができることはもちろんである。
<災害時の風呂用ビニール袋の提供>
第2の用途としては、災害時にドラム缶を風呂桶として使用する場合の風呂用ビニール袋の提供を挙げることができる。たとえばミシン目で切り離したビニール袋のサイズを1160mm(ミリメートル)×1200mmとすると、上部を切り取った高さ90cm(センチメートル)位のドラム缶の内部に折り返し付きでビニール袋をセットして風呂桶を実現することができる。ドラム缶を2つに分割して、より低い高さの風呂桶として使用する場合には、ビニール袋のサイズをこれよりも小さくすることができる。ビニールの厚さは0.04〜0.032mm程度が一例として好ましい。
図12に示したビニール袋115で同様の風呂用ビニール袋を製作すると、大きな矩形の袋となるのでヒートシールを行った箇所が破損しやすく、入浴中の湯漏れが生じやすく、結果的にビニール袋を厚いものに選定する必要があり、資源を無駄に使用することになる。本実施の形態で製造した長尺物から切り離した風呂用ビニール袋の場合にはこのような従来型のビニール袋115と異なり、資源を有効に活用し、経済的である。しかも風呂用ビニール袋を連結した状態のロールを現地に持って行って、切り離して使用するので運搬および現場での管理がし易いという長所もある。
以上説明した実施の形態では、ヒータバー216とミシン目加工部217を距離を置いて配置したが、袋用長尺物製造装置によってはこれらを1箇所に並列に配置して、一度にヒートシールとミシン目加工を同時に行うようにしてもよい。
更に、本実施の形態では長尺物201の搬送路上に対の第1〜第4の搬送ローラ207、208、211、212、214、215、217、218を配置したが、これらおよび図9に示したローラ261〜267の総数は適宜増加または減少してもよい。また、搬送中の長尺物201の張りを保ってスキューを防止するローラを搬送路の上側に適宜配置してもよいことは当然である。
本実施の形態では、ポリエチレン供給ロール102として0.030ミリメートルの厚さで幅260ミリメートル、長さ400メートルのポリエチレン供給ロールを使用した。もちろん、ポリエチレン供給ロール102の厚さや幅および長さは、食品を簡易包装するビニール袋あるいは災害時の風呂用ビニール袋として各種のものを使用できることは当然である。更に、ポリエチレン供給ロール102のチューブを構成する1枚のシートの厚さは0.01ミリメートルから0.2ミリメートルの範囲であれば図13に示したビニール袋121として使用することができる。
また、本実施の形態ではヒータバー216で380ミリメートルの間隔でヒートシールを行うことにしたが、これに限るものではない。更に、ヒータバー216の代わりに他の加熱手段を使用してヒートシールを行ってもよい。
更に、本実施の形態ではポリエチレンを素材として使用することにしているが、これに限るものではない。たとえば、シート状あるいはフィルム状の素材の中には植物由来の素材のように、使用後は土に戻るものもあり、これらを使用することで、環境に優しいビニール袋を製造することができる。
以上説明した実施の形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載されるが、以下の記載に限定されるものではない。
(付記1)
樹脂製の薄い可撓性のチューブを所定幅の長尺物の形状に押しつぶして2枚のシートを重ねた状態で巻回した樹脂ロールから前記長尺物を順次繰り出す長尺物繰り出し手段と、
この長尺物繰り出し手段によって繰り出された前記長尺物を三角形の形状をした第1の三角板の一辺からこの辺の対向する頂角方向に沿わせて搬送し、その搬送方向と直交する方向に幅が半分となるように2つに折り畳んで、搬送方向の下流側に配置された第1のローラで圧接して4枚のシートを重ねた状態にして送り出す第1の折り畳み手段と、
この第1の折り畳み手段から送り出された4枚のシートを重ねた状態の前記長尺物を三角形の形状をした第2の三角板の一辺からこの辺の対向する頂角方向に沿わせて搬送し、その搬送方向と直交する方向に幅が半分となるように2つに折り畳んで、搬送方向の下流側に配置された第2のローラで圧接して8枚のシートを重ねた状態にして送り出す第2の折り畳み手段と、
この第2の折り畳み手段を通過した8枚のシートを重ねた状態の前記長尺物を搬送しながら定位置で所定の時間間隔で前記搬送方向と直交する幅方向の全域を帯状に加熱して前記8枚のシートの重なった部位を互いに融着させるヒートシール手段と、
このヒートシール手段で前記長尺物を一定間隔で帯状に融着した部位の特定の片側の近傍に幅方向にミシン目を加工するミシン目加工手段
とを具備することを特徴とする袋用長尺物製造装置。
(付記2)
前記長尺物繰り出し手段と前記ヒートシール手段の間の搬送路上に適宜の数だけ配置され、前記長尺物の搬送時における前記幅方向のずれを検出するずれ検出手段と、このずれ検出手段の検出したずれを補正するずれ補正手段とを具備することを特徴とする付記1記載の袋用長尺物製造装置。
(付記3)
前記ずれ補正手段は、前記長尺物を挟持して搬送する1対の搬送ローラと、前記ずれ検出手段の検出したずれを解消する量だけ前記幅方向に前記1対の搬送ローラを移動させる搬送ローラ移動手段とを具備することを特徴とする付記2記載の袋用長尺物製造装置。
(付記4)
前記樹脂製の薄い可撓性のチューブはポリエチレンチューブであることを特徴とする付記1記載の袋用長尺物製造装置。
(付記5)
前記ミシン目加工手段で加工した前記長尺物をロール状に巻き取る巻取手段を具備することを特徴とする付記1記載の袋用長尺物製造装置。
(付記6)
前記ポリエチレンチューブを構成する1枚のシートの厚さは0.01ミリメートルから0.2ミリメートルの範囲であることを特徴とする付記4記載の袋用長尺物製造装置。
(付記7)
前記ヒートシール手段と前記ミシン目加工手段は前記長尺物の搬送を一時的に停止させる処理手段であり、搬送路の適宜の位置で搬送の一時的停止に伴う前記長尺物の緊張を緩和するたるみを設定するたるみ設定手段を更に具備することを特徴とする付記1記載の袋用長尺物製造装置。
(付記8)
樹脂製の薄い可撓性のチューブを所定幅の長尺物の形状に押しつぶして2枚のシートを重ねた状態で巻回した樹脂ロールから前記長尺物を順次繰り出す長尺物繰り出しステップと、
この長尺物繰り出しステップで繰り出された前記長尺物を三角形の形状をした第1の三角板の一辺からこの辺の対向する頂角方向に沿わせて搬送し、その搬送方向と直交する方向に幅が半分となるように2つに折り畳んで、搬送方向の下流側に配置された第1のローラで圧接して4枚のシートを重ねた状態にして送り出す第1の折り畳みステップと、
この第1の折り畳み手ステップで送り出された4枚のシートを重ねた状態の前記長尺物を三角形の形状をした第2の三角板の一辺からこの辺の対向する頂角方向に沿わせて搬送し、その搬送方向と直交する方向に幅が半分となるように2つに折り畳んで、搬送方向の下流側に配置された第2のローラで圧接して8枚のシートを重ねた状態にして送り出す第2の折り畳みステップと、
この第2の折り畳みステップで送り出された8枚のシートを重ねた状態の前記長尺物を搬送しながら定位置で所定の時間間隔で前記搬送方向と直交する幅方向の全域を帯状に加熱して前記8枚のシートの重なった部位を互いに融着させるヒートシールステップと、
このヒートシールステップで前記長尺物を一定間隔で帯状に融着した部位の特定の片側の近傍に幅方向にミシン目を加工するミシン目加工ステップ
とを具備することを特徴とする袋用長尺物製造方法。
(付記9)
前記長尺物の搬送時における前記幅方向のずれを検出するずれ検出ステップと、このずれ検出ステップで検出したずれを補正するずれ補正ステップとを更に具備することを特徴とする付記8記載の袋用長尺物製造方法。
(付記10)
前記ミシン目加工ステップは、前記ヒートシールステップにより前記長尺物の融着が行われた後に時間を経過して行うものであることを特徴とする付記9記載の袋用長尺物製造方法。
(付記11)
前記ミシン目加工ステップは、前記ヒートシールステップで融着が行われる位置に近接した位置で前記長尺物の融着時に同時に行うものであることを特徴とする付記9記載の袋用長尺物製造方法。
10、200 袋用長尺物製造装置
11 長尺物繰り出し手段
12 第1の折り畳み手段
13 第2の折り畳み手段
14 ヒートシール手段
15 ミシン目加工手段
20 袋用長尺物製造方法
21 長尺物繰り出しステップ
22 第1の折り畳みステップ
23 第2の折り畳みステップ
24 ヒートシールステップ
25 ミシン目加工ステップ
201 長尺物
202 ポリエチレン供給ロール
203、204 (一対の)送りローラ
206 第1の三角装置
209 搬送ずれ検出センサ
211、212 (一対の)第2の搬送ローラ
213 第2の三角装置
216 ヒータバー
217 ミシン目加工部
218、219 一対の排出ローラ
220 位置タイミング調整部
223 取付台移動機構
224 移動制御装置
225 位置タイミング制御装置
241 ローラ取付具
242 幅方向駆動モータ
251 CPU
253 ROM
256 モータ駆動制御回路
262 第2のローラ
263 第3のローラ
266 第6のローラ
271 第1の光検出センサ
272 第2の光検出センサ

Claims (11)

  1. 樹脂製の薄い可撓性のチューブを所定幅の長尺物の形状に押しつぶして2枚のシートを重ねた状態で巻回した樹脂ロールから前記長尺物を順次繰り出す長尺物繰り出し手段と、
    この長尺物繰り出し手段によって繰り出された前記長尺物を三角形の形状をした第1の三角板の一辺からこの辺の対向する頂角方向に沿わせて搬送し、その搬送方向と直交する方向に幅が半分となるように2つに折り畳んで、搬送方向の下流側に配置された第1のローラで圧接して4枚のシートを重ねた状態にして送り出す第1の折り畳み手段と、
    この第1の折り畳み手段から送り出された4枚のシートを重ねた状態の前記長尺物を三角形の形状をした第2の三角板の一辺からこの辺の対向する頂角方向に沿わせて搬送し、その搬送方向と直交する方向に幅が半分となるように2つに折り畳んで、搬送方向の下流側に配置された第2のローラで圧接して8枚のシートを重ねた状態にして送り出す第2の折り畳み手段と、
    この第2の折り畳み手段を通過した8枚のシートを重ねた状態の前記長尺物を搬送しながら定位置で所定の時間間隔で前記搬送方向と直交する幅方向の全域を帯状に加熱して前記8枚のシートの重なった部位を互いに融着させるヒートシール手段と、
    このヒートシール手段で前記長尺物を一定間隔で帯状に融着した部位の特定の片側の近傍に幅方向にミシン目を加工するミシン目加工手段
    とを具備することを特徴とする袋用長尺物製造装置。
  2. 前記長尺物繰り出し手段と前記ヒートシール手段の間の搬送路上に適宜の数だけ配置され、前記長尺物の搬送時における前記幅方向のずれを検出するずれ検出手段と、このずれ検出手段の検出したずれを補正するずれ補正手段とを具備することを特徴とする請求項1記載の袋用長尺物製造装置。
  3. 前記ずれ補正手段は、前記長尺物を挟持して搬送する1対の搬送ローラと、前記ずれ検出手段の検出したずれを解消する量だけ前記幅方向に前記1対の搬送ローラを移動させる搬送ローラ移動手段とを具備することを特徴とする請求項2記載の袋用長尺物製造装置。
  4. 前記樹脂製の薄い可撓性のチューブはポリエチレンチューブであることを特徴とする請求項1記載の袋用長尺物製造装置。
  5. 前記ミシン目加工手段で加工した前記長尺物をロール状に巻き取る巻取手段を具備することを特徴とする請求項1記載の袋用長尺物製造装置。
  6. 前記ポリエチレンチューブを構成する1枚のシートの厚さは0.01ミリメートルから0.2ミリメートルの範囲であることを特徴とする請求項4記載の袋用長尺物製造装置。
  7. 前記ヒートシール手段と前記ミシン目加工手段は前記長尺物の搬送を一時的に停止させる処理手段であり、搬送路の適宜の位置で搬送の一時的停止に伴う前記長尺物の緊張を緩和するたるみを設定するたるみ設定手段を更に具備することを特徴とする請求項1記載の袋用長尺物製造装置。
  8. 樹脂製の薄い可撓性のチューブを所定幅の長尺物の形状に押しつぶして2枚のシートを重ねた状態で巻回した樹脂ロールから前記長尺物を順次繰り出す長尺物繰り出しステップと、
    この長尺物繰り出しステップで繰り出された前記長尺物を三角形の形状をした第1の三角板の一辺からこの辺の対向する頂角方向に沿わせて搬送し、その搬送方向と直交する方向に幅が半分となるように2つに折り畳んで、搬送方向の下流側に配置された第1のローラで圧接して4枚のシートを重ねた状態にして送り出す第1の折り畳みステップと、
    この第1の折り畳み手ステップで送り出された4枚のシートを重ねた状態の前記長尺物を三角形の形状をした第2の三角板の一辺からこの辺の対向する頂角方向に沿わせて搬送し、その搬送方向と直交する方向に幅が半分となるように2つに折り畳んで、搬送方向の下流側に配置された第2のローラで圧接して8枚のシートを重ねた状態にして送り出す第2の折り畳みステップと、
    この第2の折り畳みステップで送り出された8枚のシートを重ねた状態の前記長尺物を搬送しながら定位置で所定の時間間隔で前記搬送方向と直交する幅方向の全域を帯状に加熱して前記8枚のシートの重なった部位を互いに融着させるヒートシールステップと、
    このヒートシールステップで前記長尺物を一定間隔で帯状に融着した部位の特定の片側の近傍に幅方向にミシン目を加工するミシン目加工ステップ
    とを具備することを特徴とする袋用長尺物製造方法。
  9. 前記長尺物の搬送時における前記幅方向のずれを検出するずれ検出ステップと、このずれ検出ステップで検出したずれを補正するずれ補正ステップとを更に具備することを特徴とする請求項8記載の袋用長尺物製造方法。
  10. 前記ミシン目加工ステップは、前記ヒートシールステップにより前記長尺物の融着が行われた後に時間を経過して行うものであることを特徴とする請求項9記載の袋用長尺物製造方法。
  11. 前記ミシン目加工ステップは、前記ヒートシールステップで融着が行われる位置に近接した位置で前記長尺物の融着時に同時に行うものであることを特徴とする請求項9記載の袋用長尺物製造方法。
JP2012066876A 2012-03-23 2012-03-23 袋用長尺物製造装置および袋用長尺物製造方法 Pending JP2013198987A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012066876A JP2013198987A (ja) 2012-03-23 2012-03-23 袋用長尺物製造装置および袋用長尺物製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012066876A JP2013198987A (ja) 2012-03-23 2012-03-23 袋用長尺物製造装置および袋用長尺物製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013198987A true JP2013198987A (ja) 2013-10-03

Family

ID=49519621

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012066876A Pending JP2013198987A (ja) 2012-03-23 2012-03-23 袋用長尺物製造装置および袋用長尺物製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013198987A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101668330B1 (ko) 2015-07-16 2016-10-25 주식회사 백구 주머니형 구두닦이용 티슈 제조장치

Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4737984Y1 (ja) * 1968-10-25 1972-11-16
JPS48100272A (ja) * 1972-04-04 1973-12-18
JPS5044081A (ja) * 1973-08-23 1975-04-21
JPS5121188U (ja) * 1974-08-05 1976-02-16
JPS59184639A (ja) * 1983-04-05 1984-10-20 日本フル−ト株式会社 手提げ袋及びその製造方法
JPS60159041A (ja) * 1984-01-30 1985-08-20 旭化成株式会社 合成樹脂フイルムの袋状物の製造方法
JPH0487913A (ja) * 1990-07-27 1992-03-19 Nippon Seiki Co Ltd 包装装置
JPH0691791A (ja) * 1991-10-08 1994-04-05 Kawashima Packaging Mach Ltd ガセット付き三方シール袋の製袋装置
JPH0910753A (ja) * 1995-06-28 1997-01-14 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 河川浄化設備
JP2000094544A (ja) * 1998-09-24 2000-04-04 Seisan Nipponsha Kk 合成樹脂連続袋の切取線付設方法及び装置
JP2001010753A (ja) * 1999-06-30 2001-01-16 Dainippon Printing Co Ltd ウェブガイド装置
JP3127649B2 (ja) * 1993-02-09 2001-01-29 ミノルタ株式会社 カプセル化樹脂粒子の製法およびトナーの製法
JP2004224562A (ja) * 2003-01-27 2004-08-12 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 輪転印刷機の制御装置及び制御方法

Patent Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4737984Y1 (ja) * 1968-10-25 1972-11-16
JPS48100272A (ja) * 1972-04-04 1973-12-18
JPS5044081A (ja) * 1973-08-23 1975-04-21
JPS5121188U (ja) * 1974-08-05 1976-02-16
JPS59184639A (ja) * 1983-04-05 1984-10-20 日本フル−ト株式会社 手提げ袋及びその製造方法
JPS60159041A (ja) * 1984-01-30 1985-08-20 旭化成株式会社 合成樹脂フイルムの袋状物の製造方法
JPH0487913A (ja) * 1990-07-27 1992-03-19 Nippon Seiki Co Ltd 包装装置
JPH0691791A (ja) * 1991-10-08 1994-04-05 Kawashima Packaging Mach Ltd ガセット付き三方シール袋の製袋装置
JP3127649B2 (ja) * 1993-02-09 2001-01-29 ミノルタ株式会社 カプセル化樹脂粒子の製法およびトナーの製法
JPH0910753A (ja) * 1995-06-28 1997-01-14 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 河川浄化設備
JP2000094544A (ja) * 1998-09-24 2000-04-04 Seisan Nipponsha Kk 合成樹脂連続袋の切取線付設方法及び装置
JP2001010753A (ja) * 1999-06-30 2001-01-16 Dainippon Printing Co Ltd ウェブガイド装置
JP2004224562A (ja) * 2003-01-27 2004-08-12 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 輪転印刷機の制御装置及び制御方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101668330B1 (ko) 2015-07-16 2016-10-25 주식회사 백구 주머니형 구두닦이용 티슈 제조장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US2805973A (en) Method of making packaging materials
AU607484B2 (en) Method and apparatus for producing drawtape bags
US20200307846A1 (en) Machine and Process for Packaging Unique Items
JP6126129B2 (ja) 充填装置
JP5683293B2 (ja) 連結包装製品の製造装置及び製造方法
JP2013198987A (ja) 袋用長尺物製造装置および袋用長尺物製造方法
JP4446245B2 (ja) おにぎりの包装装置
JP5687500B2 (ja) 袋製造装置および袋製造方法
JP5185185B2 (ja) 横形製袋充填機
JP5967863B2 (ja) 自動包装機の繰出し装置
US8991460B2 (en) Assembly for producing paper packaging for fast food, particularly comprising deep coated pleats
JP6586372B2 (ja) 包装装置及び包装方法
KR100654332B1 (ko) 샌드위치 포장대의 포장장치
KR20090111201A (ko) 낱장 절취가능한 비닐시트 묶음 형성장치 및 비닐시트묶음
JP2009280258A (ja) 製袋包装機の縦シール機構
JP2016068946A (ja) 背貼り接合部を有する包装袋の製造方法および充填包装機
JP5635542B2 (ja) 製袋充填機における袋開封部形成装置
JP6531324B2 (ja) 包装装置及び包装方法
JP2021041963A (ja) 縦型充填包装機および被包装物の充填包装方法
JP7305207B2 (ja) 包装装置
JP6378488B2 (ja) ピロー包装装置
TWM549697U (zh) 雙對折機
JP6629553B2 (ja) 包装袋の製造方法
JP2005170420A (ja) 包装袋のシーリング方法及びシーリング機構
JP6125239B2 (ja) 密封袋の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20140325

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150611

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150707

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150731

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20151207

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160509

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160630

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20161121

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20170428

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220908